JP7293067B2 - 車両内装部材 - Google Patents

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Description

この発明は、表皮材を備えた部材と加飾部材とを組み合わせて構成される車両内装部材に関するものである。
インストルメントパネルは、その一部を構成するガーニッシュの端末をガーニッシュと別部材の縁取り部材によって縁取り処理することで、意匠性を向上することが行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のインストルメントパネルは、アッパーパネルにおける車幅方向に延在する逆段部の下側に、意匠面より奥側へ下がった取付面が形成され、この取付面にガーニッシュの上縁が取り付けられる。また、ガーニッシュの上縁は、意匠面より奥側に下がった段差となっており、この段差に嵌め合わせて、縁取り部材がアッパーパネルとガーニッシュとの間に設置されている。
特開2009-269578号公報
特許文献1のガーニッシュのように、基材の表面に緩衝材および表皮材とで覆ったソフトパッド成形品であると、縁取り部材が取り付けられる段差の角部で、緩衝材が表皮材や縁取り部材で潰されることなどによって、角部の形状がうまく整わないことがある。
本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、意匠面の見栄えがよい車両内装部材を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る車両内装部材は、
第1基材および該第1基材に重ねて車室側に配置された第1表皮材を有する第1部材と、
第2基材および該第2基材に重ねて車室側に配置された第2表皮材を有する第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間に配置される加飾部材と、を備え、
前記第1表皮材および前記第2表皮材は、軟質発泡体からなる層を有し、
前記第1部材は、車室に臨む第1意匠部と、該第1意匠部に連ねて形成されて、該第1意匠部と交差するように車室と反対側となる後方へ延びる第1保持部と、を有し、
前記第2部材は、車室に臨む第2意匠部と、該第2意匠部に連ねて形成されて、該第2意匠部と交差するように車室と反対側となる後方へ延びる第2保持部と、を有し、
前記第1基材には、前記第1意匠部と前記第1保持部とがなす角部における該第1意匠部側に、車室側となる前方へ張り出す第1突部が設けられ、
前記第1部材は、前記第1意匠部と前記第1保持部とがなす角部において前記第1突部によって前記第1表皮材の軟質発泡体を圧縮した状態で、該第1表皮材が該第1基材における前記第1意匠部側から前記第1保持部側にかけて貼り付けられ、
前記第2基材には、前記第2意匠部と前記第2保持部とがなす角部における該第2意匠部側に、車室側となる前方へ張り出す第2突部が設けられ、
前記第2部材は、前記第2意匠部と前記第2保持部とがなす角部において前記第2突部によって前記第2表皮材の軟質発泡体を圧縮した状態で、該第2表皮材が該第2基材における前記第2意匠部側から前記第2保持部側にかけて貼り付けられ、
前記加飾部材は、車室に露出する前面から該前面に連なる側面にかけてフィルムで覆われていると共に、前記第1保持部に固定されて、前記側面が前記第1保持部の前部と前記第2保持部の前部との間に挟まれた状態で組み付けられ、
前記第2保持部の前部は、後から前に向かうにつれて前記第1保持部から離れるように傾けて形成されて、前記第1保持部の前部と前記第2保持部の前部との間隔が、後から前に向かうにつれて広くなるように構成されていることを要旨とする。
本発明に係る車両内装部材によれば、意匠面の見栄えがよい。
本発明の実施例に係るインストルメントミッドパネルを前面側から示す概略斜視図である。 実施例のインストルメントミッドパネルを後面側から示す概略斜視図である。 実施例のインストルメントミッドパネルを分解して示す概略斜視図である。 実施例のインストルメントミッドパネルを上下方向に切断して示す端面図である。 図4のA部拡大図である。 実施例のインストルメントミッドパネルの組み立て過程を示す説明図であり、加飾部材へのフィルムの取り付けを示す。 実施例のインストルメントミッドパネルの組み立て過程を示す説明図であり、ロア部材への加飾部材の取り付けを示す。 実施例のインストルメントミッドパネルの組み立て過程を示す説明図であり、ロア部材とアッパ部材との組み付けを示す。 実施例のロア部材とアッパ部材との組み付けを示す要部説明図である。
次に、本発明に係る車両内装部材につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。実施例では、車両内装部材として、インストルメントパネルの中段部分を構成するインストルメントミッドパネル10を挙げて説明する。なお、実施例のインストルメントミッドパネル10は、運手席側のメーター周りを形成する部分となるパーツである。また、以下の説明では、インストルメントミッドパネル10において、車室Rに向く側となる意匠面側を前とし、インストルメントミッドパネル10を取り付ける車体に向く側を後と指称する。
図1および図2に示すように、インストルメントミッドパネル10は、インストルメントミッドパネル10の下側の意匠面を構成するロア部材(第1部材)12と、インストルメントミッドパネル10の上側の意匠面を構成するアッパ部材(第2部材)14とを備えている。また、インストルメントミッドパネル10は、ロア部材12とアッパ部材14との間に、ロア部材12およびアッパ部材14の意匠面と風合いが異なる意匠面を構成する加飾部材16が配置されている。インストルメントミッドパネル10では、ロア部材12の意匠面とアッパ部材14の意匠面との間に、加飾部材16の前面(意匠面)が、左右方向に延びるように露出するようになっている。
図4に示すように、ロア部材12は、ロア基材(第1基材)18と、ロア基材18に重ねて車室R側に配置されたロア表皮材(第1表皮材)20とを有し、複数の素材が積層された板状体である。また、ロア部材12の形状は、車室Rに臨むロア意匠部(第1意匠部)22と、ロア意匠部22に連ねて形成されて、ロア意匠部22と交差するように車室Rと反対側となる後方へ延びるロア保持部(第1保持部)24とを有する三次元的なものになっている。実施例のロア部材12は、板面がなだらかに湾曲しつつ上下および左右に延びるロア意匠部22の上部から、ロア保持部24が後方へ折れ曲がるように形成されて、ロア保持部24が前後方向に延びている。
図4に示すように、ロア基材18は、板面がなだらかに湾曲しつつ上下および左右に延びるロア意匠部22を構成する意匠部分と、該意匠部分の上部に連ねて形成されて、ロア意匠部22から後方へ延びるロア保持部24を構成する保持部分とを有している。ロア表皮材20は、ロア基材18の意匠部分の前面を覆うと共に、意匠部分の上縁から折れ曲がって保持部分の上面にかけて覆うように、ロア基材18に貼り付けられている。なお、ロア表皮材20は、ロア保持部24の前側から後側に向かう途中位置まで配置されている。従って、ロア保持部24の後部は、ロア表皮材20で覆われず、ロア基材18が露出している。また、ロア表皮材20は、ロア基材18の意匠部分の下縁および左右の側縁から意匠部分の後面に巻き掛けて、後面に貼り付けられる端末処理が行われている。
図4に示すように、アッパ部材14は、アッパ基材(第2基材)28と、アッパ基材28に重ねて車室R側に配置されたアッパ表皮材(第2表皮材)30とを有し、複数の素材が積層された板状体である。また、アッパ部材14の形状は、車室Rに臨むアッパ意匠部(第2意匠部)32と、アッパ意匠部32に連ねて形成されて、アッパ意匠部32と交差するように車室Rと反対側となる後方へ延びるアッパ保持部(第2保持部)34とを有する三次元的なものを基本としている。実施例のアッパ部材14は、板面がなだらかに湾曲しつつ上下および左右に延びるアッパ意匠部32の下部から、アッパ保持部34が後方へ折れ曲がるように形成されて、アッパ保持部34が前後方向に延びている。インストルメントミッドパネル10において、ロア保持部24とアッパ保持部34とが、間をあけて対面して配置されている(図5参照)。
図4に示すように、アッパ基材28は、板面がなだらかに湾曲しつつ上下および左右に延びるアッパ意匠部32を構成する意匠部分と、該意匠部分の下部に連ねて形成されて、アッパ意匠部32から後方へ延びるアッパ保持部34を構成する保持部分とを有している。アッパ表皮材30は、アッパ基材28の意匠部分の前面を覆うと共に、意匠部分の下縁から折れ曲がって保持部分の下面にかけて覆うように、アッパ基材28に貼り付けられている。なお、アッパ表皮材30は、アッパ保持部34の前側から後側に向かう途中位置まで配置されている。従って、アッパ保持部34の後部は、アッパ表皮材30で覆われず、アッパ基材28が露出している。また、アッパ表皮材30は、アッパ基材28の意匠部分の上縁および左右の側縁から意匠部分の後面に巻き掛けて、後面に貼り付けられる端末処理が行われている。
ロア基材18およびアッパ基材28は、意匠部分および保持部分等の各部が一体的に形成された樹脂成形品である。ロア基材18およびアッパ基材28としては、例えば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などの硬質な合成樹脂が用いられる。ロア基材18およびアッパ基材28は、ロア部材12またはアッパ部材14に加わる荷重を支持するようになっている。ロア表皮材20およびアッパ表皮材30は、塩化ビニル(PVC)などの柔軟性を有する表地20a,30aと、ポリウレタンフォームやポリオレフィン系フォーム等の軟質発泡体などの弾力性を有する裏地20b,30bとを組み合わせた積層体が用いられる。ロア表皮材20およびアッパ表皮材30は、厚み方向に押した際に圧縮変形可能であり、圧縮された状態から元の形状に戻ろうとする弾力性を有し、ロア部材12またはアッパ部材14の意匠面にソフトな風合いを与えるものである。
図4および図5に示すように、ロア基材18には、ロア意匠部22とロア保持部24とがなす角部におけるロア意匠部22側に、車室R側となる前方へ張り出すロア突部(第1突部)26が設けられている。ロア突部26は、ロア基材18における意匠部分の上縁に左右方向に亘って形成されている。ロア部材12は、ロア突部26によってロア表皮材20の裏地(軟質発泡体)20bを圧縮した状態で、ロア表皮材20がロア基材18におけるロア意匠部22側からロア保持部24側にかけて貼り付けられている。ロア部材12は、ロア意匠部22におけるロア突部26の前側(意匠面側)でロア表皮材20の裏地20bを圧縮するだけでなく、ロア保持部24の前部24aにおいてもロア表皮材20の裏地20bを圧縮した状態で取り付けられている。このように、ロア部材12は、ロア意匠部22およびロア保持部24が連なる角部において、ロア表皮材20の裏地20bを圧縮した状態にしてある。
図4および図5に示すように、アッパ基材28には、アッパ意匠部32とアッパ保持部34とがなす角部におけるアッパ意匠部32側に、車室R側となる前方へ張り出すアッパ突部(第2突部)36が設けられている。アッパ突部36は、アッパ基材28における意匠部分の下縁に左右方向に亘って形成されている。アッパ部材14は、アッパ突部36によってアッパ表皮材30の裏地(軟質発泡体)30bを圧縮した状態で、アッパ表皮材30がアッパ基材28におけるアッパ意匠部32側からアッパ保持部34側にかけて貼り付けられている。アッパ部材14は、アッパ意匠部32におけるアッパ突部36の前側(意匠面側)でアッパ表皮材30の裏地30bを圧縮するだけでなく、アッパ保持部34の前部34aにおいてもアッパ表皮材30の裏地30bを圧縮した状態で取り付けられている。このように、アッパ部材14は、アッパ意匠部32およびアッパ保持部34が連なる角部において、アッパ表皮材30の裏地30bを圧縮した状態にしてある。
図3~図5に示すように、加飾部材16は、車室Rに前面がモール状に臨む加飾意匠部16aと、加飾意匠部16aから後方へ延びるように形成された加飾固定部16bとを備えている。加飾意匠部16aは、前面が車室Rに臨むと共に側面がロア保持部24およびアッパ保持部34に接するようになっている。また、加飾意匠部16aは、ロア保持部24に接する下面が、加飾固定部16bよりも下方へ張り出すように形成されると共に、アッパ保持部34に接する上面が、加飾固定部16bよりも上方へ張り出すように形成されている。加飾意匠部16aは、車室Rに臨む前面から該前面に連なる側面にかけて、加飾フィルム(フィルム)Fで覆われている。加飾フィルムFは、その端末が、加飾意匠部16aの下面および上面から加飾固定部16b側(後方)へ延びると共に加飾意匠部16aから離れて延長されている。実施例では、加飾意匠部16aにおいて加飾フィルムFで覆われる側面が、ロア保持部24に接する下面およびアッパ保持部34に接する上面である。加飾フィルムFとしては、例えば、加飾意匠部16aの前面に光沢を付与するメッキ調など、加飾意匠部16aに所定の機能を付加する合成樹脂製フィルムが用いられる。加飾フィルムFは、3次元表面加飾成形(TOM成形)などによって、加飾意匠部16aの形状に合わせて成形して、加飾意匠部16aに貼り付けられている。
図4および図5に示すように、加飾部材16は、加飾固定部16bがロア保持部24に固定されて、加飾意匠部16aにおける加飾フィルムFで覆われた側面が、ロア保持部24とアッパ保持部34との間に挟まれた状態で組み付けられている。ロア保持部24には、該ロア保持部24を構成するロア基材18からアッパ保持部34(上方)に向けて突出する取付片38が一体的に形成されている。加飾部材16には、取付片38を挿通可能な取付孔40が、加飾固定部16bを上下方向に貫通するように形成されている。加飾部材16は、ロア基材18から上方へ突出する取付片38を、加飾部材16に形成された取付孔40に通して、ロア保持部24に重ねて取り付けられている。図5に示すように、加飾部材16は、取付孔40に通した取付片38を熱で溶かして潰して、リベットのようにカシメることで抜け止めされている。このように、加飾部材16は、ロア部材12のロア保持部24に固定されて、アッパ部材14のアッパ保持部34とは接するだけである。
図5に示すように、加飾部材16は、加飾意匠部16aの加飾フィルムFで覆われた下面が、ロア表皮材20で覆われたロア保持部24の前部24aに接するように設置される。また、加飾部材16は、加飾意匠部16aの加飾フィルムFで覆われた上面が、アッパ表皮材30で覆われたアッパ保持部34の前部34aに接するように設置される。アッパ保持部34の前部34aは、後から前に向かうにつれてロア保持部24から離れるように傾けて形成されている。そして、インストルメントミッドパネル10は、ロア保持部24の前部24aとアッパ保持部34の前部34aとの間隔が、後から前に向かうにつれて広くなるように構成されている。従って、加飾部材16は、加飾意匠部16aの上下の面が、ロア保持部24の前部24aとアッパ保持部34の前部34aとの間において広くなった部分で挟まれている。
図4に示すように、ロア基材18は、ロア意匠部22を構成する後面(ロア基材18の意匠部分後面)から後方へ向けて突出する係合リブ42を備えている。係合リブ42の先端には、係合クリップ(係合部)44が取り付けられている。アッパ基材28は、アッパ保持部34の後端(アッパ基材28における保持部分の後端)から、ロア意匠部22を構成するロア基材18の後面(ロア基材18の意匠部分後面)に相対するように延びる設置部46を備えている。設置部46には、係合クリップ44を嵌合可能な係合受部48が、設置部46を前後方向に貫通するように形成されている。そして、ロア部材12およびアッパ部材14は、ロア意匠部22と設置部46とを前後に重ねて配置して、係合クリップ44を係合受部48に嵌め合わせて、互いに組み付けられている。このように、ロア部材12およびアッパ部材14は、係合クリップ44と係合受部48とを前後方向(組み付け方向に沿う仮想ラインL)に相対的に移動させることで組み付けられる。このとき、ロア部材12のロア保持部24に固定された加飾部材16が、後端からアッパ保持部34と重なるように相対的に移動する。
図4に示すように、ロア保持部24の前部24aは、加飾部材16の加飾意匠部16aの下面に接する部位を通る接線S1が、係合クリップ44を係合受部48に差し込む際の組み付け方向に沿う仮想ラインLに対して、前側に向けてわずかに上方へ傾くように形成されている。アッパ保持部34の前部34aは、加飾部材16の加飾意匠部16aの上面に接する部位を通る接線S2が、係合クリップ44を係合受部48に差し込む際の組み付け方向に沿う仮想ラインLに対して、接線S1よりも前側に向けて急な角度で上方へ傾くように形成されている。このように、ロア保持部24の前部24aは、仮想ラインLに近い傾きのライン上に延びるように形成されている。これに対して、アッパ保持部34の前部34aは、後から前に向かうにつれてロア保持部24の前部24aから離れるように、仮想ラインLと交差する斜めライン上に形成されている。なお、加飾部材16は、加飾固定部16bよりも加飾意匠部16aの上下寸法が大きく形成されている。
図5に示すように、アッパ保持部34の前部34aおよびアッパ保持部34の前部34aに接する加飾部材16における加飾意匠部16aの上面は、前後に重ねて組み付けられる。また、加飾部材16における加飾意匠部16aの上面によって、アッパ保持部34の前部34aを覆うアッパ表皮材30を押さえ付けるように組み付けられている。なお、加飾部材16およびアッパ保持部34は、加飾部材16における加飾意匠部16aの上面で、アッパ保持部34の前部34aを覆うアッパ表皮材30を押さえ付けて、アッパ表皮材30を圧縮するように組み付けられている。ロア部材12およびアッパ部材14を前記組み付け方向へ相対的に移動した際に、アッパ保持部34において後から前に向かうにつれて上方傾斜する前部34aと、加飾意匠部16aの上面とを、前後方向に重ねるようにしている。
次に、加飾部材16、ロア部材12およびアッパ部材14の組み付けについて説明する。まず、射出成形等で得られた加飾部材16に、加飾フィルムFを貼り付ける。シート状の加飾フィルムFを、TOM成形や真空成形や圧空成形などによって加飾意匠部16aの形状に合わせて成形しつつ、加飾意匠部16aの前面から、上下面を含む側面にかけて貼り付ける(図6(a)参照)。加飾意匠部16aからはみ出した加飾フィルムFの余剰部分を、カッタ等で切断して取り除く(図6(b)および(c)参照)。実施例における加飾フィルムFの端末は、加飾固定部16bよりも上下に張り出すように形成された加飾意匠部16aから加飾固定部16b側(後方)に指向すると共に加飾意匠部16aから離して延長されている。実施例のインストルメントミッドパネル10は、加飾意匠部16aをアッパ部材14とロア部材12とで挟み込む構成のため、加飾フィルムFの端末カットに厳しい加工精度を必要としない。
射出成形等で得られたロア基材18に、ロア表皮材20を貼り付ける。このとき、ロア基材18における意匠部分および保持部分が連なる角部において、ロア表皮材20の裏地20bをロア突部26で押さえて圧縮し、該角部においてロア表皮材20の裏地20bを圧縮した状態で取り付ける。同様に、射出成形等で得られたアッパ基材28に、アッパ表皮材30を貼り付ける。このとき、アッパ基材28における意匠部分および保持部分が連なる角部において、アッパ表皮材30の裏地30bをアッパ突部36で押さえて圧縮し、該角部においてアッパ表皮材30の裏地30bを圧縮した状態で取り付ける。
次に、加飾フィルムFを貼った加飾部材16をロア部材12に取り付ける。具体的には、ロア保持部24から上方へ延びる取付片38を、加飾部材16の加飾固定部16bに上下に貫通する取付孔40に通して、加飾部材16をロア保持部24の上側に配置する(図7(a)参照)。取付孔40から上方に突出した取付片38を溶かして、溶かした取付片38により加飾固定部16bを抜け止めすることで、加飾部材16をロア保持部24に固定する(図7(b)参照)。このとき、加飾意匠部16aは、加飾フィルムFが貼り付けられた下面が、ロア保持部24の前部24aを覆うロア表皮材20の上に置かれる。実施例の加飾意匠部16aは、加飾フィルムFが貼り付けられた下面で、ロア保持部24の前部24aを覆うロア表皮材20を圧縮するように組み付けられる。
次に、加飾部材16が取り付けられたロア部材12と、アッパ部材14とを組み付ける。ロア部材12をアッパ部材14における設置部46の前側に配置して、ロア部材12とアッパ部材14とを近づけるように前後方向に移動し、ロア部材12の係合クリップ44を設置部46の係合受部48に嵌め合わせる(図8参照)。ロア部材12の係合クリップ44が設置部46の係合受部48に嵌まることで、ロア部材12とアッパ部材14とが組み付けられる(図4参照)。これにより、加飾部材16の加飾意匠部16aの上面がアッパ保持部34の前部34aに接した状態で、加飾意匠部16aの前面がロア部材12のロア意匠部22とアッパ部材14のアッパ意匠部32との間から露出するように組み合わさる(図5参照)。
ロア部材12とアッパ部材14とを組み付けるときのアッパ部材14と加飾部材16との関係を説明する。ロア部材12をアッパ部材14における設置部46の前側に配置して、ロア部材12とアッパ部材14とを近づけるように前後方向に移動すると、加飾部材16の加飾固定部16b側からアッパ保持部34の下側に重なる(図9(a)参照)。ここで、アッパ保持部34の前部34aは、車室R側に広くなるように傾斜しているので、加飾部材16の加飾固定部16bと擦れ合わない。更に、加飾部材16が、アッパ保持部34の下側に移動しても、アッパ保持部34において後から前に向かうにつれて上方傾斜する前部34aに、加飾固定部16bよりも上方へ張り出した加飾意匠部16aの上面が前側から近づいて、アッパ保持部34の前部34aに加飾意匠部16aの上面が擦れ合うことはない(図9(b)参照)。そして、係合クリップ44が係合受部48に嵌まることで、加飾部材16の加飾意匠部16aの上面がアッパ保持部34の前部34aに接してアッパ保持部34の前部34aを覆うアッパ表皮材30を押して圧縮するが(図5参照)、ロア部材12とアッパ部材14との組み付けの途中で、アッパ保持部34の前部34aと加飾フィルムFで覆われた加飾意匠部16aの上面とが擦れ合うことはない。
インストルメントミッドパネル10は、アッパ部材14のアッパ意匠部32や設置部46から後方へ延びるように形成された係合クリップ44を、車体側の図示しない係合受部に嵌め込んで、車体に取り付けられる。実施例では、インストルメントミッドパネル10を車体に取り付ける係合クリップ44は、ロア部材12をアッパ部材14に取り付ける係合クリップ44と同じものが用いられている。
ロア部材12では、ロア意匠部22とロア保持部24とがなす角部においてロア突部26によってロア表皮材20の裏地20b(軟質発泡体)を圧縮した状態で、ロア表皮材20がロア基材18におけるロア意匠部22側からロア保持部24側にかけて貼り付けられている。これにより、ロア意匠部22とロア保持部24とがなす角部を覆うロア表皮材20が、シャープな角を形成するようにでき、ロア意匠部22の上縁をきれいに仕上げることができる。また、ロア意匠部22とロア保持部24とがなす角部においてロア表皮材20がシャープな角を形成しているので、加飾部材16の加飾意匠部16aをロア表皮材20で隠すような見栄えの悪化を避けることができる。ロア部材12とアッパ部材14とは別々の部材であるので、ロア意匠部22からロア保持部24にかけてロア表皮材20を貼り付ける作業において、ロア表皮材20の貼り付け具合を簡単に調整できる。
同様に、アッパ部材14では、アッパ意匠部32とアッパ保持部34とがなす角部においてアッパ突部36によってアッパ表皮材30の裏地30b(軟質発泡体)を圧縮した状態で、アッパ表皮材30がアッパ基材28におけるアッパ意匠部32側からアッパ保持部34側にかけて貼り付けられている。これにより、アッパ意匠部32とアッパ保持部34とがなす角部を覆うアッパ表皮材30が、シャープな角を形成するようにでき、アッパ意匠部32の下縁をきれいに仕上げることができる。また、アッパ意匠部32とアッパ保持部34とがなす角部においてアッパ表皮材30がシャープな角を形成しているので、加飾部材16の加飾意匠部16aをアッパ表皮材30で隠すような見栄えの悪化を避けることができる。ロア部材12とアッパ部材14とは別々の部材であるので、アッパ意匠部32からアッパ保持部34にかけてアッパ表皮材30を貼り付ける作業において、アッパ表皮材30の貼り付け具合を簡単に調整できる。
インストルメントミッドパネル10は、アッパ保持部34の前部34aが、後から前に向かうにつれてロア保持部24から離れるように傾けて形成されて、ロア保持部24の前部24aとアッパ保持部34の前部34aとの間隔が、後から前に向かうにつれて広くなるように構成されている。アッパ部材14およびロア部材12を組み付ける際に、アッパ保持部34の前部34aと加飾部材16において加飾フィルムFで覆われた加飾意匠部16aの上面とを擦れ難くすることができる。従って、加飾部材16をインストルメントミッドパネル10に取り付ける前に、加飾意匠部16aに加飾フィルムFを予め貼り付けておくことができる。また、加飾フィルムFで覆われた加飾意匠部16aの上面がアッパ保持部34と擦れ難いので、加飾意匠部16aの前面からアッパ保持部34で隠される上面にかけて加飾フィルムFで覆うことができ、加飾フィルムFの端縁が車室Rに露出することがなく、インストルメントミッドパネル10の見栄えを向上し得る。しかも、加飾意匠部16aへの加飾フィルムFの貼り付けでは、加飾フィルムFの余剰部分のカットで厳しい精度を必要とされないため、加飾フィルムFの余剰部分のカットを容易にできる。
加飾部材16は、ロア部材12のロア保持部24を構成するロア基材18からアッパ部材14のアッパ保持部34に向けて突出する取付片38を、加飾固定部16bに形成された取付孔40に通して、ロア保持部24に重ねて取り付けられている。このように、加飾部材16は、ロア部材12に取り付ける際に、ロア保持部24に沿って移動させるのではなく、ロア保持部24の上に置くように重ねる構成であることで、加飾意匠部16aに貼り付けた加飾フィルムFがロア保持部24と擦れて剥がれることを防止できる。従って、加飾部材16をインストルメントミッドパネル10に取り付ける前に、加飾意匠部16aに加飾フィルムFを予め貼り付けておくことができる。また、加飾部材16の取り付けに際してロア保持部24と擦れ合わないので、加飾意匠部16aの前面からロア保持部24で隠される下面にかけて加飾フィルムFで覆うことができ、加飾フィルムFの端縁が車室Rに露出することがなく、インストルメントミッドパネル10の見栄えを向上し得る。
アッパ保持部34の前部34aおよびアッパ保持部34の前部34aに接する加飾部材16の上面が、前後に重ねて組み付けられる。そして、アッパ保持部34の前部34aは、ロア部材12およびアッパ部材14の組み付け方向と交差する方向に延びるように形成されている。これにより、ロア部材12およびアッパ部材14の組み付けに際して、アッパ保持部34の前部34aと加飾部材16において加飾フィルムFで覆われた加飾意匠部16aの上面とを擦れ難くすることができる。更に、加飾部材16およびアッパ保持部34は、アッパ保持部34の前部34aに接する加飾部材16の上面でアッパ保持部34の前部34aを覆うアッパ表皮材30を押さえ付けるように組み付けられているので、加飾フィルムFの端部の剥がれを防止できる。
ロア保持部24の前部24aは、ロア表皮材20が、裏地20bを圧縮した状態でロア基材18に貼り付けられているので、ロア意匠部22とロア保持部24とがなす角部を覆うロア表皮材20が、よりシャープな角を形成するようにでき、ロア意匠部22の上縁をきれいに仕上げることができる。これにより、インストルメントミッドパネル10において、加飾部材16周りの見栄えを向上することができる。アッパ保持部34の前部34aは、アッパ表皮材30が、裏地30bを圧縮した状態でアッパ基材28に貼り付けられているので、アッパ意匠部32とアッパ保持部34とがなす角部を覆うアッパ表皮材30が、よりシャープな角を形成するようにでき、アッパ意匠部32の下縁をきれいに仕上げることができる。これにより、インストルメントミッドパネル10において、加飾部材16周りの見栄えを向上することができる。また、アッパ保持部34の前部34aと加飾部材16における加飾意匠部16aの上面との擦れ合いを抑えることができ、組み付け時における加飾フィルムFの剥離などの不具合の発生を防止できる。
(変更例)
前述した構成に限らず、例えば、以下のようにしてもよい。
(1)実施例では、ロア表皮材(第1表皮材)とアッパ表皮材(第2表皮材)とを同じ構成としたが、これに限らない。ロア部材(第1部材)とアッパ部材(第2部材)とは別々の部材であるので、ロア表皮材(第1表皮材)とアッパ表皮材(第2表皮材)とで、層構造を変えたり、色を変えたりするなど、異なる構成とすることができる。
(2)ロア部材(第1部材)の意匠面における加飾部材近傍に、糸を縫製した縫い目で形成されたステッチ模様を、加飾部材に沿うように設けてもよい。例えば、実施例に当てはめると、ロア部材(第1部材)におけるロア意匠部(第1意匠部)の上縁部に、ロア表皮材(第1表皮材)を糸で縫製した縫い目から構成されたステッチ模様を、ロア意匠部の上縁に沿って、左右方向に縫い目が並ぶように形成すればよい。ロア部材は、アッパ部材と別の部材であるので、ロア表皮材の貼り付け管理を行い易く、ステッチ模様をロア意匠部の上縁に沿うように見栄え良く配置することができる。より具体的には、ステッチ模様の縫い目を、ロア突部(第1突部)の頂部からロア意匠部とロア保持部とがなす角部と反対側に外したロア突部に隣接する位置に、ロア突部に沿って配置することが好ましい。このようにすると、ステッチ模様の縫い目をロア突部で位置決めすることができ、ステッチ模様を見栄えよく形成することができる。
(3)アッパ部材(第2部材)の意匠面における加飾部材近傍に、糸を縫製した縫い目で形成されたステッチ模様を、加飾部材に沿うように設けてもよい。例えば、実施例に当てはめると、アッパ部材(第2部材)におけるアッパ意匠部(第2意匠部)の下縁部に、アッパ表皮材(第2表皮材)を糸で縫製した縫い目から構成されたステッチ模様を、アッパ意匠部の下縁に沿って、左右方向に縫い目が並ぶように形成すればよい。アッパ部材は、ロア部材と別の部材であるので、アッパ表皮材の貼り付け管理を行い易く、ステッチ模様をアッパ意匠部の下縁に沿うように見栄え良く配置することができる。より具体的には、ステッチ模様の縫い目を、アッパ突部(第2突部)の頂部からアッパ意匠部とアッパ保持部とがなす角部と反対側に外したアッパ突部に隣接する位置に、アッパ突部に沿って配置することが好ましい。このようにすると、ステッチ模様の縫い目をアッパ突部で位置決めすることができ、ステッチ模様を見栄えよく形成することができる。
(4)実施例では、車両内装部材としてインストルメントミッドパネルを挙げたが、ピラーやトリムなど、車両の内装を構成するその他の部材にも適用可能である。
(5)第1部材および第2部材の配置は、実施例に限らない。例えば、実施例と上下反対に配置する構成や、第1部材と第2部材とを左右に並べて配置する構成など、適宜変更可能である。
10 インストルメントミッドパネル(車両内装部材),12 ロア部材(第1部材),
14 アッパ部材(第2部材),16 加飾部材,18 ロア基材(第1基材),
20 ロア表皮材(第1表皮材),20b 裏地(層),22 ロア意匠部(第1意匠部),
24 ロア保持部(第1保持部),24a 前部,26 ロア突部(第1突部),
28 アッパ基材(第2基材),30 アッパ表皮材(第2表皮材),30b 裏地(層),
32 アッパ意匠部(第2意匠部),34 アッパ保持部(第2保持部),34a 前部,
36 アッパ突部(第2突部),38 取付片,40 取付孔,
44 係合クリップ(係合部),46 設置部,48 係合受部,
F 加飾フィルム(フィルム),R 車室

Claims (5)

  1. 第1基材および該第1基材に重ねて車室側に配置された第1表皮材を有する第1部材と、
    第2基材および該第2基材に重ねて車室側に配置された第2表皮材を有する第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置される加飾部材と、を備え、
    前記第1表皮材および前記第2表皮材は、軟質発泡体からなる層を有し、
    前記第1部材は、車室に臨む第1意匠部と、該第1意匠部に連ねて形成されて、該第1意匠部と交差するように車室と反対側となる後方へ延びる第1保持部と、を有し、
    前記第2部材は、車室に臨む第2意匠部と、該第2意匠部に連ねて形成されて、該第2意匠部と交差するように車室と反対側となる後方へ延びる第2保持部と、を有し、
    前記第1基材には、前記第1意匠部と前記第1保持部とがなす角部における該第1意匠部側に、車室側となる前方へ張り出す第1突部が設けられ、
    前記第1部材は、前記第1意匠部と前記第1保持部とがなす角部において前記第1突部によって前記第1表皮材の軟質発泡体を圧縮した状態で、該第1表皮材が該第1基材における前記第1意匠部側から前記第1保持部側にかけて貼り付けられ、
    前記第2基材には、前記第2意匠部と前記第2保持部とがなす角部における該第2意匠部側に、車室側となる前方へ張り出す第2突部が設けられ、
    前記第2部材は、前記第2意匠部と前記第2保持部とがなす角部において前記第2突部によって前記第2表皮材の軟質発泡体を圧縮した状態で、該第2表皮材が該第2基材における前記第2意匠部側から前記第2保持部側にかけて貼り付けられ、
    前記加飾部材は、車室に露出する前面から該前面に連なる側面にかけてフィルムで覆われていると共に、前記第1保持部に固定されて、前記側面が前記第1保持部の前部と前記第2保持部の前部との間に挟まれた状態で組み付けられ、
    前記第2保持部の前部は、後から前に向かうにつれて前記第1保持部から離れるように傾けて形成されて、前記第1保持部の前部と前記第2保持部の前部との間隔が、後から前に向かうにつれて広くなるように構成されている
    ことを特徴とする車両内装部材。
  2. 前記加飾部材は、前記第1部材の前記第1保持部を構成する前記第1基材から前記第2部材の前記第2保持部に向けて突出する取付片を、該加飾部材に形成された取付孔に通して、該第1保持部に重ねて取り付けられている請求項1記載の車両内装部材。
  3. 前記第1保持部の前部は、前記第1表皮材が、前記軟質発泡体を圧縮した状態で前記第1基材に貼り付けられ、
    前記第2保持部の前部は、前記第2表皮材が、前記軟質発泡体を圧縮した状態で前記第2基材に貼り付けられている請求項1または2記載の車両内装部材。
  4. 前記第2保持部の前部および該第2保持部の前部に接する前記加飾部材の側面は、前後に重ねて、該加飾部材の側面で該第2保持部の前部を覆う前記第2表皮材を押さえ付けるように組み付けられる請求項1~3の何れか一項に記載の車両内装部材。
  5. 前記加飾部材は、前面が車室に臨むと共に側面が前記第1保持部および前記第2保持部に接する加飾意匠部と、該加飾意匠部から後方へ延びる加飾固定部と、を有し、
    前記加飾意匠部は、前記第1保持部および前記第2保持部に接する側面が、前記加飾固定部よりも張り出すように形成され、
    前記フィルムは、その端末が、前記加飾意匠部から前記加飾固定部側へ延びると共に該加飾意匠部から離れて延長されている請求項1~4の何れか一項に記載の車両内装部材。
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