JP2013143533A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色分離性が良く光利用効率が高い高感度な撮影、及び製造コストの低減を可能とする固体撮像装置を提供すること。
【解決手段】実施形態によれば、固体撮像装置であるイメージセンサ12は、光電変換素子アレイ、集光光学素子アレイ、カラーフィルタ22R、22G、22B及び反射部を有する。カラーフィルタ22R、22G、22Bは、検出対象とする色光を透過させ、かつ他の色光を反射する。反射部は、カラーフィルタ22R、22G、22Bで反射した光をさらに反射する。セルは、互いに異なる色光用の光電変換素子21R、21G、21Bを含む。集光光学素子であるマイクロレンズ30は、セルに対応して配置されている。反射部は、第1反射面及び第2反射面を少なくとも含む。第1反射面は、カラーフィルタ22R、22G、22Bに対向する。第2反射面は、カラーフィルタ22R、22G、22B及び第1反射面の間を、セルごとに取り囲む。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置に関する。
近年、携帯電話等に搭載されるカメラモジュールは、薄型化が強く要請されるようになっている。イメージセンサは、カメラモジュールの薄型化と、画素数の増大とへの対応として、画素の微細化が進められている。イメージセンサは、画素のサイズが小さくなるほど、画素へ入射する光量が少なくなるためによる信号量の低下が顕著となることから、信号対ノイズ比(SNR)の劣化が問題となる。イメージセンサは、光利用効率の向上による高感度化の実現が望まれている。
いわゆる単板式のイメージセンサは、光電変換素子が各色光を分担して検出し、補間による色再現を経てカラー画像を合成可能とする。従来、イメージセンサは、光電変換素子へ導く色光以外の色光をカラーフィルタで吸収させる色分離の方式を他の方式に変更することで、光電変換に寄与しない色光をできるだけ活用させる試みがなされている。イメージセンサは、例えば、入射光の光路中に配置されたダイクロイックミラーにより各色光を分離させ、色光ごとに光電変換素子へ導く構成を採用し得る。
例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光を分離する場合、光路中には二種類のダイクロイックミラーが配置されることとなる。ダイクロイックミラーの積層構造は、屈折率の異なる薄膜の多層構造として形成する。二種類のダイクロイックミラーを製造する場合は、積層構造の形成に要する作業が二倍となるから、製造に長時間を要し、製造コストの高騰を招く。ダイクロイックミラーの波長特性は入射角に大きく依存することから、入射角のばらつきにより、分光特性における半値波長が例えば数十nm程度ずれることとなる。このような分光特性のばらつきは、波長特性を異ならせた二種類のダイクロイックミラーを使用することでさらに顕著となり、色再現性の劣化を引き起こすことになる。さらに、ダイクロイックミラーでは偏光が生じ、入射面に平行なP波と入射面に垂直なS波とで透過特性及び反射特性が大きく異なるため、色分離特性が悪くなる問題がある。
特開2009−9971号公報 特開2008−60323号公報
本発明の一つの実施形態は、色分離性が良く光利用効率が高い高感度な撮影、及び製造コストの低減を可能とする固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、固体撮像装置は、光電変換素子アレイ、集光光学素子アレイ、カラーフィルタ及び反射部を有する。光電変換素子アレイは、光電変換素子を備える。光電変換素子は、各色光を分担して検出する。集光光学素子アレイは、光電変換素子アレイに対して光の入射側に設けられている。集光光学素子アレイは、集光光学素子を備える。集光光学素子は、光を集束させる。カラーフィルタは、光電変換素子ごとにおいて、光電変換素子で検出対象とする色光を透過させ、かつ他の色光を反射する。反射部は、カラーフィルタで反射した光をさらに反射する。光電変換素子アレイは、セルを単位として構成されている。セルは、互いに異なる色光用の光電変換素子を含む。集光光学素子は、セルに対応させて配置されている。反射部は、第1反射面及び第2反射面を少なくとも含む。第1反射面は、カラーフィルタに対向する。第2反射面は、カラーフィルタ及び第1反射面の間を、セルごとに取り囲む。
第1の実施形態にかかる固体撮像装置であるイメージセンサの一部構成の模式断面図。 図1に示すイメージセンサを適用したカメラの概略構成を示すブロック図。 マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの平面構成の模式図。 第2反射部の配置について説明する図。 イメージセンサへ入射した光の振舞いについて説明する図。 第1の実施形態の変形例1にかかるイメージセンサの構成を説明する図。 第1の実施形態の変形例2にかかるイメージセンサの構成を説明する図。 第1の実施形態の変形例3にかかるイメージセンサの構成を説明する図。 マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの変形例を示す図。 マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの変形例を示す図。 マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの変形例を示す図。 第2の実施形態にかかる固体撮像装置であるイメージセンサの一部構成の模式断面図。 G光用のカラーフィルタの分光特性の例を示す図。 マイクロレンズ及び光電変換素子の配置について説明する図。 イメージセンサへ入射した光の振舞いについて説明する図。 第2の実施形態の変形例1にかかるイメージセンサの構成を説明する図。 光電変換素子へG光及びIR光を導くカラーフィルタの分光特性の例を示す図。 マイクロレンズ及び光電変換素子の配置について説明する図。 第2の実施形態の変形例2にかかるイメージセンサの構成を説明する図。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる固体撮像装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる固体撮像装置であるイメージセンサの一部構成の模式断面図である。図2は、図1に示すイメージセンサを適用したカメラモジュールの概略構成を示すブロック図である。
カメラ10は、カメラモジュール10a及び後段処理部10bを有する。カメラモジュール10aは、撮像光学系11及びイメージセンサ12を有する。後段処理部10bは、イメージシグナルプロセッサ(image signal processor;ISP)13、記憶部14及び表示部15を有する。カメラ10は、例えば、デジタルカメラである。カメラモジュール10aは、デジタルカメラ以外には、例えばカメラ付き携帯端末等の電子機器で使用される。
撮像光学系11は、被写体からの光を取り込み、被写体像を結像させる。イメージセンサ12は、被写体像を撮像する。ISP13は、イメージセンサ12での撮像により得られた画像信号の信号処理を実施する。記憶部14は、ISP13での信号処理を経た画像を格納する。記憶部14は、ユーザの操作等に応じて、表示部15へ画像信号を出力する。表示部15は、ISP13あるいは記憶部14から入力される画像信号に応じて、画像を表示する。表示部15は、例えば、液晶ディスプレイである。
イメージセンサ12は、光電変換素子アレイを有する。光電変換素子アレイは、アレイ状に配列された複数の光電変換素子21R、21G、21Bを有する。光電変換素子21R、21G、21Bは、例えばN型のフォトダイオードであって、P型の半導体基板20に形成されている。
光電変換素子21Rは、R光を検出する。光電変換素子21Rは、第1色光であるR光用の光電変換素子である。光電変換素子21Bは、B光を検出する。光電変換素子21Bは、第2色光であるB光用の光電変換素子である。光電変換素子21Gは、G光を検出する。光電変換素子21Gは、第3色光であるG光用の光電変換素子である。
光電変換素子21R、21G、21Bは、入射光量に応じた電荷を発生させる。光電変換素子21R、21G、21Bは、各色光を分担して検出する。イメージセンサ12は、例えば、CMOSセンサとする。本実施形態は、表面照射型及び裏面照射型のいずれのCMOSセンサにも適用可能であるものとする。
カラーフィルタ22Rは、光電変換素子21Rの受光面に設けられている。カラーフィルタ22Rは、光電変換素子21Rで検出対象とする色光であるR光を透過させ、他の色光であるG光及びB光を反射する。カラーフィルタ22Rは、第1色光用のカラーフィルタである。
カラーフィルタ22Bは、光電変換素子21Bの受光面に設けられている。カラーフィルタ22Bは、光電変換素子21Bで検出対象とする色光であるB光を透過させ、他の色光であるR光及びG光を反射する。カラーフィルタ22Bは、第2色光用のカラーフィルタである。
カラーフィルタ22Gは、光電変換素子21Gの受光面に設けられている。カラーフィルタ22Gは、光電変換素子21Gで検出対象とする色光であるG光を透過させ、他の色光であるR光及びB光を反射する。カラーフィルタ22Gは、第3色光用のカラーフィルタである。
カラーフィルタ22R、22G、22Bは、光電変換素子21R、21G、21Bごとにおける各色光の透過及び反射により、光電変換素子21R、21G、21Bへ色光を導く。カラーフィルタ22R、22G、22Bは、例えば、パール顔料、フォトニック結晶(ナノ構造体)、ダイクロイックフィルタ等を用いて構成されている。パール顔料を用いて構成されたカラーフィルタ22R、22G、22Bは、基板上にナノサイズの微細な酸化チタン粒子を均一に被覆し、その被覆層の厚さをコントロールすることにより、光の薄膜干渉効果を利用する。ダイクロイックフィルタを用いて構成されたカラーフィルタ22R、22G、22Bは、多層膜を使用するもの、顔料の上部に多層膜が設けられたもの等とする。
分離反射部23は、隣り合う光電変換素子21R、21G、21B同士を隔離させる。分離反射部23は、光電変換素子21R、21G、21Bからの光を反射する。分離反射部23としては、例えば、DRAM等に用いられるディープトレンチ構造を採用する。
マイクロレンズアレイは、イメージセンサ12のうち、撮像光学系11からの入射光が入射する面に形成されている。マイクロレンズアレイは、アレイ状に配置された複数のマイクロレンズ30を有する。マイクロレンズ30は、撮像光学系11からの入射光を集束させる集光光学素子として機能する。マイクロレンズアレイは、光電変換素子アレイに対して光の入射側に設けられた集光光学素子アレイとして機能する。マイクロレンズ30は、例えば、光電変換素子21Gの受光面において光が集束するように設計されている。
図3は、マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの平面構成の模式図である。ここでは、イメージセンサ12を入射側から見た場合におけるマイクロレンズアレイと、マイクロレンズアレイより下に位置する光電変換素子アレイとを示している。なお、図1に示す断面は、図3中の一点鎖線Aにおける切断面に対応している。
図3の紙面における左右方向を行方向、図3の紙面における上下方向を列方向、とする。光電変換素子21R、21G、21Bは、素子の中心位置間の長さの半分に相当する分、行方向の位置を一行おきに異ならせて互い違いとする、いわゆる千鳥配置をなしている。行方向には、三つの光電変換素子21R、21G、21Bからなる組合せが繰り返されている。光電変換素子21R同士は、行方向及び列方向に対して斜めの方向へ連ねられている。これと同様に、光電変換素子21G同士、光電変換素子21B同士も、それぞれ斜めの方向へ連ねられている。
マイクロレンズ30は、光電変換素子21Gの位置を中心として、三つの光電変換素子21R、21G、21Bからなる組合せに対応させて設けられている。セル32は、三つの光電変換素子21R、21G、21Bの組合せとする。セル32は、互いに異なる色光用の光電変換素子21R、21G、21Bを含む。マイクロレンズ30は、セル32に対応するように配置されている。マイクロレンズ30は、中心に位置する光電変換素子21Gと同様に斜めの方向に連ねられることで、正方配列が45度傾けられた配列をなしている。
マイクロレンズ30は、例えば、正方形の四隅を僅かに取り除いたような八角形をなしている。マイクロレンズ30は、かかる八角形の他、例えば、正方形の四隅に丸みを持たせた形状や、正方形、菱形、円形等としても良い。
第1反射部25、第2反射部26及び第3反射部27は、カラーフィルタ22R、22G、22Bで反射した光をさらに反射する反射部として機能する。第1反射部25は、カラーフィルタ22R、22G、22Bに対向する第1反射面を構成する。第1反射部25には、マイクロレンズ30からの光を通過させる開口が設けられている。
開口は、マイクロレンズ30の中心位置と、光電変換素子21Gの中心位置との間に位置する。第1反射部25は、開口以外の部分において、マイクロレンズアレイ側から光電変換素子アレイ側へ進行する光を遮蔽する遮蔽層としても機能する。層内レンズ31は、第1反射部25の開口に形成されている。層内レンズ31は、マイクロレンズ30により集束する光を平行化させる平行化光学系として機能する。
第1透明層24は、カラーフィルタ22R、22G、22Bと第1反射部25との間に設けられている。第1透明層24は、光を透過させる。第2反射部26は、カラーフィルタ22R、22G、22B及び第1反射部25の間の第1透明層24をセル32ごとに取り囲む第2反射面を構成する。第2反射部26は、セル32ごとに第1透明層24を仕切る側壁をなしている。第2反射部26は、セル32に対応させて設けられている。
図4は、第2反射部の配置について説明する図である。ここでは、イメージセンサ12を入射側から見た場合における一つのマイクロレンズ30と、その下に位置する光電変換素子21R、21G、21B及び第2反射部26を示している。第2反射部26は、セル32の外郭をなしている。
図1に示す断面において、第2反射部26の一方の端部は、第1反射部25に接合している。第2反射部26のうち第1反射部25側とは反対側の端部は、セル32を仕切る位置の分離反射部23に接合している。
第3反射部27は、分離反射部23の上に形成されている。第3反射部27は、隣り合うカラーフィルタ22R、22G、22B同士を隔離させる。第3反射部27は、カラーフィルタ22R、22G、22B同士の間へ向かって進行する光を反射する第3反射面を構成する。
第1透明層24は、層内レンズ31が設けられた部分以外は、カラーフィルタ22R、22G、22B、第1反射部25、第2反射部26及び第3反射部27により、三次元方向において完全に取り囲まれている。
第1反射部25、第2反射部26及び第3反射部27は、高反射性部材、例えば、アルミニウム等の金属部材や、光屈折率の低い酸化シリコン(SiO)等を用いて構成されている。なお、反射部の構成は、本実施形態で説明する場合に限られず、適宜変更可能であるものとする。例えば、反射部は、第1反射部25及び第2反射部26で構成することとし、第3反射部27を省略したものとしても良い。また、第1反射部25、第2反射部26及び第3反射部27は、形状を適宜変更しても良い。
第2透明層28は、マイクロレンズアレイと第1反射部25との間に設けられている。第2透明層28は、マイクロレンズ30から層内レンズ31へ光を透過させる。第1透明層24は、光屈折率の高い酸化チタン(TiO)等の透明部材により構成されている。第2透明層28は、光屈折率の低い酸化シリコン(SiO)等の透明部材により構成されている。
図5は、イメージセンサへ入射した光の振舞いについて説明する図である。マイクロレンズ30は、撮像光学系11からの入射光を層内レンズ31へ向けて集束させる。層内レンズ31は、マイクロレンズ30からの光を平行化させる。層内レンズ31から射出した光は、カラーフィルタ22Gへ向けて第1透明層24内を直進する。イメージセンサ12は、層内レンズ31からカラーフィルタ22Gへ略垂直に光が入射するように光の進行方向を揃えることで、カラーフィルタ22Gにおいて効率良く色光を分離させることができる。
カラーフィルタ22Gは、入射した光のうちのG成分を透過させ、R成分及びB成分を反射する。カラーフィルタ22Gを透過したG光は、光電変換素子21Gにて電荷に変換される。カラーフィルタ22Gで反射した光は、第1透明層24内をさらに進行する。第1反射部25、第2反射部26及び第3反射部27は、入射した光を反射し、第1透明層24内へさらに進行させる。
カラーフィルタ22Rは、入射した光のうちのR成分を透過させ、G成分及びB成分を反射する。カラーフィルタ22Rを透過したR光は、光電変換素子21Rにて電荷に変換される。カラーフィルタ22Rで反射した光は、第1透明層24内をさらに進行する。
カラーフィルタ22Bは、入射した光のうちのB成分を透過させ、R成分及びG成分を反射する。カラーフィルタ22Bを透過したB光は、光電変換素子21Bにて電荷に変換される。カラーフィルタ22Bで反射した光は、第1透明層24内をさらに進行する。
光電変換素子21R、21G、21Bの受光面の法線に対して進行方向が大きく傾けられた光が光電変換素子21R、21G、21B内を進行した場合に、分離反射部23は、その光を反射させ、他の光電変換素子21R、21G、21Bへの進入を抑制させる。互いに隣り合う光電変換素子21R、21G、21B間での光の漏れ出しを分離反射部23により抑制させることで、イメージセンサ12は、混色の発生を抑制させることができる。
イメージセンサ12に設けられるカラーフィルタ22R、22G、22Bは、従来の光電変換素子の受光面に設けられるカラーフィルタと同様の工程により、容易に製造することができる。イメージセンサ12は、色分離のための構成としてカラーフィルタ22R、22G、22Bを採用することで、製造コストの高騰を抑制できる。
イメージセンサ12は、光電変換素子21R、21G、21Bへ導く色光以外の色光を、カラーフィルタ22R、22G、22Bで一旦反射し、他の光電変換素子21R、21G、21Bへ進行させる。イメージセンサ12は、光電変換素子21R、21G、21Bへ導く色光以外の色光をカラーフィルタで吸収させる色分離の方式を採用する場合に比べて、光利用効率を向上させることができる。さらに、イメージセンサ12は、入射角依存性が低減されて色再現性の良いR、G及びB信号を得ることができる。
イメージセンサ12は、セル32ごとに第1透明層24を取り囲む反射部を設け、カラーフィルタ22R、22G、22Bで一旦反射した光を反射部で反射させる。イメージセンサ12は、カラーフィルタ22R、22G、22Bで一旦反射した光を、反射部での反射によりカラーフィルタ22R、22G、22Bへ導くことで、光の有効利用を促進させる。
R、G、Bの各色光についての光電変換素子21R、21G、21Bを含むセル32ごとにマイクロレンズ30を対応させた構成とすることで、イメージセンサ12は、R、G、Bの各色成分の情報を、各セル32にて取得可能とする。各マイクロレンズ30について各色成分の情報を取得することで、イメージセンサ12は、色成分ごとの信号の補間処理を経ずにカラー画像を取得することができる。イメージセンサ12は、補間による色再現を省略可能とすることで、偽色が大幅に低減された高品質な画像を得ることが可能となる。
人間の眼の分光感度は、可視光の波長域のうちの中間域に位置する緑色付近をピークとする。RGBの各成分の中ではG成分が、画像の見え方に大きく影響を及ぼすこととなる。イメージセンサ12は、マイクロレンズ30から光を直進させた位置に光電変換素子21Gを配置することで、特にG光について損失を低減させる。イメージセンサ12は、G光の損失の低減により、G成分の解像度及びSNRを高い水準で維持することで、見かけ上においても、高解像度及び低ノイズの実現が可能となる。
図6は、第1の実施形態の変形例1にかかるイメージセンサの構成を説明する図である。第4反射部35は、マイクロレンズ30と第1反射部25との間に設けられている。第3透明層35aは、マイクロレンズ30側から第1反射部25の開口側へ向かって漸次狭められた角錐形をなしている。
第4反射部35は、マイクロレンズ30と第1反射部25との間の層部分のうち、第3透明層35aが設けられた部分以外の部分を占めている。第4反射部35は、マイクロレンズ30及び第1反射部25の間において、マイクロレンズ30から層内レンズ31以外の方向へ進行する光を反射する第4反射面を構成する。
第4反射部35は、高反射性部材、例えば、アルミニウム等の金属部材や、光屈折率の低い酸化シリコン(SiO)等を用いて構成されている。第3透明層35aは、光屈折率の高い酸化チタン(TiO)等により構成されている。第4反射部35として高反射性部材を適用する場合、高反射性部材は、第3透明層35a同士の間の部分を充填するものである場合に限られない。第4反射部35は、少なくとも、第3透明層35aとの界面が高反射性部材により構成されたものであれば良い。第4反射部35は、第1反射部25と一体としても良い。
マイクロレンズ30から層内レンズ31以外の方向へ進行した光は、第4反射部35での反射により、層内レンズ31の方向へ導かれる。変形例1にかかるイメージセンサ12は、第4反射部35の適用により、マイクロレンズ30からの光を効率良く層内レンズ31へ導き、光利用効率を向上させることができる。
図7は、第1の実施形態の変形例2にかかるイメージセンサの構成を説明する図である。拡散部36は、上記の層内レンズ31に代えて、第1反射部25の開口に設けられている。拡散部36は、マイクロレンズ30により集光する光を拡散させる。拡散部36は、カラーフィルタ22Gへ入射可能な範囲内で光が拡散するように、拡散度合いが設定されている。
拡散部36での拡散を経てカラーフィルタ22Gへ光を入射させることで、カラーフィルタ22Gで反射する成分は、カラーフィルタ22Gからさらに拡散することとなる。本変形例では、カラーフィルタ22Gで反射した成分の光を、第1反射部25の開口以外の方向へ効果的に拡散させることで、開口から第3透明層35a側への光の射出を抑制させることができる。例えば、拡散部36は、光屈折率の高い酸化チタン(TiO)を用いて三角錐構造を形成することで実現できる。
図8は、第1の実施形態の変形例3にかかるイメージセンサの構成を説明する図である。マイクロレンズ30は、第1反射部25の開口37付近で光を集束させる。開口37には、光学素子を設けないものとする。開口付近37で集束した光は、そのまま拡散する。マイクロレンズ30は、開口37付近で一旦集束した光がカラーフィルタ22Gへ入射可能な範囲内で拡散するように、集光度合いが設定されている。
本変形例も、変形例2と同様に、カラーフィルタ22Gで反射した成分の光を、開口37以外の方向へ効果的に拡散させ、開口37から第3透明層35a側への光の射出を抑制させることができる。イメージセンサ12は、開口37における光学素子を省略する分、部品点数及び製造工程の削減が可能となる。
なお、変形例2及び3において、イメージセンサ12は、変形例1と同様の第4反射部35を設ける構成としている。イメージセンサ12は、変形例2及び3において、第4反射部35を省略しても良い。
本実施形態において、図3に示すマイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの構成は、適宜変更可能であるものとする。図9から図11は、マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの変形例を示す図である。図9に示す変形例では、マイクロレンズ30は、正方配列をなしている。光電変換素子21R、21G、21Bは、図3に示す状態から45度傾けられた配列をなしている。
図10に示す変形例では、列方向へセル32を連ねている。光電変換素子21R、21G、21Bは、素子の中心位置間の長さの半分に相当する分、列方向の位置を一列おきに異ならせて互い違いとする千鳥配置とされている。マイクロレンズ30は、列方向を長辺とする長方形から四隅を僅かに取り除いた八角形をなしている。マイクロレンズ30は、セル32に対応するように、列方向へ連ねられている。
図11に示す変形例は、図10に示す状態を90度回転させた配列をなしている。セル32は、行方向へ連ねられている。光電変換素子21R、21G、21Bは、素子の中心位置間の長さの半分に相当する分、行方向の位置を一行おきに異ならせて互い違いとする千鳥配置とされている。マイクロレンズ30は、行方向を長辺とする長方形から四隅を僅かに取り除いた八角形をなしている。マイクロレンズ30は、セル32に対応するように、行方向へ連ねられている。
これらの変形例のように、マイクロレンズ30及び光電変換素子21R、21G、21Bを配置した場合も、イメージセンサ12は、図3に示す配置とする場合と同様、高品質な画像を得ることができる。図10及び図11に示す変形例において、マイクロレンズ30は、例えば、長方形の四隅に丸みを持たせた形状や、長方形、楕円形等としても良い。
(第2の実施形態)
図12は、第2の実施形態にかかる固体撮像装置であるイメージセンサの一部構成の模式断面図である。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
光電変換素子41R、41G、41Bは、例えばN型のフォトダイオードであって、P型の半導体基板20に形成されている。光電変換素子41R及び41Bは、P型層を挟む積層構造をなしている。光電変換素子41Bは、二層としたうち表層側のN型層である。光電変換素子41Rは、二層としたうち深層側のN型層である。光電変換素子41Gは、分離反射部23を介して、光電変換素子41R及び41Bの積層構造に隣り合うように形成されている。
光電変換素子41Rは、第1色光であるR光を検出する第1色光用の光電変換素子である。光電変換素子41Bは、第2色光であるB光を検出するB光用の光電変換素子である。光電変換素子41Gは、第3色光であるG光を検出するG光用の光電変換素子である。光電変換素子41R及び41Bの積層構造において、光電変換素子41Bは、光電変換素子41Rより入射側に積層されている。
カラーフィルタ42Gは、光電変換素子41Gの受光面に設けられている。カラーフィルタ42Gは、光電変換素子41Gで検出対象とする色光であるG光を透過させ、他の色光であるR光及びB光を反射する。カラーフィルタ42Gは、第3色光用のカラーフィルタである。
図13は、G光用のカラーフィルタの分光特性の例を示す図である。カラーフィルタ42Gは、例えば、490nmから580nmのG光を透過させ、490nm以下のB光と580nm以上のR光を反射する。ここで例示する波長は、透過率が50%となる半値波長であるものとする。
カラーフィルタ42RBは、光電変換素子41Bの受光面に設けられている。カラーフィルタ42RBは、光電変換素子41Rにおける検出対象であるR光と、光電変換素子41Bにおける検出対象であるB光とを透過させ、G光を反射する。カラーフィルタ42RBは、光電変換素子41R及び41Bからなる積層構造へR光及びB光を導く。
図14は、マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの平面構成の模式図である。ここでは、イメージセンサ40を入射側から若干斜めに見た場合におけるマイクロレンズ30と、マイクロレンズ30より下に位置する光電変換素子41R、41G、41Bとを示している。なお、図12に示す断面は、図14中の一点鎖線Aにおける切断面に対応している。
光電変換素子41Gと、光電変換素子41R及び41Bからなる積層構造とは、正方配列をなすように配置されている。行方向には、三つの光電変換素子41R、41G、41Bからなる組合せが繰り返されている。セル44は、三つの光電変換素子41G、41B、41Rからなる組合せとする。
マイクロレンズアレイは、光電変換素子41Gの位置が中心となるように各マイクロレンズ30が配列されている。マイクロレンズ30は、中心の光電変換素子41Gと、その光電変換素子41Gと行方向及び列方向において隣接する光電変換素子41Bの各一部分とを含む範囲に合わせて配置されている。マイクロレンズ30の平面形状は、およそ画素二個分の面積をなしている。これにより、イメージセンサ40は、各色光用の光電変換素子41R、41G、41Bの組合せに、一つのマイクロレンズ30を対応させた構成とされている。
光電変換素子41G同士は、行方向及び列方向に対して斜めの方向へ連ねられている。これと同様に、光電変換素子41R及び41Bの積層構造も、斜めの方向へ連ねられている。マイクロレンズ30は、中心に位置する光電変換素子41Gと同様に斜めの方向に連ねられることで、正方配列が45度傾けられた配列をなしている。
第1反射部25、第2反射部43及び第3反射部27は、カラーフィルタ42G、42RBで反射した光をさらに反射する反射部として機能する。第2反射部43は、カラーフィルタ42G、42RBと第1反射部25との間にて、セル44ごとに第1透明層24を取り囲む。第1透明層24は、第2反射部43により、セル44ごとに仕切られている。
図12に示す断面において、第2反射部43の一方の端部は、第1反射部25に接合している。第2反射部43のうち第1反射部25側とは反対側の端部は、セル32を仕切る位置の分離反射部23に接合している。
第2反射部43のうち、カラーフィルタ42RBと接する部分から上方には、側壁部分が形成されている。第2反射部43は、その側壁の中段より上に、斜面をなす庇状部分が形成されている。第2反射部43のうち、カラーフィルタ42Gと接する側の面は、下方側へ若干傾けられている。
第2反射部43は、高反射性部材、例えば、アルミニウム等の金属部材や、光屈折率の低い酸化シリコン(SiO)等を用いて構成されている。第2反射部43は、少なくとも、第1透明層24との界面が高反射性部材により構成されたものであれば良い。第2反射部43は、第1反射部25と一体としても良い。
図15は、イメージセンサへ入射した光の振舞いについて説明する図である。マイクロレンズ30は、撮像光学系11からの入射光を層内レンズ31へ向けて集束させる。層内レンズ31から射出した光は、カラーフィルタ42Gへ向けて第1透明層24内を直進する。
カラーフィルタ42Gは、入射した光のうちのG成分を透過させ、R成分及びB成分を反射する。カラーフィルタ42Gを透過したG光は、光電変換素子41Gにて電荷に変換される。カラーフィルタ42Gで反射した光は、第1透明層24内をさらに進行する。第1反射部25、第2反射部43及び第3反射部27は、入射した光を反射し、第1透明層24内へさらに進行させる。
カラーフィルタ42RBは、入射した光のうちのR成分及びB成分を透過させ、G成分を反射する。カラーフィルタ42RBは、第1色光用及び第2色光用のカラーフィルタとして機能する。カラーフィルタ42RBを透過したB光は、光電変換素子41Bにて電荷に変換される。カラーフィルタ42RBを透過したR光は、光電変換素子41B及びP型層を透過し、光電変換素子41Rにて電荷に変換される。
第2反射部43は、適宜斜面を設けることで、カラーフィルタ42Gでの反射を経た光を効率良くカラーフィルタ42RBの方向へ導く。なお、第2反射部43の形状は、適宜変更可能であるものとする。第2反射部43は、例えば、第1の実施形態の第2反射部26(図1参照)と同様、全体が垂直な壁を構成するものとしても良い。
イメージセンサ40は、色分離のための構成としてカラーフィルタ42G、42RBを採用することで、製造コストの高騰を抑制できる。イメージセンサ40は、セル44ごとに第1透明層24を取り囲む反射部を設けることで、光の有効利用を促進させる。これにより、本実施形態のイメージセンサ40は、第1の実施形態と同様、高い光利用効率による高感度な撮影、及び製造コストの低減が可能となる。
イメージセンサ40は、光電変換素子41B及び41Rを積層構造とすることで、各光電変換素子41R、41G、41Bを平面にて並列させる場合に比べて、各光電変換素子41R、41G及び41Bの受光面を広く確保可能とする。イメージセンサ40は、光電変換素子41R、41G、41Bにおける飽和電子数の増加や、光を取り込む効率の向上、製造マージンの拡大が実現できる。
イメージセンサ40は、R、G及びBの各色成分のうち、中間波長域のG成分を先に分離させる構成とすることで、二層とする光電変換素子41B及び41Rの間にP型層を介在させる。これにより、イメージセンサ40は、光電変換素子41B及び41Rの間に光電変換素子41Gを介在させる場合に比べて、分光特性の重複による色分離性の低下を効果的に抑制させることができる。
図16は、第2の実施形態の変形例1にかかるイメージセンサの構成を説明する図である。光電変換素子41IRは、例えばN型のフォトダイオードである。光電変換素子41IRは、赤外(IR)光を検出する赤外光用の光電変換素子である。
本変形例にかかるイメージセンサ40が適用されるカメラモジュール10aは、イメージセンサ40へ進行する光からIR成分を除去するIRカットフィルタを設けないものとする。なお、第1及び第2の実施形態で説明する他のイメージセンサ12、40を適用する場合、カメラモジュール10aは、イメージセンサ40へ進行する光からIR光を除去するIRカットフィルタが組み込まれている。
光電変換素子41G及び41IRは、P型層を挟む積層構造をなしている。光電変換素子41Gは、二層としたうち表層側のN型層である。光電変換素子41IRは、二層としたうち深層側のN型層である。光電変換素子41G及び41IRの積層構造において、光電変換素子41Gは、光電変換素子41IRより入射側に積層されている。光電変換素子41G及び41IRの積層構造は、分離反射部23を介して、光電変換素子41R及び41Bの積層構造に隣り合うように形成されている。
カラーフィルタ42GIRは、光電変換素子41Gの受光面に設けられている。カラーフィルタ42GIRは、光電変換素子41Gにおける検出対象であるG光と、光電変換素子41IRにおける検出対象であるIR光とを透過させ、R光及びB光を反射する。カラーフィルタ42GIRは、第3色光用のカラーフィルタとしての機能を備える。カラーフィルタ42GIRは、光電変換素子41G及び41GIRからなる積層構造へG光及びIR光を導く。
図17は、光電変換素子へG光及びIR光を導くカラーフィルタの分光特性の例を示す図である。カラーフィルタ42GIRは、例えば、490nmから580nmのG光と650nm以上のIR光を透過させ、490nm以下のB光と580nmから650nmのR光を反射する。ここで例示する波長は、透過率が50%となる半値波長であるものとする。
図18は、マイクロレンズ及び光電変換素子の配置について説明する図である。ここでは、イメージセンサ40を入射側から若干斜めに見た場合におけるマイクロレンズ30と、マイクロレンズ30より下に位置する光電変換素子41R、41G、41B、41IRとを示している。なお、図16に示す断面は図18中の一点鎖線Aにおける切断面に対応している。
光電変換素子41G及び41IRからなる積層構造と、光電変換素子41R及び41Bからなる積層構造とは、正方配列をなすように配置されている。行方向には、四つの光電変換素子41G、41IR、41B、41Rからなる組合せが繰り返されている。セル45は、四つの光電変換素子41G、41IR、41B、41Rからなる組合せとする。第2反射部43は、カラーフィルタ42GIR、42RBと第1反射部25との間にて、セル45ごとに第1透明層24を取り囲む。
マイクロレンズ30は、撮像光学系11からの入射光を層内レンズ31へ向けて集束させる。層内レンズ31から射出した光は、カラーフィルタ42GIRへ向けて第1透明層24内を直進する。カラーフィルタ42GIRは、入射した光のうちのG成分及びIR成分を透過させ、R成分及びB成分を反射する。
カラーフィルタ42IRを透過したG光は、光電変換素子41Gにて電荷に変換される。カラーフィルタ42IRを透過したIR光は、光電変換素子41G及びP型層を透過し、光電変換素子41IRにて電荷に変換される。
イメージセンサ40は、例えば、光電変換素子41IRで検出された信号を輝度情報として加算することで、低照度環境下における高感度化を可能とする。また、本変形例によると、カラー撮影用のカメラと、IR光を使用する監視用カメラとを、一つのイメージセンサ40の適用により実現できる。
仮に、R、G、B、IRの四つの画素を平面上において2×2画素の配置として、画素配列の単位とした場合、イメージセンサ40の全解像度に対してGの解像度は2分の1となる。本変形例では、イメージセンサ40は、セル45ごとに各色光を検出することで、解像度の低下を抑制できる。
また、R、G、B、IRの四つの画素を平面上において2×2画素の配置とする場合に、R、G、Bの信号に混入したIRの信号を除去するための減算処理を実施することがある。この場合の減算処理は、色再現性の低下、SNRの劣化を引き起こすことがある。本変形例において、イメージセンサ40は、このような減算処理を採用せず、IR成分とは分離されたR、G、Bの各色成分を検出するため、良好な色再現性が得られ、かつSNRの劣化を抑制できる。
図19は、第2の実施形態の変形例2にかかるイメージセンサの構成を説明する図である。カラーフィルタ42GIRは、層内レンズ31及び光電変換素子41Gの間の光路中に設けられている。カラーフィルタ42GIRは、マイクロレンズ30からの入射光の主光線に対して、入射面が略45度をなすように傾けられている。
第2反射部43のうち、光電変換素子41Bの上方に形成された斜面は、カラーフィルタ42GIRの入射面と同様に傾けられて構成されている。変形例1において光電変換素子41Bの受光面に設けられているカラーフィルタ42RB(図16参照)は、本変形例では省略している。
カラーフィルタ42GIRは、層内レンズ31から入射した光のうちのG成分及びIR成分を透過させ、R成分及びB成分を反射する。カラーフィルタ42GIRを透過したG成分及びIR成分の光は、光電変換素子41Gへ向けて第1透明層24内を直進する。
カラーフィルタ42GIRで反射したR成分及びB成分の光は、第2反射部43のうち、カラーフィルタ42GIRの入射面と向かい合う部分へ進行する。第2反射部43は、カラーフィルタ42GIRから入射した光を、下方の光電変換素子41Bへ向けて反射する。
本変形例において、カラーフィルタ42GIRは、第2反射部43のうち光電変換素子41Bの上方の部分を向くように傾けてられて配置されている。イメージセンサ40は、カラーフィルタ42GRIで反射するR成分及びB成分の光を、効率良く光電変換素子41B及び41Rへ進行させることができる。これにより、イメージセンサ40は、光利用効率を高めることが可能となる。また、イメージセンサ40は、光電変換素子41Bの受光面のカラーフィルタ42RBを省略する分、部品点数及び製造工程の削減が可能となる。
第2の実施形態の変形例2では、G成分及びIR成分を透過させ、R成分及びB成分を反射するカラーフィルタ42GIRを適用することとしたが、これに代えて、R成分及びB成分を透過させ、G成分及びIR成分を反射するカラーフィルタを適用しても良い。
なお、第2の実施形態で説明するいずれのイメージセンサ40も、第4反射部35を省略可能であるものとする。イメージセンサ40は、第1の実施形態の変形例2、3と同様の変形をしても良い。また、第1の実施形態と同様、第2の実施形態も、マイクロレンズアレイ及び光電変換素子アレイの構成を適宜変更しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
12、40 イメージセンサ、21R、21G、21B、41R、41G、41B、41IR 光電変換素子、22R、22G、22B、42G、42RB、42GIR カラーフィルタ、25 第1反射部、26、43 第2反射部、27 第3反射部、30 マイクロレンズ、32、44、45 セル、35 第4反射部、37 開口。

Claims (6)

  1. 各色光を分担して検出する光電変換素子を備える光電変換素子アレイと、
    光を集束させる集光光学素子を備え、前記光電変換素子アレイに対して光の入射側に設けられた集光光学素子アレイと、
    前記光電変換素子ごとにおいて、前記光電変換素子で検出対象とする色光を透過させ、かつ他の色光を反射するカラーフィルタと、
    前記カラーフィルタで反射した光をさらに反射する反射部と、を有し、
    前記光電変換素子アレイは、互いに異なる色光用の前記光電変換素子を含めたセルを単位として構成され、
    前記集光光学素子は、前記セルに対応させて配置され、
    前記反射部は、前記カラーフィルタに対向する第1反射面と、前記カラーフィルタ及び前記第1反射面の間を、前記セルごとに取り囲む第2反射面と、を少なくとも含むことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 各色光を分担して検出する光電変換素子を備える光電変換素子アレイと、
    光を集束させる集光光学素子を備え、前記光電変換素子アレイに対して光の入射側に設けられた集光光学素子アレイと、
    各色光の透過及び反射により、前記光電変換素子へ色光を導くカラーフィルタと、
    前記カラーフィルタで反射した光をさらに反射する反射部と、を有し、
    前記光電変換素子アレイは、互いに異なる色光用の前記光電変換素子を含めたセルを単位として構成され、
    前記反射部及び前記集光光学素子は、前記セルに対応させて配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記セルは、第1色光を検出する第1色光用の光電変換素子と、第2色光を検出する第2色光用の光電変換素子と、を含み、
    前記第2色光用の光電変換素子は、前記第1色光用の光電変換素子に対して光の入射側に積層され、
    前記第1色光用の光電変換素子は、前記第2色光用の光電変換素子を透過した前記第1色光を検出することを特徴とする請求項1及び2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記セルは、第3色光を検出する第3色光用の光電変換素子をさらに含み、
    前記カラーフィルタは、前記第3色光を透過させ、前記第1色光及び前記第2色光を反射する第3色光用のカラーフィルタを有し、
    前記第3色光用のカラーフィルタは、前記集光光学素子から前記第3色光用の光電変換素子へ進行する光の主光線に対して入射面が傾けられて、前記集光光学素子及び前記第3色光用の光電変換素子の間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記反射部のうち、前記カラーフィルタに対向する面内には、前記集光光学素子からの光を通過させる開口が設けられ、
    前記集光光学素子から前記開口以外の方向へ進行する光を反射する反射面をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記セルは、第3色光を検出する第3色光用の光電変換素子と、赤外光を検出する赤外光用の光電変換素子と、をさらに含み、
    前記第3色光用の光電変換素子は、前記赤外光用の光電変換素子に対して光の入射側に積層され、
    前記第赤外光用の光電変換素子は、前記第3色光用の光電変換素子を透過した前記赤外光を検出することを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
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