JP6150121B2 - 逆流防止装置 - Google Patents
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Description
同図に示す逆流防止装置Bにおいては、逆止弁25が装着された流水路70を内部に形成している管体部7に、逃がし弁(大気開放弁)8が設けられている。逃がし弁8は、管体部7に一体形成されたハウジング部80に、ダイヤフラムタイプの弁体81を組み付けることにより構成されている。ハウジング部80には、内部が流水路70に連通する筒状部82、およびこの筒状部82の周囲を囲むチャンバ83が形成されている。弁体81は、筒状部82の先端開口部82aを開閉可能である。弁体81の背面側には、流水路70の上流側圧力(1次圧)Paが導入された圧力室84が形成されており、弁体81は、通常時においては、1次圧Paの圧力によって前進し、筒状部82の先端開口部82aを閉じている。これに対し、流水路70の上流側に負圧が生じ、1次圧Paが低下すると、弁体81は、バネ85の力によって後退し、筒状部82の先端開口部82aを開状態とする。このことにより、流水路70内に生じている逆流水は、チャンバ83内に流入し、排水口86から外部に排出される。
このような構成によれば、流水路70に逆止弁25を設けただけの場合と比較して、逆流防止効果を高めることができ、逆止弁25に異物の噛み込みが生じたような場合にも逆流防止効果が得られる。
第1に、管体部内の流水路と逃がし弁の排水路とは、管体部内の流水路に対して中心軸がねじれ配置とされたチャンバの内周壁部に設けられた切欠開口部を介して直接連通している。このため、従来技術とは異なり、流水路と逃がし弁との相互間の位置に、これらを互いに接続するための流路を長く延びた状態(z方向に長く延びた状態)に設ける必要はない。したがって、従来技術と比較して、逃がし弁を流水路に接近させた配置に設けることができる。その結果、逃がし弁が管体部の外面から大きく突出することを抑制し、全体の小型化を図ることが可能となる。
第2に、逃がし弁は、流水路に対してz方向において隣接することとなるが、逃がし弁の排水路を構成するチャンバや筒状部は、これらの軸長方向がy方向となるように設けられている。したがって、逃がし弁自体が、z方向に大型化することも適切に回避され、全体の小型化をより的確に図ることができる。
その他、本発明においては、流水路に逆流水が生じた際には、逃がし弁が開状態となることにより、前記逆流水は切欠開口部を通過してチャンバ内に流入した後に、筒状部の先端開口部から筒状部内に流入し、排水口に導かれる。したがって、逆流水の排出処理も的確に行なうことができ、従来と比較して性能が低下するといった不具合もない。
、前記1次側流水路から前記2次側流水路への通水のオン・オフを制御可能な開閉弁を備えている。
なお、本実施形態では、水平方向のうち、2次側流水路12が延びる方向が、本発明で
いう「x方向」に相当し、このx方向に交差する水平方向が本発明でいう「y方向」に相当し、上下方向が本発明でいう「z方向」に相当する。これらの方向については、図面において適宜示す。
52の内部とチャンバ51とは互いに連通する。筒状部52の内部の後端側は、排水ホース接続用の管体部53の内部に連通している。切欠開口部54、チャンバ51、および筒状部52の内部は、2次側流水路12に生じた逆流水を排水口53aに導くための排水路50を構成している。
すなわち、図3において、チャンバ51の正面視の基本形状(切欠開口部54の形成箇所は除く意)は、所定の半径r1の円形状である。これに対し、2次側流水路12のうち、チャンバ51に隣接する領域の流路断面基本形状(切欠開口部54の形成箇所は除く意)は、所定の半径r2の円形状である。ただし、チャンバ51と2次側流水路12との中心間距離L1は、L1<(r1+r2)の関係とされており、チャンバ51として本来形成される箇所と、2次側流水路12として本来形成される箇所とがオーバラップする寸法関係とされている。このオーバラップ部分に相当する箇所が、切欠開口部54として形成されており、この切欠開口部54は、チャンバ51の内周壁部に設けられて、チャンバ51の内部を2次側流水路12に直接対面させて連通させる部位となっている。
CL 中心軸(逃がし弁のチャンバおよび筒状部の)
V1 開閉弁
V2 逃がし弁
1A 第1の管体部
1B 第2の管体部(管体部)
2A,2B 第1および第2の逆止弁(逆止弁)
5 ハウジング部(逃がし弁の)
6 弁体(逃がし弁の)
11 1次側流水路
12 2次側流水路(流水路)
19 隅部
50 排水路(逃がし弁の)
51 チャンバ(逃がし弁の)
52 筒状部
52a 弁座(逃がし弁の)
52b 先端開口部(筒状部の)
53a 排水口
54 切欠開口部
Claims (4)
- 内部に流水路を形成し、かつ少なくとも1つの逆止弁が設けられる管体部と、
この管体部に設けられたハウジング部を利用して構成され、かつ前記流水路に逆流水が生じた際にこの逆流水を排水口に導いて外部に排出するための逃がし弁と、
を備えており、
前記逃がし弁のハウジング部には、弁体によって一面が塞がれるチャンバと、このチャンバ内に設けられて先端部が弁座とされ、かつ前記弁体によって先端開口部が開閉される筒状部とが設けられ、
前記チャンバと前記筒状部の内部とは、前記弁体の開状態時に互いに連通し、かつ前記流水路に生じた逆流水を前記排水口に導くための排水路を構成する、逆流防止装置であって、
前記チャンバおよび前記筒状部の中心軸は、前記流水路が延びるx方向に対して交差するy方向に延び、かつx,y両方向に交差するz方向において前記流水路から離間していることにより、前記流水路に対するねじれ配置とされ、
前記流水路と前記排水路とを連通させるための手段として、前記チャンバの内周壁部に、前記チャンバを前記流水路に連通させる切欠開口部が設けられていることを特徴とする、逆流防止装置。 - 請求項1に記載の逆流防止装置であって、
前記チャンバの正面視基本形状は、所定の半径r1の円形状とされ、かつ前記流水路のうち、前記チャンバに隣接する部分の流路断面基本形状は、所定の半径r2の円形状とされており、
前記チャンバと前記流水路とのz方向における中心間距離L1は、
L1<(r1+r2)
の関係とされている、逆流防止装置。 - 請求項1または2に記載の逆流防止装置であって、
前記管体部が第2の管体部とされるとともに、前記流水路が2次側流水路とされるように、前記管体部の一端側には、前記流水路の上流側に繋がった1次側流水路を内部に形成する第1の管体部がz方向に延びた状態で連設されており、
前記1次側流水路から前記2次側流水路への通水のオン・オフを制御可能な開閉弁を備えている、逆流防止装置。 - 請求項3に記載の逆流防止装置であって、
前記逃がし弁のハウジング部は、前記第1および第2の管体部が互いに交差して形成された隅部に位置し、かつ前記第1および第2の管体部の両者に一体的に繋がっている、逆流防止装置。
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Family Applications (1)
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2013
- 2013-07-25 JP JP2013154770A patent/JP6150121B2/ja active Active
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