JP2013150425A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013150425A
JP2013150425A JP2012008124A JP2012008124A JP2013150425A JP 2013150425 A JP2013150425 A JP 2013150425A JP 2012008124 A JP2012008124 A JP 2012008124A JP 2012008124 A JP2012008124 A JP 2012008124A JP 2013150425 A JP2013150425 A JP 2013150425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
level inverter
inverter circuit
phase
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012008124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5686103B2 (ja
Inventor
Masaharu Anpo
正治 安保
Shinichi Matsumoto
真一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012008124A priority Critical patent/JP5686103B2/ja
Publication of JP2013150425A publication Critical patent/JP2013150425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5686103B2 publication Critical patent/JP5686103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/483Converters with outputs that each can have more than two voltages levels
    • H02M7/487Neutral point clamped inverters

Abstract

【課題】確実にフェイルセーフ運転を行うことができる電力変換装置を開示する。
【解決手段】制御装置50は、電力変換装置10の使用中に、スイッチング素子TV1で短絡故障が発生したことを検出すると、3相の3レベルインバータのすべてのスイッチング素子をオフさせる。その後、図2に示すように、制御装置50は、短絡故障したV相の3レベルインバータ回路部の第3スイッチング素子TV3をオフさせるとともに、第2スイッチング素子TV2と第4スイッチング素子TV4とをオンさせる。その間、制御装置50は、短絡故障しなかったU相とW相の3レベルインバータ回路部の第1から第4のスイッチング素子TU1〜TU4、TW1〜TW4をオフさせたままにする。これにより、第1スイッチング素子TV1と出力点OVの間の配線を溶断する。
【選択図】図2

Description

本明細書で開示する技術は、3相の3レベルインバータ回路を備える電力変換装置に関する。
例えば、特許文献1には、直流電源と、3相の3レベルインバータ回路を備える電力変換装置が開示されている。特許文献1に開示する3相の3レベルインバータ回路は、1相毎に、直流電源の正極と負極との間に直列に接続される4個のスイッチング素子を有する3レベルインバータ回路部を備えている。このような回路構成は「NPC方式」と呼ばれている。
特開2003−70258号公報
3レベルインバータ回路部は、NPC方式とは異なる回路構成(以下では「A−NPC方式」と呼ぶ)を採る場合がある。図6を参照して、A−NPC方式による電力変換装置200の構成を説明する。
図6に示すように、電力変換装置200は、直流電源20と、3相(U、V、W)の3レベルインバータ回路と、制御装置150を備えている。直流電源20は、2個の電源22、24を直列に接続して構成されており、正極Pと、負極Nと、中性点Mとを有する。3相の3レベルインバータ回路は、1相毎に、以下に説明する3レベルインバータ回路部を備えている。ここでは、U相を例として、3レベルインバータ回路部の構成を説明する。この3レベルインバータ回路部では、正極Pと負極Nとの間に、第1スイッチング素子TU1と第2スイッチング素子TU2とが直列に接続されている。また、第1スイッチング素子TU1と第2スイッチング素子TU2との接続点を出力点OUとすると、出力点OUには、負荷であるモータ30が接続されている。また、中性点Mと出力点OUとの間には、第3スイッチング素子TU3と第4スイッチング素子TU4とが逆並列に接続されている。各スイッチング素子TU1〜TU4には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられている。第1スイッチング素子TU1と第3スイッチング素子TU3とは、出力点OUに正電流を流す際にオンされる素子である。第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とは、出力点OUに負電流を流す際にオンされる素子である。第1スイッチング素子TU1、第2スイッチング素子TU2には、それぞれ、ダイオードDU1、DU2が逆並列に接続されている。また、第3スイッチング素子TU3、第4スイッチング素子TU4には、それぞれ、ダイオードDU3、DU4が直列に接続されている。なお、V相、W相の3レベルインバータ回路部の構成も、上記のU相の3レベルインバータ回路部の構成と共通する。
制御装置150は、電力変換装置200の各構成要素の動作(即ち、スイッチング素子のオン/オフ)を制御する。また、制御装置150は、3相の3レベルインバータ回路の各部に流れる電流値を監視している。制御装置150は、3相の3レベルインバータ回路の各部に流れる電流値の変化を検出することにより、3相の3レベルインバータ回路の各部における開放故障及び短絡故障の発生を検出することができる。
電力変換装置200の使用中に、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のどちらかが開放故障する場合がある。このような開放故障を制御装置150が検出すると、制御装置150は、開放故障した3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子を常時オン状態とし、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のうち、開放故障していない側の素子を常時オフ状態とする。これにより、開放故障していない残りの2相の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができ、モータ30を回転させることができる。
また、電力変換装置200の使用中に、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子のどちらかが開放故障する場合もある。このような開放故障を制御装置150が検出すると、制御装置150は、開放故障した3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子のうち、開放故障していない側を常時オフ状態とする。開放故障した3レベルインバータ回路部では、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のみをオンオフさせ、開放故障した3レベルインバータ回路部を2レベル動作させる。開放故障していない残りの2相の3レベルインバータ回路部は、通常通り3レベル動作させる。これにより、フェイルセーフ運転を行うことができる。
また、電力変換装置200の使用中に、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子のどちらかが短絡故障する場合もある。このような短絡故障を制御装置150が検出すると、制御装置150は、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子のうち、短絡故障していない側を常時オン状態とし、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を常時オフ状態とする。これにより、短絡故障が起きていない残りの2相の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができる。
一方、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子又は第2スイッチング素子が短絡故障する場合もある。この場合には、モータ30と電力変換装置200との間に閉ループの電流経路が形成される。この状態では、モータ30を回転させることができない。即ち、この場合には、電力変換装置200がフェイルセーフ運転を行うことができない。
本明細書では、いずれかの3レベルインバータ回路部において第1スイッチング素子又は第2スイッチング素子が短絡故障する場合でも、フェイルセーフ運転を行うことができる電力変換装置を開示する。
本明細書が開示する電力変換装置は、3相の3レベルインバータ回路と、直流電源と、制御装置と、を備える。直流電源は、正極と、負極と、中性点とを有している。3相の3レベルインバータ回路は、1相毎に、正極と負極との間に直列に接続される第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との接続点を出力点としたときに、中性点と出力点との間に逆並列に接続される第3スイッチング素子及び第4スイッチング素子と、を有する3レベルインバータ回路部を備えている。第1スイッチング素子と第3スイッチング素子とが、出力点に正電流を流す際にオンされる素子であり、第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とが、出力点に負電流を流す際にオンされる素子である。制御装置は、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子が短絡故障した第1の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第3スイッチング素子をオフさせるとともに、第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、正極と出力点の間の配線を溶断する。制御装置は、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第2スイッチング素子が短絡故障した第2の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第4スイッチング素子をオフさせるとともに、第1スイッチング素子と第3スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、負極と出力点の間の配線を溶断する。
上記の電力変換装置では、第1の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、第1から第4のスイッチング素子がオフし、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第3スイッチング素子がオフするとともに、第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とがオンする。従って、短絡故障していない3レベルインバータ回路部では電流が流れず、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、電源の正極と負極との間に、短絡した第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を介して電流経路が形成され、電源の中性点と出力点との間に、第4スイッチング素子を介して電流経路が形成される。その結果、短絡故障した第1スイッチング素子が接続されている部分の配線(即ち、正極と出力点の間の配線)には、第2スイッチング素子に流れる電流と、第4スイッチング素子に流れる電流とを合計した分の大電流が流れる。その結果、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、正極と出力点との間の配線が溶断する。これにより、第1スイッチング素子が開放故障した状態となる。その結果、上記の電力変換装置では、開放故障していない残りの2相の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転を行うことができる。同様に、第2の場合にも、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、短絡故障した第2スイッチング素子が接続されている部分の配線(即ち、負極と出力点の間の配線)を溶断させることができる。即ち、上記の電力変換装置では、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のうちのどちらかに短絡故障が起こった場合にも、フェイルセーフ運転を行うことができる。
第1実施例の電力変換装置を示す回路図。 スイッチング素子TV1で短絡故障が起きた際の電力変換装置の動作を示す図。 スイッチング素子TV1と出力点OVとの間の配線を溶断させた後の電力変換装置の動作を示す図。 スイッチング素子TV2で短絡故障が起きた際の電力変換装置の動作を示す図。 第2実施例の電力変換装置を示す回路図。 A−NPC方式による電力変換装置を示す回路図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)実施例の電力変換装置は、3相の3レベルインバータ回路と、直流電源と、制御装置と、を備える。直流電源は、正極と、負極と、中性点とを有してもよい。3相の3レベルインバータ回路は、1相毎に、正極と負極との間に直列に接続される第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との接続点を出力点としたときに、中性点と出力点との間に逆並列に接続される第3スイッチング素子及び第4スイッチング素子と、を有する3レベルインバータ回路部を備えていてもよい。第1スイッチング素子と第3スイッチング素子とが、出力点に正電流を流す際にオンされる素子であり、第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とが、出力点に負電流を流す際にオンされる素子であってもよい。制御装置は、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子が短絡故障した第1の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第3スイッチング素子をオフさせるとともに、第2スイッチング素子と第4スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、正極と出力点の間の配線を溶断してもよい。制御装置は、3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、第2スイッチング素子が短絡故障した第2の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第4スイッチング素子をオフさせるとともに、第1スイッチング素子と第3スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、負極と出力点の間の配線を溶断してもよい。
(特徴2)中性点の電圧を昇降させるバランス回路をさらに備えていてもよい。制御装置は、第1の場合に、バランス回路を動作させて、中性点の電圧を降下させてもよい。制御装置は、第2の場合に、バランス回路を動作させて、中性点の電圧を上昇させてもよい。この構成によると、第1の場合に、中性点の電圧が負極の電圧に近くなる。そのため、短絡故障した第1スイッチング素子が接続されている部分の配線に、より大きい電流が流れ易くなる。その結果、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、正極と出力点の間の配線を溶断させ易くなる。同様に、第2の場合には、短絡故障した第2スイッチング素子が接続されている部分の配線に、より大きい電流が易くなるため、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、負極と出力点の間の配線を溶断させ易くなる。従って、上記の電力変換装置では、第1の場合又は第2の場合に、より確実にフェイルセーフ運転を行うことができる。
(第1実施例)
図1に、本実施例の電力変換装置10の構成を示す。図1から明らかなように、電力変換装置10の構成は、図6に示す電力変換装置と同様の構成を備えており、直流電源20と、3相(U、V、W)のA−NPC方式の3レベルインバータ回路と、制御装置50を備えている。本実施例においても、直流電源20と、3相(U、V、W)の3レベルインバータ回路の構成は、図6を用いて説明した電力変換装置と同一である。そのため、ここでは詳しい説明は省略する。
本実施例では、制御装置50は、3相の3レベルインバータ回路の各部に流れる電流値を監視している。制御装置50は、3相の3レベルインバータ回路の各部に流れる電流値の変化を検出することにより、3相の3レベルインバータ回路の各部における開放故障及び短絡故障の発生を検出することができる。本実施例では、制御装置50は、3相の3レベルインバータ回路の各部で開放故障又は短絡故障が発生した場合に、以下のように電力変換装置10のフェイルセーフ運転を行うことができる。
電力変換装置10の使用中に、3相の3レベルインバータ回路のうちのいずれかの3レベルインバータ回路部(例えばV相)において、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV2)のどちらかが開放故障する場合がある。上述の通り、この場合、制御装置50が開放故障を検出すると、制御装置50は、開放故障した3レベルインバータ回路部(例えばV相)において、第3スイッチング素子(例えばTV3)と第4スイッチング素子(例えばTV4)を常時オン状態とし、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV2)のうち、開放故障していない側の素子を常時オフ状態とする。これにより、開放故障していない残りの2相の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができる。電力変換装置10のフェイルセーフ運転の結果、モータ30を回転させることができる。
また、電力変換装置10の使用中に、いずれかの3レベルインバータ回路部(例えばV相)において、第3スイッチング素子(例えばTV3)と第4スイッチング素子(例えばTV4)のどちらかが開放故障する場合もある。上述の通り、この場合、制御装置50が開放故障を検出すると、制御装置50は、開放故障した(開放故障が検出された)3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子(例えばTV3)と第4スイッチング素子(例えばTV4)のうち、開放故障していない側を常時オフ状態とする。開放故障した3レベルインバータ回路部では、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV2)のみをオンオフさせ、開放故障した3レベルインバータ回路部を2レベル動作させる。開放故障していない残りの2相の3レベルインバータ回路部は、通常通り3レベル動作させる。この結果、フェイルセーフ運転を行うことができる。
また、電力変換装置10の使用中に、いずれかの3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子(例えばTV3)と第4スイッチング素子(例えばTV4)のどちらかが短絡故障する場合もある。上述の通り、この場合、制御装置50が短絡故障を検出すると、制御装置50は、短絡故障した(短絡故障が検出された)3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子(例えばTV3)と第4スイッチング素子(例えばTV4)のうち、短絡故障していない側を常時オン状態とし、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV1)を常時オフ状態とする。これにより、短絡故障が起きていない残りの2相の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができる。
また、3相の3レベルインバータ回路のうちのいずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子(例えばTV1)又は第2スイッチング素子(例えばTV2)が短絡故障する場合もある。上述の通り、この場合、モータ30と電力変換装置10との間に閉ループの電流経路が形成され、そのままではモータ30を回転させることができない。
本実施例では、制御装置50は、いずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子又は第2スイッチング素子が短絡故障する場合に、以下のように動作する。なお、以下の説明では、V相で第1スイッチング素子TV1又は第2スイッチング素子TV2が短絡故障する場合を例として説明するが(図2〜図4参照)、U相、W相についても同様である。
図2は、V相の3レベルインバータ回路部のスイッチング素子TV1が短絡故障した場合の電力変換装置10の動作を示す。制御装置50は、電力変換装置10の使用中に、スイッチング素子TV1で短絡故障が発生したことを検出すると、まず、3相の3レベルインバータのすべてのスイッチング素子TU1〜TU4、TV1〜TV4、TW1〜TW4をオフさせる。次いで、制御装置50は、図2に示すように、短絡故障した(短絡故障が検出された)V相の3レベルインバータ回路部の第3スイッチング素子TV3をオフさせるとともに、第2スイッチング素子TV2と第4スイッチング素子TV4とをオンさせる。その間、制御装置50は、短絡故障しなかったU相とW相の3レベルインバータ回路部の第1から第4のスイッチング素子TU1〜TU4、TW1〜TW4をオフさせたままにする。これにより、短絡故障したV相において、第1スイッチング素子TV1が接続されている部分の配線(即ち、正極Pと出力点OVの間の配線)を溶断する。
詳しく言うと、図2に示すように、第2スイッチング素子TV2をオンすることにより、電源20の正極Pと負極Nの間に、短絡故障した第1スイッチング素子TV1及び第2スイッチング素子TV2を通る電流経路が形成される。また、第4スイッチング素子TV4をオンすることにより、電源20の中性点Mと出力点OVの間に第4スイッチング素子TV4を通る電流経路が形成される。その結果、第2スイッチング素子TV2には電流I1が流れ、第4スイッチング素子TV4には電流I2が流れ、短絡故障した第1スイッチング素子TV1が接続されている部分の配線(正極Pと出力点OVの間の配線)には、第2スイッチング素子TV2に流れる電流I1と、第4スイッチング素子TV4に流れる電流I2とを合計した分の大電流I1+I2が流れる。その結果、図2に示すように、正極Pと出力点OVの間の配線が溶断する。
図3に示すように、正極Pと出力点OVとの間の配線が溶断すると、V相の3レベルインバータ回路部は、第1スイッチング素子TV1が開放故障した状態となる。その後、図3に示すように、制御装置50は、V相の3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子TV3と第4スイッチング素子TV4を常時オン状態とするとともに、故障していない第2スイッチング素子TV2を常時オフ状態とする。制御装置50は、この状態で、故障していない残りの2相(U相、W相)の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができる。電力変換装置10のフェイルセーフ運転の結果、モータ30を回転させることができる。
図4は、V相の3レベルインバータ回路部のスイッチング素子TV2が短絡故障した場合の電力変換装置10の動作を示す。この場合の動作も、上記のスイッチング素子TV1が短絡故障した場合の動作とほぼ共通する。即ち、制御装置50は、電力変換装置10の使用中に、スイッチング素子TV2で短絡故障が発生したことを検出すると、まず、3相の3レベルインバータのすべてのスイッチング素子TU1〜TU4、TV1〜TV4、TW1〜TW4をオフさせる。その後、制御装置50は、図4に示すように、短絡故障したV相の3レベルインバータ回路部の第4スイッチング素子TV4をオフさせるとともに、第1スイッチング素子TV1と第3スイッチング素子TV3とをオンさせる。その間、制御装置50は、短絡故障しなかったU相とW相の3レベルインバータ回路部の第1から第4のスイッチング素子TU1〜TU4、TW1〜TW4をオフさせたままにする。これにより、第2スイッチング素子TV2が接続されている部分の配線(即ち、第2スイッチング素子TV2と出力点OVの間の配線)を溶断する。
詳しく言うと、図4に示すように、第1スイッチング素子TV1をオンすることにより、電源20の正極Pと負極Nの間に、第1スイッチング素子TV1及び短絡故障した第2スイッチング素子TV2を通る電流経路が形成される。また、第3スイッチング素子TV3をオンすることにより、電源20の中性点Mと出力点OVの間に第3スイッチング素子TV3を通る電流経路が形成される。その結果、第1スイッチング素子TV1には電流I3が流れ、第3スイッチング素子TV3には電流I4が流れ、短絡故障した第2スイッチング素子TV2が接続されている部分の配線(第2スイッチング素子TV2と出力点OVの間の配線)には、第1スイッチング素子TV1に流れる電流I3と、第3スイッチング素子TV3に流れる電流I4とを合計した分の大電流I3+I4が流れる。その結果、図4に示すように、負極Nと出力点OVとの間の配線が溶断する。
負極Nと出力点OVとの間の配線が溶断することにより、V相の3レベルインバータ回路部は、第2スイッチング素子TV2が開放故障した状態となる。その後、制御装置50は、V相の3レベルインバータ回路部において、第3スイッチング素子TV3と第4スイッチング素子TV4を常時オン状態とするとともに、故障していない第1スイッチング素子TV1を常時オフ状態とする。制御装置50は、この状態で、故障していない残りの2相(U相、W相)の3レベルインバータ回路部を用いて、フェイルセーフ運転(2相運転)を行うことができる。電力変換装置10のフェイルセーフ運転の結果、モータ30を回転させることができる。
上述したことから明らかなように、本実施例の電力変換装置10では、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV2)のうちのどちらかに短絡故障が起こった場合にも、フェイルセーフ運転を行うことができる。
(第2実施例)
続いて、第2実施例の電力変換装置について、第1実施例と異なる点を中心に説明する。図5に示すように、本実施例の電力変換装置100も、3相(U相、V相、W相)の3レベルインバータ回路を備える点で共通する。本実施例の電力変換装置100は、1個の直流電源120と、その直流電源120に並列に接続されている2個の平滑コンデンサC1、C2を備える。2個の平滑コンデンサC1、C2は、直流電源120の正極Pと負極Nとの間に直列に接続されている。本実施例では、平滑コンデンサC1と平滑コンデンサC2との接続点が中性点Mとされている。また、本実施例の電力変換装置100は、バランス回路60を備えている。
本実施例のバランス回路60は、図5に示すように、2個の平滑コンデンサC1、C2と並列に接続されている。バランス回路60は、正極Pと負極Nとの間に直列に接続されている第5スイッチング素子T5と第6スイッチング素子T6とを有している。第5スイッチング素子T5と、第6スイッチング素子T6には、それぞれ、ダイオードD5、D6が逆並列に接続されている。第5スイッチング素子T5と第6スイッチング素子T6の接続点は、コイルL1を介して中性点Mに接続されている。
制御装置50は、バランス回路60を動作させることにより、中性点Mの電圧を昇降させることができる。具体的に言うと、制御装置50は、第5スイッチング素子T5がオンする割合と第6スイッチング素子T6がオンする割合とを変化させることによって、中性点Mの電圧を昇降させることができる。例えば、第5スイッチング素子T5がオンする割合を増やし、第6スイッチング素子T6がオンする割合を減らすと、中性点Mの電圧が上昇する(即ち正極Pの電圧に近づく)。逆に、第6スイッチング素子T6がオンする割合を増やし、第5スイッチング素子T5がオンする割合を減らすと、中性点Mの電圧が降下する(即ち負極Nの電圧に近づく)。
本実施例の電力変換装置10でも、3相の3レベルインバータ回路の各部で開放故障又は短絡故障が発生した場合の動作は、第1実施例とほぼ共通する。ただし、本実施例では、いずれかの3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子又は第2スイッチング素子が短絡故障する場合の動作が、第1実施例と異なる。なお、以下では、V相の3レベルインバータ回路部において、第1スイッチング素子TV1又は第2スイッチング素子TV2が短絡故障する場合を例として説明するが、U相、W相についても同様の動作を行う。
制御装置50は、スイッチング素子TV1で短絡故障が発生したことを検出すると、第1実施例と同様に、まず、3相の3レベルインバータのすべてのスイッチング素子TU1〜TU4、TV1〜TV4、TW1〜TW4をオフさせる。その後、制御装置50は、バランス回路60を動作させ、中性点Mの電圧を降下させる。その状態で、制御装置50は、第1実施例と同様に、短絡故障したV相の3レベルインバータ回路部の第3スイッチング素子TV3をオフさせるとともに、第2スイッチング素子TV2と第4スイッチング素子TV4とをオンさせる(図2参照)。バランス回路60を動作させて中性点Mの電圧を降下させたことにより、第4スイッチング素子TV4には、バランス回路60を動作させない場合と比べて、より大きな電流I2を流すことができる。そのため、短絡故障した第1スイッチング素子TV1が接続されている部分の配線(正極Pと出力点OVの間の配線)に流れる電流I1+I2の値も大きくなる。その結果、正極Pと出力点OVの間の配線を溶断させ易くなる。
同様に、スイッチング素子TV2で短絡故障が発生した場合にも、制御装置50は、バランス回路60を動作させ、中性点Mの電圧を上昇させておく。その状態で、短絡故障したV相の3レベルインバータ回路部の第4スイッチング素子TV4をオフさせるとともに、第1スイッチング素子TV1と第3スイッチング素子TV3とをオンさせる(図4参照)。バランス回路60を動作させて中性点Mの電圧を上昇させたことにより、第3スイッチング素子TV3には、バランス回路60を動作させない場合と比べて、より大きな電流I4を流すことができる。そのため、短絡故障した第2スイッチング素子TV2が接続されている部分の配線(負極Nと出力点Pの間の配線)に流れる電流I3+I4の値も大きくなる。その結果、負極Nと出力点OVの間の配線を溶断させ易くなる。
従って、本実施例の電力変換装置100では、第1スイッチング素子(例えばTV1)と第2スイッチング素子(例えばTV2)のうちのどちらかに短絡故障が起こった場合により確実にフェイルセーフ運転を行うことができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の各実施例では、各スイッチング素子(例えばTV1〜TV4)には、いずれもIGBTが用いられている。これに代えて、中性点Mと出力点(例えばOV)との間に接続される第3及び第4スイッチング素子(例えばTV3、TV4)には、IGBTに代えて、RB−IGBT(Reverse-Blocking Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いてもよい。その場合、第3及び第4のダイオードを省略することができる。また、各スイッチング素子(例えばTV1〜TV4)には、IGBTに代えて、MOSFET等のスイッチング素子を用いてもよい。
(変形例2)第2実施例のバランス回路60は、上記の構成の回路に限られず、中性点Mの電圧を昇降可能な回路であれば、任意の構成の回路を用いることができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、100:電力変換装置
20、120:直流電源
22、24:電源
30:モータ
50:制御装置
60:バランス回路
P:正極
M:中性点
N:負極
TU1、TV1、TW1:第1スイッチング素子
TU2、TV2、TW2:第2スイッチング素子
TU3、TV3、TW3:第3スイッチング素子
TU4、TV4、TW4:第4スイッチング素子
T5:第5スイッチング素子
T6:第6スイッチング素子
DU1、DV1、DW1:第1ダイオード
DU2、DV2、DW2:第2ダイオード
DU3、DV3、DW3:第3ダイオード
DU4、DV4、DW4:第4ダイオード
D5:第5ダイオード
D6:第6ダイオード
OU、OV、OW:出力点
C1、C2:平滑コンデンサ
L1:コイル

Claims (2)

  1. 3相の3レベルインバータ回路と、
    直流電源と、
    制御装置と、を備える電力変換装置であって、
    前記直流電源は、正極と、負極と、中性点とを有しており、
    前記3相の3レベルインバータ回路は、1相毎に、
    前記正極と前記負極との間に直列に接続される第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点を出力点としたときに、前記中性点と前記出力点との間に逆並列に接続される第3スイッチング素子及び第4スイッチング素子と、を有する3レベルインバータ回路部を備えており、
    前記第1スイッチング素子と前記第3スイッチング素子とが、前記出力点に正電流を流す際にオンされる素子であり、前記第2スイッチング素子と前記第4スイッチング素子とが、前記出力点に負電流を流す際にオンされる素子であり、
    前記制御装置は、
    前記3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、前記第1スイッチング素子が短絡故障した第1の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、前記第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、前記第3スイッチング素子をオフさせるとともに、前記第2スイッチング素子と前記第4スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、前記正極と前記出力点の間の配線を溶断し、
    前記3相の3レベルインバータ回路のいずれかの3レベルインバータ回路部において、前記第2スイッチング素子が短絡故障した第2の場合は、短絡故障した3レベルインバータ回路部以外の3レベルインバータ回路部では、前記第1から第4のスイッチング素子をオフさせ、かつ、短絡故障した3レベルインバータ回路部では、第4スイッチング素子をオフさせるとともに、前記第1スイッチング素子と前記第3スイッチング素子とをオンさせることで、短絡故障した3レベルインバータ回路部において、前記負極と前記出力点の間の配線を溶断する、
    電力変換装置。
  2. 前記中性点の電圧を昇降させるバランス回路をさらに備えており、
    前記制御装置は、
    前記第1の場合に、前記バランス回路を動作させて、前記中性点の電圧を降下させ、
    前記第2の場合に、前記バランス回路を動作させて、前記中性点の電圧を上昇させる、
    請求項1記載の電力変換装置。
JP2012008124A 2012-01-18 2012-01-18 電力変換装置 Active JP5686103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012008124A JP5686103B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012008124A JP5686103B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013150425A true JP2013150425A (ja) 2013-08-01
JP5686103B2 JP5686103B2 (ja) 2015-03-18

Family

ID=49047436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012008124A Active JP5686103B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5686103B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664819B1 (ja) * 2014-09-16 2015-02-04 富士電機株式会社 無停電電源装置の制御装置
JP2020115700A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 トヨタ自動車株式会社 インバータ装置
WO2023170817A1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-14 三菱電機株式会社 電力変換装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000350465A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Yaskawa Electric Corp 3レベルインバータ
JP2003070258A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Toshiba Corp 電力変換装置
WO2010095241A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
JP2011024369A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 電力変換装置
JP2013085325A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Fuji Electric Co Ltd 3レベル電力変換回路システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000350465A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Yaskawa Electric Corp 3レベルインバータ
JP2003070258A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Toshiba Corp 電力変換装置
WO2010095241A1 (ja) * 2009-02-20 2010-08-26 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
JP2011024369A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 電力変換装置
JP2013085325A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Fuji Electric Co Ltd 3レベル電力変換回路システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664819B1 (ja) * 2014-09-16 2015-02-04 富士電機株式会社 無停電電源装置の制御装置
JP2020115700A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 トヨタ自動車株式会社 インバータ装置
JP7263789B2 (ja) 2019-01-17 2023-04-25 株式会社デンソー インバータ装置
WO2023170817A1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-14 三菱電機株式会社 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5686103B2 (ja) 2015-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10003273B2 (en) Power conversion device
JP5849586B2 (ja) 3レベル電力変換回路システム
JP5797751B2 (ja) 電圧インバータおよびそのようなインバータの制御方法
JP6040582B2 (ja) マルチレベル電力変換回路の保護制御方式
JP5095042B1 (ja) モータ駆動装置
JP2014192950A (ja) 電力変換装置
TW200941917A (en) Winding change-over switch of three-phase ac motor
JP2013529055A5 (ja)
JP2015012621A (ja) マルチレベル電力変換回路
JP6416414B2 (ja) 交流回転機の制御装置
CN106571750B (zh) 一种容错型三桥臂两相正交逆变器
JP2012010542A (ja) 直列多重インバータ装置とその制御方法
JP2015192526A (ja) 負荷駆動装置
JP5686103B2 (ja) 電力変換装置
JP5739734B2 (ja) 電力変換装置
Yeh et al. Induction motor-drive systems with fault tolerant inverter-motor capabilities
JP2013093992A (ja) インバータ制御装置
WO2018087891A1 (ja) 電力変換装置
JP6250090B2 (ja) 交流回転機の制御装置及び制御方法
JP5695379B2 (ja) 電力変換装置
JP5302905B2 (ja) 電力変換装置
JP6690880B2 (ja) 電力変換装置
JP2007074823A (ja) 電力変換装置
JP2012147571A (ja) インバータ装置および電動機ドライブシステム
JP7414071B2 (ja) インバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150106

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5686103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151