JP2013134113A - 経路案内システム、経路案内方法、経路探索装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

経路案内システム、経路案内方法、経路探索装置、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行うこと。
【解決手段】公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置110を備え、経路探索装置110は、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部112と、経路探索部112が探索した経路を示すデータを、利用者の端末Uへ送信する経路データ送信部113と、経路探索部112が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部114と、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末Cへ送信する利用者データ送信部115とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、経路案内システム、経路案内方法、経路探索装置、プログラム、及び記録媒体に関する。特に本発明は、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行う経路案内システム、経路案内方法、当該公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置、コンピュータを当該経路探索装置として機能させるプログラム、並びに当該プログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、利用者の所望の出発地から目的地までの経路を案内する技術としては、様々なものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のナビゲーションシステムは、車載情報端末、及び携帯情報端末が情報センタから目的地の地点情報の配信を受け、ユーザにこの情報端末の現在地から目的地までの経路案内情報を提供する。
その他、このようなサービスとしては、自家用車、鉄道、航空機、バス、タクシー、徒歩等を任意に組み合わせて、所望の出発地から目的地までの最適な経路を探索するサービスも知られている。
特開2005−049189号公報
上述したような既知の経路案内サービスによれば、利用者は、自家用車、鉄道、航空機、バス、タクシー、徒歩等を任意に組み合わせた、所望の出発地から目的地までの最適な経路を知ることができる。しかしながら、鉄道、航空機、バス、タクシー等の公共交通機関の事業者は、そのような経路案内サービスにて案内された利用者に関する情報を把握していないため、全ての利用者が案内された経路にしたがって移動できるような運行管理を行うことができるとは限らない。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行う経路案内システムであって、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置を備え、経路探索装置は、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部と、経路探索部が探索した経路を示すデータを、利用者の端末へ送信する経路データ送信部と、経路探索部が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部と、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部とを有する。
経路探索装置は、利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とを少なくとも含む経路案内を要求する旨のデータを、利用者の端末から受信する要求データ受信部を更に備え、経路探索部は、要求データ受信部が受信したデータに含まれる情報に基づいて、経路を探索してよい。
要求データ受信部は、公共交通機関における許容待ち時間の情報を更に含むデータを受信してよい。
経路探索部は、公共交通機関を含む複数の各移動手段のエネルギー効率の情報に更に基づいて、各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索してよい。
利用者データ送信部は、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報として、当該利用者の人数の情報と、当該各利用者の公共交通機関の乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信してよい。
利用者データ送信部は、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報として、当該利用者が公共交通機関を利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信してよい。
本発明の第2の形態によると、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行う経路案内方法であって、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索段階と、経路探索段階において探索された経路を示すデータを、利用者の端末へ送信する経路データ送信段階と、経路探索段階において探索された各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定段階と、利用者特定段階において特定された利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信段階とを備える。
本発明の第3の形態によると、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置であって、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢とした経路を探索する経路探索部と、経路探索部が探索した経路を示すデータを、利用者の端末へ送信する経路データ送信部と、経路探索部が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部と、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部とを備える。
本発明の第4の形態によると、コンピュータを、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置として機能させるプログラムであって、コンピュータを、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部、経路探索部が探索した経路を示すデータを、利用者の端末へ送信する経路データ送信部、経路探索部が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部として機能させる。
本発明の第5の形態によると、コンピュータを、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータを、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部、経路探索部が探索した経路を示すデータを、利用者の端末へ送信する経路データ送信部、経路探索部が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部、利用者特定部が特定した利用者による公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部として機能させるプログラムを記録している。
なおまた、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によっては、利用者に案内された経路から得られる公共交通機関の利用に関する情報を、公共交通機関の事業者が把握することができる。したがって、この発明によっては、上記のような情報を得た公共交通機関の事業者によって、全ての利用者を輸送し得るように事前に対策をとってもらえることも期待でき、既知の経路案内サービスと比較して、より多くの利用者が案内された最適な経路にしたがって移動し得ることを期待することができる。
一実施形態に係る経路案内システム100の利用環境の一例を示す図である。 経路探索装置110のブロック構成の一例を示す図である。 時刻表情報格納部117に格納される情報の一例をテーブル形式で示す図である。 エネルギー効率情報格納部118に格納されている情報の一例をテーブル形式で示す図である。 利用者情報格納部119に格納される情報の一例をテーブル形式で示す図である。 経路探索装置110、利用者端末U、及び公共交通機関端末Cの動作シーケンスの一例を示す図である。 本実施形態に係る経路探索装置110を構成するコンピュータ800のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る経路案内システム100の利用環境の一例を示す。経路案内システム100は、不特定者が同乗し得る公共交通機関Ta、b、c、・・・(以下、公共交通機関Tと総称する。)を移動手段の選択肢として経路案内を行うシステムである。例えば、不特定者が同乗し得る公共交通機関Tとしては、例えば、鉄道、バス、乗合タクシー等が挙げられる。
経路案内システム100は、経路探索装置110を備える。経路探索装置110は、複数の利用者端末Ua、b、c、・・・(以下、利用者端末Uと総称する。)、及び複数の公共交通機関端末Ca、b、c、・・・(以下、公共交通機関端末Cと総称する。)に通信回線Nを介して通信接続される。ここで、利用者端末Uは、経路案内を要求する利用者によって使用される端末である。また、公共交通機関端末Cは、公共交通機関Tの事業者によって使用される端末である。例えば、利用者端末U、及び公共交通機関端末Cとしては、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末や、パーソナルコンピュータ等が挙げられる。なおまた、利用者端末Uは、この発明における「利用者の端末」の一例であってよい。また、公共交通機関端末Cは、この発明における「公共交通機関の端末」の一例であってよい。また、通信回線Nは、インターネット等のコンピュータネットワーク、通信事業者のコアネットワーク、及び種々のローカルネットワークを含む。
なおまた、本実施形態においては、説明が煩雑になることを防ぐことを目的として、経路案内システム100が一の経路探索装置110を備える構成について説明する。しかしながら、経路案内システム100は、複数の経路探索装置110を備えてよい。
図2は、経路探索装置110のブロック構成の一例を示す。経路探索装置110は、要求データ受信部111、経路探索部112、経路データ送信部113、利用者特定部114、利用者データ送信部115、地図データ格納部116、時刻表情報格納部117、エネルギー効率情報格納部118、及び利用者情報格納部119を有する。以下、各構成要素の機能、及び動作を説明する。
要求データ受信部111は、利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とを少なくとも含む経路案内を要求する旨のデータを、利用者端末Uから受信する。より具体的に説明すると、要求データ受信部111は、公共交通機関Tにおける許容待ち時間の情報を更に含むデータを受信する。
経路探索部112は、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関Tを移動手段の選択肢として経路を探索する。より具体的に説明すると、経路探索部112は、要求データ受信部111が受信したデータに含まれる情報に基づいて、経路を探索する。また、経路探索部112は、公共交通機関Tを含む複数の各移動手段のエネルギー効率の情報に更に基づいて、各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索する。
経路データ送信部113は、経路探索部112が探索した経路を示すデータを、利用者端末Uへ送信する。
利用者特定部114は、経路探索部112が探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関Tを利用することになっている利用者を特定する。
利用者データ送信部115は、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関端末Cへ送信する。より具体的に説明すると、利用者データ送信部115は、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、その利用者の人数の情報と、その各利用者の公共交通機関Tの乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信する。また、利用者データ送信部115は、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、その利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信する。
地図データ格納部116には、地図を示すデータが格納されている。
時刻表情報格納部117には、公共交通機関Tの時刻表の情報が格納されている。
エネルギー効率情報格納部118には、移動手段のエネルギー効率の情報が格納されている。
利用者情報格納部119には、経路案内を要求した利用者に関する情報が格納される。
図3は、時刻表情報格納部117に格納される情報の一例をテーブル形式で示す。時刻表情報格納部117には、列車番号、及び各駅の発車時刻(時:分)の情報が対応付けられて格納されている。
列車番号は、鉄道のダイヤにおいて個々の列車に与えられる識別情報である。各駅の発車時刻(時:分)は、列車番号によって識別される列車が駅を発車する時刻を示す情報である。
なおまた、時刻表情報格納部117には、図3に示す鉄道の時刻表の情報の他に、バス等の原則的に時刻表にしたがって運行する他の公共交通機関Tの時刻表の情報も格納される。
図4は、エネルギー効率情報格納部118に格納されている情報の一例をテーブル形式で示す。エネルギー効率情報格納部118には、移動手段、及びエネルギー消費原単位(kcal/人・km)の各情報が対応付けられて格納されている。
移動手段の情報は、移動手段となる乗り物を示す情報である。エネルギー消費原単位(kcal/人・km)の情報は、移動手段の情報によって示される乗り物のエネルギー効率を示す情報である。
図5は、利用者情報格納部119に格納される情報の一例をテーブル形式で示す。利用者情報格納部119には、利用者ID(identifier)、出発地、目的地、出発時刻or到着時刻(年/月/日/時:分)、許容待ち時間(分)、介助の要否、自家用車の可否、及び経路の各情報が対応付けられて格納される。
利用者IDの情報は、複数の利用者の中で、各利用者を一意に識別するための識別情報である。出発地の情報は、利用者IDによって識別される利用者が所望する出発地を示す情報である。目的地の情報は、利用者IDによって識別される利用者が所望する目的地を示す情報である。出発時刻or到着時刻(年/月/日/時:分)の情報は、利用者IDによって識別される利用者が所望する出発時刻又は到着時刻を示す情報である。許容待ち時間(分)の情報は、利用者IDによって識別される利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり、許容し得る待ち時間を示す情報である。介助の要否の情報は、利用者IDによって識別される利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり、介助を要するか否かを示す情報である。自家用車の可否の情報は、利用者IDによって識別される利用者が目的地までの移動に際し、自家用車を利用してもよいか否かを示す情報である。経路の情報は、利用者IDによって識別される利用者が所望する出発地から目的地までの最適な経路として、経路探索部112が探索した経路の情報である。
図6は、経路探索装置110、利用者端末U、及び公共交通機関端末Cの動作シーケンスの一例を示す。この動作シーケンスにおいては、利用者が経路案内を要求した場合の経路探索装置110、利用者端末U、及び公共交通機関端末Cの動作について説明する。なおまた、この動作シーケンスの説明においては、図1から図5を共に参照する。
利用者は、経路案内システム100に係る経路案内のサービスを利用するにあたり、利用者端末Uを操作して、少なくとも、所望の出発地、目的地、出発時刻又は到着時刻の各情報を入力する。ここで、所望の出発地、及び目的地の各情報としては、住所、駅名、又は施設名等がある。また、利用者は、公共交通機関Tを利用するにあたり、その公共交通機関Tの乗降所に到着してから出発するまでに時間がかかってもよい場合、その許容し得る待ち時間の情報を入力する。また、利用者は、公共交通機関Tを利用するにあたり、介助を要する場合、その旨を示す情報を入力する。また、利用者は、目的地までの移動に際し、自家用車を利用してもよい場合、その旨を示す情報を入力する。利用者は、このような、経路案内のサービスを利用するにあたり必要な情報の入力を終えると、利用者端末Uにて、経路案内を要求する旨の操作を行う。このような操作が成されると、利用者端末Uは、利用者によって入力された情報を含む、経路案内を要求する旨のデータを、経路探索装置110へ送信する(S101)。
経路探索装置110の要求データ受信部111は、利用者端末Uから送信されたデータを受信すると、そのデータに含まれている各情報を対応付けて、利用者情報格納部119に格納する。このようにして、利用者情報格納部119には、図5に示すような情報が格納されることになる。
このようにして、利用者情報格納部119に新たな情報が格納されると、経路探索装置110の経路探索部112は、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関Tを移動手段の選択肢として経路を探索する(S102)。より具体的に説明すると、経路探索部112は、利用者情報格納部119に格納されている情報を読み出す。そして、経路探索部112は、読み出した利用者の情報のうち、出発地、目的地、出発時刻又は到着時刻の各情報に基づいて、経路が未だ探索されていない利用者の出発地から目的地までの経路を探索する。その際、経路探索部112は、エネルギー効率情報格納部118に格納されている情報を参照して、各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索する。ここで、経路探索部112は、経路を探索するにあたり、既知の経路探索処理の技術を利用する。例えば、経路探索部112は、地図データ格納部116に格納されている地図データを参照して、出発地から目的地までの経路を探索する。また、例えば、経路探索部112は、時刻表情報格納部117に格納されている情報を参照して、時刻表にしたがって運行する公共交通機関Tを利用する際の移動時間等を特定する。なおまた、利用者情報格納部119から読み出した情報に許容待ち時間が設定されている場合、経路探索部112は、その利用者の経路について、公共交通機関Tを利用する際の待ち時間が許容待ち時間を越えないようにして経路を探索する。ところで、乗合タクシーのように、必ずしも時刻表にしたがって運行しない公共交通機関Tは、利用者が許容するのであれば、その許容時間内に他の利用者を同乗させることができる場合、より多くの利用者を同乗させるようにした方が消費エネルギーの総和が小さくなる。したがって、そのような状況の場合、経路探索部112は、許容待ち時間を越えない範囲であれば、公共交通機関Tを利用させるにあたり、その利用者を敢えて待たせるような経路を探索する。また、利用者情報格納部119から読み出した情報に自家用車の可否「可」が設定されている情報がある場合、経路探索部112は、自家用車を利用させる経路を探索することもある。例えば、その利用者に自家用車を利用させて移動させた方が消費エネルギーの総和が小さくなる場合、経路探索部112は、積極的に自家用車を利用させる経路を探索する。そして、経路探索部112は、このようにして探索した各利用者の経路の情報を、利用者情報格納部119に格納する。
このようにして利用者情報格納部119に新たな経路の情報が格納されると、経路探索装置110の経路データ送信部113は、その新たに格納された経路の情報を読み出して、その経路の情報を示すデータを、対象の利用者端末Uへ送信する(S103)。
また、上記のようにして利用者情報格納部119に新たな経路の情報が格納されると、経路探索装置110の利用者特定部114は、利用者情報格納部119に格納されている経路の情報を参照して、公共交通機関Tを利用することになっている利用者を特定する(S104)。そして、利用者特定部114は、特定した利用者の利用者IDを示すデータを、利用者データ送信部115へ送る。
経路探索装置110の利用者データ送信部115は、利用者特定部114から送られたデータを受け取ると、利用者情報格納部119に格納されている情報を参照して、受け取ったデータによって示される利用者IDにて識別される利用者による、公共交通機関Tの利用に関する情報を示すデータを、その公共交通機関Tの公共交通機関端末Cへ送信する(S105)。例えば、利用者データ送信部115は、公共交通機関Tの利用に関する情報として、利用者の人数の情報と、その各利用者の公共交通機関Tの乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信する。また、例えば、利用者データ送信部115は、公共交通機関Tの利用に関する情報として、その利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信する。
このようにして、公共交通機関Tの事業者は、公共交通機関端末Cに送信されたデータによって示される情報を参照することによって、公共交通機関Tの潜在的な利用者の人数や、その各利用者の乗降所への到着時刻を、事前に把握することができる。また、公共交通機関Tの事業者は、潜在的な利用者の中に介助を要する利用者がいる場合、その旨を事前に把握することができる。
以上説明したように、経路探索装置110は、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関Tを移動手段の選択肢として経路を探索する。そして、経路探索装置110は、探索した経路を示すデータを、利用者端末Uへ送信する。そして、経路探索装置110は、探索した各利用者の経路に基づいて、公共交通機関Tを利用することになっている利用者を特定する。そして、経路探索装置110は、特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報を示すデータを、公共交通機関端末Cへ送信する。このようにして、経路案内システム100によっては、利用者に案内された経路から得られる公共交通機関Tの利用に関する情報を、公共交通機関Tの事業者が把握することができる。したがって、この発明によっては、上記のような情報を得た公共交通機関Tの事業者によって、全ての利用者を輸送し得るように事前に対策をとってもらえることも期待でき、既知の経路案内サービスと比較して、より多くの利用者が案内された最適な経路にしたがって移動し得ることを期待することができる。
また、上述したように、経路探索装置110は、利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とを少なくとも含む経路案内を要求する旨のデータを、利用者端末Uから受信する。このようにして、経路案内システム100によっては、利用者から設定された情報に基づいて経路を探索することができる。
また、上述したように、経路探索装置110は、公共交通機関Tにおける許容待ち時間の情報を更に含むデータを受信する。このようにして、経路案内システム100によっては、利用者が公共交通機関Tを利用する場合に許容し得る待ち時間を踏まえて、より柔軟な経路を探索することができる。
また、上述したように、経路探索装置110は、公共交通機関Tを含む複数の各移動手段のエネルギー効率の情報に更に基づいて、各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索する。このようにして、経路案内システム100によっては、人間が移動する際の消費エネルギーが低い社会づくりに貢献することができる。
また、上述したように、経路探索装置110は、利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、その利用者の人数の情報と、その各利用者の公共交通機関の乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信する。このようにして、経路案内システム100によっては、公共交通機関Tの潜在的な利用者の人数や、その各利用者の乗降所への到着時刻を、公共交通機関Tの事業者に事前に把握させることができる。
また、上述したように、経路探索装置110は、利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、その利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信する。このようにして、経路案内システム100によっては、公共交通機関Tの潜在的な利用者の中に、介助を要する利用者がいるか否かを事前に把握することができる。
図7は、本実施形態に係る経路探索装置110を構成するコンピュータ800のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ800は、ホストコントローラ801により相互に接続されるCPU(Central Processing Unit)802、RAM(Random Access Memory)803、グラフィックコントローラ804、及びディスプレイ805を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ806により相互に接続される通信インターフェース807、ハードディスクドライブ808、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ809を有する入出力部と、入出力コントローラ806に接続されるROM(Read Only Memory)810、フレキシブルディスクドライブ811、及び入出力チップ812を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ801は、RAM803と、高い転送レートでRAM803をアクセスするCPU802、及びグラフィックコントローラ804とを接続する。CPU802は、ROM810、及びRAM803に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ804は、CPU802等がRAM803内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、ディスプレイ805上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ804は、CPU802等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ806は、ホストコントローラ801と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェース807、ハードディスクドライブ808、及びCD−ROMドライブ809を接続する。ハードディスクドライブ808は、コンピュータ800内のCPU802が使用するプログラム、及びデータを格納する。CD−ROMドライブ809は、CD−ROM892からプログラム、又はデータを読み取り、RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供する。
また、入出力コントローラ806には、ROM810と、フレキシブルディスクドライブ811、及び入出力チップ812の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM810は、コンピュータ800が起動時に実行するブートプログラム、及び/又はコンピュータ800のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ811は、フレキシブルディスク891からプログラム、又はデータを読み取り、RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供する。入出力チップ812は、フレキシブルディスクドライブ811を入出力コントローラ806へと接続すると共に、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ806へと接続する。
RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク891、CD−ROM892、又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM803を介してコンピュータ800内のハードディスクドライブ808にインストールされ、CPU802において実行される。
コンピュータ800にインストールされ、コンピュータ800を経路探索装置110として機能させるプログラムは、コンピュータ800を、ステップS102において、経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、公共交通機関Tを移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部112と、経路探索部112が探索した経路を示すデータを、ステップS103において、利用者端末Uへ送信する経路データ送信部113と、経路探索部112が探索した各利用者の経路に基づいて、ステップS104において、公共交通機関Tを利用することになっている利用者を特定する利用者特定部114と、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報を示すデータを、ステップS105において、公共交通機関端末Cへ送信する利用者データ送信部115として機能させる。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、ステップS101において、利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とを少なくとも含む経路案内を要求する旨のデータを、利用者端末Uから受信する要求データ受信部111と、要求データ受信部111が受信したデータに含まれる情報に基づいて、ステップS102において経路を探索する経路探索部112として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、ステップS101において、公共交通機関Tにおける許容待ち時間の情報を更に含むデータを受信する要求データ受信部111として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、ステップS102において、公共交通機関Tを含む複数の各移動手段のエネルギー効率の情報に更に基づいて、各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索する経路探索部112として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、ステップS105において、その利用者の人数の情報と、その各利用者の公共交通機関Tの乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信する利用者データ送信部115として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、利用者特定部114が特定した利用者による公共交通機関Tの利用に関する情報として、ステップS105において、その利用者が公共交通機関Tを利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信する利用者データ送信部115として機能させてもよい。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ800に読み込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段である要求データ受信部111、経路探索部112、経路データ送信部113、利用者特定部114、利用者データ送信部115、地図データ格納部116、時刻表情報格納部117、エネルギー効率情報格納部118、及び利用者情報格納部119として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ800の使用目的に応じた情報の演算、又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の経路探索装置110が構築される。
一例として、コンピュータ800と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU802は、RAM803上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェース807に対して通信処理を指示する。通信インターフェース807は、CPU802の制御を受けて、RAM803、ハードディスクドライブ808、フレキシブルディスク891、又はCD−ROM892等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェース807は、ダイレクトメモリアクセス方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU802が転送元の記憶装置、又は通信インターフェース807からデータを読み出し、転送先の通信インターフェース807、又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU802は、ハードディスクドライブ808、フレキシブルディスク891、CD−ROM892等の外部記憶装置に格納されたファイル、又はデータベース等の中から、全部、又は必要な部分をダイレクトメモリアクセス転送等によりRAM803へと読み込ませ、RAM803上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU802は、処理を終えたデータを、ダイレクトメモリアクセス転送等により外部記憶装置へと書き戻す。
このような処理において、RAM803は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM803、及び外部記憶装置等をメモリ、記憶部、又は記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なおまた、CPU802は、RAM803の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM803の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM803、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU802は、RAM803から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索、置換等を含む各種の処理を行い、RAM803へと書き戻す。例えば、CPU802は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数、又は定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、又は等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合、又は不成立であった場合に、異なる命令列へと分岐し、又はサブルーチンを呼び出す。
また、CPU802は、記憶装置内のファイル、又はデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU802は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム、又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク891、CD−ROM892の他に、DVD(Digital Versatile Disk)、又はCD(Compact Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto−Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク、又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク、又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ800に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更、又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更、又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示したシステム、方法、装置、プログラム、及び記録媒体における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 経路案内システム
110 経路探索装置
111 要求データ受信部
112 経路探索部
113 経路データ送信部
114 利用者特定部
115 利用者データ送信部
116 地図データ格納部
117 時刻表情報格納部
118 エネルギー効率情報格納部
119 利用者情報格納部
800 コンピュータ
801 ホストコントローラ
802 CPU
803 RAM
804 グラフィックコントローラ
805 ディスプレイ
806 入出力コントローラ
807 通信インターフェース
808 ハードディスクドライブ
809 CD−ROMドライブ
810 ROM
811 フレキシブルディスクドライブ
812 入出力チップ
891 フレキシブルディスク
892 CD−ROM
C 公共交通機関端末
N 通信回線
T 公共交通機関
U 利用者端末

Claims (10)

  1. 不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行う経路案内システムであって、
    前記公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置
    を備え、
    前記経路探索装置は、
    経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、前記公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部と、
    前記経路探索部が探索した経路を示すデータを、前記利用者の端末へ送信する経路データ送信部と、
    前記経路探索部が探索した前記各利用者の経路に基づいて、前記公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部と、
    前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、前記公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部と
    を有する経路案内システム。
  2. 前記経路探索装置は、
    前記利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とを少なくとも含む経路案内を要求する旨のデータを、前記利用者の端末から受信する要求データ受信部
    を更に備え、
    前記経路探索部は、前記要求データ受信部が受信したデータに含まれる情報に基づいて、経路を探索する
    請求項1に記載の経路案内システム。
  3. 前記要求データ受信部は、前記公共交通機関における許容待ち時間の情報を更に含むデータを受信する
    請求項2に記載の経路案内システム。
  4. 前記経路探索部は、前記公共交通機関を含む複数の各移動手段のエネルギー効率の情報に更に基づいて、前記各利用者が出発地から目的地まで移動する際に利用されることになる前記各移動手段の消費エネルギーの総和が最小となるような経路を探索する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の経路案内システム。
  5. 前記利用者データ送信部は、前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報として、当該利用者の人数の情報と、当該各利用者の前記公共交通機関の乗降所への到着時刻の情報とを含むデータを送信する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の経路案内システム。
  6. 前記利用者データ送信部は、前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報として、当該利用者が前記公共交通機関を利用するにあたり介助を要するか否かの情報を更に含むデータを送信する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の経路案内システム。
  7. 不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路案内を行う経路案内方法であって、
    経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、前記公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索段階と、
    前記経路探索段階において探索された経路を示すデータを、前記利用者の端末へ送信する経路データ送信段階と、
    前記経路探索段階において探索された前記各利用者の経路に基づいて、前記公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定段階と、
    前記利用者特定段階において特定された利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、前記公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信段階と
    を備える経路案内方法。
  8. 不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置であって、
    経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、前記公共交通機関を移動手段の選択肢とした経路を探索する経路探索部と、
    前記経路探索部が探索した経路を示すデータを、前記利用者の端末へ送信する経路データ送信部と、
    前記経路探索部が探索した前記各利用者の経路に基づいて、前記公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部と、
    前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、前記公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部と
    を備える経路探索装置。
  9. コンピュータを、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、前記公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部、
    前記経路探索部が探索した経路を示すデータを、前記利用者の端末へ送信する経路データ送信部、
    前記経路探索部が探索した前記各利用者の経路に基づいて、前記公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部、
    前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、前記公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部
    として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、不特定者が同乗し得る公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    経路案内を要求する複数の各利用者の出発地の情報と、目的地の情報と、出発時刻又は到着時刻の情報とに少なくとも基づいて、前記公共交通機関を移動手段の選択肢として経路を探索する経路探索部、
    前記経路探索部が探索した経路を示すデータを、前記利用者の端末へ送信する経路データ送信部、
    前記経路探索部が探索した前記各利用者の経路に基づいて、前記公共交通機関を利用することになっている利用者を特定する利用者特定部、
    前記利用者特定部が特定した利用者による前記公共交通機関の利用に関する情報を示すデータを、前記公共交通機関の端末へ送信する利用者データ送信部
    として機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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