JP2013128207A - データ伝送システム、およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送システム、およびデータ伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 伝送路のノイズ環境に応じて重複回数をフレキシブルに最適設定でき、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることができるデータ伝送システム、およびデータ伝送方法を提供する。
【解決手段】 データ伝送装置A2は、重複回数N2分の単位データ毎に多数決判定を行うことによってテストデータを復号し、復号したテストデータが、データ記憶部204を参照して生成したテストデータに一致する場合、重複回数決定コマンドをデータ伝送装置A1へ送信し、復号したテストデータが、データ記憶部204を参照して生成したテストデータに一致しなかった場合、重複回数アップコマンドをデータ伝送装置A1へ送信し、データ伝送装置A1は、重複回数決定コマンドを受信した場合、重複回数N2を、情報データ送信に用いる重複回数N1に設定し、重複回数アップコマンドを受信した場合、重複回数N2を増加させてテストデータを再送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ伝送システム、およびデータ伝送方法に関するものである。
従来、FA(Factory Automation)のように工場で用いられるシステムでは、様々なデータ伝送が行われている。しかしながら、工場毎にノイズ環境は異なっており、ノイズレベルの高い環境ではデータ化けが発生して、データ伝送の信頼性を低下させている。
そこで、シリアル通信を行うデータ伝送システムにおいて、同じデータを重複して(繰り返して)送信し、受信側において多数決判定によってデータを復号するものがある。例えば、送信側のデータ伝送装置は、情報データを単位データに分割して、この単位データ毎に繰り返して送信する。例えば、この単位データの繰り返し回数を重複回数N11とする。この場合、受信側のデータ伝送装置は、受信した重複回数N11分の単位データ毎に多数決判定を行うことによって情報データを復号する。具体的には、産業用カメラのインターフェース規格であるCoaXPressでは、重複回数N11を4回に固定している。
しかしながら、伝送路のノイズレベルが低い場合、データを必要以上に重複させて送信すると、データ伝送の実効速度は低下する。一方、伝送路のノイズレベルが非常に高い場合、少ない重複回数ではデータ伝送の信頼性を確保できない虞がある。
そこで、伝送路のノイズ環境に応じて重複回数N11を切り替えるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−204938号公報
上述の特許文献1に記載の構成は、データ伝送時に重複回数N11を再設定するものであり、通常は重複回数N11を1回とし、データ伝送時に伝送路の符号誤り率が劣化したことを検出すると重複回数N11を3回に増やすものである。すなわち、伝送路のノイズ環境が悪化した場合に用いる重複回数N11は、1回または3回に予め決められており、伝送路のノイズ環境に応じて、重複回数N11を予め決められた2段階のみに切り替えるものである。
したがって、特許文献1の構成では、伝送路のノイズ環境に対して重複回数N11をフレキシブルに設定できるものではなく、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることが難しかった。また、特許文献1の構成では、重複回数N11の具体的な回数を設定するための構成が開示されておらず、重複回数N11の最適設定を行うことができないものであった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、伝送路のノイズ環境に応じて重複回数をフレキシブルに最適設定でき、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることができるデータ伝送システム、およびデータ伝送方法を提供することにある。
本発明のデータ伝送システムは、第1のデータ伝送装置と第2のデータ伝送装置とが伝送路を介して通信を行い、前記第1のデータ伝送装置は、情報データを単位データに分割して、この単位データ毎に第1重複回数繰り返して送信し、前記第2のデータ伝送装置は、受信した前記第1重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号するデータ伝送システムであって、前記第1のデータ伝送装置は、前記第1重複回数を決定するために用いるテストデータを前記単位データ毎に第2重複回数繰り返して送信するテストデータ送信部を備え、前記第2のデータ伝送装置は、前記テストデータに関する情報を予め記憶したデータ記憶部と、前記テストデータ受信時に、前記第2重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記テストデータを復号する多数決回路と、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致するか否かを判定する比較部と、前記比較部の判定結果に基づいて、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致した場合、重複回数決定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致しなかった場合、重複回数アップコマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信するコマンド出力部とを備え、前記第1のデータ伝送装置は、前記重複回数決定コマンドを受信した場合、前記テストデータ送信に用いている前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第1重複回数に設定し、前記重複回数アップコマンドを受信した場合、前記テストデータ送信部が前記第2重複回数を増加させて前記テストデータを再送することを特徴とする。
この発明において、前記テストデータを構成する前記単位データの数を設定する比較回数設定部を備えることが好ましい。
この発明において、前記第2重複回数の最大値を設定する重複回数設定部を備えることが好ましい。
この発明において、前記コマンド出力部は、前記情報データの復号時に前記多数決判定のエラーが発生した場合、再設定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記第1のデータ伝送装置は、前記再設定コマンドを受信した場合、前記第1重複回数を増加させることが好ましい。
この発明において、前記第2のデータ伝送装置は、情報データを前記単位データに分割して、この単位データ毎に第3重複回数繰り返して送信し、前記第1のデータ伝送装置は、受信した前記第3重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号し、前記第2のデータ伝送装置は、前記比較部の判定結果に基づいて、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致した場合、このテストデータ送信に用いられた前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第3重複回数に設定することが好ましい。
この発明において、前記第1のデータ伝送装置と前記第2のデータ伝送装置とは、複数の前記伝送路を介して通信を行い、前記伝送路毎に前記第1重複回数を設定することが好ましい。
この発明において、前記第1のデータ伝送装置は、複数の前記伝送路のそれぞれを介した前記第1重複回数の設定処理に要した通信時間に基づいて、前記通信時間が長い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングを、前記通信時間が短い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングより早くすることによって、複数の前記第2のデータ伝送装置を同期制御することが好ましい。
この発明において、前記第2のデータ伝送装置は、情報データを前記単位データに分割して、この単位データ毎に第3重複回数繰り返して送信し、前記第1のデータ伝送装置は、受信した前記第3重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号し、前記第2のデータ伝送装置は、複数の前記伝送路を介した前記第1重複回数または前記第3重複回数の設定処理に要した通信時間に基づいて、前記通信時間が長い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングを、前記通信時間が短い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングより早くすることによって、複数の前記第1のデータ伝送装置を同期制御することが好ましい。
本発明のデータ伝送方法は、第1のデータ伝送装置と第2のデータ伝送装置とが伝送路を介して通信を行い、前記第1のデータ伝送装置は、情報データを単位データに分割して、この単位データ毎に第1重複回数繰り返して送信し、前記第2のデータ伝送装置は、受信した前記第1重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号するデータ伝送方法であって、前記第1のデータ伝送装置は、前記第1重複回数を決定するために用いるテストデータを前記単位データ毎に第2重複回数繰り返して送信し、前記第2のデータ伝送装置は、前記テストデータ受信時に、前記第2重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記テストデータを復号し、前記テストデータに関する情報を予めデータ記憶部に記憶して、前記復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致する場合、重複回数決定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致しなかった場合、重複回数アップコマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記第1のデータ伝送装置は、前記重複回数決定コマンドを受信した場合、前記テストデータ送信に用いている前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第1重複回数に設定し、前記重複回数アップコマンドを受信した場合、前記第2重複回数を増加させて前記テストデータを再送することを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、伝送路のノイズ環境に応じて重複回数をフレキシブルに最適設定でき、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることができるという効果がある。
実施形態1のシステム構成を示すブロック図である。 同上の設定モードにおける重複回数決定動作を示すフローチャート図である。 同上の設定モードにおける初期化動作を示すフローチャート図である。 (a)〜(i)同上の設定モードの処理を示すタイミングチャート図である。 同上の重複回数の再設定処理を示すタイミングチャート図である。 実施形態2のシステム構成を示すブロック図である。 実施形態3のシステム構成を示すブロック図である。 同上の送信タイミングの調整処理を示すタイミングチャート図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のデータ伝送システムの構成を示し、データ伝送装置A1(第1のデータ伝送装置)とデータ伝送装置A2(第2のデータ伝送装置)とが、伝送路L1を介して通信可能に構成されている。本実施形態のデータ伝送装置A1としては、撮像した画像情報を送信するFA用のカメラ装置や、照明装置等のスレーブ装置の動作を制御するマスター装置等で構成される。一方、データ伝送装置A2は、カメラ装置から受信した画像情報に画像処理を施す画像処理装置や、照明装置等のスレーブ装置等で構成される。また、伝送路L1は、有線伝送路、無線伝送路のいずれであってもよい。
データ伝送装置A1は、情報データ送信部101、テストデータ送信部102、マルチプレクサ103を備え、マルチプレクサ103は、情報データ送信部101およびテストデータ送信部102を入力に接続している。データ伝送装置A2は、データ受信部201、多数決回路202、比較部203、データ記憶部204、制御部205、コマンド出力部206、設定部207を備える。そして、本システムにおいて、データ伝送装置A1,A2は、情報伝送モードまたは設定モードで動作している。
まず、情報伝送モードの動作について説明する。通常、データ伝送装置A1,A2は情報伝送モードで動作しており、データ伝送装置A1とデータ伝送装置A2との間で、画像情報、制御情報等の情報データの授受を行う。
情報伝送モードのデータ伝送装置A1において、マルチプレクサ103は、その入力を情報データ送信部101側に切り替える。そして、情報データ送信部101は、シリアルの情報データを1パケットの単位データに分割し、この単位データ毎に繰り返してデータ伝送装置A2へ送信する。この単位データの繰り返し回数を重複回数N1とすると、情報データ送信部101は、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれをN1回づつ繰り返した情報伝送信号を送信する。
情報伝送信号を受信したデータ伝送装置A2では、データ受信部201が、受信した情報伝送信号を、重複回数N1分の単位データ毎(単位データ×N1)に、多数決回路202へ出力する。つまり、情報伝送信号は、同一の単位データをN1個連続させたデータ列を単位データ毎に生成して、全ての単位データの各データ列をつなげたシリアル信号である。そして、データ受信部201は、N1個の同一の単位データ(データ列)毎に多数決回路202へ出力する。
ここで、N1個の単位データのそれぞれは、伝送路L1のノイズレベルが低くて伝送環境がよければ、同一のパケット情報を含むものである。そこで、多数決回路202は、受信した重複回数N1分の単位データ毎に多数決判定を行い、単位データ毎にパケット情報を確定させることによって情報データを復号する。この多数決判定は、N1個の単位データにおいて過半数を占めるパケット情報を選択する。そして、多数決回路202は、復号した情報データを図示しないデータ処理部へ出力する。
このように、本システムでは、データ伝送装置A1が情報データを単位データ毎にN1回重複して(繰り返して)送信し、データ伝送装置A2が単位データ毎の多数決判定によって情報データを復号している。
そして、この重複回数N1が多ければ、データ伝送の信頼性が向上し、重複回数N1が少なければ、データ伝送の実効速度が向上する。そこで、本システムでは、設定モードにおいて、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度を両立できる重複回数N1を設定することを目的とする。
以下、重複回数N1の設定処理を行う設定モードの動作について図2〜図4を用いて説明する。なお、図2,図3は、設定モードにおけるデータ伝送装置A2の動作を示すフローチャートであり、図4(a)〜(i)は、設定モードの処理を示すタイミングチャートである。
まず、システム起動時に、データ伝送装置A1,A2は設定モードで動作を開始し、データ伝送装置A2の設定部207は、システムの初期化処理を行う(S1)。この初期化処理は図3のフローチャートにしたがって行われる。まず、設定部207は、テストデータの重複回数N2を「1」に設定し(S21)(図4(d))、重複回数N2の最大値N2m(最大重複回数N2m)を「5」に設定する(S22)(図4(b))。さらに、設定部207は、比較回数Mを設定する(S23)(図4(c))。初期化処理における重複回数N2、最大重複回数N2m、比較回数Mの各設定は、GUI(Graphical User Interface)を用いたユーザ操作、あるいは図示しない外部機器からの設定信号等に基づいて行われる。なお、設定部207が、本発明の比較回数設定部、重複回数設定部を構成している。
そして、設定部207は、これらの設定結果を制御部205へ引き渡し、制御部205は、これらの設定結果を含む初期化コマンドY1を、コマンド出力部206からデータ伝送装置A1へ送信する(S24)(図4(i))。
さらに、制御部205は、データ受信部201および多数決回路202および比較部203へ上述の設定結果を出力し、データ受信部201の受信処理、多数決回路202の多数決判定処理、比較部203の比較処理を制御する。そして、比較部203は、比較処理の対象を、後述のテストデータDのデータ位置i=1に設定しておく(S2)。
一方、設定モードで初期化コマンドY1を受信したデータ伝送装置A1のテストデータ送信部102は、Mパケットの単位データD(i)(但し、データ位置i=1,2,3,...,M)からなるシリアルのテストデータDを生成する。テストデータDを構成する単位データD(i)の数は、上述の比較回数Mに等しい。そして、テストデータ送信部102は、この単位データD(1)〜D(M)毎に重複回数N2(第2重複回数)繰り返したテスト用伝送信号K(K1,K2,K3,...)を生成する。すなわち、一連のテストデータDを構成するパケットのそれぞれをN2回づつ繰り返したテスト用伝送信号Kを生成する。なお、図4(a)において、単位データD(1)〜D(M)の各パケット情報は、a,b,c,d,e,〜,y,zとする。
まず、初期化コマンドY1を受信したデータ伝送装置A1のテストデータ送信部102は、重複回数N2=1、比較回数Mに設定したテスト用伝送信号K1を生成する。設定モードのデータ伝送装置A1において、マルチプレクサ103は、その入力をテストデータ送信部102側に切り替えており、テストデータ送信部102は、テスト用伝送信号K1をデータ伝送装置A2へ送信する。なお、テストデータ送信部102から送信されるテスト用伝送信号Kは、重複回数N2のスタートパケットSAを先頭に設け、重複回数N2のストップパケットSBを最後に設けている。
データ伝送装置A2のデータ受信部201は、受信したテスト用伝送信号Kから、重複回数N2分の単位データD(i)毎に多数決回路202へ出力する(図4(e))。而して、データ受信部201は、受信したテスト用伝送信号K1から、重複回数N2=1の単位データD(1)を多数決回路202へ出力する(S3)。つまり、テスト用伝送信号K(K1,K2,K3,...)は、同一の単位データD(i)をN2個連続させたデータ列を単位データ毎に生成して、全ての単位データD(i)の各データ列をつなげたシリアル信号である。そして、データ受信部201は、N2個の同一の単位データD(i)(データ列)毎に多数決回路202へ出力する。
ここで、N2個の単位データD(i)のそれぞれは、伝送路L1のノイズレベルが低くて伝送環境がよければ、同一のパケット情報を含むものである。そこで、多数決回路202は、重複回数N2分の単位データD(i)を判定対象にして多数決判定を行い、単位データD(i)のパケット情報を確定させる。而して、多数決回路202は、重複回数N2=1の単位データD(1)を判定対象にして多数決判定を行い、単位データD(1)のパケット情報を確定させる(S4)。図4(f)では、テスト用伝送信号K1の単位データD(1)に対して、パケット情報aが確定されている。なお、多数決回路202の多数決判定によって得られた単位データD(i)を多数決データと称し、多数決回路202は多数決データを比較部203へ出力する。この多数決判定は、N2個の単位データにおいて過半数を占めるパケット情報を選択する。
そして、データ記憶部204にはテストデータ(の各パケット情報a,b,c,d,e,〜,y,z)が予め格納されており、比較部203は、多数決データとデータ記憶部204のテストデータとを比較し、多数決データが、データ記憶部204のテストデータに一致するか否かを判定する(S5)。ここで比較部203は、ステップS2において、比較処理の対象をデータ位置i=1に設定しており、単位データD(1)の多数決データを単位データD(1)のパケット情報aと比較する。
そして、多数決データがデータ記憶部204のパケット情報に一致した場合、制御部205は、比較部203における比較処理の対象となるデータ位置iをインクリメントさせる(S6)。すなわち、比較部203における次の比較処理の対象を、データ位置i=1からデータ位置i=2に変更する。
なお、図4(g)は、比較部203の比較結果を示しており、白抜き部分は、多数決データがデータ記憶部204のパケット情報に一致したこと示し、ハッチング部分は、多数決データがデータ記憶部204のパケット情報に一致しなかったことを示す。
さらに、制御部205は、ステップS6でインクリメントしたデータ位置iが、比較回数M以下であるか否かを判定する(S7)。データ位置iが比較回数M以下の場合はステップS3に戻り、データ受信部201は、受信したテスト用伝送信号K1から、重複回数N2=1の単位データD(2)を多数決回路202へ出力する。(S3)。
多数決回路202は、重複回数N2=1の単位データD(2)を判定対象にして多数決判定を行い、単位データD(2)のパケット情報を確定させる(S4)。図4(e)において、多数決回路202は、パケット情報bが確定された単位データD(2)の多数決データを比較部203へ出力している。
比較部203は、ステップS6において、比較処理の対象をデータ位置i=2に設定しており、単位データD(2)の多数決データを単位データD(2)のパケット情報bと比較する(S5)。
そして、多数決データがデータ記憶部204のパケット情報に一致した場合、制御部205は、比較部203における比較処理の対象となるデータ位置iをインクリメントする(S6)。すなわち、比較部203における次の比較処理の対象を、データ位置i=2からデータ位置i=3に変更する。
さらに、制御部205は、ステップS6でインクリメントしたデータ位置iが、比較回数M以下であるか否かを判定する(S7)。データ位置iが比較回数M以下の場合、ステップS3に戻り、各データ位置iにおいて上記ステップS3〜S7の処理を繰り返す。
そして、テスト用伝送信号K1の単位データD(7)が、伝送路L1のノイズ環境の悪化によってデータ化けしたとする(図4(e)のハッチング部分H11)。この場合、多数決回路202は、単位データD(7)のパケット情報を誤って確定させてしまう(図4(f)のハッチング部分H12)。したがって、ステップS5における比較部203の比較結果は、単位データD(7)の多数決データが単位データD(7)のパケット情報に一致せず(図4(g)のハッチング部分H13)、制御部205は、多数決データが不一致であると判断する(図4(h))。
多数決データが不一致であると判断した制御部205は、重複回数N2をインクリメントする(S9)。すなわち、重複回数N2を、1回から2回に増加させる。また、ステップS4において、伝送路L1のノイズ環境が悪化したために、多数決判定によって単位データD(i)のパケット情報が確定しない場合も、ステップS9の上記処理を行う。
さらに、制御部205は、ステップS9でインクリメントした重複回数N2が、最大重複回数N2mより大きいか否かを判定する(S10)。重複回数N2が、最大重複回数N2m以下であれば、制御部205は、コマンド出力部206からデータ伝送装置A1へ重複回数アップコマンドY21を送信する(S12)(図4(i))。
重複回数アップコマンドY21を受信したデータ伝送装置A1のテストデータ送信部102は、重複回数N2=2に設定したテスト用伝送信号K2を生成し、テスト用伝送信号K2をデータ伝送装置A2へ送信する。
以降、データ伝送装置A2は、テスト用伝送信号K2(図4(e))を用いて上記同様に、ステップS2以降の各処理を行う。
そして、テスト用伝送信号K2の単位データD(4)の送信時に、伝送路L1のノイズ環境が悪化したとする(図4(e)のハッチング部分H21)。この場合、重複回数N2=2の単位データD(4)のうち、1番目は正常に送信され、2番目にデータ化けが発生しており、多数決回路202は、ステップS4において、単位データD(4)の多数決データを未確定データとする(図4(f)のハッチング部分H22)。なお、図4(g)のハッチング部分H23は、比較部203が比較処理を行った結果として、単位データD(4)の多数決データが単位データD(4)のパケット情報に一致していないことを示している。さらに、図4(h)では、多数決データが不一致であることを示している。
未確定データの発生を多数決回路202から通知された制御部205は、重複回数N2をインクリメントする(S9)。すなわち、重複回数N2を、2回から3回に増加させる。
そして、制御部205は、ステップS9でインクリメントした重複回数N2が、最大重複回数N2mより大きいか否かを判定する(S10)。重複回数N2が、最大重複回数N2m以下であれば、制御部205は、コマンド出力部206からデータ伝送装置A1へ重複回数アップコマンドY22を送信する(S12)(図4(i))。
重複回数アップコマンドY22を受信したデータ伝送装置A1のテストデータ送信部102は、重複回数N2=3に設定したテスト用伝送信号K3を生成し、テスト用伝送信号K3をデータ伝送装置A2へ送信する。
以降、データ伝送装置A2は、テスト用伝送信号K3(図4(e))を用いて上記同様に、ステップS2以降の各処理を行う。
そして、テスト用伝送信号K3の単位データD(M)の多数決データが単位データD(M)のパケット情報に一致すれば、制御部205は、比較部203における比較処理の対象となるデータ位置iをMからM+1にインクリメントさせる(S6)。そして、制御部205は、データ位置i=M+1が比較回数Mより大きいので(S7)、多数決回路202が復号したテストデータが、データ記憶部204のテストデータに一致し、テスト用伝送信号K3の復号が完了したと判断する。テスト用伝送信号K3の復号が完了したと判断した制御部205は、コマンド出力部206からデータ伝送装置A1へ重複回数決定コマンドY3を送信し(S8)(図4(i))、データ伝送装置A2は、設定モードから情報伝送モードへ移行する。
重複回数決定コマンドY3を受信したデータ伝送装置A1では、テストデータ送信部102がテストコマンドKの送信処理を停止する。そして、データ伝送装置A1は、設定モードから情報伝送モードへ移行し、情報データ送信部101は、情報データの送信処理に用いる重複回数N1を、重複回数決定コマンドY3を受信した時点での重複回数N2と同じ3回に設定する。
また、制御部205は、ステップS9でインクリメントした重複回数N2が、最大重複回数N2mより大きい場合、重複回数オーバと判断して、重複回数N1の設定処理を終了する(S11)。
このように、本システムでは、システムの起動時において、伝送路L1のノイズ環境に応じて重複回数N1をフレキシブルに最適設定でき、データ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることができる。
また、本システムでは、システムの初期化処理において比較回数Mを設定することによって(S23)、システムに要求される起動時間を調整できる。具体的には、比較回数Mを少なく設定することで、重複回数N1の決定処理に要する時間が短くなり、システムを素早く起動できる。一方、比較回数Mを多く設定することで、重複回数N1の決定処理に要する時間は長くなるが、伝送路L1のノイズレベルが時間によって変化する場合にも、この変化に対応した重複回数N1を決定することができる。
また、本システムでは、システムの初期化処理において最大重複回数N2mを設定することによって(S22)、システムに許容されるデータ伝送の遅延時間に応じて、重複回数N1の上限を設定できる。具体的には、最大重複回数N2mを多く設定すれば、重複回数N1の上限が高くなり、ノイズレベルが高い場合にもデータ伝送が可能になる。一方、最大重複回数N2mを少なく設定すれば、重複回数N1の上限が低くなり、データ伝送の遅延時間が長くなることが許されないシステムでの使用を制限できる。
また、データ伝送装置A2は、情報伝送モードにおける情報データの復号時において、多数決回路202の多数決処理時に未確定データが発生した場合、または比較回路203の比較処理時に多数決データの不一致が発生した場合、コマンド出力部207からデータ伝送装置A1へ再設定コマンドを送信する。再設定コマンドを受信したデータ伝送装置A1は、以降の情報データ送信において、重複回数N1を増加させる。この重複回数N1の増加幅は任意であり、例えば増加幅:1回に設定される。
図5は、この再設定コマンドを用いた重複回数N1の再設定処理を示す。
まず、データ伝送装置A1の情報データ送信部101は、重複回数N1=3に設定されており、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれを重複回数N1=3づつ繰り返した情報伝送信号J3を送信している。そして、情報伝送信号J3の送信時に、伝送路L1のノイズ環境が悪化したとする(図5(d)のハッチング部分H31,H32)。この場合、重複回数N1=3の単位データD(6)のうち、2番目は正常に送信され、1,3番目に異常が発生しており、多数決回路202は、単位データD(6)の多数決データ(図5(e)のハッチング部分H33)を未確定データとする(図5(f))。
未確定データの発生を多数決回路202から通知された制御部205は、再設定コマンドY4をコマンド出力部207からデータ伝送装置A1へ送信させる(図5(g))。再設定コマンドY4を受信したデータ伝送装置A1では、情報データ送信部101が、以降の情報データ送信において、重複回数N1=4に設定し、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれを重複回数N1=4づつ繰り返した情報伝送信号J4を送信する。
したがって、情報伝送モードにおける情報データの復号時に多数決判定のエラーが発生した場合でも、データ伝送の信頼性を向上させながら、情報伝送モードでの動作を継続させることができる。
(実施形態2)
図6は、本実施形態のデータ伝送システムの構成を示し、データ伝送装置A1とデータ伝送装置A2とが、伝送路L2を介して通信可能に構成されている。そして、実施形態1と異なる点は、データ伝送装置A1,A2が、情報データの送受信を双方向で行うことである。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
まず、データ伝送装置A1は、情報データ送信部101、マルチプレクサ103、ループバック回路104を備え、マルチプレクサ103は、情報データ送信部101およびループバック回路104を入力に接続している。
データ伝送装置A2は、データ受信部201、多数決回路202、比較部203、制御部205、設定部207、データ出力部210、情報データ送信部211、マルチプレクサ212を備える。マルチプレクサ212は、データ出力部210および情報データ送信部211を入力に接続している。データ出力部210は、テストデータ出力部210a、データ記憶部210b、コマンド出力部210cを具備する。
通常、データ伝送装置A1,A2は情報伝送モードで動作しており、データ伝送装置A1とデータ伝送装置A2との間で、情報データを互いに授受する双方向通信を行う。
情報伝送モードのデータ伝送装置A1において、マルチプレクサ103は、その入力を情報データ送信部101側に切り替える。そして、情報データ送信部101は、シリアルの情報データを1パケットの単位データに分割し、この単位データ毎に重複回数N1繰り返してデータ伝送装置A2へ送信する。すなわち、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれをN1回づつ繰り返した情報伝送信号を送信する。
情報伝送信号を受信したデータ伝送装置A2では、データ受信部201が、受信した情報伝送信号を、重複回数N1分の単位データ毎(単位データ×N1)に、多数決回路202へ出力する。多数決回路202は、受信した重複回数N1分の単位データ毎に多数決判定を行い、単位データ毎にパケット情報を確定させることによって情報データを復号する。この多数決判定は、N1個の単位データにおいて過半数を占めるパケット情報を選択する。そして、多数決回路202は、復号した情報データを図示しないデータ処理部へ出力する。
また、情報伝送モードのデータ伝送装置A2においても、マルチプレクサ212は、その入力を情報データ送信部211側に切り替える。そして、情報データ送信部211は、シリアルの情報データを1パケットの単位データに分割し、この単位データ毎に重複回数N3(第3重複回数)繰り返してデータ伝送装置A1へ送信する。すなわち、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれをN3回づつ繰り返した情報伝送信号を送信する。
情報伝送信号を受信したデータ伝送装置A1では、データ伝送装置A2と同様にデータ受信部、多数決回路を備えており(図示無し)、受信した重複回数N3分の単位データ毎に多数決判定を行い、単位データ毎にパケット情報を確定させることによって情報データを復号する。そして、復号した情報データを図示しないデータ処理部へ出力する。
このように、本システムでは、データ伝送装置A1が情報データを単位データ毎にN1回重複して(繰り返して)送信し、データ伝送装置A2が単位データ毎の多数決判定によって情報データを復号している。さらに、データ伝送装置A2が情報データを単位データ毎にN3回重複して(繰り返して)送信し、データ伝送装置A1が単位データ毎の多数決判定によって情報データを復号している。
次に、設定モードにおける重複回数N1,N3の決定処理について説明する。
設定モードのデータ伝送装置A2において、マルチプレクサ212は、その入力をデータ出力部210側に切り替える。そして、テストデータ出力部210aは、テストデータ(の各パケット情報a,b,c,d,e,〜,y,z)を予め格納したデータ記憶部210bを参照して、テストデータをデータ伝送装置A1へ送信する。
設定モードのデータ伝送装置A1において、マルチプレクサ103は、その入力をループバック回路104側に切り替える。ループバック回路104は、データ伝送装置A2から受信したテストデータを用いて、単位データD(1)〜D(M)毎に重複回数N2繰り返したテスト用伝送信号Kをデータ伝送装置A2へ送信する。以降、データ伝送装置A1,A2は、実施形態1と同様に設定モードでの各処理を行い、重複回数N1を決定する。なお、データ伝送装置A2は、重複回数N1の決定過程において、コマンド出力部210cから各コマンドを送信する。また、ループバック回路104が、本発明のテストデータ送信部に相当する。
また、データ伝送装置A2は、多数決回路202が復号したテストデータが、データ記憶部210bのテストデータに一致した場合、テスト用伝送信号Kの復号が完了したと判断する。テスト用伝送信号Kの復号が完了したと判断した制御部205は、情報データ送信部211による情報データの送信処理に用いる重複回数N3を、この時点での重複回数N2と同じ回数に設定する。
したがって、重複回数N1,N3を、同じ重複回数N2を用いて設定しており、双方向のデータ伝送システムにおいて、データ伝送装置A1,A2の重複回数N1,N3を、1回の重複回数の決定処理で設定することができる。
また、上記のように決定された重複回数N1,N3は、伝送路L2の双方向のノイズ環境に応じて設定されている。したがって、伝送路L2の双方向のノイズ環境に応じて重複回数N1,N3をフレキシブルに最適設定でき、双方向通信におけるデータ伝送の信頼性とデータ伝送の実効速度とを両立させることができる。
(実施形態3)
図7は、本実施形態のデータ伝送システムの構成を示し、1台のデータ伝送装置A2と複数のデータ伝送装置A1(A11,A12,...)とが、伝送路L3(L31,L32,...)を介して通信可能に構成されている。そして、データ伝送装置A2は、複数の通信チャンネルを用いて、複数のデータ伝送装置A11,A12,...との間で情報データの送受信を双方向で行う。なお、実施形態1,2と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
まず、データ伝送装置A1(A11,A12,...)は、実施形態2と同様の構成を備える。
データ伝送装置A2は、制御部205、データ出力部210、情報データ送信部211、マルチプレクサ212、レジスタR1,R2,R3,...、マスター通信部21,22,...を備える。マスター通信部21,22,...は、データ送信部221、遅延制御部222、遅延計測部223、データ受信部224、多数決回路225、比較部226を備え、伝送路L31,L32,...を介してデータ伝送装置A11,A12,...と通信可能に接続している。
そして、通常、データ伝送装置A11,A12,...、およびデータ伝送装置A2は情報伝送モードで動作しており、データ伝送装置A11,A12,...とデータ伝送装置A2との間で、情報データを互いに授受する双方向通信を行う。
情報伝送モードのデータ伝送装置A11,A12,...は、シリアルの情報データを1パケットの単位データに分割し、この単位データ毎に重複回数N1繰り返してデータ伝送装置A2のマスター通信部21,22,...へ送信する。すなわち、一連の情報データを構成するパケットのそれぞれをN1回づつ繰り返した情報伝送信号を送信する。
情報伝送信号を受信したデータ伝送装置A2において、マスター通信部21,22,...の各データ受信部224は、受信した情報伝送信号を、重複回数N1分の単位データ毎(単位データ×N1)に、多数決回路225へ出力する。多数決回路225は、受信した重複回数N1分の単位データ毎に多数決判定を行い、単位データ毎にパケット情報を確定させることによって情報データを復号する。この多数決判定は、N1個の単位データにおいて過半数を占めるパケット情報を選択する。そして、多数決回路225は、復号した情報データを図示しないデータ処理部へ出力する。
また、情報伝送モードのデータ伝送装置A2において、マルチプレクサ212は、その入力を情報データ送信部211側に切り替える。そして、情報データ送信部211は、シリアルの情報データをマスター通信部21,22,...へ出力する。
マスター通信部21,22,...の各データ送信部221は、シリアルの情報データを1パケットの単位データに分割し、この単位データ毎に重複回数N3繰り返した情報伝送信号を、データ伝送装置A11,A12,...へそれぞれ送信する。
情報伝送信号を受信したデータ伝送装置A11,A12,...では、受信した重複回数N3分の単位データ毎に多数決判定を行い、単位データ毎にパケット情報を確定させることによって情報データを復号する。
このように、本システムでは、データ伝送装置A11,A12,...が情報データを単位データ毎にN1回重複して送信し、データ伝送装置A2のマスター通信部21,22,...のそれぞれが単位データ毎の多数決判定によって情報データを復号している。さらに、データ伝送装置A2のマスター通信部21,22,...のそれぞれが、情報データを単位データ毎にN3回重複して送信し、データ伝送装置A11,A12,...が単位データ毎の多数決判定によって情報データを復号している。
次に、設定モードにおける重複回数N1,N3の決定処理について説明する。
まず、設定モードのデータ伝送装置A2において、マルチプレクサ212は、その入力をデータ出力部210側に切り替える。そして、テストデータ出力部210aは、テストデータ(の各パケット情報a,b,c,d,e,〜,y,z)を予め格納したデータ記憶部210bを参照してテストデータを生成し、このテストデータをマスター通信部21,22,...へ出力する。マスター通信部21,22,...の各データ送信部221は、このテストデータをデータ伝送装置A11,A12,...へそれぞれ送信する。
設定モードのデータ伝送装置A11,A12,...は、データ伝送装置A2から受信したテストデータを用いて、単位データD(1)〜D(M)毎に重複回数N2繰り返したテスト用伝送信号をデータ伝送装置A2のマスター通信部21,22,...へ送信する。
以降、データ伝送装置A11,A12,...とマスター通信部21,22,...のそれぞれとは、実施形態1,2と同様に設定モードでの各処理を行い、重複回数N1を決定する。この重複回数N1は、データ伝送装置A11,A12,...のそれぞれに対して、伝送路L31,L32,...のノイズ環境に応じて設定されており、伝送路L31,L32,...毎に独立して設定されている。
また、データ伝送装置A2は、マスター通信部21,22,...の各多数決回路202が復号したテストデータが、データ記憶部210bのテストデータに一致した場合、テスト用伝送信号の復号が完了したと、マスター通信部21,22,...毎に判断する。そして、制御部205は、マスター通信部21,22,...の各データ送信部221が情報データの送信処理に用いる重複回数N3を、テスト用伝送信号の復号が完了したと判断した時点での重複回数N2と同じ回数に設定する。この重複回数N3の設定処理は、マスター通信部21,22,...毎に行われ、伝送路L31,L32,...毎に独立した重複回数N3が設定される。
ここで、データ伝送装置A1−A2間の通信に要する通信時間は、伝送路L31,L32,...毎に異なる。したがって、データ伝送装置A2が、複数のデータ伝送装置A11,A12,...へ情報データを一斉送信しても、データ伝送装置A11,A12,...のそれぞれは、情報データを同時に受信することができない。例えば、データ伝送装置A2がマスター装置、データ伝送装置A11,A12,...がカメラ装置、照明装置等のスレーブ装置である場合、スレーブ装置の同時制御を行うことが困難であった。
そこで、本実施形態では、マスター通信部21,22,...の各送信タイミングを調整して、通信時間が長い伝送路L3を介して情報データを送信するタイミングを、通信時間が短い伝送路L3を介して情報データを送信するタイミングより早くする。而して、データ伝送装置A11,A12,...のそれぞれは、データ伝送装置A2が送信した情報データを同時に受信することができ、スレーブ装置の同期制御が可能になる。
以下、マスター通信部21,22,...の各送信タイミングの調整処理について、図8(a)〜(g)を用いて説明する。なお、図8では、マスター通信部21,22,23を用いて、伝送路L31,L32,...を介した3つの通信チャンネルを構成している。
まず、マスター通信部21〜23が送信する信号をDa1〜Da3、データ伝送装置A11〜A13が受信する信号をDb1〜Db3、マスター通信部21〜23が受信する信号をDc1〜Dc3とする(図7、図8(e)〜(g))。
まず、設定モード期間T1において、マスター通信部21〜23の各遅延計測部223は、データ送信部221がテストデータを送信してから、テスト用伝送信号を受信するまでの時間を、伝送路L31〜L33を介した通信時間T11〜T13として測定する。
図8(e)〜(g)では、マスター通信部21〜23によるテストデータ送信(Da11,Da21,Da31)→データ伝送装置A11〜A13によるテストデータ受信(Db11,Db21,Db31)→マスター通信部21〜23によるテスト用伝送信号受信(Dc11,Dc21,Dc31)に要する時間を、通信時間T11〜T13としている。すなわち、通信時間T11は、伝送路L31を介した通信時間、通信時間T12は、伝送路L32を介した通信時間、通信時間T13は、伝送路L33を介した通信時間である。この通信時間T11〜T13は、制御部205が用いるクロック信号(図8(d))のクロック数によって表され、図8(e)〜(g)では、T11=8、T12=4、T13=6とする。
そして、マスター通信部21〜23の各遅延計測部223は、通信時間T11〜T13の1/2の値(すなわち、マスター通信部21〜23からデータ伝送装置A11〜A13までの往路に要する通信時間)をレジスタR1〜R3にそれぞれ格納する。ここでは、レジスタR1には「4」、レジスタR2には「2」、レジスタR3には「3」が格納される(図8(a)〜(c))。
そして、情報伝送モード期間T2において、デー伝送装置A2がデータ伝送装置A11〜A13を同期制御させる場合、以下のように動作する。
まず、マスター通信部21の遅延制御部222は、レジスタR1を参照して、マスター通信部21のデータ送信部221による情報伝送信号(Da12)の送信タイミングを、データ伝送装置A11〜A13の同期制御タイミングtsからT11/2前に設定する。
マスター通信部22の遅延制御部222は、レジスタR2を参照して、マスター通信部22のデータ送信部221による情報伝送信号(Da22)の送信タイミングを、データ伝送装置A11〜A13の同期制御タイミングtsからT12/2前に設定する。
マスター通信部23の遅延制御部222は、レジスタR3を参照して、マスター通信部23のデータ送信部221による情報伝送信号(Da32)の送信タイミングを、データ伝送装置A11〜A13の同期制御タイミングtsからT13/2前に設定する。
したがって、データ伝送装置A11〜A13は、マスター通信部21〜23からの情報伝送信号を同時に受信でき(Db12,Db22,Db32)、同期制御が可能になる。
なお、図8(e)〜(g)において、Dc12,Dc22,Dc32は、データ伝送装置A11〜A13が、情報伝送信号に対してマスター通信部21〜23へ返信した応答信号である。
なお、データ伝送装置A1が複数のデータ伝送装置A2との間で双方向通信を行うシステムにおいて、データ伝送装置A1が、複数のデータ伝送装置A2への送信タイミングを上記同様に伝送路毎に設定してもよい。例えば、データ伝送装置A1は、複数の伝送路のそれぞれを介した重複回数N1の設定処理に要した通信時間を導出する。そして、データ伝送装置A1は、通信時間が長い伝送路を介して情報データを送信するタイミングを、通信時間が短い伝送路を介して情報データを送信するタイミングより早くする。而して、データ伝送装置A1は、複数のデータ伝送装置A2の同期制御が可能になる。
なお、上述の各実施形態において、データ記憶部204,210bに予め格納されるデータは、テストデータの代わりに、テストデータの生成ルールであってもよい。
A1 データ伝送装置(第1のデータ伝送装置)
102 テストデータ送信部
A2 データ伝送装置(第2のデータ伝送装置)
201 データ受信部
202 多数決回路
203 比較部
204 データ記憶部
205 制御部
206 コマンド出力部
207 設定部
L1 伝送路

Claims (9)

  1. 第1のデータ伝送装置と第2のデータ伝送装置とが伝送路を介して通信を行い、前記第1のデータ伝送装置は、情報データを単位データに分割して、この単位データ毎に第1重複回数繰り返して送信し、前記第2のデータ伝送装置は、受信した前記第1重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号するデータ伝送システムであって、
    前記第1のデータ伝送装置は、前記第1重複回数を決定するために用いるテストデータを前記単位データ毎に第2重複回数繰り返して送信するテストデータ送信部を備え、
    前記第2のデータ伝送装置は、
    前記テストデータに関する情報を予め記憶したデータ記憶部と、
    前記テストデータ受信時に、前記第2重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記テストデータを復号する多数決回路と、
    前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致するか否かを判定する比較部と、
    前記比較部の判定結果に基づいて、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致した場合、重複回数決定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致しなかった場合、重複回数アップコマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信するコマンド出力部とを備え、
    前記第1のデータ伝送装置は、前記重複回数決定コマンドを受信した場合、前記テストデータ送信に用いている前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第1重複回数に設定し、前記重複回数アップコマンドを受信した場合、前記テストデータ送信部が前記第2重複回数を増加させて前記テストデータを再送する
    ことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 前記テストデータを構成する前記単位データの数を設定する比較回数設定部を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
  3. 前記第2重複回数の最大値を設定する重複回数設定部を備えることを特徴とする請求項1または2記載のデータ伝送システム。
  4. 前記コマンド出力部は、前記情報データの復号時に前記多数決判定のエラーが発生した場合、再設定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、
    前記第1のデータ伝送装置は、前記再設定コマンドを受信した場合、前記第1重複回数を増加させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のデータ伝送システム。
  5. 前記第2のデータ伝送装置は、情報データを前記単位データに分割して、この単位データ毎に第3重複回数繰り返して送信し、前記第1のデータ伝送装置は、受信した前記第3重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号し、
    前記第2のデータ伝送装置は、前記比較部の判定結果に基づいて、前記多数決回路が復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致した場合、このテストデータ送信に用いられた前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第3重複回数に設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のデータ伝送システム。
  6. 前記第1のデータ伝送装置と前記第2のデータ伝送装置とは、複数の前記伝送路を介して通信を行い、前記伝送路毎に前記第1重複回数を設定することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のデータ伝送システム。
  7. 前記第1のデータ伝送装置は、複数の前記伝送路のそれぞれを介した前記第1重複回数の設定処理に要した通信時間に基づいて、前記通信時間が長い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングを、前記通信時間が短い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングより早くすることによって、複数の前記第2のデータ伝送装置を同期制御することを特徴とする請求項6記載のデータ伝送システム。
  8. 前記第2のデータ伝送装置は、情報データを前記単位データに分割して、この単位データ毎に第3重複回数繰り返して送信し、前記第1のデータ伝送装置は、受信した前記第3重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号し、
    前記第2のデータ伝送装置は、複数の前記伝送路を介した前記第1重複回数または前記第3重複回数の設定処理に要した通信時間に基づいて、前記通信時間が長い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングを、前記通信時間が短い前記伝送路を介して前記情報データを送信するタイミングより早くすることによって、複数の前記第1のデータ伝送装置を同期制御する
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ伝送システム。
  9. 第1のデータ伝送装置と第2のデータ伝送装置とが伝送路を介して通信を行い、前記第1のデータ伝送装置は、情報データを単位データに分割して、この単位データ毎に第1重複回数繰り返して送信し、前記第2のデータ伝送装置は、受信した前記第1重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記情報データを復号するデータ伝送方法であって、
    前記第1のデータ伝送装置は、前記第1重複回数を決定するために用いるテストデータを前記単位データ毎に第2重複回数繰り返して送信し、
    前記第2のデータ伝送装置は、
    前記テストデータ受信時に、前記第2重複回数分の前記単位データ毎に多数決判定を行うことによって前記テストデータを復号し、
    前記テストデータに関する情報を予めデータ記憶部に記憶して、前記復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致する場合、重複回数決定コマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、前記復号した前記テストデータが、前記データ記憶部を参照して生成した前記テストデータに一致しなかった場合、重複回数アップコマンドを前記第1のデータ伝送装置へ送信し、
    前記第1のデータ伝送装置は、前記重複回数決定コマンドを受信した場合、前記テストデータ送信に用いている前記第2重複回数を、前記情報データ送信に用いる前記第1重複回数に設定し、前記重複回数アップコマンドを受信した場合、前記第2重複回数を増加させて前記テストデータを再送する
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
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