JP2013127076A - 蛍光粒子の製造方法 - Google Patents
蛍光粒子の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013127076A JP2013127076A JP2013030590A JP2013030590A JP2013127076A JP 2013127076 A JP2013127076 A JP 2013127076A JP 2013030590 A JP2013030590 A JP 2013030590A JP 2013030590 A JP2013030590 A JP 2013030590A JP 2013127076 A JP2013127076 A JP 2013127076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- phosphor
- fluorescent particles
- diameter
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7766—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals
- C09K11/7767—Chalcogenides
- C09K11/7769—Oxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/62—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing gallium, indium or thallium
- C09K11/621—Chalcogenides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7766—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals
- C09K11/7774—Aluminates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L33/00—Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
- H01L33/48—Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor body packages
- H01L33/50—Wavelength conversion elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2933/00—Details relating to devices covered by the group H01L33/00 but not provided for in its subgroups
- H01L2933/0008—Processes
- H01L2933/0033—Processes relating to semiconductor body packages
- H01L2933/0041—Processes relating to semiconductor body packages relating to wavelength conversion elements
Abstract
【解決手段】(A1-xBx)3C5O12(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)で示されるガーネット相を含有し、平均粒径が5〜50μm、平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状の蛍光粒子の製造方法。
【効果】本発明の蛍光粒子は、蛍光粒子を分散させる樹脂、無機ガラス等の材料中において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきを抑えることができ、この蛍光粒子を用いることで、色度のばらつきの少ない発光ダイオード、照明装置及び液晶パネル用バックライト装置を提供することができる。
【選択図】図1
【効果】本発明の蛍光粒子は、蛍光粒子を分散させる樹脂、無機ガラス等の材料中において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきを抑えることができ、この蛍光粒子を用いることで、色度のばらつきの少ない発光ダイオード、照明装置及び液晶パネル用バックライト装置を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般照明、バックライト光源、ヘッドライト光源などの照明装置や、発光ダイオード、特に、光源からの発光を波長変換する蛍光体を備える照明装置や、白色系等の発光ダイオードに好適に用いられる蛍光粒子の製造方法に関する。
発光ダイオードは、現在利用可能な光源の中で最も効率的な光源の一つである。白色発光ダイオードは、白熱電球、蛍光灯、CCFLバックライト、ハロゲンランプなどに代わる次世代光源として急激に市場を拡大している。白色LEDは青色LEDの青色と青色励起により発光する蛍光体との組合せにより実現できる。青色発光ダイオードとの組合せにより擬似白色を発光可能な黄色発光蛍光体としては、Y3Al5O12:Ce、(Y,Gd)3(Al,Ga)5O12:Ce、(Y,Gd)3Al5O12:Ce、Tb3Al5O12:Ce、CaGa2S4:Eu、(Sr,Ca,Ba)2SiO4:Eu、Ca−α−サイアロン:Eu等が知られている。
特許第3700502号公報(特許文献1)には、Y、Gd、Ceの希土類元素を所定の化学量論比で酸に溶解した溶解液を蓚酸で共沈させ、沈殿物を焼成して得られる共沈酸化物と、酸化アルミニウムを混合して、この混合原料にフラックスとしてフッ化アンモニウムを混合して坩堝に詰めて、空気中1400℃の温度で3時間焼成した後、その焼成品を、ボールミルを用いて湿式粉砕して、洗浄、分離、乾燥後、最後に篩を通すことにより作製する蛍光体の製造方法が記載されている。
しかし、従来の粒子混合による固相反応によって合成された蛍光体は、未反応原料粒子が残り、ボールミル解砕により、結晶性の低下、微粉の発生があり、蛍光体特性の劣化を生じる。また、粒子形状は不定形であり、粒度分布もブロードで、広範囲にわたる粒子サイズの蛍光粒子が存在する。これらの蛍光粒子を樹脂に分散した場合、発光ダイオードに用いる蛍光粒子を封止する樹脂内において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきが生じ、これらが白色LEDにおける色度のばらつきを引き起こし、また、歩留まり低下の要因となる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、発光ダイオードに用いる発光体の封止樹脂など、蛍光粒子を分散させる樹脂、無機ガラス等の材料中において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきを抑えることができる蛍光粒子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、平均粒径が5〜50μm、平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状の蛍光粒子が、蛍光粒子を分散させる樹脂、無機ガラス等の材料中において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきの少ない蛍光粒子であり、特に、このような物性を有する下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有する蛍光粒子が、青色LEDからの励起光により励起されて発光する黄色発光蛍光体として、白色LEDに好適に用いることができることを見出し、本発明をなすに至った。
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有する蛍光粒子が、青色LEDからの励起光により励起されて発光する黄色発光蛍光体として、白色LEDに好適に用いることができることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、下記の蛍光粒子の製造方法を提供する。
請求項1:
下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有し、
平均粒径が5〜50μmであり、
粒子の投影像の外周に対する外接円の直径と内接円の直径とから、下記式
真円度={(外接円の直径)−(内接円の直径)}/[{(外接円の直径)+(内接円の直径)}÷2]
により求められる平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状であり、
下記式
分散指数=(D90−D10)/(D90+D10)
(式中、D10は累積10vol%における粒径、D90は累積90vol%における粒径である。)
により求められる粒径の分散指数が0.1〜0.7である蛍光粒子を製造する方法であって、
上記蛍光粒子の金属種に応じて、単一金属の酸化物、複合酸化物及び混合酸化物から選択された酸化物をスラリー状として該スラリーから粒子を造粒し、
得られた造粒粒子を、ガスバーナー火炎中又はプラズマ中を通過させて、造粒粒子の全体を又は造粒粒子を構成する個々の微粒子の表面部のみを溶融させ、固化させることを特徴とする蛍光粒子の製造方法。
請求項2:
上記造粒粒子を、400〜1700℃で、1〜10時間焼成した後、上記溶融に供することを特徴とする請求項1記載の蛍光粒子の製造方法。
請求項3:
上記蛍光粒子のかさ密度が1.3〜4g/cm3であることを特徴とする1又は2記載の蛍光粒子の製造方法。
請求項4:
上記蛍光粒子の安息角が1〜40°であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蛍光粒子の製造方法。
また、本発明は、下記の蛍光粒子及び発光ダイオード並びにこれらを用いた照明装置及び液晶パネル用バックライト装置が関連する。
[1] 下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有し、平均粒径が5〜50μm、平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状であることを特徴とする蛍光粒子。
[2] 粒径の分散指数が0.1〜0.7であることを特徴とする[1]記載の蛍光粒子。
[3] かさ密度が1.3〜4g/cm3であることを特徴とする[1]又は[2]記載の蛍光粒子。
[4] 安息角が1〜40°であることを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の蛍光粒子。
[5] [1]乃至[4]のいずれかに記載の蛍光粒子を、励起光を発光する発光体上に積層してなることを特徴とする発光ダイオード。
[6] 上記蛍光粒子を、樹脂に分散した積層体として積層してなることを特徴とする[5]記載の発光ダイオード。
[7] 上記蛍光粒子を、無機ガラスに分散した積層体として積層してなることを特徴とする[5]記載の発光ダイオード。
[8] [1]乃至[4]のいずれかに記載の蛍光粒子を用いた照明装置。
[9] [5]乃至[7]のいずれかに記載の発光ダイオードを用いた液晶パネル用バックライト装置。
[10] [5]乃至[7]のいずれかに記載の発光ダイオードを用いた照明装置。
請求項1:
下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有し、
平均粒径が5〜50μmであり、
粒子の投影像の外周に対する外接円の直径と内接円の直径とから、下記式
真円度={(外接円の直径)−(内接円の直径)}/[{(外接円の直径)+(内接円の直径)}÷2]
により求められる平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状であり、
下記式
分散指数=(D90−D10)/(D90+D10)
(式中、D10は累積10vol%における粒径、D90は累積90vol%における粒径である。)
により求められる粒径の分散指数が0.1〜0.7である蛍光粒子を製造する方法であって、
上記蛍光粒子の金属種に応じて、単一金属の酸化物、複合酸化物及び混合酸化物から選択された酸化物をスラリー状として該スラリーから粒子を造粒し、
得られた造粒粒子を、ガスバーナー火炎中又はプラズマ中を通過させて、造粒粒子の全体を又は造粒粒子を構成する個々の微粒子の表面部のみを溶融させ、固化させることを特徴とする蛍光粒子の製造方法。
請求項2:
上記造粒粒子を、400〜1700℃で、1〜10時間焼成した後、上記溶融に供することを特徴とする請求項1記載の蛍光粒子の製造方法。
請求項3:
上記蛍光粒子のかさ密度が1.3〜4g/cm3であることを特徴とする1又は2記載の蛍光粒子の製造方法。
請求項4:
上記蛍光粒子の安息角が1〜40°であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蛍光粒子の製造方法。
また、本発明は、下記の蛍光粒子及び発光ダイオード並びにこれらを用いた照明装置及び液晶パネル用バックライト装置が関連する。
[1] 下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有し、平均粒径が5〜50μm、平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状であることを特徴とする蛍光粒子。
[2] 粒径の分散指数が0.1〜0.7であることを特徴とする[1]記載の蛍光粒子。
[3] かさ密度が1.3〜4g/cm3であることを特徴とする[1]又は[2]記載の蛍光粒子。
[4] 安息角が1〜40°であることを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の蛍光粒子。
[5] [1]乃至[4]のいずれかに記載の蛍光粒子を、励起光を発光する発光体上に積層してなることを特徴とする発光ダイオード。
[6] 上記蛍光粒子を、樹脂に分散した積層体として積層してなることを特徴とする[5]記載の発光ダイオード。
[7] 上記蛍光粒子を、無機ガラスに分散した積層体として積層してなることを特徴とする[5]記載の発光ダイオード。
[8] [1]乃至[4]のいずれかに記載の蛍光粒子を用いた照明装置。
[9] [5]乃至[7]のいずれかに記載の発光ダイオードを用いた液晶パネル用バックライト装置。
[10] [5]乃至[7]のいずれかに記載の発光ダイオードを用いた照明装置。
本発明の蛍光粒子は、蛍光粒子を分散させる樹脂、無機ガラス等の材料中において、蛍光体量、蛍光体分布、蛍光粒子サイズのばらつきを抑えることができ、この蛍光粒子を用いることで、色度のばらつきの少ない発光ダイオード、照明装置及び液晶パネル用バックライト装置を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の蛍光粒子(蛍光体の粒子)は、平均粒径が5〜50μmであり、分散指数が0.1〜0.7、特に0.2〜0.5であることが好ましい。平均粒径はD50(メジアン径:累積50vol%における粒径)として求めることができ、分散指数は、下記式
分散指数=(D90−D10)/(D90+D10)
(式中、D10は累積10vol%における粒径、D90は累積90vol%における粒径である。)
で定義される。平均粒径、D10及びD90は、レーザー回折法による粒度分布測定により求めることができる。
本発明の蛍光粒子(蛍光体の粒子)は、平均粒径が5〜50μmであり、分散指数が0.1〜0.7、特に0.2〜0.5であることが好ましい。平均粒径はD50(メジアン径:累積50vol%における粒径)として求めることができ、分散指数は、下記式
分散指数=(D90−D10)/(D90+D10)
(式中、D10は累積10vol%における粒径、D90は累積90vol%における粒径である。)
で定義される。平均粒径、D10及びD90は、レーザー回折法による粒度分布測定により求めることができる。
本発明の蛍光粒子において、平均真円度は0.3以下、特に0.2以下、とりわけ0.1以下である。平均真円度の下限は理想的には0であるが、通常0.01以上である。真円度は、電子顕微鏡等による観察などにより得られる粒子の投影像において、その外周に対する外接円の直径と内接円の直径とを計測し、これらから、下記式
真円度={(外接円の直径)−(内接円の直径)}/[{(外接円の直径)+(内接円の直径)}÷2]
から求めることができる。
真円度={(外接円の直径)−(内接円の直径)}/[{(外接円の直径)+(内接円の直径)}÷2]
から求めることができる。
本発明の蛍光粒子のかさ密度は1.3〜4g/cm3であることが好ましく、より好ましくは1.5〜3.5g/cm3、更に好ましくは1.8〜3g/cm3であり、また、安息角が1〜40°、特に1〜35°であることが好ましい。
安息角が小さい流動性が高い蛍光粒子、また、かさ密度が高い蛍光粒子は、封止樹脂への充填再現性がよく、封止樹脂を含む蛍光体層を薄くすることができる。封止樹脂は熱劣化・紫外線劣化により着色するので、封止樹脂を減らすことによりLED寿命を延ばすことができる。更に、分散指数が低く粒度分布が狭い蛍光粒子は、青色LEDと黄色発光蛍光体で擬似白色を発する白色LEDの場合、青色と黄色のLED内の色均一性が高い白色LEDを与える。
本発明の蛍光粒子は、下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有する蛍光体などの酸化物蛍光体の粒子であることが好ましい。このガーネット相は、蛍光粒子における主相であり、粒子中、通常、99体積%以上がガーネット相であることが好ましい。また、蛍光体としては、(Ba,Sr,Ca)2SiO4:Eu、(Ba,Sr、Ca)3SiO5:Eu等のシリケート系蛍光体も好適である。
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有する蛍光体などの酸化物蛍光体の粒子であることが好ましい。このガーネット相は、蛍光粒子における主相であり、粒子中、通常、99体積%以上がガーネット相であることが好ましい。また、蛍光体としては、(Ba,Sr,Ca)2SiO4:Eu、(Ba,Sr、Ca)3SiO5:Eu等のシリケート系蛍光体も好適である。
次に、本発明の蛍光粒子の製造方法について説明する。
本発明の蛍光粒子の製造においては、まず、製造する蛍光粒子の金属種に応じて、単一金属の酸化物、複合酸化物及び混合酸化物から適宜選択し、この酸化物をスラリー状とし、スラリーから粒子を造粒し、得られた造粒粒子を前駆体とする。
本発明の蛍光粒子の製造においては、まず、製造する蛍光粒子の金属種に応じて、単一金属の酸化物、複合酸化物及び混合酸化物から適宜選択し、この酸化物をスラリー状とし、スラリーから粒子を造粒し、得られた造粒粒子を前駆体とする。
複合酸化物又は混合酸化物の製造方法は、例えば、以下の方法を挙げることができる。まず、本発明の蛍光粒子を構成する金属元素(例えば、Y、Gd、Lu、Ce、Nd、Al、Gaなど)を含む金属塩(硝酸塩、塩化物塩など)から適宜選定して、それらを水溶液とし、該水溶液から共沈物を得、又は上記金属塩と上記金属の酸化物から適宜選定して、それらを水溶液若しくはスラリーとし、該水溶液若しくはスラリーから共沈物を得、得られた共沈物を、大気中800〜1500℃で焼成することにより、複合酸化物又は混合酸化物を得ることができる。この焼成時間は、通常1〜10時間である。
酸化物のスラリーには、必要に応じて分散剤、バインダー等の有機添加剤を加え、必要に応じて粉砕して、好ましくは平均粒径が0.01〜2.0μmの微粒子のスラリーとする。このスラリーを原料として、2流体ノズル法、4流体ノズル法、流動層造粒法、遠心噴霧法、転動造粒法、攪拌混合造粒法、ゴム型静水圧プレス成形法等による、圧縮造粒、押し出し造粒、解砕造粒等により、目的とする粒径の、球形状乃至略球形状の粒子に成形して造粒粒子(前駆体)を得ることができる。スラリーからの造粒により、個々の造粒粒子間の組成は均一化される。この造粒粒子の大きさは、熱処理後に得られる蛍光粒子の大きさと同程度のサイズ(例えば、平均粒径として、熱処理後の蛍光粒子の100〜120%)とすることが好ましい。
造粒粒子は、微粒子が圧接されただけの凝集体であり、本発明では、これを熱処理して焼結粒子又は単一粒子化して蛍光粒子とする。熱処理の方法としては、セラミックス製の坩堝、角サヤなどに充填して、1000〜1900℃で、大気中、還元雰囲気中又は真空中で熱処理する方法が挙げられる。この熱処理時間は、通常1〜20時間である。有機添加剤を含むスラリーから得られた造粒粒子を還元雰囲気中又は真空中で熱処理する場合、予め大気中、400〜1700℃で、1〜10時間予備焼成して、有機成分を除去する。
還元雰囲気中で熱処理する場合、還元ガスとしては、H2+N2ガス、H2+Arガス等が用いられる。還元処理温度は、1300〜1800℃、1〜20時間の、蛍光体としての特性を得るに十分な温度及び時間で処理される。
造粒粒子を熱処理して焼結粒子又は単一粒子化する方法としては、プロパン等のガスバーナー火炎中、プラズマ中などに造粒粒子を通過させて、溶融する方法も好適である。プラズマ源としては、高周波プラズマ、直流プラズマ等が用いられる。この場合、造粒粒子の全体が一旦完全に溶融するようにして単一粒子を形成してもよく、また、凝集体を構成する個々の微粒子の表面部のみを溶融させて、微粒子同士を接続させる程度に溶融させて、微粒子が強固に連結した焼結粒子として形成してもよい。この場合も必要に応じて400〜1700℃で、1〜10時間、造粒粒子を予備焼成しておいてもよい。
また、別の製造方法として、以下のような方法を挙げることができる。始めに目的とする酸化物蛍光体を構成する金属を、必要とされる原子比で混合し、真空溶解炉などで溶融混合して合金とする。合金は金型に鋳込むことで、合金の棒材や線材などにする。このようにして得られた合金の棒材や線材は、回転ディスクアトマイザーなどを用いて平均粒径50μm以下の球形状乃至略球形状の金属(合金)粒子とする。そして、得られた金属粒子は酸化性雰囲気、大気雰囲気などにおいて、合金の融点以下の温度にて焼成して酸化物とする。このような方法で得られた酸化物は合金形状を反映しており、また、予め単分散された合金を原料としていることから、融着のない真球状乃至略真球状の粒子が得られる。得られた酸化物粒子は添加されている賦活剤の種類に応じて、発光効率の高い蛍光体粒子を得る目的で酸化又は還元雰囲気にてアニールしてもよい。
また、別の製造方法として、以下のような方法を挙げることもできる。湿式沈殿法により、平均粒径5〜55μmの(A1-xBx)2O3(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、xは0.002≦x≦0.2である。)で示される球形状乃至略球形状の酸化物粒子、又はこの酸化物を与える焼成前の前駆体の球形状乃至略球形状の金属塩(例えば蓚酸塩)粒子を得、この粒子に、平均粒径0.01〜5μmの酸化アルミニウム粒子、酸化ガリウム粒子、又はそれらの混合物を混合して焼成することにより、固相反応により目的とする球形状乃至略球形状の酸化物粒子を得ることができる。
本発明の蛍光粒子は、LED等の発光デバイス等に好適に用いることができ、例えば、蛍光粒子を波長変換材料として、励起光を発光する発光体上に積層して用いることができ、発光ダイオードの波長変換用の蛍光体として好適である。本発明の蛍光粒子を用いると、これをエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂、無機ガラス等に分散して、発光体に積層する積層体を製造する際、積層体中で均一分散が可能であり、積層体の基材中の分散性が良好となり、蛍光粒子のばらつきが少ない積層体を得ることができる。
本発明の蛍光粒子は、発光ダイオードに用いられる発光素子からの光を波長変換するために用いる蛍光体として好適であり、本発明の蛍光粒子は、発光ダイオード、これを用いた照明装置、液晶パネル用バックライト装置などに好適に使用できる。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1]
純度99.9%、平均粒径1.0μmの酸化イットリウム(Y2O3)粉末と、純度99.0%、平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム(Al2O3)粉末と、純度99.9%、平均粒径0.2μmの酸化セリウム(CeO2)粉末とを、各々Y:Al:Ce=2.94:5:0.06のモル比で混合し、1000gの混合粉を得た。得られた混合粉を脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、2流体ノズルを用いて造粒し、平均粒径15μmの粒子を得た。次に、得られた粒子を1000℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。更に、真空中で1600℃、5時間熱処理し、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(イットリウムアルミニウムガーネット相)を含んでいることが確認された。
純度99.9%、平均粒径1.0μmの酸化イットリウム(Y2O3)粉末と、純度99.0%、平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム(Al2O3)粉末と、純度99.9%、平均粒径0.2μmの酸化セリウム(CeO2)粉末とを、各々Y:Al:Ce=2.94:5:0.06のモル比で混合し、1000gの混合粉を得た。得られた混合粉を脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、2流体ノズルを用いて造粒し、平均粒径15μmの粒子を得た。次に、得られた粒子を1000℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。更に、真空中で1600℃、5時間熱処理し、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(イットリウムアルミニウムガーネット相)を含んでいることが確認された。
この蛍光粒子を電子顕微鏡で観察した。蛍光粒子は、球形又はほぼ球形の形状であった。また、電子顕微鏡像から、蛍光粒子の粒径を測定し、真円度(平均値)を求め、また、レーザー回折法により平均粒径及び分散指数を測定した。更に、蛍光粒子のかさ密度及び安息角を測定した。これらの結果を表1に示す。
また、蛍光粒子の内部量子効率を、励起波長450nm、発光範囲480〜780nmの範囲で積分球を用いて測定した。結果を表1に併記する。
[実施例2]
純度99.9%、平均粒径1.0μmのY2.94Ce0.06Al5O12のガーネット粉末1000gを、脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、遠心噴霧装置を用いて造粒し、平均粒径24μmの粒子を得た。得られた粒子を1600℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。次に、得られた粒子を直流アークプラズマ中に供給し、直流アークプラズマ中で溶融した後、再び固化した粒子を回収して、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1400℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄色に発光する蛍光体が得られた。
純度99.9%、平均粒径1.0μmのY2.94Ce0.06Al5O12のガーネット粉末1000gを、脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、遠心噴霧装置を用いて造粒し、平均粒径24μmの粒子を得た。得られた粒子を1600℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。次に、得られた粒子を直流アークプラズマ中に供給し、直流アークプラズマ中で溶融した後、再び固化した粒子を回収して、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1400℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄色に発光する蛍光体が得られた。
この蛍光粒子を電子顕微鏡で観察した。電子顕微鏡像を図1に示す。蛍光粒子は、球形又はほぼ球形の形状であった。また、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
[実施例3]
純度99.9%のイットリウム7840g、アルミニウム4044g、セリウム252gをタンタル坩堝に投入し、真空中で溶解して合金とした。得られた合金は直径20mmの金型に鋳込んで合金棒とした。得られた合金は回転ディスクアトマイザーを用いて球形状乃至略球形状の微粒子とした。得られた微粒子には一部不定形のものが混合していたため、傾斜板を用いて球形状乃至略球形状の粒子と不定形粒子を選別した。得られた合金粒子の平均粒径は約35μmであった。この合金粒子を大気炉に入れ、ゆっくりと1500℃まで昇温した後、降温した。
純度99.9%のイットリウム7840g、アルミニウム4044g、セリウム252gをタンタル坩堝に投入し、真空中で溶解して合金とした。得られた合金は直径20mmの金型に鋳込んで合金棒とした。得られた合金は回転ディスクアトマイザーを用いて球形状乃至略球形状の微粒子とした。得られた微粒子には一部不定形のものが混合していたため、傾斜板を用いて球形状乃至略球形状の粒子と不定形粒子を選別した。得られた合金粒子の平均粒径は約35μmであった。この合金粒子を大気炉に入れ、ゆっくりと1500℃まで昇温した後、降温した。
得られた粒子を電子顕微鏡で観察してみると、球形状又はほぼ球形状の粒子であり、XRDで定性分析をしたところYAG相(イットリウムアルミニウムガーネット相)であった。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1500℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄色に発光する蛍光体が得られた。また、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
[実施例4]
純度99.9%、平均粒径15μmのY1.94Ce0.04O3球状粒子100gを合成し、これに平均粒径0.01μmの酸化アルミニウム(Al2O3)75.3gを混合して、1600℃で2時間熱処理した。得られた粒子を電子顕微鏡で観察してみると、球形状又はほぼ球形状粒子であり、XRDで定性分析をしたところYAG相(イットリウムアルミニウムガーネット相)であった。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1500℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄色に発光する蛍光体が得られた。また、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
純度99.9%、平均粒径15μmのY1.94Ce0.04O3球状粒子100gを合成し、これに平均粒径0.01μmの酸化アルミニウム(Al2O3)75.3gを混合して、1600℃で2時間熱処理した。得られた粒子を電子顕微鏡で観察してみると、球形状又はほぼ球形状粒子であり、XRDで定性分析をしたところYAG相(イットリウムアルミニウムガーネット相)であった。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1500℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄色に発光する蛍光体が得られた。また、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
[実施例5]
純度99.9%、平均粒径1.0μmのLu2.94Ce0.06Al5O12のガーネット粉末1000gを、脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、遠心噴霧装置を用いて造粒し、平均粒径25μmの粒子を得た。得られた粒子を1600℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。次に、得られた粒子を直流アークプラズマ中に供給し、直流アークプラズマ中で溶融した後、再び固化した粒子を回収して、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてLuAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1400℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄緑色に発光する蛍光体が得られた。
純度99.9%、平均粒径1.0μmのLu2.94Ce0.06Al5O12のガーネット粉末1000gを、脱イオン水1500g、ポリアクリル酸アンモニウム10g、カルボキシメチルセルロース2gと共にボールミルで6時間混合した。得られたスラリーから、遠心噴霧装置を用いて造粒し、平均粒径25μmの粒子を得た。得られた粒子を1600℃、2時間、大気中で熱処理し、有機成分を除去した。次に、得られた粒子を直流アークプラズマ中に供給し、直流アークプラズマ中で溶融した後、再び固化した粒子を回収して、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてLuAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。この粒子をアルゴン98vol%水素2vol%の還元雰囲気で、1400℃、4時間アニールしたところ、青色の励起光で黄緑色に発光する蛍光体が得られた。
この蛍光粒子を、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
[比較例1]
純度99.9%、平均粒径1.0μmの酸化イットリウム(Y2O3)粉末と、純度99.0%、平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム(Al2O3)粉末と、純度99.9%、平均粒径0.2μmの酸化セリウム(CeO2)粉末とを、各々Y:Al:Ce=2.94:5:0.06のモル比で混合し、1000gの混合粉を得た。得られた混合粉に、更にフラックスとしてフッ化バリウム(BaF2)を20g添加して十分に混合し、アルミナ坩堝に充填し、大気中、1400℃で5時間熱処理した。得られた焼成体を、ボールミルを用いて水中で解砕し、水洗、分離、乾燥して、篩を通し、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。
純度99.9%、平均粒径1.0μmの酸化イットリウム(Y2O3)粉末と、純度99.0%、平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム(Al2O3)粉末と、純度99.9%、平均粒径0.2μmの酸化セリウム(CeO2)粉末とを、各々Y:Al:Ce=2.94:5:0.06のモル比で混合し、1000gの混合粉を得た。得られた混合粉に、更にフラックスとしてフッ化バリウム(BaF2)を20g添加して十分に混合し、アルミナ坩堝に充填し、大気中、1400℃で5時間熱処理した。得られた焼成体を、ボールミルを用いて水中で解砕し、水洗、分離、乾燥して、篩を通し、蛍光粒子を得た。この蛍光粒子をXRDで定性分析したところ、主相としてYAG相(ガーネット相)を含んでいることが確認された。
この蛍光粒子を電子顕微鏡で観察した。電子顕微鏡像を図2に示す。蛍光粒子は、不定形状であった。また、実施例1と同様にして、平均粒径、分散指数、真円度、かさ密度、安息角及び内部量子効率を測定した。これらの結果を表1に示す。
Claims (4)
- 下記組成式(1)
(A1-xBx)3C5O12 (1)
(式中、AはY,Gd及びLuから選ばれる1種類以上の希土類元素、BはCe,Nd及びTbから選ばれる1種類以上の希土類元素、CはAl及びGaから選ばれる1種類以上の元素であり、xは0.002≦x≦0.2である。)
で示されるガーネット相を含有し、
平均粒径が5〜50μmであり、
粒子の投影像の外周に対する外接円の直径と内接円の直径とから、下記式
真円度={(外接円の直径)−(内接円の直径)}/[{(外接円の直径)+(内接円の直径)}÷2]
により求められる平均真円度が0.3以下の球形状乃至略球形状であり、
下記式
分散指数=(D90−D10)/(D90+D10)
(式中、D10は累積10vol%における粒径、D90は累積90vol%における粒径である。)
により求められる粒径の分散指数が0.1〜0.7である蛍光粒子を製造する方法であって、
上記蛍光粒子の金属種に応じて、単一金属の酸化物、複合酸化物及び混合酸化物から選択された酸化物をスラリー状として該スラリーから粒子を造粒し、
得られた造粒粒子を、ガスバーナー火炎中又はプラズマ中を通過させて、造粒粒子の全体を又は造粒粒子を構成する個々の微粒子の表面部のみを溶融させ、固化させることを特徴とする蛍光粒子の製造方法。 - 上記造粒粒子を、400〜1700℃で、1〜10時間焼成した後、上記溶融に供することを特徴とする請求項1記載の蛍光粒子の製造方法。
- 上記蛍光粒子のかさ密度が1.3〜4g/cm3であることを特徴とする1又は2記載の蛍光粒子の製造方法。
- 上記蛍光粒子の安息角が1〜40°であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の蛍光粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013030590A JP5573990B2 (ja) | 2010-06-09 | 2013-02-20 | 蛍光粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010131609 | 2010-06-09 | ||
JP2010131609 | 2010-06-09 | ||
JP2013030590A JP5573990B2 (ja) | 2010-06-09 | 2013-02-20 | 蛍光粒子の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011120117A Division JP5323131B2 (ja) | 2010-06-09 | 2011-05-30 | 蛍光粒子及び発光ダイオード並びにこれらを用いた照明装置及び液晶パネル用バックライト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013127076A true JP2013127076A (ja) | 2013-06-27 |
JP5573990B2 JP5573990B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=44281423
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011120117A Expired - Fee Related JP5323131B2 (ja) | 2010-06-09 | 2011-05-30 | 蛍光粒子及び発光ダイオード並びにこれらを用いた照明装置及び液晶パネル用バックライト装置 |
JP2013030590A Expired - Fee Related JP5573990B2 (ja) | 2010-06-09 | 2013-02-20 | 蛍光粒子の製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011120117A Expired - Fee Related JP5323131B2 (ja) | 2010-06-09 | 2011-05-30 | 蛍光粒子及び発光ダイオード並びにこれらを用いた照明装置及び液晶パネル用バックライト装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9062251B2 (ja) |
EP (1) | EP2395065B1 (ja) |
JP (2) | JP5323131B2 (ja) |
KR (1) | KR101761421B1 (ja) |
CN (1) | CN102363728B (ja) |
TW (1) | TWI534246B (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101516522B1 (ko) * | 2014-03-11 | 2015-05-04 | 희성금속 주식회사 | 루테튬 가넷계 형광체 및 이를 포함하는 발광장치 |
JP2015124387A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 奇美實業股▲ふん▼有限公司 | 蛍光体、蛍光体の作製方法及び発光装置 |
KR20160077331A (ko) * | 2014-12-22 | 2016-07-04 | 삼성전자주식회사 | 산질화물계 형광체 및 이를 포함하는 백색 발광 장치 |
JP6273395B1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-01-31 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
JP6273394B1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-01-31 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
WO2019188632A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | 赤色蛍光体及び発光装置 |
WO2019188631A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | β型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
WO2019188630A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | α型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8475683B2 (en) | 2006-10-20 | 2013-07-02 | Intematix Corporation | Yellow-green to yellow-emitting phosphors based on halogenated-aluminates |
US9120975B2 (en) | 2006-10-20 | 2015-09-01 | Intematix Corporation | Yellow-green to yellow-emitting phosphors based on terbium-containing aluminates |
US8529791B2 (en) | 2006-10-20 | 2013-09-10 | Intematix Corporation | Green-emitting, garnet-based phosphors in general and backlighting applications |
US8133461B2 (en) | 2006-10-20 | 2012-03-13 | Intematix Corporation | Nano-YAG:Ce phosphor compositions and their methods of preparation |
US9617469B2 (en) * | 2011-01-06 | 2017-04-11 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Phosphor particles, making method, and light-emitting diode |
US8865022B2 (en) * | 2011-01-06 | 2014-10-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Phosphor particles and making method |
US9346999B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-05-24 | General Electric Company | Method of forming efficient phosphor powders |
EP2607449B1 (en) * | 2011-12-22 | 2014-04-02 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Preparation of yttrium-cerium-aluminum garnet phosphor |
JP5712916B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2015-05-07 | 信越化学工業株式会社 | イットリウムセリウムアルミニウムガーネット蛍光体及び発光装置 |
JP6025138B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2016-11-16 | スタンレー電気株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
JP6158167B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2017-07-05 | 株式会社東芝 | 固体シンチレータ、放射線検出器、および放射線検査装置 |
KR102007373B1 (ko) * | 2012-07-03 | 2019-08-06 | 삼성디스플레이 주식회사 | 나노 형광체 제조 방법, 발광 다이오드 및 발광 다이오드 제조 방법 |
JP2014019860A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 蛍光体前駆体の製造方法、蛍光体の製造方法及び波長変換部品 |
US20140134437A1 (en) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Mikhail Alexandrovich Arkhipov | Single crystal luminophor material for white light-emitting diodes |
US20140175968A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Yttrium-cerium-aluminum garnet phosphor and light-emitting device |
CN104870607A (zh) * | 2012-12-28 | 2015-08-26 | 英特曼帝克司公司 | 以含铽铝酸盐为主的黄绿到黄的发光磷光体 |
US9472731B2 (en) | 2012-12-28 | 2016-10-18 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Phosphor-containing resin molded body, light emitting device, and resin pellet |
JP6261196B2 (ja) * | 2013-06-12 | 2018-01-17 | 信越化学工業株式会社 | 発光装置 |
JP2015008061A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 信越化学工業株式会社 | 屋外照明 |
DE102014102848A1 (de) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Osram Gmbh | Konversionselement, Verfahren zur Herstellung eines Konversionselements, optoelektronisches Bauelement umfassend ein Konversionselement |
CN106281324B (zh) * | 2016-08-10 | 2018-12-07 | 北京科技大学 | 一种余辉时间可控的长余辉发光材料及其制备方法 |
RU2711318C2 (ru) * | 2017-12-28 | 2020-01-16 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Институт химических реактивов и особо чистых химических веществ Национального исследовательского центра "Курчатовский институт" | Способ получения люминесцентной керамики на основе сложных оксидов со структурой граната |
JP7148797B2 (ja) * | 2018-12-20 | 2022-10-06 | 日亜化学工業株式会社 | 希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法、希土類アルミン酸塩蛍光体及び発光装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006041096A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置および蛍光体 |
JP2006265542A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体及びその製造方法並びにそれを使用した発光装置 |
JP2007513038A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-05-24 | ロディア エレクトロニクス アンド カタリシス | アルカリ土類又は希土類金属アルミン酸塩前駆体化合物、それらの製造方法及びそれらの特に発光体前駆体としての使用 |
JP2009001809A (ja) * | 2005-02-28 | 2009-01-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体及びその製造方法並びにそれを使用した発光装置 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4479886A (en) * | 1983-08-08 | 1984-10-30 | Gte Products Corporation | Method of making cerium activated yttrium aluminate phosphor |
JPH0745655B2 (ja) | 1985-11-07 | 1995-05-17 | 化成オプトニクス株式会社 | 蛍光体の製造方法 |
JPH0662938B2 (ja) | 1987-10-19 | 1994-08-17 | 日亜化学工業株式会社 | 螢光体の製造方法 |
JPH069956A (ja) | 1991-12-27 | 1994-01-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 球形焼結蛍光体およびその製造法 |
US5644193A (en) * | 1993-12-17 | 1997-07-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Phosphor, cathode-ray tube, fluorescent lamp and radiation intensifying screen |
JP3329598B2 (ja) * | 1993-12-17 | 2002-09-30 | 株式会社東芝 | 蛍光体、陰極線管、蛍光ランプおよび蛍光体の製造方法 |
JPH09235547A (ja) | 1995-12-28 | 1997-09-09 | Kasei Optonix Co Ltd | 希土類酸化物蛍光体及び希土類酸硫化物蛍光体の製造方法 |
JP3469425B2 (ja) * | 1996-03-15 | 2003-11-25 | 株式会社東芝 | 蛍光体およびその製造方法 |
US5851428A (en) * | 1996-03-15 | 1998-12-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Phosphor and manufacturing method thereof |
TW383508B (en) | 1996-07-29 | 2000-03-01 | Nichia Kagaku Kogyo Kk | Light emitting device and display |
JP3785689B2 (ja) * | 1996-09-10 | 2006-06-14 | 日亜化学工業株式会社 | 希土類アルミネート蛍光体の製造方法 |
US6197218B1 (en) * | 1997-02-24 | 2001-03-06 | Superior Micropowders Llc | Photoluminescent phosphor powders, methods for making phosphor powders and devices incorporating same |
JP2002267800A (ja) | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線像変換パネルの蛍光体層塗布液の調製方法、および放射線像変換パネルの製造方法 |
US7015640B2 (en) * | 2002-09-11 | 2006-03-21 | General Electric Company | Diffusion barrier coatings having graded compositions and devices incorporating the same |
JP2004162057A (ja) | 2002-10-25 | 2004-06-10 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体 |
JP2004217796A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Kasei Optonix Co Ltd | 球状希土類酸化物系蛍光体及びその製造方法 |
KR100526343B1 (ko) * | 2003-07-21 | 2005-11-08 | 엘지전자 주식회사 | 형광체 잉크 제조 방법 |
JP2007002086A (ja) | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 電子線励起赤色蛍光体の製造方法 |
JP2008007390A (ja) | 2006-05-29 | 2008-01-17 | Tohoku Univ | 複合金属化合物の製造方法 |
TWI357927B (en) | 2006-11-20 | 2012-02-11 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Fluorescent substance and manufacturing method the |
WO2009113379A1 (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-17 | 株式会社東芝 | 固体シンチレータ、放射線検出器およびx線断層写真撮影装置 |
JP5446106B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2014-03-19 | 宇部興産株式会社 | 球状蛍光体粒子、その製造方法並びにそれが含有された樹脂組成物及びガラス組成物 |
-
2011
- 2011-05-30 JP JP2011120117A patent/JP5323131B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-06-08 KR KR1020110054864A patent/KR101761421B1/ko active IP Right Grant
- 2011-06-08 TW TW100119983A patent/TWI534246B/zh not_active IP Right Cessation
- 2011-06-09 CN CN201110212367.6A patent/CN102363728B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-06-09 EP EP11169218.2A patent/EP2395065B1/en not_active Not-in-force
- 2011-06-09 US US13/156,811 patent/US9062251B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-02-20 JP JP2013030590A patent/JP5573990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007513038A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-05-24 | ロディア エレクトロニクス アンド カタリシス | アルカリ土類又は希土類金属アルミン酸塩前駆体化合物、それらの製造方法及びそれらの特に発光体前駆体としての使用 |
JP2006041096A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置および蛍光体 |
JP2006265542A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体及びその製造方法並びにそれを使用した発光装置 |
JP2009001809A (ja) * | 2005-02-28 | 2009-01-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蛍光体及びその製造方法並びにそれを使用した発光装置 |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9884991B2 (en) | 2013-12-26 | 2018-02-06 | Chi Mei Corporation | Phosphor, preparing method for phosphor, and light emitting device |
JP2015124387A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 奇美實業股▲ふん▼有限公司 | 蛍光体、蛍光体の作製方法及び発光装置 |
KR101516522B1 (ko) * | 2014-03-11 | 2015-05-04 | 희성금속 주식회사 | 루테튬 가넷계 형광체 및 이를 포함하는 발광장치 |
KR20160077331A (ko) * | 2014-12-22 | 2016-07-04 | 삼성전자주식회사 | 산질화물계 형광체 및 이를 포함하는 백색 발광 장치 |
KR102353443B1 (ko) | 2014-12-22 | 2022-01-21 | 삼성전자주식회사 | 산질화물계 형광체 및 이를 포함하는 백색 발광 장치 |
WO2018230572A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
US10982139B2 (en) | 2017-06-14 | 2021-04-20 | Denka Company Limited | Fluoride phosphor and light-emitting device using same |
JP2019001897A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
JP2019001899A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
KR102590208B1 (ko) | 2017-06-14 | 2023-10-18 | 덴카 주식회사 | 불화물 형광체와 그것을 사용한 발광 장치 |
JP6273394B1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-01-31 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
JP6273395B1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-01-31 | デンカ株式会社 | フッ化物蛍光体とそれを用いた発光装置 |
KR20200019174A (ko) * | 2017-06-14 | 2020-02-21 | 덴카 주식회사 | 불화물 형광체와 그것을 사용한 발광 장치 |
US11114589B2 (en) | 2017-06-14 | 2021-09-07 | Denka Company Limited | Fluoride phosphor and light-emitting device using same |
WO2019188631A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | β型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
JPWO2019188632A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-04-08 | デンカ株式会社 | 赤色蛍光体及び発光装置 |
JPWO2019188631A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-04-01 | デンカ株式会社 | β型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
JPWO2019188630A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-04-01 | デンカ株式会社 | α型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
WO2019188630A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | α型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
US11236269B2 (en) | 2018-03-29 | 2022-02-01 | Denka Company Limited | Alpha-Sialon fluorescent body and light-emitting device |
JP7280866B2 (ja) | 2018-03-29 | 2023-05-24 | デンカ株式会社 | α型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
JP7282744B2 (ja) | 2018-03-29 | 2023-05-29 | デンカ株式会社 | β型サイアロン蛍光体及び発光装置 |
JP7282745B2 (ja) | 2018-03-29 | 2023-05-29 | デンカ株式会社 | 赤色蛍光体及び発光装置 |
WO2019188632A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | デンカ株式会社 | 赤色蛍光体及び発光装置 |
US11932792B2 (en) | 2018-03-29 | 2024-03-19 | Denka Company Limited | Red fluorescent body and light-emitting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20110134839A (ko) | 2011-12-15 |
JP5573990B2 (ja) | 2014-08-20 |
EP2395065B1 (en) | 2018-07-25 |
JP5323131B2 (ja) | 2013-10-23 |
US9062251B2 (en) | 2015-06-23 |
EP2395065A1 (en) | 2011-12-14 |
CN102363728A (zh) | 2012-02-29 |
JP2012017454A (ja) | 2012-01-26 |
TWI534246B (zh) | 2016-05-21 |
CN102363728B (zh) | 2015-06-03 |
TW201202396A (en) | 2012-01-16 |
US20110305005A1 (en) | 2011-12-15 |
KR101761421B1 (ko) | 2017-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5573990B2 (ja) | 蛍光粒子の製造方法 | |
JP5110336B2 (ja) | 蛍光体粒子 | |
JP5041190B2 (ja) | 蛍光体粒子の製造方法 | |
KR101168173B1 (ko) | 형광체와 그 제조방법 | |
JP5224439B2 (ja) | 蛍光体、およびそれを用いた発光器具 | |
JP5978980B2 (ja) | イットリウムセリウムアルミニウムガーネット蛍光体の製造方法 | |
JP5712916B2 (ja) | イットリウムセリウムアルミニウムガーネット蛍光体及び発光装置 | |
JP5849961B2 (ja) | 共沈原料を用いた窒化物蛍光体の製造方法、窒化物蛍光体、及びその原料 | |
JP6261196B2 (ja) | 発光装置 | |
JP5187817B2 (ja) | 蛍光体と発光器具 | |
JP5071714B2 (ja) | 蛍光体、その製造方法およびそれを用いた発光器具 | |
JP2014019860A (ja) | 蛍光体前駆体の製造方法、蛍光体の製造方法及び波長変換部品 | |
JP6428813B2 (ja) | 発光装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5573990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |