JP2013127022A - 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2013127022A
JP2013127022A JP2011276578A JP2011276578A JP2013127022A JP 2013127022 A JP2013127022 A JP 2013127022A JP 2011276578 A JP2011276578 A JP 2011276578A JP 2011276578 A JP2011276578 A JP 2011276578A JP 2013127022 A JP2013127022 A JP 2013127022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermosetting resin
resin composition
inorganic filler
sealing material
thermal conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011276578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5895156B2 (ja
Inventor
Daizo Baba
大三 馬場
Tomoaki Sawada
知昭 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011276578A priority Critical patent/JP5895156B2/ja
Publication of JP2013127022A publication Critical patent/JP2013127022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5895156B2 publication Critical patent/JP5895156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】高耐熱性及び高熱伝導性を両立する熱硬化性樹脂組成物、それを用いた粉状封止材及び電子部品を提供すること。
【解決手段】(A)分子中にイミド骨格を有し、かつアリル基を官能基として有する熱硬化性樹脂と、(B)マレイミド化合物と、(C)無機フィラーとを含有し、前記無機フィラーが80質量%以上含有されていることを特徴とする、熱硬化性樹脂組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、高耐熱性および高熱伝導性を有する熱硬化性樹脂組成物に関し、特に、封止材として好適に用いられる熱硬化性樹脂組成物に関する。さらに本発明は、このような熱硬化性樹脂組成物を用いた封止材及び半導体モジュールに関する。
近年、電子機器においては高性能化、小型化、軽量化等に伴い半導体パッケージの高密度実装化、LSIの高集積化及び高速化等が進み、電子部品において単位面積あたりの発熱量が増大している。そのため、電子機器に用いられる材料においては、電子部品から熱を外部へ効果的に放散させるべく熱伝導性を向上させることが重要である。
一方で、SiCチップに代表されるような部品においては、きわめて高温になるために、このような部品に用いられる材料に対する高熱伝導性と同時に高耐熱性への要求が高まっており、これら特性を両立させることが課題となっている。
従来、電子機器に用いられる材料としてはエポキシ樹脂が広く用いられているが、これまでのエポキシ樹脂では、要求される高耐熱性を達成できないのが現状である。
この点、イミド樹脂組成物は、その優れた耐熱性、および高いガラス転移温度等で知られているが、ポリイミドは軟化点が高く、さらに溶剤に溶けにくいため、使いにくいという難点があった。これまでに、そのようなイミド樹脂とエポキシ樹脂とを併用して、半導体用接着組成物などに使用されることが報告されている(特許文献1)。
特開2008−94870号公報
イミド樹脂は優れた耐熱性を有する樹脂であるが、ポリイミド単独で用いようとすると、上述したように溶剤に溶けにくいために使用にくいという問題があった。
この点、特許文献1記載のように、ポリイミドを変性して官能基を付け、エポキシ樹脂と併用することは可能であったが、エポキシ樹脂と併用すると、結局エポキシとの結合部分が切れやすくなってしまい、近年要求されているような高耐熱性を達成できない。
よって、従来の技術では、高耐熱性、高熱伝導性、加工性、フィラー高充填性を全て満たすイミド樹脂組成物を得ることはできなかった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて、高耐熱性及び高熱伝導性を両立する新規な熱硬化性樹脂組成物、並びに、それを用いた粉状封止材及び電子部品を提供すること目的とする。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の手段により前記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、以下を包含する:
(A)分子中にイミド骨格を有し、かつアリル基を官能基として有する熱硬化性樹脂と、(B)マレイミド化合物と、(C)無機フィラーとを含有し、前記無機フィラーが80質量%以上含有されていることを特徴とする、熱硬化性樹脂組成物。
上記熱硬化性樹脂組成物において、(A)熱硬化性樹脂が、下記化学式(I)で表されるアリルナジイミド樹脂であること。
Figure 2013127022
(式中、Rは下記化学式(II)または(III)または(IV)で表される官能基である)
Figure 2013127022
Figure 2013127022
Figure 2013127022
前記(C)無機フィラーとして、熱伝導率20W/mK以上の無機フィラーを少なくとも1種含有する、前記いずれかの熱硬化性樹脂組成物。
前記(C)無機フィラーとして、球状無機フィラーを含有する、前記いずれかの熱硬化性樹脂組成物。
前記球状無機フィラーとして、平均粒子径が20μm以上である球状無機フィラーを少なくとも1種含有する、前記熱硬化性樹脂組成物。
前記いずれかの熱硬化性樹脂組成物を用いて形成される粉状封止材。
熱伝導率が3W/mK以上である、前記粉状封止材。
前記いずれかの粉状封止材を用いて形成された電子部品。
パワー半導体モジュールである、前記電子部品。
本発明によれば、高耐熱性及び高熱伝導性を両立する熱硬化性樹脂組成物を得ることができる。また、前記組成物から形成される粉状封止材、ならびに前記組成物を用いて形成される電子部品を提供することができる。
(熱硬化性樹脂組成物)
以下に本発明を実施するための一実施形態を具体的に説明する。
本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物は、(A)分子中にイミド骨格を有し、かつアリル基を官能基として有する熱硬化性樹脂と、(B)マレイミド化合物と、(C)無機フィラーとを含有し、前記無機フィラーが80質量%以上含有されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、高耐熱性および高熱伝導性を併せ持つ優れた熱硬化性樹脂組成物を得ることができる。
本実施形態における(A)熱硬化性樹脂とは、分子中にイミド骨格を有するイミド樹脂であって、官能基としてアリル基を有する熱硬化性樹脂である。
本実施形態の樹脂組成物では、樹脂成分として、上述の(A)熱硬化性樹脂を単独重合させるので、なかでも高いTgを有する樹脂を用いることが好ましい。なお、(A)熱硬化性樹脂については、一種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
具体的には、例えば、アリルナジイミド等を用いることができ、より好ましくは、下記化学式(I)で表されるビスアリルナジイミドを用いる。
Figure 2013127022
(式中、Rは下記化学式(II)または(III)または(IV)で表される官能基である)
Figure 2013127022
Figure 2013127022
Figure 2013127022
ビスアリルナジイミドはTgが300℃以上であり、このようなポリイミドを用いることにより、樹脂組成物、ひいてはその樹脂組成物を用いて形成される封止材の耐熱性を非常に高くすることができる。
ビスアリルナジイミドは公知の化合物であり、通常知られている製造方法によって製造することができる。あるいは、市販品を用いることもでき、市販品としては、例えば、丸善石油化学株式会社製のBANI−H、BANI−M、BANI−Xなどを用いることができる。
熱硬化性樹脂組成物中の前記(A)成分の含有割合としては、熱硬化性樹脂組成物全量中に通常6〜17質量%であり、さらには8〜16質量%であることがより好ましい。前記(A)樹脂成分の含有割合が6質量%以上であれば、高Tgや高耐熱性が確実に得られ、17質量%未満であれば、硬化反応時間を短縮ことができるが、逆に17質量%以上になってくると、硬化反応に長時間必要となるため実用的ではない。
次に、本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物における(B)マレイミド化合物については、マレイミド化合物として、n−エチルマレイミド、n−フェニルマレイミドなどが使用できるが、反応性や硬化時の耐熱性をより向上させるために、ビスマレイミドを用いる方がより好ましい。より具体的には、4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド、m−フェニレンビスマレイミド、ビスフェノール A ジフェニルエーテルビスマレイミド、3,3’−ジメチル−5,5’−ジエチル−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミド、4−メチル−1,3−フェニレンビスマレイミド、フェニルメタンマレイミドなどが挙げられる。
このようなマレイミド化合物を含むことにより、硬化反応時間が短縮できるだけでなく、樹脂組成物はより高い耐熱性を有するようになる。
熱硬化性樹脂組成物中の前記(B)成分の含有割合としては、通常、熱硬化性樹脂組成物全量中に3〜14質量%であり、さらには4〜12質量%であることがより好ましい。前記(B)成分の含有割合が3質量%未満だと硬化反応時間が長くなり実用上に不利となり、14質量%を超えると耐熱性やTgが低くなってしまう。
本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物には、さらに(C)無機フィラーが高充填されている。無機フィラーを高充填させることにより、樹脂組成物の熱伝導性及び難燃性を向上させることができる。
本実施形態において用いることができる無機フィラーとしては、特に限定はないが、熱伝導率が20W/mK以上である無機フィラーを用いることが好ましい。それにより、より高い熱伝導率を有する樹脂組成物を得ることができる。
さらに、無機フィラーとして少なくとも1種の球状無機フィラーを有することが好ましい。球状の無機フィラーを含有することにより、フィラーの高充填が可能であるからである。
さらに、球状フィラーのなかでも、平均粒子径が20μm以上である無機フィラーを少なくとも1種含有していることが好ましい。平均粒子径は20μm以上100μm以下であることがより望ましい。
具体的な無機フィラーの例示としては、例えば、シリカ、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、酸化マグネシウム、炭化珪素、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムなど絶縁性を示す無機フィラーを使用することが好ましい。さらに高熱伝導性を向上させる目的では、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、酸化マグネシウム等を用いることがより好ましい。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
熱硬化性樹脂組成物中の前記(C)成分の含有割合としては、通常、熱硬化性樹脂組成物全量中に80〜98質量%であり、さらには85〜96質量%であることがより好ましい。前記(B)成分の含有割合が80質量%未満だと充分な熱伝導性が得られないことがあり、また、96質量%を超えると流動性が悪くなり、封止材として使用する上での成型性が極端に悪くなってしまうからである。
さらに、本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない範囲でその他の添加剤、例えば、エラストマー成分、硬化促進剤、難燃剤、難燃助剤、レベリング剤、着色剤等を必要に応じて含有してもよい。
(熱硬化性樹脂組成物の製造方法)
本発明の熱硬化性樹脂組成物としては、通常、上述した成分に溶剤を混合し、ワニス状またはスラリー状にしたものを用いる。こうすることにより、無機フィラー高充填しても樹脂組成物の粘度を低粘度にすることができる。
より具体的には、本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物は、例えば、以下のようにして調製される。
つまり、上述した樹脂組成物の各成分に有機溶剤を配合し、さらに前記無機フィラー及び必要に応じてその他の添加剤を添加して、ボールミル、ビーズミル、ミキサー、ブレンダー等を用いて均一に分散・混合し、ワニス状またはスラリー状に調製することができる。
前記有機溶剤としては、特に限定されず、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)等のアミド類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、メタノール、エタノール等のアルコール類、セロソルブ類等を挙げることができる。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。好ましい溶剤は低沸点溶剤である事が望ましく、混合溶剤として使用する事により、乾燥させたシートの表面形状が良好となる。高沸点溶剤は、乾燥時に充分揮発せず残留する可能性が高く、硬化物の電気絶縁性や機械的強度を低下させる原因となるからである。特にメチルエチルケトンやアセトン等が好ましい例示として挙げられる。
(粉状封止材、電子部品)
上述のようにして得られた熱硬化性樹脂組成物を加熱乾燥し、溶剤を蒸発させながら、硬化反応を進め、Bステージ状の粉状にすることにより、粉状封止材を得ることができる。 樹脂組成物を加熱乾燥するための方法、装置、それらの条件については、従来と同様のものとして、あるいはその改良としての各種の手段であってよい。例えば、熱硬化性樹脂組成物を加熱乾燥して封止材を得るときの加熱乾燥条件は、特に限定はされないが、例えば、100〜160℃で5〜20分間加熱する。
得られた粉状封止材は、3W/mK以上の熱伝導率を有し、半導体や抵抗部品などの電子部品を封止するために用いることができる。さらには、本実施形態に係る粉状封止材は非常に耐熱性が高いため、封止する部品が高温に発熱するパワー半導体モジュールに使用することも可能である。
なお、得られた粉状封止材を使用する方法、装置、それらの条件についても、特に限定されるものではなく、各種の手段を用いることができる。
本発明の封止材は、例えば、様々な電子部品を封止するために用いることができ、なかでも非常に耐熱性が高いことから、パワー半導体モジュールなどを封止するために用いることも可能である。
封止する方法については、具体的な例示として、例えば、金型にあらかじめ電子部品を設置し、そこへ粉状封止材を投入し、封止成形することによって封止された電子部品を得ることができる。ここで、封止成形の際の条件は適宜設定可能であり、加熱成形や加圧成形等の手段を用いることができるが、例えば、180〜250℃で30〜120分間の加熱成形などが例示される。
なお、本発明には、本実施形態に係る粉状封止材を用いて形成された電子部品も包含される。
以上、説明したように、本発明の熱硬化性樹脂組成物は、(A)分子中にイミド骨格を有し、かつアリル基を官能基として有する熱硬化性樹脂と、(B)マレイミド化合物と、(C)無機フィラーとを含有し、前記無機フィラーが80質量%以上含有されていることを特徴とし、このような構成とすることにより、高熱伝導性および高耐熱性を併せ持つ優れた樹脂組成物を得ることができる。
上記熱硬化性樹脂組成物において、(A)熱硬化性樹脂が、下記化学式(I)で表されるアリルナジイミド樹脂であることが好ましい。
Figure 2013127022
(式中、Rは下記化学式(II)または(III)または(IV)で表される官能基である)
Figure 2013127022
Figure 2013127022
Figure 2013127022
このようなアリルナジイミド樹脂を用いることにより、非常に高い耐熱性を達成することができる。
また、前記(C)無機フィラーとしては、熱伝導率20W/mK以上の無機フィラーを少なくとも1種含有することが好ましい。これにより、より高い熱伝導率を確実に達成できる。
さらに、前記(C)無機フィラーとして、球状無機フィラーを含有することが好ましく、なかでも、平均粒子径が20μm以上である球状無機フィラーを少なくとも1種含有することが望ましい。
また、本発明の別の実施態様に係る粉状封止材は、前記いずれかの熱硬化性樹脂組成物を用いて形成されることを特徴とする。このようにして得られた封止材は、非常に熱伝導率が高く、高耐熱性である。
さらに、前記粉状封止材においては、熱伝導率が3W/mK以上であることが好ましい。
本発明のさらなる実施態様に係る電子部品は、前記いずれかの粉状封止材を用いて形成されていることを特徴とする。
前記電子部品がパワー半導体モジュールである場合に、本発明に係る封止材の効果はより発揮される。
以下に、本発明について、実施例によりさらに具体的に説明する。なお、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
はじめに、本実施例で用いた原材料をまとめて示す。
〈熱硬化性樹脂〉
・成分(A):ビスアリルジイミド樹脂、丸善石油化学(株)製、「BANI−M」
・エポキシ樹脂:DIC製「HP−4700」
〈マレイミド化合物〉
・ビスマレイミド(フェニルメタンマレイミド):大和化学工業(株)製、「BMI−2300」
〈無機フィラー〉
・窒化アルミニウム:トクヤマ製「AlN−H」
・酸化マグネシウム:宇部マテリアルズ製「RF−50C」
・アルミナ:昭和電工社製「CB−A05S」
〈硬化剤〉
・硬化剤:四国化成製 「2E4MZ」
(実施例1〜3)
表1に示す配合量で、ビスアリルナジイミド樹脂(丸善石油化学製 BANI−M)ビスマレイミド樹脂(大和化成工業製 BMI2300)と窒化アルミニウム(トクヤマ製 AlN−H)、さらにメチルエチルケトンとDMF溶剤を、固形成分量が92質量%となるように添加した後、プラネタリーミキサーで混練し、樹脂組成物を得た。これを120℃で10分間加熱乾燥して、Bステージ状の粉状封止材を作成した。
(実施例4)
表1に示す配合量で、ビスアリルナジイミド樹脂(丸善石油化学製 BANI−M)ビスマレイミド樹脂(大和化成工業製 BMI2300)と酸化マグネシウムフィラー(宇部マテリアルズ製 RF−10C)、さらにMEKとDMF溶剤を固形成分量が92質量%となるように添加した後、プラネタリーミキサーで混練し、樹脂組成物を得た。これを120℃で10分間加熱乾燥して、Bステージ状の粉状封止材を作成した。
(実施例5)
表1に示す配合量で、ビスアリルナジイミド樹脂(丸善石油化学製 BANI−M)ビスマレイミド樹脂(大和化成工業製 BMI2300)と酸化アルミニウム(昭和電工製 CB−A05S)、さらにMEKとDMF溶剤を固形成分量が92質量%となるように添加した後、プラネタリーミキサーで混練し、樹脂組成物を得た。これを120℃で10分間加熱乾燥して、Bステージ状の粉状封止材を作成した。
(比較例1)
表1に示す配合量で、ビスアリルナジイミド樹脂(丸善石油化学製 BANI−M)ビスマレイミド樹脂(大和化成工業製 BMI2300)と窒化アルミニウム(トクヤマ製 AlN−H)、さらにMEKとDMF溶剤を固形成分量が92質量%となるように添加した後、プラネタリーミキサーで混練し、樹脂組成物を得た。これを120℃で10分間加熱乾燥して、Bステージ状の粉状封止材を作成した。
(比較例2)
表1に示す配合量で、エポキシ樹脂(DIC製 HP−4700)、硬化剤(四国化成製 2E4MZ)と窒化アルミニウム(トクヤマ製 AlN−H)、さらにMEKとDMF溶剤を固形成分量が92質量%となるように添加した後、プラネタリーミキサーで混練し、樹脂組成物を得た。これを120℃で10分間加熱乾燥して、Bステージ状の粉状封止材を作成した。
Figure 2013127022
<評価>
上記の実施例1〜5および比較例1〜2において得られた粉状封止材を、220℃で90分間加熱成型して1mm厚みの板状硬化物を作製した。この硬化物を用いて、それぞれの熱伝導性及び耐熱性を評価した。
(熱伝導率測定)
それぞれの板状硬化物について、レーザーフラッシュ法で熱伝導率を測定した。なお、レーザーフラッシュ法では、熱拡散率測定を実施し、次式より熱伝導率を算出した。
熱伝導率(W/m・K)=密度(kg/m)×比熱(J/kg・K)×熱拡散率(m/s)
なお、密度は水中置換法、比熱はDSC法でそれぞれ得た値である。
結果を表2に示す。
(耐熱性評価)
それぞれの板状硬化物について、TG−DTA法で加熱重量減少を測定した。結果を表2に示す。
Figure 2013127022
これらの評価結果から、実施例1〜5に係る熱硬化性樹脂組成物から構成されるいずれの封止材も、高熱伝導率・高耐熱性ともに非常に優れていることがわかる。すなわち、本発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、高耐熱性と高熱伝導性を両立することが可能な材料であると言える。
これに対し、無機フィラーを高充填していない比較例1の封止材では高耐熱性ではあるが、熱伝導性が低く、本発明に係る熱硬化性樹脂を含有していない比較例2の封止材では逆に熱伝導率が高いものの、耐熱性に劣ることがわかる。
これらの結果により、本発明に係る熱硬化性樹脂組成物を用いることにより、高熱年同率、および高耐熱性を有する封止材を得ることができることが示された。

Claims (9)

  1. (A)分子中にイミド骨格を有し、かつアリル基を官能基として有する熱硬化性樹脂と、
    (B)マレイミド化合物と、
    (C)無機フィラーとを含有し、
    前記無機フィラーが80質量%以上含有されていることを特徴とする、熱硬化性樹脂組成物。
  2. 前記(A)熱硬化性樹脂が、下記化学式(I)で表されるアリルナジイミド樹脂である、請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
    Figure 2013127022
    (式中、Rは下記化学式(II)または(III)で表される官能基である)
    Figure 2013127022
    Figure 2013127022
    Figure 2013127022
  3. 前記(C)無機フィラーとして、熱伝導率20W/mK以上の無機フィラーを少なくとも1種含有する、請求項1又は2に記載の熱硬化性樹脂組成物。
  4. 前記(C)無機フィラーとして、球状無機フィラーを含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物。
  5. 前記球状無機フィラーとして、平均粒子径が20μm以上である球状無機フィラーを少なくとも1種含有する、請求項4に記載の熱硬化性樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物を用いて形成される粉状封止材。
  7. 熱伝導率が3W/mK以上である、請求項6に記載の粉状封止材。
  8. 請求項6または7に記載の粉状封止材を用いて形成された電子部品。
  9. パワー半導体モジュールである、請求項8に記載の電子部品。
JP2011276578A 2011-12-19 2011-12-19 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品 Active JP5895156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276578A JP5895156B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276578A JP5895156B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013127022A true JP2013127022A (ja) 2013-06-27
JP5895156B2 JP5895156B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=48777731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011276578A Active JP5895156B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5895156B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052031A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 横浜ゴム株式会社 タイヤインナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
WO2017006898A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、金属箔張積層板及びプリント配線板
WO2017006894A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
WO2017006895A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
DE102017104298A1 (de) 2016-03-22 2017-09-28 Fuji Electric Co., Ltd. Kunstharzzusammensetzung
CN107709468A (zh) * 2015-07-06 2018-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板和印刷电路板
CN107735417A (zh) * 2015-07-06 2018-02-23 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、使用该树脂组合物的预浸料或树脂片以及使用它们的层叠板和印刷电路板
CN107849192A (zh) * 2015-07-06 2018-03-27 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板和印刷电路板
JP2018087305A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 シート状熱硬化性樹脂組成物、並びにそれを用いた樹脂シート、モジュール部品、パワーデバイス及びコイル部品
US10106683B2 (en) 2016-02-18 2018-10-23 Fuji Electric Co., Ltd. Resin composite, semiconductor device, and method of manufacturing the semiconductor device
WO2019044133A1 (ja) * 2017-08-28 2019-03-07 京セラ株式会社 SiC及びGaN素子封止用成形材料組成物、電子部品装置
WO2019193959A1 (ja) * 2018-04-02 2019-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂粉末、封止材、電子部品、及び樹脂粉末の製造方法
KR20200018414A (ko) 2017-06-12 2020-02-19 후지필름 와코 준야쿠 가부시키가이샤 광 또는 열경화 방법, 및 경화성 수지 조성물
US10676579B2 (en) 2015-07-06 2020-06-09 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
TWI698466B (zh) * 2015-07-06 2020-07-11 日商三菱瓦斯化學股份有限公司 樹脂組成物、預浸體、樹脂片、覆金屬箔疊層板及印刷電路板
CN115702212A (zh) * 2020-09-23 2023-02-14 积水化学工业株式会社 固化性树脂组合物、临时固定材料、以及电子部件的制造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07224121A (ja) * 1994-02-07 1995-08-22 Maruzen Petrochem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物
JP2010229274A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Tomoegawa Paper Co Ltd 樹脂組成物および電子部品用接着剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07224121A (ja) * 1994-02-07 1995-08-22 Maruzen Petrochem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物
JP2010229274A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Tomoegawa Paper Co Ltd 樹脂組成物および電子部品用接着剤

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052031A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 横浜ゴム株式会社 タイヤインナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
US10563029B2 (en) 2015-07-06 2020-02-18 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition and prepreg, resin sheet, laminate, and printed circuit board
WO2017006898A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、金属箔張積層板及びプリント配線板
WO2017006895A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
JP7188883B2 (ja) 2015-07-06 2022-12-13 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
CN107709468A (zh) * 2015-07-06 2018-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板和印刷电路板
CN107709456A (zh) * 2015-07-06 2018-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、树脂片、覆金属箔层叠板及印刷电路板
CN107735417A (zh) * 2015-07-06 2018-02-23 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、使用该树脂组合物的预浸料或树脂片以及使用它们的层叠板和印刷电路板
CN107849192A (zh) * 2015-07-06 2018-03-27 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板和印刷电路板
US11195638B2 (en) 2015-07-06 2021-12-07 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
JPWO2017006898A1 (ja) * 2015-07-06 2018-04-19 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、金属箔張積層板及びプリント配線板
US11769607B2 (en) 2015-07-06 2023-09-26 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
EP3321322A4 (en) * 2015-07-06 2018-08-01 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate sheet, and printed wiring board
US10869390B2 (en) 2015-07-06 2020-12-15 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
US10815349B2 (en) 2015-07-06 2020-10-27 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
US10676579B2 (en) 2015-07-06 2020-06-09 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, resin sheet, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
US10721817B2 (en) 2015-07-06 2020-07-21 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg or resin sheet comprising the resin composition, and laminate and printed circuit board comprising them
US10550228B2 (en) 2015-07-06 2020-02-04 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition, prepreg, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
TWI698465B (zh) * 2015-07-06 2020-07-11 日商三菱瓦斯化學股份有限公司 樹脂組成物、利用該樹脂組成物之預浸體或樹脂片、及利用前述各者之疊層板與印刷電路板
JPWO2017006894A1 (ja) * 2015-07-06 2018-04-19 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
WO2017006894A1 (ja) * 2015-07-06 2017-01-12 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物、プリプレグ、レジンシート、積層板、及びプリント配線板
US10717837B2 (en) 2015-07-06 2020-07-21 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition and prepreg, resin sheet, laminate, and printed circuit board comprising same
CN107709468B (zh) * 2015-07-06 2020-06-16 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物、预浸料、覆金属箔层叠板和印刷电路板
TWI698466B (zh) * 2015-07-06 2020-07-11 日商三菱瓦斯化學股份有限公司 樹脂組成物、預浸體、樹脂片、覆金屬箔疊層板及印刷電路板
US10106683B2 (en) 2016-02-18 2018-10-23 Fuji Electric Co., Ltd. Resin composite, semiconductor device, and method of manufacturing the semiconductor device
US10597526B2 (en) 2016-03-22 2020-03-24 Fuji Electric Co., Ltd. Resin composition
DE102017104298B4 (de) 2016-03-22 2021-09-02 Fuji Electric Co., Ltd. Kunstharzzusammensetzung, deren Verwendung und Halbleiterbauelement
DE102017104298A1 (de) 2016-03-22 2017-09-28 Fuji Electric Co., Ltd. Kunstharzzusammensetzung
JP2018087305A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 シート状熱硬化性樹脂組成物、並びにそれを用いた樹脂シート、モジュール部品、パワーデバイス及びコイル部品
US11548984B2 (en) 2017-06-12 2023-01-10 Fujifilm Wako Pure Chemical Corporation Light- or heat-curing method and curable resin composition
KR20200018414A (ko) 2017-06-12 2020-02-19 후지필름 와코 준야쿠 가부시키가이샤 광 또는 열경화 방법, 및 경화성 수지 조성물
CN110603294A (zh) * 2017-08-28 2019-12-20 京瓷株式会社 SiC和GaN元件密封用成型材料组合物、电子部件装置
WO2019044133A1 (ja) * 2017-08-28 2019-03-07 京セラ株式会社 SiC及びGaN素子封止用成形材料組成物、電子部品装置
CN110603294B (zh) * 2017-08-28 2022-07-22 京瓷株式会社 SiC和GaN元件密封用成型材料组合物、电子部件装置
JP7390590B2 (ja) 2018-04-02 2023-12-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂粉末、封止材、電子部品、及び樹脂粉末の製造方法
JPWO2019193959A1 (ja) * 2018-04-02 2021-04-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂粉末、封止材、電子部品、及び樹脂粉末の製造方法
WO2019193959A1 (ja) * 2018-04-02 2019-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂粉末、封止材、電子部品、及び樹脂粉末の製造方法
CN115702212A (zh) * 2020-09-23 2023-02-14 积水化学工业株式会社 固化性树脂组合物、临时固定材料、以及电子部件的制造方法
CN115702212B (zh) * 2020-09-23 2024-01-12 积水化学工业株式会社 固化性树脂组合物、临时固定材料、以及电子部件的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5895156B2 (ja) 2016-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5895156B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、封止材およびそれらを用いた電子部品
CN103421279B (zh) 一种电子封装用环氧树脂组合物及其制备方法
JP2011184650A (ja) 電子部品封止用樹脂組成物およびそれを用いた電子部品装置
JP6546527B2 (ja) 組成物、エポキシ樹脂硬化剤、エポキシ樹脂組成物、熱硬化性組成物、硬化物、半導体装置、および層間絶縁材料
JP2011208007A (ja) 樹脂複合組成物及びその用途
KR20150050437A (ko) 수지 조성물, 수지 시트, 수지 경화물 및 기판
JP6748967B2 (ja) シート状熱硬化性樹脂組成物、並びにそれを用いた樹脂シート、モジュール部品、パワーデバイス及びコイル部品
TWI398465B (zh) 改質型雙馬來亞醯胺樹脂、製備方法及包含該樹脂之組合物
JP2012067252A (ja) 封止用エポキシ樹脂組成物および半導体装置
JP2015059130A (ja) エポキシ樹脂組成物、その用途及びエポキシ樹脂組成物用充填材
JP2020063433A (ja) 熱伝導性樹脂組成物
US11767397B2 (en) Thermally conductive resin composition
JP5938741B2 (ja) 封止用エポキシ樹脂組成物及びその製造方法並びに半導体装置
JP2012241177A (ja) 圧縮成形用エポキシ樹脂組成物と半導体装置
JP2002363261A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物、半導体封止材料及び半導体装置
JP7367766B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、及び該硬化物を含む構造体
JP2005255793A (ja) 無溶剤1液型の熱硬化性エポキシ樹脂組成物
KR102228914B1 (ko) 에폭시 수지 조성물
JP6080160B2 (ja) 反応性希釈剤
JP2004115747A (ja) ヒートシンク形成用樹脂組成物および電子部品封止装置
JP5226387B2 (ja) 半導体封止用エポキシ樹脂組成物および半導体装置
JPH0232115A (ja) 半導体封止用エポキシ樹脂組成物
JP7168157B2 (ja) 高耐熱樹脂硬化物用組成物、それを用いた電子部品及び半導体装置
TWI707883B (zh) 多元炔化合物及其製法和用途
JP4770475B2 (ja) 難燃性樹脂組成物とその製造方法並びに成形硬化体、封止体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141008

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5895156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151