JP2013153726A - もやしの根切り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置構成が簡単で、もやしの根部を効率的に切断除去することができる処理能力の高いもやしの根切り装置を提供する。
【解決手段】 複数の切断スリット2を有するスリット板3を平行に配列した切断ステージ4と、前記切断ステージ4上に配置された複数の板状カッター5と、前記切断ステージ4上に散水する散水手段6と、板状カッター5を、切断ステージ4の上面に沿って移動させるカッター駆動手段7と、切断ステージ4を、スリット板3の配列方向ABに沿った1方向Aに走行駆動させ、もやしmを搬送させるステージ駆動手段8とを含む。切断スリット2は、切断ステージ4の走行方向Aに対して傾斜した状態で、かつ走行方向Aに垂直な幅方向Cに互いに平行に形成される。板状カッター5は、幅方向Cに互いに平行に配列される。カッター駆動手段7は、板状カッター5を幅方向Cに往復変位するように駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、もやしの根部を自動的に切断除去するもやしの根切り装置に関する。
前記のようなもやしの根切り装置の従来技術は、たとえば特許文献1〜5において提案されている。特許文献1に記載されている従来技術では、複数の三角棒を、頂部が内側に向くよう円筒状に配列してドラムを構成し、各三角棒の隙間によってもやしの根部が入り込むスリットを形成している。このドラムは、傾斜した軸心回りに回転可能とされ、上側開口部からもやしがドラム内に供給され、ドラム内に供給されたもやしは、ドラムの回転とともに下側に移行する。この移行の過程で、ドラムの側部に設置された吸込みダクトの吸引作用によりもやしの根部がスリットからドラムの外方に吸い出され、この吸い出された根部をカッターで切除するよう構成されている。
また、特許文献2に記載される従来技術では、複数の切断スリットを有する切断テーブルの上面に沿ってカッターブレードを移動させながら、切断テーブル上にもやしを供給するとともに、切断テーブル上に散水して、切断テーブル上のもやしの根部を切断スリット内に落し込むよう構成されている。切断スリットに落ち込んだもやしの根部は、カッターブレードの移動によって切断されて落下し、一方、切断テーブル上の根部が切除されたもやしは、カッターブレードの移動に伴って所定の位置に排出される。
さらに、特許文献3に記載される従来技術では、特許文献2に示される切断テーブルを、カッターブレードの移動方向に沿って延びる隆起部を等間隔に形成した切断テーブルとし、各隆起部に複数の切断スリットを形成している。そして、カッターブレードを切断テーブルの上面に沿って移動させるとともに、切断テーブル上に散水して、切断テーブル上に供給されたもやしの根部を散水による水流で切断スリットに流し込ませ、カッターブレードで根部を切断するように構成されている。
さらに、特許文献4に記載される従来技術では、長さ方向を横に揃えた状態のもやしを受け入れる複数の収容区画を前後方向(搬送方向)に並べたコンベアの両側にカッターを配設し、コンベアの搬送に伴い、収容区画からはみ出すもやしの両端部をカッターで切断するよう構成されている。この場合、前記もやしのはみ出しを水流によって強制的に行うようにし、また、はみ出し量の調整を端部受けによって行うようにしている。
さらに、特許文献5に記載される従来技術では、前記特許文献4と同様に、もやしの両端部を連続的に切断する装置が示されている。この装置は、長さ方向を縦向きに揃えた状態のもやしを収容する収容容器を連ねたコンベアを上下に配し、上側のコンベアによる搬送過程で、収容されたもやしの一方の端部を切断し、下側のコンベアによる搬送過程で、もやしの他方の端部を切断するよう構成されている。
特開2000−270827号公報 特許第3606562号公報 特開2005−270091号公報 特開2008−17808号公報 特開2008−104360号公報
ところで、特許文献1に示される従来技術では、傾斜したドラムの回転によってもやしの根部の切断と搬送がなされるため、大きな処理能力は期待できないと考えられる。また、特許文献2および特許文献3に示される従来技術では、切断テーブル上の根部が切除されたもやしは、カッターブレードの移動に伴って搬送されて所定の位置に排出される。この場合、切断テーブルは静止していることから、もやしの搬送能力がカッターブレードの移動速度とその推進力に委ねられる。したがって、移動速度を大きくすると搬送能力は向上するが、もやしの根部の切断精度が低下することが予想されるため、移動速度を大きくすることができず、やはり大きな処理能力は期待できないと考えられる。さらに、特許文献4および特許文献5に示される従来技術では、もやしの向きを揃えて受け入れるための多くの収容区画あるいは収容容器をコンベアに装備させる必要がある。そのため、装置が大がかりになる上に、コンベアに大きな動力源を設ける必要があり、これによって、ランニングコストが嵩むことも予想されるところである。
したがって、本発明の目的は、装置構成が簡単で、もやしの根部を効率的に切断除去することができる処理能力の高いもやしの根切り装置を提供することである。
本発明に係るもやしの根切り装置は、もやしの根切り装置であって、
もやしの根部の太さよりも大きくかつもやしの茎部の太さよりも小さいスリット幅の複数の切断スリットがそれぞれ形成される長手板状の複数のスリット板を平行に配列して構成される切断ステージと、
前記幅方向に互いに平行に配列され、前記切断ステージ上に垂直に配置された複数の板状カッターと、
前記切断ステージ上に散水する散水手段と、
前記板状カッターを、前記切断ステージの上面に沿って移動させるカッター駆動手段と、
前記切断ステージを、前記スリット板の配列状態を保ってこの配列方向に沿った1方向に走行駆動させるステージ駆動手段とを備え、
前記切断スリットは、前記スリット板に対して、前記切断ステージの走行方向に傾斜し、かつ前記走行方向に垂直な幅方向に互いに平行に形成され、
前記カッター駆動手段は、前記板状カッターを前記平行状態を保って前記幅方向に往復変位するように駆動させることを特徴とするもやしの根切り装置である。
また、本発明のもやしの根切り装置において、前記散水手段は、前記切断ステージの上方の高所位置から下向きに散水するよう設置されていることを特徴とする。
さらに、本発明のもやしの根切り装置において、前記切断スリットの前記走行方向に対する傾斜角は、3〜10°に設定されていることを特徴とする。
さらに、本発明のもやしの根切り装置において、前記スリット板は、前記ステージ駆動手段に対して、もやしの種類に応じて予め定められたスリット幅の切断スリットを有する他の切断スリットに交換可能であることを特徴とする。
本発明に係るもやしの根切り装置によれば、切断ステージ上に供給されたもやしは、散水手段の散水による水流によって、その根部がスリット板の切断スリットに落ち込み、茎部は切断ステージ上に残る。したがって、切断ステージのスリット板を走行方向に走行駆動させ、板状カッターを切断ステージの上面に沿って前記走行方向に垂直な幅方向に往復変位するよう移動させると、板状カッターの刃先部とスリット板の切断スリットの開口縁部とのせん断作用により、もやしの根部が切断されて、切断ステージの下に落下する。このとき、切断ステージ上には散水手段によって散水がなされているので、その水流によって、切断された根部は切断スリットから速やかに落下する。
また、切断ステージの各スリット板は、走行方向に走行駆動されているので、切断ステージ上に残った根部が切除されたもやしは、切断ステージから走行方向の下流側に搬送される。したがって、走行方向の下流側に、排出用コンベアや回収容器などの次工程に繋がる手段を設置しておけば、根部が切除されたもやしを、連続的に次工程の手段に移行させることができる。
しかも、根部の切断ともやしの搬送が並行してなされるので、根部の切断処理効率を飛躍的に向上することができる。特に、切断ステージの走行方向と板状カッターの往復変位方向とが直交するので、切断ステージ上のもやしには、各スリット板の走行に伴う搬送力に、板状カッターの往復変位に伴う走行方向への分力が加わり、搬送能力が効果的に高められる。加えて、板状カッターの前記幅方向の往復変位と、前記走行方向に対して傾斜した切断スリットの走行移動との協働作用によって、切断スリットに根部が落ち込んだもやしに対して、せん断力を作用させ、極めて効果的にもやしの根部を切断することができる。これによって、前記処理能力がより一層向上される。
また、本発明によれば、前記散水手段が、前記切断ステージの上方の高所から下向きに散水するよう設置されているので、散水手段からの散水による水流が重力の作用によって強力になされ、切断スリットへのもやしの根部の落し込みがより確実に成されるとともに、切除されたもやしの根部のスリット板からの排出もより速やかになされる。
本発明に係る一実施形態のもやしの根切り装置1を示す平面図である。 もやしの根切り装置1の正面図である。 もやしの根切り装置1の右側面図である。 図1におけるIV部の拡大図である。 図4における切断面線V−Vから見た部分的に破断した斜視図である。
図1は本発明に係る一実施形態のもやしの根切り装置1を示す平面図であり、図2はもやしの根切り装置1の正面図であり、図3はもやしの根切り装置1の右側面図である。また、図4は図1におけるIV部の拡大図を示し、図5は図4における切断面線V−Vから見た部分的に破断した斜視図を示している。
本実施形態におけるもやしの根切り装置1は、複数の切断スリット2を有するスリット板3を平行に配列した平面状切断ステージ4と、前記切断ステージ4に垂直に配置された複数の板状カッター5と、前記切断ステージ4上に散水する散水手段6とを含む。
さらに、前記もやしの根切り装置1は、前記複数の板状カッター5を前記切断ステージ4の上面に沿って移動させるカッター駆動手段7と、前記切断ステージ4を前記スリット板3の配列方向ABの一方向(以下、走行方向という)Aに走行駆動させるステージ駆動手段8とをさらに有している。このようなもやしの根切り装置1は、たとえば食材加工工場などの床上に前記切断ステージ4が水平となるように設置され、もやしmの根切り処理が行われる。
前記切断スリット2のスリット幅Dは、もやしm(図5参照)の根部m0が落ち込み可能とするために根部m0の太さよりも大きく、かつもやしmの茎部m1の太さよりも小さく形成されている。具体的には、処理対象のもやしmが、緑豆もやしの場合、スリット幅Dは3〜4mmが、大豆もやしやブラックマッペの場合、スリット幅Dは2.5〜3mmが、それぞれ適切とされる。
前記複数のスリット板3は、同長および同幅の長手板状のステンレス鋼板から成り、その長手方向に沿った両端部は、後記するステージ駆動手段8を構成する無端チェーン9,10に着脱自在に取付けられている。したがって、切断スリット2の前記スリット幅Dの異なるスリット板3を複数種、準備しておけば、適宜スリット板3を取り換えることによって、もやしの種類に応じた適正な根切り処理が可能となる。
このようなスリット板3が各無端チェーン9,10に取付けられた状態では、各スリット板3は互いに平行で、スリット板3の幅方向が前記配列方向ABに合致し、少なくとも切断ステージ4においては、隣接する各スリット板3間で隙間が殆ど生じず、水平な平板を成すように配列されている。
前記無端チェーン9,10は、それぞれ前記配列方向ABの両端のスプロケットホイール11,12,13,14に巻き掛けられている。図1および図2における右端側のスプロケットホイール11,13は、駆動軸15に固着され、該駆動軸15には変速機16を介して駆動モータ17の出力軸が連結されている。これによって、駆動モータ17の回転駆動力がスプロケットホイール11,13に伝達され、該スプロケットホイール11,13は、駆動軸15の回転軸線まわりに回転するように構成されている。
したがって、前記ステージ駆動手段8は、前記走行方向Aに走行するチェーンコンベア80と、該チェーンコンベア80を駆動させるための駆動モータ17および変速機16と、駆動軸15による駆動伝達系とによって構成され、このチェーンコンベア80の上側走行部分の上面が前記平面状の切断ステージ4を構成する。
前記スリット板3には、図1および図4に示すように、複数の切断スリット2が形成されている。前記複数の切断スリット2は、前記スリット板3に対し、その長手方向線2aが前記走行方向A(配列方向AB)に対して傾斜し、かつ、走行方向A(配列方向AB)に垂直な幅方向Cに沿って互いに平行になるように形成されている。切断スリット2の走行方向A(配列方向AB)に対する傾斜角αは、3〜10°に設定される。
前記切断ステージ4における前記走行方向Aの上流側の上方には、根切り処理がなされていないもやし(未処理もやし)を供給するための供給コンベア18の排出端部が臨んでおり、切断ステージ4上に未処理もやしが連続的に供給されるように構成されている。
また、切断ステージ4の前記走行方向Aの下流側端部の下方には、排出シュート19が設置され、この排出シュート19の下方には、根切り処理がなされたもやしを次工程に搬送するための排出コンベア20が設置されている。この排出コンベア20に代えてキャスタ−付の収容容器(図示省略)を排出シュート19の下方に配置させて、適宜収容容器を取り出し、次工程に移送させるようにしてもよい。
前記切断ステージ4を含むチェーンコンベア80およびこれを駆動するための前記ステージ駆動手段8は、床上に枠組み構築された架台21に設置されている。この架台21には、さらに、前記板状カッター5を前記切断ステージ4の上面に沿って移動させるカッター駆動手段7、および、前記散水手段6が設置されている。
前記カッター駆動手段7は、前記複数の板状カッター5を、前記走行方向Aに垂直な幅方向Cに互いに平行かつ等間隔で、下端を切断ステージ4の上面に垂直な状態で支持する2本のカッターシャフト22,23を含む。
各カッターシャフト22,23は、切断ステージ4上を幅方向Cに横断するように互いに平行に配置され、前記架台21に設置された各一対のスラストベアリング22a,22b,23a,23bによって、前記幅方向Cに沿って往復移動可能に支持されている。前記各カッターシャフト22,23の一端部(図1の紙面下側端部)は、前記走行方向A(配列方向AB)に平行な連結リンク24に連結されている。
前記連結リンク24における前記カッターシャフト22,23との連結部間の中間部は、モータ25の出力軸に固着されるクランク26に連杆27を介してピン結合されている。クランク26と連杆27とによりクランク機構が構成され、モータ25の回転運動が、連結リンク24および各カッターシャフト22,23の前記幅方向Cに沿った往復運動に変換される。これによって、前記各カッターシャフト22,23に支持された複数の板状カッター5が、切断ステージ4の上面に沿って前記幅方向Cに往復変位する。
図1における各カッターシャフト22,23および連結リンク24の実線と2点鎖線は、これらの動作における変位状態を示している。前記モータ25は、たとえば誘導電動機によって実現される。
前記連結リンク24の一端には、前記架台21に固定された垂直固定軸28aを支点として水平面域内で揺動可能に支持された調整リンク28がピン結合されている。さらに、この調整リンク28の他端部(連結リンク24との結合部とは反対側端部)は、前記切断ステージ4における前記走行方向Aの上流側端部上を幅方向Cに横断するように設置されたガイドバー29にピン結合されている。
このガイドバー29は、前記カッターシャフト22,23と平行状態を保ち、前記架台21に設置された一対のスラストベアリング29a,29bに、幅方向Cに沿って摺動可能に支持されている。
前記クランク機構を介した連結リンク24の幅方向Cに沿った往復変位に伴い、調整リンク28は、実線および2点鎖線で示すように、垂直固定軸28aを支点として水平面域内で搖動変位する。この調整リンク28の揺動変位によって、ガイドバー29が幅方向Cに沿って往復変位する。
このように、前記連結リンク24が、調整リンク28およびガイドバー29に連動するよう連結されていることによって、前記各カッターシャフト22,23を支持する各一対のスラストベアリング22a,22b,23a,23bへの負荷が緩和され、各カッターシャフト22,23の前記幅方向Cに沿った往復運動が安定的かつ円滑に成される。前記各カッターシャフト22,23、連結リンク24、モータ25およびクランク機構26,27、さらには調整リンク28、ガイドバー29などによって、カッター駆動手段7が構成される。
前記複数の板状カッター5は、前記切断ステージ4の前記配列方向ABに沿い、かつ、切断ステージ4の前記配列方向ABに沿った長さにほぼ相当する長さの帯鋼からなる。そして、各板状カッター5は、その幅方向が切断ステージ4の上面に垂直で、前記幅方向Cに対して互いに平行、かつ、等間隔になるようカッターシャフト22,23に支持される。隣接する板状カッター5,5同士の間隔D1(図4参照)は50〜60mmが適切とされ、また、前記往復変位のストローク幅は、140〜190mm、望ましくは180mmに設定される。
前記散水手段6は、前記架台21の下方に設置された貯水タンク30に接続される2系統の主配管31,32と、これら主配管31,32の途中に配設される循環ポンプ33,34と、主配管31,32から分岐して前記切断ステージ4の上方において前記幅方向Cに延びるよう連接された複数の分岐管35,36と、これら分岐管35,36毎に適宜間隔で設けられた各複数の下向き散水ノズル37,38とを含む。
前記主配管31,32は、それぞれ循環ポンプ33,34の下流側から上方に立ち上がり、前記切断ステージ4の上面より750〜850mm高さ位置で前記配列方向ABに沿って互いに向き合うように水平に屈曲されている。この水平部分31a,32aより前記複数の分岐管35,36が切断ステージ4上を横断するように水平に連接されている。前記架台21上に4本の支柱39が立設され、該支柱39に前記配列方向ABに沿った2本の支持梁40,40が高さ調整可能に架設されている。
前記複数の分岐管35,36は、この2本の支持梁40,40によって、前記切断ステージ4の上方を幅方向Cに横断するよう支持されている。この支持状態では、前記複数の分岐管35,36は、前記配列方向ABに沿って互いに平行かつ等間隔に配置されている。これにより、前記散水ノズル37,38は、前記切断ステージ4の上面のほぼ全面に散水可能なように配置される。
このように構成される散水手段6において、貯水タンク30に貯留される水wは、循環ポンプ33,34によって主配管31,32に給送され、各分岐管35,36を経て下向きの散水ノズル37,38より切断ステージ4上に散水される。切断ステージ4上に散水された水wは、後記するように、切断ステージ4上に供給されたもやしmの根部m0を前記切断スリット2に落し込み、切断されたもやしmの根部m0と分離され、前記貯水タンク30に貯留されて循環使用される。
なお、図1では、分岐管35,36および散水ノズル37,38の図示を省略している。また、貯水タンク30には、図示を省略するが、補給用水の配管および給水栓が付設されている。
前記チェーンコンベア80の上下の走行部間には、もやしの根切り装置1の後側(図1の紙面上部、図3の紙面右側)に傾斜する傾斜トレイ41が設置され、該傾斜トレイ41の後側(同上)には、チェーンコンベア80よりも根切り装置1の後側(同上)に突出し、チェーンコンベア80の下部に折り返す倒U型の折返し樋42が連接されている。
前記折返し樋42の折り返し端部の下方の前記架台21内には、フィルターやストレーナなどを含んで構成される固液分離部43が設置されている。切断ステージ4で切断処理されたもやしの根部m0と水wは、傾斜トレイ41および折返し樋42を経て固液分離部43に導入されて固液が分離される。この固液分離部43で分離された水wは前記貯水タンク30に流入する。
また、固液分離部43で分離されたもやしmの根部m0は、下向きに傾斜した根部回収シュート部44に落下し、この根部回収シュート部44の傾斜端部44aの下に置かれた回収籠(図示せず)などに回収されて、適宜廃棄される。根部回収シュート部44の傾斜上端部には図示しない給水栓が設けられ、前記根部を傾斜端部44a側に流し落すように構成される。
前記のように構成されたもやしの根切り装置1によるもやしmの根切り動作について説明する。前記ステージ駆動手段8を駆動させて、前記チェーンコンベア80を走行方向Aに走行駆動させる。この状態で、散水手段6およびカッター駆動手段7を作動させ、前記供給コンベア18から未処理もやしm(図5参照)を切断ステージ4上に連続的に供給する。切断ステージ4上に供給された未処理もやしmは、散水手段6からの散水に伴う水流によって導かれ、その根部m0がスリット板3の切断スリット2内に落ち込み、茎部m1が切断ステージ4上に残った状態で、走行方向Aに搬送される。
散水手段6の散水ノズル37,38は切断ステージ4の上方高所に設置されているので、散水wによる流水力が強く、これによって、供給されるもやしmが束になることなく分散され、根部m0の切断スリット2内への落ち込みが速やかに成される。切断ステージ4による搬送過程で、複数の板状カッター5が前記幅方向Cに沿って往復変位するので、板状カッター5の刃先部と、切断スリット2の上端開口縁部とのせん断作用によって、もやしmの根部m0が切断されて、切断スリット2から水wとともに落下する。
この切断は、スリット板3の走行方向Aへの推進力と、これに交差する板状カッター5の前記幅方向Cへの往復変位の推進力との相乗作用により、極めて効率的になされる。しかも、切断スリット2は、その長手方向が走行方向Aに対して傾斜しているので、切断スリット2の上端開口縁部と前記板状カッター5の刃先部とにより、せん断力がもやしmに作用し、より確実に根部m0が切断される。
根部m0が切断されて切断ステージ4上に残ったもやしmは、切断ステージ4の走行方向Aへの走行によって搬送され、前記排出シュート19より排出コンベア20の上に排出されて次工程に搬送される。前記根部m0の切断は、切断ステージ4の走行によるもやしmの搬送と並行して成されるので、前述のように効率的な切断作用と相まって、もやしの切断処理能力が極めて高くなる。
切断された根部m0は、切断スリット2から、散水された水wとともに、前記傾斜トレイ41に落下し、折返し樋42を経て固液分離部43に流入する。この時、散水が高所位置から成されるので、その流水力により、切断された根部m0の傾斜トレイ41への落下が速やかに成される。固液分離部43では、水wと根部m0とが分離されて、水wは貯水タンク30に流入し、前記散水に循環利用される。貯水タンク30に貯留される水wは、自然蒸発や根部m0による持ち出しによって減ってゆくので、貯水タンク30に図示を省略するレベル計を設置し、このレベル計の検出情報に基づき、前記図示を省略した補給用給水栓より水の補給が随時成される。固液分離部43で分離された根部m0は、前記のように回収籠(図示省略)に回収されて、廃棄処理が成される。
なお、もやしの根切り装置1全体のレイアウト構成は、図示のような例に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない限り、その他のレイアウト構成も採用可能である。また、散水手段6、カッター駆動手段7およびステージ駆動手段8などの具体的な駆動システムも図示の例に限定されず、例えば、ステージ駆動手段8のチェーンコンベア80を他のコンベアに代替することも可能である。
1 もやしの根切り装置
2 切断スリット
3 スリット板
4 切断ステージ
5 板状カッター
6 散水手段
7 カッター駆動手段
8 ステージ駆動手段
AB 配列方向
A 走行方向(1方向)
C 幅方向
D スリット幅
D1 板状カッターの間隔
α スリットの傾斜角
m もやし
m0 根部
m1 茎部

Claims (4)

  1. もやしの根切り装置であって、
    もやしの根部の太さよりも大きくかつもやしの茎部の太さよりも小さいスリット幅の複数の切断スリットがそれぞれ形成される長手板状の複数のスリット板を平行に配列して構成される切断ステージと、
    前記幅方向に互いに平行に配列され、前記切断ステージ上に垂直に配置された複数の板状カッターと、
    前記切断ステージ上に散水する散水手段と、
    前記板状カッターを、前記切断ステージの上面に沿って移動させるカッター駆動手段と、
    前記切断ステージを、前記スリット板の配列状態を保ってこの配列方向に沿って1方向に走行駆動させるステージ駆動手段とを備え、
    前記切断スリットは、前記スリット板に対して、前記切断ステージの走行方向に傾斜し、かつ前記走行方向に垂直な幅方向に互いに平行に形成され、
    前記カッター駆動手段は、前記板状カッターを平行を保って前記幅方向に往復変位するように駆動させることを特徴とするもやしの根切り装置。
  2. 前記散水手段は、前記切断ステージの上方の高所位置から下向きに散水するよう設置されていることを特徴とする請求項1に記載のもやしの根切り装置。
  3. 前記切断スリットの前記走行方向に対する傾斜角は、3〜10°に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のもやしの根切り装置。
  4. 前記スリット板は、もやしの種類に応じて予め定められたスリット幅の切断スリットを有する他のスリット板に交換可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のもやしの根切り装置。
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