JP2013151699A - 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 - Google Patents
光学フィルム及びそれを用いた偏光板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013151699A JP2013151699A JP2013083475A JP2013083475A JP2013151699A JP 2013151699 A JP2013151699 A JP 2013151699A JP 2013083475 A JP2013083475 A JP 2013083475A JP 2013083475 A JP2013083475 A JP 2013083475A JP 2013151699 A JP2013151699 A JP 2013151699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical film
- film
- acid
- tan
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】フィルム幅手方向の、tanδが下記の関係を有することを特徴とする光学フィルム。
0.50≧tanδ−40/tanδpeak≧0.22
ここでtanδpeakとは、25℃〜210℃のtanδ値を測定した最大値、tanδ−40とは、tanδpeakを示した時の温度−40℃でのtanδの値をいう。
【選択図】なし
Description
ここでtanδpeakとは、25℃〜210℃のtanδ値を測定した最大値、tanδ−40とは、tanδpeakを示した時の温度−40℃でのtanδの値をいう。
dは、光学フィルムの膜厚(μm)を表す。
logP≧7.0である。
Raは、光学フィルムの平均表面粗さ(nm)を表し、logPは、フィルム組成物全体の平均分配係数logPを表す。
8.前記1〜7のいずれか1項に記載の光学フィルムを偏光子の少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする偏光板。
本発明の光学フィルムは、フィルム幅手方向の、湿度55%RHで25℃から210℃まで温度変化させて測定したtanδが下記の関係を有することを特徴とする。
ここでtanδpeakとは、25℃〜210℃のtanδ値を測定した最大値、tanδ−40とは、tanδpeakを示した時の温度−40℃でのtanδの値をいう。
dは、光学フィルムの膜厚(μm)を表す。
logP≧7.0である。
Raは、光学フィルムの平均表面粗さ(nm)を表し、logPは、フィルム組成物全体の平均分配係数logPを表す。
本発明のエステル化合物はエステル系可塑剤であり、より詳しくは芳香族末端エステル系可塑剤である。
本発明の光学フィルムに用いるセルロースエステルは、アセチル基置換度が2.80〜2.95であって数平均分子量125000以上155000未満のセルローストリアセテートAである。
カラム:Shodex K806、K805、K803G(昭和電工(株)製を3本接続して使用した)
カラム温度:25℃
試料濃度:0.1質量%
検出器:RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ:L6000(日立製作所(株)製)
流量:1.0ml/min
校正曲線:標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=2,800,000〜500迄の13サンプルによる校正曲線を使用した。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いることが好ましい。
A−2 −CH2CH2CH2−
A−3 −CH=CH−
A−4
以下Bの具体例を挙げる。
B−2 −CH2CH2CH2CH2−
B−3
(アクリル系共重合体)
本発明の光学フィルムには、重量平均分子量が500以上30000以下であるアクリルポリマーを含有することができる。中でも分子内に芳香環と親水性基を有しないエチレン性不飽和モノマーXaと分子内に芳香環を有さず親水性基を有するエチレン性不飽和モノマーXbとを共重合して得られた重量平均分子量5000以上30000以下のポリマーX、より好ましくは、分子内に芳香環と親水性基を有しないエチレン性不飽和モノマーXaと分子内に芳香環を有さず親水性基を有するエチレン性不飽和モノマーXbとを共重合して得られた重量平均分子量5000以上30000以下のポリマーXと、芳香環を有さないエチレン性不飽和モノマーYaを重合して得られた重量平均分子量500以上3000以下のポリマーYとを含有することが好ましい。
本発明の光学フィルムは、フラノース構造もしくはピラノース構造を少なくとも1個有し、該フラノース構造もしくはピラノース構造が1〜12個結合した化合物中のOH基のすべてもしくは一部をエステル化した化合物(糖エステル化合物ということがある。)を含むことができる。
本発明の光学フィルムは、本発明のエステル化合物以外に、本発明の効果を得る上で必要に応じて他の可塑剤を含有することができる。好ましくは、1)多価アルコールエステル系可塑剤、2)多価カルボン酸エステル系可塑剤、3)グリコレート系可塑剤、4)フタル酸エステル系可塑剤、5)脂肪酸エステル系可塑剤、6)リン酸エステル系可塑剤等から選択される。これらの可塑剤は、セルロースエステルに対して1〜30質量%の範囲で使用されることが好ましい。
(式中、R1はn価の有機基、nは2以上の正の整数を表す)
好ましい多価アルコールの例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが好ましい。
(但し、R2は(m+n)価の有機基、mは2以上の正の整数、nは0以上の整数、COOH基はカルボキシル基、OH基はアルコール性またはフェノール性水酸基を表す)
好ましい多価カルボン酸の例としては、例えば以下のようなものを挙げることができる。フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸のような2価以上の芳香族多価カルボン酸またはその誘導体、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、シュウ酸、フマール酸、マレイン酸、テトラヒドロフタル酸のような脂肪族多価カルボン酸、酒石酸、タルトロン酸、リンゴ酸、クエン酸のようなオキシ多価カルボン酸などを好ましく用いることができる。
本発明に係る光学フィルムは、紫外線吸収剤を含有することが好ましい。紫外線吸収剤は400nm以下の紫外線を吸収することで、耐久性を向上させることを目的としており、特に波長370nmでの透過率が10%以下であることが好ましく、よりさらに好ましくは5%以下である。
本発明の光学フィルムは、微粒子を含有することが滑り性、保管安定性の観点で好ましい。
本発明の光学フィルムには、色味調整のため染料を添加することもできる。例えば、フィルムの黄色味を抑えるために青色染料を添加してもよい。好ましい染料としてはアンスラキノン系染料が挙げられる。
次に、本発明の光学フィルムの製造方法について説明する。
尚、Mはウェブまたはフィルムを製造中または製造後の任意の時点で採取した試料の質量で、NはMを115℃で1時間の加熱後の質量である。
延伸操作は、フィルムの長手方向(MD方向)、及び幅手方向(TD方向)に対して、逐次または同時に延伸することができる。互いに直交する2軸方向の延伸倍率は、それぞれ最終的にはMD方向に1.0〜2.0倍、TD方向に1.07〜2.0倍の範囲とすることが好ましく、MD方向に1.0〜1.5倍、TD方向に1.07〜2.0倍の範囲で行うことが好ましい。
光学フィルムは延伸後、熱固定されることが好ましいが、熱固定はその最終TD方向延伸温度より高温で、Tg−20℃以下の温度範囲内で通常0.5〜300秒間熱固定することが好ましい。この際、2つ以上に分割された領域で温度差が1〜100℃となる範囲で順次昇温しながら熱固定することが好ましい。
本発明に係る光学フィルムの透湿度は、40℃、90%RHで10〜1200g/m2・24hが好ましく、さらに20〜1000g/m2・24hが好ましく、20〜850g/m2・24hが特に好ましい。透湿度はJIS Z 0208に記載の方法に従い測定することができる。
式(ii) Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、Roはフィルム面内リターデーション値、Rtはフィルム厚み方向リターデーション値、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率、nzはフィルムの厚み方向の屈折率、dはフィルムの厚さ(nm)を表す。)
上記リターデーションは、例えばKOBRA−21ADH(王子計測機器(株))を用いて、23℃、55%RHの環境下で、波長が590nmで求めることができる。
本発明では、高硬度を発揮する点から、ハードコート層の膜厚(ドライ膜厚)は3μm以上、30μm以下であり、好ましくは5μm以上、15μm以下である。
本発明のクリアーハードコート層は、公知のものがそのまま使用することができる。ハードコート層を形成する樹脂バインダーについて説明する。樹脂バインダーとしては、活性エネルギー線硬化樹脂が好ましい。活性エネルギー線硬化樹脂とは、紫外線や電子線のような活性線照射により架橋反応等を経て硬化する樹脂をいう。活性エネルギー線硬化樹脂としては、エチレン性不飽和二重結合を有するモノマーを含む成分が好ましく用いられ、紫外線や電子線のような活性線を照射することによって硬化させて活性エネルギー線硬化樹脂層が形成される。
シリカ粒子としては、公知のものを使用することができる。また、その形状は、球状でも不定形のものでもよく、通常のコロイダルシリカに限らず中空粒子、多孔質粒子、コア/シェル型粒子等であっても構わない。
反応性シリカ粒子(Xa)は、重合性不飽和基を有する有機化合物(以下、「有機化合物(X)」という)で表面処理することによって得られる。反応性シリカ粒子(Xa)の製造に用いられる有機化合物(X)は、重合性不飽和基、好ましくはエチレン性不飽和基を有する化合物であり、さらに、下記一般式(a)に示す基を含む有機化合物であることが好ましい。
[1]エチレン性不飽和基
有機化合物(X)に含まれるエチレン性不飽和基としては特に制限はないが、例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基を好適例として挙げることができる。
有機化合物に含まれる前記式(a)に示す基[−U−C(=V)−NH−]は、具体的には、[−O−C(=O)−NH−]、[−O−C(=S)−NH−]、[−S−C(=O)−NH−]、[−NH−C(=O)−NH−]、[−NH−C(=S)−NH−]、及び[−S−C(=S)−NH−]の6種である。これらの基は、1種単独で又は2種以上を組合わせて用いることができる。
シラノール基を生成する化合物としては、ケイ素原子にアルコキシ基、アリールオキシ基、アセトキシ基、アミノ基、ハロゲン原子等が結合した化合物を挙げることができるが、ケイ素原子にアルコキシ基又はアリールオキシ基が結合した化合物、即ち、アルコキシシリル基含有化合物又はアリールオキシシリル基含有化合物が好ましい。
好ましい具体例としては、例えば、下記一般式(b)に示す化合物を挙げることができる。
有機化合物(X)の合成は、例えば、特開平9−100111号公報に記載された方法を用いることができる。好ましくは、メルカプトプロピルトリメトキシシランとイソホロンジイソシアネートをジブチルスズジラウレート存在下で混合し、60〜70℃で数時間程度反応させた後に、ペンタエリスリトールトリアクリレートを添加して、さらに60〜70℃で数時間程度反応させることにより製造される。
有機化合物(X)をシリカ粒子と混合し、加水分解させ、両者を結合させる。
本発明のクリアーハードコート層は公知の方法で塗設することができる。
本発明の光学フィルム製造に際し、延伸の前または後で帯電防止層、バックコート層、易滑性層、接着層、バリアー層、防眩層、反射防止層、光学補償層等の機能性層を塗設してもよい。
本発明の偏光板、それを用いた液晶表示装置について説明する。
本発明の偏光板は、本発明の光学フィルムにより、偏光子の少なくとも一方の面を挟持してなる偏光板である。
本発明の偏光板を液晶表示装置に組み込むことによって、種々の視認性に優れた液晶表示装置を作製することができる。本発明の光学フィルムはSTN、TN、OCB、HAN、VA(MVA、PVA)、IPSなどの各種駆動方式の液晶表示装置に用いることができる。特に好ましくはVA(MVA、PVA)型、及びIPS型液晶表示装置である。
<エステル化合物1>
1,2−プロピレングリコール251g、無水フタル酸278g、アジピン酸91g、安息香酸610g、エステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート0.191gを、温度計、撹拌器、緩急冷却管を備えた2Lの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流中230℃になるまで、撹拌しながら徐々に昇温する。15時間脱水縮合反応させ、反応終了後200℃で未反応の1,2−プロピレングリコールを減圧留去することにより、本発明のエステル化合物1を得た。酸価0.10、数平均分子量450であった。
エステル化合物1の合成において、無水フタル酸とアジピン酸の量をそれぞれ、(185g、182g)、(93g、273g)として同様の反応を行い、エステル化合物2、3を得た。それぞれ酸価0.10、数平均分子量500、酸価0.15、数平均分子量600であった。
2−メチル−1,3−プロパンジオール205g、無水フタル酸111g、アジピン酸37g、p−トルイル酸272g、エステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート0.08gを、温度計、撹拌器、緩急冷却管を備えた2Lの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流中230℃になるまで、撹拌しながら徐々に昇温する。11時間脱水縮合反応させ、反応終了後200℃で未反応の2−メチル−1,3−プロパンジオールを減圧留去することにより、本発明のエステル化合物4を得た。酸価0.15、数平均分子量600であった。
1,2−プロピレングリコール251g、無水フタル酸370g、安息香酸610g、エステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート0.191gを、温度計、撹拌器、緩急冷却管を備えた2Lの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流中230℃になるまで、撹拌しながら徐々に昇温する。15時間脱水縮合反応させ、反応終了後200℃で未反応の1,2−プロピレングリコールを減圧留去することにより、比較のエステル化合物Aを得た。酸価0.90、数平均分子量500であった。
1,2−プロピレングリコール251g、アジピン酸370g、安息香酸122g、エステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート0.09gを、温度計、撹拌器、緩急冷却管を備えた2Lの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流中230℃になるまで、撹拌しながら徐々に昇温する。15時間脱水縮合反応させ、反応終了後200℃で未反応の1,2−プロピレングリコールを減圧留去することにより、比較のエステル化合物Bを得た。酸価0.55、数平均分子量500であった。
特開2008−69225号実施例1記載の改質剤Aを比較化合物Cとした。
図1に実施例に用いたセルロースエステルフィルムの製造装置のフローシートを示す。
アエロジルR812(日本アエロジル(株)製) 10質量部
(一次粒子の平均径7nm)
エタノール 90質量部
以上をディゾルバーで30分間撹拌混合した後、マントンゴーリンで分散を行った。二酸化珪素分散液に88質量部のメチレンクロライドを撹拌しながら投入し、ディゾルバーで30分間撹拌混合し、二酸化珪素分散希釈液を作製した。微粒子分散希釈液濾過器(アドバンテック東洋(株):ポリプロピレンワインドカートリッジフィルターTCW−PPS−1N)で濾過した。
セルローストリアセテートA1 90質量部
(リンター綿から合成されたセルローストリアセテート、アセチル基置換度2.88、Mn=140000)
本発明のエステル化合物 10質量部
チヌビン928(チバ・ジャパン(株)製) 2.5質量部
二酸化珪素分散希釈液 4質量部
メチレンクロライド 432質量部
エタノール 38質量部
以上を密閉容器に投入し、加熱し、撹拌しながら、完全に溶解し、安積濾紙(株)製の安積濾紙No.24を使用して濾過し、ドープ液を調製した。
下記材料を攪拌、混合しハードコート層塗布組成物1とした。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 50.0質量部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 30.0質量部
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 30.0質量部
イルガキュア184(チバ・ジャパン社製) 5.0質量部
フッ素−シロキサングラフトポリマーI(35質量%) 5.0質量部
シーホスターKEP−50(粉体のシリカ粒子、平均粒径0.47〜0.61μm、日本触媒株式会社製) 24.3質量部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 20質量部
酢酸メチル 40質量部
メチルエチルケトン 60質量部
《フッ素−シロキサングラフトポリマーIの調製》
以下、フッ素−シロキサングラフトポリマーIの調整に用いた素材の市販品名を示す。
片末端ラジカル重合性ポリシロキサン(B):サイラプレーンFM−0721(数平均分子量5,000;チッソ(株)製)
ラジカル重合開始剤:パーブチルO(t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート;日本油脂(株)製)
硬化剤:スミジュールN3200(ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット型プレポリマー;住化バイエルウレタン(株)製)
(ラジカル重合性フッ素樹脂(A)の合成)
機械式撹拌装置、温度計、コンデンサー及び乾燥窒素ガス導入口を備えたガラス製反応器に、セフラルコートCF−803(1554質量部)、キシレン(233質量部)、及び2−イソシアナトエチルメタクリレート(6.3質量部)を入れ、乾燥窒素雰囲気下で80℃に加熱した。80℃で2時間反応し、サンプリング物の赤外吸収スペクトルによりイソシアネートの吸収が消失したことを確認した後、反応混合物を取り出し、ウレタン結合を介して50質量%のラジカル重合性フッ素樹脂(A)を得た。
機械式撹拌装置、温度計、コンデンサー及び乾燥窒素ガス導入口を備えたガラス製反応器に、上記合成したラジカル重合性フッ素樹脂(A)(26.1質量部)、キシレン(19.5質量部)、酢酸n−ブチル(16.3質量部)、メチルメタクリレート(2.4質量部)、n−ブチルメタクリレート(1.8質量部)、ラウリルメタクリレート(1.8質量部)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(1.8質量部)、FM−0721(5.2質量部)、及びパーブチルO(0.1質量部)を入れ、窒素雰囲気中で90℃まで加熱した後、90℃で2時間保持した。パーブチルO(0.1部)を追加し、さらに90℃で5時間保持することによって、重量平均分子量が171,000である35質量%フッ素−シロキサングラフトポリマーIの溶液を得た。
上記作製した光学フィルム101を、40℃の2.5mol/L水酸化ナトリウム水溶液で90秒間アルカリ処理し、45秒間間水洗し、10質量%HClにて30℃45秒間中和し、次いで30℃45秒間水洗して鹸化処理し、アルカリ処理フィルムを得た。
101の作製において、1.7m幅にスリットした後、テンターでTD方向(フィルムの幅手方向)に1.3倍(30%の延伸倍率)に延伸しながら、160℃の乾燥温度(熱処理温度、延伸温度ともいう)で乾燥させた。このときテンターで延伸を始めたときの残留溶剤量(残溶ともいう)は20%であった。その後、120℃の乾燥装置内を多数のロールで搬送させながら15分間乾燥させた後、2.2m幅にスリットし、フィルム両端に幅15mm、高さ10μmのナーリング加工を施し、巻芯に巻き取り、光学フィルム102を得た。光学フィルムの残留溶剤量は0.2%であり、膜厚は40μm、巻数は6000mであった。
102の作製において、本発明のエステル化合物の添加量を5質量部とし、その他は同じ条件で光学フィルム115を作製した。
下記条件で光学フィルムの動的粘弾性を測定し、tanδ−40/tanδpeakを求めた。試料はあらかじめ23℃55%RHの雰囲気下24時間調湿したものを使用し、湿度55%RH、下記条件で昇温させながら測定した。
試料:幅5mm、長さ50mm(ギャップ20mmに設定)
測定条件:引張モード
測定温度:25〜210℃
昇温条件:5℃/min
周波数:1Hz
<鉛筆硬度の測定>
23℃55%RHの雰囲気下24時間調湿したハードコートフィルム試料を、同条件下JISK5400が規定する鉛筆硬度評価法に従い、クリアーハードコート層の面を1kgのおもりを用いて各硬度の鉛筆で引っ掻きを5回繰り返し、傷が1本までの硬度を測定した。数字か高いほど、高硬度を示す。
ハードコート面を上にして、耐候性試験機(アイスーパーUVテスター、岩崎電気株式会社製)にて、250時間光照射した。
上記方法で作製した偏光板について23℃55%RHの雰囲気下24時間調湿した試料を、同条件下先ず平行透過率と直交透過率を測定し、下記式にしたがって偏光度を算出した。その後各々の偏光板を60℃90%RHの条件下で1000時間の強制劣化後、再度平行透過率と直行透過率を測定し、下記式に従って偏光度を算出した。偏光度変化量を下記式により求めた。
偏光度変化量=P0−P1000
H0 :平行透過率
H90 :直交透過率
P0 :強制劣化前の偏光度
P1000:強制劣化1000時間後の偏光度
○:偏光度変化率10%未満
△:偏光度変化率10%以上25%未満
×:偏光度変化率25%以上
実施例1のセルローストリアセテートAの代わりに、表1、3記載のセルローストリアセテートBとの組み合わせとし実施例1と同様に光学フィルム201〜218、ハードコートフィルム201〜218、偏光板201〜218を作製し同様の評価を行った。結果を表3に示す。
エレメンドルフ法の引き裂き荷重をJIS K 7128−1991に従い東洋精機(株)製の軽荷重引き裂き装置で引き裂き強度を測定した。
<エステル化合物5>
実施例1の光学フィルム102の作製においてエステル化合物5を表4の質量比率で混合して、光学フィルム301、302を作製した。
実施例1の光学フィルム102の作製において、アセチル置換度2.42、数平均分子量50000のセルロースジアセテートを表4の質量比率で混合して、光学フィルム303、304を作製した。
実施例1の光学フィルム102の作製において、セルロースエステルC1および、セルロースエステルC2を表4の質量比率で混合して、光学フィルム305〜310を作製した。
反応器に酢酸セルロース(ダイセル化学工業(株)製、L−20、置換度2.41)70部を加え、110℃、4時間、4Torr(1Torrは約133Pa)で減圧乾燥した。その後、乾燥窒素によりパージを行い、還流冷却管を取り付け、事前に乾燥、蒸留したε−カプロラクトン30部、シクロヘキサノン67部を加えて160℃に加熱、撹拌して酢酸セルロースを均一に溶解させた。
反応器に酢酸セルロース(ダイセル化学工業(株)製、L−20、置換度2.41)70部、L−ラクチド30部を加え、65℃、12時間、4Torrで減圧乾燥した。その後、乾燥窒素によりパージを行い、還流冷却管を取り付け、事前に乾燥、蒸留したシクロヘキサノン67部を加えて160℃に加熱、撹拌して酢酸セルロースを均一に溶解させた。
リターデーションRtは、KOBRA−21ADH(王子計測機器(株))を用いて、23℃、55%RHの環境下、波長590nmで測定した。
膜厚は、23℃55%RHの環境下、東京精密株式会社製の膜厚測定器DH−150を使用して行った。
<光学フィルム1001〜1007の作製>
102の作製において、表5のように膜厚、延伸温度、延伸倍率、延伸残溶を変更し、光学フィルム1001〜1007を作製した。
102の作製において、本発明のエステル化合物を以下のものに変更した上、膜厚、延伸条件を表5のように変更し、光学フィルム1008を作製した。
102の作製において、本発明のエステル化合物の代りに、トリメチロールプロパントリベンゾエート(脂肪族多価アルコールエステル)5.0質量部およびエチルフタリルエチルグリコレート5.5質量部、チヌビン928の代りに、チヌビン109の1.2質量部、チヌビン171、0.5質量部を使用し、膜厚、延伸条件を表5のように変更し、光学フィルム1009を作製した。
本発明の光学フィルムの寸法安定性は、下記の寸法変動比率によって判断した。
1)フィルムを11×11cmに切りだす。
2)MD方向に10cm、TD方向に10cm間隔で、印を付ける。
3)23℃55%で3時間以上調湿した後、顕微鏡で0.000mmスケールまでMD、TDそれぞれの間隔を測定。
4)140℃で1時間静置する。
5)23℃55%RHの雰囲気下で3時間以上調湿した後、3)と同様にして間隔を測定する。
6)( 5)の値÷3)の値−1)×100で寸法変動比率を求める。
<光学フィルム2001の作製>
光学フィルム1002の作製において、延伸条件を表6のように変更し光学フィルム2001を作製した。
光学フィルム1002の作製において、エステル化合物の含有量を8質量部に変更し光学フィルム2002を作製した。
光学フィルム1002の作製において、ATBC(アセチルクエン酸トリブチル)を2質量部含有させ、その他は光学フィルム1002と同じ条件で光学フィルム2003を作製した。
WYKO社製 RSTPLUS非接触三次元微小表面形状測定システムを用いて、JIS B 0601に準じ、23℃55%RHの条件下測定した。
2 ドープ送液ポンプ
5 前後巻回ドラム
7 ステンレスベルト
8 剥離ロール
9 ウェブ
10A、10B ロール搬送乾燥装置
11 温風(乾燥風)
12 テンター
13 フィルム巻き取り装置
A 流延ダイ
Claims (8)
- フィルム幅手方向のtanδが、下記の関係を有することを特徴とする光学フィルム。
0.50≧tanδ−40/tanδpeak≧0.22
ここでtanδpeakとは、25℃〜210℃のtanδ値を測定した最大値、tanδ−40とは、tanδpeakを示した時の温度−40℃でのtanδの値をいう。 - 下記の関係を有することを特徴とする請求項1記載の光学フィルム。
0.08≧tanδ−40/tanδpeak/d1/2≧0.0345
dは、光学フィルムの膜厚(μm)を表す。 - 下記の関係を有することを特徴とする請求項1または2記載の光学フィルム。
Ra≧3.5×logP−24.5
logP≧7.0である。
Raは、光学フィルムの平均表面粗さ(nm)を表し、logPは、フィルム組成物全体の平均分配係数logPを表す。 - 前記光学フィルムが、フタル酸、アジピン酸、少なくとも一種のベンゼンモノカルボン酸および少なくとも一種の炭素数2〜12のアルキレングリコールとを反応させた構造を有するエステル化合物、並びにアセチル基置換度が2.80〜2.95であって数平均分子量125000以上155000未満のセルローストリアセテートAを含有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の光学フィルム。
- 前記光学フィルムが、アセチル基置換度が2.80〜2.95であって数平均分子量125000以上155000未満のセルローストリアセテートA、およびアセチル基置換度が2.75〜2.90であって数平均分子量155000以上180000未満のセルローストリアセテートBを含有することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の光学フィルム。
- 前記ベンゼンモノカルボン酸が安息香酸であり、前記アルキレングリコールが1,2−プロピレングリコールであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の光学フィルム。
- 厚み方向のリターデーション値Rtが、下記であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の光学フィルム。
Rt≧0.85nm/膜厚1μm - 請求項1〜7いずれか1項に記載の光学フィルムを偏光子の少なくとも一方の面に用いたことを特徴とする偏光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083475A JP5333690B2 (ja) | 2009-08-05 | 2013-04-12 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009182231 | 2009-08-05 | ||
JP2009182231 | 2009-08-05 | ||
JP2013083475A JP5333690B2 (ja) | 2009-08-05 | 2013-04-12 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010123902A Division JP2011052205A (ja) | 2009-08-05 | 2010-05-31 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013151699A true JP2013151699A (ja) | 2013-08-08 |
JP5333690B2 JP5333690B2 (ja) | 2013-11-06 |
Family
ID=43941522
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010123902A Pending JP2011052205A (ja) | 2009-08-05 | 2010-05-31 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
JP2013083475A Active JP5333690B2 (ja) | 2009-08-05 | 2013-04-12 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
JP2013150855A Pending JP2013232005A (ja) | 2009-08-05 | 2013-07-19 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010123902A Pending JP2011052205A (ja) | 2009-08-05 | 2010-05-31 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013150855A Pending JP2013232005A (ja) | 2009-08-05 | 2013-07-19 | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP2011052205A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200018403A (ko) | 2017-06-14 | 2020-02-19 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20200018404A (ko) | 2017-06-14 | 2020-02-19 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20210030430A (ko) | 2018-09-03 | 2021-03-17 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 셀룰로오스에스테르 수지용 첨가제 및 셀룰로오스에스테르 조성물 |
KR20210032458A (ko) | 2018-09-05 | 2021-03-24 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20210032447A (ko) | 2018-08-30 | 2021-03-24 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052205A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-03-17 | Konica Minolta Opto Inc | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
JP5447135B2 (ja) * | 2010-04-20 | 2014-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 偏光板 |
JP5440407B2 (ja) * | 2010-06-16 | 2014-03-12 | コニカミノルタ株式会社 | 偏光板、液晶表示装置及びセルロースアセテートフィルムの製造方法 |
JP2012215689A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルム、ハードコートフィルム、偏光板および液晶表示装置 |
JP5993328B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2016-09-14 | 富士フイルム株式会社 | セルロースアシレートフィルム、偏光板および液晶表示装置 |
CN106103552B (zh) | 2014-03-31 | 2019-04-30 | 富士胶片株式会社 | 纤维素酯薄膜、偏振片及液晶显示装置 |
EP3960803B1 (en) * | 2019-04-22 | 2023-11-01 | Daicel Miraizu Ltd. | Cellulose ester composition |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005272756A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2006091807A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-04-06 | Konica Minolta Opto Inc | 光学フィルム、その製造方法、偏光板及び表示装置 |
JP2006131737A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
JP2007146190A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-06-14 | Konica Minolta Holdings Inc | セルローストリアセテートフィルムの製造方法及びセルローストリアセテートフィルム |
JP2008069225A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | セルロースエステル樹脂用改質剤、及びそれを含有してなるセルロースエステルフィルム |
JP2008197424A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Konica Minolta Opto Inc | 位相差フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005156642A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止フィルム、偏光板、及びそれを用いた画像表示装置 |
JP2009098618A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 位相差膜及び偏光板 |
JP5419430B2 (ja) * | 2008-11-21 | 2014-02-19 | キヤノン株式会社 | 駆動装置、露光装置及びデバイス製造方法 |
JP2011052205A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-03-17 | Konica Minolta Opto Inc | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 |
-
2010
- 2010-05-31 JP JP2010123902A patent/JP2011052205A/ja active Pending
-
2013
- 2013-04-12 JP JP2013083475A patent/JP5333690B2/ja active Active
- 2013-07-19 JP JP2013150855A patent/JP2013232005A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005272756A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2006091807A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-04-06 | Konica Minolta Opto Inc | 光学フィルム、その製造方法、偏光板及び表示装置 |
JP2006131737A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステルフィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
JP2008069225A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | セルロースエステル樹脂用改質剤、及びそれを含有してなるセルロースエステルフィルム |
JP2008197424A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Konica Minolta Opto Inc | 位相差フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2007146190A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-06-14 | Konica Minolta Holdings Inc | セルローストリアセテートフィルムの製造方法及びセルローストリアセテートフィルム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200018403A (ko) | 2017-06-14 | 2020-02-19 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20200018404A (ko) | 2017-06-14 | 2020-02-19 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20210032447A (ko) | 2018-08-30 | 2021-03-24 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
KR20210030430A (ko) | 2018-09-03 | 2021-03-17 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 셀룰로오스에스테르 수지용 첨가제 및 셀룰로오스에스테르 조성물 |
KR20210032458A (ko) | 2018-09-05 | 2021-03-24 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 에스테르 수지, 반가소화제, 셀룰로오스에스테르 수지 조성물, 광학 필름 및 액정 표시 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013232005A (ja) | 2013-11-14 |
JP5333690B2 (ja) | 2013-11-06 |
JP2011052205A (ja) | 2011-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5333690B2 (ja) | 光学フィルム及びそれを用いた偏光板 | |
JP5262114B2 (ja) | セルロースエステルフィルム、光拡散フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
KR101216785B1 (ko) | 편광판, 및 그것을 이용한 액정 표시 장치 | |
JP5157897B2 (ja) | 偏光板保護フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
KR20110030449A (ko) | 아크릴 필름의 제조 방법 및 그 제조 방법으로 제작한 아크릴 필름 | |
CN106537310B (zh) | 导电性薄膜、偏振片及带触摸面板的显示装置 | |
WO2011114884A1 (ja) | ハードコートフィルム、その製造方法、偏光板、及び液晶表示装置 | |
WO2006132105A1 (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
US20120295040A1 (en) | Hard coat film, polarizing plate and liquid crystal display device | |
WO2007102340A1 (ja) | 偏光子保護フィルム、偏光板及び垂直配向方式液晶表示装置 | |
JP2006342227A (ja) | セルロースエステルフィルム、偏光板および液晶表示装置 | |
TW200911840A (en) | Optical compensation film, deflection plate using the same, and liquid crystal display device | |
WO2012035849A1 (ja) | 防眩性フィルム、防眩性フィルムの製造方法、偏光板及び液晶表示装置 | |
TWI441838B (zh) | A method for producing an ultraviolet ray absorptive polymer, a cellulose ester optical film, a cellulose ester optical film, a polarizing plate, and a liquid crystal display device | |
WO2016111316A1 (ja) | 偏光板保護フィルムとその製造方法、偏光板及び液晶表示装置 | |
JPWO2006117981A1 (ja) | 光学フィルム、偏光板及び横電界スイッチングモード型液晶表示装置 | |
KR101342183B1 (ko) | 편광판 및 액정 표시 장치 | |
WO2012073692A1 (ja) | セルロースエステルフィルム、その製造方法、及びそれを用いた偏光板 | |
WO2012073437A1 (ja) | 光学フィルム、画像表示装置及びタッチパネルを含む画像表示装置 | |
WO2012026192A1 (ja) | ハードコートフィルム、偏光板、及び液晶表示装置 | |
JP2012088479A (ja) | 偏光板 | |
KR20120030424A (ko) | 편광판 및 액정 표시 장치 | |
JP5617922B2 (ja) | ハードコート用基材フィルム | |
JP2008197424A (ja) | 位相差フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
CN109844580B (zh) | 偏振片和液晶显示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20130517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5333690 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |