JP2013136269A - 自動車内装品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材の周縁部を表装シートとともに裏側に折り返す際に、皺が発生しないようにする。
【解決手段】表装シート20を基材10の表側の面の中央部に貼着するとともに、表装シート20の周縁部を基材10の表側の面の周縁部に貼着し、基材10の表側の面のうち中央部と周縁部の間の部分を表装シート20に貼着させず、基材10を表装シート20に貼着されていない部分で折り曲げて、基材10の周縁部及び表装シート20の周縁部を中央部の裏側に折り返す。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車内装品及びその製造方法に関する。
自動車の室内には、アームレストトリム、ドアトリム、ルーフライニング、サイドライニング、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、コンソールドアトリム等の内装品が設けられている。自動車内装品は、表装シートを基材の表面に貼り付けたものである。
従来の自動車内装品の製造方法にはインモールド成形法が採用されている(特許文献1(図11)参照)。具体的には、加飾シートと発泡樹脂シートからなる表装シートを金型のキャビティにセットし、樹脂を金型のキャビティに射出することで、樹脂基材を成形するとともにその樹脂基材に表装シートを貼着する。インモールド成形後、樹脂基材の周縁部を表装シートともに裏側に折り返すことによって、自動車内装品の周縁部の剛性向上が図られる(特許文献1(図12)参照)。
特許第4133451号公報
しかし、特許文献1の記載の製造方法では、樹脂基材の折り曲げ部が表装シートに貼着しているから、表装シートの折り曲げ部に皺が寄ってしまうことがある。樹脂基材と表装シートが貼着しているから、発生した皺を伸ばす作業性が難しくなる。また、自動車内装品を他の部材と組み合わせる時、皺が自動車内装品と他の部材の組み合わせ作業に悪影響を与えてしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、基材の周縁部を表装シートとともに裏側に折り返す際に、皺が発生しないようにすることである。
以上の課題を解決するための請求項1に係る発明は、基材と、前記基材の表側の面を被覆した表装シートと、を備える自動車内装品において、前記基材が、本体部と、前記本体部の縁から延出して、前記本体部の裏側に折り曲げられた曲げ部と、前記曲げ部に連結され、前記本体部の裏側に折り返された代部と、を有し、前記表装シートが前記本体部の表側の面に貼着され、前記表装シートの周縁部が前記本体部の縁からはみ出て前記本体部の裏側に折り返されて前記代部に貼着され、前記表装シートが前記曲げ部に対して非貼着状態であることを特徴とする自動車内装品である。
請求項2に係る発明は、前記本体部の角部において前記曲げ部及び前記代部にノッチが形成され、前記表装シートの周縁部のうち前記ノッチに重なる位置には切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車内装品である。
請求項3に係る発明は、前記曲げ部が前記表装シートに接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車内装品である。
請求項4に係る発明は、前記曲げ部が前記表装シートから離れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車内装品である。
請求項5に係る発明は、前記表装シートのうち前記本体部の角部を前記本体部の表側から裏側へ乗り越えるように折り曲げられた部分は、前記表装シートのうち前記本体部の角部以外の縁を前記本体部の表側から裏側へ乗り越えるように曲げられた部分よりも強く引っ張られていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項6に係る発明は、前記表装シートが第1接着剤によって前記本体部の表側の面に接着されているとともに、前記表装シートの周縁部が第2接着剤によって前記代部に接着され、前記第1接着剤及び前記第2接着剤が前記曲げ部を避けて形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項7に係る発明は、前記曲げ部が前記本体部よりも薄いことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項8に係る発明は、前記基材が、前記本体部の裏側の面に凸設された位置決め凸部を有し、前記代部が前記位置決め凸部に接して前記位置決め凸部に固定されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項9に係る発明は、前記表装シートが、前記基材側のクッションシートと、そのクッションシートに積層された表皮と、を有する請求項1から8の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項10に係る発明は、前記自動車内装品が他の部材に取り付けられることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の自動車内装品である。
請求項11に係る発明は、表装シートを基材の表側の面の中央部に貼着するとともに、前記表装シートの周縁部を前記基材の表側の面の周縁部に貼着し、前記基材の表側の面のうち前記中央部と前記周縁部の間の部分を前記表装シートに貼着させず、前記基材を前記表装シートに貼着されていない部分で折り曲げて、前記基材の周縁部及び前記表装シートの周縁部を前記基材の中央部の裏側に折り返すことを特徴とする自動車内装品の製造方法である。
請求項12に係る発明は、前記基材の折り曲げ前に、前記基材の前記表装シートに貼着されていない部分であって表側の面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の自動車内装品の製造方法である。
請求項13に係る発明は、前記基材の周縁部及び前記表装シートに貼着されていない部分が前記基材の中央部よりも薄く、前記基材の周縁部の裏側の面と前記基材の中央部の裏側の面との間に段差があり、前記基材の中央部の裏側の面に位置決め凸部が凸設され、前記段差の高さが前記位置決め凸部の高さ以下であり、前記基材の折り曲げ後、前記基材の周縁部を前記位置決め凸部に当てて止めることを特徴とする請求項12に記載の自動車内装品の製造方法である。
請求項14に係る発明は、前記位置決め凸部は前記基材の中央部の角部における高さが前記基材の中央部の角部以外の縁における高さよりも低いことを特徴とする請求項13に記載の自動車内装品の製造方法である。
請求項1に係る発明によれば、基材の曲げ部が表装シートに貼着していないから、基材の曲げ部に重なる表装シートの部分が変形しやすく、その部分に皺が発生しにくい。表装シートに皺が発生したものとしても、基材の曲げ部に重なる表装シートの部分を伸ばして、皺を解消することができる。基材の曲げ部が表装シートに貼着していないから、皺を伸ばす作業が容易である。
請求項2に係る発明によれば、基材の代部を本体部の裏側に折り返す際に、表装シートの皺の発生を抑えることができるとともに、代部を折り返す作業が容易である。
請求項3に係る発明によれば、表装シートが基材の曲げ部によって支持され、表装シートの形状が安定する。
請求項4に係る発明によれば、表装シートが基材の曲げ部に擦り付けられず、表装シートの損傷を抑えることができる。
請求項5に係る発明によれば、本体部の角部において表装シートの皺の発生を抑えることができるとともに、表装シート及び代部の折り返し作業が容易である。
請求項6に係る発明によれば、曲げ部と表装シートの接着を確実に防止することができる。
請求項7に係る発明によれば、基材の曲げ部を曲げやすい。
請求項8に係る発明によれば、代部が表側に戻ることを抑えることができるとともに、代部の固定が容易である。
請求項9に係る発明によれば、表装シートの表面に、つまり表皮に表れるクッションシートの波打ちを一定にすることができる。
請求項10に係る発明によれば、自動車内装品の表面の皺が抑えられるので、自動車内装品と他の部材を取り付けた際に、他部材の取り付けが安定する。
請求項11に係る発明によれば、基材と表装シートが貼着されていない部分で、基材の周縁部と表装シートの周縁部を基材の裏側に折り曲げるから、基材の曲げ部に重なる表装シートの部分が変形しやすく、その部分に皺が発生しにくい。表装シートに皺が発生したものとしても、基材の曲げ部に重なる表装シートの部分を伸ばして、皺を解消することができる。基材の曲げ部が表装シートに貼着していないから、皺を伸ばす作業が容易である。
請求項12に係る発明によれば、凹部によって基材の折り曲げが容易になる。また、基材と表装シートの貼着を凹部によって抑えることができ、非貼着領域を確保しやすい。
請求項13に係る発明によれば、基材の周縁部を裏側に折り返した際に、位置決めを行うことができる。基材の周縁部の固定が容易となる。
請求項14に係る発明によれば、基材の中央部の角部における表装シートの皺の発生を抑えることができるとともに、表装シート及び代部の折り返し作業が容易である。
本発明の実施の形態に係る自動車内装品の斜視図である。 図1に図示のII−IIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。 図1に図示のIII−IIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。 図2に対応する変形例の断面図である。 図3に対応する変形例の断面図である。 同自動車内装品の製造工程を示した斜視図である。 図6に図示のVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。 図6に図示のVIII−VIIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。 同自動車内装品の表装シートを切り出す前のシートを示した斜視図である。 図7に示す工程の後の工程を示す断面図である。 図8に示す工程の後の工程を示す断面図である。 図7に示す工程の後の工程の変形例を示す断面図である。 同自動車内装品が取り付けられるドアトリムの側面図である。 変形例1に係る自動車内装品の周縁部を折り返す前の断面図である。 変形例1に係る自動車内装品の周縁部を折り返した後の断面図である。 変形例2に係る自動車内装品の周縁部を折り返す前の断面図である。 変形例2に係る自動車内装品の周縁部を折り返した後の断面図である。 変形例3に係る自動車内装品の周縁部を折り返す前の断面図である。 変形例3に係る自動車内装品の周縁部を折り返した後の断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、自動車内装品1の斜視図である。図2は、図1に図示のII−IIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。図3は、図1に図示のIII−IIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。ここで、図2に示す断面図は、自動車内装品1の角部1a以外の縁1bを横切る断面図であり、図3に示す断面図は、自動車内装品1の角部1aを横切る断面図である。
自動車内装品1は、基材10と、基材10の表側の面を被覆した表装シート20と、を備える。
基材10は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂からなり、モールドプレス法、射出成形法その他の樹脂成形法によって成形されたものである。基材10の周縁部が基材10の中央部よりも薄く、基材10の周縁部が基材10の裏側に折り返されている。また、表装シート20は基材10の表側の面に接着され、表装シート20の周縁部が基材10の周縁部とともに基材10の裏側に折り返されている。基材10及び表装シート20の折り曲げ部分では、基材10と表装シート20が接着されていない。
基材10は本体部11、曲げ部12、代部(糊代)13及び位置決め凸部14を備える。
本体部11は、表側へ凸状に湾曲した薄板であって、樹脂材料からなる。
曲げ部12も、本体部11と同様に樹脂材料からなる。曲げ部12が本体部11の縁から延出し、その曲げ部12が本体部11の縁に本体部11と一体成形されている。曲げ部12の基端部が本体部11の縁に連結され、曲げ部12の先端部が代部13に連結されている。曲げ部12は、本体部11の裏側に折り曲げられている。曲げ部12は、本体部11よりも薄い。
代部13は、本体部11及び曲げ部12と同様に樹脂材料からなる。代部13が曲げ部12の先端部に曲げ部12と一体成形されている。曲げ部12が折り曲げられていることによって、代部13が本体部11の裏側に折り返されている。代部13は、本体部11よりも薄い。
位置決め凸部14は、本体部11、曲げ部12及び代部13と同様に樹脂材料からなる。位置決め凸部14が本体部11の裏側の面11bに凸設され、位置決め凸部14と本体部11が一体成形されている。
本体部11の裏側に折り返された代部13が位置決め凸部14に当接し、代部13が位置決め凸部14によって本体部11の裏面11bから離れて本体部11の裏面11bに対向する。代部13は溶着、接着剤、タッカーの針等によって位置決め凸部14に固定されている。代部13が位置決め凸部14に固定されているから、代部13が本体部11の表側に戻ることを抑えることができる。
本体部11の縁のうち角部11d近傍に位置する位置決め凸部14の高さH2(図3参照)は、本体部11の角部11d以外の縁11cの近傍に位置する位置決め凸部14の高さH1(図2参照)よりも低い。そのため、本体部11の角部11dにおける本体部11の裏面11bから代部13までの間隔は、本体部11の角部11d以外の縁11cにおける本体部11の裏面11bから代部13までの間隔よりも狭い。なお、位置決め凸部14が無く、代部13が本体部11の裏面11bに接して止められていてもよい。
本体部11の表側の面11aには、表装シート20が接着剤31によって貼着されている。表装シート20は本体部11の縁からはみ出て、表装シート20の周縁部20cが本体部11の裏側に折り返されており、表装シート20の周縁部20cが接着剤32によって代部13に貼着されている。接着剤31と接着剤32は異種であってもよいし、同種であってもよい。
接着剤31,32が曲げ部12を避けて形成されており、曲げ部12は表装シート20に接着されていない。表装シート20のうち本体部11に接着された部分20aと代部13に接着された周縁部20cとの間の部分20bは、引っ張られた状態で、曲げ部12に沿って弓なり状に曲げられている。その曲げられた部分20bのうち本体部11の角部11dを本体部11の表側から裏側へ乗り越えるように曲がれた部分20b2(図3参照)は、本体部11の角部11d以外の縁11cを本体部11の表側から裏側へ乗り越えるように曲げられた部分20b1(図2参照)よりも強く引っ張られている。これは、本体部11の角部11d近傍に位置する位置決め凸部14の高H2が本体部11の角部11d以外の縁11c近傍に位置する位置決め凸部14の高さH1よりも低く、本体部11の角部11dに連なる曲げ部12及び代部13が、本体部11の角部11d以外の縁11cに連なる曲げ部12及び代部13よりも大きく折り返されているためである。
曲げ部12は表装シート20の裏側の面から離れており、表装シート20の曲げ部20bの裏側の空洞35が大きい。曲げ部12が表装シート20から離れているから、表装シート20が曲げ部12に擦り付けられることによって表装シート20が損傷することを抑えることができる。なお、図4及び図5に示すように、曲げ部12が表装シート20の裏側の面に接してもよい。この場合には、表装シート20が曲げ部12に支えられ、表装シート20の形状が安定し、表装シート20が凹むことを防止することができる。ここで、図4は、図2に対応する変形例であって、図1に図示のII−IIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。図5は、図3に対応する変形例であって、図1に図示のIII−IIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。
表装シート20は、クッションシート21と表皮22の積層体である。クッションシート21は、発泡フォーム材からなる。表皮22は、布(織物、編み物、レース、フェルト、不織布等)、合成皮革、人工皮革又は天然皮革である。クッションシート21が裏側になって本体部11及び代部13に接着され、表皮22が表側になって露出する。なお、表装シート20は表皮22の単層体であってもよい。
続いて、自動車内装品1の製造方法について説明する。図6は、自動車内装品1の部品を示した斜視図である。図7は、図6に示すVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。図8は、図6に示すVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した断面図である。図6、図7及び図8に示すように、基材10及び表装シート20を準備する。
基材10は、モールドプレス法、射出成形法その他の樹脂成形法によって成形する。ここで、基材10の曲げ部12は未だ折り曲げられていない。図7に示すように、折り曲げられていない曲げ部12は、本体部11の縁の裏面11b寄りから本体部11の裏面11bに沿う方向に延び出て、本体部11の表側へL字状に曲がっている。代部13は、曲げ部12の先端から本体部11の表面11aに沿う方向に延び出ている。本体部11は基材10を折り曲げる前の基材10の中央部であり、代部13は基材10を折り曲げる前の基材10の周縁部である。
折り曲げる前の曲げ部12がL字状に形成され、曲げ部12の厚さが本体部11の厚さよりも薄く、本体部11の表面11aと代部13の表側の面が同一面で揃っているから、曲げ部12の表側には凹部12aが形成されている。その凹部12aは、本体部11の縁に沿うように形成されている。
基材10の裏側においては、曲げ部12及び本体部11の裏側の面11bと代部13の裏側の面との間に段差がある。本体部11の角部11d以外の縁11c近傍では(図7参照)、曲げ部12及び本体部11の裏面11bと代部13の裏側の面と間に段差の高さH3が、本体部11の角部11d以外の縁11c近傍に位置する位置決め凸部14の高さH1よりも低い。一方、本体部11の角部11d近傍では(図8参照)、曲げ部12及び本体部11の裏面11bと代部13の裏側の面と間に段差の高さH4が、本体部11の角部11d近傍に位置する位置決め凸部14の高さH2に等しい。
図6に示すように、本体部11の角部11dでは、曲げ部12及び代部13にノッチ15が形成されている。ノッチ15は代部13の縁から本体部11の縁まで切り込まれたものである。ノッチ15は、基材10の成形時に金型によって形成されたものでもよいし、基材10の成形後に代部13及び曲げ部12を切り込むことによって形成されたものでよい。
一方、図9に示す矩形状のシート29から複数枚の表装シート20を切り取る。図6に示すように、切り取った表装シート20の周縁部20cには、切り込み20dが形成されている。切り込み20dは、基材10のノッチ15に対応する位置にある。
次に、図10及び図11に示すように、本体部11の表側の面11aに接着剤31を塗布するとともに、代部13の表側の面に接着剤32を塗布し、曲げ部12には接着剤31,32の塗布を避ける。そして、表装シート20を接着剤31によって本体部11の表側の面11aに接着するとともに、本体部11の縁からはみ出た周縁部20cを接着剤32によって代部13の表側の面に接着する。表装シート20のうち凹部12aを覆う部分20bが凹部12aを跨がるようにして、その部分20bを凹部12aの内面に接着しない。このような凹部12aが曲げ部12に形成されているから、曲げ部12と表装シート20の接着を抑えることができる。
表装シート20を接着する際には、表装シート20のうち凹部12aを覆う部分20bの張りや撓みの状態を調整する。具体的には、本体部11の角部11dからはみ出て凹部12aを覆う部分20b2(図11参照)を、本体部11の角部11d以外の縁11cからはみ出て凹部12aを覆う部分20b1(図10参照)よりも張った状態にする。そのため、本体部11の角部11dに連なる曲げ部12及び代部13は表装シート20の張力によって表側に曲げられ(図11参照)、本体部11の角部11d以外の縁11cに連なる曲げ部12及び代部13は殆ど曲がらない(図10参照)。なお、図12に示すように、本体部11の角部11d以外の縁11cからはみ出て凹部12aに重なる部分20b1が撓んでいてもよい。
次に、曲げ部12を本体部11の裏側に折り曲げ、代部13を本体部11の裏側に折り返す(図2〜図5参照)。曲げ部12が本体部11よりも薄いから、曲げ部12を曲げやすい。また、代部13の折り返し前、本体部11の角部11dからはみ出て凹部12aに重なる部分20b2(図11参照)が張っているから、代部13の折り返し後、表装シート20のうち本体部11の角部11dを覆った部分20b2(図3、図5参照)に皺等が発生しにくい。更に、曲げ部12及び代部13にノッチ15が形成され、表装シート20の周縁部20cに形成された切り込み20dがノッチ15に重なっているから、曲げ部12及び表装シート20の折り曲げ作業が容易であるとともに、表装シート20の皺の発生を抑えることができる。
次に、折り返した代部13を本体部11の裏側に固定する。具体的には、代部13を位置決め凸部14に当てて、代部13を溶着やタッカーの針によって位置決め凸部14に止める。図7に示すように高さH1が高さH3より高いから、代部13を位置決め凸部14に当てることができる。また、図8に示すように高さH4が高さH2に等しく、代部13を位置決め凸部14に当てることができる。本体部11の裏側に位置決め凸部14が形成されており、位置決め凸部14の形状が代部13と曲げ部12の間の角に合致するから、代部13の位置決めを行いやすい。すなわち、作業者が基材10の本体部11の裏側を目視せずとも、手や指を本体部11の表側から裏側に回し込んで、代部13を位置決め凸部14に当てることができる。そのような位置決め凸部14に代部13を固定するから、代部13の取り付けが容易である。
図7に示すように、本体部11の角部11d以外の縁11c近傍では、位置決め凸部14の高さH1が代部13の段差の高さH3よりも大きいから、代部13を折り返した際に代部13を位置決め凸部14に当てることができ、代部13の取り付けが容易である。図8に示すように、位置決め凸部14の高さH2と代部13の段差の高さH4が等しいから、代部13を折り返した際に代部13を位置決め凸部14に当てることができ、代部13の取り付けが容易である。
この自動車内装品1はアームレストに利用される。具体的には、図13に示すように、自動車のドアトリム70の中央部にはアームレスト膨出部71が形成されており、そのアームレスト膨出部71が室内側へ膨出しており、自動車内装品1がアームレスト膨出部71の側面から上面を覆うようにしてアームレスト膨出部71に取り付けられる。
以上のような自動車内装品1及びその製造方法は、以下のような作用効果をもたらす。
(1) 代部13を折り返す前、曲げ部12と表装シート20が接着されていないから、曲げ部12を折り曲げて代部13を折り返す際に、曲げ部12に重なる表装シート20の部分20bが変形しやすく、その折り返し部分20bに皺が発生しない。表装シート20の折り返し部分20bに皺が発生したものとしても、その部分20bを伸ばして、皺を解消することができる。基材10の曲げ部12が表装シート20に接着されていないから、表装シート20の折り返し部分20bを変形させて、皺を伸ばす作業が容易である。
(2) 表装シート20がクッションシート21と表皮22の積層体であるから、表装シート20の表面に、つまり表皮22に表れるクッションシート21の波打ちを一定にすることができる。
(3) 自動車内装品1の表面の皺が抑えられるので、自動車内装品1と他の部材(例えば、ドアトリム70)を取り付けた際に、他部材の取り付けが安定する。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例について説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述した実施形態と同様である。また、以下に説明する各変形例を可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
図14の断面図に示すように、折り曲げられる前の曲げ部12の厚さが本体部11の厚さに等しい。代部13の厚さが本体部11の厚さに等しい。表装シート20の接着後、曲げ部12を本体部11の裏側へ折り曲げ、代部13及び表装シート20の周縁部20cを本体部11の裏側に折り返すと、図15の断面図に示すようになる。図14,図15では、本体部11の裏面11bに位置決め凸部が形成されておらず、代部13が本体部11の裏面11bに直接固定されている。勿論、位置決め凸部14が本体部11の裏面11bに凸設され、折り返された代部13が位置決め凸部14に当接して止められてもよい。
〔変形例2〕
図16の断面図に示すように、代部13の厚さが本体部11の厚さに等しい。凹部12aは、折り曲げられる前の曲げ部12の裏側の面に形成されている。凹部12aは、断面円弧状の凹部である。表装シート20の接着後、曲げ部12を本体部11の裏側へ折り曲げ、代部13及び表装シート20の周縁部20cを本体部11の裏側に折り返すと、図17の断面図に示すようになる。曲げ部12に凹部12aが形成されて、曲げ部12が薄いから、曲げ部12を折り曲げやすい。変形例1と同様に、代部13が本体部11の裏面11bに直接固定されていてもよいし、代部13が本体部11の裏面11bの位置決め凸部14に当てられて固定されていてもよい。
〔変形例3〕
図18の断面図に示すように、代部13の厚さが本体部11の厚さに等しい。凹部12aは、折り曲げられる前の曲げ部12の表側の面に形成されている。凹部12aは、断面円弧状の凹部である。表装シート20の接着後、代部13を本体部11の裏側に折り返す前、表装シート20のうち本体部11に接着された部分20aと代部13に接着された周縁部20cとの間の部分20bは、張っていてもよいし、撓んでいてもよい。
表装シート20の接着後、曲げ部12を本体部11の裏側へ折り曲げ、代部13及び表装シート20の周縁部20cを本体部11の裏側に折り返すと、図19の断面図に示すようになる。凹部12aによって曲げ部12の折り曲げが容易になる。表装シート20のうち本体部11に接着された部分20aと代部13に接着された周縁部20cとの間の部分20bは、引っ張られた状態で、曲げ部12に沿って弓なり状に曲げられている。
〔変形例4〕
以上の実施形態や変形例では、本発明に係る自動車内装品がアームレストトリムに適用されている。本発明に係る自動車内装品は、アームレストトリム以外にも、ドアトリム、ルーフライニング、サイドライニング、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、コンソールドアトリムその他各種の内装品に利用可能である。
1 自動車内装品
10 基材
11 本体部(基材の中央部)
11a 本体部の表側の面
11b 本体部の裏側の面
11d 本体部の角部
11e 本体部の角部以外の縁
12 曲げ部
12a 凹部
13 代部(基材の周縁部)
14 位置決め凸部
15 ノッチ
20 表装シート
20a 本体部に接着された部分
20b 本体部の縁を表側から裏側に乗り越えて曲げられた部分
20c 表装シートの周縁部
20d 切り込み
21 クッションシート
22 表皮
31,32 接着剤
70 ドアトリム(他の部材)

Claims (14)

  1. 基材と、前記基材の表側の面を被覆した表装シートと、を備える自動車内装品において、
    前記基材が、
    本体部と、
    前記本体部の縁から延出して、前記本体部の裏側に折り曲げられた曲げ部と、
    前記曲げ部に連結され、前記本体部の裏側に折り返された代部と、を有し、
    前記表装シートが前記本体部の表側の面に貼着され、前記表装シートの周縁部が前記本体部の縁からはみ出て前記本体部の裏側に折り返されて前記代部に貼着され、前記表装シートが前記曲げ部に対して非貼着状態であることを特徴とする自動車内装品。
  2. 前記本体部の角部において前記曲げ部及び前記代部にノッチが形成され、
    前記表装シートの周縁部のうち前記ノッチに重なる位置には切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車内装品。
  3. 前記曲げ部が前記表装シートに接していることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車内装品。
  4. 前記曲げ部が前記表装シートから離れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車内装品。
  5. 前記表装シートのうち前記本体部の角部を前記本体部の表側から裏側へ乗り越えるように折り曲げられた部分は、前記表装シートのうち前記本体部の角部以外の縁を前記本体部の表側から裏側へ乗り越えるように曲げられた部分よりも強く引っ張られていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の自動車内装品。
  6. 前記表装シートが第1接着剤によって前記本体部の表側の面に接着されているとともに、前記表装シートの周縁部が第2接着剤によって前記代部に接着され、前記第1接着剤及び前記第2接着剤が前記曲げ部を避けて形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の自動車内装品。
  7. 前記曲げ部が前記本体部よりも薄いことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の自動車内装品。
  8. 前記基材が、前記本体部の裏側の面に凸設された位置決め凸部を有し、
    前記代部が前記位置決め凸部に接して前記位置決め凸部に固定されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の自動車内装品。
  9. 前記表装シートが、前記基材側のクッションシートと、そのクッションシートに積層された表皮と、を有する請求項1から8の何れか一項に記載の自動車内装品。
  10. 前記自動車内装品が他の部材に取り付けられることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の自動車内装品。
  11. 表装シートを基材の表側の面の中央部に貼着するとともに、前記表装シートの周縁部を前記基材の表側の面の周縁部に貼着し、前記基材の表側の面のうち前記中央部と前記周縁部の間の部分を前記表装シートに貼着させず、
    前記基材を前記表装シートに貼着されていない部分で折り曲げて、前記基材の周縁部及び前記表装シートの周縁部を前記基材の中央部の裏側に折り返すことを特徴とする自動車内装品の製造方法。
  12. 前記基材の折り曲げ前に、前記基材の前記表装シートに貼着されていない部分であって表側の面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の自動車内装品の製造方法。
  13. 前記基材の周縁部及び前記表装シートに貼着されていない部分が前記基材の中央部よりも薄く、前記基材の周縁部の裏側の面と前記基材の中央部の裏側の面との間に段差があり、
    前記基材の中央部の裏側の面に位置決め凸部が凸設され、
    前記段差の高さが前記位置決め凸部の高さ以下であり、
    前記基材の折り曲げ後、前記基材の周縁部を前記位置決め凸部に当てて止めることを特徴とする請求項12に記載の自動車内装品の製造方法。
  14. 前記位置決め凸部は前記基材の中央部の角部における高さが前記基材の中央部の角部以外の縁における高さよりも低いことを特徴とする請求項13に記載の自動車内装品の製造方法。
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