JP2013127617A - シリコン封止枠を用いた電子モジュールのパッケージ構造 - Google Patents

シリコン封止枠を用いた電子モジュールのパッケージ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013127617A
JP2013127617A JP2012269374A JP2012269374A JP2013127617A JP 2013127617 A JP2013127617 A JP 2013127617A JP 2012269374 A JP2012269374 A JP 2012269374A JP 2012269374 A JP2012269374 A JP 2012269374A JP 2013127617 A JP2013127617 A JP 2013127617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon layer
package structure
silicon
modified
sealing frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012269374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5491610B2 (ja
Inventor
Szu-Nan Yang
思▲ナン▼ 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Prologium Holding Inc
Original Assignee
Prologium Holding Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Prologium Holding Inc filed Critical Prologium Holding Inc
Publication of JP2013127617A publication Critical patent/JP2013127617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5491610B2 publication Critical patent/JP5491610B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/10Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers
    • C09K3/1006Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers characterised by the chemical nature of one of its constituents
    • C09K3/1018Macromolecular compounds having one or more carbon-to-silicon linkages
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/28Encapsulations, e.g. encapsulating layers, coatings, e.g. for protection
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1339Gaskets; Spacers; Sealing of cells

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】封止枠の、防湿バリア、耐薬品性、および耐腐食性を向上させること。
【解決手段】電子モジュールの側部パッケージ構造は、上基板と、下基板と、封止枠と、を備える。封止枠は、上基板と下基板との間に配置されて、その空間を形成している。封止枠は、防湿バリアを向上させ、水蒸気の透過を遅らせるように、シリコンで構成されている。さらに、極性溶媒および可塑剤の浸食が、シリコンの特性によって回避される。
【選択図】図1A

Description

本発明は、パッケージ構造に関し、特に、電子モジュールの封止枠としてシリコン層を用いたパッケージ構造に関するものである。
液晶ディスプレイ(LCD)モジュール、色素増感太陽電池(DSSC:Dye‐Sensitized Solar Cell)モジュール、有機発光ダイオード(OLED)モジュール、プラズマディスプレイ・モジュール、または薄型電池モジュールなどの電子モジュールは、平行電極板ペアを有している。本体は、それらの間に配置されて、封止枠によりパッケージ化されている。これによって、モジュールを破損したり、その動作に影響を与えたりする可能性のある環境空気、ほこり、湿気、および他の汚染物が隔離される。
一般的に、封止枠の材料には2つの主な種類がある。第1のものは、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、紫外線硬化接着剤、またはポリウレタン(PU)といった高極性の材料である。これは、希釈のために溶媒と混合して、基板上に塗布または印刷することが可能である。そして、加熱により、または紫外線もしくは可視光線もしくは近赤外線照射への曝露により、重合のための架橋反応を実施する。
第2の種類は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、または熱可塑性ポリマといった材料である。これらの材料は、高温で良好な流動性を示し、これは塗布するのに適している。そして、接着のため、および環境空気、ほこり、湿気を隔離する部分結晶領域を生成するために、ホットプレス工程が実施される。
第1の種類の材料の場合、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、紫外線硬化接着剤、またはポリウレタン(PU)といった高極性の材料は、ポリイミド(PI)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリエチレン・ナフタレート(PEN)、金属、ガラス、ガラス繊維、液晶ポリマ、セラミックなど、ほとんど全ての基板材料との良好な密着性を有する。
このような高極性の材料である第1の種類の材料は、極性官能基を有する。有機溶媒または可塑剤といった電子モジュール内部の物質が、その為、封止枠に浸透しやすい。封止枠と基板との間の密着性および隔離能力が低下することになる。特に、色素増感太陽電池(DSSC)モジュール、およびコロイド型または液体型エネルギー貯蔵電池の場合に、より状況は悪くなる。
第2の種類の材料の場合、この材料は非極性であり、色素増感太陽電池(DSSC)モジュールおよびコロイド型または液体型エネルギー貯蔵電池に使用するのに適している。しかしながら、その乏しい流動性によって、印刷によるパターン塗布において多くの問題を引き起こすことになり得る。さらに、金属または高極性の他の材料などの基板材料との密着性が、LCDまたはOLEDなどの平行電極板ペアを封止するには不十分である。
よって、上記の問題を克服するための新規のパッケージ構造/材料が必要である。
本発明の目的は、封止枠が、防湿バリア、耐薬品性、および耐腐食性を向上させるためにシリコンで構成される、パッケージ構造を提供することである。極性溶媒および可塑剤の浸食は、シリコンの特性によって回避される。
本発明の他の目的は、透湿の可能性を最小限とするために、封止枠の外側に少なくとも1つの補助封止枠が配置される、パッケージ構造を提供することである。
本発明は、パッケージ構造を開示している。PCB構造は、上基板と、下基板と、封止枠と、を有している。封止枠は、上基板と下基板との間に配置されて、内周を封止することにより、その内部に空間を形成している。そして、シリコン層を含む封止枠によって、防湿バリアを向上させることで、透湿の問題を解決している。また、極性溶媒および可塑剤の浸食が、シリコンの特性によって回避されることで、封止枠と上下基板との密着性が維持される。
さらに、シリコンと上下基板との密着性を高めるために、シリコン層は、その両側に配置された2つの変性シリコン層を有する。変性シリコン層は、様々に異なる材料への密着性を高めるように、その界面張力および極性が変更されている。
本発明の更なる適用範囲は、本明細書において以下で提示する詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、当然のことながら、詳細な説明および具体例は、本発明の好適な実施形態を示すものであって、例示として提示しているにすぎず、当業者には、本発明の趣旨および範囲から逸脱しない種々の変更および変形が、この詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明は、本明細書において単に説明を目的として以下で提示する、本発明を限定するものではない、詳細な説明によって、より良く理解される。
本発明のパッケージ構造を示している。 本発明のパッケージ構造を示している。 従来のシリコン塗布層の例を示している。 本発明による変性シリコン層を有するパッケージ構造を示している。 本発明のパッケージ構造の実施形態を示しており、変性シリコン層が1つのみ配置されるものを示している。 本発明のパッケージ構造の実施形態を示しており、変性シリコン層が1つのみ配置されるものを示している。 本発明によるパッケージ構造の他の実施形態を示している。 本発明によるパッケージ構造の補助封止枠の他の実施形態を示している。
基板上に塗布または印刷されるシリコンの粘度は、シリコンオイルを添加することにより調整することができる。また、このシリコンは、電子モジュール内部の物質への熱的影響を軽減するように、低温で重合を実施することが可能である。
さらには、このシリコンは非極性材料である。これは、有機溶媒または可塑剤により浸食されたり、その影響を受けたりすることがない。そして、封止枠の中への吸湿、加湿、および湿気の拡散が容易に生じることはない。従って、パッケージ材料として適当である。
図1Aおよび1Bを参照する。パッケージ構造は、上基板11と、下基板12と、封止枠20と、を有している。上基板11と下基板12は、液晶ディスプレイ(LCD)モジュール、色素増感太陽電池(DSSC)モジュール、有機発光ダイオード(OLED)モジュール、プラズマディスプレイ・モジュール、または薄型電池モジュールといった電子モジュールの電極板であり得る。
従って、上基板11および下基板12の材料として、ポリイミド(PI)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリエチレン・ナフタレート(PEN)、金属、ガラス、ガラス繊維、液晶ポリマが含まれる。封止枠20は、上基板11と下基板12との間に配置されて、内周を封止することにより、その内部に空間Sを形成している。シリコン層21を含む封止枠20によって、防湿バリアを向上させることで、電子モジュールへの透湿の問題を解決している。また、極性溶媒および可塑剤の浸食が、シリコンの特性によって回避されることで、封止枠20と上基板11および/または下基板12との密着性が維持される。
しかしながら、このシリコンは、その密着性が比較的弱い。PPまたはPEと同様に、純シリコンは、基板11、12の材料の多くとの分散密着性の強さが十分ではない。このシリコンは、硬化時に、縮合反応と付加反応の両方を生じる。縮合反応により硬化された構造は、付加反応よりも接着力が弱い。また、縮合反応の副生成物は水素であり、これは気泡を生じやすい。
図2を参照する。シリコン層32は、異なる材料による基板31上に配置される。重合の際に、ガスすなわち水素がランダムに動く。基板31が、金属、ガラス、またはポリマなどの圧縮材料で構成されていることに起因して、ガスは、基板31によりブロックされると、それらの界面で積み重なって気泡33を形成する。
シリコンは、その極性が極めて低いことによって、防湿力/撥水力を持つ。そして、そのようなパッケージ構造では、湿気は、封止枠20と上基板11または下基板12との間で、その界面に沿った遅い拡散によってのみ、構造に浸透し得る。ところが、界面に気泡33があると、構造は容易に剥離する。また、湿気の拡散経路がかなり短縮される。この場合、透過速度が増すことで、パッケージ構造の防湿バリアに影響する。
一般的には、シリコンはフィルで用いられる。すなわち、図2に示すように、シリコン層32の片側は解放されている。そのため、重合がゆっくりと実施される場合、発生するガスを徐々に排出することができる。しかしながら、本発明では、図1Bに示すように、シリコン層21は、上基板11と下基板12との間に配置される。そして硬化のために、ホットプレスまたは熱重合を実施しなければならない。これによって、より多くのガスが発生する。
ガスがランダムに動いて、上基板11と下基板層12によってブロックされると、積み重なったガス気泡によって、それらの接着界面にひびが入ることになる。また、ガス気泡が結合して、より大きな気泡となることで、接着を弱くする。より優れた防湿バリアを備えた構造を形成するためには、接着機構を形成する速度を速める必要がある。しかし、それに応じてガスが発生し、縮合反応と付加反応とが同時に実施される。縮合反応と付加反応の一方のみを実施することは、ほとんど不可能である。
この問題を解決するため、図3を参照して、シリコン層21は、その両側に配置された2つの変性シリコン層22、23を有している。第1の変性シリコン層22は、シリコン層21と上基板11との間に配置されている。第2の変性シリコン層23は、シリコン層21と下基板12との間に配置されている。
変性シリコン層22,23は、その界面張力および極性が、上基板11と下基板12の材料に応じて変更されている。このため、第1の変性シリコン層22と上基板11との間、および第2の変性シリコン層23と下基板12との間の界面において、良好な接着状態を示す。また、発生するガス気泡の量が減少するとともに、ガス気泡の大きさが小さくなる。変性シリコン層22,23は、縮合型シリコンと付加型シリコンの比率を調整することにより、さらに/または、エポキシ、アクリル酸、もしくはそれらの組み合わせをシリコンに添加することにより、変性される。
次の形成方法の例では、変性シリコン層22,23は、それぞれ上基板11と下基板12の上に形成される。この場合、硬化のために、ゆっくりと重合が実施される。片側が解放されていることによって、発生したガスは、排出されることが可能である。また、変性シリコン層22,23は、上基板11と下基板12の材料に応じて変性される。第1の変性シリコン層22と上基板11との間、および第2の変性シリコン層23と下基板12との間の界面において、良好な接着状態を示す。そして、それらの間にシリコン層21を配置し、硬化させることによって、上記の構造を形成する。
シリコン層21が変性シリコン層22,23の間に配置され、これらが同じ材料または実質的に同じ材料で構成されていることによって、それらの間の接着力は強くなっている。ガスが発生しても、接着構造が簡単に弱められることはない。また、シリコンは上基板11および下基板12のような圧縮材料ではなく、微視的にシリコンはより大きな孔を内部に持つため、シリコン層21が変性シリコン層22,23の間に配置されて硬化されても、発生するガスは、変性シリコン層22,23から容易に排出され、簡単に積み重なって気泡を形成することはない。
シリコン層21と変性シリコン層22、23との間の分子間力は等しい。内部のガス流は一様である。ガス気泡が、簡単に結合して、より大きな気泡になることはない。このため、変性シリコン層22,23とシリコン層21との間の界面において、良好な接着状態を示す。湿気が拡散によって界面を透過することは難しい。
また、変性シリコン層は、界面のうち一方の、接着状態が悪い方に配置されることもある。例えば、図4Aを参照して、上基板11とシリコン層21との間に配置される第1の変性シリコン層22のみを備える。あるいは、図4Bを参照して、下基板12とシリコン層21との間に配置される第2の変性シリコン層23のみを備える。
微視的には変性シリコン層22、23は硬化の際に化学的架橋構造が誘導されるため、第1の変性シリコン層22と上基板11との間、および第2の変性シリコン層23と下基板12との間の密着性は、極めて優れている。これらの界面を湿気が透過することは難しい。
一方、シリコン層21は、変性シリコン層22、23が既に硬化されている状況下で、ホットプレスにより硬化されなければならない。それらの間に化学的または物理的架橋構造を短時間で形成することは難しい。従って、シリコン層21と変性シリコン層22、23との間の界面は、防湿バリアに影響する重要なポイントである。
シリコン層21は、次の化学式で表されるシリコンを含んでいる。
Figure 2013127617
結晶構造を誘導して、変性シリコン層22,23の架橋構造により、より優れた接着面および3次元バリアを形成することは容易である。シリコン層21は、縮合反応と付加反応が同時に実施されるため、化学式1のシリコンのみで構成することはできない。変性シリコン層22,23も、同じく化学式1で表されるシリコンを含んでいる。結晶構造を誘導しやすくするため、シリコン層21に含まれる化学式1のシリコンの量は、変性シリコン層22、23に含まれる化学式1のシリコンの量よりも、重量/容量ベースで0.1%から60%多い。
一方、架橋構造を持つシリコン、すなわち変性シリコン層22、23は、次の化学式で表される。
Figure 2013127617
これら2つの化学式を比較すると、明らかに炭素原子と酸素原子の量に違いが認められる。従って、さらに、変性シリコン層22、23の炭素原子の量は、シリコン層21の炭素原子の量よりも約0.01から60モルパーセント多い、と規定することができる。あるいは、変性シリコン層22,23の酸素原子の量は、シリコン層21の酸素原子の量よりも約0.01から60モルパーセント少ない。
また、シリコンが重合の際に完全に硬化しないと、湿気と容易に反応して、水または水素といった不要な副生成物を発生させる。この問題を解決するために、上基板11と下基板12との間で、封止枠20の外側に、補助封止枠40を配置する(図5を参照)。補助封止枠40は、外側の湿気を隔離するために、エポキシ、アクリル樹脂、紫外線硬化接着剤、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリプロピレン(PP)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択された材料で構成される。
さらに、より強力な防湿バリアが要求される場合には、補助封止枠40は、3つの変性シリコン層41を有する(図6を参照)。上記のように、湿気は、界面に沿った遅い拡散によってのみ、構造に浸透し得る。補助封止枠40と封止枠20との間の隙間G内が蒸気で飽和すると、湿気は内部空間Sに浸透し始めることが可能である。このように、防湿バリアは大きく向上している。
以上、本発明について記載したが、これを様々に変更可能であることは言うまでもない。そのような変更は、本発明の趣旨および範囲から逸脱するものとみなされるべきではなく、また、当業者に明らかであるようなすべての変更は、以下の請求項の範囲に含まれるものとする。

Claims (14)

  1. 上基板と、
    前記上基板の下に配置された下基板と、
    前記上基板と前記下基板との間に配置されて、内周を封止することにより、その内部に空間を形成している封止枠であって、シリコン層を有する封止枠と、を備える、
    パッケージ構造。
  2. 前記上基板と前記シリコン層との間に、または前記下基板と前記シリコン層との間に配置された変性シリコン層をさらに備える、請求項1に記載のパッケージ構造。
  3. 前記上基板と前記シリコン層との間に、および前記下基板と前記シリコン層との間に配置された変性シリコン層をさらに備える、請求項1に記載のパッケージ構造。
  4. 前記変性シリコン層は、その界面張力および極性が変更されている、請求項2または3のいずれか一項に記載のパッケージ構造。
  5. 前記変性シリコン層は、縮合型シリコンと付加型シリコンの比率を調整することによって、変性されている、請求項4に記載のパッケージ構造。
  6. 前記変性シリコン層は、エポキシ、アクリル酸、またはそれらの組み合わせをシリコンに添加することによって、変性されている、請求項4に記載のパッケージ構造。
  7. 前記シリコン層は、
    Figure 2013127617
    で表されるシリコンを含んでいる、請求項2または3のいずれか一項に記載のパッケージ構造。
  8. 前記変性シリコン層は、前記化学式で表されるシリコンを含み、前記シリコン層に含まれる前記化学式のシリコンの量は、前記変性シリコン層に含まれる前記化学式のシリコンの量よりも、重量/容量ベースで0.1%から60%多い、請求項7に記載のパッケージ構造。
  9. 前記変性シリコン層の炭素原子の量は、前記シリコン層の炭素原子の量よりも約0.01から60モルパーセント多い、請求項7に記載のパッケージ構造。
  10. 前記変性シリコン層の酸素原子の量は、前記シリコン層の酸素原子の量よりも約0.01から60モルパーセント少ない、請求項7に記載のパッケージ構造。
  11. 前記上基板および前記下基板は、ポリイミド(PI)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリエチレン・ナフタレート(PEN)、金属、ガラス、ガラス繊維、液晶ポリマを含む材料で形成される、請求項1に記載のパッケージ構造。
  12. 前記上基板と前記下基板との間で、前記封止枠の外側に配置された補助封止枠をさらに備える、請求項1に記載のパッケージ構造。
  13. 前記補助封止枠は、エポキシ、アクリル樹脂、紫外線硬化接着剤、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリプロピレン(PP)、またはそれらの組み合わせからなる群から選択された材料で構成されている、請求項12に記載のパッケージ構造。
  14. 前記補助封止枠は、3つの変性シリコン層を有する、請求項12に記載のパッケージ構造。
JP2012269374A 2011-12-16 2012-12-10 シリコン封止枠を用いた電子モジュールのパッケージ構造 Active JP5491610B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW100146902 2011-12-16
TW100146902A TWI472831B (zh) 2011-12-16 2011-12-16 電子模組之側封裝結構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013127617A true JP2013127617A (ja) 2013-06-27
JP5491610B2 JP5491610B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=47630100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012269374A Active JP5491610B2 (ja) 2011-12-16 2012-12-10 シリコン封止枠を用いた電子モジュールのパッケージ構造

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2604667B1 (ja)
JP (1) JP5491610B2 (ja)
KR (1) KR101454973B1 (ja)
TW (1) TWI472831B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014022357A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nok Corp 電子デバイス用基材一体シール材
JP2014026722A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nok Corp 電子デバイス用基材一体シール材
JP2020187350A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 輝能科技股▲分▼有限公司Prologium Technology Co., Ltd. 化学システムのパッケージ構造体

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106773362B (zh) * 2017-03-09 2020-02-11 京东方科技集团股份有限公司 显示面板及其制造方法、显示装置
TWI676315B (zh) * 2017-10-20 2019-11-01 輝能科技股份有限公司 複合式電池芯
CN111279045B (zh) * 2017-11-08 2022-04-15 株式会社Lg化学 用于制造智能窗的方法
CN108929648A (zh) * 2018-04-24 2018-12-04 无锡光群雷射科技有限公司 Uv复合胶用结合剂及其制备方法
TWI688152B (zh) * 2018-08-08 2020-03-11 輝能科技股份有限公司 水平複合式電能供應結構
TWI688145B (zh) * 2018-08-08 2020-03-11 輝能科技股份有限公司 水平複合式電能供應單元群組
EP3772240A1 (en) * 2019-08-02 2021-02-03 Prologium Technology Co., Ltd. Pcb structure with a silicone layer as adhesive
ES2961817T3 (es) * 2019-08-02 2024-03-14 Prologium Tech Co Ltd Sistema de suministro eléctrico y estructura de encapsulado del mismo

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245782A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tdk Corp 色素増感型太陽電池
JP2009274959A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Alcare Co Ltd 皮膚用シリコーン系粘着剤組成物及び皮膚用シリコーン系貼付材
JP2009290201A (ja) * 2008-04-28 2009-12-10 Asahi Kasei Chemicals Corp 太陽電池バックシート用積層体およびそれを有するバックシート
JP2009289549A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Tokai Rubber Ind Ltd 色素増感型太陽電池用封止材

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185994A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 信越化学工業株式会社 耐熱性フレキシブルプリント配線用基板およびその製造方法
EP0919115B1 (de) * 1996-08-18 2003-10-29 Helmut Kahl Leitfähiges dichtungsmaterial und dichtungsprofil
TWI263283B (en) * 2005-04-19 2006-10-01 Unividion Technology Inc Molding method and molding structure used to prevent vapor infiltration
DE602006000213T2 (de) * 2005-06-03 2008-08-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Additionsvernetzende Silikon-Klebstoffmasse
JP2007255482A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nok Corp 防水ガスケット
TWM377823U (en) * 2009-11-17 2010-04-01 Asia Electronic Material Co Complex double-sided copper clad laminate and structure of flexible printed circuit board using the same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245782A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tdk Corp 色素増感型太陽電池
JP2009290201A (ja) * 2008-04-28 2009-12-10 Asahi Kasei Chemicals Corp 太陽電池バックシート用積層体およびそれを有するバックシート
JP2009274959A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Alcare Co Ltd 皮膚用シリコーン系粘着剤組成物及び皮膚用シリコーン系貼付材
JP2009289549A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Tokai Rubber Ind Ltd 色素増感型太陽電池用封止材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014022357A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nok Corp 電子デバイス用基材一体シール材
JP2014026722A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nok Corp 電子デバイス用基材一体シール材
JP2020187350A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 輝能科技股▲分▼有限公司Prologium Technology Co., Ltd. 化学システムのパッケージ構造体
JP7027479B2 (ja) 2019-05-15 2022-03-01 輝能科技股▲分▼有限公司 化学システムのパッケージ構造体

Also Published As

Publication number Publication date
EP2604667A3 (en) 2014-07-02
EP2604667A2 (en) 2013-06-19
KR101454973B1 (ko) 2014-10-27
TWI472831B (zh) 2015-02-11
TW201326962A (zh) 2013-07-01
EP2604667B1 (en) 2017-04-19
JP5491610B2 (ja) 2014-05-14
KR20130069455A (ko) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5491610B2 (ja) シリコン封止枠を用いた電子モジュールのパッケージ構造
TWI751989B (zh) 接著劑組成物、封密板片及封密體
JP5634518B2 (ja) 電子的装置のカプセル化方法
EP2781571B1 (en) Encapsulation film
JP6814157B2 (ja) 接着剤組成物、封止シート、及び封止体
KR101627955B1 (ko) 광 디바이스 면봉지용 조성물, 광 디바이스 면봉지용 시트, 디스플레이, 및 디스플레이의 제조방법
US10826030B2 (en) Package structure of electronic modules with silicone sealing frame and the manufacturing method thereof
TW201704436A (zh) 電子裝置用密封劑及電子裝置之製造方法
JP6353991B1 (ja) 接着剤組成物、封止シート、及び封止体
JP6470409B2 (ja) シラン系水捕捉剤を含むoled適合接着剤
TW201025465A (en) Method for encapsulating an electronic device
TW201339272A (zh) 用於封裝有機電子裝置之光可硬化壓感性黏著膜、有機電子裝置及用於封裝有機電子裝置之方法
KR20120055720A (ko) 유기 el 소자 밀봉 부재
TWI663238B (zh) 一種在對滲透物敏感之表面上產生黏結之方法、黏結物、及電子裝置及/或零件
JP2014509266A (ja) 電子的装置のカプセル化のための接着剤および方法
JP7071279B2 (ja) 接着剤組成物、封止シート、及び封止体
JP2018527425A (ja) 特に電子的装置のカプセル化のための接着剤
JP2017536448A (ja) 多官能性シロキサン水捕捉剤を含む接着剤
US20130135800A1 (en) Package structure of electronic modules with silicone sealing frame
TW202003773A (zh) 樹脂組合物、密封片及密封體
WO2018179458A1 (ja) ガスバリア性積層体、及び封止体
KR102200974B1 (ko) 사이클릭 아자실란 물 스캐빈저를 포함하는 oled-양립성 접착제
TWI665278B (zh) 具有聚合吸氣劑材料之阻隔性黏著劑化合物、包含其之膠帶及其用途
US20150099081A1 (en) Composite system for encapsulating electronic arrangements
KR102056598B1 (ko) 점착제 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5491610

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250