JP2015009693A - 車両用内装部品、および車両用内装部品の製造方法 - Google Patents

車両用内装部品、および車両用内装部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表面の少なくとも一部が被覆部材で被覆された車両用内装部品を簡単に製造する。【解決手段】複数枚の要素部材を、縫い代が同じ側を向くように向かい合わせた状態で、縫い代の根元同士を縫合することによって被覆部材を形成する。そして、縫合された縫い代の何れか一方の縫い代には、少なくとも根元の部分に接着剤を塗布して、その根元の部分を内側にして、その一方の縫い代を他方の縫い代と共に折り返す。その後、縫い代が折り返された被覆部材を、基材の上に被覆する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両の車室内に装着されて、車室内に面する表面の少なくとも一部が被覆された車両用内装部品、および車両用内装部品を製造する技術に関する。
車両の車室内には、小物を収納するためのグローブボックスカバーや、運転者が肘掛けとして用いるアームレスト、運転者が車両用入力機器を操作するために手のひらを置くパームレストなど、様々な内装部品が搭載されている。これらの車両用内装部品は、今日では主に硬質樹脂材料によって形成されることが通常であるが、高級感を出すために、車両用内装部品の少なくとも一部の表面を、革や織布あるいは帆布などのように柔軟で高級感のあるシート状の別部材で被覆することがある。
これら車両用内装部品の被覆は、次のようにして行われる。先ず、硬質樹脂などで形成された被覆しようとする部材(以下、「基材」と呼ぶ)の形状に合わせて、シート状の部材を裁断することによって複数枚の小さな部材(以下、「要素部材」と呼ぶ)を用意し、それら要素部材を、表側同士が向かい合わせとなるように重ねて、被覆部材の端部を縫い合わせる。
その後、縫い合わせていない部分から要素部材を裏返して広げると、所望の3次元的な形状に縫合された被覆部材ができあがる。このときの要素部材を縫い合わせた縫い目は「インステッチ」と呼ばれる。また、要素部材が縫い合わされた部分の裏側には、2枚の要素部材の端部が向かい合わせになった部分(以下、「縫い代」と呼ぶ)が形成されるが、被覆部材の表側からは見えることはない。
続いて、要素部材が縫い合わされた被覆部材の裏側に接着剤を塗布した後、基材に被せて接着剤を硬化させることによって、被覆部材と基材とを接着する。このとき、縫い代を立たせたままにしておくと、被覆部材を基材に被せる作業の邪魔になる。
そこで、被覆部材を基材に被せる前に、縫い代を、縫い目(インステッチ)の部分でどちらか一方に倒した状態で、倒した方の被覆部材(実際には要素部材)に縫い代を縫い付けておく(特許文献1)。尚、倒した縫い代を被覆部材に縫い付けるための縫い目は、「アウトステッチ」と呼ばれる。
特開2007−210461号公報(段落0017、図7)
しかし、上述した従来から用いられている方法では、裁断した要素部材をインステッチで縫い合わせた後、更にアウトステッチで縫い代を被覆部材に縫い付ける必要があるため、車両用内装部品の製造に手間が掛かるという問題があった。
この発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、表面の少なくとも一部が被覆部材で被覆された車両用内装部品を簡単に製造することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用内装部品では、複数枚の要素部材を縫合して繋ぎ合わされた被覆部材が基材に被覆されており、それら複数枚の要素部材は、縫い代が同じ側(基材側)となるように向かい合わせた状態で、縫い代の根元で縫合されている。そして、縫合された縫い代の一方が根元の部分で折り返され、他方の縫い代が折り返された縫い代に重ねられた状態となっており、且つ、折り返された縫い代の少なくとも根元の部分には接着剤が塗布されている。このような被覆部材によって基材の表面の少なくとも一部が被覆されている。
また、本発明の車両用内装部品の製造方法では、複数枚の要素部材を、縫い代が同じ側を向くように向かい合わせた状態で、縫い代の根元同士を縫合することによって被覆部材を形成する。そして、縫合された縫い代の何れか一方の縫い代には、少なくとも根元の部分に接着剤を塗布して、その根元の部分を内側にして、その一方の縫い代を他方の縫い代と共に折り返す。その後、縫い代が折り返された被覆部材を、基材の上に被覆する。
こうすれば、一方の縫い代の根元の部分に塗布した接着剤によって、その一方の縫い代が折り返された状態に維持される。そして、他方の縫い代は折り返された縫い代に重なった状態となるので、縫合された縫い代の部分が倒れた状態となる。このため、縫い代を倒した状態とするために、アウトステッチで縫い付ける必要が無くなるので、車両用内装部品を簡単に製造することが可能となる。
また、上述した本発明の車両用内装部品においては、被覆部材の縫い代を収納する凹部を基材に設けることとしても良い。
こうすれば、被覆部材の縫い代が基材の凹部に収納されるので、縫い代の部分で被覆部材の表面が盛り上がることを抑制できる。また、縫い代が基材の凹部に収納される結果、基材に対して被覆部材が位置決めされるので、基材に被覆部材を被覆する作業を容易化することができる。
また、上述した本発明の車両用内装部品の製造方法においては、縫い代の根元の部分に塗布された接着剤の固化が終了する前に、被覆部材を基材の上に被覆することとしてもよい。
こうすれば、縫い代の根元の部分に塗布された接着剤が、縫い代を折り返した際に根元以外の部分に広がったとしても、折り返した縫い代が貼り付いて被覆部材の表面側(車室内に面する側)が突っ張ってしまうことがない。このため、表面に皺を生じさせることなく、基材に被覆部材を被覆することが可能となる。
本実施例の肘掛けの構成を示す説明図である。 本実施例の革張り処理のフローチャートである。 革製要素部材の端部を重ねて縫合することで革張用被覆部材を形成した様子を示す説明図である。 革張用被覆部材を治具にセットする様子を示す説明図である。 縫い代を倒れた状態にする様子を示す説明図である。 革張用被覆部材を基材に張り付ける様子を示す説明図である。 本実施例とは異なる方法で縫い代を倒した状態とする様子を示す説明図である。 本実施例の効果を概念的に示す説明図である。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために実施例について説明する。図1(a)には、一般的な車両の車室内の様子が示されている。車室内には種々の車両用内装部品が搭載されており、これらの中には、装飾などを目的として革張り処理が施されているものがある。革張り処理が施された車両用内装部品としては、図1(a)中にハッチングで示すように、座席に設けられた肘掛けや、運転者が車両用入力機器を操作するために手のひらを置くパームレスト、ダッシュボードを覆うカバー等を例示することができる。以下では、これらの中から肘掛け10を例にとって、革張り処理を施す手順について説明する。
図1(b)には、本実施例の肘掛け10の本体部分となり、革張り処理が施される基材11と、3枚の革製の小さな部材(革製要素部材)100a,100b,100cとが示されている。基材11は、樹脂を用いて肘掛け10の形状に形成されている。また、革製要素部材100aは、基材11の上面部分に対応して長方形状に形成され、革製要素部材100bおよび革製要素部材100cは、それぞれ基材11の側面部分に対応して台形状に形成されている。また、革製要素部材100a〜100cには縫い代が含まれている。そして、肘掛け10は、基材11に革製要素部材100a〜100cを貼り付ける革張り処理が施されることによって制作される。
図2には、本実施例の革張り処理のフローチャートが示されている。本実施例の革張り処理では、先ず始めに、3枚の革製要素部材100a〜100cを縫合することによって革張用被覆部材を形成する(S100)。
前述したように、革製要素部材100aは基材11の上面に対応し、革製要素部材100bおよび革製要素部材100cは、それぞれ基材11の側面に対応することから、このS100の処理では、革製要素部材100aの両側辺に沿って、革製要素部材100bおよび革製要素部材100cを縫合する。
図3(a)には、革製要素部材100aに対して、革製要素部材100bおよび革製要素部材100cが縫合された様子が示されている。革製要素部材100aと革製要素部材100bとの縫合は、革の表側同士を合わせて、革製要素部材100aの端部に設けられた縫い代と、革製要素部材100bの端部に設けられた縫い代とを縫い合わせる。また、革製要素部材100aと革製要素部材100cとの縫合も同様に、革の表側同士を合わせて、革製要素部材100aの端部の縫い代と、革製要素部材100cの端部の縫い代とを縫い合わせる。
この結果、2枚の革製要素部材(100aと100b、100aと100c)が縫合された縫い代の根元の位置には、縫い目102が形成される(図3(a)参照)。このため、革製要素部材100aに対して革製要素部材100bおよび革製要素部材100cを広げると、縫い目102を境に革製要素部材100a〜100cが折り曲げられて、革製要素部材100a〜100cの裏側では、縫い代104が突出した状態となる(図3(b)参照)。この突出した縫い代104は、革製要素部材100a〜100cの表側からは視認されないものの、革製要素部材100a〜100cを基材11に張り付ける際に邪魔になる。そこで、本実施例の革張り処理では、次のようにして縫い代104を倒れた状態にする。尚、以下では、縫合された革製要素部材100a〜100cを、まとめて革張用被覆部材100と称する。
先ず、図4(a)に示されるように、革張用被覆部材100の裏側を上方に向けた状態、すなわち、縫い代104を上方に突出させた状態で、革張用被覆部材100を治具の上にセットする(S102)。本実施例では、革張用被覆部材100の大きさと同程度の上面を有する台座が、治具として利用される。
図4(b)には、治具に載せられた革張用被覆部材100の断面図が示されている。革張用被覆部材100を治具の上に載せたら(S102)、図4(b)に示すように、2つの縫い代104の一側面にマスキングテープを貼り付ける(S104)。後述するように、本実施例の革貼り処理では、縫い代104の一側面を手やローラー等で押圧することで該縫い代104を倒れた状態とするが、S104の処理では、手やローラー等で押圧されることとなる側面にマスキングテープを貼り付ける。
こうして縫い代104の一側面にマスキングテープを貼り付けたら(図2のS104)、革張用被覆部材100の裏側の全体に接着剤を塗布する(S106)。この接着剤は、革張用被覆部材100を基材11に接着させるためのものである。ここでは、スプレーを用いて接着剤を噴霧することで、革張用被覆部材100の裏側に均一に接着剤を塗布する。図5(a)には、革張用被覆部材100の裏側の全体に接着剤が塗布された様子が示されている。もちろん、マスキングテープが貼り付けられた部分には、マスキングテープの上から接着剤が塗布されることとなる。
革張用被覆部材100の裏側の全体に接着剤を塗布したら(図2のS106)、縫い代104の根元に接着剤を塗布する(S108)。この接着剤は、縫い代104を倒れた状態にするためのものである。つまり、図3(b)を用いて前述したように、縫い代104が突出した状態のままでは、革張用被覆部材100を基材11に張り付ける際に邪魔になるので、縫い代104を倒れた状態にするための接着剤(以下では「縫い代用接着剤」という)を塗布する。
図5(b)には、縫い代104の根元に縫い代用接着剤が塗布された様子が示されている。図示されるように、縫い代用接着剤は、縫い代104の両側面のうち、マスキングテープが貼り付けられていない方の側面の根元に、縫い代104の長手方向に亘って塗布される。
こうして、縫い代104の根元に縫い代用接着剤を塗布したら(図2のS108)、S104の処理で貼り付けたマスキングテープを取り外す(S110)。そして、縫い代104のマスキングテープが取り外された側面、すなわち、接着剤が取り除かれた側面を押圧することで、縫い目102を境に縫い代104を倒した状態にする(S112)。
図5(c)には、縫い代104を縫い代用接着剤が塗布された側面側(図中、左側)へ倒した様子が示されている。このように縫い代104を倒した状態とすることで、縫い代104の根元が縫い代用接着剤によって革張用被覆部材100の裏側に接着されて、縫い代104が倒れた状態に維持される(図5(d)参照)。
尚、上述したように、縫い代104を倒れた状態とする際に押圧される側面からはマスキングテープを取り外すことによって接着剤が取り除かれるので、手やローラーが縫い代104に接着してしまうことを抑制できる。また、上述した説明では、革張用被覆部材100の裏側の全体に接着剤を塗布した後(図2のS106)、縫い代104の根元に縫い代用接着剤を塗布する(S108)ものとして説明した。しかし、これらの接着剤を塗布する処理は、何れの処理を先に行ってもよい。
こうして縫い代104を倒れた状態にしたら(S112)、革張用被覆部材100を伸ばしながら(裏側を)基材11に張り付ける(S114)。図6(a)には、革張用被覆部材100を基材11に張り付ける様子が示されている。図示されるように、革張用被覆部材100の裏側に形成された縫い代104は倒れた状態であることから、縫い代104が邪魔になることなく基材11に革張用被覆部材100を貼り付けることが可能となる。
また、図6(b)に示すように、基材11の縫い代104に対応する位置には、該縫い代104を収容する凹部11aが、表面を窪ませることにより形成されている。こうすると、革張用被覆部材100の表側が縫い代104によって持ち上げられることがなく、表側をより平坦にすることができる。
加えて、革張用被覆部材100を基材11に貼り付ける際に、裏面側の縫い代104が凹部11aに収容されることによって、基材11に対して革張用被覆部材100が位置決めされるので、革張りする作業がより一層容易となる。
もっとも、縫い代104を倒れた状態にするのであれば、図7(a)に示すように、縫い代104を倒した状態で革張用被覆部材100に縫い付けておく方法も考えられる。しかし、この場合は、上述した縫合処理(図2のS100、縫い目102)を行った上に、縫い代104を倒れた状態とするための縫合(図中、縫い目106。いわゆるアウトステッチ)をすることになるので手間が掛かってしまう。また、この縫合は縫い代104を倒しながら行うので、縫い目102と縫い目106との距離が大きくなりがちであり、図示されるように、縫い目106の位置から縫い代104の根元にかけて浮いた状態になり、美観が損なわれてしまう。
また、縫い代104を倒れた状態にする別の方法として、図7(b)に示すように、革張用被覆部材100の縫い代104に対向する部分(図中で粗いハッチングを施した部分、以下「対向部200」という)と、縫い代104とを両面テープで接着する方法も考えられる。しかし、両面テープは対向部200と比較して柔軟性が低いので、対向部200の柔軟性が両面テープによって制限されてしまう。さらに、対向部200は両面テープによって縫い代104に固定されるので、縫い代104に対する対向部200の移動量も制限されてしまう。これらの結果、革張りをする際に対向部200の周辺に皺が生じて、美観が損なわれてしまう。
これらの方法に対して、本実施例の革張り処理は、縫い代104の根元に縫い代用接着剤を塗布して縫い代104を倒すことで、縫い代104を倒れた状態にすることができるので、手間が掛からず作業性に優れる。また、縫い代104の根元を接着するので、図8に示すように、縫い代104の根元付近が浮いた状態になることを抑制することができ、美観を向上させることが可能となる。
また、縫い代用接着剤は縫い代104の根元に接着されるので、図8に実線の矢印で示すように、対向部分200の柔軟性が制限されることを抑制することができる。また、図8に破線の矢印で示すように、縫い代104に対する対向部分200の移動量が制限されることも抑制することができる。これらの結果、対向部200の周辺に皺が生じることを抑制して、美観を向上させることが可能となる。
さらに、縫い代用接着剤の固化が終了する前に(いわゆる生乾きの状態で)革張り処理を施すことで、上述の柔軟性をさらに高めることができるとともに、上述の移動量をより多く確保することができ、更に美観を向上させることが可能となる。
以上では、縫い代104の根元の部分を接着させるために、縫い代用接着剤が縫い代104の根元の部分に塗布されるものとして説明した。しかし、縫い代用接着剤は、必ずしも縫い代104の根元の部分に直接塗布する必要はない。縫い代104を倒した際に、縫い代用接着剤が縫い代104の根元に付着する態様で塗布されていればよい。例えば、縫い代104の根元から少し離れた位置に縫い代用接着剤を塗布し、縫い代104を倒した際に縫い代用接着剤が縫い代104の根元に入り込む態様であればよい。もちろん、このような場合であっても、上述したような効果を得ることができる。
10…肘掛け、 11…基材、 11a…凹部、
100…革張用被覆部材、 100a〜c…革製要素部材、
102…インステッチ、 104…縫い代、 106…アウトステッチ、
200…対向部

Claims (4)

  1. 車両の車室内に装着されて、該車室内に面する表面の少なくとも一部が被覆された車両用内装部品であって、
    シート状の要素部材が縫合によって繋ぎ合わされて、前記内装部品の前記表面の少なくとも一部を被覆する被覆部材と、
    前記被覆部材が被覆される基材と
    を備え、
    前記被覆部材は、
    前記要素部材の端部に設けられた縫い代と、他の前記要素部材の端部に設けられた縫い代とが、記基材の側に来るように向かい合わされた状態で、該縫い代の根元で縫合されており、
    前記縫合された縫い代の一方が前記根元の部分で折り返され、該折り返された縫い代に他方の該縫い代が重ねられていると共に、該折り返された縫い代の少なくとも根元の部分に接着剤が塗布された被覆部材である
    車両用内装部品。
  2. 請求項1に記載の車両用内装部品であって、
    前記基材には、前記被覆部材の前記縫い代を収納する凹部が形成されている
    車両用内装部品。
  3. 車両の車室内に装着されて、該車室内に面する表面の少なくとも一部が被覆された車両用内装部品の製造方法であって、
    端部に縫合のための縫い代が設けられた複数枚の要素部材を、該縫い代が同じ側を向くように向かい合わせた状態で該縫い代の根元同士を縫合することにより、該複数枚の要素部材が繋ぎ合わされた被覆部材を形成する第1の工程と、
    前記縫合された縫い代の何れか一方の少なくとも前記根元の部分に接着剤を塗布した後、該接着剤を塗布した該根元の部分を内側にして、該接着剤が塗布された一方の縫い代を他方の縫い代と共に折り返す第2の工程と、
    前記縫い代が折り返された前記被覆部材を、前記車両用内装部品の基材の上に被覆する第3の工程と
    を備える製造方法。
  4. 請求項3に記載の製造方法であって、
    前記第3の工程は、前記縫い代の前記根元の部分に塗布された前記接着剤の固化が終了する前に、前記被覆部材を前記基材の上に被覆する工程である
    製造方法。
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