JP2013128868A - ガス分離システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2段のガス分離膜ユニットが直列に接続された単一のガス分離システムであって、従来より、必要なガス分離膜の膜面積を低減し、かつ、高純度の低透過性ガスを高回収率で得ることができるガス分離システムを提供することを目的とする。
【解決手段】混合ガスから、ガス分離膜を用いて未透過ガスを回収するためのガス分離システムであって、第1ガス分離膜ユニットと第2ガス分離膜ユニットとが直列に接続され、第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを、第2ガス分離膜ユニットに供給するラインと、第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスを、第1ガス分離膜ユニットに供給するためのラインとを備え、かつ、第1ガス分離膜ユニットのガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニットのガス分離選択性より高い、ガス分離システム。
【選択図】なし

Description

本発明は、直列に接続された2段のガス分離膜ユニットを用いて混合ガスを分離するガス分離システムに関する。
2種類以上のガスを含む混合ガスの分離方法として、膜に対するガスの透過速度の差を利用した膜分離法がある。この方法は、透過ガスまたは未透過ガスを回収することにより、目的ガスである高濃度の高透過性ガスまたは高濃度の低透過性ガスを得ることができる。混合ガスに含まれる各ガスの分離膜に対する単位面積・単位分圧差あたりの透過速度は、P’(単位は、×10−5cm(STP)/cm・sec・cmHg)で表すことができ、ガス分離膜のガス分離選択性は、(高透過性ガスの透過速度/低透過性ガスの透過速度)の比で示される。混合ガスからガス分離膜を用いて低透過性ガスを回収する際に、ガス分離選択性が高い膜は該比が大きく、純度の高い低透過性ガスを高回収率で得やすい一方で、一般に、混合ガス中に含まれる各ガスの膜に対する透過速度P’自体は小さく、所定量の低透過性ガスを得るためには大きい膜面積もしくは高い分圧差が必要となる。一方、ガス透過性が高い膜、すなわちガスの透過速度P’が大きい膜は、所定量の混合ガスを処理するための膜面積は小さくてすむが、一般に、ガスの分離選択性は低くなり、低透過性ガスの純度もしくは回収率が低くなってしまう。
使用されるガス分離膜は、一般にモジュール化されている。このガス分離膜モジュールは、ガス選択透過性を有するガス分離膜を、少なくともガス入口、透過ガス排出口、未透過ガス排出口とを備えた容器内に、ガス分離膜のガス供給側とガス透過側の空間が隔絶されるようにして装着したものである。
目的ガスを高濃度、高回収率で回収するため、多段階にこのガス分離膜モジュールを備えた装置を用いる方法も知られている。例えば、高濃度の低透過性ガスを目的ガスとする場合、一段目のガス分離膜モジュールのガス入口へ原料である混合ガスを供給し、排出された未透過ガスを二段目のガス分離膜モジュールに供給し、二段目から排出された未透過ガスを回収することにより、目的ガスを回収することができる。さらに処理量を向上させるため、ガス分離膜モジュールを複数本並列に接続したユニットとし、このユニットを多段階に直列に接続する方法も知られている。
混合ガスを例えば2段階で分離する場合、従来、1段目のガス分離膜モジュールと2段目のガス分離膜モジュールをそれぞれ構成するガス分離膜として、同種類のもの、すなわちそれぞれのガスの透過速度P’が同じ分離膜が用いられてきた。この場合、上記ガス分離膜の特性により、目的ガスの回収率を高めることを優先しガス分離選択性が高いガス分離膜を用いると、ガス透過速度P’が小さいため、所定量のガスを得るために大きい膜面積が必要となる。一方、ガス分離の処理速度を高めることを優先し、ガス透過速度P’が大きいガス分離膜を用いると、ガス分離選択性が低いため、目的ガスの回収率が低くなってしまうという問題があった。
特許文献1には、ガス混合体から所望の透過ガス生成物を生成するための膜プロセスであって、第1ステージではガス混合物を第2ステージと比較して高い固有透過率の吸着・拡散膜からなる第1の膜分離ユニットに送って中間透過ガスを得、第2ステージでは該中間透過ガスを第1ステージと比較して高い選択度を有する吸着・拡散膜からなる第2の膜分離ユニットに送ることを特徴とする膜プロセスが記載されている。
特許3850030号公報
本発明は、混合ガスからガス分離膜を用いて未透過ガスを回収するガス分離システムにおいて、上記問題点を解決することを目的とする。
本発明は以下の事項に関する。
1. 混合ガスから、ガス分離膜を用いて未透過ガスを回収するためのガス分離システムであって、
第1ガス分離膜ユニットと第2ガス分離膜ユニットとが直列に接続され、
第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを、第2ガス分離膜ユニットに供給するラインと、
第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスを、第1ガス分離膜ユニットに供給するためのラインとを備え、かつ、
第1ガス分離膜ユニットのガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニットのガス分離選択性より高い、ガス分離システム。
2. 混合ガスがメタン含有ガスであり、未透過ガスがメタンである、上記1に記載のガス分離システム。
3. 第1ガス分離膜ユニットの透過側および/または第2ガス分離膜ユニットの透過側が、大気圧以下の圧力に保持されることを特徴とする、上記1または2に記載のガス分離システム。
4. 第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを第2ガス分離膜ユニットに供給するライン上に、圧縮手段を設けた、上記1〜3のいずれかに記載のガス分離システム。
5. 第2ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを回収するライン上に、圧縮手段を設けた上記1〜4のいずれかに記載のガス分離システム。
6. 第1ガス分離膜ユニットに混合ガスを供給するステップと、
第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを、第2ガス分離膜ユニットに供給するステップと、
第2ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを回収するステップと、
第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスを、第1ガス分離膜ユニットに供給するステップと、
を含む混合ガスの分離方法であって、
第1ガス分離膜ユニットのガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニットのガス分離選択性より高い、混合ガスの分離方法。
本発明によると、2段のガス分離膜ユニットが直列に接続された単一のガス分離システムにおいて、従来より、必要なガス分離膜の膜面積を低減し、かつ、高純度の低透過性ガスを高回収率で得ることができる。
本発明のガス分離システムの構成図の一例である。
本発明のガス分離システムの構成図の一例を図1に示す。このガス分離システムは、ガス圧縮機13と、直列に接続された第1ガス分離膜ユニット11と第2ガス分離膜ユニット12とを備える。第1ガス分離膜ユニットおよび第2ガス分離膜ユニットは、それぞれ所定の混合ガスを分離できるガス分離膜を備えている。原料ガス供給口31とガス圧縮機13と第1ガス分離膜ユニット11とは混合ガス供給ライン21により連結されている。第1ガス分離膜ユニット11と第2ガス分離膜ユニット12とは、未透過ガス用ライン23により連結されている。さらに、第1ガス分離膜ユニット11は、透過ガス排出ライン22に連結され、第2ガス分離膜ユニット12は、未透過ガス回収用ライン24に連結されている。そして、第2ガス分離膜ユニット12と混合ガス供給ライン21とを連結する透過ガスリサイクル用ライン25も設けられている。以下第1ガス分離膜ユニットを単に第1ユニット、第2ガス分離膜ユニットを単に第2ユニットと記載することもある。
図1のガス分離システムを用いると、混合ガスに含まれるガスのうち、ガス分離膜に対する透過性が低い低透過性ガスを高濃度で且つ高回収率で回収することができる。まず、原料ガス供給口31から供給された原料の混合ガスが、ガス圧縮機13により加圧された状態で、混合ガス供給ライン21により第1ガス分離膜ユニット11に供給される。供給された混合ガスは、第1ガス分離膜ユニット11に備えられたガス分離膜により、ガス分離膜を透過した透過ガスと、ガス分離膜を透過しなかった未透過ガスとに分離される。この第1ユニットで分離された透過ガスは透過ガス排出ライン22から排出される。一方、第1ユニットで分離された未透過ガスは未透過ガス用ライン23により第2ガス分離膜ユニット12に供給される。第2ガス分離膜ユニット12に供給された第1ガス分離膜ユニットからの未透過ガスは、第2ガス分離膜ユニット12に備えられたガス分離膜により透過ガスと未透過ガスとに分離される。第2ユニットで分離された未透過ガスは、未透過ガス回収用ライン24から製品ガスとして回収される。この製品ガスは、低透過性ガスを高濃度に含む。一方、第2ガス分離膜ユニット12から排出された透過ガスは、透過ガスリサイクル用ライン25により、第1ガス分離膜ユニットへの供給ガスとしてリサイクルされる。
本発明のシステムは、第1ガス分離膜ユニット11のガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニット12のガス分離選択性より高いことを特徴とする。上述のように、ガス分離膜は、ガス分離選択性が高いほどガス透過速度が小さくなり、逆にガス透過速度が大きいほどガス分離膜のガス分離選択性は低くなる。本発明の発明者は、第1ユニットを構成するガス分離膜と第2ユニットを構成する分離膜とを異なるガス分離選択性を有するガス分離膜とし、かつ、第1ユニットのガス分離膜のガス分離選択性が第2ユニットのガス分離選択性より高いものを使用することが、単一のシステムにおいて、目的ガス(低透過性ガス)の濃縮率を向上させ、かつ、ガス分離膜の面積を小さくすることに最も好適であることを見出した。
上記第1ユニットおよび第2ユニットにおけるガス分離膜は、供給される混合ガスや目的ガスの種類に応じて適宜選択できる。ガス分離膜は、特に限定されないが、シリコーン樹脂、ポリブタジエン樹脂などのゴム状ポリマー材料、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリスルホン、ポリカーボネート、セルロースなどのガラス状ポリマー材料、又は、ゼオライトなどのセラミックス材料によって好適に製造される。また、ガス分離膜は、均質膜、均質層と多孔層とからなる非対称膜、微多孔質膜などいずれであってもよい。容器内の収納形態も、プレートアンドフレーム型、スパイラル型、中空糸型などいずれであっても構わない。尚、本発明においては、均質層の厚さが10〜200nm及び多孔質層の厚さが20〜200μmの非対称構造を持ち内径が30〜500μm程度の芳香族ポリイミドからなる中空糸ガス分離膜が、特に好適に用いられる。
本発明において、ガス分離膜は、少なくとも、ガス入口、透過ガス排出口、及び、未透過ガス排出口を備えた容器内に、ガス分離膜の透過側と未透過側とが隔絶するように配置されて、ガス分離膜モジュールを形成していることが好ましい。本発明のガス分離膜モジュールが中空糸膜によって構成される場合には、通常中空糸膜の多数本(例えば、数百本から数十万本)を集束して中空糸束とし、その中空糸束の少なくとも一方の端部をエポキシ樹脂のような硬化性樹脂やポリアミド樹脂のような熱可塑性樹脂などで前記端部において中空糸膜が開口状態となるように固着(樹脂固着部を管板という。)して中空糸分離膜エレメントを構成し、更に、単数個又は複数個の前記中空糸分離膜エレメントを、少なくともガス入口、透過ガス排出口、及び、未透過ガス排出口を有する容器内に、中空糸の内側へ通じる空間と中空糸の外側へ通じる空間が隔絶するように装着されて構成されている。容器はステンレスなどの金属材料、プラスチック材料、繊維強化プラスチック材料などの複合材料で製造される。
本発明において、1つのユニット内に備えられているガス分離膜モジュールは1本であっても複数本であってもよい。1つのユニット内に2本以上のガス分離膜モジュールが備えられているときは、これらがユニット内で並列に接続されていることが好ましい。また、上記ガス分離膜モジュールは、さらに、パージガス供給口を有していてもよい。
本発明において、例えば各ユニットが上記ガス分離膜モジュールを複数本備えている場合、ガス分離膜モジュールの本数を変更することでユニット内の膜面積を容易に調整することができる。
本発明においては、透過ガスリサイクル用ライン25を設けて、第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスをリサイクルすることにより、原料からの低透過性ガスの回収率を高めることができる。
本発明においては、ガス圧縮機13があることが好ましい。なお、実質的に供給ガスの圧力を増加させない場合においても、送風手段を設けることが好ましい。例えば、送風手段としてガス圧縮機の代わりにブロワーを設置し、第1ユニットからの透過ガス排出ライン22上、および/または第2ユニットからの透過ガスリサイクル用ライン25上に減圧手段を設け、第1ユニットおよび/または第2ユニットの透過ガス排出口側を大気圧より低くしてもよい。
本発明において、低圧で分離回収したガスを高圧で用いる場合、例えば、バイオガスから分離回収したメタンガスを都市ガスラインへ供給する場合などにおいては、未透過ガス回収用ライン24に圧縮手段としてのガス圧縮機を設けてもよい。
本発明のガス分離システムを用いて分離する混合ガスは、2種以上のガス混合物であれば特に制限されるものではない。本発明のガス分離システムは、例えば、メタンガスと二酸化炭素ガスを主に含むバイオガスからのメタンガスの分離回収などに好適に使用することができる。
以下、本発明を実施例に基づき、さらに詳細に説明する。但し、本発明は下記実施例により制限されるものではない。
<ガス分離膜モジュール>
実施例、比較例において用いたガス分離膜モジュールの運転条件でのガス分離特性を表1に示す。ガス分離膜モジュールAの方がガス分離膜モジュールBよりガス分離選択性が高いガス分離膜により構成されている。
Figure 2013128868
<実施例1>
二酸化炭素ガスとメタンガスとの混合ガス(CO:CH=40:60(モル比))を原料ガスとし、図1の構成を有するシステムを用いて、95モル%以上の濃度に濃縮されたメタンガス(製品ガス)を得ることを目的とした。第1ガス分離膜ユニット11を23本のガス分離膜モジュールA、第2ガス分離膜ユニット12を17本のガス分離膜モジュールBで構成した。第1ガス分離膜ユニットは、第2ガス分離膜ユニットよりガス分離選択性が高いガス分離膜モジュールで構成した。原料ガスを、圧力0.8MPaG、流量300Nm/hで第1ガス分離膜ユニットに供給した。このシステムを用いて原料ガスの分離を行い、回収された製品ガスの量、製品ガス中のCH濃度、CHの回収量、回収率等の結果を表2に示す。
<実施例2、3、比較例1〜7>
第1ガス分離膜ユニットおよび第2ガス分離膜ユニットを構成するガス分離膜モジュールの種類と本数を表2に示したとおりに変えた以外は実施例1と同様にして製品ガスを回収した。結果を表2に示す。
Figure 2013128868
比較例1は、第1ガス分離膜ユニットも第2ガス分離膜ユニットもガス分離選択性が低い方のガス分離膜モジュールBで構成した。この場合、必要なガス分離膜の総面積は小さくてすむが、実施例1〜3と比べてCHの回収量、回収率が低くなることが示された。
比較例2〜4は、実施例1〜3とは逆に、第2ガス分離膜ユニットを、第1ガス分離膜ユニットよりガス分離選択性が高いガス分離膜モジュールAで構成した。この場合、実施例1〜3と比べて、CHの回収量、回収率が低くなることが示された。
比較例5〜7は、第1ガス分離膜ユニットも第2ガス分離膜ユニットも、ガス分離選択性が高いガス分離膜モジュールAにより構成した。この場合、実施例1〜3と比べて、CHの回収量、回収率は高くなるが、必要なガス分離膜の総面積が大きくなることが示された。
11 第1ガス分離膜ユニット
12 第2ガス分離膜ユニット
13 ガス圧縮機
21 混合ガス供給ライン
22 透過ガス排出ライン
23 未透過ガス用ライン
24 未透過ガス回収用ライン
25 透過ガスリサイクル用ライン
31 原料ガス供給口

Claims (6)

  1. 混合ガスから、ガス分離膜を用いて未透過ガスを回収するためのガス分離システムであって、
    第1ガス分離膜ユニットと第2ガス分離膜ユニットとが直列に接続され、
    第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを、第2ガス分離膜ユニットに供給するラインと、
    第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスを、第1ガス分離膜ユニットに供給するためのラインとを備え、かつ、
    第1ガス分離膜ユニットのガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニットのガス分離選択性より高い、ガス分離システム。
  2. 混合ガスがメタン含有ガスであり、未透過ガスがメタンである、請求項1に記載のガス分離システム。
  3. 第1ガス分離膜ユニットの透過側および/または第2ガス分離膜ユニットの透過側が、大気圧以下の圧力に保持されることを特徴とする、請求項1または2に記載のガス分離システム。
  4. 第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを第2ガス分離膜ユニットに供給するライン上に、圧縮手段を設けた、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス分離システム。
  5. 第2ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを回収するライン上に、圧縮手段を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス分離システム。
  6. 第1ガス分離膜ユニットに混合ガスを供給するステップと、
    第1ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを、第2ガス分離膜ユニットに供給するステップと、
    第2ガス分離膜ユニットから排出された未透過ガスを回収するステップと、
    第2ガス分離膜ユニットから排出された透過ガスを、第1ガス分離膜ユニットに供給するステップと、
    を含む混合ガスの分離方法であって、
    第1ガス分離膜ユニットのガス分離選択性が、第2ガス分離膜ユニットのガス分離選択性より高い、混合ガスの分離方法。
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