JP5370807B2 - 潜熱回収型給湯装置 - Google Patents
潜熱回収型給湯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5370807B2 JP5370807B2 JP2008116387A JP2008116387A JP5370807B2 JP 5370807 B2 JP5370807 B2 JP 5370807B2 JP 2008116387 A JP2008116387 A JP 2008116387A JP 2008116387 A JP2008116387 A JP 2008116387A JP 5370807 B2 JP5370807 B2 JP 5370807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- temperature
- combustion
- exhaust gas
- primary heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
従って、一次熱交換器3の実際の出力とは、缶体温度センサ93の検出温度から第2入水温度センサ81の検出温度を差し引いた温度上昇分に、入水流量センサ72の検出流量を乗じて得られる回収熱量のことである。同様に、二次熱交換器4の実際の出力とは、第2入水温度センサ81の検出温度から第1入水温度センサ73の検出温度を差し引いた温度上昇分に、入水流量センサ72の検出流量を乗じて得られる回収熱量のことである。
二次熱交換器の出力=(Tc2−Tc1)×Q
ここで、Thは缶体温度センサ93の検出温度、Tc2は第2入水温度センサ81の検出温度、Qは入水流量センサ72の検出流量、Tc1は第1入水温度センサ73の検出温度である。次に、一次熱交換器3の出力についての演算値を用いて一次熱交換器3の現時点での熱効率を演算し、得られた一次熱交換器3の熱効率に基づき図3(b)の関係テーブルの関係曲線Eから燃焼排ガス温度を割り出す。一次熱交換器3の熱効率が図3(b)に示すように例えばr%であれば、燃焼排ガス温度としてTe℃が割り出されることになる。そして、割り出された現時点で推測された燃焼排ガス温度が設定許容温度(例えば100℃又は余裕代を見込んで95℃)よりも高くなれば安全処理部232により安全処理を行い、設定許容温度よりも低ければ燃焼排ガス温度の監視を続行する。
4 二次熱交換器
5 燃焼加熱部
6 送風ファン(空気供給手段)
7 入水管(湯水経路)
8 入水接続管(湯水経路)
9 出湯管(湯水経路)
21 リモコン(報知手段)
23 燃焼排ガス温度推測制御部(燃焼排ガス温度推測制御手段)
73 第1入水温度センサ(入水温度検出手段)
81 第2入水温度センサ(予熱水温度検出手段)
93 缶体温度センサ(出湯温度検出手段)
230 記憶部
231 燃焼排ガス温度推測部
232 安全処理部
233 缶石付着検知部(詰まり発生検知部)
234 警報処理部
Claims (7)
- 燃焼加熱部での燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、この一次熱交換器を通過した後の燃焼排ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、加熱対象の水を上記二次熱交換器に入水させて上記潜熱の回収により予熱した後に上記一次熱交換器に入水させ上記顕熱の回収により加熱して出湯させる湯水経路とを備えた潜熱回収型給湯装置であって、
上記二次熱交換器に入水される水の入水温度を検出する入水温度検出手段と、上記二次熱交換器で予熱された後に一次熱交換器へ入水される予熱水の温度を検出する予熱水温度検出手段と、上記一次熱交換器で加熱されて出湯される出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガスの温度を推測し推測された燃焼排ガス温度に基づき対策制御を実行する燃焼排ガス温度推測制御手段とを備え、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段は、
上記一次熱交換器で顕熱回収により得られる熱量である一次熱交換器出力と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガス温度との関係を設定した関係テーブルが記憶設定された記憶部と、
上記予熱水温度検出手段により検出される予熱水温度と上記出湯温度検出手段により検出される出湯温度との間の温度上昇分に基づいて一次熱交換器出力を演算により求め、この一次熱交換器出力についての演算値を指標として上記関係テーブルから対応する燃焼排ガス温度を割り出す燃焼排ガス温度推測部とを備え、かつ、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段による対策制御として、燃焼排ガス温度が設定許容温度を超えないように、上記燃焼加熱部の燃焼量を低減する、上記燃焼加熱部の燃焼量として所定範囲の大燃焼量が設定されないように制限する、あるいは、上記燃焼加熱部での燃焼作動を強制的に停止する、の内のいずれかの処理を実行するように構成されている、
ことを特徴とする潜熱回収型給湯装置。 - 燃焼加熱部での燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、この一次熱交換器を通過した後の燃焼排ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、加熱対象の水を上記二次熱交換器に入水させて上記潜熱の回収により予熱した後に上記一次熱交換器に入水させ上記顕熱の回収により加熱して出湯させる湯水経路とを備えた潜熱回収型給湯装置であって、
上記二次熱交換器に入水される水の入水温度を検出する入水温度検出手段と、上記二次熱交換器で予熱された後に一次熱交換器へ入水される予熱水の温度を検出する予熱水温度検出手段と、上記一次熱交換器で加熱されて出湯される出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガスの温度を推測し推測された燃焼排ガス温度に基づき対策制御を実行する燃焼排ガス温度推測制御手段とを備え、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段は、
上記二次熱交換器で潜熱回収により得られる熱量である二次熱交換器出力と上記一次熱交換器で顕熱回収により得られる熱量である一次熱交換器出力との比率と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガス温度との関係を設定した関係テーブルが記憶設定された記憶部と、
上記入水温度検出手段により検出される入水温度と上記予熱水温度検出手段により検出される予熱水温度との間の温度上昇分に基づいて二次熱交換器出力を演算により求める一方、上記予熱水温度検出手段により検出される予熱水温度と上記出湯温度検出手段により検出される出湯温度との間の温度上昇分に基づいて一次熱交換器出力を演算により求め、これら二次熱交換器出力と一次熱交換器出力との比率についての演算値を指標として上記関係テーブルから対応する燃焼排ガス温度を割り出す燃焼排ガス温度推測部とを備え、かつ、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段による対策制御として、燃焼排ガス温度が設定許容温度を超えないように、上記燃焼加熱部の燃焼量を低減する、上記燃焼加熱部の燃焼量として所定範囲の大燃焼量が設定されないように制限する、あるいは、上記燃焼加熱部での燃焼作動を強制的に停止する、の内のいずれかの処理を実行するように構成されている、
ことを特徴とする潜熱回収型給湯装置。 - 燃焼加熱部での燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、この一次熱交換器を通過した後の燃焼排ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、加熱対象の水を上記二次熱交換器に入水させて上記潜熱の回収により予熱した後に上記一次熱交換器に入水させ上記顕熱の回収により加熱して出湯させる湯水経路とを備えた潜熱回収型給湯装置であって、
上記二次熱交換器に入水される水の入水温度を検出する入水温度検出手段と、上記二次熱交換器で予熱された後に一次熱交換器へ入水される予熱水の温度を検出する予熱水温度検出手段と、上記一次熱交換器で加熱されて出湯される出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガスの温度を推測し推測された燃焼排ガス温度に基づき対策制御を実行する燃焼排ガス温度推測制御手段とを備え、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段は、
上記二次熱交換器で潜熱回収により得られる熱量である二次熱交換器出力と上記一次熱交換器で顕熱回収により得られる熱量である一次熱交換器出力との合計出力を上記燃焼加熱部での燃焼で与えられる熱量入力で除したトータル熱効率と、上記一次熱交換器を通過した後に上記二次熱交換器に供給されることになる燃焼排ガス温度との関係を設定した関係テーブルが記憶設定された記憶部と、
上記入水温度検出手段により検出される入水温度と上記予熱水温度検出手段により検出される予熱水温度との間の温度上昇分に基づいて二次熱交換器出力を演算により求める一方、上記予熱水温度検出手段により検出される予熱水温度と上記出湯温度検出手段により検出される出湯温度との間の温度上昇分に基づいて一次熱交換器出力を演算により求め、これら二次熱交換器出力と一次熱交換器出力との合計出力を上記燃焼加熱部における燃焼量に対応して予め設定された入力熱量で除して得られたトータル熱効率についての演算値を指標として上記関係テーブルから対応する燃焼排ガス温度を割り出す燃焼排ガス温度推測部とを備え、かつ、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段による対策制御として、燃焼排ガス温度が設定許容温度を超えないように、上記燃焼加熱部の燃焼量を低減する、上記燃焼加熱部の燃焼量として所定範囲の大燃焼量が設定されないように制限する、あるいは、上記燃焼加熱部での燃焼作動を強制的に停止する、の内のいずれかの処理を実行するように構成されている、
ことを特徴とする潜熱回収型給湯装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の潜熱回収型給湯装置であって、
上記燃焼加熱部に対し燃焼用空気を供給量可変に供給する空気供給手段を備え、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段による対策制御として、上記空気供給手段による燃焼用空気の供給量を増大化させる処理を実行するように構成されている、
潜熱回収型給湯装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の潜熱回収型給湯装置であって、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段は一次熱交換器での熱交換を阻害する詰まり発生を検知する詰まり検知部を備え、
上記詰まり検知部は、上記燃焼排ガス温度推測部での演算により得られる演算値である指標に基づいて詰まり発生を検知するように構成されている、
潜熱回収型給湯装置。 - 請求項5に記載の潜熱回収型給湯装置であって、
報知手段を備え、
上記燃焼排ガス温度推測制御手段は、上記詰まり検知部により詰まり発生が検知されたときの対策制御として、上記報知手段により詰まりが発生している旨を警報案内するように構成されている、
潜熱回収型給湯装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の潜熱回収型給湯装置であって、
上記湯水経路として、加熱対象の水を上記二次熱交換器に入水させる入水管と、この二次熱交換器で予熱された水を上記一次熱交換器に入水させる入水接続管とを備え、
上記予熱水温度検出手段は上記入水接続管内を流れる水の温度を検出するように構成されている、
潜熱回収型給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008116387A JP5370807B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 潜熱回収型給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008116387A JP5370807B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 潜熱回収型給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009264684A JP2009264684A (ja) | 2009-11-12 |
JP5370807B2 true JP5370807B2 (ja) | 2013-12-18 |
Family
ID=41390746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008116387A Expired - Fee Related JP5370807B2 (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 潜熱回収型給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5370807B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5189935B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-04-24 | 株式会社コロナ | 給湯装置 |
JP6598003B2 (ja) * | 2015-07-28 | 2019-10-30 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
JP6798249B2 (ja) * | 2016-10-25 | 2020-12-09 | 三浦工業株式会社 | 潜熱回収ボイラのボイラ効率計算方法 |
JP2018159486A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社ノーリツ | 給湯システムおよびその制御方法 |
JP2019124366A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-25 | 株式会社パロマ | 高効率給湯器 |
JP7538525B2 (ja) | 2020-06-30 | 2024-08-22 | 株式会社パロマ | 給湯装置 |
US11639799B2 (en) | 2020-12-17 | 2023-05-02 | Noritz Corporation | Hot water supply device |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288538A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-10-11 | Noritz Corp | 温水暖房器等の水加熱装置 |
JP3054854B2 (ja) * | 1995-07-14 | 2000-06-19 | 東京瓦斯株式会社 | 熱交換装置 |
JP3848728B2 (ja) * | 1997-04-09 | 2006-11-22 | 株式会社ガスター | 一缶二水路風呂給湯器 |
JP3872875B2 (ja) * | 1997-09-26 | 2007-01-24 | 株式会社ガスター | 一缶二水路式給湯装置および、その制御方法 |
JPH11287435A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Gastar Corp | 燃焼機器 |
JP3836659B2 (ja) * | 2000-05-29 | 2006-10-25 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃焼機器 |
JP2007120866A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Gastar Corp | 一缶二水路給湯システム |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008116387A patent/JP5370807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009264684A (ja) | 2009-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5370807B2 (ja) | 潜熱回収型給湯装置 | |
JP4253006B2 (ja) | 循環型給湯装置 | |
JP5630084B2 (ja) | ボイラ給水システム | |
US20110303163A1 (en) | Boiler system | |
US20140060458A1 (en) | Latent heat recovery type water heater | |
JP2013029254A (ja) | 燃焼装置 | |
JP4924918B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP5121378B2 (ja) | 給湯器 | |
JP6281357B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP5018200B2 (ja) | 燃焼装置 | |
CN113252844B (zh) | 燃气热水器换热部件结水垢检测方法及燃气热水器 | |
JP5348477B2 (ja) | ボイラおよび濃縮ブロー方法 | |
JP5708975B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP5598698B2 (ja) | 風呂装置 | |
JP2001141308A (ja) | 潜熱回収型給湯機の制御方法 | |
JP6045108B2 (ja) | 一缶二水路燃焼装置 | |
JP2013155915A (ja) | 熱源機 | |
KR20140060773A (ko) | 난방 온수 겸용 보일러 | |
JP5501120B2 (ja) | 給湯機 | |
JP5811332B2 (ja) | 熱源機 | |
JP5557017B2 (ja) | 給湯システム | |
JP2018048782A (ja) | 給湯システム | |
KR102453204B1 (ko) | 통합배관시스템의 온수공급장치 | |
JP2017122535A (ja) | 風呂給湯器 | |
CN214664376U (zh) | 一种烟气再循环系统及锅炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5370807 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |