JP2648016B2 - 紙切断装置 - Google Patents

紙切断装置

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JP2648016B2
JP2648016B2 JP28817990A JP28817990A JP2648016B2 JP 2648016 B2 JP2648016 B2 JP 2648016B2 JP 28817990 A JP28817990 A JP 28817990A JP 28817990 A JP28817990 A JP 28817990A JP 2648016 B2 JP2648016 B2 JP 2648016B2
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cam
radius
rotation
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栄 椎田
功 足立
秀徳 下妻
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、搬送される長尺状の用紙を切断する紙切断
装置に関する。
従来の技術 例えば、レシート発行用の記録装置、或いは、チケッ
トを発行する記録装置においては、長尺状の用紙を搬送
して必要な情報を記録し、所定の長さ毎に長尺状の用紙
を可動刃により切断している。その記録装置の一例を第
4図に示す。用紙1は複数の搬送ローラ2によりストッ
カ3に向けて搬送される過程で紙切断装置4により切断
され、サーマルヘッド5によりインクリボン6のインク
が転写される。
次に、前記紙切断装置4の一例を第5図に示す。7は
モータで、このモータ7に駆動される駆動プーリ8と従
動プーリ9とにベルト10が巻回され、従動プーリ10が回
転自在に保持された軸11には、カム12とこのカム12を前
記従動プーリ9に連結するクラッチである電磁クラッチ
13とが装着されている。この電磁クラッチ13は駆動側の
トルクを従動側に伝達するスプリング(図示せず)を内
蔵するスプリングクラッチである。したがって、電磁ク
ラッチ13の従動側は、スプリングとの摩擦力により駆動
側から回転力を受けるが通常はレバー14により回り止め
され、駆動側のみが回転する。レバー14はソレノイド15
のプランジャ16に連結されて軸17により回動自在に保持
され、ソレノイド15を励磁し、レバー14を回動させて電
磁クラッチ13の従動側から退避させた時に、従動プーリ
9の回転が前記カム12に伝達される。カム12が一回転す
るまでの間にはソレノイド15への通電が遮断されるた
め、レバー14が復帰する。したがって、カム12が一回転
した時に、電磁クラッチ13の従動側とレバー14との係合
により従動プーリ9とカム12との間が動力遮断状態に維
持される。18は用紙1を通す用紙通路で、この用紙通路
18と直交する方向に移動する可動刃19が下方に付勢され
て設けられている。この可動刃19には前記カム12の外周
面に支えられたカムフォロワ20が設けられている。第6
図に示すように、カム12はその回転中心からの最小半径
をR1最大半径をR2としてこれらの最小半径をR1の外周部
と最大半径をR2の外周部との間を連続的に変化する半径
で結んだもので、一回転することにより可動刃19が一往
復して用紙1を切断する。
発明が解決しようとする課題 以上のように、カム12は可動刃19の動作を制御するも
のであるが、電磁クラッチ13が動力遮断状態であるにも
拘らず、外部からの振動や衝撃等によりカム12の回転が
進行した場合、可動刃19の停止位置が不安定になる。こ
の結果、可動刃19が用紙通路18に干渉する位置で停止す
ることがあり、この状態で用紙1を搬送すると、用紙1
の先端が可動刃19に当接してジャムが発生する。また、
電磁クラッチ13が動力遮断状態に維持されているにも拘
らず、従動側のカム12が回転すると、カム12から電磁ク
ラッチ13のスプリング等に無理な外力が掛かる問題があ
る。このようなことから、カム12の外周面にカムフォロ
ワ20に係合する凹部を形成する考えがあるが、その凹部
の近傍のカム12の外周の半径は小さな回転角の範囲で大
きく変化するため、カムフォロワ20との係合時に発生す
る騒音が大きくなり、しかも、カム12を始動させる時に
大きな駆動力を必要とする。
課題を解決するための手段 長尺状の用紙が搬送される用紙通路と、一方向に付勢
されて前記用紙通路と交叉する方向に往復動自在に保持
された可動刃と、この可動刃の一部に設けられたカムフ
ォロワと、回転中心からの半径が連続的に変化されて外
周面が前記カムフォロワに当接されたカムと、このカム
をモータに連結するクラッチと、前記カムの回転中心か
らの半径が一定に定められこのカムの外周面に形成され
て前記カムフォロワを支えるホーム位置設定面と、前記
カムの回転中心からの半径が前記ホーム位置設定面の半
径よりやや大きい半径に定められ少なくとも前記ホーム
位置設定面の回転方向後方側の近傍に位置されて前記カ
ムの外周面に形成された最大半径面と、一端が前記ホー
ム位置設定面から屈曲されて前記最大半径面に向かうに
従い次第にこの最大半径面の半径に等しくなる傾斜面と
により構成した。
作用 カムはクラッチを介してモータに駆動されて一回転す
るが、クラッチが動力遮断状態になっているにも拘らず
外部からの振動や衝撃等の影響により回転方向に回転力
が与えられた場合には、カムフォロワに傾斜面が当接す
る時の抵抗が次第に大きくなるため、傾斜面の手前のホ
ーム位置設定面をカムフォロワに接触させた定位置でカ
ムが停止される。これにともない、可動刃が用紙通路か
ら離反した定位置で停止され、ジャムの発生が防止さ
れ、さらに、クラッチにカムから無理な外力が作用する
状態が回避される。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。第4図及び第5図において説明した部分と同一
部分は同一符号を用い説明も省略する。21はカムで、こ
のカム21の外周面には可動刃19のカムフォロワ20が当接
されている。このカム21の外周面には、可動刃19を用紙
通路18の上方に退避させるように定位置で静止させるホ
ーム位置設定面23と、このホーム位置設定面23の回転方
向後方側に位置する最大半径面24と、前記ホーム位置設
定面23の回転方向進行側に位置する最大半径面25とが形
成されている。前記ホーム位置設定面23は一定の範囲に
渡りカム21の回転中心22からの半径がR2に定められ、前
記最大半径面24,25の半径はR2よりやや大きいR3に定め
られている。また、これらの最大半径面24,25と、回転
中心からの半径がR1に定められた最小半径面26とは連続
的に滑らかに変化する半径により結ばれている。さら
に、前記カム21の外周面には、前記ホーム位置設定面23
の回転方向後方側から屈曲されて前記最大半径面24に向
かうに従い次第に回転中心22からの半径が半径R3に等し
くなる傾斜面27と、ホーム位置設定面23の回転方向進行
側から屈曲されて前記最大半径面25に向かうに従い次第
に回転中心22からの半径が半径R3に等しくなる傾斜面28
とが形成されている。
ここで、前記傾斜面27の付近の部分Aを第2図に、前
記傾斜面28の付近の部分Bを第3図に拡大して示す。回
転方向後方側の最大半径面24の接線と傾斜面27との角度
をθ、回転方向進行側の最大半径面25の接線と傾斜面
28との角度をθとすると、θ>θなる関係に定め
られている。
このような構成において、第1図に示すように、カム
21はホーム位置設定面23と傾斜面27との境界部がカムフ
ォロワ20に当接する定位置で停止される。この状態で電
磁クラッチ13を動力伝達状態に切り替えてカム21を矢印
方向(反時計方向)に一回転させることにより、可動刃
19が一往復する。ここで、カム21が一回転するまでに電
磁クラッチ13は動力遮断状態に切り替えられる。この時
に、外部からの振動や衝撃等によりカム21に反時計方向
への回転力が作用することがあっても、カムフォロワ20
に傾斜面27が当接する時の抵抗が次第に大きくなるた
め、傾斜面27の手前のホーム位置設定面23をカムフォロ
ワ20に接触させた定位置でカム21が停止される。これに
より、カム21から電磁クラッチ13のスプリング等に無理
な外力が掛かることを防止することができる。また、電
磁クラッチ13のスプリングの疲労等の理由で電磁クラッ
チ13による回転伝達効率が悪いような場合でも、カムフ
ォロワ20の下に傾斜面28が達しさえすれば、カム21はカ
ムフォロワ20に対する抵抗が少なくなる反時計方向に回
転してホーム位置設定面23でカムフォロワ20を支えた状
態で静止する。したがって、可動刃19が用紙通路18から
離反する定位置で停止され、ジャムの発生が防止され
る。
発明の効果 本発明は上述のように、長尺状の用紙が搬送される用
紙通路と、一方向に付勢されて前記用紙通路と交叉する
方向に往復動自在に保持された可動刃と、この可動刃の
一部に設けられたカムフォロワと、回転中心からの半径
が連続的に変化されて外周面が前記カムフォロワに当接
されたカムと、このカムをモータに連結するクラッチ
と、前記カムの回転中心からの半径が一定に定められこ
のカムの外周面に形成されて前記カムフォロワを支える
ホーム位置設定面と、前記カムの回転中心からの半径が
前記ホーム位置設定面の半径よりやや大きい半径に定め
られ少なくとも前記ホーム位置設定面の回転方向後方側
の近傍に位置されて前記カムの外周面に形成された最大
半径面と、一端が前記ホーム位置設定面から屈曲されて
前記最大半径面に向かうに従い次第にこの最大半径面の
半径に等しくなる傾斜面とにより構成したので、カムは
クラッチを介してモータに駆動されて一回転するが、ク
ラッチが動力遮断状態になっているにも拘らず外部から
の振動や衝撃等の影響により回転方向に回動力が与えら
れた場合には、カムフォロワに傾斜面が当接する時の抵
抗が次第に大きくなるため、傾斜面の手前のホーム位置
設定面をカムフォロワに接触させた定位置でカムが停止
される。これにともない、可動刃が用紙通路から離反さ
せた定位置で停止され、ジャムの発生が防止され、さら
に、クラッチにカムから無理な外力が作用する状態が回
避される等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はカムの正面図、第2図及び第3図はカムの外周
面の一部を示す説明図、第4図ないし第6図は従来例を
示すもので、第4図は記録装置の内部構造を示す正面
図、第5図は紙切断装置を示す正面図、第6図はカムの
正面図である。 1……用紙、7……モータ、13……クラッチ、18……用
紙通路、19……可動刃、20……カムフォロワ、21……カ
ム、22……回転中心、23……ホーム位置設定面、24……
最大半径面、27……傾斜面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の用紙が搬送される用紙通路と、一
    方向に付勢されて前記用紙通路と交叉する方向に往復動
    自在に保持された可動刃と、この可動刃の一部に設けら
    れたカムフォロワと、回転中心からの半径が連続的に変
    化されて外周面が前記カムフォロワに当接されたカム
    と、このカムをモータに連結するクラッチと、前記カム
    の回転中心からの半径が一定に定められこのカムの外周
    面に形成されて前記カムフォロワを支えるホーム位置設
    定面と、前記カムの回転中心からの半径が前記ホーム位
    置設定面の半径よりやや大きい半径に定められ少なくと
    も前記ホーム位置設定面の回転方向後方側の近傍に位置
    されて前記カムの外周面に形成された最大半径面と、一
    端が前記ホーム位置設定面から屈曲されて前記最大半径
    面に向かうに従い次第にこの最大半径面の半径に等しく
    なる傾斜面とよりなることを特徴とする紙切断装置。
JP28817990A 1990-10-25 1990-10-25 紙切断装置 Expired - Lifetime JP2648016B2 (ja)

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JPH04164595A JPH04164595A (ja) 1992-06-10
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