JP5828264B2 - 熱源機 - Google Patents
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Description
さらにまた、注水袋を取付けるという構成では、熱源機の設置作業時に施工業者が注水袋への注水作業を実施せねばならず、施工業者の負担が増加してしまうという問題もあった。
さらにまた、本発明の風呂落とし込み系統から注水管を分岐させる構成によると、熱源機内部の水封装置付近に広い空間が確保できない場合であっても、水封装置への湯水供給動作を実施できる。即ち、風呂落とし込み系統の配管を、浴槽への湯水の落とし込みと、水封装置への湯水供給動作とに共用することにより、風呂落とし込み系統の配管を配する領域だけ確保すればよく、湯水供給動作を実施するための機器(例えば、上記した注水袋)を設置するための領域を新たに確保する必要が無い。このことにより、小型化した熱源機のように内部に広い空間がない場合であっても、水封装置への湯水供給動作を実施できる。
具体的に説明すると、上記したように、水道法には、水道の給水管と水道以外の管との直接接続を禁止する規定がある。そのため、風呂落とし込み系統には、浴槽側から上流の給湯側へと湯水が逆流して流れないように、ホッパ装置、縁切り弁装置等の逆流防止手段が形成されている。ここで、本発明の熱源機では、このような逆流防止手段の下流側に注水管を形成している。このことにより、風呂落とし込み系統の逆流防止手段を、水封装置からのドレン水の逆流防止のために使用することができる。このことにより、水封装置から注水管を介して上流へと向かう、ドレン水の逆流を確実に防止することができる。そして、このドレンの逆流防止のために新たな弁等の部材を設ける必要がないため、熱源機の製造コストを低減できる。
また、風呂落とし込み系統から水封装置側へ湯水を供給することで、給水源(水道)の水圧による流量変動の影響を直接受けないので、水封装置への適正な湯水の供給が容易に実施できるという効果がある。
さらにまた、風呂落とし込み系統の配管を、浴槽への湯水の落とし込みと、水封装置側への湯水供給動作とに共用できるので、水封装置への注水のために熱源機の内部に新たに部材を配する必要がない。そのことにより、内部に広い空間が確保できない小型化された熱源機であっても、水封装置等の部材の大きさを変更することなく、水封装置への注水動作を実施できるという効果がある。
そして、燃焼部10、熱交換部12、排気部13の各内部を連通する空間が形成され、燃焼部10で発生した燃焼ガスが流動可能となっている。このことにより、燃焼装置2を稼動すると、燃焼部10で発生した燃焼ガスが熱交換部12へと流れ、排気部13へと至る。そして、排気部13の排気口から外部へ放出される。
具体的に説明すると、図4で示されるように、湯水が順方向に流れて逆流防止装置40を経由する場合、湯水が主流路66と副流路67とに分岐する構造となっている。このとき、主流路66を介して逆流防止装置40に流入した湯水は、2つの逆止弁41a,41bを通過して、配管接続口65から下流側へと流出する。このとき、副流路67を介して逆流防止装置40に流入した湯水は、逆流遮断装置42の逆流防止弁68を押圧して湯水排出口69を閉じた状態とする。このように、逆流防止弁68が閉弁されることで、主流路66から流入した湯水が湯水排出口69から配管外部へ排出されることなく、配管接続口65側へと流れる構成となっている。即ち、主流路66から流れた湯水が1つめの逆止弁41aを通過したときに湯水排出口69側へ流れてしまっても、湯水排出口69が逆流防止弁68によって閉塞されているため、ここから配管外部へ流出することがない。このことにより、湯水は2つめの逆止弁41b側へと流れていき、配管接続口65から下流側へと流出する。
なお、追い焚き用熱交換器45では、燃焼装置2の熱交換部12を経由するように形成される循環流路を流れる液体(熱媒)と、浴槽46を含む風呂戻り管35、風呂往き管36によって形成される循環流路を流れる湯水とが熱交換可能となっている。
また、このとき、中和装置へ湯水を供給するための注水管を貯留装置に接続する構成であってもよい。つまり、注水管は、風呂落とし込み系統のいずれかの部分と中和装置の間に設けられればよく、注水管の接続位置は、風呂落とし込み管に限るものではない。
このような注水動作につき、具体的に説明すると、注水動作が開始され、中和装置51内の水位が所定の高さL1(目標とする高さL2より低い高さ)となったことが中和装置51の水位検出手段によって検知されると、風呂用流量センサ38による湯水の供給量の積算を開始する。そして、中和装置51の水位が所定の高さL1となった状態から、所定の量の湯水を中和装置51に供給したことを条件に、注水動作を停止する。本発明の熱源機では、このような注水動作であっても、中和装置51への湯水の供給が可能となっている。
6 風呂落とし込み系統
15 バーナ
18 二次熱交換器(熱交換器)
20 ドレン排出系統
34 風呂落とし込み管
40 逆流防止装置(逆流防止手段)
43 三方弁(流路切替手段)
44 接点スイッチ(流路検知手段)
51 中和装置(水封装置)
52 注水管
Claims (3)
- 燃料を燃焼するバーナと、バーナが作動して生成される燃焼ガスの主に潜熱を回収する熱交換器とを備えた熱源機であって、
浴槽に湯水を落とし込む風呂落とし込み系統と、前記熱交換器で発生したドレンを中和して外部に排出するためのドレン排出系統とを有し、
ドレン排出系統には、上流側から下流側への気体の流れを遮断する水封装置が設けられており、
風呂落とし込み系統から分岐した注水管が、前記水封装置及び/又は前記水封装置の上流部分と連続しており、
前記注水管が分岐する分岐部には、浴槽側へ湯水を注水可能な状態と、前記水封装置側へ湯水を注水可能な状態とを切替え可能な流路切替手段が設けられると共に、浴槽側へ湯水を注水可能な状態と、前記水封装置側へ湯水を注水可能な状態のいずれの状態であるかを検知可能な流路検知手段が設けられ、
前記水封装置は、ドレンを中和して排出するための中和装置と一体に形成され、内部のドレン及び/又は湯水の水位を検出する水位検出手段を有しており、
水封装置内部の水位が所定の水位以上であることが検出されたことを条件に、水封装置への注水を停止することを特徴とする熱源機。 - 前記風呂落とし込み系統は、下流側から上流側への湯水の流れを防止する逆流防止手段を備え、
風呂落とし込み系統の一部を形成する風呂落とし込み管と、前記注水管とが交わる分岐部は、前記逆流防止手段より下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の熱源機。 - 前記流路検知手段が、水封装置側へ湯水を注水可能な状態であると検知したことを条件に、水封装置への注水を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機。
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