JP2003220591A - もやしの根切除方法及び根切除装置 - Google Patents

もやしの根切除方法及び根切除装置

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JP2003220591A
JP2003220591A JP2001003345A JP2001003345A JP2003220591A JP 2003220591 A JP2003220591 A JP 2003220591A JP 2001003345 A JP2001003345 A JP 2001003345A JP 2001003345 A JP2001003345 A JP 2001003345A JP 2003220591 A JP2003220591 A JP 2003220591A
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sprouts
cutter blade
root
cutting table
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23NMACHINES OR APPARATUS FOR TREATING HARVESTED FRUIT, VEGETABLES OR FLOWER BULBS IN BULK, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PEELING VEGETABLES OR FRUIT IN BULK; APPARATUS FOR PREPARING ANIMAL FEEDING- STUFFS
    • A23N15/00Machines or apparatus for other treatment of fruits or vegetables for human purposes; Machines or apparatus for topping or skinning flower bulbs
    • A23N15/12Machines or apparatus for other treatment of fruits or vegetables for human purposes; Machines or apparatus for topping or skinning flower bulbs for snipping or stringing beans

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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 根切除作業時のもやしの傷みをできるだけ少
なくしながら、もやしの根を能率良く切除することがで
きるようにする。 【解決手段】 もやしの根が落ち込み可能な隙間幅の切
断スリット13を多数の棒状部材12で形成した切断テ
ーブル11上にもやしを供給し、且つ、この切断テーブ
ル11上に散水する。切断テーブル11上に散水された
水は、切断スリット13から流出するため、切断テーブ
ル11上に供給されたもやしの根は、切断スリット13
に向かって流れる水流によって切断スリット13内に流
し込まれる。この状態で、カッターブレード14を切断
テーブル11の上面に沿って移動させることで、切断ス
リット13内に落ち込んだもやしの根をカッターブレー
ド14で切除する。カッターブレード14は、もやしの
根を切除するための刃先が上方から見て切断スリット1
3に対して斜め方向に交差するようにジグザグ状に形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、もやしの根を切除
するもやしの根切除方法及び根切除装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、もやしの見栄えを良くして商品価
値を高めるために、収穫されたもやしの根を切除してか
ら袋詰めして出荷する場合がある。このようなもやしの
根の切除作業を自動化するために、特開平10−136
959号公報に示すように、収穫されたもやしを搬送す
るコンベアの上面に、移動方向と直角に第1の角材を取
り付けると共に、このコンベアの上方に、第1の角材と
平行に第2の角材を配置して、この第2の角材をコンベ
アよりも速い速度で移動させて停止するという動作を繰
り返すことによって、2本の角材間にもやしの根を挟み
込んで切り落とすようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報のよ
うに、コンベアと角材の水平方向の相対移動でもやしの
根を挟み込んで切り落とす方法では、もやしの根が2本
の角材間に挟み込まれる動作がスムーズに行われるとは
言い難く、根の切除能率が悪く、大量のもやしの根を切
除するには不向きである。しかも、根の切除能率が悪い
ために、根の切除作業に時間がかかり、その分、コンベ
ア上でもやしが擦れ合う時間が長くなってもやしが傷み
やすく、品質が低下するという欠点もある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、根切除作業時のもや
しの傷みをできるだけ少なくしながら、もやしの根を能
率良く切除することができ、生産性向上と品質向上とを
実現することができるもやしの根切除方法及び根切除装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のもやしの根切除方法は、もやし
の根が落ち込み可能な隙間幅の切断スリットを多数有す
る切断テーブル上にもやしを供給し、且つ、この切断テ
ーブル上に散水することで、切断テーブル上のもやしの
根を切断スリット内に流し込み、切断スリットに落ち込
んだもやしの根をカッターブレードで切除するようにし
たものである。この場合、切断テーブル上に散水された
水は、切断スリットから流出するため、切断テーブル上
に供給されたもやしの根は、切断スリットに向かって流
れる水流によって切断スリット内にスムーズに流し込ま
れて、カッターブレードで切除される。これにより、も
やしの傷みをできるだけ少なくしながら、もやしの根を
能率良く切除することができ、生産性を向上しながら品
質も向上することができる。
【0006】この場合、カッターブレードと切断テーブ
ルとの関係は、いずれか一方を移動させれば良く、ま
た、カッターブレードを移動させる場合は、切断テーブ
ルの厚みが薄ければ、カッターブレードを切断テーブル
の下面に沿って移動させても良いが、請求項2のよう
に、カッターブレードを切断テーブルの上面に沿って移
動させることが好ましい。このようにすれば、カッター
ブレードは、もやしの根を切除する役割の他に、切除後
のもやしを切断テーブル上から搬出する役割を果たし、
カッターブレードの移動によって、もやしの根の切除と
もやしの搬出とを連続的に極めて能率良く行うことがで
きる。
【0007】また、切断テーブルは、例えば金属板に切
断スリットを打ち抜き加工等により形成して構成しても
良いが、請求項3のように、もやしの根を切断するため
のエッジが形成された多数の棒状部材を、もやしの根が
落ち込み可能な幅の隙間を隔てて平行に配列して切断テ
ーブルを構成し、各棒状部材間の隙間を切断スリットと
するようにしても良い。このようにすれば、もやしの種
類や大きさに応じて、棒状部材間の間隔を変更すること
で、切断スリットの隙間幅を簡単に調整することができ
る。
【0008】ところで、平板状に形成したカッターブレ
ードを切断スリットと平行に設置すると、カッターブレ
ードの刃先で切断スリット内の全てのもやしの根を同時
に挟み込んで切除しなければならないため、切除時の負
荷が大きくなり、その分、カッターブレードの駆動モー
タの駆動力を大きくする必要があり、駆動モータの大型
化や消費電力量増加を招く欠点がある。
【0009】そこで、請求項4のように、カッターブレ
ードは、刃先が上方から見て切断スリットに対して斜め
方向に交差するようにジグザグ状に形成しても良い。こ
のようにすれば、カッターブレードの刃先が切断スリッ
トを通過する際に、カッターブレードの刃先が切断スリ
ットのエッジと斜めに交差して、その交差点がカッター
ブレードの移動に伴って切断スリットのエッジに沿って
移動するため、切断スリット内のもやしの根を徐々に切
除することができ、もやしの根を切除しやすくなると共
に、カッターブレードの駆動モータの駆動力も小さくて
済み、その分、駆動モータの小型化、低消費電力化が可
能となる。
【0010】この場合、カッターブレード全体をジグザ
グ状に形成しても良いが、カッターブレードの上端縁が
ジグザグ状に形成されていると、カッターブレードの上
方からもやしを切断テーブル上に供給する際に、もやし
がカッターブレードの上端縁に引っ掛かる割合が多くな
る。
【0011】そこで、請求項5のように、カッターブレ
ードは、上側ほど切断スリットに対する傾斜角度が小さ
くなるように形成して、上端縁を一直線状に形成しても
良い。このようにすれば、カッターブレードの上方から
もやしを切断テーブル上に供給する際に、もやしがカッ
ターブレードの上端縁に引っ掛かる割合が著しく少なく
なる。
【0012】更に、請求項6のように、カッターブレー
ドの上端縁に、もやしを滑り落とすための滑り落し手段
を設けても良い。このようにすれば、もやしがカッター
ブレードの上端縁に引っ掛かることを滑り落し手段によ
って一層確実に防止することができる。
【0013】ところで、カッターブレードを搬出方向の
みに移動させると、切断テーブル上のもやしがカッター
ブレードで掻き集められて積み重なった状態となり、そ
の上層側のもやしの根を切除できないことがある。
【0014】この対策として、請求項7のように、カッ
ターブレードの移動は、所定距離の前進と、その前進距
離よりも短い距離の後退とを交互に繰り返すようにして
も良い。このようにすれば、カッターブレードの後退時
に切断テーブル上のもやしの積み重なり状態を崩して、
未切除のもやしの根を切断スリット内に流し込むことが
でき、切断テーブル上に積み重なったもやしの根をむら
なく切除することができる。
【0015】また、請求項8のように、カッターブレー
ドを所定間隔で複数枚配置し、各カッターブレードを、
回転駆動されるチェーンに連結するようにしても良い。
このようにすれば、複数枚のカッターブレードを単一の
駆動源で駆動することができ、駆動系の構造を簡単化で
きる。
【0016】また、本発明のもやしの根切除方法を実施
する際に用いるもやしの根切除装置は、請求項9のよう
に、もやしの根が落ち込み可能な隙間幅の切断スリット
を多数有する切断テーブルと、この切断テーブル上に配
置されたカッターブレードと、前記切断テーブル上にも
やしを供給するもやし供給手段と、前記切断テーブル上
に散水する散水手段と、前記カッターブレードを前記切
断テーブルの上面に沿って移動させるカッター駆動手段
とを備えた構成としても良い。これにより、根切除作業
時のもやしの傷みをできるだけ少なくしながら、もやし
の根を能率良く切除することができるもやしの根切除装
置を実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、もやしの根切除装置の構成
を説明する。切断テーブル11は、断面が三角形状の棒
状部材12を所定間隔で平行に配列して構成されてい
る。各棒状部材12は、1つの角部が下向きになり、残
り2つの角部が水平方向に位置するように固定されてい
る。各棒状部材12の角部は、もやしの根を切断するた
めのエッジ(刃)となるように形成され、各棒状部材1
2のエッジ間に形成される切断スリット13の隙間寸法
は、もやしの根が落ち込み可能な寸法に設定されてい
る。例えば、もやしの茎の太さが2.5〜5mmである
場合は、各棒状部材12のエッジ間の切断スリット13
の隙間寸法は、1.5〜2.5mm、より好ましくは、
もやしの茎の太さのほぼ半分程度に設定すると良い。
【0018】この切断テーブル11上には、複数枚のカ
ッターブレード14が所定間隔で配置され、各カッター
ブレード14はチェーン15(カッター駆動手段)に連
結されている。このチェーン15は、切断テーブル11
の入口側と出口側に配置されたスプロケット16,17
にかけ渡され、モータ(図示せず)によってチェーン1
5が回転駆動されることで、各カッターブレード14が
切断テーブル11の上面に沿って切断スリット13と直
角方向に移動される。この際、各カッターブレード14
の刃先(下端縁)が棒状部材12の上面に軽く摺接し又
は僅かなクリアランスをあけて移動し、図4に示すよう
に、各棒状部材12間の切断スリット13に落ち込んだ
もやしの根をカッターブレード14の刃先で切除する。
【0019】図2に示すように、各カッターブレード1
4は、刃先が上方から見て切断スリット13に対して斜
め方向に交差するようにジグザグ状に形成され、且つ、
各カッターブレード14は、上側ほど切断スリット13
に対する傾斜角度が小さくなるように形成され、上端縁
が一直線状に形成されている(図1及び図3参照)。更
に、各カッターブレード14の上端縁には、もやしを滑
り落とすためのパイプ状の滑り落し手段18が設けられ
ている。
【0020】また、切断テーブル11の上方には、切断
テーブル11上に散水するための複数の散水樋19(散
水手段)が所定間隔で配置されている。各散水樋19
は、供給された水をオーバーフローさせることで、切断
テーブル11上に散水する。切断テーブル11の入口側
には、もやし供給コンベア20(もやし供給手段)が設
置され、このもやし供給コンベア20によって切断テー
ブル11上にもやしが連続的に供給される。また、切断
テーブル11の出口側には、カッターブレード14の移
動によって切断テーブル11から掻き出されるもやしを
搬送する搬送コンベア21が設置されている。
【0021】以上のように構成されたもやしの根切除装
置の稼働中は、モータによりチェーン15を回転駆動し
て各カッターブレード14を切断テーブル11の上面に
沿って切断スリット13と直角方向に移動させると共
に、各散水樋19に水を供給して各散水樋19から水を
オーバーフローさせることで、切断テーブル11上に散
水しながら、もやし供給コンベア20でもやしを切断テ
ーブル11上に連続的に供給する。
【0022】切断テーブル11上に散水した水は、各棒
状部材12間の切断スリット13から流出するため、切
断テーブル11上に供給されたもやしの根は、切断スリ
ット13に向かって流れる水流によって切断スリット1
1内にスムーズに流し込まれて(図4参照)、カッター
ブレード14で切除される。これにより、もやしの傷み
をできるだけ少なくしながら、もやしの根を能率良く切
除することができ、生産性を向上しながら品質も向上す
ることができる。
【0023】切断テーブル11上で根が切除されたもや
しは、カッターブレード14の移動によって切断テーブ
ル11から搬送コンベア21上に掻き出され、次の工程
(例えばもやし洗浄工程)へ搬送される。これにより、
カッターブレード14は、もやしの根を切除する役割の
他に、切除後のもやしを切断テーブル11上から搬出す
る役割を果たし、カッターブレード14の移動によっ
て、もやしの根の切除ともやしの搬出とを連続的に極め
て能率良く行うことができる。
【0024】ところで、カッターブレード14を搬出方
向のみに移動させると、切断テーブル11上のもやしが
カッターブレード14で掻き集められて積み重なった状
態となり、その上層側のもやしの根が切除できないこと
がある。
【0025】この対策として、カッターブレード14の
移動は、所定距離の前進と、その前進距離よりも短い距
離の後退とを交互に繰り返すようにすることが望まし
い。このようにすれば、カッターブレード14の後退時
に切断テーブル11上のもやしの積み重なり状態を崩し
て、未切除のもやしの根を切断スリット13内に流し込
むことができ、切断テーブル11上に積み重なったもや
しの根をむらなく切除することができる。この場合、前
進距離と後退距離の割合は、例えば、2:1又は3:1
又は4:1等に設定すれば良い。
【0026】本実施形態では、カッターブレード14
を、刃先が上方から見て切断スリット13に対して斜め
方向に交差するようにジグザグ状に形成したが、これに
代えて、平板状に形成したカッターブレードを用いても
良い。しかし、平板状に形成したカッターブレードを切
断スリット13と平行に設置すると、カッターブレード
の刃先で切断スリット13内の全てのもやしの根を同時
に挟み込んで切除しなければならないため、切除時の負
荷が大きくなり、その分、カッターブレードの駆動モー
タの駆動力を大きくする必要があり、駆動モータの大型
化や消費電力量増加を招く欠点がある。
【0027】その点、本実施形態では、カッターブレー
ド14を刃先が上方から見て切断スリット13に対して
斜め方向に交差するようにジグザグ状に形成しているた
め、カッターブレード14の刃先が切断スリット13を
通過する際に、カッターブレード14の刃先が切断スリ
ット13のエッジと斜めに交差して、その交差点がカッ
ターブレード14の移動に伴って切断スリット13のエ
ッジに沿って移動するようになる。このため、切断スリ
ット13内のもやしの根を徐々に切除することができ、
もやしの根を切除しやすくなると共に、カッターブレー
ド14の駆動モータの駆動力も小さくて済み、その分、
駆動モータの小型化、低消費電力化が可能となる。
【0028】この場合、カッターブレード14全体をジ
グザグ状に形成しても良いが、カッターブレード14の
上端縁がジグザグ状に形成されていると、カッターブレ
ード14の上方からもやしを切断テーブル11上に供給
する際に、もやしがカッターブレード14の上端縁に引
っ掛かる割合が多くなる。
【0029】その点、本実施形態では、カッターブレー
ド14を、上側ほど切断スリット13に対する傾斜角度
が小さくなるように形成して、上端縁を一直線状に形成
しているため、カッターブレード14の上方からもやし
を切断テーブル11上に供給する際に、もやしがカッタ
ーブレード14の上端縁に引っ掛かる割合が著しく少な
くなる。更に、カッターブレード14の上端縁に、もや
しを滑り落とすための滑り落し手段18を設けているの
で、もやしがカッターブレード14の上端縁に引っ掛か
ることを滑り落し手段18によって一層確実に防止する
ことができる。
【0030】ところで、平板状に形成したカッターブレ
ードを用いる場合は、切断スリット13に対してカッタ
ーブレードを傾斜させて配置しても、カッターブレード
と切断スリット13とを斜め方向に交差させることがで
きるが、カッターブレードを傾斜させると、カッターブ
レードに押されて移動するもやしが徐々にカッターブレ
ードの傾斜に沿って片側に片寄って積み重なった状態と
なってしまい、その上層側のもやしの根が切除できない
ことがある。
【0031】その点、本実施形態では、カッターブレー
ド14を刃先が上方から見て切断スリット13に対して
斜め方向に交差するようにジグザグ状に形成しているた
め、カッターブレード14をその移動方向に対して直角
に配置しても、カッターブレード14の刃先を切断スリ
ット13に対して斜め方向に交差させることができる。
このため、カッターブレード14に押されて移動するも
やしがカッターブレード14の片側に片寄ってしまうこ
とを防止でき、カッターブレード14全体を有効に利用
してもやしの根をむらなく切除することができる。
【0032】尚、平板状に形成したカッターブレードを
用いる場合は、そのカッターブレードの移動方向に対し
て棒状部材12(切断スリット13)を斜め方向に交差
させるように配置すると良い。このようにすれば、カッ
ターブレードが移動方向に対して直角に配置されるた
め、カッターブレードによって押されて移動するもやし
がカッターブレードの片側に片寄らずに済む。
【0033】また、本実施形態では、切断テーブル11
を固定してカッターブレード14を移動させるようにし
たが、これとは反対に、カッターブレード14を固定し
て切断テーブル11を移動させるようにしても良い。
【0034】また、切断テーブル11は、例えば金属板
に切断スリットを打ち抜き加工等により形成して構成し
ても良いが、本実施形態のように、もやしの根を切断す
るためのエッジが形成された多数の棒状部材12を、も
やしの根が落ち込み可能な幅の隙間を隔てて平行に配列
して切断テーブル11を構成し、各棒状部材12間の隙
間を切断スリット13とすれば、もやしの種類や大きさ
に応じて、棒状部材12間の間隔を変更することで、切
断スリット13の隙間幅を簡単に調整することができ
る。この場合、棒状部材12は、断面が三角形状のもの
に限定されず、棒状部材12の少なくとも1つの角部が
もやしの根を切断するためのエッジとなるように形成さ
れていれば良い。
【0035】また、切断スリット13の隙間幅を少し大
きめに形成して、切除工程の時間を長くすれば、もやし
の根の切除の他に、もやし上端の葉部も切断して、もや
しの茎のみの商品も生産することができる。
【0036】尚、金属板に切断スリットを打ち抜き加工
等により形成して構成した切断テーブルを用いる場合
は、切断テーブルの厚みが薄いため、カッターブレード
を切断テーブルの下面に沿って移動させるようにしても
良い。
【0037】また、本実施形態では、切断テーブル11
上に散水するための散水手段として水をオーバーフロー
させる散水樋19を用いたが、シャワー装置等を用いて
も良いことは言うまでもない。その他、本発明は、カッ
ターブレード14を駆動する構造を適宜変更しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもやしの根切除装置
の正面図
【図2】切断テーブルの一部分の平面図
【図3】カッターブレードの一部分の斜視図
【図4】切断テーブルとカッターブレードでもやしの根
を切除するときの状態を示す主要部の斜視図
【符号の説明】
11…切断テーブル、12…棒状部材、13…切断スリ
ット、14…カッターブレード、15…チェーン(カッ
ター駆動手段)、16,17…スプロケット、18…滑
り落し手段、19…散水樋(散水手段)、20…もやし
供給コンベア(もやし供給手段)、21…搬送コンベ
ア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26D 7/08 B26D 7/08 Z Fターム(参考) 3C021 EA08 3C024 BB00 3C027 GG03 GG04 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 もやしの根が落ち込み可能な隙間幅の切
    断スリットを多数有する切断テーブル上にもやしを供給
    し、且つ、前記切断テーブル上に散水することで、前記
    切断テーブル上のもやしの根を前記切断スリット内に流
    し込み、前記切断スリットに落ち込んだもやしの根をカ
    ッターブレードで切除することを特徴とするもやしの根
    切除方法。
  2. 【請求項2】 前記カッターブレードを前記切断テーブ
    ルの上面に沿って移動させることを特徴とする請求項1
    に記載のもやしの根切除方法。
  3. 【請求項3】 前記切断テーブルは、もやしの根を切断
    するためのエッジが形成された多数の棒状部材を、もや
    しの根が落ち込み可能な幅の隙間を隔てて平行に配列し
    て構成し、各棒状部材間の隙間を前記切断スリットとす
    ることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のもやしの根切除方法。
  4. 【請求項4】 前記カッターブレードは、もやしの根を
    切断するための刃先が上方から見て前記切断スリットに
    対して斜め方向に交差するようにジグザグ状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のもやしの根切除方法。
  5. 【請求項5】 前記カッターブレードは、上側ほど前記
    切断スリットに対する傾斜角度が小さくなるように形成
    され、上端縁が一直線状に形成されていることを特徴と
    する請求項4に記載のもやしの根切除方法。
  6. 【請求項6】 前記カッターブレードの上端縁に、もや
    しを滑り落とすための滑り落し手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のもや
    しの根切除方法。
  7. 【請求項7】 前記カッターブレードの移動は、所定距
    離の前進と、その前進距離よりも短い距離の後退とを交
    互に繰り返すことをことを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載のもやしの根切除方法。
  8. 【請求項8】 前記カッターブレードは、所定間隔で複
    数枚配置され、各カッターブレードは、回転駆動される
    チェーンに連結されていることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載のもやしの根切除方法。
  9. 【請求項9】 もやしの根が落ち込み可能な隙間幅の切
    断スリットを多数有する切断テーブルと、 前記切断テーブル上に配置されたカッターブレードと、 前記切断テーブル上にもやしを供給するもやし供給手段
    と、 前記切断テーブル上に散水する散水手段と、 前記カッターブレードを前記切断テーブルの上面に沿っ
    て移動させるカッター駆動手段とを備えていることを特
    徴とするもやしの根切除装置。
JP2001003345A 2001-01-03 2001-01-11 もやしの根切除方法及び根切除装置 Expired - Fee Related JP3606562B2 (ja)

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US09/754,237 US6346288B1 (en) 2001-01-03 2001-01-03 Method and apparatus for severing root of bean sprout

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