JP2019175392A - 相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体 - Google Patents

相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の向上を図ることが可能な相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体を提供する。【解決手段】相乗り支援システム1は、取得部201と、通知部203と、を備える。取得部201は、相乗りが可能な移動体(自動車3)を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する。通知部203は、複数の利用者を利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(自動車3)の利用に関する利用案内の通知を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体に関する。より詳細には、本開示は、複数の利用者による移動体の利用を支援する相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体に関する。
従来、車両(移動体)を運行する運送システムがあった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の運送システムは、複数の利用者が入力した複数のサービス予約情報を受け付ける予約受付配車センタを備える。予約受付配車センタは、複数のサービス予約情報に基づいて、複数の利用者に対して同一の車両が配車可能である場合は、同一の車両の最適な運行ルートを探索し、複数の利用者に車両利用場所及び到着時刻を含む予約受付情報を提供する。
特開2001−229495号公報
特許文献1の運送システムは、利用者からのサービス予約情報を受け付けると、配車可能な車両を検出して、サービス予約情報を入力した利用者に対して予約受付情報を提供していた。そのため、車両を利用するための行動をとっていない利用者には、利用可能な車両の情報を提供できず、利便性が低かった。
本開示の目的は、利便性の向上を図ることが可能な相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体を提供することにある。
本開示の一態様の相乗り支援システムは取得部と通知部とを備える。前記取得部は、相乗りが可能な移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する。前記通知部は、前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う。
本開示の一態様の相乗り支援方法は、相乗りが可能な移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する。前記相乗り支援方法は、前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う。
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータシステムに、取得処理と、通知処理と、を実行させるためのプログラムである。前記取得処理では、相乗りが可能な移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する。前記通知処理では、前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う。
本開示の一態様の移動体は、前記相乗り支援システムと通信する通信部と、前記通信部を通じて前記相乗り支援システムから受信した運転指示情報に基づく処理を行う処理部と、を備える。
本開示によれば、利便性の向上を図ることが可能な相乗り支援システム、相乗り支援方法、プログラム、及び移動体を提供することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る相乗り支援システムを含む全体システムのブロック図である。 図2は、同上の相乗り支援システムによる第1動作例の説明図である。 図3は、同上の相乗り支援システムによる第1動作例のフローチャートである。 図4は、同上の相乗り支援システムによる第1動作例のフローチャートである。 図5は、同上の相乗り支援システムによる第2動作例のフローチャートである。 図6は、同上の相乗り支援システムによる第2動作例の説明図である。
(実施形態)
(1)概要
本実施形態の相乗り支援システム1を含む全体システムのブロック図を図1に示す。
本実施形態の相乗り支援システム1は、例えば、複数の移動体(タクシー)の配車を管理するタクシー事業者が行う相乗り(ライドシェア)のサービスに適用される。このような、相乗り(ライドシェア)のサービスでは、1台の移動体(タクシー)を複数の利用者(複数人又は複数組の利用者)が利用可能であり、複数の利用者の各々が到着地(降車位置)を指定可能である。また、複数の利用者は別々の場所で移動体に搭乗してもよく、複数の利用者の各々が搭乗位置も指定可能である。したがって、移動体の路線は決められておらず、移動体の予定経路は、移動体を利用する利用者の搭乗位置及び到着地等に応じて最適な経路に変更される。尚、移動体は、タクシー事業者のような運送事業者が配車を管理する営業用の自動車に限定されず、相乗りのサービスを提供する事業者に登録したユーザの自家用車でもよい。
本実施形態の相乗り支援システム1は、取得部201と、通知部203と、を含む。
取得部201は、相乗りが可能な移動体(自動車3)を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する。
通知部203は、複数の利用者X1〜X5(図2参照)を利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループG1〜G5に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(自動車3)の利用に関する利用案内の通知(プッシュ通知)を行う。
本実施形態の移動体(自動車3)は、通信部31と、処理部30と、を備える。通信部31は、相乗り支援システム1と通信する。処理部30は、通信部31を通じて相乗り支援システム1から受信した運転指示情報に基づく処理を行う。
ここにおいて、「移動体」とは、複数の利用者が利用可能な乗り物(自動車、鉄道車両、船舶、航空機等)である。「利用者情報」は、利用者が移動体(自動車3)を利用する場合の行動状態に関する情報である。利用者が移動体(自動車3)を利用する場合の行動状態に関する情報とは、例えば、利用者が移動体に乗る場所(搭乗位置)、利用者が移動体から降りる場所(降車位置)、利用者が移動体を利用する利用経路のうち少なくとも1つの情報を含む。
本実施形態では、複数の利用者X1〜X5を利用者情報に基づいて複数の利用者グループG1〜G5にグループ分けしている。そして、通知部203は、複数の利用者グループG1〜G5に基づいて通知対象を決定し、この通知対象に対して移動体の利用案内を通知している。このように、複数の利用者グループG1〜G5に基づいて決定された通知対象に対して利用案内の通知を行っているので、利用者自身が利用可能な移動体を探す手間を省くことができ、相乗り支援システム1の利便性の向上を図ることができる。また、移動体を相乗りする相手を容易に見つけることができるので、移動体で利用者X1〜X5を効率的に輸送することができる。また、通知部203が、全ての利用者X1〜X5に対して利用案内を通知する場合に比べて、利用案内の通知対象を絞ることができ、利用案内が無駄な通知対象に通知されるのを抑制できる。
(2)詳細
(2.1)構成
本実施形態の相乗り支援システム1は、図1に示すように、複数の自動車3の相乗り利用を管理する管理サーバ2を有する。
相乗り支援システム1を含む全体システムは、相乗り支援システム1が備える管理サーバ2と、複数(複数人又は複数組)の利用者の相乗りが可能な複数の自動車3と、利用者が携帯する携帯端末4と、を含む。
(2.1.1)自動車の構成
自動車3は、例えば、管理サーバ2によって運行が管理される自動運転車両である。
自動車3は、処理部30と、通信部31と、運転制御部32と、を含む。
通信部31は、例えば電波を媒体とした無線通信を行う通信機能を有し、移動体通信網を含む通信網5を介して管理サーバ2と通信する。
運転制御部32は、例えば自動車3の各部を制御するECU(Electronic Control Unit)を含む。運転制御部32は、例えば処理部30から入力される制御命令と、自動車3に設けられた各種のセンサの検出結果とに基づいて自動車3の運転状態を制御する。センサは自動車3の周囲の状況を検知しており、この種のセンサには、LiDAR(Light Detection and Ranging)、ミリ波レーダ等がある。
処理部30は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、処理部30は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが所定のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理部30として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
処理部30は、管理サーバ2から通信部31を介して運転指示情報を受信すると、運転制御部32に制御信号を出力して、自動車3を運転指示情報に含まれる予定経路に従って自動的に運転させる。つまり、処理部30は、管理サーバ2から通信部31を介して受信した運転指示情報に基づいて、自動車3を制御する。ここで、管理サーバ2からの運転指示情報には、自動車3の予定経路の情報が含まれている。予定経路の情報は、1又は複数の経由地と経由地への到着時間、及び、終点位置と終点位置への到着時間との情報が含まれる。1又は複数の経由地及び終点位置と、1又は複数の経由地及び終点位置への到着時間とは、自動車3に乗る利用者の搭乗位置及び搭乗時刻と降車位置(到着地)及び降車時刻とに基づいて決定される。自動車3に複数の利用者が乗る場合、最適な経路で複数の利用者を乗り降りさせるように自動車3の予定経路が設定される。
尚、自動車3は自動運転車両に限定されない。自動車3は、運転者が管理サーバ2からの運転指示情報に従って運転する車両でもよい。
(2.1.2)携帯端末の構成
携帯端末4は、相乗り支援システム1を利用する利用者(例えば、潜在利用者、搭乗予定者等)によって携帯されるスマートフォン等である。尚、「潜在利用者」とは、相乗りサービスに使用される自動車3を現在は利用していないが、相乗りサービスに使用される自動車3を利用する可能性がある利用者のことである。「搭乗予定者」とは、自動車3への搭乗を予約した利用者のことである。
携帯端末4は、処理部40と、通信部41と、表示部42と、操作部43と、を含む。
処理部40は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、処理部40は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが所定のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理部40として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。本実施形態では、処理部40が、相乗り支援システム1による相乗りサービスを利用するためのプログラム(アプリケーションソフト)を実行することで、利用者X1〜X5は自動車3の相乗り利用を申請する処理等を行うことができる。
通信部41は、例えば電波を媒体とした無線通信を行う通信機能を有し、移動体通信網を含む通信網5を介して管理サーバ2と通信する。
表示部42は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成される。表示部42は、例えば、管理サーバ2から送信された通知情報を文字、図、記号等で表示する。
操作部43は、例えば、表示部42に設けられたタッチパネル、携帯端末4の本体に設けられた操作ボタン等を含み、利用者の操作内容を受け付ける。
尚、携帯端末4はスマートフォンに限定されない。携帯端末4は、通信機能を有するタブレット型の携帯情報端末等でもよい。
(2.1.3)管理サーバの構成
管理サーバ2は、処理部20と、通信部21と、記憶部22と、を備える。
処理部20は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、処理部20は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが所定のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理部20として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
本実施形態の処理部20は取得部201及び通知部203の機能を備える。また、本実施形態の処理部20は、グループ化処理部202と、配車処理部204の機能を更に備えている。尚、グループ化処理部202及び配車処理部204は管理サーバ2に必須の構成ではなく、適宜省略が可能である。
取得部201は、利用者X1〜X5(図2参照)が自動車3の相乗り利用を申請(登録)する際(以下、利用登録時とも言う)に、利用者X1〜X5が携帯端末4を用いて入力した利用者情報を、携帯端末4から通信部21を介して取得する。
利用者情報は、複数の利用者X1〜X5の各々が利用登録時に登録した搭乗位置A1〜A5(図2参照)及び降車位置B1〜B5(図2参照)の情報を少なくとも含む。尚、図2は概略図であり、搭乗位置A1〜A5と降車位置B1〜B5との間の道路は省略して図示している。
利用者情報は、複数の利用者X1〜X5の各々が利用登録時に登録した利用時刻(搭乗時刻及び降車時刻の少なくとも一方)を含んでもよい。取得部201は、利用者X1〜X5が携帯する携帯端末4から通信部21を介して、利用者X1〜X5が利用登録時に入力した搭乗位置A1〜A5、降車位置B1〜B5、利用時刻、等の情報を取得する。また、取得部201は、記憶部22に記憶された地図情報に基づいて、搭乗位置A1〜A5から降車位置B1〜B5までの利用経路R1〜R5を算出することで、利用経路R1〜R5の情報を利用者情報として取得する。取得部201は、複数の利用者X1〜X5の各々が利用登録時等に登録した搭乗位置A1〜A5、降車位置B1〜B5、利用時刻、及び利用経路R1〜R5の情報を利用者情報として、各利用者に割り当てた識別情報と対応付けて記憶部22に蓄積する。尚、利用者情報として利用時刻及び利用経路R1〜R5に関する情報は必須ではなく、利用者情報は搭乗位置及び降車位置に関する情報を少なくとも含んでいればよい。また、取得部201が利用者情報として取得する利用経路は、利用者が過去に一度でも利用したことがある経路でもよいし、利用者が所定の期間内に所定回数以上利用した経路でもよい。
また、取得部201は、利用者X1〜X5が携帯する携帯端末4から通信部21を介して、利用者X1〜X5が利用登録時に入力した属性情報を取得してもよい。属性情報とは、利用者X1〜X5の各々の属性に関する情報である。属性情報は、例えば、利用者X1〜X5の性別、年齢等の身体的特徴を表す情報、利用者X1〜X5が相乗りの相手に希望する条件(例えば、飲酒、喫煙の有無等)を示す情報等を含む。取得部201は、複数の利用者X1〜X5の各々が利用登録時等に登録した属性情報を、各利用者に割り当てた識別情報と対応付けて記憶部22に蓄積する。
グループ化処理部202は、複数の利用者X1〜X5を利用者情報に基づいてグループ分けして複数の利用者グループG1〜G5を作成する。取得部201が利用者X1〜X5のいずれかが利用登録時(つまり、相乗り利用を申請する際)に入力した利用者情報及び属性情報を取得すると、グループ化処理部202は、相乗り利用を申請した利用者(以下、相乗り希望者とも言う)の利用者グループを作成する。グループ化処理部202は、例えば、相乗り希望者と利用経路が一部でも重複している利用者の集合を、相乗り希望者の利用者グループとして作成する。また、グループ化処理部202は、相乗り希望者以外の利用者のうち相乗り希望者と利用経路が一部でも重複している利用者の利用者グループに、相乗り希望者を追加するように、利用者グループの情報を作成する。例えば、利用者X1の利用者グループG1は、利用者X1の利用経路R1と利用経路が一部でも重複する利用者を集めたグループであり、利用者グループG1には利用者X1〜X4が含まれる。また、利用者X2の利用者グループG2は、同じ箇所で利用経路が共通する利用者X1,X3,X4を含む利用者グループG21と、利用者X1,X3,X4とは別の箇所で利用経路が共通する利用者X2を含む利用者グループG22とを含む。ここで、グループ化処理部202が利用者グループを作成する際に、作成対象の利用者の利用者グループが既に存在する場合、グループ化処理部202は、新たに登録された利用者情報及び属性情報に基づいて、作成対象の利用者の利用者グループを作成し直す。つまり、グループ化処理部202は、複数の利用者X1〜X5が自動車3の利用申請を登録した場合、利用申請を登録した利用者の利用者グループを更新する。
通知部203は、複数の利用者グループG1〜G5に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して自動車3の利用に関する利用案内の通知を行う。つまり、通知部203は、通信部21を介して、通知対象の利用者が携帯する携帯端末4に、利用案内を通知するための通知情報を送信する。
配車処理部204は、利用者X1〜X5のいずれかが携帯する携帯端末4から通信部21を介して受け付けた利用者情報等に基づいて、複数の自動車3の中から利用者を乗せる自動車3を選択し、自動車3の予定経路を作成する。配車処理部204は、作成した予定経路を含む運転指示情報を、通信部21を介して、利用者を乗せる自動車3に送信する。
通信部21は、例えば、Ethernet(登録商標)の規格に準拠した通信モジュールを備え、通信網5を介して自動車3及び携帯端末4と通信する。
記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)、ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)、等の外部記憶装置を含む。記憶部22には、相乗り支援システム1の利用者X1〜X5の利用情報及び属性情報が登録されている。記憶部22には、利用者X1〜X5が携帯する携帯端末4の識別情報及び連絡先の情報(例えば、電話番号、メールアドレス、IPアドレス等)が、利用者X1〜X5に割り当てられた識別情報と対応付けて記憶されている。記憶部22には、相乗り支援システム1によって運行が管理される複数の自動車3の連絡先の情報(例えば、自動車3が備える通信部31を特定するためのIPアドレス等の情報)が登録されている。また、記憶部22は、複数の自動車3から取得した第1情報、複数の自動車3にそれぞれ指示した運転指示情報、携帯端末4から取得した第2情報、相乗り支援システム1が相乗りのサービスを提供する地域の地図情報、等を記憶する。
(2.2)動作
本実施形態の相乗り支援システム1の動作について説明する。
(2.2.1)第1動作例の説明
利用者X1が携帯端末4を操作して管理サーバ2に自動車3の相乗り利用を申し込んだ場合の動作について図2〜図4を参照して説明する。第1動作例では、管理サーバ2のグループ化処理部202は利用者情報に基づいて利用者グループを作成する。
先ず、利用者X1が携帯端末4を操作して自動車3の利用申請を管理サーバ2に行った場合に全ての利用者の利用者グループを更新する動作について図3を参照して説明する。
利用者X1が利用登録時に携帯端末4の操作部43を操作して搭乗位置A1、降車位置B1、利用時刻等の利用者情報を入力(登録)すると(S1)、処理部40は、操作部43から受け付けた利用者情報を通信部41を介して管理サーバ2に送信する。
このとき、管理サーバ2の取得部201が携帯端末4から通信部21を介して利用者情報を取得すると、取得部201は、取得した利用者情報を利用者X1の識別情報に対応付けて記憶部22に記憶させる。また、取得部201は、取得した利用者情報に含まれる搭乗位置A1及び降車位置B1の情報に基づいて利用経路R1を算出(取得)し、利用経路R1の情報を利用者情報として記憶部22に記憶させる。尚、取得部201が、搭乗位置A1及び降車位置B1の情報に基づいて利用経路R1を算出することは必須ではなく、利用者X1が携帯端末4を用いて入力した利用経路R1の情報を携帯端末4から通信部21を介して取得してもよい。
取得部201が利用者X1の利用者情報を取得すると、グループ化処理部202が、管理サーバ2に登録された相乗り支援システム1の全ての利用者について利用者グループを作成する処理が終了するまで、ステップS2,S3の処理を繰り返し実行する。
ステップS2では、グループ化処理部202は、相乗り支援システム1の全利用者のうち判定対象とした利用者について、判定対象の利用者の利用経路と、利用登録を行った利用者X1の利用経路R1とが一部でも重複するか否かを判定する。つまり、グループ化処理部202は、相乗り支援システム1の全ての利用者の各々について記憶部22に登録されている各利用者の利用経路を、利用登録を行った利用者X1の利用経路R1と比較する。
グループ化処理部202は、ステップS2において、判定対象の利用者の利用経路が、利用登録を行った利用者X1の利用経路R1と合致していないと判定すると(S2:No)、別の利用者を判定対象としてステップS2の判定を行う。
グループ化処理部202は、ステップS2において、判定対象の利用者の利用経路が利用者X1の利用経路R1と一部でも合致していると判定すると(S2:Yes)、判定対象の利用者と利用者X1とが同じ利用者グループとなるように、各利用者の利用者グループの情報を更新する。これにより、利用者X1の利用者グループG1が作成されるとともに、利用者X1と利用経路が一部重複する利用者の利用者グループが更新される。
ここで、図2の例では、3人の利用者X2〜X4の利用経路R2,R3,R4が利用者X1の利用経路R1と部分的に重複しているので、利用者X1の利用者グループG1に利用者X2〜X4が含まれる。また、利用者X2〜X4の利用者グループG2〜G4にも利用者X1が登録される。尚、図2の例では、利用者X2の利用経路R2と利用者X5の利用経路R5とが部分的に重複しているので、利用者X2の利用者グループG2(G22)には利用者X5が含まれ、利用者X5の利用者グループG5には利用者X2が含まれる。
このように、本実施形態では、利用者情報は、複数の利用者X1〜X5の各々が自動車3に乗る搭乗位置A1〜A5、及び、自動車3から降りる降車位置B1〜B5の情報を含んでいる。これにより、グループ化処理部202は、複数の利用者X1〜X5を、各利用者の搭乗位置A1〜A5及び降車位置B1〜B5の情報を考慮してグループ分けすることができる。
また、本実施形態では、複数の利用者X1〜X5の各々に対応して利用者グループG1〜G5が作成される。通知部203は、複数の利用者(X1〜X5)の各々に対応して作成された利用者グループ(G1〜G5)に基づいて通知対象を決定できるので、適切な通知対象に利用案内の通知を行うことができる。なお、グループ化処理部202は、利用者ごとに利用者グループを作成しなくてもよく、例えば、自動車3を運転する予定経路ごと、多くの利用者が乗降する場所(例えば駅など)ごと、自動車3を走行させる方面ごと利用者グループを作成してもよい。
また、本実施形態では、複数の利用者X1〜X5のいずれかが移動体3の利用を申し込む(予約する)ごとに、複数の利用者X1〜X5のグループ分けが更新される。したがって、グループ化処理部202は、利用者情報が変更されるごとに、複数の利用者X1〜X5のグループ分けを更新することができ、最適な通知対象に対して利用案内の通知を行うことができる。
グループ化処理部202によって全ての利用者について利用者グループの情報が更新されると、通知部203は、利用者グループに基づいて通知対象を決定する。例えば、利用者X1から自動車3の利用申請が登録された場合、通知部203は、利用者X1の利用者グループG1に基づいて通知対象を決定する。利用者X1の利用者グループG1には3人の利用者X2,X3,X4が含まれているので、通知部203は、利用者X2,X3,X4を通知対象として決定する。通知部203は、通信部21を介して、利用者X2,X3,X4が携帯する携帯端末4に対して、利用者X1との相乗りでの自動車3の利用を勧める通知情報を送信させる。この通知情報には、利用者X1の搭乗位置、降車位置、利用経路、利用時刻等の情報が含まれる。
利用者X2,X3,X4が携帯する携帯端末4の通信部41が管理サーバ2からの通知情報を受信すると、処理部40が、通知情報の内容を文字等で表示部42に表示させたり、通知情報の内容を音声等でスピーカから出力させる。携帯端末4から出力される通知情報に接した利用者X2,X3,X4のいずれかが利用者X1との相乗りに同意する場合、携帯端末4の操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むための操作を行う。例えば利用者X2が操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むために利用者情報(搭乗位置、降車位置、利用時刻等)を入力すると、携帯端末4の処理部40が、利用者X2の利用者情報を含む利用申請情報を通信部41を介して管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2の処理部20は、通知情報の送信時から所定の受付時間内に、いずれかの通知対象から通信部21を介して利用申請情報を受信すると、利用者X1と利用申請情報を送信してきた利用者とで自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する。例えば、管理サーバ2の処理部20が、通知対象のうち利用者X2のみから利用申請情報を受信した場合、利用者X1,X2の2人で自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する。図2では、利用者X1〜X5のうち自動車3を相乗りする2人の利用者X1,X2を一点鎖線の枠で囲んでいる。
通知部203は、通信部21を介して利用者X1,X2が携帯する携帯端末4に、自動車3を相乗りする搭乗予約の詳細情報を通知する。詳細情報には、搭乗位置、降車位置、利用時刻、及び利用料金等が含まれる。利用料金は自動車3を利用者X1,X2が相乗りする場合の料金であり、利用者X1,X2が単独で自動車3を利用する場合に比べて低めの値段に設定される。
また、配車処理部204は、利用者X1,X2の搭乗位置A1,A2及び降車位置B1,B2に基づいて、自動車3の予定経路(A2→A1→B1→B2)を作成し、自動車3の予定経路を指示するための運転指示情報を作成する。処理部20は、配車処理部204が作成した運転指示情報を通信部21を介して自動車3に送信する。自動車3の処理部30は、管理サーバ2から通信部31を介して運転指示情報を受信すると、運転指示情報にしたがって運転制御部32を制御する。これにより、運転制御部32は、指定された搭乗時刻に搭乗位置A1,A2で利用者X1,X2を乗せ、指定された降車時刻に降車位置B1,B2で利用者X1,X2を降ろすように、予定経路に従って自動車3を自動的に運転する。
ここで、利用者X1,X2の搭乗時刻が来る前に、例えば利用者X2が携帯端末4の操作部43を用いて搭乗予約を取り消す操作を行うと、処理部40が、通信部41を介して管理サーバ2へ、搭乗予約を取り消す取消情報を送信する。管理サーバ2の処理部20が、利用者X2が携帯する携帯端末4から通信部21を介して取消情報を受信すると、予約取消時の処理を行う。ここで、予約取消時の処理について図4のフローチャートを参照して説明する。尚、図2では搭乗予約を取り消した利用者X2にドット模様を付けて区別している。
管理サーバ2の処理部20が、利用者X1,X2からの搭乗予約を受け付けている状態で(S11)、利用者X2が携帯する携帯端末4から通信部21を介して搭乗予約を取り消す取消情報を受信すると(S12)、別の相乗り相手を探す処理を行う。
すなわち、管理サーバ2の通知部203は、自動車3の利用を予約していた利用者X1,X2のうち、予約を取り消した利用者X2以外の利用者、この場合は利用者X1の利用者グループG1に基づいて通知対象を決定する。すなわち、通知部203は、利用者グループG1に属する利用者X2,X3,X4のうち、予約を取り消した利用者X2以外の利用者X3,X4を通知対象として決定する。通知部203は、通信部21を介して、利用者X3,X4が携帯する携帯端末4に対して、利用者X1との相乗りでの自動車3の利用を勧める通知情報を送信させる(S13)。この通知情報には、利用者X1の搭乗位置、降車位置、利用経路、及び利用時刻等の情報が含まれる。尚、自動車3の利用を予約していた利用者のうち、予約を取り消した利用者以外の利用者が複数存在する場合、通知部203は、複数の利用者の利用者グループに基づいて通知対象を決定すればよい。例えば、通知部203は、複数の利用者の利用者グループにそれぞれ属する利用者の全てを通知対象とすればよい。
利用者X3,X4が携帯する携帯端末4の通信部41が管理サーバ2からの通知情報を受信すると、処理部40が、通知情報の内容を文字等で表示部42に表示させたり、通知情報の内容を音声等でスピーカから出力させる。携帯端末4から出力される通知情報に接した利用者X3,X4のいずれかが利用者X1との相乗りに同意する場合、携帯端末4の操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むための操作を行う。例えば利用者X3が操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むために利用者情報(搭乗位置、降車位置、利用時刻等)を入力すると、携帯端末4の処理部40が、利用者X4の利用者情報を含む利用申請情報を通信部41を介して管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2の処理部20は、通知情報の送信時から受付時間内に、いずれかの通知対象から通信部21を介して利用申請情報を受信すると(S14:Yes)、利用者X1と利用申請情報を送信してきた利用者とで自動車3を相乗りする場合の詳細情報を求める。
この詳細情報には、搭乗位置、降車位置、利用時刻、及び利用料金等が含まれる。利用料金は、利用者X1と、利用申請情報を送信してきた利用者(例えば利用者X3)とが自動車3に相乗りする場合の料金であり、利用者X1が単独で自動車3を利用する場合に比べて低めの値段に設定される。処理部20は、利用者X1が携帯する携帯端末4に通信部21を介して、利用者X1,X3で自動車3を相乗りする場合の詳細情報を送信する(S15)。携帯端末4の処理部40が、管理サーバ2から通信部41を介して詳細情報を受信すると、詳細情報の内容を文字等で表示部42に表示させたり、詳細情報の内容を音声等でスピーカから出力させたりする。
管理サーバ2の処理部20は、詳細情報の送信時から所定の待機時間が経過するまでの間に、利用者X1が携帯する携帯端末4から通信部21を介して予約内容の変更を承認する承認情報を受信すれば、利用者X1が利用者X3との相乗りに同意したと判断する。また、処理部20は、詳細情報の送信時から所定の待機時間が経過するまでの間に、利用者X1が携帯する携帯端末4から通信部21を介して搭乗予約の取消情報を受信しなければ、利用者X1が利用者X3との相乗りに同意したと判断してもよい。このとき、管理サーバ2の処理部20は、利用者X1,X3で自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する(S16)。
処理部20は、利用者X1,X3で自動車3を相乗りするように搭乗予約を確定すると、処理部20の通知部203が、通信部21を介して利用者X1,X3が携帯する携帯端末4に、自動車3を相乗りする搭乗予約の詳細情報を通知する。詳細情報には、搭乗位置、降車位置、利用時刻、及び利用料金等が含まれる。
また、配車処理部204は、利用者X1,X3の搭乗位置A1,A3及び降車位置B1,B3に基づいて、自動車3の予定経路(A3→A1→B3→B1)を作成し、自動車3の予定経路を指示するための運転指示情報を作成する。処理部20は、配車処理部204が作成した運転指示情報を通信部21を介して自動車3に送信する。自動車3の処理部30は、管理サーバ2から通信部31を介して運転指示情報を受信すると、運転指示情報に従って運転制御部32を制御する。これにより、運転制御部32は、指定された搭乗時刻に搭乗位置A1,A3で利用者X1,X3を乗せ、指定された降車時刻に降車位置B1,B3で利用者X1,X3を降ろすように、予定経路に従って自動車3を自動的に運転する。
上述のように、相乗り支援システム1では、複数の利用者のうち自動車3の相乗りを予約している複数の搭乗予定者の一部が自動車3への搭乗予約を取り消した場合に、通知部203が利用案内の通知を行っている。したがって、複数の搭乗予定者のうち、搭乗予約を取り消した搭乗予定者以外の搭乗予定者は、代わりに相乗りする利用者を自ら探す手間が省けるので相乗り支援システム1の利便性を向上できる。複数の搭乗予定者の一部が搭乗予約を取り消した場合でも、代わりに相乗りする利用者が見つかれば、利用者の効率的な輸送を実現でき、利用者にとっても相乗りしない場合に比べて安い利用料金で自動車3を利用できるという利点がある。
また、通知部203は、複数の搭乗予定者(例えば利用者X1,X2)のうち移動体3への搭乗予約を取り消していない1又は複数の搭乗予定者(例えば利用者X1)が属する利用者グループ(例えば利用者グループG1)に対して利用案内の通知を行っている。したがって、相乗りを承諾する可能性が高い利用者に対して利用案内の通知を行うことができ、利用案内が無駄な通知対象に通知されるのを抑制できる。
ところで、ステップS14において、管理サーバ2の処理部20が通信部21を介して複数の利用者から利用申請情報を受信した場合、処理部20は、利用申請情報を送信してきた複数の利用者のそれぞれと相乗りする場合の詳細情報を作成する。この詳細情報には、複数の利用者のそれぞれと相乗りする場合の予定経路、利用時刻(搭乗時刻と降車時刻との少なくとも一方)、最初に利用予約を行っていた利用者X1の利用料金、等の情報が含まれる。そして、管理サーバ2の処理部20は、通信部21を介して利用者X1の携帯端末4に作成した詳細情報を送信する。利用者X1が携帯する携帯端末4の処理部40が、管理サーバ2から送信された詳細情報を通信部41を介して受信すると、詳細情報の内容を文字等で表示部42に表示させたり、詳細情報の内容を音声等でスピーカから出力させたりする。携帯端末4から出力される詳細情報に接した利用者X1が、操作部43を用いて複数の利用者から自動車3に相乗りする相手を選択する操作を行うと、処理部40が通信部41を介して管理サーバ2に相乗りの相手(1又は複数人)の選択結果を送信する。管理サーバ2の処理部20は、最初に利用予約を行っていた利用者X1が携帯する携帯端末4から通信部21を介して相乗りの相手の選択結果を受信すると、利用者X1と、利用者X1が承認した相乗りの相手とで自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する。これにより、利用者X1は、当該利用者X1の利用者グループに属する利用者の中から、自動車3に相乗りする相手を選ぶことができ、利便性が向上するという利点がある。
(2.2.2)第2動作例の説明
第1動作例では、グループ化処理部202が、複数の利用者X1〜X5の各々について利用者情報に基づいて、利用者グループG1〜G5を作成している。それに対して、第2動作例では、グループ化処理部202が、複数の利用者X1〜X5の各々について利用者情報と属性情報とに基づいて、利用者グループG1〜G5を作成している。
以下、利用者X1が携帯端末4を操作して自動車3の利用申請を管理サーバ2に行った場合の第2動作例について図5を参照して説明する。
利用者X1が利用登録時に携帯端末4の操作部43を操作して利用者情報と属性情報を入力(登録)すると(S21)、処理部40は、操作部43から受け付けた利用者情報及び属性情報を通信部41から管理サーバ2に送信させる。ここで、利用者情報は、利用者X1の搭乗位置A1、降車位置B1、及び利用時刻の情報を含む。属性情報は、利用者X1の性別、年齢等の身体的特徴を表す情報、利用者X1が相乗りする相手に希望する条件(例えば、飲酒、喫煙の有無等)を示す情報等を含む。
管理サーバ2の取得部201が携帯端末4から通信部21を介して利用者X1が入力した利用者情報及び属性情報を取得すると、取得部201は、利用者情報及び属性情報を利用者X1の識別情報に対応付けて記憶部22に記憶させる。また、取得部201は、利用者X1が入力した搭乗位置A1及び降車位置B1の情報に基づいて利用経路R1を算出し、利用経路R1の情報を利用者情報として記憶部22に記憶させる。
取得部201が利用者X1の利用者情報及び属性情報を取得すると、グループ化処理部202が、管理サーバ2に登録された相乗り支援システム1の全ての利用者について利用者グループを作成する処理が終了するまで、ステップS22〜S24の処理を繰り返す。
ステップS22では、グループ化処理部202は、相乗り支援システム1の全利用者のうち判定対象とした利用者について、判定対象の利用者の属性情報が、利用登録を行った利用者X1の属性情報と合致するか否かを判定する。つまり、グループ化処理部202は、記憶部22に登録されている判定対象の利用者の属性情報を、利用者X1の属性情報と比較する。
グループ化処理部202は、ステップS22において、判定対象の利用者の属性情報が利用者X1の属性情報と合致していないと判定すると、別の利用者を判定対象としてステップS22の判定を行う。
グループ化処理部202は、ステップS22において、判定対象の利用者の属性情報が利用者X1の属性情報と合致していると判定すると、ステップS23の判定を行う。
ステップS23では、グループ化処理部202は、判定対象の利用者の利用経路が、利用登録を行った利用者X1の利用経路R1と一部でも重複するか否かを判定する。つまり、グループ化処理部202は、記憶部22に登録されている判定対象の利用者の利用経路を、利用者X1の利用経路R1と比較する。
グループ化処理部202は、ステップS23において、判定対象の利用者の利用経路が、利用者X1の利用経路R1と全く重複していないと判定すると、別の利用者を判定対象としてステップS22の判定を行う。
グループ化処理部202は、ステップS23において、判定対象の利用者の利用経路が、利用者X1の利用経路R1と一部でも重複していると判定すると、判定対象の利用者と利用者X1とが同じ利用者グループとなるように、利用者グループの情報を更新する。これにより、利用者X1の利用者グループG1が作成されるとともに、利用者X1と属性情報が合致し、利用経路が一部重複する利用者の利用者グループが更新される。
ここで、図6の例では、3人の利用者X2〜X4の利用経路R2,R3,R4が利用者X1の利用経路R1と部分的に重複している。一方、利用者X2,X3の属性情報は利用者X1の属性情報と合致するが、利用者X4の属性情報は利用者X1の属性情報と合致していないので、利用者X1の利用者グループG1には利用者X4は含まれず、利用者X2,X3が含まれる。図6では、利用者X1及び利用者X1と利用経路が一部重複する利用者X2〜X4を一点鎖線の枠で囲んでいる。また、図6では、利用者X1と属性情報が合致しない利用者X3にドット模様をつけて区別している。
グループ化処理部202によって全ての利用者について利用者グループの情報が更新されると、通知部203は、利用者グループに基づいて通知対象を決定する。例えば、利用者X1から自動車3の利用申請が登録された場合、通知部203は、利用者X1の利用者グループG1に基づいて通知対象を決定する。利用者X1の利用者グループG1には2人の利用者X2,X3が含まれているので、通知部203は、利用者X2,X3を通知対象として決定する。通知部203は、通信部21を介して、利用者X2,X3が携帯する携帯端末4に対して、利用者X1との相乗りで自動車3の利用を勧める通知情報を送信させる。この通知情報には、利用者X1の搭乗位置、降車位置、利用時刻等の情報が含まれる。
利用者X2,X3が携帯する携帯端末4の通信部41が管理サーバ2からの通知情報を受信すると、処理部40が、通知情報の内容を文字等で表示部42に表示させたり、通知情報の内容を音声等でスピーカから出力させる。携帯端末4から出力される通知情報に接した利用者X2,X3のいずれかが利用者X1との相乗りに同意する場合、携帯端末4の操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むための操作を行う。例えば利用者X2が操作部43を操作して自動車3の利用を申し込むために利用者情報(搭乗位置、降車位置、利用時刻等)を入力すると、携帯端末4の処理部40が、利用者情報を含む利用申請情報を通信部41から管理サーバ2に送信させる。
管理サーバ2の処理部20は、通知情報の送信時から所定の受付時間内に、通信部21を介していずれかの通知対象から利用申請情報を受信すると、利用者X1と利用申請情報を送信してきた利用者とで自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する。例えば、管理サーバ2の処理部20が、通知対象のうち利用者X2のみから利用申請情報を受信した場合、利用者X1,X2の2人で自動車3を相乗りする搭乗予約を確定する。
通知部203は、通信部21を介して利用者X1,X2が携帯する携帯端末4に、自動車3を相乗りする搭乗予約の詳細情報を通知する。詳細情報には、搭乗位置、降車位置、利用時刻、及び利用料金等が含まれる。利用料金は自動車3を利用者X1,X2が相乗りする場合の料金であり、利用者X1,X2が単独で自動車3を利用する場合に比べて低めの値段に設定される。
また、配車処理部204は、利用者X1,X2の搭乗位置A1,A2及び降車位置B1,B2に基づいて、自動車3の予定経路(A2→A1→B1→B2)を作成し、自動車3の予定経路を指示するための運転指示情報を作成する。処理部20は、配車処理部204が作成した運転指示情報を通信部21を介して自動車3に送信する。自動車3の処理部30は、管理サーバ2から通信部31を介して運転指示情報を受信すると、運転指示情報に従って運転制御部32を制御する。これにより、運転制御部32は、指定された搭乗時刻に搭乗位置A1,A2で利用者X1,X2を乗せ、指定された降車時刻に降車位置B1,B2で利用者X1,X2を降ろすように、予定経路に従って自動車3を自動的に運転する。
このように、第2動作例では、グループ化処理部202が、複数の利用者を利用者情報と属性情報とに基づいてグループ分けすることで利用者グループを生成し、通知部203は利用者グループに基づいて通知対象を決定している。したがって、通知部203は、利用経路が一部重複し、属性情報が合致する利用者を通知対象として利用案内を通知するので、移動体の利用を承諾する可能性が高い通知対象に対して利用案内の通知を行うことができる。よって、相乗り支援システムの利便性を向上させることができ、また利用者の効率的な輸送を実現できる、という利点がある。
なお、利用者X1,X2が自動車3の利用を予約している状態で、利用者X2が自動車3への搭乗予約を取り消した場合の管理サーバ2の動作は、第1動作例で説明した動作と同様であるので、その説明は省略する。図6の例では、利用者X1の利用者グループG1には利用者X2,X3のみが属している。この場合に利用者X2が搭乗予約を取り消すと、通知部203は、利用者X1の利用者グループG1に基づき、利用者グループG1に含まれる利用者X3を通知対象として自動車3の利用に関する通知案内を送信する。
以上のように、第2動作例で説明した相乗り支援システム1では、複数の利用者X1〜X5が、複数の利用者X1〜X5の各々の属性に関する属性情報を考慮して複数の利用者グループG1〜G5にグループ分けされる。したがって、複数の利用者X1〜X5を、各利用者の属性情報を考慮してグループ分けすることができるので、属性情報を考慮して決定された通知対象に利用案内の通知を行うことができる。よって、通知部203は、相乗りの利用申請を行った利用者と属性が合致した利用者に対して、利用案内の通知を行えるので、利用案内の通知を受けた利用者が相乗りに同意する可能性を高めることができる。また、相乗りの利用申請を行った利用者は、属性が合致した利用者と相乗りできる可能性が高くなる、という利点がある。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、相乗り支援システム1と同様の機能は、相乗り支援方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る相乗り支援方法では、相乗りが可能な移動体(自動車3)を利用する可能性がある複数の利用者X1〜X5の行動状態に関する利用者情報を取得する。この相乗り支援方法では、複数の利用者グループG1〜G5に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体3の利用に関する利用案内の通知を行う。複数の利用者グループG1〜G5は、複数の利用者X1〜X5を利用者情報に基づいてグループ分けして得られたグループである。
一態様に係る(コンピュータ)プログラムは、コンピュータシステムに、取得処理と、通知処理と、を実行させるためのプログラムである。取得処理では、相乗りが可能な移動体(自動車3)を利用する可能性がある複数の利用者X1〜X5の行動状態に関する利用者情報を取得する。通知処理では、複数の利用者グループG1〜G5に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(自動車3)の利用に関する利用案内の通知を行う。複数の利用者グループG1〜G5は、複数の利用者X1〜X5を利用者情報に基づいてグループ分けして得られたグループである。
以下、上記の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における相乗り支援システム1又は相乗り支援方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における相乗り支援システム1又は相乗り支援方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的な記録媒体は、メモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等である。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、相乗り支援システム1は1つの管理サーバ2で実現されているが、相乗り支援システム1の取得部201及び通知部203の機能が2つ以上のシステムに分散して設けられてもよい。また、取得部201及び通知部203の各々の機能が、複数のシステムに分散して設けられていてもよい。また、相乗り支援システム1の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
上記の実施形態では、移動体が自動車3であったが、移動体は自動車3に限定されず、例えば、鉄道車両、船舶、航空機等の自動車以外の乗り物でもよい。
(まとめ)
第1の態様の相乗り支援システム(1)は、取得部(201)と、通知部(203)とを、備える。取得部(201)は、相乗りが可能な移動体(3)を利用する可能性がある複数の利用者(X1〜X5)の行動状態に関する利用者情報を取得する。通知部(203)は、複数の利用者(X1〜X5)を利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループ(G1〜G5)に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(3)の利用に関する利用案内の通知を行う。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
第2の態様の相乗り支援システム(1)では、第1の態様において、複数の利用者(X1〜X5)のうち移動体(3)の相乗りを予約している複数の搭乗予定者の一部が移動体(3)への搭乗予約を取り消した場合に、通知部(203)が利用案内の通知を行う。
この態様によれば、複数の搭乗予定者のうち移動体(3)への搭乗予約を取り消していない搭乗予定者が、自ら相乗りの相手を探す手間を省くことができる。
第3の態様の相乗り支援システム(1)では、第2の態様において、通知部(203)は、複数の搭乗予定者のうち移動体(3)への搭乗予約を取り消していない1又は複数の搭乗予定者が属する利用者グループ(G1〜G5)に対して利用案内の通知を行う。
この態様によれば、相乗りを承諾する可能性が高い利用者(X1〜X5)に対して利用案内の通知を行うことができる。
第4の態様の相乗り支援システム(1)では、第1〜第3のいずれかの態様において、利用者情報は、複数の利用者(X1〜X5)の各々が移動体(3)に乗る搭乗位置(A1〜A5)及び移動体(3)から降りる降車位置(B1〜B5)の情報を含む。
この態様によれば、複数の利用者(X1〜X5)を、各利用者の搭乗位置(A1〜A5)及び降車位置(B1〜B5)の情報を考慮してグループ分けすることができる。
第5の態様の相乗り支援システム(1)では、第1〜第4のいずれかの態様において、複数の利用者(X1〜X5)が、複数の利用者(X1〜X5)の各々の属性に関する属性情報を考慮して複数の利用者グループ(G1〜G5)にグループ分けされる。
この態様によれば、複数の利用者(X1〜X5)を、各利用者の属性情報を考慮してグループ分けすることができる。
第6の態様の相乗り支援システム(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、複数の利用者(X1〜X5)の各々に対応して利用者グループ(G1〜G5)が作成される。
この態様によれば、通知部(203)が、複数の利用者(X1〜X5)の各々に対応して作成された利用者グループ(G1〜G5)に基づいて通知対象を決定できるので、適切な通知対象に利用案内の通知を行うことができる。
第7の態様の相乗り支援システム(1)では、第1〜第6のいずれかの態様において、複数の利用者(X1〜X5)のいずれかが移動体(3)の利用を予約するごとに、複数の利用者(X1〜X5)のグループ分けが更新される。
この態様によれば、利用者情報が変更されるごとに、複数の利用者(X1〜X5)のグループ分けを更新することができる。
第8の態様の相乗り支援方法は、相乗りが可能な移動体(3)を利用する可能性がある複数の利用者(X1〜X5)の行動状態に関する利用者情報を取得する。相乗り支援方法は、複数の利用者(X1〜X5)を利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループ(G1〜G5)に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(3)の利用に関する利用案内の通知を行う。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
第9の態様のプログラムは、コンピュータシステムに、取得処理と、通知処理と、を実行させるためのプログラムである。取得処理では、相乗りが可能な移動体(3)を利用する可能性がある複数の利用者(X1〜X5)の行動状態に関する利用者情報を取得する。通知処理では、複数の利用者(X1〜X5)を利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループ(G1〜G5)に基づいて通知対象を決定し、通知対象に対して移動体(3)の利用に関する利用案内の通知を行う。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
第10の態様の移動体(3)は、第1〜第7のいずれかの態様の相乗り支援システム(1)と通信する通信部(31)と、通信部(31)を通じて相乗り支援システム(1)から受信した運転指示情報に基づく処理を行う処理部(30)と、を備える。
この態様によれば、利便性の向上を図ることが可能な相乗り支援システム(1)に用いられる移動体(3)を提供できる。
1 相乗り支援システム
2 管理サーバ
3 移動体
4 携帯端末
20 処理部
21 通信部
30 処理部
31 通信部
201 取得部
202 グループ化処理部
203 通知部
X1〜X5 利用者
A1〜A5 搭乗位置
B1〜B5 降車位置

Claims (10)

  1. 相乗りが可能な複数の移動体の利用を支援する相乗り支援システムであって、
    前記複数の移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する取得部と、
    前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う通知部とを、備える、
    相乗り支援システム。
  2. 前記複数の利用者のうち前記移動体の相乗りを予約している複数の搭乗予定者の一部が前記移動体への搭乗予約を取り消した場合に、前記通知部が前記利用案内の通知を行う、
    請求項1に記載の相乗り支援システム。
  3. 前記通知部は、前記複数の搭乗予定者のうち前記移動体への搭乗予約を取り消していない1又は複数の搭乗予定者が属する前記利用者グループに対して前記利用案内の通知を行う、
    請求項2に記載の相乗り支援システム。
  4. 前記利用者情報は、前記複数の利用者の各々が前記移動体に乗る搭乗位置及び前記移動体から降りる降車位置の情報を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の相乗り支援システム。
  5. 前記複数の利用者が、前記複数の利用者の各々の属性に関する属性情報を考慮して前記複数の利用者グループにグループ分けされる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の相乗り支援システム。
  6. 前記複数の利用者の各々に対応して前記利用者グループが作成される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の相乗り支援システム。
  7. 前記複数の利用者のいずれかが前記移動体の利用を予約するごとに、前記複数の利用者のグループ分けが更新される、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の相乗り支援システム。
  8. 相乗りが可能な移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得し、
    前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う、
    相乗り支援方法。
  9. コンピュータシステムに、
    相乗りが可能な移動体を利用する可能性がある複数の利用者の行動状態に関する利用者情報を取得する取得処理と、
    前記複数の利用者を前記利用者情報に基づいてグループ分けして得られた複数の利用者グループに基づいて通知対象を決定し、前記通知対象に対して前記移動体の利用に関する利用案内の通知を行う通知処理と、を実行させるための、
    プログラム。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の相乗り支援システムと通信する通信部と、
    前記通信部を通じて前記相乗り支援システムから受信した運転指示情報に基づく処理を行う処理部と、を備える、
    移動体。
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