JPH0796198B2 - 記録紙切断方法 - Google Patents

記録紙切断方法

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Publication number
JPH0796198B2
JPH0796198B2 JP1132780A JP13278089A JPH0796198B2 JP H0796198 B2 JPH0796198 B2 JP H0796198B2 JP 1132780 A JP1132780 A JP 1132780A JP 13278089 A JP13278089 A JP 13278089A JP H0796198 B2 JPH0796198 B2 JP H0796198B2
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JP
Japan
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cutting
recording paper
pulse motor
rotary blade
rotation speed
Prior art date
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JP1132780A
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JPH033797A (ja
Inventor
正博 宗像
和治 大澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリ装置等における記録紙切断方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来、ファクシミリ装置等においては、受信された情報
が連続する記録紙に印字され、該記録紙は適当な箇所で
幅方向に切断され複数の用紙として提供できるようにな
っている。
そのため、記録紙の給紙路には、記録紙切断装置が幅方
向に延在して配設される。該記録紙切断装置は、パルス
モータによって回転される回転刃、及び記録紙切断装置
に固定され、前記回転刃に対向して配設される固定刃を
有している。
第2図は従来の記録紙切断装置の斜視図である。
図において、2は固定刃であり記録紙切断装置に固定さ
れている。1は前記固定刃2に対向して配設された回転
刃、4は該回転刃1を回転させるパルスモータである。
前記回転刃1は、左右の支持部材5、5′に軸支されて
おり、パルスモータ4を回転させることによって揺動す
る。前記支持部材5における回転刃1の支持位置は、前
記支持部材5′よりも高く設定される。そして、回転刃
1は、パルスモータ4によって揺動されるとともに、固
定刃2と摺動(しゅうどう)し、その接触点Pが幅方向
に移動して、記録紙3は切断される。
次に、前記記録紙切断装置の動作について説明する。
図示しない記録紙送り装置により送られた記録紙3は、
前記パルスモータ4が駆動し、回転刃1が揺動すること
によって切断される。すなわち、前記接触点Pが図にお
ける右方から左方に移動して、記録紙3を切断する。切
断完了後、前記回転刃1は逆回転させられ、ホームポジ
ションに戻される。このとき、前記接触点Pは図におけ
る右端に移動する。
第3図は従来の記録紙切断装置における切り始めから切
り終わりまでの切断トルク値を示した図である。
図において、切断トルク値は、記録紙3(図2)におけ
る切断位置によって異なる特性を有することが分かる。
すなわち、切り始めは切断トルク値が高く、次第に低下
する。そして、定常状態においては切断トルク値は低い
まま維持され、切り終わりにおいて再び切断トルク値が
上昇する。
第4図は従来の切断工程のおけるパルスモータの回転数
とモータ出力トルクとの関係を示した図である。
図において、パルスモータ4(図2)の回転数が低いと
モータ出力トルクが高くなり、パルスモータ4の回転数
が高いとモータ出力トルクが低くなることが分かる。
第5図は従来の記録紙切断方法におけるカッタ回転状
態、パルスモータの回転数、及びそれにより得られるモ
ータ出力トルクを示す図である。
記録紙3(図2)の切断工程においては、必要な最大切
断トルク値が高くなるので、パルスモータの回転数が低
くなり、回転刃1をホームポジションに戻すときには、
必要な最大切断トルク値が低くなるので、パルスモータ
の回転数が高くなる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記構成の記録紙切断方法においては、
記録紙3を切断するときのパルスモータ4の回転数が低
くなるため、記録紙3の切断時間が長くなり、複数枚の
記録紙3に及ぶ情報について送受信する場合に通信時間
を短縮することができない。
また、必要以上のモータ出力トルクを発生し続けるとパ
ルスモータ4の発熱量が多くなり、パルスモータ4の寿
命を短くしたり、他の部品に対して悪影響を与えること
がある。
本発明は、前記従来の記録紙切断方法の問題点を解決し
て、記録紙の切断時間を短くし、情報の通信時間を短縮
するとともに、パルスモータの発熱量を少なくしてその
寿命を長くし、しかも、必要以上のモータ出力トルクに
よる他の部品への悪影響を少なくすることができる記録
紙切断方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の記録紙切断方法においては、固定
刃と対向させて揺動自在に支持された回転刃を、パルス
モータによって揺動させ、前記固定刃と回転刃との接触
点を移動させることによって記録紙を切断するようにな
っている。
そして、該記録紙の切断工程における切り始め及び切り
終わりに、前記パルスモータの回転数を低く設定して、
前記回転刃を低速で揺動させ、前記記録紙の切断工程に
おける切り始め及び切り終わり以外の切断途中におい
て、前記パルスモータの回転数を高く設定して、前記回
転刃を高速で揺動させる。
(作用) 本発明によれば、前記のように記録紙切断方法において
は、固定刃と対向させて揺動自在に支持された回転刃
を、パルスモータによって揺動させ、前記固定刃と回転
刃との接触点を移動させることによって記録紙を切断す
るようになっている。
そして、該記録紙の切断工程における切り始め及び切り
終わりに、前記パルスモータの回転数を低く設定して、
前記回転刃を低速で揺動させ、前記記録紙の切断工程に
おける切り始め及び切り終わり以外の切断途中におい
て、前記パルスモータの回転数を高く設定して、前記回
転刃を高速で揺動させる。
この場合、記録紙の切断工程における切り始め及び切り
終わりに、前記パルスモータの回転数が低く設定される
ので、切り始め及び切り終わりの切断トルク値を大きく
することができる。
また、記録紙の切断工程における切り始め及び切り終わ
り以外の切断途中において、前記パルスモータの回転数
が高く設定されるので、前記回転刃が高速で揺動させら
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の記録紙切断方法におけるカッタ回転状
態、パルスモータの回転数、及びそれにより得られるモ
ータ出力トルクを示したタイミングチャートである。
上述したように、記録紙の切断工程における切断トルク
値は、記録紙切断装置の種類によって異なる切断トルク
値特性を持っている。例えば、前記従来の記録紙切断装
置の切断トルク値特性は、切り始めと切り終わりに切断
トルク値が高くなり、切断途中においては切断トルク値
が比較的低くなる。
そこで、本発明の記録紙切断方法においては、まず、前
記切断トルク値特性が求められ、該切断トルク値特性に
合わせて切断工程におけるパルスモータの回転数が設定
される。
すなわち、記録紙の切断工程における切り始めと切り終
わりにおいては、切断トルク値を大きくする必要がある
ので、パルスモータの回転数が低く設定され、出力トル
クが大きくされる。なお、このとき、回転刃が低速で揺
動させられる。
また、記録紙の切断工程における切り始めと切り終わり
以外の切断途中においては、切断トルク値を大きくする
必要がないのて、パルスモータの回転数が高く設定さ
れ、出力トルクが小さくされる。なお、このとき、前記
回転刃が高速で揺動させられる。したがって、記録紙の
切断時間を短くすることができ、情報の通信時間を短縮
することができる。
また、記録紙の切断工程において、パルスモータの出力
トルクが必要以上に大きくなることがないので、パルス
モータの発熱量が少なくなり、温度上昇を抑制すること
ができる。したがって、パルスモータの寿命を長くする
ことができるとともに、他の部品に与える悪影響を少な
くすることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であ
り、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
また、例えば、本実施例においてはファクシミリ装置に
ついて説明したが、切断装置を搭載した他の装置にも採
用することができる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、記録紙切
断方法においては、固定刃と対向させて揺動自在に支持
された回転刃を、パルスモータによって揺動させ、前記
固定刃と回転刃との接触点を移動させることによって記
録紙を切断するようになっている。
そして、該記録紙の切断工程における切り始め及び切り
終わりに、前記パルスモータの回転数を低く設定して、
前記回転刃を低速で揺動させ、前記記録紙の切断工程に
おける切り始め及び切り終わり以外の切断途中におい
て、前記パルスモータの回転数を高く設定して、前記回
転刃を高速で揺動させる。
この場合、記録紙の切断工程における切り始め及び切り
終わりに、前記パルスモータの回転数が低く設定される
ので、切り始め及び切り終わりの切断トルク値を大きく
することができる。
また、記録紙の切断工程における切り始め及び切り終わ
り以外の切断途中において、前記回転刃が高速で揺動さ
せられるので、記録紙の切断時間を短くすることがで
き、情報の通信時間を短縮することができる。
また、記録紙の切断工程において、パルスモータの出力
トルクが必要以上に大きくなることがないので、パルス
モータの発熱量が少なくなり、温度上昇を抑制すること
ができる。したがって、パルスモータの寿命を長くする
ことができるとともに、他の部品に与える悪影響を少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録紙切断方法におけるカッタ回転状
態、パルスモータの回転数、及びそれにより得られるモ
ータ出力トルクを示したタイミングチャート、第2図は
従来の記録紙切断装置の斜視図、第3図は従来の記録紙
切断装置における切り始めから切り終わりまでの切断ト
ルク値を示した図、第4図は従来の切断工程のおけるパ
ルスモータの回転数とモータ出力トルクとの関係を示し
た図、第5図は従来の記録紙切断方法におけるカッタ回
転状態、パルスモータの回転数、及びそれにより得られ
るモータ出力トルクを示す図である。 1……回転刃、2……固定刃、3……記録紙、4……パ
ルスモータ、5、5′……支持部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定刃と対向させて揺動自在に支持された
    回転刃を、パルスモータによって揺動させ、前記固定刃
    と回転刃との接触点を移動させることによって記録紙を
    切断する記録紙切断方法において、 (a)前記記録紙の切断工程における切り始め及び切り
    終わりに、前記パルスモータの回転数を低く設定して、
    前記回転刃を低速で揺動させ、 (b)前記記録紙の切断工程における切り始め及び切り
    終わり以外の切断途中において、前記パルスモータの回
    転数を高く設定して、前記回転刃を高速で揺動させるこ
    とを特徴とする記録紙切断方法。
JP1132780A 1989-05-29 1989-05-29 記録紙切断方法 Expired - Lifetime JPH0796198B2 (ja)

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