JP4296967B2 - 通信システム - Google Patents

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本発明は、複数の通信装置を接続した耐ノイズ性に優れ産業用途に適した通信システムに関する。
従来、産業分野ではモータ駆動等で発生するノイズが大きいため、機器間の通信において、このノイズが原因で伝送されたパケットデータに誤りが発生することが多く、誤りが発生した場合送信元である通信装置から正常なパケットデータの再送処理を行うことが一般的であった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−276198号公報
解決しようとする問題点は、パケットデータ伝送時に発生したデータ誤りを修復するために行われる再送処理がパケットデータの伝送遅れを引き起こすことである。つまり、再送処理は少なくとも1通信周期分の伝送遅れが発生するため、リアルタイム性を必要とされる産業用途では致命的な問題となる。特に、リング接続の通信においては、通信周回経路長に比例してパケットデータの誤り発生率が増加する。
本発明は上記の課題を解決するものであり、劣悪な環境下でも使用可能な耐ノイズ性とリアルタイム性に優れた通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、マスター装置と複数台のスレーブ装置をリング接続して順次伝送する通信システムにおいて、送信元であるマスター装置は、送信バッファ内のコマンドデータからスレーブ装置ごとに分割されたデータブロックA1群を抽出し、その全てのデータブロックA1群に対して全く同一のデータブロックB1群を規定数分複製し、これらを規定の順序に配置したパケットデータP1を生成するパケットデータ生成部と、前記パケットデータP1を入力し、誤り検出用の符号を付加した符号付パケットデータを生成する符号付加部を備え、前記符号付パケットデータを送信部からスレーブ装置の受信部に送信し、前記スレーブ装置は、前記受信部で受信した符号付パケットデータをデータブロックごとに付加された誤り検出符号よりデータ誤りを検出する誤り検出部と、データ誤りのない有効なデータブロックC群を受信バッファへと転送する受信データ抽出部と、前記受信データ抽出部から転送された有効なデータブロックC群をデータブロックA2群とし、データブロックA2群に対して全く同一のデータブロックB2群を規定数分複製し、これらのデータブロックを規定の順序に配置したパケットデータP2を生成し、さらに自身の送信バッファ内からのレスポンスデータとその複製データを付加するパケットデータ生成部と、前記パケットデータ生成部から出力されたデータブロックごとに誤り検出符号を付加する符号付加部を備え、前記パケットデータ生成部は、さらにパケットデータP2およびレスポンスデータとその複製データの全てのデータブロックを規定の順序に再配置したパケットデータP3を生成する機能を備え、前記符号付加部でパケットデータP3内の全てのデータブロックごとに誤り検出符号を付加した符号付パケットデータP4を生成し、送信部から相手先の受信部に伝送することで、データブロックごとの誤り検出が可能となり、仮にあるデータブロックがノイズの影響を受けデータ誤りが発生した場合においても、複製されたデータブロックから有効なデータを抽出し、再生することが可能となる。
本発明の通信システムによれば、リング接続されたスレーブ装置ごとにパケットデータの誤り検出と再生を行うことが可能となるため、各通信装置の接続単位において、オリジナルのデータブロックと複製された全てのデータブロックに誤りが発生しない限り、正常なパケットデータの再送を不要にできる。このため、通信周回経路単位でのパケットデータの伝送における誤り発生率が大幅に低下し、再送処理を必要とする不具合の発生率を大幅に低減でき、リアルタイム性を確保することができる。
マスター装置と複数台のスレーブ装置をリング接続して順次伝送する通信システムにおいて、送信元であるマスター装置は、送信バッファ内のコマンドデータからスレーブ装置ごとに分割されたデータブロックA1群を抽出し、その全てのデータブロックA1群に対して全く同一のデータブロックB1群を規定数分複製し、これらを規定の順序に配置したパケットデータP1を生成するパケットデータ生成部と、前記パケットデータP1を入力し、誤り検出用の符号を付加した符号付パケットデータを生成する符号付加部を備え、前記符号付パケットデータを送信部からスレーブ装置の受信部に送信し、前記スレーブ装置は、前記受信部で受信した符号付パケットデータをデータブロックごとに付加された誤り検出符号よりデータ誤りを検出する誤り検出部と、データ誤りのない有効なデータブロックC群を受信バッファへと転送する受信データ抽出部と、前記受信データ抽出部から転送された有効なデータブロックC群をデータブロックA2群とし、データブロックA2群に対して全く同一のデータブロックB2群を規定数分複製し、これらのデータブロックを規定の順序に配置したパケットデータP2を生成し、さらに自身の送信バッファ内からのレスポンスデータとその複製データを付加するパケットデータ生成部と、前記パケットデータ生成部から出力されたデータブロックごとに誤り検出符号を付加する符号付加部を備え、前記パケットデータ生成部は、さらにパケットデータP2およびレスポンスデータとその複製データの全てのデータブロックを規定の順序に再配置したパケットデータP3を生成する機能を備え、前記符号付加部でパケットデータP3内の全てのデータブロックごとに誤り検出符号を付加した符号付パケットデータP4を生成し、送信部から相手先の受信部に伝送することで、データブロックごとの誤り検出が可能となり、仮にあるデータブロックがノイズの影響を受けデータ誤りが発生した場合においても、複製されたデータブロックから有効なデータを抽出し、再生することが可能となる。
図1はリング接続された通信システムのブロック図を示すものであり、通信装置010の送信部030と通信装置011の受信部041を通信ケーブル050で接続し、通信装置010から送信されるパケットデータを通信装置011で受信する。そして順次、通信装置011の送信部031と通信装置012の受信部042を通信ケーブル051で接続、同様に通信装置012と送信部032と通信装置013の受信部043を通信ケーブル052で接続、通信装置013の送信部033と通信装置010の受信部040を通信ケーブル053で接続し、通信装置013から送信されるパケットデータを通信装置010が受信する。
なお、n+1台の通信装置をリング接続する場合、最終的にn番目に接続された通信装置01nの送信部03nと通信装置010の受信部040を通信ケーブル05nで接続し、通信装置01nから送信されるパケットデータを通信装置010が受信することになる。
次に、通信装置010をマスター、通信装置011、012、013をスレーブとし、リング接続されたマスター・スレーブ方式の通信システムを例にとって説明する。この通
信システムがノイズの影響を受け、途中でデータ誤りが発生した場合の処理例を図1から図5を併用して順次説明する。
まず、マスターである通信装置010の送信バッファ060内のデータをパケットデータ生成部080は3個のデータブロックMD1、MD2、MD3に分割する。例えばMD1、MD2、MD3はそれぞれの通信装置011、012、013に対応したマスターからスレーブへのコマンドデータであるとする。
パケットデータ生成部080は、これらの全てのデータブロックに対してそれぞれ1つずつ複製したデータブロックを生成し、これらのデータブロックを規定の順序に配置したものを符号付加部090に入力し、誤り検出用の符号を付加したデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2、MDA3、MDB3が規定の順序で配置された符号付パケットデータ120を生成する。ここではデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2、MDA3、MDB3の順に配置することにする。また、データブロックMDA1とMDB1、MDA2とMDB2、およびMDA3とMDB3はそれぞれ全く同一のデータブロックであることを補足する(図2上)。
次に、符号付パケットデータ120を通信装置010の送信部030から通信装置011の受信部011に送信する。通信ケーブル050にノイズが印加され、送信した符号付パケットデータ120にデータ誤りが発生して、これが符号付パケットデータ121に変化したと仮定し、この符号付パケットデータ121を通信装置011の受信部041で受信する。
受信部041から誤り検出部101にパケットデータ121を転送し、データブロックごとに誤りがあるかどうかを検査する。ここではデータブロックMDB1とMDA2にのみ誤りが発生したとする(図2下)。
まず、データブロックMDA1に誤りがないためMDA1を有効とする。次に、データブロックMDA2には誤りがあったため、その複製であるMDB2のデータを有効とする。最後にMDA3には誤りがなかったため、このMDA3を有効とし、これらの有効と判定したデータブロックからMD1、MD2、MD3を受信データ抽出部111により抽出し受信バッファ071に転送するとともに、パケットデータ生成部081に転送する。
通信装置011のパケットデータ生成部081にて、受信データ抽出部111から転送された全てのデータブロックに対してそれぞれ1つずつ複製したデータブロックを生成し、これらのデータブロックを規定の順序に配置する。
さらに、送信バッファ061内のデータブロックSD1をパケットデータ生成部081へ転送する。例えば、SD1は通信装置011から通信装置010へのレスポンスデータであるとする。
次に、パケットデータ生成部081はデータブロックSD1を複製し、既に受信データ抽出部111より転送済みのデータブロックを含めたこれら全てのデータブロックを規定の順序に配置したものを符号付加部091に入力し、誤り検出用の符号を付加したデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2、MDA3、MDB3、SDA1、SDB1が規定の順序で配置された符号付パケットデータ122を生成する。ここではデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2、MDA3、MDB3、SDA1、SDB1の順に配置することにする。また、データブロックSDA1とSDB1は全く同一のデータブロックであることを補足する(図3)。
次に、符号付パケットデータ122を通信装置011の送信部031から送信する。通信ケーブル051にノイズが印加されて、送信した符号付パケットデータ122にデータ誤りが発生し符号付パケットデータ123に変化したと仮定し、この符号付パケットデータ123を通信装置012の受信部042で受信する。さらに誤り検出部102にパケットデータ123を転送し、データブロックごとに誤りがあるかどうかを検査する。ここではデータブロックMDBとSDA1にのみ誤りが発生したとする。
通信装置012内処理も通信装置011と同様に行う。この処理について図4を中心に説明する。この場合、MDA1、MDA2、MDA3が有効となり、これらの有効と判定したデータブロックからMD1、MD2、MD3を受信データ抽出部112により抽出し受信バッファ072とパケットデータ生成部082へ転送する。また、SDA1には誤りがあるため、SDB1を有効にし、SD1を抽出し、パケットデータ生成部082へ転送する。
さらに、送信バッファ062内のデータブロックSD2をパケットデータ生成部082へ転送する。例えば、SD2は通信装置012から通信装置010へのレスポンスデータであるとする。
次に、パケットデータ生成部082はデータブロックSD2を複製し、既に受信データ抽出部112より転送済みのデータブロックを含めたこれら全てのデータブロックを規定の順序に配置したものを符号付加部092に入力し、誤り検出用の符号を付加したデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2、MDA3、MDB3、SDA1、SDB1、SDA2およびSDB2が規定の順序で配置された符号付パケットデータ124を生成する。このパケットデータ124を送信部032から通信装置013の受信部043へ送信する。
通信装置013内処理も通信装置011、012と同様に行うことで、最終的に通信装置010は図5に示す符号付パケットデータ127を受信し、誤り検出部100と受信データ抽出部110によりスレーブである通信装置011、012、013からの有効なレスポンスデータSD1、SD2、SD3を受信バッファに抽出することができる。
すなわち、通信装置装置間の各伝送経路でノイズの影響を受け、データ誤りが発生した場合においても、受信した通信装置ごとに、データブロックの再生が可能となり、オリジナルのデータブロックと複製されたデータブロックで同時に誤りが発生しない限り、正常なパケットデータの再送を不要とする。
これにより、通信周回経路長に比例してパケットデータの誤り発生率が増加する課題があったリング接続の通信においても、通信周回経路単位でのパケットデータの伝送における誤り発生率が大幅に低下し、再送処理を必要とする不具合の発生率を大幅に低減でき、リアルタイム性を確保できる。
実施例2では、実施例1において通信装置012で受信した符号付パケットデータ123が図6のように、MDA2とMDB2がともに有効でなかった場合、つまり、オリジナルのデータブロックと複製されたデータブロックで同時に誤りが発生した場合の処理の一例を示す。
MDA2とMDB2はマスターである通信装置010からスレーブである通信装置012へのコマンドデータであったが、通信装置012はこれを正常に受信できなかったため、送信バッファ062から作成したブロックデータSDA2とSDB2ではなく、エラー
が発生したことを示すデータブロックERA2とERB2をパケットデータ124に配置する。
そして、最終的に通信装置010で受信した符号付パケットデータ127が図7に示すような値となった場合、エラーが発生したことを示すデータブロックER2が受信バッファ070に抽出される。このデータブロックER2より通信装置010は、通信装置012が正常にブロックデータMD2を受信できなかったことを認識することが可能となる。この場合の通信装置010の処理例として、通信装置012のデータブロックのみに対して、再度同様のコマンドデータを送信する、もしくは通信処理自体を停止するなどがある。
また、データブロックの分割単位を通信装置単位としたことで、正常に受信できなかったのは通信装置012のみとなり、通信装置011および013は正常に通信装置010からのコマンドを受信し、また、レスポンスを正常に返信することができる。故に通信装置010はパケットデータ全体を再送することを不要とし、リアルタイム性を高めることが可能となる。
なお、特にノイズ環境が劣悪な場合には、図8のようにデータブロックを複製する数量を2個またはそれ以上に増やすことで、パケットデータの誤り発生率を高めることができる。例えばデータブロックMDA2とMDB2がともに誤りが発生しても、それらのもうひとつの複製であるデータブロックMDC2に誤りがなければ、ブロックデータMD2を再生することが可能となり、リアルタイム性を高めることが可能となる。
(参考実施例)
参考実施例として、複数台の通信装置がバス接続された通信システムについて説明する。図9は通信装置210をマスター、通信装置211と通信装置212をスレーブとしてバス接続されたマスター・スレーブ方式通信システムのブロック図であり、通信装置210の送信部230からパケットデータが通信ケーブル250を介して送信される場合、バス接続された通信装置211および通信装置212は、送信部231および送信部232を使用禁止とするとともに、受信部241および受信部242を有効とし、パケットデータを受信する。
この通信システムがノイズの影響を受け、途中でデータ誤りが発生した場合の処理例を、図9と図10を併用して説明する。
マスターである通信装置210の送信バッファ260内のデータをパケットデータ生成部280により2個のデータブロックMD1、MD2に分割する。例えばMD1、MD2はそれぞれの通信装置211、212に対応したマスターからスレーブへのコマンドデータであるとする。
パケットデータ生成部280によりこれらの全てのデータブロックに対してそれぞれ1つずつ複製したデータブロックを生成し、これらのデータブロックを規定の順序に配置したものを符号付加部290に入力し、誤り検出用の符号を付加したデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2が規定の順序で配置された符号付パケットデータ320を生成する。ここではデータブロックMDA1、MDB1、MDA2、MDB2の順に配置することにする(図10上)。また、データブロックMDA1とMDB1、およびMDA2とMDB2はそれぞれ全く同一のデータブロックであることを補足する。
次に、符号付パケットデータ320を通信装置210の送信部230から送信する。通信ケーブル250にノイズが印加され、送信した符号付パケットデータ320にデータ誤
りが発生し、これが符号付パケットデータ321、符号付パケットデータ322に変化したとし、この符号付パケットデータ321を通信装置211の受信部241で受信し、また符号付パケットデータ322を通信装置212の受信部242で受信する。
さらに通信装置211の誤り検出部301にパケットデータ321、通信装置212の誤り検出部302にパケットデータ322をそれぞれ転送し、データブロックごとに誤りがあるかどうかを検査する。ここでは誤り検出部301、302ともにデータブロックMDB1とMDA2で誤りを検出したとする。通信装置211では、データブロックMDA1に誤りがないためMDA1を有効とする。
次に、データブロックMDA2には誤りがあったため、その複製であるMDB2のデータを有効とし、これらの有効と判定したデータブロックからデータMD1、MD2を受信データ抽出部311により抽出し受信バッファ271に転送する(図10中)。通信装置212でも通信装置211と同様にMD1、MD2を受信バッファ272に転送する(図10下)。
次に、図9と図11を併用して通信装置211が送信可能となる例について説明する。通信装置211の送信バッファ261内のデータブロックSD1をパケットデータ生成部281へ転送する。例えば、SD1は通信装置211から通信装置210へのレスポンスデータであるとする。
次に、パケットデータ生成部281はデータブロックSD1を複製し、これら全てのデータブロックを規定の順序に配置したものを符号付加部291に入力し、誤り検出用の符号を付加したデータブロックSDA1、SDB1が規定の順序で配置された符号付パケットデータ323を生成する。ここではデータブロックSDA1、SDB1の順に配置することにする。また、データブロックSDA1とSDB1は全く同一のデータブロックであることを補足する(図11上)。
次に、符号付パケットデータ323を通信装置211の送信部231から送信する。通信ケーブル250にノイズが印加されて、送信した符号付パケットデータ323にデータ誤りが発生し、これが符号付パケットデータ324、符号付パケットデータ325に変化したと仮定し、この符号付パケットデータ324を通信装置210の受信部240で受信し、また符号付パケットデータ325を通信装置212の受信部242で受信する。さらに通信装置210の誤り検出部300に符号付パケットデータ324、通信装置212の誤り検出部302にパケットデータ325をそれぞれ転送し、データブロックごとに誤りがあるかどうかを検査する。ここでは誤り検出部300と誤り検出部302がともにデータブロックMDB1とMDA2で誤りを検出したとする(図11中、下)。
通信装置210では、データブロックSDA1に誤りがないためSDA1を有効とし、この有効と判定したデータブロックからデータSD1を受信データ抽出部310により抽出し受信バッファ270に転送する
このように、通信装置間の各伝送経路でノイズの影響を受けてデータ誤りが発生した場合においても、オリジナルのデータブロックと複製されたデータブロックで同時に誤りが発生しない限り、正常なパケットデータの再送を不要にできる。したがって、パケットデータの伝送における誤り発生率が大幅に低下し、再送処理を必要とする不具合の発生率を大幅に低減でき、リアルタイム性を確保できる。
本発明の通信装置は、ある1つの経路でデータに誤りが発生しても次の経路には修復されたデータが伝送され、マスター装置からの再送を不要とするため、ノイズが多発する劣
悪な環境にもかかわらずリアルタイム性を必要とする産業用途、その中でも特にリング接続で多くのスレーブ装置を接続している場合に有用である。
本発明の実施例1および実施例2における通信システムのブロック図 本発明の実施例1におけるパケットデータ再生例1の説明図 本発明の実施例1におけるパケットデータ再生例2の説明図 本発明の実施例1におけるパケットデータ再生例3の説明図 本発明の実施例1におけるパケットデータ再生例4の説明図 本発明の実施例2におけるパケットデータ再生例1の説明図 本発明の実施例2におけるパケットデータ再生例2の説明図 本発明の実施例2におけるパケットデータ再生例3の説明図 本発明の参考実施例における通信システムのブロック図 本発明の参考実施例におけるパケットデータ再生例1の説明図 本発明の参考実施例におけるパケットデータ再生例2の説明図
符号の説明
010〜013 通信装置
030〜033 送信部
040〜043 受信部
050〜053 通信ケーブル
060〜063 送信バッファ
070〜073 受信バッファ
080〜083 パケットデータ生成部
090〜093 符号付加部
100〜103 誤り検出部
110〜113 受信データ抽出部
120〜127 符号付パケットデータ
210〜212 通信装置
230〜232 送信部
240〜242 受信部
250 通信ケーブル
260〜263 送信バッファ
270〜273 受信バッファ
280〜283 パケットデータ生成部
290〜293 符号付加部
300〜303 誤り検出部
310〜313 受信データ抽出部
320〜325 符号付パケットデータ

Claims (2)

  1. マスター装置と複数台のスレーブ装置をリング接続して順次伝送する通信システムにおいて、送信元であるマスター装置は、送信バッファ内のコマンドデータからスレーブ装置ごとに分割されたデータブロックA1群を抽出し、その全てのデータブロックA1群に対して全く同一のデータブロックB1群を規定数分複製し、これらを規定の順序に配置したパケットデータP1を生成するパケットデータ生成部と、前記パケットデータP1を入力し、誤り検出用の符号を付加した符号付パケットデータを生成する符号付加部を備え、前記符号付パケットデータを送信部からスレーブ装置の受信部に送信し、前記スレーブ装置は、前記受信部で受信した符号付パケットデータをデータブロックごとに付加された誤り検出符号よりデータ誤りを検出する誤り検出部と、データ誤りのない有効なデータブロックC群を受信バッファへと転送する受信データ抽出部と、前記受信データ抽出部から転送された有効なデータブロックC群をデータブロックA2群とし、データブロックA2群に対して全く同一のデータブロックB2群を規定数分複製し、これらのデータブロックを規定の順序に配置したパケットデータP2を生成し、さらに自身の送信バッファ内からのレスポンスデータとその複製データを付加するパケットデータ生成部と、前記パケットデータ生成部から出力されたデータブロックごとに誤り検出符号を付加する符号付加部を備え、前記パケットデータ生成部は、さらにパケットデータP2およびレスポンスデータとその複製データの全てのデータブロックを規定の順序に再配置したパケットデータP3を生成する機能を備え、前記符号付加部でパケットデータP3内の全てのデータブロックごとに誤り検出符号を付加した符号付パケットデータP4を生成し、送信部から相手先の受信部に伝送する通信システム。
  2. パケットデータP2のオリジナルデータと複製データがともに有効でなかったスレーブ装置のパケットデータ生成部は、レスポンスデータに変えてエラーの発生を示すエラーデータを付加し、マスター装置は、前記エラーデータによりそのスレーブ装置が正常に受信できなかったことを認識する請求項1記載の通信システム。
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