JP2013139137A - ネジ部材をインサート成形によって一体化するインサート成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金型側に形成した金型側位置決め部と、ネジブッシュのネジ部の所定の位置に対応するように、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部とを嵌合して、金型内に前記ネジブッシュを配置して、溶融樹脂を金型内に射出することによって、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化する。
【選択図】図3
Description
雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対的な回転角度を規制するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化するインサート成形方法であって、
前記金型側に形成した金型側位置決め部と、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置に対応するように、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部とを嵌合して、金型内に前記ネジブッシュを配置して、
溶融樹脂を金型内に射出することによって、前記ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化することを特徴とする。
雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対的な回転角度を規制するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化するインサート成形方法において、金型内に前記ネジブッシュを位置決め配置するネジブッシュの位置決め方法であって、
前記金型側に形成した金型側位置決め部と、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置に対応するように、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部とを嵌合して、金型内に前記ネジブッシュを配置することを特徴とする。
前記ネジ部材のネジ部に螺合するネジ部と、前記ネジ部材のストッパーに当接する基準当接面と、基準目盛とが形成されたネジ検査治具を用いて、
前記取り出したネジ部材のネジ部に、前記ネジ検査治具のネジ部を螺合して、ネジ検査治具の基準当接面をネジ部材のストッパーに当接させて、
前記ネジ部材のストッパーとネジ検査治具の基準目盛とのずれ量に従って、前記金型の位置を調整して、インサート成形を行うことを特徴とする。
しかも、部品点数が少なく、複雑な工程が不要でコストも低減できるネジ送り機構を製造できる。
12 弁本体
14 弁室
16 第1の配管部材
18 第2の配管部材
20 弁座
22 弁ポート
24 メネジ部材
24b 嵌合部
26 隔壁
28 ローター室
30 端部
31 突設部
32 固定金具
33 スリット
34 主流路
36 ニードル弁
36a 拡径部
36b 上端部
38 挿通孔
40 ガイド部材
40a ガイド部
50 メネジブッシュ
50a 雌ネジ
50b 段部
51 スリット
52 ローター軸
53 突設部
54 雄ネジ部
54a 雄ネジ
56 ニードル弁挿通孔
58 ローターマグネット
58a 嵌合部
60 弁開ストッパー
62 弁開ストッパー
64 弁閉ストッパー
66 弁閉ストッパー
68 金具
72 コイルバネ
74 ケース
76 駆動部
78 コイル
80 金型
82 左側スライド金型
84 右側スライド金型
86 固定用金型
88 可動金型
90 キャビティー
90a キャビティー
90b キャビティー
90c キャビティー
92 ゲート
100 ネジ送り機構
102 雄ネジ部材
104 雌ネジ部材
106 雌ネジ本体
108 雌ネジ
110 雌ネジブッシュ
112 フランジ
112a 突設部
112b 突設部
114a 雌ネジ側ストッパー
114b 全開ストッパー
116 基端部
118 フランジ
120 小径部
122 雄ネジ
124 雄ネジ側ストッパー
140 インサート成形金型
141 可動型
141a 上金型
141b 下金型
142 スライド金型
142a 上金型
142b 下金型
144 固定側金型
146 ネジ金型
148 キャビティー
150 挿入孔
152 雌ネジ形成部
154 キャビティー空間
160 雌ネジ検査治具
162 雌ネジ検査治具本体
164 小径部
166 雄ネジ
168 端部
170 目盛
170a 中心線
200 メネジ部材
202 メネジブッシュ
204 ガイド部材
206 金型
208 上金型
210 下金型
211 分割金型
212 固定ピン取り付け孔
214 キー突条
216 固定ピン
218 雄ネジ
220 雌ネジ
222 キー溝
224 閉弁規制ストッパー
226 成形用凹部
228 キャビティー
300 ネジ送り機構
302 雄ネジ部材
304 雌ネジ部材
306 雌ネジ本体
308 雌ネジ
310 雌ネジブッシュ
312 フランジ
314 雌ネジ側ストッパー
316 基端部
318 フランジ
320 小径部
322 雄ネジ
324 雄ネジ側ストッパー
Claims (20)
- 雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対的な回転角度を規制するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化するインサート成形方法であって、
前記金型側に形成した金型側位置決め部と、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置に対応するように、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部とを嵌合して、金型内に前記ネジブッシュを配置して、
溶融樹脂を金型内に射出することによって、前記ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化することを特徴とするインサート成形方法。 - 前記金型側位置決め部が、金型側に形成した突設部であり、前記ネジ部材側位置決め部が、前記金型側位置決め部の突設部に対応して形成されたスリットであることを特徴とする請求項1に記載のインサート成形方法。
- 前記金型側位置決め部が、金型側に形成したスリットであり、前記ネジ部材側位置決め部が、前記金型側位置決め部のスリットに対応して形成された突設部であることを特徴とする請求項1に記載のインサート成形方法。
- 前記ネジ部材が、メネジ部材であって、前記ネジブッシュがメネジブッシュであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインサート成形方法。
- 前記ネジ部材が、電動弁に用いられ、雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、弁体が弁座に対して離接するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインサート成形方法。
- 前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部が、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置が弁閉位置を基準となるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のインサート成形方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載のインサート成形方法によって製造されたネジ部材を取り出し、
前記ネジ部材のネジ部に螺合するネジ部と、前記ネジ部材のストッパーに当接する基準当接面と、基準目盛とが形成されたネジ検査治具を用いて、
前記取り出したネジ部材のネジ部に、前記ネジ検査治具のネジ部を螺合して、ネジ検査治具の基準当接面をネジ部材のストッパーに当接させて、
前記ネジ部材のストッパーとネジ検査治具の基準目盛とのずれ量に従って、前記金型の位置を調整して、インサート成形を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のインサート成形方法。 - 雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対的な回転角度を規制するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材をインサート成形によって一体化するインサート成形方法において、金型内に前記ネジブッシュを位置決め配置するネジブッシュの位置決め方法であって、
前記金型側に形成した金型側位置決め部と、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置に対応するように、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部とを嵌合して、金型内に前記ネジブッシュを配置することを特徴とするネジブッシュの位置決め方法。 - 前記金型側位置決め部が、金型側に形成した突設部であり、前記ネジ部材側位置決め部が、前記金型側位置決め部の突設部に対応して形成されたスリットであることを特徴とする請求項8に記載のネジブッシュの位置決め方法。
- 前記金型側位置決め部が、金型側に形成したスリットであり、前記ネジ部材側位置決め部が、前記金型側位置決め部のスリットに対応して形成された突設部であることを特徴とする請求項8に記載のネジブッシュの位置決め方法。
- 前記ネジ部材が、メネジ部材であって、前記ネジブッシュがメネジブッシュであることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載のネジブッシュの位置決め方法。
- 前記ネジ部材が、電動弁に用いられ、雄ネジ部材と雌ネジ部材とが螺合することによって、弁体が弁座に対して離接するように構成したネジ送り機構に用いられ、ネジブッシュとガイド部材とから構成されるネジ部材であることを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載のネジブッシュの位置決め方法。
- 前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部が、前記ネジブッシュのネジ部の所定の位置が弁閉位置を基準となるように形成されていることを特徴とする請求項12に記載のネジブッシュの位置決め方法。
- 請求項1から7のいずれかに記載のインサート成形方法によって製造されたネジ部材を備えたことを特徴とする電動弁。
- 請求項1から7のいずれかに記載のインサート成形方法によって製造された、ネジブッシュとガイド部材とから構成されていることを特徴とするネジ部材。
- 請求項1から7のいずれかに記載のインサート成形方法に用いられ、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部を備えたことを特徴とするネジブッシュ。
- 請求項8から13のいずれかに記載のネジブッシュの位置決め方法によって製造されたネジ部材を備えたことを特徴とする電動弁。
- 請求項8から13のいずれかに記載のネジブッシュの位置決め方法によって製造された、ネジブッシュとガイド部材とから構成されていることを特徴とするネジ部材。
- 請求項8から13のいずれかに記載のネジブッシュの位置決め方法に用いられ、前記ネジブッシュに形成されたネジ部材側位置決め部を備えたことを特徴とするネジブッシュ。
- 請求項1から6のいずれかに記載のインサート成形方法に用いるネジ検査治具であって、
請求項1から6のいずれかに記載のインサート成形方法によって製造されたネジ部材のネジ部に螺合するネジ部と、前記ネジ部材のストッパーに当接する基準当接面と、基準目盛とが形成されていることを特徴とするネジ検査治具。
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