JP2003212057A - 車両内装部材 - Google Patents

車両内装部材

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JP2003212057A
JP2003212057A JP2002013043A JP2002013043A JP2003212057A JP 2003212057 A JP2003212057 A JP 2003212057A JP 2002013043 A JP2002013043 A JP 2002013043A JP 2002013043 A JP2002013043 A JP 2002013043A JP 2003212057 A JP2003212057 A JP 2003212057A
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Kazunori Takahashi
和則 高橋
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状変化の大きい部位を有する基材の外表面
に、伸縮性の低い素材を材質とする表皮材を適切に貼込
み得るようにする。 【解決手段】 表皮材30は、基材20の外表面22に
おける形状の緩やかに変化する第1領域22aを被覆可
能な外郭形状を有する第1表皮片40と、該基材20の
外表面22における形状の急激に変化する第2領域22
bを被覆可能な外郭形状を有し、かつ前記第1表皮片4
0に端部接合される第2表皮片42とからなる。これら
第1表皮片40および第2表皮片42を端部接合したも
とで、該第1表皮片40を前記第1領域22aへ貼込む
と共に、該第2表皮片42を前記第2領域22bへ貼込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両内装部材に
係り、更に詳細には、形状変化の大きい部位を有する基
材の外表面に、伸縮性の低い素材を材質とする表皮材を
貼込むことで構成される車両内装部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】乗用車等における乗員室内には、例えば
図9に図示するように、インストルメントパネル12、
ピラーガーニッシュ14、ドアパネル16、また図示し
ないフロアコンソールやルーフパネル等、種々の車両内
装部材10が配設されている。これら車両内装部材10
は、乗員室内に露出した状態で装着されているため、そ
れ自体の形状や外観等が乗員室内の雰囲気および質感等
に大きな影響を及ぼすものとなっている。従って、殊に
高級グレードの車種に採用される車両内装部材10で
は、所要形状に予備成形した基材20の外表面に、本
革、合成皮革またはファブリック等の素材から形成され
た表皮材30を被着することで、当該車両内装部材10
の質感向上を図る方法が好適に採用されている。
【0003】ここで、前記基材20に対する表皮材30
の被着方法としては、インジェクション成形技術等に基
いて所要形状に該基材20を予備成形する一方、前述し
たシート状の素材を該基材20の外表面22より一回り
大きな外郭形状・サイズに裁断して前記表皮材30を形
成し、外表面22に接着剤等を塗布したもとで前記表皮
材30を貼込む方法が広く実施されている。なお、外表
面22からはみ出た表皮材30の端縁部分は、基材20
の裏側へ巻込むことで該表皮材30の端縁処理および剥
離防止が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基材20に
表皮材30を貼込んで構成される前記車両内装部材10
では、基材20が形状変化の大きい部位を有し、かつ表
皮材30が伸縮性の低い素材を材質としている場合、該
基材20の外表面22に貼込まれる当該表皮材30が該
外表面22の形状に追従できず、この表皮材30に部分
的な弛みや突っ張りが生ずる不都合があった。具体的
に、図9に図示したピラーガーニッシュ14を例に説明
すると、このピラーガーニッシュ14は全体形状が略
「イ」字形を呈しているため、図10に示すように、鋭角
的な分岐形状に形成された基材20の外表面22に、本
革や合成皮革等の伸縮性が低い素材を裁断した1枚の表
皮材30を貼込む際には、形状が急激に変化する挟部2
4に対応する表皮部位32が大きく伸張されてしまい、
場合によっては該表皮部位32に裂けが生じてしまう。
しかも、挟部24の形状変化が大きいため、1枚の表皮
材30では該挟部24を全体的に被覆できない不都合も
あった。
【0005】そこで、前述した不都合を回避するため
に、例えば図11に示すように、第1基体20Aおよび
第2基体20Bからなる分割組立タイプとして基材20
を構成し、第1基体20Aの外面に該基体20Aを被覆
し得る外郭形状・サイズに裁断形成した第1表皮片34
を貼込むと共に、第2基体20Bの外面に該基体20B
を被覆し得る外郭形状・サイズに裁断形成した第2表皮
片36を貼込み、その後に第1基体20Aと第2基体2
0Bとを連結する方法等が採用されていた。しかしなが
ら、このような分割組立タイプのピラーガーニッシュ1
4では、第1基体20Aを成形するための成形型および
第2基体20Bを成形するための成形型を夫々製作する
必要があるうえに、第1表皮片34を第1基体20Aに
貼込む際に使用される貼込治具および第2表皮片36を
第2基体20Bに貼込む際に使用される貼込治具を夫々
準備する必要があるから、設備費用が嵩んでコストアッ
プを招来する欠点を内在していた。また、第1基体20
Aと第2基体20Bとを連結して完成したピラーガーニ
ッシュ14では、第1表皮片34と第2表皮片36との
境界部分に隙間や段差等が形成され易く、却って質感低
下を招来することもあり得る。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、形状変化の大きい部位を有す
る基材の外表面に、伸縮性の低い素材を材質とする表皮
材を適切に貼込み得るようにした車両内装部材を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、形状変化の大きい部
位を有する基材の外表面に、伸縮性の低い素材を材質と
する表皮材を貼込むことで構成される車両内装部材にお
いて、前記表皮材は、前記基材の外表面における形状の
緩やかに変化する第1領域を被覆可能な外郭形状を有す
る第1表皮片と、該基材の外表面における形状の急激に
変化する第2領域を被覆可能な外郭形状を有し、かつ前
記第1表皮片に端部接合される第2表皮片とからなり、
前記第1表皮片および第2表皮片を端部接合したもと
で、該第1表皮片を前記第1領域へ貼込むと共に、該第
2表皮片を前記第2領域へ貼込むよう構成したことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る車両内装部材
につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら
以下説明する。なお後述する各実施例では、車両内装部
材として図9に示した略「イ」字形を呈するピラーガーニ
ッシュ14を例示して説明する。従って、図9〜図11
に基いて説明した従来技術の項で既出の部材および部位
と同一の部材・部位については、同一の符号を付すこと
とする。
【0009】
【第1実施例】図1は、本発明の第1実施例に係る車両
内装部材としてのピラーガーニッシュを、予備成形した
基材の外表面に表皮材を貼込む状態で示す概略斜視図、
図2は、基材に表皮材を貼込んで構成されるピラーガー
ニッシュの概略斜視図、図3は、図2のIII−III線断面
図である。第1実施例に係るピラーガーニッシュ14
は、単一部材として一体的に予備成形された基材20の
外表面に表皮材30を貼込むに際し、該表皮材30が部
分的に弛張することなく適切に貼込まれるよう構成した
ものである。
【0010】基材20は、ピラーガーニッシュ14の全
体形状を前提として略「イ」字形を呈する鋭角的な分岐形
状とされ、例えばインジェクション成形技術に基いて成
形された合成樹脂製の一体成形材である。すなわち基材
20は、略真直な逆樋状を呈する主幹部26aと、この
主幹部26aの略中間部位から鋭角的(概ね45度)に分
岐する逆樋状の副幹部26bとからなり、これら主幹部
26aおよび副幹部26bに挟まれて鋭角的な前記挟部
24が画成されている。これにより基材20の外表面2
2は、主幹部26aおよび副幹部26bの上面から側面
に沿って形状の緩やかに変化する第1領域22aと、形
状の急激に変化する前記挟部24に対応する第2領域2
2bとに、便宜的に区分されている。
【0011】表皮材30は、図1および図4(a)に示す
ように、基材20の外表面22において形状の緩やかに
変化する前記第1領域22aを全体的に被覆可能な外郭
形状に形成された第1表皮片40と、該外表面22にお
いて形状の急激に変化する前記第2領域22bを全体的
に被覆可能な外郭形状に形成された第2表皮片42とか
ら構成されている。これら第1表皮片40および第2表
皮片42は、例えば本革、合成皮革または合成樹脂等の
伸縮性が比較的低いシート状の素材を裁断して所要外郭
形状に形成したもので、基材20の外表面22に貼込む
に先立って例えばミシンにより端縁に沿って縫糸44で
縫製することで相互に縫合され、単一(1枚)の表皮材と
して取扱い得るようになっている(図4(b))。これによ
り、第1表皮片40および第2表皮片42の境界部に
は、両表皮片40,42の端縁40a,42a同士が当接
した所要幅の端縁当接部分46が形成されている(図4
(c))。なお、第1表皮片40に端部接合された第2表
皮片42は、基材20の外表面22への貼込み前では大
きく弛んだ状態となっている(図4(b))。
【0012】前記第1表皮片40および第2表皮片42
を縫合して単一化された表皮材30は、図1に示すよう
に、基材20の外表面22全体に接着剤48を薄く塗布
した後に、図示しない単一の貼込治具を使用したもと
で、該第1表皮片40を前記第1領域22aへ貼込むと
共に該第2表皮片42を前記第2領域22bへ貼込む。
ここで前述した如く、前記第1表皮片40が第1領域2
2aを全体的に被覆可能な外郭形状を有していると共
に、前記第2表皮片42が第2領域22bを全体的に被
覆可能な外郭形状を有しているから、当該表皮材30を
無理に引張ったり曲げたりすることなく貼込作業を行な
うことができ、表皮材30(第1表皮片40および第2
表皮片42)に部分的な弛みまたは突っ張りが生ずるこ
とが好適に防止される。
【0013】このような第1実施例に係るピラーガーニ
ッシュ14では、形状変化の大きい部位を有する基材2
0の外表面22に表皮材30を貼込むに際し、該表皮材
30の第1表皮片40および第2表皮片42に部分的な
弛張が殆ど生じないから、貼込まれた当該表皮材30に
皺または裂けが生ずることがない。そして、基材20を
一体成形タイプとし得るから基材成形用の成形型は一つ
だけ製作すればよく、また表皮材30も1枚タイプ(単
一タイプ)として取扱い得るから表皮貼込用の貼込治具
も一つだけ製作すればよくなり、これにより基材成形作
業および表皮材貼込作業が削減されると共に設備費用も
削減されて大幅なコストダウンが可能となる。
【0014】
【第2実施例】図5は、本発明の第2実施例に係る車両
内装部材としてのピラーガーニッシュを、予備成形した
基材の外表面に表皮材を貼込む状態で示す概略斜視図、
図6は、基材に表皮材を貼込んで構成されるピラーガー
ニッシュの概略斜視図、図7は、図6のVII−VII線断面
図である。第2実施例に係るピラーガーニッシュ14
は、単一部材として一体的に予備成形された基材20の
外表面に表皮材30を貼込むに際し、該表皮材30が部
分的に弛張することなく適切に貼込まれるよう構成する
と共に、該基材20に貼込まれた表皮材30が部分的に
突出しないようにして更なる質感向上を図るようにした
ものである。なお、第1表皮片40および第2表皮片4
2を縫合して構成される表皮材30は、前記第1実施例
のものと基本的に同一とされている。
【0015】すなわち第2実施例のピラーガーニッシュ
14では、更なる質感向上を図るために、図1〜図4に
示した第1実施例のピラーガーニッシュ14における基
材20を基本として、前記第1領域22aと前記第2領
域22bとの境界ラインに沿った溝部28を前記基材2
0の外表面22に凹設し、相互接合された前記第1表皮
片40および第2表皮片42の端縁当接部分46を前記
溝部28に整合させつつ、夫々の表皮片40,42を対
応の領域22a,22bへ貼込むようになっている。こ
こで、前記溝部28の深さ寸法は、前記端縁当接部分4
6の厚み(第1表皮片40および第2表皮片42の夫々
その厚みを合わせた厚み)と同等または若干大きくなる
ように設定され、また該溝部28の幅寸法は、該端縁当
接部分46の幅と同等または若干大きくなるように設定
されている。
【0016】前記第1表皮片40および第2表皮片42
を縫合して単一化された表皮材30は、図5に示すよう
に、基材20の外表面22全体に接着剤48を薄く塗布
したもとで、前記第1表皮片40および第2表皮片42
の端縁40a,42aからなる端縁当接部分46を前記
溝部28に整合させつつ、該第1表皮片40を前記第1
領域22aへ貼込むと共に該第2表皮片42を前記第2
領域22bへ貼込む。ここで前述した如く、前記第1表
皮片40が第1領域22aを全体的に被覆可能な外郭形
状を有していると共に、前記第2表皮片42が第2領域
22bを全体的に被覆可能な外郭形状を有しているか
ら、当該表皮材30を無理に引張ったり曲げたりするこ
となく貼込作業を行なうことができ、表皮材30(第1
表皮片40および第2表皮片42)に部分的な弛みまた
は突っ張りが生ずることが好適に防止される。
【0017】更に、前記端縁当接部分46が前記溝部2
8に収容されるので、該端縁当接部分46に対応した第
1表皮片40および第2表皮片42の境界部位が外方へ
突出しない。すなわち第1表皮片40および第2表皮片
42は、基材20の外表面22に沿って連続的かつ滑ら
かに延在するようになる。
【0018】このような第2実施例に係るピラーガーニ
ッシュ14では、第1実施例と同様に、形状変化の大き
い部位を有する基材20の外表面22に表皮材30を貼
込むに際し、該表皮材30の第1表皮片40および第2
表皮片42に部分的な弛張が殆ど生じないから、貼込ま
れた当該表皮材30に皺または裂けが生ずることがな
い。そして、基材20を一体成形タイプとし得るから基
材成形用の成形型は一つだけ製作すればよく、また表皮
材30も1枚タイプ(単一タイプ)として取扱い得るから
表皮貼込用の貼込治具も一つだけ製作すればよくなり、
これにより基材成形作業および表皮材貼込作業が削減さ
れると共に設備費用も削減されて大幅なコストダウンが
可能となる。しかも、基材20の外表面22へ貼込んだ
表皮材30は、端縁当接部分46に対応した第1表皮片
40および第2表皮片42の境界部位が外方へ突出しな
いから、より一層の質感向上を図り得る。
【0019】なお、基材20に貼込まれた表皮材30が
部分的に突出しないようにするには、例えば図8に示し
た差込み形態としてもよい。すなわち前記第2実施例で
は、図7に示すように、基材20の外表面22に凹設し
た溝部28の形状を、第1表皮片40および第2表皮片
42の端縁40a,42aにより形成された端縁当接部
分46が第2表皮片42の裏側へ折曲げた姿勢で好適に
収容し得るように設定してある。これに対して図8に示
した形態では、基材20の外表面22に凹設した溝部2
8に対し、端縁当接部分46を先端から差込み得るよう
になっている。このようにしても、前記端縁当接部分4
6が前記溝部28へ好適に収容されるので、該端縁当接
部分46に対応した第1表皮片40および第2表皮片4
2の境界部位が外方へ突出しない。
【0020】前述した各実施例では、車両内装部材10
としてピラーガーニッシュ14を例示したが、本願が対
象とする車両内装部材10はこれに限定されるものでは
ない。例えば、図9に示したインストルメントパネル1
2およびドアパネル16や、図示しないフロアコンソー
ルおよびルーフパネル等、形状変化の大きい部位を有す
る基材の外表面に表皮材を貼込んで構成される種々の車
両内装部材の全てが対象とされる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る車両内
装部材によれば、形状変化の大きい部位を有する基材の
外表面に表皮材を貼込むに際し、該表皮材を構成する第
1表皮片および第2表皮片に部分的な弛張が殆ど生じな
いから、貼込まれた当該表皮材に皺または裂けが生じな
い有益な効果を奏する。そして、基材成形用の成形型お
よび表皮材貼込み用の貼込治具を夫々一つずつ製作すれ
ばよく、基材成形作業および表皮材貼込作業が削減され
ると共に設備費用も削減されて大幅なコストダウンが可
能となる等の利点もある。
【0022】また、別の発明に係る車両内装部材によれ
ば、第1領域と第2領域との境界ラインに沿った溝部を
基材の外表面に凹設し、第1表皮片および第2表皮片の
端縁接合部分を前記溝部に収容させつつ表皮材の貼込み
を行なうようにしたので、端縁接合部分に対応した両表
皮片の境界部位が外方へ突出することがなく、前述した
各効果に加えて、更なる質感向上を図り得る効果をも奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車両内装部材として
のピラーガーニッシュを、予備成形した基材の外表面に
表皮材を貼込む状態で示す概略斜視図である。
【図2】基材に表皮材を貼込んで構成されるピラーガー
ニッシュの概略斜視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】(a)は、シート状の素材を所要形状に裁断して
形成した第1表皮片および第2表皮片を示す概略平面
図、(b)は、第1表皮片および第2表皮片を縫合して形
成された表皮材を示す概略平面図、(c)は、(b)のIV−
IV線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る車両内装部材として
のピラーガーニッシュを、予備成形した基材の外表面に
表皮材を貼込む状態で示す概略斜視図である。
【図6】基材に表皮材を貼込んで構成されるピラーガー
ニッシュの概略斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】第2実施例の変更例を示す概略断面図である。
【図9】車両内装部材としてのインストルメントパネ
ル、ピラーガーニッシュおよびドアパネルを示す車両乗
員室の部分斜視図である。
【図10】鋭角的な分岐形状に形成されて形状変化の大
きい部位を有する基材の外表面に、1枚の素材から形成
された表皮材を貼込む状態を示す概略斜視図である。
【図11】第1基体および第2基体からなる分割組立タ
イプに基材を構成したもとで、先ず第1基体の外面に第
1表皮片を貼込むと共に第2基体の外面に第2表皮片を
貼込み、次いで第1基体と第2基体とを連結することで
製造されるピラーガーニッシュを示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 基材 22 外表面 22a 第1領域 22b 第2領域 28 溝部 30 表皮材 40 第1表皮片 42 第2表皮片 46 端縁当接部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状変化の大きい部位を有する基材(20)
    の外表面(22)に、伸縮性の低い素材を材質とする表皮材
    (30)を貼込むことで構成される車両内装部材において、 前記表皮材(30)は、前記基材(20)の外表面(22)における
    形状の緩やかに変化する第1領域(22a)を被覆可能な外
    郭形状を有する第1表皮片(40)と、該基材(20)の外表面
    (22)における形状の急激に変化する第2領域(22b)を被
    覆可能な外郭形状を有し、かつ前記第1表皮片(40)に端
    部接合される第2表皮片(42)とからなり、 前記第1表皮片(40)および第2表皮片(42)を端部接合し
    たもとで、該第1表皮片(40)を前記第1領域(22a)へ貼
    込むと共に、該第2表皮片(42)を前記第2領域(22b)へ
    貼込むよう構成したことを特徴とする車両内装部材。
  2. 【請求項2】 前記第1領域(22a)と前記第2領域(22b)
    との境界ラインに沿った溝部(28)を前記外表面(22)に凹
    設し、相互接合された前記第1表皮片(40)および第2表
    皮片(42)の端縁当接部分(46)を前記溝部(28)に収容させ
    つつ、夫々の表皮片(40,42)を対応の領域(22a,22b)へ貼
    込むようにした請求項1記載の車両内装部材。
  3. 【請求項3】 前記第1表皮片(40)および第2表皮片(4
    2)は、夫々の端部同士を縫合することで相互に接合され
    る請求項1または2記載の車両内装部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110544A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Inoac Corp 表皮貼り込み装置
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