JP5664819B1 - 無停電電源装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無停電電源装置の直流部の電圧アンバランスを抑制し、負荷への給電に悪影響を与えることなく運転を継続可能とした制御装置を提供する。【解決手段】3レベルコンバータ11,3レベルインバータ12、及び、インバータ給電に代えて交流電圧を負荷に供給するバイパス回路15と、を備えた無停電電源装置10を制御するための制御装置において、直流部14の直流中点NDの電位を基準としたコンデンサCD1の電圧ED1とコンデンサCD2の電圧ED2との偏差が第1の基準値を超えた時に、直流電圧アンバランスを示す警報を発生するためのアンバランス監視手段20及び警報発生手段30と、前記偏差が第1の基準値を超えた時に、コンバータ11の制御ゲインを、直流電圧アンバランス抑制用のゲインに切り換えるゲイン調整手段51と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、特に主回路構成が3レベルのコンバータ及びインバータを組み合わせた3レベル変換器において、直流部の分圧用コンデンサにより形成される電圧のアンバランスを抑制して安定な動作を可能とする無停電電源装置(UPS)の制御装置に関する。
任意の振幅・周波数の交流電圧を負荷に供給するシステムとして、PWMコンバータ・インバータシステムがある。このシステムは、系統電源の交流電圧をPWMコンバータにより直流電圧に変換し、その直流電圧をPWMインバータにより所望の振幅・周波数の交流電圧に変換するものである。このようなシステムは、モータ駆動用インバータや無停電電源装置などの用途で、幅広く適用されている。
近年、高調波や損失の低減という観点から、PWMコンバータ・インバータシステムの主回路を3レベル化することが注目されている。
ここで、図8は、3相フルブリッジ型の3レベルインバータの主回路構成例を示している。3レベルインバータは、1相当たり4個の半導体スイッチング素子(例えば、U相についてはスイッチング素子S1U,S2U,S3U,S4U)を備えており、インバータの直流部は、コンデンサCD1,CD2が直列に接続されて直流入力電圧Eが2分割されている。
一例として、図8におけるU相の動作を説明する。U相出力端子は、スイッチング素子S1U,S2Uをオンさせると、コンデンサCD1,CD2同士の接続点である直流中点Nを基準(0電圧)として正の電圧(+ED1)を出力し、スイッチング素子S2U,S3Uをオンさせると0電圧を出力し、スイッチング素子S3U,S4Uをオンさせると負の電圧(−ED2)を出力する。
すなわち、スイッチング素子S1U〜S4Uの3つの状態を組み合わせることにより、U相出力端子の電圧を3つのレベルに変化させ、各レベルの時間比率等を変化させて任意の電圧を出力可能としている。このように3レベル化を行うと、出力電圧の高調波が少なくなる、スイッチング損失が少なくなる、高圧・大容量化が容易になる等の利点があるため、無停電電源装置においても3レベル化が進んでいる。
さて、3レベル変換器の課題の一つとして、2分割されたコンデンサの電圧分担アンバランス(以下、直流電圧アンバランスという)の制御が挙げられる。
例えば図8において、本来であれば、コンデンサCD1,CD2の電圧ED1,ED2は等しい値になるべきである。しかし、スイッチング素子S2U,S3Uをオンさせて0電圧を出力させる時は、直流中点Nに電流が流れることになり、このことは、直流中点Nの電位が変化する、つまり、電圧ED1,ED2にアンバランスが生じることを表している。
上記の直流電圧アンバランスは、特に半波整流負荷のように、正負非対称な電流が流れる負荷が接続された場合に顕著となる。また、正負対称な電流が流れる線形負荷が接続されていたとしても、主回路の半導体素子の特性のバラつきや検出回路の誤差がある場合に発生することがある。
直流電圧アンバランスが顕著になると、インバータが指令通りの電圧を出力できなくなるだけでなく、主回路素子に耐圧を超えた電圧が印加され、最悪の場合には装置を破壊するおそれもある。よって、3レベル変換器では、直流電圧アンバランスを抑制する何かしらの手段が必須となる。
以上のような背景のもとで、特許文献1には、インバータの制御により直流電圧アンバランスを抑制する方法が開示されている。
図9は、特許文献1に記載された3レベルインバータの制御回路100を示しており、101は、2個のコンデンサの電圧ED1,ED2の偏差Sを零にするように6倍周波数の正弦波の振幅Sを演算する調節器、102は各相の位相角θ ,θ ,θ に対応するsin(6θ)の値を出力するsin(6θ)テーブルである。
この従来技術では、インバータの出力相電圧指令V ,V ,V に対して6倍周波数の正弦波を加算することにより最終的な出力相電圧指令V **,V **,V **を生成し、これらの出力相電圧指令V **,V **,V **を用いてPWM制御を行い、所望の交流電圧を発生させている。これは、インバータが0電圧を出力する時間を変化させる操作であり、その結果、直流中点に流れる電流を変化させて直流電圧アンバランスを抑制することができる。
なお、この従来技術では、出力相電圧指令V ,V ,V に正弦波を加算することになるが、その正弦波の周波数は出力周波数の6倍であるため、この操作によってインバータの出力線間電圧が変化することはなく、負荷への影響はない。
また、特許文献2には、直流電圧アンバランスを抑制する別の方法が開示されている。
図10は、特許文献2に記載された従来技術を示している。この従来技術では、3レベルインバータの主回路150に半導体スイッチング素子DB,DBからなるスイッチングアームとリアクトルLが追加されており、スイッチング素子DB,DBのオン・オフを制御することによって直流電圧アンバランスを抑制している。
しかし、図9または図10に示した何れの直流電圧アンバランス抑制手段を適用するにせよ、そのアンバランス抑制能力には一定の限界がある。
例えば、図10に示したようにをスイッチング素子DB,DBからなる専用のスイッチングアーム及びリアクトルLを付加する場合、直流電圧アンバランスの抑制能力はリアクトルLの容量によって決まる。このため、アンバランス抑制能力を向上させようとすると、リアクトルLが大型化し、装置のコスト上昇や体積増加を招くため限界がある。
また、図9に示したように、変換器の制御によって直流電圧アンバランスを抑制する場合も同様である。
上記の点に鑑み、特許文献3には、3レベル変換器を用いた無停電電源装置において、装置の抑制能力を超えた直流電圧アンバランスが発生した場合でも装置を継続的に運転可能とする技術が開示されている。
図11は、特許文献3に記載された制御装置のブロック図であり、3レベルコンバータ・インバータシステムにおけるコンバータを制御するためのものである。
図11において、161は、系統電圧Vcnv,系統電流Icnv,直流電圧指令値VdcREF,正極側及び負極側のコンデンサ電圧VdcP,VdcNの和に基づいて各相の電圧指令値Vun,Vvn,Vwnを演算する演算手段、162は系統電圧Vcnvの停電を判定し、信号SGを出力する判定手段、163はコンデンサ電圧VdcP,VdcNの偏差から停電時の電圧指令値Vun’,Vvn’,Vwn’を演算する演算手段、164はコンデンサ電圧VdcP,VdcNの偏差の絶対値を演算する絶対値演算器、165は上記絶対値を閾値と比較して信号SGを出力する判定手段、166,167はそれぞれPWMパルスPc1,Pcc2を演算するパルス演算器、168は前記信号SGに基づきPWMパルスPcc2または零パルスをPc2として出力する判定手段、169はコンバータに供給するPWMパルスPをPc1,Pc2の間で切り替えるスイッチである。
この従来技術において、電源の正常時はコンバータを制御してインバータに電力を供給すると同時に、演算手段161の動作により直流電圧アンバランスを抑制している。
電源が停電して直流部の2個のコンデンサに電圧アンバランスが生じると、コンバータの動作を一旦停止し、蓄電池からインバータへ電力を供給する。その後、コンバータの動作を再開し、電圧が高いコンデンサの負荷を放電するようにコンバータを制御することで、コンデンサの電圧をバランスさせている。すなわち、図11の制御ブロックにより、コンバータを直流電圧アンバランスを抑制するためだけに動作させることで、直流電圧アンバランスの抑制能力を向上し、アンバランス発生後も装置の運転継続を可能としている。
特開平7−79574号公報(段落[0037]〜[0039]、図1等) 特開2000−199738号公報(段落[0008]〜[0010]、図1,図2等) 特開2013−247724号公報(段落[0026]〜[0039]、図1〜図3等)
無停電電源装置では、電源の停電時など、入力電圧に何らかの異常が発生した時は、バックアップ運転により、蓄電池の電力を利用してインバータから負荷へ電力を供給している。しかし、蓄電池の充電量が不十分であると蓄電池からインバータへ電力が供給されず、負荷への給電に悪影響が生じて最悪の場合は電力が供給されなくなる可能性がある。
このため、特許文献3の従来技術を用いて直流電圧アンバランスの抑制動作を頻繁に行う場合には、蓄電池の充電量が不足するおそれがあり、停電時に蓄電池の電力を利用したバックアップ運転の継続時間が短くなる、負荷への給電が正常に行えなくなる、等の問題が生じることもある。
そこで、本発明の解決課題は、3レベル変換器を用いた無停電電源装置において、直流電圧アンバランスが生じた場合でも負荷への給電に悪影響を与えることなく運転を継続可能とした制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、
交流入力電圧を直流電圧に変換して出力するコンバータであって、直流部の正負電路間に複数のコンデンサが直列に接続され、前記コンデンサの直列回路の中点電位を基準として正電位及び負電位を発生させる3レベルコンバータと、
前記コンバータに前記直流部を介して接続され、相ごとに前記正電位,負電位,中点電位のうちの何れかを出力させて任意の振幅・周波数の交流電圧を負荷に供給する3レベルインバータと、
前記インバータに代えて交流電圧を前記負荷に供給するバイパス回路と、
を備えた無停電電源装置を制御するための制御装置において、
前記中点電位を基準とした前記正電位の大きさと前記負電位の大きさとの偏差が第1の基準値を超えた時に直流電圧アンバランスを判定して警報を発生するための手段と、
前記偏差が第1の基準値を超えた時に、前記コンバータを制御するゲインを直流電圧アンバランス抑制用のゲインに切り換える手段と、を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した無停電電源装置の制御装置において、前記偏差が、第1の基準値よりも大きい第2の基準値を超えた時に、前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換える手段を備えたものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載した無停電電源装置の制御装置において、前記負荷を流れる電流の波形を解析する負荷電流解析手段を備え、前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換えた後に、前記負荷電流解析手段は、負荷電流の波形の解析結果に応じて、前記バイパス回路による前記負荷への給電から前記インバータによる前記負荷への給電に再び切り換える切換許可信号を生成するものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載した無停電電源装置の制御装置において、前記切換許可信号を生成しない時に前記警報を発生させるものである。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載した無停電電源装置の制御装置において、前記負荷電流解析手段は、前記負荷電流の直流成分が基準値以下である場合に前記切換許可信号を生成するものである。
請求項6に係る発明は、請求項2に記載した無停電電源装置の制御装置において、前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換えた切換回数をカウントする手段と、前記切換回数の所定時間内のカウント数が基準回数を超えた時に装置の故障と判定して装置の運転を停止させる手段と、を備えたものである。
本発明によれば、主回路が3レベルコンバータ・インバータにより構成された無停電電源装置において、直流電圧アンバランスをコンバータの制御によって抑制することができる。
また、必要に応じて、直流電圧アンバランスの発生時にはバイパス回路による給電に切り換えるため、装置の継続的な運転を可能にして負荷への悪影響を防止することができる。
本発明の実施形態が適用される無停電電源装置の主回路構成図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の構成図である。 図2における直流電圧アンバランス監視手段の構成図である。 本発明の第1実施形態におけるコンバータの制御手段の構成図である。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の構成図である。 図5における負荷電流解析手段の構成図である。 本発明の第3実施形態に係る制御装置の構成図である。 3レベルインバータの主回路構成図である。 特許文献1に記載された従来技術の構成図である。 特許文献2に記載された従来技術の構成図である。 特許文献3に記載された従来技術の構成図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は、本発明の実施形態が適用される無停電電源装置の主回路構成図である。この無停電電源装置10は、直流部14を介して互いに接続された3相の3レベルコンバータ11及び3レベルインバータ12と、直流部14の正負電路間に直列に接続された等容量値のコンデンサCD1,CD2(Nは直流中点を示す)と、3レベルインバータ12と負荷との間に接続されたスイッチSWと、負荷にバイパス電圧を供給するためのバイパス回路15に設けられたスイッチSWと、直流部14と外部の蓄電地との間に接続されたチョッパ13と、を備えている。ここで、スイッチSW,SWは、例えば電磁接触器である。
上記構成において、直流部14のコンデンサは2個である必要はない。すなわち、直流部14に、直流中点Nの電位(0電位)を基準として大きさが等しい正電位(+ED1)及び負電位(+ED1)を発生させれば良いため、直列接続されるコンデンサの数は問わない。
なお、3レベルコンバータ11には外部の3相交流電源から交流電圧が入力されており、バイパス電圧は、上記3相交流電源から、あるいは別系統の交流電源から供給されている。また、図1において、コンバータ11への交流入力電圧が停電により消失した場合でも、バイパス電圧を別系統の交流電源から供給すれば無停電電源装置としての機能を果たすため、チョッパ13は本発明に必須のものではない。
次に、この無停電電源装置10の一般的な動作を説明する。
通常時はスイッチSWがオン、バイパス回路15のスイッチSWがオフの状態で、直流部14の電圧を利用してインバータ12が負荷に電力を供給する(インバータ給電状態)。コンバータ11及びインバータ12は3レベル変換器であるため、直流部14の電圧はコンデンサCD1,CD2により2分割されている。
インバータ12によって負荷へ正常に電力を供給するためには、コンデンサCD1,CD2の電圧ED1,ED2の総和を一定値以上に保つだけでなく、電圧ED1,ED2をバランスさせる必要がある。その手段としては、前述した従来技術のように、コンバータ11またはインバータ12の制御にアンバランス抑制機能を持たせる、直流電圧バランスを制御する専用の半導体スイッチングアームを設ける等、種々の方法があるが、本発明では、後述するように、コンバータ11を制御するゲインを調整して直流電圧アンバランスを抑制することが望ましい。
スイッチSWを含むバイパス回路15は、直流電圧アンバランス状態を含む装置故障時の給電用バックアップ回路である。コンバータ11,インバータ12,チョッパ13を含む装置内部で過電圧や過電流が発生した場合や、直流電圧アンバランスが著しい場合など、装置の運転継続が困難な場合は、即座にスイッチSWをオフし、スイッチSWをオンすることで、バイパス回路15を経由して外部の交流電源から負荷への給電を継続する(バイパス給電状態)。
次に、図2は本発明の第1実施形態に係る制御装置の構成図である。この第1実施形態は請求項1,2に係る発明に相当する。
図2において、直流電圧アンバランス監視手段20は、直流部14のコンデンサCD1,CD2の電圧ED1,ED2を監視し、直流電圧アンバランスが発生したと判断した時は、警報発生指令やバイパス切換指令を出力する。
直流電圧アンバランス監視手段20の構成例を、図3に示す。
図3に示すように、コンデンサCD1,CD2の電圧ED1,ED2をそれぞれ検出し、その偏差を減算手段21により求めると共に、絶対値演算手段22により偏差の絶対値を演算する。そして、偏差絶対値を第1,第2の比較手段23,24により第1,第2の基準値と各々比較し、以下に示す条件に応じた指令を出力する。
例えば、偏差絶対値が第1の基準値よりも大きい場合、第1の比較手段23が警報発生指令を出力する。警報発生指令は図2における警報発生手段30へ送られ、警報発生手段30は、直流電圧アンバランスが発生していることを音声により発報し、または、モニタなどに表示して警報を発生する。この動作は、運転継続が不能になるほどではないが、直流電圧アンバランスが発生しており、このままの状態が継続すると運転不能になる可能性もあることをユーザに喚起するのが目的である。
警報発生指令は、図4に示すコンバータ制御手段にも同時に送られ、コンバータ制御の動作を変更することで直流電圧アンバランスの抑制を試みる。
なお、図4に示したコンバータ制御手段は一般的なものであるが、コンバータ制御手段の構成は図4に何ら限定されるものではない。
まず、図4の動作の概要を説明する。
コンバータ11が出力する直流電圧指令と直流電圧検出値との偏差を減算手段52により求め、この偏差を零にするようなPI調節手段53の動作により、コンバータ11の入力電流指令を演算する。この入力電流指令を電流制御手段54に入力し、コンバータ11が出力するべき電圧指令を演算する。この出力電圧指令をキャリアと比較することにより、コンバータ11の各スイッチング素子に対するオン・オフ指令(PWM信号)が生成される。
本実施形態において、直流電圧アンバランスが発生して前述の警報発生指令が出力された時は、ゲイン調整手段51により、入力電流指令を演算するPI調節手段53のゲインを、直流電圧アンバランスを抑制するために設定された専用のゲインに切り換える。
ゲイン調整手段51によるPI調節手段53のゲイン調整方法としては、比例ゲインを大きくする、積分時定数を小さくする、などの方法により、直流電圧アンバランスが発生していない通常時よりもコンバータ11の応答を速くすればよい。その理由を以下に説明する。
直流電圧アンバランスが発生する要因としては、装置のどこかに故障が発生した場合を除けば、半波整流負荷のように正負非対称の電流が流れる負荷が接続された場合が挙げられる。これは、直流電圧のバランス・アンバランスは直流中点Nへ流入する電流の総和で変化し、その総和が0の場合には各コンデンサの直流電圧がバランスしている状態が維持されるが、正負非対称な電流が流れると、直流中点Nへ流入する電流の総和が正負の何れかにずれるので、直流電圧アンバランスに至ってしまうためである。
一般的に、コンバータは、入力電圧に対して力率1の正弦波状の電流を流すように動作することで、直流電圧を一定に保っている。基本的には、入力電流と負荷側の電流とは一致しないため、瞬時電力でみると入力電力と出力電力とは一致しないが、1周期の平均値は一致させるように動作するので、直流電圧を一定に制御することが可能である。
よって、インバータ12の負荷に半波整流負荷などを接続すると、入力側は正負対称な電流であるが、出力側は正負非対称な電流が流れるようになり、直流中点Nに流入する電流の総和が0からずれていくため、直流電圧アンバランス状態になりやすい。
図4に示したように、ゲイン調整手段51を用いてコンバータ制御の応答を上げていくと、入出力の瞬時電力が一致するようになってくる。これは、コンバータ制御の応答を上げると、入力電流波形が出力電流波形に近づいていくことを示している。また、入出力の電流波形が同一であれば、正負非対称な電流であっても、直流中点Nを流れる電流の総和は0になる。これは、コンバータ制御の応答を上げることで、直流電圧アンバランスを抑制できることを示している。
ただし、コンバータ本来の目的である「入力電流を正弦波状にする」という機能は犠牲になるが、本実施形態では、コンバータ制御の応答を上げる時は最小限にすることで装置の運転継続を可能とし、信頼性を向上させることができる。
図4に示したようなコンバータ制御手段を用いれば、所定の条件が成立した時にコンバータ制御の応答を上げて直流電圧アンバランスを抑制することができる。
しかし、コンバータ制御によって対応できる範囲には一定の限界があり、想定以上に大きな半波整流負荷が接続された場合や、装置内部の一部が故障して直流電圧アンバランス抑制機能が正常に動作しなくなった場合には、直流電圧アンバランスを抑制しきれず、運転継続が不可能になってしまう。この課題を解決するのが、請求項2の発明であり、具体的には以下のとおりである。
すなわち、図3に示した直流電圧アンバランス監視手段においては、コンデンサCD1,CD2の電圧ED1,ED2の偏差絶対値が第2の基準値(>第1の基準値)を超えた場合に、第2の比較手段24がバイパス切換指令を出力するようになっている。
バイパス切換指令が図2におけるバイパス回路切換手段40に入力されると、バイパス回切換手段40は、図1のスイッチSWをオフし、スイッチSWをオンさせるようなオンオフ指令を出力すると同時に、インバータ給電をバイパス給電に切り換えるためのインバータ制御動作切換指令を出力する。
なお、図2におけるバイパス回路切換手段40に入力されている故障一括信号は従来から存在しており、この故障一括信号は、装置各部の過電圧検出信号や過電流検出信号を一括してこれらの信号発生時に、インバータ給電をバイパス給電に切り換えるためのものである。
しかしながら、この実施形態は、直流電圧アンバランス発生時にもバイパス給電に切り換える点が従来技術とは異なっている。すなわち、従来技術に対しては、バイパス給電に切り換える条件が変わっただけであり、バイパス回路切換手段40の動作自体には変更がない。
前述したごとく、直流電圧アンバランスが発生する要因としては、半波整流負荷のように正負非対称の電流が流れる負荷が接続される、検出回路などの装置内部の故障により直流電圧アンバランス抑制手段の正常な動作が不可能になる、等が考えられる。何れの要因にせよ、インバータ12から負荷への給電を一旦停止してバイパス回路15からの給電に切り換えれば、直流電圧アンバランスを発生させる要因が取り除かれ、アンバランスが収まることになる。
但し、無停電電源装置においてバイパス回路15を使用できるのは緊急時であるため、本実施形態では、図4に示したような手段によってコンバータ11制御の動作を変更しても直流電圧アンバランスを抑制できない場合のみ、バイパス給電に切り換えるようにした。最終的には、所定の条件を満たした後に再びインバータ12からの給電に自動的に切り換えることで、装置の運転継続が可能となる。
上記のように、第1実施形態によれば、引用文献3のように蓄電池の電力を利用することなく、直流電圧アンバランスが生じた場合でも無停電電源装置としての運転を継続することができる。
更に、直流電圧アンバランスを検出して、一旦、バイパス回路15からの給電に切り換えた後、どのような要因で直流電圧アンバランスが生じたのか、インバータ給電に再び切り換えても問題ないかを判別することで、装置の信頼性をより向上させる着想が請求項3以降の発明であり、以下に詳述する。
図5は、本発明の第2実施形態を示す構成図であり、請求項3〜5に係る発明に相当する。なお、この第2実施形態においても、図2の直流電圧アンバランス監視手段20、図3に示した上記監視手段20の内部構成、図4のコンバータ制御手段等を備えることができる。
図5において、負荷電流解析手段60は、直流電圧アンバランスが発生してバイパス回路15からの給電状態に切換わった後、負荷電流を検出し、その波形を解析する。そして、半波整流負荷のように直流電圧アンバランスを引き起こすような負荷ではないと判断したら、インバータ給電切換手段70へ切換許可信号を送る。この切換許可信号が入力されたインバータ給電切換手段70は、図1におけるスイッチSWをオンし、スイッチSWをオフさせるオン・オフ指令を出力し、バイパス給電状態からインバータ給電状態に戻す。
一方で、負荷電流解析手段60による解析結果から、負荷に起因して直流電圧アンバランスが発生したと判断したら、その判断結果に基づく警報発生指令を警報発生手段30に送り、前記同様に音声発報やモニタ表示等により警報を発生してユーザの注意を喚起し、対策を促す。
なお、図5におけるインバータ給電切換手段70は、バイパス給電状態からインバータ給電状態に切り換えるための各種処理を実行する手段であり、一般的な無停電電源装置の機能と同一でよい。
この第2実施形態によれば、負荷変動のような外的要因で想定外の過渡的な直流電圧アンバランスが発生した場合などは、一旦、バイパス給電に切り換え、直流電圧アンバランスが収まった後に自動的にインバータ給電へと切り換えることで、無停電電源装置から負荷への給電を安定して継続することができる。一方、負荷の種類に起因して直流電圧アンバランスが発生した場合は、ユーザに原因を通知し、対策を行った後に通常の運転に復帰させることが可能である。
何れの場合にせよ、本実施形態によれば、装置の信頼性を大きく向上させることができる。
次いで、図6は負荷電流解析手段60の構成図である。
DCCT(直流変流器)などの電流検出手段により、U,V,W相の負荷電流波形を制御装置内部に取得する。検出した負荷電流波形を時定数の大きなローパスフィルタ61,61,61に入力して直流成分を抽出し、その絶対値を絶対値演算手段62,62,62によりそれぞれ演算する。
次に、絶対値演算手段62,62,62の出力を共通の基準値が与えられた各相の比較手段63,63,63に入力し、これらの比較手段63,63,63の出力を論理和手段64に入力する。
論理和手段64の出力はイネーブル信号と共に第1の論理積手段65に入力されている。ここで、出力イネーブル信号は、警報発生指令及びインバータ給電切換許可信号の外部出力許可を制御する信号であり、例えば、直流電圧アンバランスによりバイパス給電に切換わってから所定の遅延時間を経過した後にワンショットで有効となるような信号である。
また、論理和手段64の出力は、否定手段66を介して第2の論理積手段67に入力されている。この論理積手段67には出力イネーブル信号も入力されており、論理積手段67の出力がインバータ給電切換許可信号となっている。
以上のような構成により、3相のうちの何れかの相の直流成分絶対値が基準値を超え、かつ、出力イネーブル信号が有効である場合に警報発生指令を出力し、直流成分絶対値が基準値以下である場合にはインバータ給電切換許可信号を出力することができる。
上記の動作は、不要なタイミングで警報発生指令またはインバータ給電切換許可信号を出力させないためのものであり、前記遅延時間は負荷電流の解析、すなわち直流成分の抽出に要する時間に相当する。すなわち、例えば正負非対称な負荷電流が流れる時に直流電圧アンバランスが発生するので、負荷電流の直流成分の有無を利用して負荷電流の解析を行うようにしたものである。
次に、図7は本発明の第3実施形態を示す構成図であり、請求項6に係る発明に相当する。図7における基本的な構成は図2と同様であるため、ここでは図2との相違点を中心に説明する。
なお、この実施形態においても、図2の警報発生手段30、図4に示したようなゲイン調整手段51等を含むコンバータ制御手段を備えることができる。
図7において、カウンタ80は、直流電圧アンバランスが発生してバイパス給電への切り換えを行った回数をカウントする。このカウント値を故障判別手段90へ送り、所定時間内に前記カウント値が基準回数以上になったら、装置停止指令を出力して無停電電源装置の運転を停止させる。なお、故障判別手段90は、上記の所定時間が経過する都度、カウンタ80のカウント値をクリアする。
この第3実施形態は、装置内部に異常が発生し、直流電圧アンバランスの抑制手段が正常に動作できなくなった場合への対応を目的としている。この場合、直流電圧アンバランスを検出してバイパス給電へ切り換えた後、図5の負荷電流解析手段60が負荷電流を解析しても特に異常は検出されないので、インバータ給電切換手段70により、バイパス給電からインバータ給電へ戻す指令が発生する。
しかし、インバータ給電に戻ったとしても、直流電圧アンバランスの抑制手段は依然として正常に動作できないので、直流電圧アンバランスを再び検出してしまい、結果として、インバータ給電状態とバイパス給電状態との切換動作を繰り返すことになる。
そこで、本実施形態においては、直流電圧アンバランスによるバイパス給電への切換が短時間で多発する場合は、装置に何かしらの故障があり、このままの状態で運転を継続すると危険であるため、装置の運転を停止させるようにしたものである。
以上説明したように、各実施形態によれば、3レベル変換器を用いた無停電電源装置において、直流電圧アンバランスが発生した時に発生要因に応じた最適な処置を実施することができるため、装置の信頼性向上に大きく寄与するものである。また、本発明は制御装置内部のCPUに実装するプログラムを変更することで実現可能であり、ハードウェアの追加が不要であるため、コスト面でも有利である。
更に、前述した特許文献3のように蓄電池の電力を利用しないので、交流電源の停電時においてインバータによるバックアップ運転に悪影響を及ぼさない等の利点もある。
10:無停電電源装置
11:3レベルコンバータ
12:3レベルインバータ
13:チョッパ
14:直流部
15:バイパス回路
20:直流電圧アンバランス監視手段
21:減算手段
22:絶対値演算手段
23,24:比較手段
30:警報発生手段
40:バイパス回路切換手段
51:ゲイン調整手段
52:減算手段
53:PI調節手段
54:電流制御手段
60:負荷電流解析手段
61,61,61:ローパスフィルタ
62,62,62:絶対値演算手段
63,63,63:比較手段
64:論理和手段
65,67:論理積手段
66:否定手段
70:インバータ給電切換手段
80:カウンタ
90:故障判別手段
D1,CD2:直流コンデンサ
:直流中点
SW,SW:スイッチ

Claims (6)

  1. 交流入力電圧を直流電圧に変換して出力するコンバータであって、直流部の正負電路間に複数のコンデンサが直列に接続され、前記コンデンサの直列回路の中点電位を基準として正電位及び負電位を発生させる3レベルコンバータと、
    前記コンバータに前記直流部を介して接続され、相ごとに前記正電位,負電位,中点電位のうちの何れかを出力させて任意の振幅・周波数の交流電圧を負荷に供給する3レベルインバータと、
    前記インバータに代えて交流電圧を前記負荷に供給するバイパス回路と、
    を備えた無停電電源装置を制御するための制御装置において、
    前記中点電位を基準とした前記正電位の大きさと前記負電位の大きさとの偏差が第1の基準値を超えた時に直流電圧アンバランスを判定して警報を発生するための手段と、
    前記偏差が第1の基準値を超えた時に、前記コンバータを制御するゲインを直流電圧アンバランス抑制用のゲインに切り換える手段と、
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
  2. 請求項1に記載した無停電電源装置の制御装置において、
    前記偏差が、第1の基準値よりも大きい第2の基準値を超えた時に、前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換える手段を備えたことを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
  3. 請求項2に記載した無停電電源装置の制御装置において、
    前記負荷を流れる電流の波形を解析する負荷電流解析手段を備え、
    前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換えた後に、
    前記負荷電流解析手段は、負荷電流の波形の解析結果に応じて、前記バイパス回路による前記負荷への給電から前記インバータによる前記負荷への給電に再び切り換える切換許可信号を生成することを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
  4. 請求項3に記載した無停電電源装置の制御装置において、
    前記切換許可信号を生成しない時に前記警報を発生させることを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
  5. 請求項3または4に記載した無停電電源装置の制御装置において、
    前記負荷電流解析手段は、前記負荷電流の直流成分が基準値以下である場合に前記切換許可信号を生成することを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
  6. 請求項2に記載した無停電電源装置の制御装置において、
    前記インバータによる前記負荷への給電から前記バイパス回路による前記負荷への給電に切り換えた切換回数をカウントする手段と、
    前記切換回数の所定時間内のカウント数が基準回数を超えた時に装置の故障と判定して装置の運転を停止させる手段と、
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置の制御装置。
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