JP2013138407A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理対象領域に対して意図する画像表現を容易に実現すること。
【解決手段】画像を表示する表示手段と、前記画像から目標画像領域及び画像処理対象領域の指定を受け付ける領域指定手段と、前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域それぞれの画像特性関数を取得する画像特性関数取得手段と、前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換する変換情報を生成する変換情報生成手段と、前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域の画像を変換する画像変換処理手段と、前記画像変換処理手段によって変換された前記画像処理対象領域を含む画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する画像処理装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データに画像処理を施す画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
デジタルカメラによる撮影、又は写真フィルムや印画紙等をスキャナで読み込むことによって得られるデジタル画像データ(以下、「画像データ」と称する)は、データ記録媒体やデータ転送ケーブル等を介して各種プリンタから記録紙等に出力できる。また、画像データは、インターネットを介して複数のモニタ上に表示される等、様々な形で用いられる。
この様に、画像データは、記録紙やモニタ等に見える形で出力され、出力される画像が商業用途として使用される場合には、画像データの出力結果に高い画像品質が要求される。画像品質の高さとは、色が鮮やかで黒が締まって見えること、粒状性や鮮鋭性が良いこと等を指すのが一般的である。
特に画像データの出力結果を商業用途として使用する場合には、作者の意図する画像表現を記録紙やモニタ上に再現し、出力画像が鑑賞者を惹き付け、感性に訴えかける様な高い画像品質を追求する必要がある。
しかしながら、画像処理には、階調、コントラスト、色相、カラーバランスといった多様なパラメータを調整する必要があり、高い画像品質を実現するための画像処理方法を定量的に明示することは困難である。このため、記録紙やモニタ等に出力される画像品質は、画像処理を行う作者やユーザの直感や経験に依存してしまう。
また、高い画像品質を実現する画像処理方法は、画像処理対象の種類によっても大きく異なるため、多くの画像処理方法は汎用化することができない。したがって、意図する画像表現を実現するためには、画像処理に関する高度な知識や技術を要し、画像処理に精通した技術者でない限り非常に困難な作業となる。
さらなる問題としては、画像データ内の所定領域に着目して画像処理した結果、画像処理を施す画像処理対象領域以外の部分にも画像処理の影響が及んでしまい、画像全体としては意図しない仕上がりになってしまう場合も多い。
そこで、例えば肌、空、海、葉等、画像データ内で所望する画像処理対象領域に、狙い通りの表現を達成できる簡便な画像処理方法が求められている。
そのために、例えば特許文献1には、肌色部分を構成する複数の肌色画素を明度、彩度、色相の3属性で表色し、前記3属性のうちの2属性分布のみを部分的に変化させることで肌色部分の画像を修正し、複雑なパラメータ操作を必要とせずに、肌色調整を可能にする画像処理装置が提案されている。
しかしながら、特許文献1に係る画像処理装置では、前記2属性分布をどの様に変化させるかは、予め規定された標準的な色変換パラメータのみに依存するため、ある特定の肌色表現以外には対応できない場合がある。
また、入力部からパラメータ調整量を入力し、前記調整量に基づいて前記色変換パラメータを補正することで、調整後の肌色表現を多様に変えることができたとしても、画像処理に不慣れな場合には意図する表現を実現する調整量を決定するのは容易ではない。したがって、画像処理対象領域に対して意図する画像表現を容易に実現することに関しては依然課題を残している。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、画像処理対象領域に対して意図する画像表現を容易に実現可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様における画像処理装置は、画像を表示する表示手段と、前記画像から目標画像領域及び画像処理対象領域の指定を受け付ける領域指定手段と、前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域それぞれの画像特性関数を取得する画像特性関数取得手段と、前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換する変換情報を生成する変換情報生成手段と、前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域の画像を変換する画像変換処理手段と、前記画像変換処理手段によって変換された前記画像処理対象領域を含む画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、画像処理対象領域に対して意図する画像表現を容易に実現可能な画像処理装置を提供できる。
第1の実施形態の画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の画像処理装置の領域指定部によって画像処理対象領域及び目標画像領域が指定された画像データの例を示す図である。 第1の実施形態の画像処理装置の表色成分取得部が取得した表色成分プロットと、画像特性関数取得部が求めた階調関数の例を示す図である。 第1の実施形態の画像処理装置の変換情報生成部が生成した変換テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態の画像処理装置の変換情報生成部が生成する変換式について説明するための図である。 第1の実施形態の画像処理装置における処理のフローチャートの例を示す図である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(1)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(2)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(3)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(4)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(5)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(6)である。 第1の実施形態の画像処理装置における表示制御部による画面表示例を示す図(7)である。 第1の実施形態の画像処理装置の画像処理のフローチャートの例を示す図である。 第2の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態の画像処理装置の目標画像選択部による画像データの表示例と、画像特性関数の保持例を示す図である。 第2の実施形態の画像処理装置の画像処理のフローチャートの例を示す図である。 第3の実施形態の画像処理システムの構成例を示す図である。 第3の実施形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 第3の実施形態における画像処理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 第3の実施形態の画像処理システムの機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<画像処理装置の構成>
図1に、第1の実施形態の画像処理装置100のハードウェア構成例を示す。
図1に示す様に、画像処理装置100は、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、外部記憶装置I/F部104、ネットワークI/F部105、操作部106、表示部107を含み、それぞれバスBを介して相互に接続されている。
制御部101は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPU(Central Processing Unit)である。また、制御部101は、主記憶部102に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置等に出力する。
主記憶部102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等であり、制御部101が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェア等のプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部103は、HDD(Hard Disk Drive)等であり、アプリケーションソフトウェア等に関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部104は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のデータ伝送路を介して接続される例えばフラッシュメモリ等の記憶媒体108と画像処理装置100とのインタフェースである。
また、記憶媒体108に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体108に格納されたプログラムが外部記憶装置I/F部104を介して画像処理装置100にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理装置100により実行可能となる。
ネットワークI/F部105は、有線及び/又は無線回線等のデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理装置100とのインタフェースである。
操作部106は、例えばハードキーで構成されるキースイッチやマウス等である。
表示部107は、例えば液晶や有機EL等のディスプレイであり、画像や操作用アイコン等を表示し、画像処理装置100が有する機能をユーザが利用する際に各種設定を行うユーザインタフェースとして機能する装置である。
図2は、第1の実施形態の画像処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。また、図3から図5に第1の実施形態の画像処理装置100における画像処理に使用するデータの例を示し、図2に示す画像処理装置100の機能と併せて説明する。
図2に示す様に、第1の実施形態の画像処理装置100は、領域指定部110、表色成分取得部111、画像特性関数取得部112、変換情報生成部113、対象領域マスキング部114、画像変換処理部115、表示制御部116を有している。
画像処理装置100では、まず、画像処理を行う対象となる領域と、画像処理実行者が画像処理の結果として実現したい画像再現に最も近い領域とを含む、1つ又は複数の画像データが入力される。
≪領域指定≫
画像データが入力されると、領域指定部110において、画像処理実行者が表示部107に表示される画像の領域を指定することにより、画像処理装置100が画像データ内の画像処理対象領域及び目標画像領域の指定を受け付ける。画像処理対象領域及び目標画像領域が特定されると、画像データ内に含まれる全画素群から画像処理対象領域及び目標画像領域に対応する画素が部分的に抽出される。
ここで、画像処理対象領域とは、入力された画像データ内において画像処理実行者が部分的に画像処理を実行する領域のことである。また、目標画像領域とは、画像処理対象領域を画像処理した結果として画像処理実行者が実現したい画像再現に最も近い、目標とする具体的画像領域のことである。
図3は、領域指定部110によって画像処理対象領域122及び目標画像領域124が指定された画像データの例を示す図である。
図3(a)は、画像処理を行う処理対象画像121と、処理対象画像121から画像処理対象領域122(白色部分)を抽出した例である。画像処理対象領域122は、例えば1つの画像データ内から複数を指定しても良く、複数の画像データから画像データごとに1つ又は複数を指定しても良い。
ここで、画像処理を施す領域(白色部分)と、画像処理を施さない領域(黒色部分)とが明確な境界を持つ例を示したが、画像処理領域と画像処理をしない領域との境界線をぼかし、徐々に変化させても良く、境界位置によってぼかし具合を変化させても良い。
また、図3(b)は、目標画像123と、目標画像123から画像処理実行者が目標とする目標画像領域124(白色部分)を抽出した例である。
画像処理対象領域122と目標画像領域124をそれぞれ異なる画像データから指定する例を示したが、1つの画像データから、異なる部分を画像処理対象領域122及び目標画像領域124として指定しても良い。
領域指定部110では、画像処理実行者が入力された画像データから画像処理対象領域122と目標画像領域124の指定を受け付けることで所望の画像領域を具体的に特定するが、様々な方法が考えられる。
例えば、画像処理装置100の表示部107であるPCモニタ等に処理対象画像121を表示し、操作部106としてのマウス等のポインタを使用して、画像処理実行者が処理対象画像121内の1点又は複数点を指定する。領域指定部110は、画像処理実行者が指定した画素に近似する色相領域を自動判定することで、画像処理対象領域122を抽出することができる。
また、例えばPCモニタに処理対象画像121を表示し、画像処理実行者がマウス等のポインタを使用して画像処理対象領域122の外周を所定の間隔で選択し、選択された座標を結ぶ領域を画像処理対象領域122として抽出することもできる。さらには、マウス等のポインタを使用する代わりに、画像処理実行者が画像処理対象領域122内の位置を示す座標値を入力することで、画像処理対象領域122を抽出することもできる。
以上の様に、領域指定部110において入力された画像データから画像処理対象領域122及び目標画像領域124が指定されると、表色成分取得部111が、画像処理対象領域122及び目標画像領域124を構成する画素の表色成分をそれぞれ取得する。
≪表色成分の取得≫
図4は、表色成分取得部111が取得した表色成分と、画像特性関数取得部112が求めた画像特性関数の一例としての階調関数を示す図である。
図4(a)は、図3(a)で示した画像処理対象領域122を構成する画素の表色成分131を、RGBの8ビット階調値(0〜255)として取得し、3次元グラフとしてプロットした例である。また、図4(b)は、図3(b)で示した目標画像領域124を構成する画素の表色成分133を、同様に3次元プロットした例である。
第1の実施形態の画像処理装置100では、階調関数を算出する基となる表色成分131,133に、RGBの8ビット階調値を使用したが、表色成分としては、画像処理後の画像データの使用目的や画像処理を行う環境等に応じて様々な表色系を使用できる。
例えば、オフセット印刷や凸版印刷で扱う様なCMYKの4色版で画像データが構成されている場合には、表色成分としてCMYKの網点率(%)を使用しても良い。ただし、CMYKの様に4属性を扱う場合には、図4で示した様な3次元プロットはできないので、C,M,Yの3属性による3次元プロットと、MとKの様にKを含む2次元プロットの様に、少なくとも2つ以上の階調関数が必要となる。
また、表色成分として、例えば等色空間の代表であるL*a*b*表色系を用いても良い。この場合に取得する表色成分としては、L*(明度)、a*(赤〜緑度)、b*(黄〜青度)の3属性を使用する場合やL*(明度)、C*(彩度)、H(色相角)の3属性を使用することができる。さらには、HSV空間やYCbCr空間等、上記した例に限らず様々な色空間を使用することができる。
表色成分取得部111は、画像処理対象領域122及び目標画像領域124を構成する画素全ての表色成分を取得することが好ましいが、例えば画像データを構成する画素から間引いて表色成分を取得しても良い。
表色成分を取得する画素を間引くことにより、データサイズが大きい場合に、取得データが膨大になることで画像処理速度が低下する、といった問題を回避できる。ただし、この場合には、画像処理対象領域122及び目標画像領域124内の最高明度点(あるいは最低G階調点)と、最低明度点(あるいは最高G階調点)とを含み、取得された表色成分が最高明度点と最低明度点との間の階調を滑らかに表現出来る様に、表色成分を取得する画素を偏り無く選択するのが望ましい。
≪画像特性関数≫
表色成分取得部111が、画像処理対象領域122及び目標画像領域124を構成する画素の表色成分を取得すると、画像特性関数取得部112が、それぞれの表色成分から画像特性関数として色調を定量的に表す3次元の階調関数を算出する。
図4(a)及び(b)に示す、表色成分131,133のプロットに沿う実線132,134は、画像特性関数取得部112が、画像処理対象領域122及び目標画像領域124のそれぞれの表色成分131,133から算出した階調関数である。
画像特性関数取得部112が算出する画像特性関数としての階調関数は、例えば、取得された複数画素の表色成分データ群との距離が最小になる近似関数を回帰分析により求めたものである。
階調関数の有効範囲は、画像処理対象領域122及び目標画像領域124それぞれにおいて取得された表色成分131,133の最高明度点(あるいは最低G階調点)と最低明度点(あるいは最高G階調点)の間の明度(あるいはG階調)範囲となる。
≪変換情報の生成≫
画像特性関数取得部112にて、画像処理対象領域122及び目標画像領域124それぞれに対応する画像特性関数を取得した後は、変換情報生成部113が、画像処理対象領域122内の画素の表色成分を変換する変換情報を生成する。
変換情報生成部113が変換情報を生成する方法の例として、2つの方法を以下で説明する。
(変換テーブルを用いる方法)
画像処理対象領域122内の画素の表色成分を変換するために、変換情報として変換テーブルを用いる方法について説明する。
図5に、図4に示した画像処理対象領域122及び目標画像領域124の階調関数から求めた変換テーブルの例を示す。図5(a)、(b)、(c)は、それぞれR階調値、G階調値、B階調値の階調変換テーブルを表しており、横軸が画像処理対象領域122内の画素の階調値に対応し、縦軸が当該画素の変換後の階調値を表している。
変換情報生成部113は、画像処理対象領域122の階調関数を、目標画像領域124の階調関数に線形変換することで、変換テーブルを生成する。つまり、画像処理対象領域122の階調関数の最高明度点と最低明度点の表色成分値が、目標画像領域124の階調関数の最高明度点と最低明度点の表色成分値に各々変換され、その間の表色成分値も1対1の関係となる様な変換テーブルを生成する。
(変換式を用いる方法)
画像処理対象領域122内の画素の表色成分を変換するために、変換情報として変換式を用いる方法を説明する。
画像処理対象領域122の階調関数から、目標画像領域124の階調関数へのRGB変換が、一意的な変換式で表せる場合には、変換式を用いた階調変換が可能である。
図6に、R階調値の変換式の基となる階調関数の例を示す。図6は横軸をG階調値、縦軸をR階調値とした場合の画像処理対象領域122の階調関数(実線)と目標画像領域124の階調関数(破線)を表している。G階調値(g)に対する画像処理対象領域122及び目標画像領域124の階調関数のR階調値をそれぞれr、r'とすると、rとr'の関係は次式(1)のように表せる。
r'=r+kr・r(g−gr)/255 ・・・(1)
ここでkrはr変換式の係数、grはr=r'となるG階調値である。
G階調値、B階調値に関しても同様の関係が成り立てば、RGBそれぞれの変換式を生成することができる。
上記した変換式は、画像処理対象領域122の階調関数の最高明度点から最低明度点までを1つの変換式で対応させる必要はなく、明度(あるいは階調)範囲を2つ以上の領域に分割し、それぞれの領域に対して異なる変換式を複数生成しても良い。
≪画像データの変換≫
変換情報生成部113にて変換情報(変換テーブル又は変換式等)が生成されると、画像変換処理部115が、変換情報に基づいて画像処理対象領域122内の画素のRGB階調変換を行う。
具体的には、まず、画像処理対象領域122を含む画像データに対し、画像処理対象領域122に画像変換処理が行われる様に、対象領域マスキング部114が画像データのマスキング処理を行う。対象領域マスキング部114では、図2に示した領域指定後の画像における画像処理対象以外の領域(黒色部分)にまで画像変換処理が行われない様に、画像処理対象領域122を分離する処理を行う。
その後、画像変換処理部115が、対象領域マスキング部114がマスキングを行った画像データにおける画像処理対象領域122内の全ての画素に対し、変換情報に従ってRGB階調変換を行う。
画像変換処理部115が、変換情報に基づいて変換処理を行うことで、画像処理対象領域122が目標画像領域124の色再現性に近似し、画像処理実行者が所望する画像表現を容易に再現することができる。
画像変換処理部115により変換情報に基づいて変換処理が行われた画像処理対象領域122は、表示制御部115により表示部107に表示される。画像処理実行者は、表示部107に表示される画像で画像処理結果を確認することができる。
<画像処理の流れ>
図7に第1の実施形態の画像処理装置100における全体の処理フローを例示し、図8から図15に例示する表示制御部116により表示部107に表示される画面と共に全体の処理の概要について説明する。
まずステップS1にて、表示制御部116が、画像処理装置100に入力された目標画像123及び処理対象画像121とを表示部107の画面に表示する。
図8に示す様に、表示制御部116により、表示部107の画面上段左側には目標画像123、上段右側には処理対象画像121が表示される。処理対象画像121が複数ある場合には、図8に例示する「IM001」〜「IM003」の様にタブによって切り替え可能に表示される。また、画面下段には、処理対象画像121及び目標画像123の領域指定方法、「戻る」及び「決定」等のボタンが表示されている。
なお、目標画像123及び処理対象画像121は位置を入れ替えて表示しても良い。また、画像データを下段に、目標画像領域124の指定方法を上段に表示しても良い。さらに、処理対象画像121は1つの表示画面に並べて表示しても良い。
図7のフローに戻り、次にステップS2にて、目標画像領域124及び画像処理対象領域122の指定を受け付ける。
目標画像領域124及び画像処理対象領域122の指定方法としては、図8の画面下段に表示されている様に、例えば「A.オブジェクト指定」、「B.クリック指定」、「C.多角形選択」の中から選択することができる。以下では、各指定方法により目標画像123から目標画像領域124を指定する例について説明する。
「A.オブジェクト指定」は、例えば「肌」、「空」、「緑(葉、樹木)」等のオブジェクトを示す語句を選択すると、目標画像123から対応する領域が自動選択される。図9は、「A.オブジェクト指定」により「肌」を選択した場合を例示しており、目標画像123のうち選択されたオブジェクトに対応する領域の表示が変更されている。なお、複数の人物を含む目標画像123に対して「肌」を選択した場合には、全ての人物の肌が選択された後、「B.クリック指定」により、必要又は不要な領域を選択する様にしても良い。
「B.クリック指定」は、図10に示す様に、目標画像123内の一点をクリックすると、クリックされたポイントの類似色領域が1領域ずつ自動選択される。また、選択済み領域をクリックすると、選択が解除される。
「C.多角形選択」は、図11に示す様に、マウス又はタッチ操作で選択した領域を多角形で囲むと、囲まれた中の類似色領域が自動選択される。また、選択済み領域をクリックすると、選択が解除される。画像処理実行者の操作により、画像処理実行者が望む目標画像領域124を最も精度良く抽出できる。
上記した様に、例えば「A.オブジェクト指定」、「B.クリック指定」、「C.多角形選択」の中から選択した方法で目標画像領域124の指定が終了した場合には、図12に示す様に「決定」ボタンを押して確定する。また、目標画像領域124の指定をやり直す場合には、「戻る」ボタンを押すことで、目標画像領域124の選択を再度実行できる。
また、処理対象画像121から画像処理対象領域122を指定する場合にも、同様に「A.オブジェクト指定」、「B.クリック指定」、「C.多角形選択」の中から選択した方法で行う。処理対象画像121が複数ある場合には、全ての処理対象画像121に対して画像処理対象領域122の指定を行う。ここで、図13に示す様に、処理対象画像121をクリック又はタッチ操作することで、処理対象画像121が表示されているタブの背景を変更し、領域指定対象の画像であることが分かる様に表示する。また、図8から図12に示す様に、目標画像123の領域指定を行う場合には、目標画像123の表示部分の背景を変更する。
図7のフローに戻り、ステップS2にて、目標画像領域124及び画像処理対象領域122の指定が終了すると、ステップS3にて、画像特性関数取得部112が目標画像領域124及び画像処理対象領域122から画像特性関数を取得する。
次に、ステップS4にて、変換情報生成部113が変換情報を生成し、画像変換処理部115が変換情報に基づいて処理対象画像121のうち画像処理対象領域122の画像データを変換する。
最後に、ステップS5にて、表示制御部116が画像処理後の画像を表示部107に表示して処理を終了する。図14は、画像処理後に表示制御部116により表示部107に表示される画面の例であり、画像処理前の処理対象画像121a、画像処理後の処理対象画像121b、目標画像123が表示されている。また、処理対象画像121が複数ある場合には、タブを切り替えることで画像処理後の画像を確認することができる。
上記した様に、第1の実施形態の画像処理装置100では、入力された1つ又は複数の画像データから、画像処理実行者が画像処理対象領域122及び目標画像領域124を指定することで、画像処理対象領域122を変換して目標画像に近い色再現性を得ることが可能である。
また、画像処理実行者が指定する複数の画像処理対象領域122を、1つの目標画像領域124の色再現性に近づける様に画像処理を行うことが可能である。
次に、図15に基づいて第1の実施形態の画像処理装置100における画像処理のフローについて説明する。図15は、画像処理対象領域122をN箇所(N≧1)指定する場合の処理例である。
まず、ステップS11にて、画像処理実行者が入力した画像データから目標画像領域124を指定し、続いてステップS12にて、画像処理実行者が画像処理対象領域122をN箇所(N≧1)指定する。指定する画像処理対象領域122は、1つ以上の複数個所を指定することができる。なお、画像処理対象領域122の指定をした後に、目標画像領域124を指定しても良い。
次にステップS13にて、領域指定部110が目標画像領域124及び画像処理対象領域122を指定し、ステップS14にて、表色成分取得部111が画像データの目標画像領域124と画像処理対象領域122の表色成分をそれぞれ取得する。
表色成分取得部111によって表色成分が取得されると、ステップS15にて、画像特性関数取得部112が、目標画像領域124と画像処理対象領域122の画像特性関数を算出する。
次に、ステップS17にて、変換情報生成部113がn箇所目の画像処理対象領域122に対する変換情報を生成し、ステップS18にて、画像変換処理部115がn箇所目の画像処理対象領域122内の画素の階調変換を変換情報に基づいて行う。
画像処理実行者が指定した画像処理対象領域122の数だけ、ステップS17及びステップS18を繰り返し実行することで、複数個所の画像処理対象領域122を目標画像領域124の色再現性に近似する様に画像処理を施すことができる。
その後、ステップS20にて、表示制御部116が画像変換処理部115によって変換された画像処理対象領域122を画面に表示させる。
なお、以上で説明した実施形態において、画像処理装置100は、例えば、ROM等に予め組み込まれて提供されたプログラムを実行することで、上述した本発明に関連する各機能を実現する様に構成できる。画像処理装置100で実行されるプログラムは、各手段(領域指定部110、表色成分取得部111、画像特性関数取得部112、変換情報生成部113、画像変換処理部115等)を実現するためのプログラムを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUである制御部101が主記憶部102等からプログラムを読み出して実行することにより上記各部(機能部)を実現するプログラムがロードされ、上記の各手段が実現されるようになっている。
また、上記した第1の実施形態に係る画像処理装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記した第1の実施形態の画像処理装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1の実施形態の画像処理装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配信するように構成してもよい。
以上で説明した様に、第1の実施形態の画像処理装置100によれば、画像処理実行者が入力した画像データから画像処理対象領域122及び目標画像領域124を指定し、画像処理対象領域122に目標画像領域124に応じた画像変換処理を施すことで、画像処理対象領域122の色再現性を目標画像領域124の色再現性に近似させることができる。
したがって、画像処理実行者が画像処理に不慣れであっても、狙い通りの画像表現を備えた主観的に好ましい画像を簡易な操作で作成することが可能である。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、第1の実施形態の画像処理装置100と同一の構成又は処理については、説明を省略する場合がある。
<画像処理装置の構成>
図16に、第2の実施形態の画像処理装置200の機能の一例を示すブロック図を示す。なお、第2の実施形態の画像処理装置200のハードウェア構成は、図1に示す第1の実施形態の画像処理装置100のハードウェア構成と同一である。
画像処理装置200は、目標画像選択部201、記憶部202、画像特性関数取得部203、領域指定部204、表色成分取得部205、変換情報生成部206、対象領域マスキング部207、画像変換処理部208、表示制御部209を有する。
画像処理装置200では、まず、画像処理を行う画像処理対象領域122を含む1つ又は複数の画像データが入力される。
画像データが入力されると、領域指定部204において、画像処理実行者がPCモニタ等のディスプレイに表示される画像の領域を指定することにより、画像データ内の画像処理対象領域122の指定を受け付ける。画像処理対象領域122が指定されると、画像データ内に含まれる全画素群から画像処理対象領域122に対応する画素が部分的に抽出される。次に、画像データ内の画像処理対象領域122について、表色成分取得部205が表色成分を取得し、取得された表色成分から、画像特性関数取得部203が画像処理対象領域122の画像特性関数を算出する。なお、画像データ内の領域指定、表色成分の取得及び画像特性関数の算出方法は、第1の実施形態と同様である。
また、目標画像選択部201は、記憶部202に記憶されている画像データ群の中から、目標画像領域124として画像処理後の再現目標に最も近い画像データの選択を画像処理実行者から受け付ける。
画像処理実行者が画像データを選択する方法としては、例えば、PCモニタ等の表示部に画像データ群を一覧表示し、操作部を用いて画像処理実行者が目標とする目標画像領域124を選択する様に構成できる。また、画像処理実行者がプリンタ印刷によるハードコピー化を目的としている場合には、目標画像群をプリンタ等で印刷して確認した上で目標画像領域124を選択可能に構成することもできる。
図17に、目標画像選択部201による画像データの表示例を示す。
画像処理装置200の記憶部202には、肌、空、緑葉等、画像処理の対象となることが多い被写体が、様々な再現(印象)を持った画像データ群として記憶されている。目標画像選択部201は、例えば図17(a)に示す様に、記憶部202からこれらの画像データ群を取得し、表示制御部209が画面に表示する。
画像データ群としては、例えば、画像処理対象領域122として「人物の肌」が特定された場合に、画像再現イメージを容易に想像できる言葉として、「メリハリの強い(躍動的な)」、「落ち着きのある(滑らかな)」、「輝きのある」、「血色のよい」といった語句を目標画像123と共に表示する。この様に、「人物の肌」に対して施される複数の画像処理法を予め予測しておき、目標画像123と共に再現イメージを表す語句を表示することで、画像処理後の目標をより明確に認識できる。
目標画像選択部201において、画像処理実行者が目標画像領域124を含む目標画像123を選択すると、画像特性関数取得部203が、当該目標画像領域124に対応して予め記憶部202に記憶されている画像特性関数を取得する。記憶部202は、目標画像選択部201が表示する目標画像123ごとに目標画像領域124に対応する画像特性関数を全て保持しており、画像特性関数取得部203は目標画像領域124に対応する画像特性関数を記憶部202から取得するだけで良い。
図17(b)に例示する様に、記憶部202には、目標画像領域124を含む目標画像123群と、目標画像領域124ごとに求められている画像特性関数とが対応して記憶されている。
例えば、「メリハリの強い(躍動的な)」という言葉に対しては、画像特性関数として全体的にコントラストが強く、主階調の傾き(ガンマ)が大きい階調関数を用意する。逆に、「落ち着きのある(滑らかな)」という言葉に対しては、全体的なコントラストを下げ、主階調の傾き(ガンマ)を小さくした階調関数を用意する。また、「輝きのある」については、例えば低濃度部の濃度をより下げてハイライトを白飛びさせる、「血色のよい」については、例えば全体的にカラーバランスが赤味にシフトした階調関数を用意する。
この様に、様々な画像処理目標に幅広く対応出来る様に網羅した画像特性関数群を用意しておく。また、表色系についても、RGB表色だけではなく、例えばCMYK、Lab、LCH等、画像処理実行者の使用表色系に合わせたデータを記憶しておくことが好ましい。
以上により、画像処理対象領域122及び目標画像領域124の画像特性関数を取得することができ、変換情報生成部206が変換情報を生成する。生成された変換情報に基づいて、画像処理対象領域122の色再現性を目標画像領域124に近似させる様に、画像変換処理部208が画像処理対象領域122内の画素の階調変換を行う。
また、表示制御部209が、画像変換処理部208によって変換された画像処理対象領域122のデータを表示画面に表示させる。
この様に、第2の実施形態の画像処理装置200では、画像処理実行者が目標画像領域124を含む画像データを準備する必要がなく、予め用意された画像データ群から目標とする画像データを選択するだけで、画像処理対象領域122の色再現性を目標画像領域124に近づけることができる。
<画像処理の流れ>
上記した様に、第2の実施形態の画像処理装置200では、入力された1つ又は複数の画像データから、画像処理実行者が指定した画像処理対象領域122内の画素を変換することで、目標画像領域124に近い色再現性を得ることが可能である。
また、画像処理実行者が指定する複数の画像処理対象領域122を、1つの目標画像領域124の色再現性に近づける様に画像処理を行うことが可能である。
図18は、第2の実施形態の画像処理装置200における画像処理のフローチャートの例であり、画像処理対象領域122をN箇所(N≧1)指定する場合の処理例を示している。
まず、ステップS21にて、画像処理実行者が入力した画像データから画像処理対象領域122をN箇所(N≧1)指定する。指定する画像処理対象領域122は、1つ又は複数の画像データの中から、1つ以上の複数個所を指定することができる。
次にステップS22にて、領域指定部204が画像処理対象領域122を具体的に特定し、ステップS23にて、表色成分取得部205が画像データの画像処理対象領域122の表色成分を取得する。
表色成分取得部205によって表色成分が取得されると、ステップS24にて、画像特性関数取得部203が、画像処理対象領域122の画像特性関数を算出する。
次に、ステップS25にて、画像処理実行者が表示される画像データの中から目標画像123を選択し、ステップS26にて画像特性関数取得部203が選択された目標画像123に対応する画像特性関数を記憶部202から取得する。なお、先に目標画像123を選択し、その後に画像処理対象領域122を指定しても良い。
続いて、ステップS28にて、変換情報生成部206がn箇所目の画像処理対象領域122に対する変換情報を生成し、ステップS29にて、画像変換処理部208がn箇所目の画像処理対象領域122内の画素の階調変換を変換情報に基づいて行う。そして、ステップS31にて表示制御部209が、画像変換処理部208によって変換した画像処理対象領域122のデータを画面に表示させる。
画像処理実行者が指定した画像処理対象領域122の数だけ、ステップS28及びステップS29を繰り返し実行することで、複数個所の画像処理対象領域122を目標画像領域124の色再現性に近似する様に画像処理を施すことができる。
以上で説明した様に、第2の実施形態の画像処理装置200では、画像処理実行者が、目標画像領域124を含む目標画像123を準備する必要がなく、画像処理装置200に予め用意された画像データから目標画像123を選択できる。したがって、より簡易な操作で画像処理対象の色再現性を目標画像領域124の色再現性に近似させることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、第1又は第2の実施形態の画像処理装置100,200と同一の構成又は処理については、説明を省略する場合がある。
また、以下に示す実施形態では、画像データを入力する画像入力装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力可能であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置等の何れにも適用することができる。
<画像処理システムの構成>
図19は、第3の実施形態の画像処理システムの一例を示す図である。図19に示す様に、画像処理システム1は、ネットワークを介してMFP(Multifunction Peripheral)10,20、画像処理サーバ30,40、情報処理端末(例えば、PC(Personal Computer)等)50が接続されている。
MFP10は、画像読取手段としてのスキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を一つの筐体に搭載したものである。MFP10は、スキャン機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを作成し、作成された画像データを画像処理サーバ30に送信する。MFP10の詳細については後述する。
画像処理サーバ30は、各MFP10,20でスキャンされた画像データ等を受信し、種々の処理を実行するワークステーション等のコンピュータである。画像処理サーバ30は、入力された画像データに対して処理を実行するサーバであり、画像処理装置としても機能する。また、画像処理サーバ30は、MFP10,20に組み込まれていても良い。
画像処理サーバ30は、MFP10,20が読み取った画像やネットワークを通じて取得した画像データに対して画像処理を行うことができる画像処理装置である。なお、画像処理サーバ30が有する画像処理装置としての機能は、情報処理端末50に持たせることもできる。なお、ネットワークを介して接続されるMFP、画像処理サーバ及び情報処理端末の数は、それぞれ任意の数でもよい。
図20は、MFP10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図20に示す様に、MFP10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部15、読取部16、操作部17、エンジン部18を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等であり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体19(例えば、フラッシュメモリなど)とMFP10とのインタフェースである。
また、記憶媒体19に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体19に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介してMFP10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP10により実行可能となる。
ネットワークI/F部15は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器とMFP10とのインタフェースである。
読取部16は、紙媒体等をスキャンすることによって画像を読み取って画像データとして取得するスキャン装置である。
操作部17は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部18は、画像形成に係る処理を行うプロッタ等の機構部分である。
図21は、画像処理サーバ30のハードウェア構成例を示す図である。
図21に示す様に、画像処理サーバ30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、外部記憶装置I/F部34、ネットワークI/F部35を含む。
制御部31は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部31は、主記憶部32に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部31が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部34は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体19(例えば、フラッシュメモリなど)と画像処理サーバ30とのインタフェースである。
また、記憶媒体19に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体19に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部34を介して画像処理サーバ30にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理サーバ30により実行可能となる。
ネットワークI/F部35は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理サーバ30とのインタフェースである。また、図12に示す例では、画像処理サーバ30には、キーボードなどの操作部とLCD等を備える表示部とを図示していないが、これらを有する構成としてもよい。
情報処理端末50のハードウェア構成は、図1に示す第1の実施形態の画像処理装置100と同様である。
<画像処理システムの機能>
図22は、第3の実施形態の画像処理システム1の機能の構成例を示すブロック図である。
MFP10は、読取部16、通信部21、エンジン部18を有する。
読取部16は、紙媒体等をスキャンすることによって画像処理を施す画像データを取得することができる。
通信部21は、情報処理端末50の記憶部51に記憶されている画像データを受信することができる。また、読取部16で取得された画像データを画像処理装置としての画像処理サーバ30に送信し、画像処理サーバ30で画像処理が施された画像データを受信することができる。
エンジン部18は、画像処理サーバ30によって画像処理が施された画像データを記録紙等の記録媒体に印刷して出力できる。また、画像処理サーバ30で画像変換された画像データを記録媒体に印刷して出力できる。
情報処理端末50は、記憶部51、読出部52、通信部53、表示制御部54、表示部55を有する。
記憶部51は、処理対象画像121、目標画像123を記憶する。
読出部52は、記憶部51から画像データを読み出す。
通信部53は、読出部52が読み出した画像データをMFP10又は画像処理サーバ30に送信する。また、MFP10又は画像処理サーバ30から送信される画像データを受信する。
表示制御部54は、通信部53が受信した画像データを表示部55に表示する。また、情報処理端末50に記憶されている画像データを表示部55に表示することもできる。
表示部55は、例えば液晶や有機EL等のディスプレイであり、画像や操作用アイコン等を表示する。
画像処理サーバ30は、通信部36、対象領域指定部37、表色成分取得部38、画像特性関数取得部39、対象領域マスキング部41、画像変換処理部42、変換情報生成部43を有する。各部の機能は、第1の実施形態又は第2の実施形態の画像処理装置100,200と同様である。
この様な構成において、画像処理実行者は、画像処理を施す画像処理対象領域122を含む画像や、画像処理後の目標となる領域を含む画像を、MFP10の読取部16によって画像データとして取得し、画像処理サーバ30によって画像処理を行う。もしくは、画像処理実行者は、画像処理を施す画像処理対象領域122を含む画像データを情報処理端末50から読み出し、画像処理サーバ30によって画像処理を行う。
画像処理サーバ30では、対象領域指定部37において画像処理実行者から画像処理対象領域122及び目標画像領域124の指定を受け付け、表色成分取得部38、画像特性関数取得部39、変換情報生成部43等を経て、画像処理対象領域122の色再現性を目標画像領域124に近づける様な画像処理を行うことができる。また、MFP10のエンジン部18が画像処理が行われた画像データを印刷、若しくは、情報処理端末50の表示制御部54が画面に表示する。
ここで、画像処理実行者による画像処理対象領域122及び目標画像領域124の指定は、例えばMFP10又は画像処理サーバ30の何れかが有する不図示の表示部及び操作部用いて、また、ネットワークを介して接続する情報処理端末50の表示部及び操作部を用いて行う様に構成できる。
また、例えば画像処理サーバ30が有する機能を情報処理端末50に組み込むことで、情報処理端末50において画像処理を行う様に構成することもできる。
画像処理実行者は、画像処理サーバ30からネットワークを介して接続するMFP10に画像処理が施された画像データ送信し、MFP10のエンジン部18から記録紙等に印刷させることで、所望の色再現性を有する画像出力を得ることができる。
もしくは、画像処理実行者は、画像処理サーバ30からネットワークを介して接続する情報処理端末50に画像処理が施された画像データを送信し、情報処理端末50の表示制御部54が表示画面に表示させることで、所望の色再現性を有する画像出力を得ることができる。
以上で説明した様に、第3の実施形態の画像処理システム1では、画像処理実行者が、MFP10等を用いて画像処理を施す画像データを取得し、画像処理サーバ30又は情報処理端末50により画像処理を施すことができる。
<まとめ>
上記した実施形態によれば、画像処理実行者が入力した画像データから画像処理対象領域122及び目標画像領域124を指定すると、画像処理装置がそれぞれの領域内の表色成分から画像特性関数を取得して変換情報を生成する。画像処理装置は、生成された変換情報により画像処理対象領域122内の画素の表色成分を変換することで、画像処理対象領域122の色再現性を目標画像領域124の色再現性に近づけ、画像処理実行者は所望の画像を簡易な操作で得ることができる。
また、画像処理実行者が画像処理に不慣れであっても、画面に表示される画像に基づいて、狙い通りの画像表現を備えた主観的に好ましい画像を簡易な操作で作成することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 画像処理システム
10,20 MFP(画像入力装置)
50 情報処理端末
21 画像読込部(画像データ取得手段)
30,100,200 画像処理装置
107 表示部(表示手段)
110 領域指定部(領域指定手段)
111 表色成分取得部(表色成分取得手段)
112 画像特性関数取得部(画像特性関数取得手段)
113 変換情報生成部(変換情報生成手段)
115 画像変換処理部(画像変換処理手段)
116 表示制御部(表示制御手段)
121 処理対象画像
122 画像処理対象領域
123 目標画像
124 目標画像領域
131,133 表色成分
132,134 階調関数(画像特性関数)
特開2007−158824号公報

Claims (12)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記画像から目標画像領域及び画像処理対象領域の指定を受け付ける領域指定手段と、
    前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域それぞれの画像特性関数を取得する画像特性関数取得手段と、
    前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換する変換情報を生成する変換情報生成手段と、
    前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域の画像を変換する画像変換処理手段と、
    前記画像変換処理手段によって変換された前記画像処理対象領域を含む画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域を構成する画素から表色成分を取得する表色成分取得手段を有し、
    前記画像特性関数取得手段は、前記表色成分の空間分布から前記画像特性関数を取得し、
    前記画像変換処理手段は、前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域を構成する画素の前記表色成分を変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換情報は、前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換するテーブル又は変換式である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記領域指定手段が前記目標画像領域の指定を受け付ける時に、複数の目標画像を前記表示手段に表示し、
    前記領域指定手段は、前記表示手段に表示された複数の目標画像から前記目標画像領域の指定を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像特性関数取得手段は、指定された前記目標画像領域の画像特性関数を、前記複数の目標画像ごとに対応して予め記憶手段に記憶されている画像特性関数から取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記領域指定手段が前記目標画像領域の指定を受け付ける時に、前記複数の目標画像を前記目標画像ごとに色再現目標を表す語句と共に前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像特性関数は、前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域からそれぞれ取得される前記表色成分のうち最高明度点と最低明度点との間の範囲において、前記表色成分との距離が最小になる近似関数である
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記領域指定手段が前記画像処理対象領域の指定を受け付ける時に、1つ又は複数の画像を前記表示手段に表示させ、
    前記領域指定手段は、前記1つ又は複数の画像から複数の画像処理対象領域の指定を受け付け、
    前記画像変換処理手段は、前記複数の画像処理対象領域ごとに前記変換情報に基づいて画像を変換する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の画像処理装置。
  9. ネットワークを介して接続された画像処理装置と情報処理端末とを備える画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    画像から目標画像領域及び画像処理対象領域の指定を受け付ける領域指定手段と、
    前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域それぞれの画像特性関数を取得する画像特性関数取得手段と、
    前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換する変換情報を生成する変換情報生成手段と、
    前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域の画像を変換する画像変換処理手段と、を有し
    前記情報処理端末は、
    前記画像を表示する表示手段と、
    前記画像変換処理手段によって変換された前記画像処理対象領域を含む画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  10. 画像を表示する表示手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記画像から目標画像領域及び画像処理対象領域の指定を受け付ける領域指定工程と、
    前記目標画像領域及び前記画像処理対象領域それぞれの画像特性関数を取得する画像特性関数取得工程と、
    前記画像処理対象領域の画像特性関数を前記目標画像領域の画像特性関数に変換する変換情報を生成する変換情報生成工程と、
    前記変換情報に基づいて前記画像処理対象領域の画像を変換する画像変換処理工程と、
    前記画像変換処理工程によって変換された前記画像処理対象領域を含む画像を前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項10に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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