JP2013155915A - 熱源機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
バーナと熱交換器を備え、熱交換器で加熱した湯水を供給する運転を実施可能な熱源機に、運転量又は運転時間に係る運転情報を取得して積算する制御手段を設ける。そして、制御手段が積算した運転情報の積算値が、所定の基準値に達したことを条件に、メンテナンスの実行時期であることを報知する報知動作を実施する。このとき、報知動作は、所定の運転開始条件が満たされてから所定時間が経過した後で、通常の運転と通常の運転とは異なる基準に基づいて湯水を供給する報知時運転とを切り替える。
【選択図】図2
Description
である。
したがって、使用者が本発明の熱源機を使用していくと、使用開始から継続して行われていた動作が、使用中に異なる動作へと切り替わることとなる。このように、使用中に動作が切り替わると、使用者は、切り替わる前の動作と切り替え後の動作を体感することとなり、切り替え後の動作が明らかに以前の状態とは異なっていることが痛感できる。即ち、比較の対象となり得る通常の運転と、通常とは異なる運転である報知時運転とを連続して実施することで、通常の運転と報知時運転との区別がつきやすくなり、実行された報知時運転は通常の運転ではないことを使用者に対して強調できる。このことにより、メンテナンスが必要な時期において、熱源機が通常の動作をしていないことを使用者により強く感じさせることができるので、使用者により確実にメンテナンスの必要性を実感させることができる。
なお、本発明の熱源機は、メンテナンスの必要性を判断する際、バーナの燃焼量に係る情報、熱源機の継続運転時間に係る情報、所定部分を流れる湯水の流量に係る情報、ドレンを外部に排出するための中和器に係る情報等の運転情報を制御装置が取得し、制御装置が取得した値、又は制御装置が取得した値に基づいて算出された値が所定の基準値に達したことを条件として、メンテナンスの必要性を判断している。このようにメンテナンスの必要性を判断することにより、メンテナンスの必要性の有無を正確に判断できる。
具体的に説明すると、熱源機を稼働させ、湯水を供給する動作を開始すると、開始してから所定の時間が経過するまでは、要求された出湯量で湯水を供給できないことがある。即ち、給湯栓を開く等して熱源機に給湯要求した場合、要求したよりも少ない量で湯水が出湯されることがある。この場合、給湯栓から吐出される湯水の出湯量は、時間の経過とともに増加していき、やがて、要求された出湯量で湯水が吐出される。そして、その後、安定して要求された出湯量で湯水が吐出される。
そこで、本発明の熱源機は、上記した条件を満たし、要求された出湯量となったことを条件として、報知時運転を実施してもよい。別言すると、熱源機の動作を安定したことを条件として、報知時運転を実施してもよい。このような構成によると、使用者は、出湯量が安定した通常の動作と、通常とは異なる運転である報知時運転とを連続して実施することで、通常の運転と報知時運転との区別がよりつきやすくなる。このことにより、使用者に熱源機が通常の動作をしていないこと強く感じさせることができるので、使用者により確実にメンテナンスの必要性を実感させることができる。
また、燃焼部3には、バーナの近傍に火炎温度検知手段14が配されている。火炎温度検知手段14は、公知の熱電対等であって、バーナで形成される火炎の温度を検知する機能を有する。
より具体的には、熱源機1の運用が開始され、燃焼動作が実施されると、燃焼動作が開始されてから停止されるまでの時間が燃焼時間として取得される。このとき、この燃焼時間は、最大燃焼量を基準として算出される。例えば、最大燃焼量で10分間の燃焼動作を行った場合、燃焼時間は10分となる。それに対し、最大燃焼量の2分の1の燃焼量で10分間の燃焼動作を行った場合、燃焼時間は5分間(1/2×10)となる。即ち、最大燃焼量に対する実際の燃焼動作における燃焼量の比率と、燃焼動作を実施した時間に基づいて燃焼時間が取得され、取得された燃焼時間が積算されていく。
供給前出湯温度センサ32は、給湯栓20へ供給する湯水の温度を検知可能となっている。
この高温側出湯温度センサ31及び供給前出湯温度センサ32は、制御装置7と電気的に接続されている。
したがって、熱源機1の運用を継続していくと、燃焼動作を実施する度にドレンが発生するので、中和器37内では発生したドレンの中和処理が継続的に実施される。すると、中和器37内では、ドレンを中和する度に中和剤が減少していくこととなるので、やがて、中和器37内に必要な量の中和剤が保持されなくなってしまう。
なお、積算燃焼時間stは、熱源機1の初期導入時、又はメンテナンス等により燃焼時間がリセットされてから報知動作実施時までの燃焼時間の総和となっている。
つまり、本実施形態の報知動作では、MOQ(最低作動流量)以上の入水流量が検出されることを運転開始条件とし、経過時間tが所定基準値T3以上であることで所定時間が経過することを切替開始条件として、運転開始条件が満たされた後で切替開始条件が満たされてから、通常の運転と、報知時運転とを切り替える。
詳述すると、直前に一般給湯運転動作を実施していた場合であって、出湯量Qa(例えば、15L/min)であった場合、この出湯量Qa(例えば、15L/min)より少ない出湯量Qb(例えば、10L/min)で出湯する。
またさらに、直前に上述の湯水制限動作を実施していた場合、即ち、すでに一般給湯運転動作に比べて出湯量を減少させた状態である場合、一般給湯運転動作に比べて出湯量を減少させた状態から、さらに流量を減少させる。即ち、湯水制限動作によって、すでに制限時流量Q1(例えば、8L/min)まで減少させていた場合、この制限時流量Q1(例えば、8L/min)より少ない出湯量Q2(例えば、4L/min)で出湯する。
このとき、報知時運転時の出湯量(Qb,Q2)は、通常の運転時の流量(Qa,Q1)や通常の運転で要求された給湯量に対して所定の割合で減少させてもよく、通常の運転時の流量(Qa,Q1)から規定量だけ減少させてもよい。また、報知時運転の出湯量(Qb,Q2)を、予め規定した流量Qα(例えば、4L/min)としてもよい。
なお、報知時運転の出湯量(Qb,Q2)は、MOQ(最低作動流量であり、本実施形態では3L/min)以上とする。
しかしながら、本発明の報知動作はこれに限るものではない。即ち、入水管24でMOQ(最低作動流量)以上の入水流量が検出されてから(ステップ1でYesとなってから)所定時間が経過する間だけ報知時運転を実施し、所定時間が経過したのち通常の動作を実施してもよい。別言すると、所定時間だけ報知時運転を実施した後、通常の動作を実施してもよい。したがって、例えば、所定時間だけ出湯量を増加した状態で湯水を供給する報知時運転を実施し、その後、通常の運転を実施してもよい。
しかし、一般的に使用者は、便利な状況を体感した後に不便な状況を体感すると、不便な状況を体感した後に便利な状況を体感した場合と比べて、メンテナンスの必要性を強く感じることが多い。そのため、所定時間だけ通常の動作を実施した後、報知時運転を実施する構成がより望ましい。
しかしながら、本発明の熱源機はこれに限るものではない。例えば、リモートコントローラを設けた熱源機であってもよい。このとき、リモートコントローラにスピーカ(音声発生手段)や液晶ディスプレイ(表示手段)を設け、これらによって、音声及び/又は映像によってメンテナンスが必要な旨を報知する構成であってもよい。つまり、音声報知、映像報知に加えて、上述の報知動作を実施してもよい。この場合、音声報知や映像報知に加えて、動作によってもメンテナンスが必要な旨が報知されるので、使用者はメンテナンスの必要性をより強く実感する。また、当然のことながら、本発明は、スピーカ(音声発生手段)や液晶ディスプレイ(表示手段)を設けず、単純な操作のみが可能なリモートコントローラを備えた熱源機であってもよい。
例えば、熱源機設置時等からの経過時間tαと、適宜変更可能な所定基準値TA、TBとをそれぞれ比較して、メンテナンス時期か否かの判断、メンテナンス時期が近づいているか否かの判断を実施してもよい。
このとき、中和剤の減少量を取得する手段としては、中和器37よりドレンの流れ方向下流側に位置する配管に濃度検知手段(PH計等)を取り付け、濃度検知手段が取得した値(中和器37から排出されたドレン水の濃度に係る値)に基いて、中和剤の減少量を判断してもよい。また、中和器37に重量検知手段(重量センサ)を取り付け、重量検知手段が取得した値(中和器37の重量に係る値)に基いて中和剤の減少量を判断してもよい。
加えて、中和器37から中和したドレンを外部へ排出する際に、ポンプ等によって排出動作を実施する場合、即ち、中和器37内のドレン水の水位が所定以上となったことを条件として、ポンプ等を稼働してドレンの排出動作を実施する構成を採用した場合、ドレンの排出動作を実施した回数から、中和剤の減少量を判断してもよい。
5 一次熱交換器(熱交換器)
6 二次熱交換器(熱交換器)
7 制御装置(制御手段)
24 入水管
37 中和器
Claims (7)
- 燃料を燃焼する燃焼動作を実施するバーナと、バーナが作動して生成される燃焼ガスと湯水との間で熱交換する熱交換器とを備え、熱交換器で加熱した湯水を供給する運転を実施可能であり、メンテナンスの実行時期であることを報知する報知動作を実施する熱源機であって、
前記バーナの燃焼量に係る情報、前記運転の運転時間に係る情報、所定部分を流れる湯水の流量に係る情報、熱交換器で発生したドレンを中和して外部に排出するための中和器に係る情報、の少なくともいずれかの情報を含む運転情報を取得する制御手段を有し、
当該制御手段が取得した運転情報の値、又は、当該制御手段が積算した運転情報の積算値が所定の基準値に達したことを条件に前記報知動作が実施され、
前記報知動作は、所定の運転開始条件が満たされた後で、所定の切替開始条件が満たされてから、通常の運転と、通常の運転とは異なる基準に基づいて湯水を供給する報知時運転とを切り替えることを特徴とする熱源機。 - 所定時間の経過を上記切替開始条件とすることを特徴とする請求項1に記載の熱源機。
- 前記熱交換器の上流側に位置して少なくとも前記熱交換器に供給される湯水が流れる入水管を有しており、
前記入水管を流れる湯水の流量が前記燃焼動作に必要な最小限度以上であることを前記運転開始条件とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機。 - 各種運転を指示する操作手段を有しており、当該操作手段で操作が確認されたことを前記運転開始条件とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱源機。
- 前記報知時運転は、通常の給湯運転と比べて、出湯量、出湯温度、バーナの燃焼量、熱交換器への通水量、の少なくともいずれかが異なるように湯水を供給する運転であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の熱源機。
- 前記報知動作は、音声による報知を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の熱源機。
- 前記熱交換器で発生したドレンを中和して外部に排出するための中和器を備えており、
前記運転情報から前記中和器のメンテナンス時期を予測し、前記報知動作によって前記中和器のメンテナンス時期の到来を報知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の熱源機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016188740A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
JP2017020751A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社ノーリツ | 複数台の給湯器の制御装置および給湯システム |
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JP2004169930A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-17 | Noritz Corp | 給湯装置 |
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