JP6709149B2 - サトウキビ収穫機 - Google Patents

サトウキビ収穫機 Download PDF

Info

Publication number
JP6709149B2
JP6709149B2 JP2016223579A JP2016223579A JP6709149B2 JP 6709149 B2 JP6709149 B2 JP 6709149B2 JP 2016223579 A JP2016223579 A JP 2016223579A JP 2016223579 A JP2016223579 A JP 2016223579A JP 6709149 B2 JP6709149 B2 JP 6709149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
sugar cane
roll
transport device
vertical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016223579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018078837A (ja
Inventor
治正 北岡
治正 北岡
福元 健氏
健氏 福元
松下 雄
雄 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2016223579A priority Critical patent/JP6709149B2/ja
Publication of JP2018078837A publication Critical patent/JP2018078837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6709149B2 publication Critical patent/JP6709149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

本発明は、サトウキビを刈り取った茎幹を後方へ搬送する搬送装置に関する。
従来、刈取装置により刈り取ったサトウキビを横倒れ姿勢で挟持しながら後方へ搬送するために、上下一対のロールを前後方向に複数配置した技術は公知となっている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
実開昭58―167528号公報 特開昭59−45813号公報
しかし、前記特許文献1、2における技術の場合、複数対並べたロールの上方、ロールを回転駆動するためのチェーンやスプロケットや軸、側板の側方等をカバー等で覆う構成ではなかった。従って、刈り取られたサトウキビを搬送するときに発生する塵埃は、上方や側方に放出され、周囲に塵埃が舞い、周囲を汚すこととなっていた。また、駆動部に塵埃が付着すると、摩耗が発生し、寿命の低下を招くこととなっていた。また、特許文献1のように、上側のロールが上下揺動可能に構成した場合、ロール軸をガイドする長孔から塵埃が漏れ、チェーンケース上には塵埃が堆積し、周囲を汚すおそれがあった。そこで、サトウキビ収穫機における搬送装置の側面や上方を覆うカバーを設け、塵埃が周囲に飛散しないようにしたサトウキビ収穫機を提供しようとする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、サトウキビの茎幹の株元を切断する縦軸回転式切断装置と、前記縦軸回転式切断装置によって切断して刈り取った茎幹を横倒し姿勢で搬送する搬送装置と、前記搬送装置で搬送される茎幹を所定寸法に切断する処理部と、を備えたサトウキビ収穫機であって、前記搬送装置は、左右の側板間に上下対向して配置される上側ロールと下側ロールが前後方向に所定間隔をあけて複数組配置され、前記複数組配置された上側ロールと下側ロールを対向回転する駆動手段は、前記左右の側板の周囲を縁部で形成された空間内に収納され、前記左右の側板には、搬送する茎幹の量によって前記下側ロールに対して前記上側ロールを揺動可能にするための穴が設けられ、前記駆動手段が収納される空間は、上サイドカバー、下サイドカバー、及び前記上サイドカバーと前記下サイドカバーとの間で外下向きの傾斜面を有する傾斜カバーにて覆われるものである。
請求項2においては、前記搬送装置の上部は、上カバーにて覆われるものである。
請求項3においては、前記縦軸回転式切断装置は、前記搬送装置を構成する左右の上部フレーム間に垂下するように配置され、前記縦軸回転式切断装置の左右側方は、補強部材とカバーにて覆われるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、ロールの駆動部分に塵埃が浸入することを防止でき、摩耗を低減して寿命を延ばすことができる。また、ロールを支持するアームに塵埃が溜まって上下揺動できなくなることを防止したり、駆動手段のチェーンに塵埃を巻き込んで回転抵抗を増加したりすることを防止できる。また、駆動部分を覆うカバー上に塵埃が溜まることを防止でき、清掃の手間を省くことができる。また、側板が箱構造となり、剛性をアップすることができる。
サトウキビ収穫機の全体構成を示した側面図。 サトウキビ収穫機の全体構成を示した正面図。 ベースカッターと掻込ロータと搬送装置の斜視図。 搬送装置のカバーを外した状態の斜視図。 前搬送装置の右カバーを外した状態の斜視図。 前搬送装置の左カバーを外した状態の側面図。 前搬送装置の左カバーと左側板を外した状態の側面図。
まず、図1、図2より、サトウキビ収穫機1の全体構造について説明する。なお、F方向を前方として、前後方向を規定して説明する。サトウキビ収穫機1は、クローラ式走行装置よりなる走行部10上に機体フレーム30を支持し、該機体フレーム30に刈取装置や搬送装置や処理部や風選装置7や排出部80が取り付けられる。該機体フレーム30の前部の左右に刈取部取付フレーム31が上下方向に固設され、該刈取部取付フレーム31の上部から前方に平行リンク機構32を介してトップカッター17が取り付けられ、刈取部取付フレーム31の前部に昇降リンク機構12を介して左右一対の引起し装置となるクロップデバイダ2・2が取り付けられる。なお、走行部10はホイル式であってもかまわない。
前記クロップデバイダ2は左右対称に構成されるため左右一方について説明する。クロップデバイダ2は後傾して配設される分草フレーム2aの前部にオーガ2b・2cが分草フレーム2aと略平行に配置して回転可能に支持され、分草フレーム2aの上部に設けた油圧モータ2d・2eにより駆動されるようにしている。分草フレーム2aの下部から前方に側面視略三角形状の分草具40が突設されている。こうして、サトウキビを引き起こしながら機内に引き込む。
前記トップカッター17は前記クロップデバイダ2の前上方に昇降可能に配置され、平行リンク機構32が油圧シリンダの伸縮により高さ調節可能に昇降される。トップカッター17は下部の左右中央に切断刃を備え、切断刃の左右両側からサトウキビの上部を左右中央へ寄せるように左右外側方へ突出するガイド棒33やガイド板34等を備える。こうして、サトウキビの上部の不要な葉部分を機体左右中央に寄せて切断刃により切断するようにしている。
左右のクロップデバイダ2・2の間の後方には、掻込ロータ13と刈取装置となるベースカッター3と前搬送装置4が上部フレーム14に支持されている。該上部フレーム14は左右一対設けられて、後部が後搬送装置5の前端位置で機体フレーム30に上下回動自在に枢支される。該上部フレーム14の前部と機体フレーム30との間には油圧シリンダが介装されて、油圧シリンダを伸縮させることによりベースカッター3や掻込ロータ13や前搬送装置4を昇降して高さを調節可能としている。
前記ベースカッター3は上部フレーム14の前部から下方に垂設する左右の支持筒3a・3aと、支持筒3a・3aの下端に固設される支持円板の外周に固設される複数の刈刃3b・3b・・・と、前記支持円板上に固設され棒状の螺旋3c・3cと、刈刃3b及び螺旋3cを回転駆動する油圧モータ等からなる。前記掻込ロータ13は、前記左右の上部フレーム14の前端に左右方向に軸心を有し回転自在に支持される回動軸と、該回動軸上に固設される羽根体からなり、回動軸は油圧モータにより回転駆動される。
搬送装置は前搬送装置4と後搬送装置5からなり、前搬送装置4の前部上方にキャビン19が配置され、前搬送装置4の後部上方にエンジン15が配置される。前搬送装置4の後部は後搬送装置5の前部に位置される。前搬送装置4と後搬送装置5の構成は後述する。こうして、掻込ロータ13の回転によりサトウキビの茎幹が掻き込まれて、株元がベースカッター3の刈刃3b・3bの回転により切断され、同時に螺旋3c・3cの回転により茎幹の下端(根元)が跳ね上げられる。跳ね上げられたサトウキビは、その直後に配置された前搬送装置4に根元から引き込まれ、前搬送装置4の送りローラで斜め後上方に送られて、後搬送装置5に受け継がれて斜め後上方に搬送される。
前記後搬送装置5の後部には処理部となるチョッピング装置6が配設される。チョッピング装置6はカッターからなる。カッターは左右方向に軸心を有する上下一対のカッター軸上にブレード刃が固定され、サトウキビが回転する上下のブレード刃の間を通過するときに所定寸法で切断されながら後方へ飛ばされるようにしている。
風選装置7は、チョッピング装置6の後上部に設けられるブロワケース7aと、ブロワケース7a内に収納されるブロワからなる。ブロワケース7aは下方と上側方が開口され、ブロワケース7aの下部はチョッピング装置6と連通され、上側方が葉や塵等の排出口としている。ブロワケース7aは上下方向の軸心を中心に回動可能とされ、排出方向を変更可能としている。ブロワは上下方向を軸心としてブロワケース7a内に収納され、ブロワを回転駆動することにより、下から上方への高速空気流が発生されて、細断後の葉や塵を上方へ吸い込んで側方または後方に排出できるようにし、重い茎幹は下方の排出部80の前部に落下する。
排出部80は排出コンベア8とホッパー18と旋回台20とフラップ21等を備える。排出コンベア8は無端の平ベルト上に所定間隔をあけて板体を固定したスラットコンベアで構成され、排出コンベア8は、下部が機体フレーム30の後部に設けた旋回台20上に支持され、該旋回台20は上下方向を軸心として左右回動可能に支持されている。該排出コンベア8は油圧シリンダの伸縮駆動により左右回動され、排出方向を変更可能に構成している。排出コンベア8の前部上にはホッパー18が設けられ、風選装置7より落下するサトウキビを受けられるようにしている。排出コンベア8の後端上にはフラップ21が設けられて、前後回動することによって、排出方向を変更可能としている。
前記前搬送装置4は、図3〜図7に示すように、左右の側板401・401間に上下対向して配置される上側ロール402と下側ロール403が、前後方向に所定間隔をあけて複数組配置される。該上側ロール402は筒体417の軸心位置に回転軸404が挿通固定され、筒体417の外周に外側辺が波状とされる搬送板407・407・・・が所定角度毎に放射状に横設される。下側ロール403は回転軸405上に所定間隔をあけて円板406・406・・・が固設され、該円板406・406・・・の外周に外側辺が波状とされる搬送板407・407・・・が所定角度毎に放射状に横設される。こうして、上側ロール402と下側ロール403を互いに逆方向に回転させることにより、刈取後のサトウキビを上側ロール402と下側ロール403の間を通過させて後方へ搬送できるようにしている。
前記上側ロール402の回転軸404の左右両側は側板401・401に開口した穴401a・401aを貫通してアーム408・408に回転自在に支持される。アーム408は側面視略三角形状に構成され、アーム408の一頂部に回転軸404の一端が回転自在に支持され、他の頂部が揺動軸409に回転自在に支持され、残りの頂部に補強ロッド410の一端が固定される。揺動軸409の左右両側は側板401・401に回転自在に支持され、補強ロッド410の左右両側は側板401・401に開口した穴401b・401bを貫通してアーム408・408に固定される。前記穴401a・401bは揺動軸409を中心とした上下方向で円弧状の長穴に形成される。前記アーム408の下方には、ストッパ411が配置され、アーム408の下方への最下方への回動を規制している。
こうして、上側ロール402は揺動軸409を中心に上下揺動自在に支持されている。また、本実施形態では、上側ロール402は前後方向に4つ配置され、前から1番目の上側ロール402とアーム408と補強ロッド410は、2番目の上側ロール402とアーム408と補強ロッド410と、揺動軸409に対して前後略対称に配置される。同様に3番目と4番目も同様に前後略対称に配置される。
そして、前記回転軸404の一端にはスプロケット412が固設され、揺動軸409の左右両側にはスプロケット413・413が固設され、該スプロケット412とスプロケット413の間にチェーン415が巻回されて、動力を伝達可能としている。更に、前後方向において、揺動軸409と揺動軸409の間には駆動軸416が側板401・401間に横架され、該駆動軸416の一端にスプロケット414・414が固設され、駆動軸416の他端に油圧モータ417の出力軸と連結されている。油圧モータ417は本実施形態では右側の側板401に固定されている。前記駆動軸416上のスプロケット414と揺動軸409上に固設したスプロケット418との間にはチェーン419が巻回され、動力を伝達可能としている。こうして、油圧モータ417からチェーンやスプロケット等を介して各上側ロール402に動力を伝達して回転駆動できるようにしている。
前後方向に並べて配置される下側ロール403・404・403・403の回転軸405・405・405・405の間には中間歯車421・421・421を回転自在に支持する支持軸422・422・422が側板401に固設される。前記下側ロール403のそれぞれの回転軸405の一端(左側端)には、それぞれ歯車420が固設され、歯車420・420・420・420は中間歯車421・421・421とそれぞれ歯合される。そして、いずれか一つの回転軸405の他端が油圧モータ423の出力軸と連結固定される。油圧モータ423は右側の側板401に固定される。こうして、油圧モータ423からの動力が歯車420と中間歯車421を介して回転軸405に伝えられて下側ロール403を回転駆動するようにしている。
そして、前記側板401・401の上部は前記上部フレーム14・14に固定されており、前搬送装置4の上部、つまり、上側ロール402の上方は上カバー424により覆われる。言い換えれば、上カバー424の左右両側が側板401・401の上面に固定される。上カバー424は本実施形態では3つに分割されるが、一枚でも、複数に分割してもよく限定するものではない。
また、左側板401の左側の上部に配置されるアーム408、ストッパ411、スプロケット412・413・414、チェーン415・419等の駆動手段や動力伝動手段等は、左上サイドカバー425により覆われる。左側板401の左側の下部に配置される歯車420や中間歯車421等の駆動手段や動力伝動手段は、左下サイドカバー427により覆われ、左上サイドカバー425と左下サイドカバー427の間の段差部に、外下向きの傾斜面を有する傾斜カバー428が設けられる。なお、側板401の周囲には縁部401cが形成され、左側板401と左上サイドカバー425と左下サイドカバー427と傾斜カバー428との間には収納空間が形成され、駆動手段や動力伝動手段を収納できるようにしている。更に、縁部401cの外側面には桟部材429が固定され、左上サイドカバー425、左下サイドカバー427、傾斜カバー428を強固に固定できるようにしている。
また、右側板401の右側の上部に配置されるアーム408、ストッパ411、スプロケット412・413、チェーン415等の駆動手段や動力伝動手段は、右サイドカバー426・426により覆われる。なお、右側板401にも縁部401cが形成され桟部材429も取り付けられる。
前記左右の上部フレーム14・14の前部間には、縦軸回転式の切断装置となるベースカッター3が配設されており、上方は上カバー433により覆われる。該ベースカッター3の左右両側方は補強部材430・430、サイドカバー431・431により覆われる。補強部材430は、前部が図6に示す取付ステー432を介して固定され、後部は側板401の前側の縁部401cに固定される。サイドカバー431は、その上部が補強部材430の前下部に固定される。
後搬送装置5は、前記前搬送装置4の上側ロール402と下側ロール403の上下対を前後に2組配置した構成と略同じ構成としており、アームや補強ロッドや中間歯車等を備える。また、上カバー440、左上サイドカバー441、右サイドカバー442、左下サイドカバー443、傾斜カバー444を備え、前記前搬送装置4のカバー構成と略同じ構成で、略同じ取付構成としている。前搬送装置4は上部フレーム14・14の後部が機体フレーム30に回動自在に支持され、昇降回動可能とし、後搬送装置5は前下がりに機体フレーム30に固定される。
このような構成において、掻込ロータ13により掻き込まれてベースカッター3により刈り取られたサトウキビは、茎幹が横倒し姿勢で前搬送装置4と後搬送装置5により後方へ搬送される。このとき、茎幹量が多くなるとその量に応じて、上側ロール402はアーム408によって揺動軸409を中心に上下に揺動する。こうして、詰まることなく後方へ搬送することができる。そしてこの搬送時には、前搬送装置4と後搬送装置5の上部は上カバー424・440により覆われているため、異物の混入や塵埃の飛散が防止される。
以上のように、刈取装置となるベースカッター3と、ベースカッター3によって刈り取った茎幹を横倒し姿勢で搬送する前搬送装置4と後搬送装置5からなる搬送装置と、搬送装置で搬送された茎幹を所定寸法で切断するチョッピング装置6からなる処理部を備えたサトウキビ収穫機1であって、搬送装置として前搬送装置4(後搬送装置5も同様)の場合は左右の側板401・401間で複数の上側ロール402と下側ロール403を対向回転する構成とし、搬送する茎幹量によって下側ロール403に対して上側ロール402が上下揺動可能にするために左右側板401・401に上下方向の穴401a・401bを設け、上側ロール402と下側ロール403を回転駆動する駆動手段を覆うカバー425・427・428を設け、このカバーにおける段差部の傾斜カバー428の上面は外下向きの傾斜面が設けられるので、上側ロール402と下側ロール403の駆動部分に塵埃が浸入することを防止でき、摩耗を低減して寿命を延ばすことができる。また、アーム408に塵埃が溜まって、上側ロール402の上下揺動が阻害されることを防止したり、チェーン415・419に塵埃を巻き込んで回転抵抗を増加したりすることを防止できる。また、段差部は傾斜カバー428により覆われるため、カバー上に塵埃が溜まることを防止でき、清掃の手間を省くことができる。また、側板401と左上サイドカバー425と左下サイドカバー427と傾斜カバー428により箱構造となり、剛性をアップすることができる。
また、搬送装置としての前搬送装置4(後搬送装置5も同様)では、左右の側板401・401間で茎幹を搬送する構成とし、少なくとも左右側板401・401間の上側を覆う上カバー424が設けられるので、外部から搬送装置内へゴミや土等が混入することを防止できる。また、搬送装置から外部、とくに、前搬送装置4の上方に配置されるエンジン側へ塵埃が飛散することを防止できる。
また、前記前搬送装置4の搬送上流部で茎幹の株元を切断する縦軸回転式切断装置となるベースカッター3を、前搬送装置4を構成する左右の上部フレーム14・14間に垂下し、左右側板401・401の上部を前記左右上部フレーム14・14に固設し、前記左右上部フレーム14・14と左右側板401・401とを連結する補強部材430・430を設け、該補強部材430は、前記ベースカッター3の側方を覆うサイドカバー431の取付部を含む範囲に設けたので、ベースカッター3は上部フレーム14・14間で片持ち支持となっているが、上部フレーム14は補強部材430によって補強でき、該ベースカッター3が固い土に突っ込んでも曲がることがなく、むやみに上部フレーム14の強度をアップする必要がなく、簡単な構成で剛性をアップできて、変形を防止することができる。また、側板401と縁部401cと左上サイドカバー425(右サイドカバー426)と左下サイドカバー427と傾斜カバー428は箱構造となっており剛性が高く、この箱構造に補強部材430が固定されることとなるため、上部フレーム14と補強部材430と側板401とカバー(左上サイドカバー425、右サイドカバー426、左下サイドカバー427、傾斜カバー428)が互いに補強し合う構成となって、更に強度をアップすることができる。また、補強部材430はベースカッター3の側方を一部覆うためカバーを兼ねた構成となり、サイドカバー431を小さく構成でき、コスト低減化も図れる。
1 サトウキビ収穫機
3 ベースカッター
4 前搬送装置
5 後搬送装置
6 チョッピング装置
14 上部フレーム
401 側板
402 上側ロール
403 下側ロール
424 上カバー
425 左上サイドカバー
427 左下サイドカバー
428 傾斜カバー
430 補強部材

Claims (3)

  1. サトウキビの茎幹の株元を切断する縦軸回転式切断装置と、
    前記縦軸回転式切断装置によって切断して刈り取った茎幹を横倒し姿勢で搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置で搬送される茎幹を所定寸法に切断する処理部と、を備えたサトウキビ収穫機であって、
    前記搬送装置は、左右の側板間に上下対向して配置される上側ロールと下側ロールが前後方向に所定間隔をあけて複数組配置され、
    前記複数組配置された上側ロールと下側ロールを対向回転する駆動手段は、前記左右の側板の周囲を縁部で形成された空間内に収納され、
    前記左右の側板には、搬送する茎幹の量によって前記下側ロールに対して前記上側ロールを揺動可能にするための穴が設けられ、
    前記駆動手段が収納される空間は、上サイドカバー、下サイドカバー、及び前記上サイドカバーと前記下サイドカバーとの間で外下向きの傾斜面を有する傾斜カバーにて覆われる
    ことを特徴とするサトウキビ収穫機。
  2. 前記搬送装置の上部は、上カバーにて覆われる
    ことを特徴とする請求項1に記載のサトウキビ収穫機。
  3. 前記縦軸回転式切断装置は、前記搬送装置を構成する左右の上部フレーム間に垂下するように配置され、
    前記縦軸回転式切断装置の左右側方は、補強部材とカバーにて覆われる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサトウキビ収穫機。
JP2016223579A 2016-11-16 2016-11-16 サトウキビ収穫機 Active JP6709149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016223579A JP6709149B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 サトウキビ収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016223579A JP6709149B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 サトウキビ収穫機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020090106A Division JP6999744B2 (ja) 2020-05-22 2020-05-22 サトウキビ収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018078837A JP2018078837A (ja) 2018-05-24
JP6709149B2 true JP6709149B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=62196745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016223579A Active JP6709149B2 (ja) 2016-11-16 2016-11-16 サトウキビ収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6709149B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190053792A (ko) * 2017-11-10 2019-05-20 롬엔드하스전자재료코리아유한회사 유기 전계 발광 화합물, 이를 포함하는 유기 전계 발광 재료, 및 유기 전계 발광 소자
CN109997467B (zh) * 2019-04-16 2023-09-26 西南大学 预切种式播种装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018078837A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015159464A1 (ja) サトウキビ収穫機
JP2015202086A (ja) サトウキビ収穫機
WO2018037543A1 (ja) サトウキビ収穫機
JP6188622B2 (ja) サトウキビ収穫機
WO2018092764A1 (ja) 収穫機
JP6999744B2 (ja) サトウキビ収穫機
JP2019216646A (ja) 草刈り機
JP6709149B2 (ja) サトウキビ収穫機
JP6816865B2 (ja) 地下茎作物の掘り取り装置
JP6188623B2 (ja) サトウキビ収穫機
JP2015181389A (ja) トウモロコシ収穫機
JP6525830B2 (ja) 脱穀装置
JP3710456B2 (ja) さとうきび収穫機
JP2014014341A (ja) コンバイン
JP5382853B2 (ja) コンバイン
WO2018092782A1 (ja) 収穫機
WO2019082307A1 (ja) コンバイン
JP7522473B2 (ja) サトウキビ収穫機
JP2019198286A (ja) 収穫機
JP2014166148A (ja) コンバイン
WO2019082308A1 (ja) コンバイン
JP2014033620A (ja) コンバイン
US1117460A (en) Machine for harvesting and cutting ensilage.
JP2007236275A (ja) コンバイン
JP4427638B2 (ja) コンバインの脱穀部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6709149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150