JP2013143516A - 多値磁気抵抗メモリおよび多値磁気抵抗メモリの製造方法 - Google Patents

多値磁気抵抗メモリおよび多値磁気抵抗メモリの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多値磁気抵抗メモリの製造工程を簡略化すること。
【解決手段】ピンド層とトンネルバリア層とフリー層とを有する磁気トンネル接合膜を含む多値磁気抵抗メモリの製造方法であって、第1の磁気トンネル接合膜と第2の磁気トンネル接合膜を積層する第1の工程と、前記第2の磁気トンネル接合膜の上に第1の方向に延びる第1のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜および前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングして前記第1の方向に延びる磁気トンネル接合パターンを形成する第2の工程と、前記第2の工程の後に前記磁気トンネル接合パターンと交差する第2のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜上の前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングする第3の工程とを有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、多値磁気抵抗メモリおよび多値磁気抵抗メモリの製造方法に関する。
複数の磁気抵抗メモリ(Magnetoresistive Random Access Memory)を積層することで、多値メモリを容易に形成することができる。
特開2003−179213号公報
しかし多値磁気抵抗メモリには、複数の磁気抵抗メモリを積層するため、製造工程が複雑になるという問題がある。
上記の問題を解決するために、本方法の一観点によれば、ピンド層とトンネルバリア層とフリー層とを有する磁気トンネル接合膜を含む多値磁気抵抗メモリの製造方法であって、第1の磁気トンネル接合膜と第2の磁気トンネル接合膜を積層する第1の工程と、前記第2の磁気トンネル接合膜の上に第1の方向に延びる第1のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜および前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングして前記第1の方向に延びる磁気トンネル接合パターンを形成する第2の工程と、前記第2の工程の後に前記磁気トンネル接合パターンと交差する第2のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜上の前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングする第3の工程とを有する多値磁気抵抗メモリの製造方法が提供される。
本製造法によれば、多値磁気磁気抵抗の製造工程が簡単になる。
実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。 第1の磁気トンネル接合膜および第2の磁気トンネル接合膜の断面図の一例である。 図9(a)のxvi‐xvi線に沿った断面図である。 図10(a)のxvii-xvii線に沿った断面図である。 図11(a)のxviii-xviii線に沿った断面図である。 多値磁気抵抗メモリの断面図である。 多値磁気抵抗メモリの電流―抵抗特性である。 多値磁気抵抗メモリの変形例の断面図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。尚、図面が異なっても対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
(1)製造方法
図1〜14は、本実施の形態の多値磁気抵抗メモリの工程図である。各図の上側の図は、製造中のデバイスの平面図である。各図の下側の図は、上側の図のb−b線に沿った断面図である。
(i)ビア形成工程(図1)
まず図1(b)に示すように、例えばトランジスタ2と下部配線層4とを有する基板6を用意する。下部配線層4には、ビアを有する第1及び第2の層間配線8a,8bが形成されている。トランジスタ2のソースSは、例えば第1の層間配線8aを介して接地されている。トランジスタ2のドレインDには、第2の層間配線8bの下端が接続されている。第2の層間配線8bの上端は、下部配線層4の表面に達している。
まず、下部配線層4および第2の層間配線8bの上に、第1の層間絶縁膜(例えば、SiOC膜)10aを形成する。
この第1の層間絶縁膜10aに、図1(a)及び(b)に示すように、第2の層間配線8bに接続するビア12を形成する。ビア12は、例えばRAM(Random Access Memory)のビアと同じ方法で形成される。すなわち、第1の層間絶縁膜10aにビアホールを形成し、第1の層間絶縁膜10a上およびビアホール内にバリメタルと金属(例えば、CuやW)の膜を順次形成する。その後、ビアホール外のバリメタルと金属膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)で除去する。
(ii)導電膜の形成工程(図2)
図2に示すように、第1の層間絶縁膜(絶縁膜)10aおよびビア12の上に、エッチングストップ膜(例えば、厚さ10〜30nmのTa膜)14と第1の導電膜(例えば、厚さ10〜60nmのRu膜)16aを形成する。さらに第1の導電膜16aの上に、導電性の第1のハードマスク膜(例えば、厚さ10〜30nmのTa膜)18を形成する。
これらの膜は、スパッタ法により成膜される。尚、特に断らなき限り、以後説明する膜もスパッタ法により成膜される。
(iii)磁気トンネル接合膜の形成工程(図3)
図3(b)に示すように、第1のハードマスク膜(例えば、Ta膜)18を介して、第1の導電膜(例えば、Ru膜)16aの上に第1の磁気トンネル接合膜20aを形成する。さらに第1の磁気トンネル接合膜20aの上に、バッファ膜(例えば、厚さ10〜30nmのTa膜)22と第2の磁気トンネル接合膜20bを積層する。
この第2の磁気トンネル接合膜20bの上に、キャップ膜(例えば、厚さ1〜5nmのTa膜)24と第2の導電膜(例えば、厚さ3〜10nmのRu膜)26と第2のハードマスク膜28を形成する。
第2のハードマスク膜28は、例えば2層構造を有している。下層膜(以下、下部ハードマスク膜と呼ぶ)28aは、例えば厚さ40〜100nmのTa膜である。下部ハードマスク膜28aは、導電性の膜である。
上層膜(以下、上部ハードマスク膜と呼ぶ)28bは、例えば厚さ40〜80nmのSiO膜である。上部ハードマスク膜20b(例えば、SiO膜28b)は、下部ハードマスク膜28aの上に、例えばプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される。
第2の磁気トンネル接合膜20bの下側にバッファ膜(例えば、Ta膜)22を形成することで、第2の磁気トンネル接合膜20bの結晶性が向上する。また第2の磁気トンネル接合膜20bの上にキャップ膜(例えば、Ta膜)24を配置することで、第2の磁気トンネル接合膜20bと第2の導電膜(例えば、Ru膜)16bのミキシングが抑制される。
図15(a)は、第1の磁気トンネル接合膜20aの断面図の一例である。図15(a)に示すように、第1の磁気トンネル接合膜20aは、第1のピンド層30a、第1のトンネルバリア膜32a、第1のフリー層34aおよび反強磁性膜36を有している。
第1のピンド層30aは、例えば厚さ1.0〜4.0nmのCoFeB膜(強磁性膜)である。第1のトンネルバリア層32aは、例えば厚さ0.8〜2.0nmのMgO膜(絶縁膜)である。第1のフリー層34aは、例えば厚さ1.0〜3.0nmのCoFeB膜(強磁性膜)である。反強磁性膜36は、例えば厚さ10.0〜35nmのPtMnである。
図15(b)は、第2の磁気トンネル接合膜20bの断面図の一例である。図15(b)に示すように、第2の磁気トンネル接合膜20bは、第2のピンド層30b、第2のトンネルバリア層32b、第2のフリー層34bおよび垂直磁性膜38を有している。
第2のピンド層30bは、例えば厚さ0.4〜1.5nmのCoFeB膜(強磁性膜)である。第2のトンネルバリア層32bは、例えば厚さ0.8〜2.0nmのMgO膜(絶縁膜)である。第2のフリー層34bは、例えば厚さ0.4〜1.5nmのCoFeB膜(強磁性膜)である。垂直磁化膜38は、例えば厚さ約1nmのPt膜と厚さ約1nmのCo膜が交互に積層された多層膜である。積層回数は、例えば5〜15回である。
(iv)磁気トンネル接合パターンの形成工程(図4〜6)
図4に示すように、第2のハードマスク膜28の上(すなわち、第2の磁気抵抗トンネル接合膜20bの上方に)に一方向42に延びる第1のマスク40を形成する。第1のマスク40の長さおよび幅は、例えばそれぞれ150nmおよび50nmである。第1のマスク40は、例えばフォトレジスト膜を液浸法で露光して形成される。光源は、例えば短波長紫外線レーザー(例えば、ArFエキシマレーザー)である。これにより、第2の磁気トンネル接合膜20bの上(上方)に一方向に延びる第1のマスク40が形成される。
この第1のマスク40をエッチングマスクとして、第2のハードマスク膜28をエッチングし、図5に示すように第1のハードマスクパターン44aを形成する。
第2のハードマスク膜28に含まれる上部ハードマスク膜(例えば、SiO膜)28bは、例えばCFガスを反応ガスとするRIE(Reactive Ion Etching)によりエッチングされる。下部ハードマスク膜(例えば、Ta膜)28aも、RIEによりエッチングされる。反応ガスは、例えばClとBClの混合ガスである。
このRIEは、第2の導電膜(例えば、Ru膜)16bで停止する。すなわち第2の導電膜16bは、エッチングストップ膜である。その後、第1のマスク40をアッシングにより除去する。アッシングの反応ガスは、例えばOガスである。
次に、第1のハードマスクパターン44aをエッチングマスクとして、第2の導電膜(例えば、Ru膜)16b、キャップ膜(例えば、Ta膜)24、第2の磁気トンネル接合膜20b、バッファ層(例えば、Ta膜)22および第1の磁気トンネル接合膜20aをエッチングして、図6(a)に示すように、一方向42に延びる磁気トンネル接合パターン46を形成する。
第2の導電膜(例えば、Ru膜)16bは、RIEによりエッチングする。反応ガスは、例えばCFとOの混合ガスである。キャップ膜(例えば、Ta膜)24およびバッファ膜(例えば、Ta膜)22も、RIEによりエッチングする。反応ガスは、例えばCFガスである。第1の磁気トンネル接合膜20aおよび第2の磁気トンネル接合膜20bも、RIEによりエッチングする。反応ガスは、例えばCOとNHの混合ガスである。このRIEは、第1のハードマスク(例えば、Ta膜)18で停止する。
磁気トンネル接合膜20a,20bをRIEする間に、上部ハードマスク膜(例えば、SiO膜)28bが除去されて、図6(a)および(b)に示すように、下部ハードマスク膜(例えば、Ta膜)28aが露出する。
以上の例では、第1のハードマスクパターン44a(図5参照)をエッチングマスクとして、第1の磁気トンネル接合膜20aおよび第2の磁気トンネル接合膜20bをエッチングする。しかし、第1のマスク(フォトレジスト膜)40が十分なエッチング耐性を有する場合には、第1のマスク40をエッチングマスクとして、第1の磁気トンネル接合膜20aおよび第2の磁気トンネル接合膜20b等をエッチングしてもよい。この場合、第2のハードマスク膜28は形成しなくてもよい。
(v)第1及び第2の磁気トンネル接合の形成工程(図7〜11)
―多層レジストマスクの形成―
下部ハードマスク膜(例えば、Ta膜)28aで頂上が覆われた磁気トンネル接合パターン46(図6参照)および第1のハードマスク(例えば、Ta膜)18を、カバー膜(図示せず)で被覆する。カバー膜は、例えば厚さ約20nmのSiN膜またはSiC膜である。
図7に示すように、このカバー膜(図示せず)の上に、下層樹脂48とSOG(Spin On Glass)膜50とフォトレジスト膜52とを有する多層レジスト54を形成する。
次に最上層のフォトレジスト膜52を例えば液浸法により露光して、図8に示すように、磁気トンネル接合パターン46と交差するレジストマスク56を形成する。これにより第2の磁気トンネル接合膜20bの上(上方)に、磁気トンネル接合パターン46と交差するレジストマスク56が形成される。
次に、このレジストマスク56をエッチングマスクとして、RIEによりSOG膜50をエッチングする。反応ガスは、例えばCFガスである。その後下層樹脂48を、RIEでエッチングする。反応ガスは、例えばNHガスとOとN(または、H)の混合ガスである。その後、カバー膜(図示せず)をRIEで除去する。反応ガスは、例えばCFである。
以上の手順により、図9に示すように、磁気トンネル接合パターン46と交差する第2のマスク58が形成される。第2のマスク58の幅Wは、例えば50nmである。この第2のマスク58は、引き出し電極に対応する引き出し部59を有している。図9(a)に示すように、引き出し部59は、第2のマスク58の延伸方向に突出している。
図16は、図9(a)のxvi‐xvi線に沿った断面図である。図16に示すように、磁気トンネル接合パターン46の上では、第2のマスク58の両側に第2のハードマスク膜28の下部ハードマスク膜(例えば、Ta膜)28aが露出している。一方、図9(a)および(b)に示すように、磁気トンネル接合パターン46の周りには、第1のハードマスク(例えば、Ta膜)18が露出している。
―第2及び第3のハードマスクパターンの形成―
図10に示すように、下部ハードマスク膜(例えば、Ta膜)28bおよび第1のハードマスク(例えば、Ta膜)18をRIEによりエッチングし、その後アッシングにより第2のマスク58を除去する。反応ガスは、例えばClとBClガスの混合ガスである。このRIEは、第1の導電膜(例えば、Ru膜)16aおよび第2の導電膜(例えば、Ru膜)16bで停止する(すなわち、第1の導電膜16aおよび第2の導電膜16bは、エッチングストップ膜である)。
図17は、図10(a)のxvii-xvii線に沿った断面図である。
上記RIEにより、図10(b)に示すように、第1の導電膜16aの上に第2のハードマスクパターン44bが形成される。一方、図17に示すように、第2の導電膜16bの上には、第3のハードマスクパターン44cが形成される。したがって、第2の磁気トンネル接合膜20bの上(上方)に、第3のハードマスクパターン44cが形成される。
―導電膜のエッチング―
第2のハードマスクパターン44bおよび第3のハードマスクパターン44cで覆われていない領域には、図10(a)に示すように、第1の導電膜(例えば、Ru膜)16aおよび第2の導電膜(例えば、Ru膜)16bが露出する。
露出した第1の導電膜16aおよび第2の導電膜16bを、RIEによりエッチングする。反応ガスは、例えばCFとOの混合ガスである。このRIEは、エッチングストップ膜(例え、Ta膜)14とキャップ膜(例え、Ta膜)24で停止する。
―磁気トンネル接合膜のエッチング―
次に、第3のハードマスクパターン44cの両側に露出したキャップ膜(例えば、Ta膜)24を、RIEによりエッチングする。反応ガスは、例えばCFガスである。
さらにRIEにより、第1の磁気トンネル接合膜20aの上(上方)の第2の磁気トンネル接合膜20b(図17参照)をエッチングする。反応ガスは、COとNHの混合ガスである。第2の磁気トンネル接合膜20bのRIEは、図11(a)に示すように、バッファ層(例えば、Ta膜)22で停止する。
この時、第1の層間絶縁膜10上のエッチングストップ膜(例え、Ta膜)14もエッチングされる。このエッチングストップ膜(例え、Ta膜)14のエッチングおよび上述した第1の導電膜(例え、Ta膜)16aのエッチングにより、引き出し電極60が形成される。図11(b)に示すように、引き出し電極60の先端部はビア12の上に形成される。これにより、引き出し電極60は、ビア12に接続される。
図18は、図11(a)のxviii-xvii線に沿った断面図である。これまでの工程により、第1の磁気トンネル接合62aと、第1の磁気トンネル接合62aに積層された第2の磁気トンネル接合62bとを有する多値磁気抵抗メモリ63が形成される。第1の磁気トンネル接合62aは、第1の磁気トンネル接合膜20aのRIEにより形成される。第2の磁気トンネル接合62bは、第2の磁気トンネル接合膜20bのRIEにより形成される。図18に示すように、第2の磁気トンネル接合62bの面積(接合面の面積)は、第1の磁気トンネル接合62aの面積(接合面の面積)より狭くなる。
ビア12には、その形成過程で用いられるCMPにより窪みが発生しやすい。このような窪みの真上に磁気トンネル接合62a,62bが形成されると、多値磁気抵抗メモリ63の特性が悪くなる。しかし本実施の形態では、図11に示すように、ビア12は、磁気トンネル接合62a,62bの下側ではなく、引き出し線60の下側に配置される。したがって、多値磁気抵抗メモリ63の特性は良好である。尚、窪みのないビアが形成される場合には、ビア12の真上に多値磁気抵抗メモリ63を形成してもよい。
本実施の形態では、図8に示すように、磁気トンネル接合パターン46に交差するレジストパターン56を用いて、第2の磁気トンネル接合62bを形成する。このような交差パターンでなく、磁気トンネル接合パターン46上に載る小さなレジストパターン(例えば、50nm×50nm)を用いて、第2の磁気トンネル接合62bを形成することも考えられる。しかし、このような小さなレジストパターンの形成およびパターン形成のためのマスク合わせは極めて困難である。
尚、以上の例では、第2及び第3のハードマスクパターン44b,44cをエッチングマスクとして、第1の磁気トンネル接合膜20aおよび第2の磁気トンネル接合膜20b等をエッチングする。しかし、第2のマスク58が十分なエッチング耐性を有する場合には、第2のマスク(多層フォトレジスト)58をエッチングマスクとして、第1の磁気トンネル接合膜20aおよび第2の磁気トンネル接合膜20b等をエッチングしてもよい。この場合、第1のハードマスク膜28は形成しなくてもよい。
(vi)ビット線の形成工程(図12〜14)
次に、第1の層間絶縁膜10a、第2のハードマスクパターン44bおよび第3のハードマスクパターン44cの上に、カバー膜(図示せず)を堆積する。このカバー膜は、例えば厚さ約20nmのSiN膜(または、SiC膜)である。
このカバー膜の上に厚さ約500nmのSiOC膜を堆積し、このSiOC膜の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化する。これにより、図12(b)に示すように、第2の層間絶縁膜10bが形成される。
この第2の層間絶縁膜10bの上に、第3の層間絶縁膜10cを形成する。第3の層間絶縁膜10cは、例えば厚さ約150nmのSiCN膜である。第2及び第3の層間絶縁膜は、例えばCVDにより形成される。
この第3の層間絶縁膜10cに、例えば一方向42に延びる配線溝64を形成する。次に、第3の層間絶縁膜10cの上にバリアメタル(図示せず)を成膜し、Cu膜を電解メッキにより形成する。このCu膜をCMPによりエッチングして、図13(a)及び(b)に示すように第2の磁気トンネル接合62bに接続するビット線66を形成する。
次に、図14に示すように、上部配線層68をビット線66および第3の層間絶縁膜10cの上に形成する。
その後、多値磁気抵抗メモリ63に大きな水平磁気を印加して、反強磁性膜36を基板6に水平な方向に磁化する。この時、垂直磁化膜38は基板6に垂直な方向に部分的に磁化される。これにより、第1及び第2のピンド層30a,30bの磁化方向が固定される。
以上により、第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bが積層された多値磁気抵抗メモリ63を有する集積回路69が形成される。
本実施の形態では、第1の磁気トンネル接合62aと共に第2の磁気トンネル接合62bを形成する。しかし、多値磁気抵抗メモリ63を製造する方法としては、第1の磁気トンネル接合62aだけを形成した後、第2の磁気トンネル接合62bを形成する方法も考えられる。
この方法では、最初に形成した第1の磁気トンネル接合62aを層間絶縁膜で埋め込み、その上に第2の磁気トンネル接合62bを形成する。したがって、第1の磁気トンネル接合膜20aと第2の磁気トンネル接合膜20bは別々に成長される。また、第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bは、別々の層間絶縁膜で埋め込まれる。このため、2回の磁気トンネル接合膜の成長と2回の層間絶縁膜埋め込みが行われる。
一方、本実施の形態では、磁気トンネル接合膜の成長と層間絶縁膜による埋め込みは、それぞれ1回でよい。さらに第2のマスク58により、第2の磁気トンネル接合62bと引き出し電極60が形成される。したがって本実施の形態によれば、極めて少ない工程で多値磁気抵抗メモリを製造することができる。
尚、本実施の形態以外にも多値磁気抵抗メモリを少ない工程で製造する方法は、幾つか考えられる。しかし、これらの方法は、第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bの面積比が小さくなる等の問題を有している。
本実施の形態では、磁気トンネル接合膜20a,20bのエッチングに、塩素を発生する反応ガスは用いない。このため、塩素ガスにより磁気トンネル接合膜20a,20bが劣化することはない。
(2)構造
図19は、本実施の形態により製造される多値磁気抵抗メモリ63の断面図である。
図19に示すように、多値磁気抵抗メモリ63は、第1の磁気トンネル接合62aと、第2の磁気トンネル接合62bとを有している。第1の磁気トンネル接合62aおよび第2の磁気トンネル接合62bは、それぞれピンド層70a, 70bとトンネルバリア層72a, 72bとフリー層74a, 74bとを有するスピン注入磁化反転型磁気抵抗メモリ(Spin Transfer Torque Magenetoresistive Memory)である。
第1の磁気トンネル接合62aは、さらに反強磁性層76を有している。ピンド層70aの磁化は、反強磁性層76により基板6に略水平な一方向に固定される。すなわち、第1の磁気トンネル接合62aは、水平磁化型の強磁性トンネル接合(Magnetic Tunnel Junction)である。
ここで、第1の磁気トンネル接合62aのピンド層70aおよびトンネルバリア層72aはそれぞれ、第1の磁気トンネル接合膜20a(図15(a)参照)の第1のピンド層30aおよび第1のトンネルバリア膜32aから形成される。また第1の磁気トンネル接合62aのフリー層74aおよび反強磁性層76はそれぞれ、第1の磁気トンネル接合膜20aの第1のフリー層34aおよび反強磁性膜36から形成される。
第2の磁気トンネル接合62bは、垂直磁化層78を有している。ピンド層70bの磁化は、垂直磁化層78により基板6に略垂直な方向に部分的に固定される。すなわち、第2の磁気トンネル接合62bは、垂直磁化型の強磁性トンネル接合(Magnetic Tunnel Junction)である。
第2の磁気トンネル接合62bのピンド層70bおよびトンネルバリア層72bはそれぞれ、第2の磁気トンネル接合膜20b(図15(b)参照)の第2のピンド層30bおよび第2のトンネルバリア膜32bから形成される。また第2の磁気トンネル接合62bのフリー層74bおよび垂直磁化層78はそれぞれ、第2の磁気トンネル接合膜20bの第2のフリー層34bおよび垂直磁化膜38から形成される。
本実施の形態では、第1の磁気トンネル接合62aの上に配置される第2の磁気トンネル接合62bが、微細化に適した垂直磁化型の強磁性トンネル接合である。したがって、多値磁気抵抗メモリ63の小型化は容易である。
図19に示すように、第2の磁気トンネル接合62bは、バッファ層22を挟んで第1の磁気トンネル接合62aに積層されている。ここで、第2の磁気トンネル接合62bの接合面積(ピンド層とフリー層の接合面の面積)は、第1の磁気トンネル接合62aの接合面積より狭くなっている。
第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bの接合面積の比(以下、接合面積比と呼ぶ)が大きいほど、第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bの書き込み電流の差が大きくなる。このような場合、書き込みエラーは起こり難くなる。
本実施の形態によれば、第1のマスク40を長くすることで、容易に接合面積比を大きくすることができる。したがって、本実施の形態によれば、書き込みエラーが起こり難くなる。
(3)動作
図14に示すように、多値磁気抵抗メモリ63の下面には下部電極72aが接続される。一方、多値磁気抵抗メモリ63の上面には、上部電極72bが接続される。
上部電極72bは、図18に示すように、第3のハードマスクパターン44cと第2の導電膜16bとキャップ膜24を有する電極である。下部電極72aは、エッチングストップ膜14と第1の導電膜16aとバッファ膜22とを有する電極である。
下部電極72aは、図14に示すように、多値磁気抵抗メモリ63の下側から突出する突出部分を有している。この突出部が、引き出し電極60である。引き出し電60には、ビア12および第2の層間配線8bを介してトランジスタ2のソースSに接続されている。
トランジスタ2のゲート72は、集積回路(例えば、ランダム・アクセス・メモリ)69に設けられるワード線の一部分である。このワード線に選択電位が印加されるとトランジスタ2が導通し、多層磁気抵抗メモリ63の下部電極72a(図14参照)が、第1の層間配線8aを介して例えばグラウンドに接続される。
この状態でビット線66から上部電極72bに書き込み信号が供給され、多値情報が多値磁気抵抗メモリ63に記録される。または、ビット線66から上部電極72bに読み出し信号が供給され、多値情報が読み出される。
図20は、多値磁気抵抗メモリ63の電流―抵抗特性である。横軸は、多値磁気抵抗メモリ63に流れる電流(上部電極72bから下部電極72aに流れる電流またはその逆方向に流れる電流)である。縦軸は、多値磁気抵抗メモリ63の抵抗(上部電極72bと下部電極72aの間の抵抗)である。
図20には、多値磁気抵抗メモリ63の電流―抵抗特性80と共に、第1の磁気トンネル接合62aの電流―抵抗特性80aと第2の磁気トンネル接合62bの電流―抵抗特性80bが示されている。多値磁気抵抗メモリ63の電流―抵抗特性80は、第1の磁気トンネル接合62aの電流―抵抗特性80aと第2の磁気トンネル接合62bの電流―抵抗特性80bを重ね合わせたものである。
上述したように、第1の磁気トンネル接合62aの接合面積は、第2の磁気トンネル接合62bの接合面積より広い。したがって、第1の磁気トンネル接合62aの書き込み電流I,Iの絶対値は、第2の磁気トンネル接合62bの書き込み電流I,Iの絶対値より大きい。このため多値磁気抵抗メモリ63の電流―抵抗特性80は、4つの異なる抵抗値R1〜R4を有する。すなわち多値磁気抵抗メモリ63は、4値を有する多値メモリである。
(4)変形例
図21は、多値磁気抵抗メモリの変形例の断面図である。
図21の多値磁気抵抗メモリ63aは、第1の磁気トンネル接合62aと第2の磁気トンネル接合62bに挟まれたNiFe膜82を有している。NiFe膜82は透磁率が高いので、第2の磁気トンネル接合62bの漏れ磁気から、第1の磁気トンネル接合62aを遮蔽する。同様に、NiFe膜82は、第1の磁気トンネル接合62aの漏れ磁気から、第2の磁気トンネル接合62bを遮蔽する。ここで、NiFe膜のNiの組成比としては0.4以上0.6以下が好ましい。この磁気遮蔽により、多値磁気抵抗メモリ63aの誤動作が少なくなる。
図21に示す例では、NiFe膜82は、第2の磁気トンネル接合62bとバッファ層22の間に配置されている。しかし、NiFe膜82は、バッファ層22と第1の磁気トンネル接合62aの間に配置されてもよい。或いは、NiFe膜82は、バッファ層22の内部に配置されてもよい。
多値磁気抵抗メモリ63aは、図1〜14を参照して説明した、多値磁気抵抗メモリ63と略同じ方法で製造することができる。ただし、図3を参照して説明した「磁気トンネル接合膜の形成工程」において、バッファ膜22と第2の磁気トンネル接合膜20bの間またはバッファ膜22の内部にNiFe膜82を形成する。
バッファ膜22と第2の磁気トンネル接合膜20bの間にNiFe膜82に形成する場合、第2のマスク58を形成した後に、第2の磁気トンネル接合膜20bと共にNiFe膜82をエッチングする。これにより、図21の構造が生成される。ただし、NiFe膜82はエッチングしなくてもよい。この場合NiFe膜82は、バッファ膜22の上面(第2の磁気トンネル接合62b側の面)全体を覆う。
以上の例では、図19に示すように、ピンド層70a,70bがトンネルバリア層72a, 72bの基板側に配置される。しかし、ピンド層70a,70bはトンネルバリア層72a, 72bの反対側(基板6に反対側)に配置されてもよい。
また以上の例では、第1の磁気トンネル接合62aは、水平磁化型の強磁性トンネル接合である。しかし第1の磁気トンネル接合62aは、垂直磁化型の強磁性トンネル接合であってもよい。また第2の磁気トンネル接合62bが、水平磁化型の強磁性トンネル接合であってもよい。
以上の例では、ピンド層およびフリー層はCoFeB膜である。しかし、ピンド層およびフリー層は、NiFe膜などの他の強磁性膜であってもよい。
以上の例では、反強磁性膜は、PtMn膜である。しかし、反強磁性膜は、IrMn膜等の他の反強磁性膜であってもよい。
以上の例では、垂直磁化膜は、CoとPtの多層膜である。しかし、垂直磁化膜はIrFePt膜やCoCrPt膜等の他の垂直磁化膜であってもよい。
12・・・ビア
16a・・・第1の導電膜
16b・・・第2の導電膜
18・・・第1のハードマスク膜
20a・・・第1の磁気トンネル接合膜
20b・・・第2の磁気トンネル接合膜
28・・・第2のハードマスク膜
30a,30b・・・ピンド層
32a,32b・・・トンネルバリア層
34a,34b・・・フリー層
36・・・反強磁性膜
38・・・垂直磁化膜
40・・・第1のマスク
44a・・・第1のハードマスクパターン
44b・・・第2のハードマスクパターン
44c・・・第3のハードマスクパターン
46・・・磁気トンネル接合パターン
58・・・第2のマスク
60・・・引き出し電極
62a・・・第1の磁気トンネル接合
62b・・・第2の磁気トンネル接合
63・・・多値磁気抵抗メモリ
70a, 70b・・・ピンド層
72a, 72b・・・トンネルバリア層
74a, 74b・・・フリー層
78・・・垂直磁化層

Claims (7)

  1. ピンド層とトンネルバリア層とフリー層とを有する磁気トンネル接合膜を含む多値磁気抵抗メモリの製造方法であって、
    第1の磁気トンネル接合膜と第2の磁気トンネル接合膜を積層する第1の工程と、
    前記第2の磁気トンネル接合膜の上に第1の方向に延びる第1のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜および前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングして前記第1の方向に延びる磁気トンネル接合パターンを形成する第2の工程と、
    前記第2の工程の後、前記磁気トンネル接合パターンと交差する第2のマスクを形成し、前記第1の磁気トンネル接合膜上の前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングする第3の工程と
    を有する多値磁気抵抗メモリの製造方法。
  2. 請求項1に記載の多値磁気抵抗メモリの製造方法において、
    前記第1の工程の前に、絶縁膜上に第1の導電膜を形成する第4の工程を有し、
    前記第1の工程では、前記第1の導電膜の上に前記第1の磁気トンネル接合膜と前記第2の磁気トンネル接合膜を積層し、
    前記第3の工程では、前記第2のマスクを形成した後、前記第2のマスクを用いて前記第1の導電膜をエッチングして引き出し電極を形成することを
    特徴とする多値磁気抵抗メモリの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の多値磁気抵抗メモリの製造方法において、
    前記第4の工程の前に、前記絶縁膜に、前記引き出し電極が接続されるビアを形成する第5の工程を有することを
    特徴とする多値磁気抵抗メモリの製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多値磁気抵抗メモリの製造方法において、
    前記第4の工程では、前記導電膜の上に第1のハードマスク膜を形成し、
    前記第1の工程では、前記第2の磁気トンネル接合膜の上に第2のハードマスク膜を形成し、
    前記第2の工程では、前記第2のハードマスク膜の上に前記第1のマスクを形成した後に前記第2のハードマスク膜をエッチングして第1のハードマスクパターンを形成し、その後前記第1の磁気トンネル接合膜と前記第2の磁気トンネル接合膜をエッチングし、
    前記第3の工程では、前記第2のマスクを形成した後、前記第2のマスクをエッチングマスクとして第1及び第2のハードマスク膜をエッチングして第2及び第3のハードマスクパターンを形成し、その後前記第2の磁気トンネル接合膜と前記導電膜をエッチングすることを
    特徴とする多値磁気抵抗メモリの製造方法。
  5. ピンド層とトンネルバリア層とフリー層とを有する磁気トンネル接合を含む多値磁気抵抗メモリであって、
    第1の磁気トンネル接合と、
    前記第1の磁気トンネル接合に積層され、前記第1の磁気トンネル接合より接合面積が狭い第2の磁気トンネル接合とを有し、
    前記第2の磁気トンネル接合は、前記ピンド層の磁化を固定する垂直磁化膜を有する
    多値磁気抵抗メモリ。
  6. ピンド層とトンネルバリア層とフリー層とを有する磁気トンネル接合を含む多値磁気抵抗メモリであって、
    第1の磁気トンネル接合と、
    前記第1の磁気トンネル接合に積層された第2の磁気トンネル接合と、
    前記第1の磁気トンネル接合と前記第2の磁気トンネル接合に挟まれたNiFe膜とを有する
    多値磁気抵抗メモリ。
  7. 請求項6記載の多値磁気抵抗メモリにおいて、
    前記NiFe膜のNiの組成比が、0.4以上0.6以下であることを
    特徴とする多値磁気抵抗メモリ。
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