JP6440460B2 - 車両用内装部品 - Google Patents

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本発明は、皮革貼り構造を有する車両用内装部品に関する。
この種の車両用内装部品としては、基材の表面を表皮付きクッションシートで被覆したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。表皮付きクッションシートは、天然皮革や合成皮革からなる表皮材と、この表皮材の裏側に設けられたクッション層とで構成され、表皮材と基材との間にクッション層を配置させた状態で基材の表面に貼り付けられる。
このような車両用内装部品では、一般的に、表皮付きクッションシートは、全面に亘って基材に貼り付けられている。また、上記の車両用内装部品では、表皮付きクッションシートの周縁部を基材の裏面側に巻き込むことにより、基材の端末部を見えないようにして美観の向上が図られることが多い。
実開平5−51630号公報
上述した車両用内装部品を製造するには、表皮付きクッションシートを基材の表面に位置合わせした上で貼り付ける作業を行うが、表皮付きクッションシートの全面を接着剤で基材の表面に貼り付けるため、表皮付きクッションシートを基材の表面に載置した後には接着剤の粘着性により同シートのスライドが制限されて位置調整することが困難であり、表皮付きクッションシートを基材に貼り付けるのに手間がかかる。
また、上述した車両用内装部品では、表皮付きクッションシートのうち基材の裏面側に巻き込まれる巻込み代が基材のコーナー部で折り重ねられるため、当該巻込み代にクッション層が在ると、当該巻込み代の折り重ねにより内装部品のうち側面から裏面にかけての部分に肉溜りが厚く形成されてしまう。そうなると、この肉溜りが車内における内装部品を装着する箇所周辺の部品と干渉し、当該内装部品を組み付け難くなる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基材への表皮付きクッションシートの貼付け作業を容易化し、且つ車両用内装部品の組付け性を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、巻込み代が薄くなるように表皮付きクッションシートの構成を工夫し、且つ、この表皮付きクッションシートを基材の表面に載置した後でも位置調整できるように同シートの貼付け部分を限定するようにした。
具体的には、本発明は、表皮材の裏側にクッション層を有する表皮付きクッションシートで基材の表面が被覆され、表皮付きクッションシートの周縁部が基材の端末部分を覆ってその基材の裏面側に巻き込まれた車両用内装部品を対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、基材が、意匠面の基体部分を構成する主体部と、主体部の周縁部から裏側に突出した側壁部とを備える構成とされている。表皮付きクッションシートのうち基材の側壁部を経て裏面側に巻き込まれる巻込み代、表皮材で構成されている。そして、第1の発明は、表皮付きクッションシートが、基材に対し、巻込み代のみを接着することで貼り付けられており、巻込み代が、基材の側壁部に直接貼り付けられていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車両用内装部品において、表皮付きクッションシートのクッション層が、当該クッション層の周縁部のみを表皮材に接着することにより、表皮材に固定されていることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明の車両用内装部品において、表皮付きクッションシートのクッション層の裏側には、基材の表面との間の摩擦係数が当該クッション層よりも低い裏打ち材が設けられていることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つの車両用内装部品において、基材が正面視で鋭角なコーナー部を有することを特徴とする。
第1の発明によれば、表皮付きクッションシートを基材に対し巻込み代だけの接着により貼り付けるようにしたので、基材への表皮付きクッションシートの貼付け作業では、表皮付きクッションシートを基材の表面に載置した後にも自由にスライドさせて位置調整することができる。これによって、表皮付きクッションシートの貼付け作業を容易化することができる。
さらに、第1の発明によれば、表皮付きクッションシートの巻込み代を表皮材で構成して、当該巻込み代にクッション層を有しないようにしたので、基材のコーナー部で当該巻込み代が折り重ねられてもそれによって形成される肉溜りの厚さが低減され、その肉溜りと車内における内装部品を装着する箇所周辺の部品との干渉を防止できる。これにより、車両用内装部品の組付け性を向上させることができる。
第2の発明によれば、クッション層についてその周縁部のみを表皮材に接着するようにしたので、表皮付きクッションシートのクッション性が損なわれるのを防止できる。このことについて詳述すると、クッション層のうち周縁部を除く部分、例えばその全面を表皮材に接着する場合には、その貼付け作業の際にクッション層の表面を表皮材側に押圧すると、それによって圧縮されたクッション層に接着剤が染み込んで、クッション層が潰れたまま元の状態に復帰しなくなることがある。そうなると、表皮付きクッションシートのクッション性が低下してしまう。これに対し、第2の発明によると、クッション層のうち周縁部を除く部分は、表皮材に接着されないので、表皮材の貼付け作業の際にクッション層が押し付けられても所望の状態に復帰させることができ、所望のクッション性を得ることができる。
第3の発明によれば、表皮付きクッションシートの裏面に基材表面を滑り易い裏打ち材を設けるようにしたので、表皮付きクッションシートを基材の表面に載置させた状態でスライドさせ易くなり、基材に対する表皮付きクッションシートの貼付け位置の調整がよりいっそう容易になる。
図1は、本発明の実施形態に係る加飾パネルが取り付けられた自動車のインストルメントパネルの略左半分を示す正面図である。 図2は、図1のII−II線における加飾パネルの断面図である。 図3(a)は、本発明の実施形態に係る加飾パネルを作製する工程のうち表皮材にクッション材を貼り付ける様子を示す断面図である。図3(b)は、本発明の実施形態に係る加飾パネルを作製する工程のうち表皮付きクッションシートを基材に貼り付ける様子を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態の変形例に係る加飾パネルの図3相当図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、或いはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
この実施形態では、本発明の車両用内装部品として、加飾パネルを例に挙げて説明する。図1は、自動車用のインストルメントパネル101の略左半分を示す正面図である。インストルメントパネル101の助手席側には、図1に示すように、グローブボックス103の上方で車幅方向に帯状に延びるパネル装着箇所105が形成されている。このパネル装着箇所105には、本実施形態に係る加飾パネル11が装着されて、自動車の内装に意匠的なアクセントを付与している。
図2は、図1のII−II線における加飾パネル11の断面図である。加飾パネル11は、上記パネル装着箇所に対応する帯状横長のパネルであって、図2に示すように、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)やポリプロピレン(PP)等からなる樹脂製の基材13と、柔軟性及びクッション性(弾力性)を有する表皮付きクッションシート15とを備え、基材13の表面が表皮付きクッションシート15で被覆された革貼り構造を有する。
基材13は、例えば射出成形で成形された一体物の成形品であって、車両後方に開口を向ける凹形状に形成されている。具体的には、基材13は、加飾パネル11の意匠面の基体部分を構成する主体部17と、この主体部17の周縁部から車両前方に向かって突出した環状の側壁部19とが一体に形成されてなり、車幅方向における一方側(図1に示す例では左側)に正面視で鋭角なコーナー部21を有する。
基材の主体部17のうち車両後方に臨む表面は、平坦であるか又は車室内側に凸面をなすように湾曲した形状に形成されている。この主体部17の裏面には、図示しないが、パネル装着箇所105の構造に係合する係合片が設けられている。加飾パネル11は、この係合片をパネル装着箇所105の構造に係合させることで、同箇所105に取り付けられる。
表皮付きクッションシート15は、加飾パネル11の意匠面を構成する表皮材23の裏側にクッション層25を有し、このクッション層25の裏側に裏打ち材27が設けられた3層構造に構成されている。3層構造のうちクッション層25と裏打ち材27とは、一体に設けられて、シート状のクッション材28を構成している。
この表皮付きクッションシート15は、クッション層25及び裏打ち材27を表皮材23と基材13との間に配置させた状態で、基材13に密着させて貼り付けられている。そして、表皮付きクッションシート15の周縁部は、基材13の端末部分、つまりは基材13の主体部17の外縁から側壁部19を覆って、基材13の裏面側に巻き込まれている。そのことで、基材13の端末部分を覆い隠して、加飾パネル11の見栄えを向上させている。
表皮材23は、天然皮革(本革)又は合成皮革からなる。そのうち合成皮革で表皮材23を構成する場合には、表皮材23の外表面に天然皮革の風合いを演出するためのシボ模様等が再現されている。また、この場合には、表皮材23に、パーツの縫い合わせを擬似的に再現したステッチラインが形成されていていることが好ましい。これによって、合成皮革製の表皮材23であっても、天然皮革を使用しているかのような外観を持たせて高級感を演出することができる。
この表皮材23は、基材13の主体部17及び側壁部19の外表面に対応するサイズよりも大面積に形成されている。また、クッション層25は、基材13の主体部17の外表面に相当する面積に形成されており、表皮材23のうち周縁部を除いた部分の裏面に設けられている。すなわち、表皮付きクッションシート15の周縁部、つまり基材13の裏面側に巻き込まれる巻込み代29は、表皮材23で構成されていて、クッション層25を有していない。これにより、基材13のコーナー部、特に鋭角なコーナー部21で巻込み代29が基材13の裏面側で折り重ねられても、それによって形成される肉溜りの厚さが低減され、その肉溜りとパネル装着部105周辺の部品との干渉を防止できる。
クッション層25は、ポリウレタン(PU:polyurethane)、ポリスチレン(PS:polystyrene)又はポリプロピレン(PP:polypropylene)等の発泡樹脂からなる。このクッション層25は、表皮材23に対し、当該クッション層25の周縁部のみを接着剤31で接着することにより固定されている。すなわち、クッション層25のうち周縁部を除いた部分は、表皮材23に接着されていない。
裏打ち材27は、ガーゼのような目の粗い平織りにした柔らかい布で構成されており、クッション層25の裏面全体に接着剤や同層の溶着等により貼り付けられている。この裏打ち材27と基材13表面との間の摩擦係数は、クッション層25と基材13表面との間の摩擦係数よりも小さい。そのことで、表皮付きクッションシート15は、基材13の表面に載置させた状態でスライドさせ易くなっている。
そして、表皮付きクッションシート15は、基材13に対し、表皮材23からなる巻込み代29のみを接着剤31で接着することにより貼り付けられている。すなわち、表皮付きクッションシート15は、基材13の側壁部19及び主体部17裏面だけに接着されている。このように基材13の表面を表皮付きクッションシート15で被覆することによって、加飾パネル11に車両内装として好適な意匠性を付与したり、高級感を高めたりすると共に、乗員が触れた際に好適な手触り感やクッション性を付与することができる。
次に、上記加飾パネル11を製造する方法について、図3(a),(b)を参照しながら説明する。図3(a)は、加飾パネル11を作製する工程のうち表皮材23にクッション材28を貼り付ける様子を示す断面図である。図3(b)は、加飾パネル11を作製する工程のうち表皮付きクッションシート15を基材13に貼り付ける様子を示す断面図である。
加飾パネル11を作製するには、予めクッション層25の裏面に裏打ち材27を貼り付けて作製したクッション材28と表皮材23とを所定の形状に切り出した状態で準備する。そして、まず、図3(a)に示すように、表皮材23の接着面、つまり巻込み代29を構成する部分23aとクッション層25の外周部に対応する部分23bとの裏面に、接着剤31をスプレー等の方法により塗布する。続いて、表皮材23の接着剤31を塗布した面に対し、クッション材28を、接着剤31の塗布面にクッション層25を向けた姿勢、つまり裏打ち材27とは反対側の面を当該塗布面に臨ませた状態で位置合わせした後に押し当てる。それにより、クッション層25の外周部のみを表皮材23に接着して、表皮付きクッションシート15を作製する。
次に、図3(b)に示すように、基材13の表面に対し、表皮付きクッションシート15を大まかに位置合わせして載置する。このとき、表皮付きクッションシート15のうちクッション層25に対応する部分は基材13に接着されないので、表皮付きクッションシート15は、基材13の表面に載置した後でも、自由にスライドさせて位置調整することができる。
そして、表皮付きクッションシート15の貼付け位置を精密に位置調整した後に、同シート15の巻込み代29を基材13の裏面側に巻き込んで、基材13の側壁部19に接着させる。この基材13への表皮付きクッションシート15の貼付け作業は、人が手作業で行っても、専用の機械や治具を用いて行ってもよい。以上の手順を行うことで、加飾パネル11を作製することができる。
−実施形態の効果−
この実施形態によると、基材13への表皮付きクッションシート15の貼付け作業において、表皮付きクッションシート15を基材13の表面に載置した後にも自由に位置調整できることから、基材13への表皮付きクッションシート15の貼付け作業を容易化できる。さらに、加飾パネル11がパネル装着箇所105の周辺部品と干渉するのを防止できるので、加飾パネル11の組付け性を向上させることができる。
また、この実施形態によると、クッション層25についてその周縁部のみを表皮材23に接着するようにしたので、クッション層25のうち周縁部を除く部分は、表皮材23の貼付け作業の際に表皮材23に押し付けられて圧縮されても、接着剤31の染込みがないのでクッション層25が潰れたままの状態にならず、所望の状態に復帰させることができる。これによって、表皮付きクッションシート15のクッション性が損なわれるのを防止できる。
<変形例>
図4は、上記実施形態の変形例に係る加飾パネル11を示す図2相当図である。この変形例の加飾パネル11は、2つのクッション層25,35が積層された構造を有する。具体的には、図4に示すように、基材13の主体部17に、車両前方に凹む凹陥部33が車幅方向に延びる凹溝状に形成されている。凹陥部33は、基材13の主体部17の周縁部を除く略全体に亘って設けられている。この凹陥部33内には、ポリウレタン(PU)、ポリスチレン(PS)又はポリプロピレン(PP)等の発泡樹脂からなるクッション層35が収容されている。
このクッション層35は、凹陥部33の深さと同一か又は略同一な厚さを有し、基材13のうち主体部17の周縁部、つまり凹陥部33を除く部分の表面と面一となるように形成されている。そして、表皮付きクッションシート15は、裏面の裏打ち材27を上記凹陥部33内のクッション層35に接触させた状態で、基材13の表面を被覆している。このように、加飾パネル11のうち凹陥部33に対応する部分には、基材13の凹陥部33内に収容されたクッション層35と、表皮付きクッションシート15のクッション層25とが積層されている。
この変形例によれば、加飾パネル11のクッション性をよりいっそう高めることができ、加飾パネル11に更なるソフトな手触り感を付与することができる。
なお、上記実施形態では、表皮付きクッションシート15は、表皮材23、クッション層25及び裏打ち材27からなる3層構造のシートであるとしたが、これに限らず、表皮付きクッションシート15は、表皮材23及びクッション層25のみで構成された2層構造のシートであってもよく、上記の3層に加えて同シート15に何らかの機能性を付与する層が設けられた4層以上の構造を有していてもよい。
また、上記実施形態では、クッション層25と表皮材23、及び表皮付きクッションシート15の巻込み代29と基材13とが接着剤31でそれぞれ接着されているとしたが、これに限らず、クッション層25と表皮材23、及び表皮付きクッションシート15の巻込み代29と基材13とは、両面テープ等のその他の接合材で接着されていても構わない。
また、上記実施形態では、表皮材23が天然皮革又は合成皮革からなるとしたが、これに限らず、表皮材23としては、種々の材質のものが実用化されており、例えば織布製や編布製などの皮革以外のものであってもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る車両用内装部品として、インストルメントパネル101に取り付けられる加飾パネル11を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、アームレストやコンソールボックスのリッド部品、メーターフード等のその他の車両用内装部品にも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲に限定されない。上記各実施形態が例示であり、それらの各構成要素の組合せに、さらに色々な変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲に属することは当業者に理解されるところである。
以上説明したように、本発明は、車両用内装部品について有用であり、特に、基材への表皮付きクッションシートの貼付け作業を容易化し、且つ車両用内装部品の組付け性を向上させることが要望される車両用内装部品に適している。
11 加飾パネル(車両用内装部品)
13 基材
15 表皮付きクッションシート
23 表皮材
25 クッション層
27 裏打ち材
29 巻込み代
31 接着剤

Claims (4)

  1. 表皮材(23)の裏側にクッション層(25)を有する表皮付きクッションシート(15)で基材(13)の表面が被覆され、前記表皮付きクッションシート(15)の周縁部が前記基材(13)の端末部分を覆って該基材(13)の裏面側に巻き込まれた車両用内装部品であって、
    前記基材(13)は、意匠面の基体部分を構成する主体部(17)と、該主体部(17)の周縁部から裏側に突出した側壁部(19)とを備え、
    前記表皮付きクッションシート(15)のうち前記基材(13)の前記側壁部(19)を経て裏面側に巻き込まれる巻込み代(29)は、前記表皮材(23)で構成され、
    前記表皮付きクッションシート(15)は、前記基材(13)に対し、前記巻込み代(29)のみを接着することで貼り付けられており、
    前記巻込み代(29)は、前記側壁部(19)に直接貼り付けられている
    ことを特徴とする車両用内装部品。
  2. 請求項1に記載された車両用内装部品において、
    前記表皮付きクッションシート(15)のクッション層(25)は、当該クッション層(25)の周縁部のみを前記表皮材(23)に接着することにより、前記表皮材(23)に固定されている
    ことを特徴とする車両用内装部品。
  3. 請求項1又は2に記載された車両用内装部品において、
    前記表皮付きクッションシート(15)のクッション層(25)の裏側には、前記基材(13)の表面との間の摩擦係数が当該クッション層(25)よりも低い裏打ち材(27)が設けられている
    ことを特徴とする車両用内装部品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された車両用内装部品において、
    前記基材(13)は、正面視で鋭角なコーナー部(21)を有する
    ことを特徴とする車両用内装部品。
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