JP2013148239A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率が良好な空気調和機を提供する。
【解決手段】キャビネット1を構成する前面パネル9の前面吸込口3の上側口壁と下側口壁との間に形成された上下方向の隙間から室内空気を前面側熱交換器に前後方向で水平に導くと共に、上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器に導く。これにより、前面吸込口3の上側口壁と下側口壁とを正面視でオーバーラップさせることなく開口を見えるようにしているので、前面熱交換器の下部にも前面吸込口3から直接風が流れ、熱交換効率を向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、キャビネットを構成する前面パネルに前面吸込口および天面吸込口が設けられた空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機として、特許文献1に示すように、キャビネット内に前面側熱交換器と背面側熱交換器とを逆V字状に配置して構成され室内熱交換器が設けられ、キャビネットの天面パネルに天面吸込口が形成され、前面パネルに前面吸込口が形成され、前面吸込口は、前面パネルの中央やや下部において、開口を下方に向けて形成し、前面吸込口の下側にあたる前面パネルに、上方ほどキャビネットの内方に向かってなめらかに傾斜し、前面吸込口に至る気流ガイドが形成されたことが開示されている。
上記特許文献1によると、気流ガイドにより、前面吸込口から前記側熱交換器に向かって形成される気流を抑制し、室内熱交換器の全体に亘って均一な気流を形成することができることが記載されている。
特許第3521813号公報
しかし、特許文献1に示す空気調和機において、前面吸込口は正面視で開口が見えないように、開口の下端を内方に潜り込ませるように配置して風の流れをガイドする気流ガイドが設けられているため、風が気流ガイドにより前面側熱交換器の下部に流れにくくなり、熱交換効率が下がる可能性がある。
本発明は、上記に鑑み、熱交換効率が良好な空気調和機の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る空気調和機は、前面側熱交換器と背面側熱交換器とを備えた室内熱交換器がキャビネットに内装され、前記キャビネットに前面吸込口および天面吸込口が設けられ、両吸込口から吸い込まれた室内空気が前記室内熱交換器を通過するように構成され、前面吸込口が前面側熱交換器の下部に対向して正面視で開口が見えるように形成されると共に、前面吸込口の上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器に導くようにされたことを特徴とする。
上記構成によると、前面吸込口では、上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器に導くようにし、また、前面吸込口の上側口壁と下側口壁とを正面視でオーバーラップさせることなく開口が見えるように形成しているので、前面熱交換器の下部にも前面吸込口から直接風が流れ、熱交換効率を上げることができる。
この場合、前面吸込口の下側口壁は垂直面とすることができる。下側口壁を垂直面とすることで、前面吸込口の開口を広くとることができ、かつ特許文献1のように内方に向かう気流ガイドを廃止した分、キャビネット全体の前後方向の幅を小さくすることができる。
前面吸込口の形成する態様として、フィルタ等を着脱可能に装着するための前カバーを利用することができる。すなわち、前記キャビネットの前面開口を覆うように前カバーが開閉可能に設けられ、前カバーの下端により前面吸込口の上側口壁が形成される態様を採用することができる。ここで、キャビネットは、箱型に形成し、その前面に前面開口を設け、その前面開口に前カバーを開閉可能に設ける構成を採用することができる。また、キャビネットは、前面が開放した箱型の背面板と、背面が開口した箱状の前面パネルとが互いに組み合わされて構成することができる。この場合、前カバーは、前面パネルの前面に形成した前面開口に開閉可能に設けられる。
上記構成によると、フィルタ等を着脱可能に装着するために開閉可能な前カバーを利用し、その下端を前面吸込口の上側口壁とし、それよりも前後方向で後側の前面パネルを下側口壁とすることができる。
また、前記キャビネットに、その両吸込口に面してキャビネット内に吸込んだ室内空気を除塵するフィルタが着脱可能に収容され、前記フィルタの収容状態で、その下端枠部材が前面吸込口の下側口壁の裏面側に隠れるように配置された構造を採用することができる。
上記構成によると、下端枠部材が前面吸込口の下側口壁の裏面側に隠れるように配置されているので、下端枠部材が前面吸込口を直進してくる風を遮ることがなく前面側熱交換器に当てることができ、熱交換効率を良くすることができる。
また、フィルタの下端枠部材を前面吸込口の下側口壁部の裏面側に係止する係止手段が設けられ、該係止手段は、フィルタの下端枠部材の左右両端において前後方向に突出する係止リブと、該係止リブを係脱可能に係止するよう下側口壁に形成された係止受けとを備えた構成を採用することができる。
上記構成によると、係止リブが下側口壁に形成された係止受けに係止されるので、熱交換器の下部に吸い込まれる風の流れにより可撓性のフィルタが浮き上がり下側口壁から外れるのを防止することができる。
また、フィルタの収容状態で前記下側口壁よりも上側に位置する部分にフィルタを着脱操作させるための取手を前記フィルタに設けることができる。
この構成によると、フィルタの下端枠部材が前面吸込口の下側口壁よりも上側に位置するため、フィルタの取外し時に取手を持ち易く、容易にフィルタを着脱操作することができる。この際、取手は前面吸込口から直進する風を遮らない位置、具体的には上下方向で前面吸込口よりも上側に配置して、風を効率よく前面側熱交換器に導くようにするのが好ましい。
また、前カバーの裏面にフィルタ押えリブを設け、前カバーの閉姿勢で、フィルタ押えリブがフィルタの取手に当接するように配置することができる。
この構成によると、前カバーを閉姿勢にすることで、前カバー裏面の押えリブがフィルタの取手に当接し、可撓性のあるフィルタの浮き上がりを防止することができる。
さらに、キャビネットの前面と前面側熱交換器とは、その間の距離が前面側熱交換器の下部に向かうほど広く設定することができる。
この構成によると、前面吸込口から吸込んだ空気が下側口壁を回り込んで前面側熱交換器の下部にもより行き渡りやすくなり、室内熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
以上のとおり、本発明によると、前面吸込口では、上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器に導くようにし、また、前面吸込口の上側口壁と下側口壁とを正面視でオーバーラップさせることなく隙間を形成し、開口が見えるようにしているので、前面熱交換器の下部にも前面吸込口から直接風が流れ、室内熱交換器の効率を向上させることができる。
本実施形態における空気調和機の室内機の外観斜視図である。 図1の室内機において前カバーを開放させてフィルタを取りはずした状態を示す外観斜視図である。 図1の室内機の側面断面図である。 図3の前面吸込口部を示す拡大側面断面図である。 フィルタ単体の拡大斜視図である。 フィルタの前面パネルへの収容状態を示すフィルタ係合部の拡大斜視図である。 別の実施形態を示す室内機の前面吸込口における拡大側面断面図である。
本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態ではセパレート型空気調和機の室内機を例に説明する。この種の空気調和機は、室内機の内部に収容される室内熱交換器と、図示しない室外機に収容される圧縮機、四方弁、室外熱交換器、絞り装置(共に図示せず)とが冷媒管によって接続されて冷凍サイクルが構成され、冷房、暖房、除湿などの各種運転モードを実行できるようになっている。
室内機は、図1〜図3に示すように、キャビネット1の上面に室内空気を吸込む天面吸込口2が形成され、また、キャビネット1の前面中央部分に室内空気を吸込む前面吸込口3が形成され、さらに、キャビネット1の前面下方の開口に吹出口4が形成されている。なお、キャビネット1を正面から見て幅方向を左右方向とし、キャビネット1の奥行き方向を前後方向とし、キャビネットの高さ方向を上下方向とする。
キャビネット1は、図1〜図3に示すように、前面が開放した箱型の背面板8と、背面が開口した箱状の前面パネル9とが互いに組み合わされて外装を構成している。
キャビネット1の内部には、図3に示すように、天面吸込口2および前面吸込口3から吹出口4に至る空気通路5が形成され、この空気通路5に室内熱交換器6とファン7とが配置されている。
室内熱交換器6は、前面側熱交換器6a,6bと背面側熱交換器6cの3個の熱交換器が逆V字状に配置されている。前面側熱交換器6a,6bは、上側の熱交換器6aと下側の熱交換器6bとを備え、上側の熱交換器6aの上端が後方に傾斜するように配置され、その下端に連続して下側の熱交換器6bがほぼ垂直に配置されている。上側の熱交換器6bは背面側熱交換器6cと同じ高さに配置され、両熱交換器が側面視で逆V字形に配置されている。
なお、熱交換器の個数は図3に示す3個の熱交換器に限定されるものではなく、前面側と背面側にそれぞれ1個を配列した態様や、背面側にさらに補助熱交換器を追加して合計4個の熱交換器を配列した態様が例示できる。
ファン7は、クロスフローファンであり、空気通路5の下流側で室内熱交換器6に囲まれた空間内に配置される。
空気通路5のうちファン7よりも下流側には、前後両側に送風案内壁が形成され、ファン7からの送風を吹出口4からキャビネット1の前面下部の開口に導くようにしている。
キャビネット1を構成する背面板8は、前面が開放した箱状のもので、その背面側に室内の壁面に取り付けるための平坦面が形成されている。背面板8の前側にはファン7からの送風を前方に案内するよう凹状曲面に形成された後側の送風案内壁10を有している。また、背面板8の天面は、天面吸込口2の一部を形成する格子状の吸込グリル11を有している。
前面パネル9は、背面が開放した箱状のものであって、その天面のほぼ全域が開口され、その開口部に格子状の吸込グリル13が形成されている。格子状の吸込グリル13は背面板8側の吸込グリル11と並設され、両吸込グリル11、13により天面吸込口2が構成されている。
前面パネル9の前面には、前面側熱交換器6a,6bに対向して前面開口9aが形成されている。この前面開口9aを覆うように前カバー14が、その上端の軸周りに開閉回動可能に前面パネル9に支持される。
前カバー14は、平板状のものであって、左右方向の幅がキャビネット1の横幅とほぼ等しく、また、高さはキャビネット1の前面垂直部B(図1参照)の高さとほぼ等しく設定されている。前カバー14の左右下端の裏面には前面パネル9に係合するための係合突起(図示略)が形成され、該係合突起に対応する前面パネル位置には、図2及び図6に示すように、前カバーを係止するための係合受け部45が形成されている。
前面パネル9は、その前側下部において、前カバー14よりも下側が側面視で円弧状に後退して底壁部16に至る。この円弧面に形成された開口には、吹出口4を構成するルーバユニット17が嵌め込まれている。
ルーバユニット17は、風向変更装置の一部を構成するもので、図3に示すように、中央部に吹出口4を形成する周縁部材18と、吹出口4の前方に横軸周りに開閉回動可能に設けられた導風パネル19と、導風パネル19の後側で吹出口4に揺動可能に配置された複数の縦ルーバ20とを備えている。さらに、本例では導風パネル19の内側にある導風面に横ルーバ21が配設されている。
周縁部材18のうち上側の周縁部材は断面上開放コ字形に形成されて熱交換器から滴下する水を受けるためのドレンパン22が構成されている。ドレンパン22の内部には断熱材23が貼着され、この断熱材の上側に、前面側熱交換器6a,6bのうち下側熱交換器6bの下端部が配置されている。
ドレンパン22は、その後壁面及び底壁面により空気通路5の前側の送風案内壁が構成される。このドレンパン22の後壁面と背面板8側の後案内壁10との間に隙間を空けて、ファン7が配置されている。
また、前面パネル9の天面吸込口2の裏面及び前面パネルの前側開口の裏面側と室内熱交換器6との間にフィルタ15が着脱可能に配設される。フィルタ15は、前カバー14を開放することにより、前面パネル9の前面から取り外すことができる。
本例では、フィルタ15が左右一対設けられている。各フィルタ15は、図2及び図5に示すように、周囲の枠部材24と、その内部に格子状に配列された縦横の桟部材25と、これら枠部材と桟部材に亘って張設された網部材26とから全体として長方形状に形成され、前面パネル9の天面吸込口2と前面の開口との境界部でR状に折り曲げられ、側面視でL字状に形成されている。このフィルタ15は合成樹脂製のものであって可撓性を有するものである。
フィルタ15は、前面パネル9の前面開口9aより後方に形成されたフィルタガイド27に沿って装着され、その収容状態では、フィルタ15の下端枠部材24aが前面パネル9の前面開口9aの下側口壁35の裏面に隠れるように配置される。
フィルタガイド27は、前面開口9aの左右両端部および左右方向の中央部に形成される。中央のフィルタガイド27は、その両面で左右のフィルタ15,15を案内するようにしている。左右のフィルタガイド27間には、天面吸込口2と前面開口9aとの境界部分でフィルタ15の背面側を支持する受け部材37が差渡し形成される(図3参照)。
また、フィルタ15が前面吸込口3から吸い込む風により浮き上がるのを防止するため、前面開口9aの下側口壁35にフィルタ15の下端枠部材24aを係止する係止手段28が設けられている。
係止手段28は、フィルタ15の下端枠部材24aの左右両端において前後方向(本例においては前方向)に突出する係止リブ29と、該係止リブ29を係脱可能に係止するよう下側口壁35の係止リブ対応位置に形成された係止受け30とを備え、係止リブ29を係止受け30に係止することによりフィルタ15の抜け出しを防止するようになっている。
係止リブ29は、図6に示すように、フィルタ15の下端枠部材24の左右両端部に正面視で逆L字形に突出形成され、その水平部分である水平リブ29aが係止受け30に載置され、フィルタ15が、下方に落下するのを防止している。また、係止リブ29の垂直部分である垂直リブ29bが係止受け30よりも下方に侵入可能とされ、左右の垂直リブ29bの間隔が左右の係止受け30の内端間とほぼ等しい間隔に設定されている。
係止リブ29の水平リブ29aは、図5に示すように、下端枠部材24aよりも上方位置に配置され、垂直リブ29bは、下端枠部材24aの左右両端縁よりも左右方向で内側に形成されている。そして、下端枠部材24aの前面には左右方向に連続して垂直リブ29bに繋がる上下2条の補強リブ31が形成されている。
一方、係止受け30は、図6に示すように、前面開口9aの下端口壁35の左右両端において、下端口壁35と同じレベルで後方に突出形成され、フィルタ15の係止リブ29が載置されるようになっている。
さらに、係止リブ29とその後方の下端枠部材24aの前後方向は、下側口壁35と後方のフィルタガイド27とで挟むことにより前後方向の位置決めが行えるようになっている。
また、フィルタ15の左右方向中央位置には、最下段の横桟位置にフィルタ15を着脱操作するための取手34が前方へ突出形成されている。この取手34は、平板状のものであって、フィルタ15の収容状態で下側口壁35よりも上側に位置する。最下段の横桟位置は、図3に示すように、前面吸込口3よりも上方に位置する。なお、取手34を補強するため、取手34に連続して下端枠部材24aの補強リブ31に繋がるリブ39が形成されている。
また、前カバー14の裏面にフィルタの浮き上がりを防止するためのフィルタ押えリブ38が突出形成される。この押えリブ38は前カバー14の閉姿勢でフィルタ15の取手34に当接するように配置されている。
前面パネル9の前面開口9aの下側口壁35は、図2及び図6に示すように、垂直壁とされ、垂直壁の下端には、後方に突出してフィルタ14の下端枠部材24aを載置可能な受け部39が設けられている。
また、前面開口9aの下側口壁35の下端には、キャビネット1の内方側に突出するように凹状の曲面部40が形成される。この凹状曲面部40の下端はドレンパン22の底壁から前方に延長された延長壁の先端に対して後退するように配置されることで段差41が形成される。この段差41および凹状曲面部40によって、吹出口4から吹出した風が上方の前面吸込口3からキャビネット1内に戻るのを防止するようにしている。
前面吸込口3は、前面側熱交換器6a,6bに対向して正面視で開口が見えるように形成されると共に、前面吸込口3の上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器6a,6bに導くようになっている。
本例では、前面吸込口3は、前面パネル9の前面開口9aを覆うように設けられた前カバー14の下端が前面吸込口3の上側口壁3aとされ、下側口壁が前面パネル9の前面開口9aの下側口壁35とされる。
前カバー14は前面開口9aよりも前側に配置され、前カバー14の下端は、前面開口9aの下側口壁35よりも前方に配置され、これにより、前後方向の段差のある開口が形成される。前方より吸込んだ空気は、前カバー14の下端3aを回りこんで、この前後方向に段差のある開口から前面側熱交換器6a,6bに当たる。
さらに、前カバー14の下端3aと前面開口9aの下側口壁35の上端との間には上下方向で隙間Aが形成され、この隙間Aを通して正面視で前方より内部の前面側熱交換器6bの一部が見えるようにされる。そして、隙間Aを通して前方より吸込んだ空気を水平方向で直進させ、前面側熱交換器6bに当てるようにしている。
さらに、隙間Aの正面に前面側熱交換器を構成する冷媒配管を設けるようにする。この際、冷媒配管の直径の半分以上が隙間Aの正面に位置することが好ましい。そして、隙間Aを通して水平方向で直進する前方より吸込んだ空気は、直接冷媒配管に当たる。吸込んだ空気が直接冷媒配管に当たるため、冷媒との熱交換が行われやすくなり、熱交換効率を上げることができる。
また、前面開口9aの下側口壁35に連続して、その下側には凹状曲面部40が形成されているが、この凹状曲面部40の下方に前記ルーバユニット17が嵌め込まれている。また、凹状曲面40の内方側にはドレンパン22が配置されている。
上記構成において、ファン7の駆動により、室内空気はキャビネット1の天面吸込口2および前カバー14の下端に形成された前面吸込口3よりフィルタ15を介して室内熱交換器6に導かれ、熱交換器を流れる冷媒との間で熱交換され、キャビネット1内の空気通路5を通して、熱交換された風が吹出口4から室内に放出される。
このとき、前面吸込口3では、上側口壁3aとそれよりも後退した前面開口9aの下側口壁35との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器6a,6bに導くようにし、また、前面吸込口3の上側口壁3aと前面開口9aの下側口壁35とを正面視でオーバーラップさせることなく、隙間Aを形成しているので、前面側熱交換器6a,6bの下部にも前面吸込口3から直接風が流れるため、熱交換効率を上げることができる。
このとき、前面吸込口3の下側口壁35を垂直面とすることで、前カバー14との段差によって生じる開口を広くとることができる。
さらに、前面吸込口3に対向するフィルタ15は、その収容状態で、下端枠部材24aが前面開口9aの下側口壁35の裏面側に隠れているため、下端枠部材24aが前面吸込口3から直進してくる風を遮ることがなく、前面側熱交換器6a,6bに直接当てることができる。そのため、熱交換効率を良くすることができる。
また、前面開口9aの下側口壁35にフィルタ15の下端枠部材24aを係止してフィルタ15が前面吸込口3から吸い込む風により浮き上がるのを防止するため、係止リブ29と係止受け30とからなる係止手段28を設け、係止リブ29を係止受け30に係止することによりフィルタ15の抜け出しを防止している。
すなわち、図6に示すように、フィルタ15を前面開口9aの下側口壁35の裏面に係止する際、係止リブ29の水平リブ29aが係止受け30に載置され、フィルタ15の下方への落下を防止している。また、係止リブ29の垂直リブ29bが係止受け30よりも下方に侵入し、左右の係止受け30間でフィルタ15の左右方向の移動を阻止している。さらに、係止リブ29とその後方の下端枠部材24aの前後方向幅を下側口壁35と後方のフィルタガイド27とで挟むので、フィルタ15の前後方向の位置決めも行える。
さらに、フィルタ15を着脱操作する取手34は下端枠部材よりも上方位置で前面吸込口3から水平方向で直進してくる風の妨げにならない位置に配置しているので、フィルタ15の取外し時に取手34を持ち易く、容易にフィルタ15を着脱することができる。
また、フィルタ15を装着後、前カバー14を閉めると、前カバー14の裏面にある押えリブ38が取手34に当たり、可撓性のフィルタ15が浮き上げるのを阻止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、図7に示すように、前面側熱交換器6bの上部よりも下部の方が後方に配置するよう傾斜(傾斜角度θ)させれば、前面側熱交換器6a,6bと前面パネル9との間隔は下部の方が広くなる。
この構成によると、前面吸込口3から吸込んだ空気が下側口壁35を回り込んで前面側熱交換器の下部にもより行き渡りやすくなり、室内熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
また、上記実施形態では、図3に示すように、前カバー14の下端と前面パネル9の前面開口9aの下側口壁35の上端との間に前面吸込口を形成する態様を例示したが、これに限らず、前カバー14がない構造の前面パネルにおいては、前面パネルに前面側熱交換器6a,6bに対向してスリット状の前面吸込口を形成する態様であってもよい。
また、図5においては、フィルタ15の取手34を横桟25の中央に配置した構成を例示したが、これに限らず、取手34を横桟の左右方向全長に亘って形成し、この取手34よりも下側に前面吸込口3を位置させれば、前面吸込口3から吸込んだ風が上方の取手34に遮られ、風のほとんどが下方側に流れて前面側熱交換器の下部を効率よく送風することができる。
1 キャビネット
2 天面吸込口
3 前面吸込口
4 吹出口
5 空気通路
6 室内熱交換器
6a、6b 前面側熱交換器
6c 背面側熱交換器
7 ファン
8 背面板
9 前面パネル
9a 前面開口
10 後側の送風案内壁
11 吸込みグリル
13 吸込みグリル
14 前カバー
15 フィルタ
16 底壁部
17 ルーバユニット
18 周縁部材
19 導風パネル
20 縦ルーバ
21 横ルーバ
22 ドレンパン
23 断熱材
24 枠部材
24a 下端枠部材
25 桟部材
26 網部材
27 フィルタガイド
28 係止手段
29 係止リブ
29a 水平リブ
29b 垂直リブ
30 係止受け
31 補強リブ
34 取手
35 下側口壁
37 受け部材
38 押えリブ
39 リブ
40 凹状曲面部

Claims (7)

  1. 前面側熱交換器と背面側熱交換器とを備えた室内熱交換器がキャビネットに内装され、前記キャビネットに前面吸込口および天面吸込口が設けられ、両吸込口から吸い込まれた室内空気が前記室内熱交換器を通過するように構成された空気調和機において、
    前面吸込口が前面側熱交換器の下部に対向して正面視で開口が見えるように形成されると共に、前面吸込口の上側口壁とそれよりも後退した下側口壁との間に形成された前後方向の段差のある開口から室内空気を前面側熱交換器に導くようにされたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記キャビネットの前面開口を覆うように前カバーが開閉可能に設けられ、前カバーの下端により前面吸込口の上側口壁が形成されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記キャビネットに、その両吸込口に面してキャビネット内に吸込んだ室内空気を除塵するフィルタが着脱可能に収容され、前記フィルタの収容状態で、その下端枠部材が前面吸込口の下側口壁の裏面側に隠れるように配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. フィルタの下端枠部材を前面吸込口の下側口壁部の裏面側に係止する係止手段が設けられ、該係止手段は、フィルタの下端枠部材の左右両端において前後方向に突出する係止リブと、該係止リブを係脱可能に係止するよう下側口壁に形成された係止受けとを備えたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記フィルタの収容状態で前記下側口壁よりも上側に位置する部分にフィルタを着脱操作させるための取手が前記フィルタに設けられたことを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機。
  6. 前カバーの裏面にフィルタ押えリブが設けられ、前記前カバーの閉姿勢で、前記フィルタ押えリブが前記フィルタの取手に当接するように配置されたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  7. 前記キャビネットの前面と前記前面側熱交換器とは、その間の距離が前面側熱交換器の下部に向かうほど広く設定されたことを特徴とする請求項1〜6に記載の空気調和機。
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