JP2013125412A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】すべての選択ボタンを押さなくても、すべての選択ボタンを主制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付けることができる自動販売機を提供すること。
【解決手段】選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、複数の選択ボタンのそれぞれにシリアルナンバーを付す一方、選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、押下された選択ボタンのシリアルナンバーから商品選択ボタン装置のすべての選択ボタンのシリアルナンバーを特定し(ステップS4)、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて選択ボタンにアドレス(ステップS5)を割り付けるので、すべての選択ボタンを押さなくても、すべての選択ボタンをアドレスに割り付けることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動販売機に関するもので、特に、商品を選択する選択ボタンを主制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付ける一方、選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置に配布する自動販売機に関する。
左右方向に複数の選択ボタンを備えた商品選択ボタン装置が広く知られている。商品選択ボタン装置には、選択ボタンを4つ備えたもの、5つ備えたもの、6つ備えたものがあり、自動販売機が販売する商品のアイテム数に合わせて選択され、自動販売機の前面に設置される。このように、自動販売機の前面に設置された商品選択ボタン装置は、自動販売機の運用を開始する前にすべての選択ボタンを制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付ける一方、選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置に配布する必要がある。
ところで、選択ボタンの割り付けとアドレスナンバーの配布には、選択ボタンにシリアルナンバーを付し、このシリアルナンバーを用いて選択ボタンを制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付ける一方、選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを選択ボタンのシリアルナンバーと関連付けて商品選択ボタンに配布する自動販売機が提案されている。このように、選択ボタンのシリアルナンバーを用いて選択ボタンを制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付け、選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを選択ボタンのシリアルナンバーと関連付けて商品選択ボタン装置に配布する自動販売機では、図10に示すように、選択ボタンを一つずつ押すことにより、商品選択ボタン装置から制御部にシリアルナンバー登録を要求する一方、制御部から商品選択ボタン装置にアドレスナンバーを配布する必要があった(たとえば、特許文献1参照)。
特開平3−218594号公報
しかしながら、選択ボタンを一つずつ押すことにより、商品選択ボタン装置から制御部にシリアルナンバー登録を要求する一方、制御部から商品選択ボタン装置にアドレスナンバーを配布するのでは、すべての選択ボタンを順番に押さなければならないので、多大な作業と多大な時間が必要となり、効率的ではない。また、選択ボタンの押し忘れにより、選択ボタンの割り付けとアドレスナンバーの配布に漏れが生じることもある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、すべての選択ボタンを押さなくても、すべての選択ボタンを主制御部の記憶領域に設けたアドレスに割り付ける一方、選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置に配布する自動販売機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、商品選択ボタン装置に設けた複数の選択ボタンのそれぞれに主制御部の記憶領域に設けたデータの格納場所であるアドレスを割り付ける一方、前記複数の選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを前記商品選択ボタン装置に配布し、前記アドレスに格納されたデータにより選択ボタンの入出力を管理する自動販売機において、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、前記複数の選択ボタンのそれぞれにシリアルナンバーを付す一方、選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、押下された選択ボタンのシリアルナンバーから商品選択ボタン装置のすべての選択ボタンのシリアルナンバーを特定し、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて選択ボタンにアドレスを割り付けることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記商品選択ボタン装置に設けたボタン制御部の記憶領域に複数の選択ボタンのそれぞれに付したシリアルナンバーが記憶してあり、選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンが押下された場合に前記商品選択ボタン装置のボタン制御部が押下された選択ボタンのシリアルナンバーを前記主制御部に送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記商品選択ボタン装置に設けたボタン制御部の記憶領域に選択ボタンの数および配置が記憶してあり、選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンが押下された場合に前記商品選択ボタン装置のボタン制御部が選択ボタンの数および配置を前記主制御部に送信すること特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記アドレスナンバーは、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて配布することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記所定の取り決めは、左側あるいは右側のいずれか一方に配置した選択ボタンから反対側に配置した選択ボタンに向けて0から順番に大きくなる連続番号とすることを特徴とする。
本発明にかかる自動販売機は、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、複数の選択ボタンのそれぞれにシリアルナンバーを付す一方、選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、押下された選択ボタンのシリアルナンバーから商品選択ボタン装置のすべての選択ボタンのシリアルナンバーを特定し、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて選択ボタンにアドレスを割り付けるので、すべての選択ボタンを押さなくても、すべての選択ボタンをアドレスに割り付けることができ、すべての選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置に配布できる。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の外観を示す正面図である。 図2は、図1に示した自動販売機の内部構成を示す斜視図である。 図3は、図1に示した自動販売機の制御構成を示すブロック図である。 図4は、図3に示した商品選択ボタン装置の構成を示すブロック図である。 図5は、選択ボタンを主制御部に割り付けるとともに、割り付けた主制御部のアドレスをボタン制御部に登録する方法を示した説明書である。 図6は、選択ボタンを主制御部に割り付けるとともに、割り付けた主制御部のアドレスをボタン制御部に登録する方法を示したフローチャートである。 図7は、自動販売機における通信フレーム・フォーマットを示す図である。 図8は、図7に示した選択ボタンの構成を表すビット列を説明する図である。 図9は、シリアルナンバー登録請求とアドレスナンバー配布の具体例を示した図である。 図10は、すでに公知の自動販売機における選択ボタンのシリアルナンバーの設定方法を示したフローチャートである。
以下に、本発明にかかる自動販売機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなない。
まず、図1〜図3に基づいて、本発明の実施の形態である自動販売機の構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の外観を示す正面図であり、図2は、図1に示した自動販売機の内部構成を示す斜視図である。また、図3は、図1に示した自動販売機の制御構成を示すブロック図であり、図4は、図3に示した商品選択ボタン装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ここで説明する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を冷やした状態または温めた状態で販売するもので、図2に示すように、本体キャビネット1と外扉2とを備えている。本体キャビネット1は、複数の鋼板を組み合わせることにより構成したもので、前面が開口した断熱構造の箱状に構成してある。外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を閉塞するためのもので、開閉可能となる態様で、本体キャビネット1の一側縁部(左側縁部)に支承してある。
図1に示すように、外扉2の前面右側中程には、ポップアップハンドル21が設けてある。ポップアップハンドル21は、外扉2を閉塞した状態で施錠するためのもので、外扉2を閉塞した状態でポップアップハンドル21を押し込むことにより施錠され、解錠操作するとポップアップハンドル21がポップアップ(突出)することにより、外扉2の開放操作が可能となる。
また、外扉2の前面上部域には、展示室3が設けてある。展示室3は、自動販売機が販売する商品の商品見本Dを展示するためのものであり、外扉2の後方側に開閉可能に取り付けられた中扉4と外扉2の前面側に嵌め込んだ透明な電照板31とにより画成され、利用者が自動販売機の前面側から展示室3の内部を視認可能である。
展示室3の内部には、商品を展示するためのステージ32が上下方向に三つ並べて設置してあり、それぞれのステージ32において商品見本Dが横並びに展示される。また、外扉2の前面側に嵌め込んだ透明な電照板31には、ステージ32と対応するように、商品選択ボタン装置6が上下方向に三つ、左右方向に二つ並べて設置してある。
商品選択ボタン装置6は、商品を選択するためのもので、商品見本Dと対応するように、複数の選択ボタン61を備えている。商品選択ボタン装置6は、左右方向に6個の選択ボタン61を備えたもの、5個の選択ボタン61を備えたもの、4個の選択ボタン61を備えたものがある。これらは、選択ボタン61の数により、6連、5連、4連のように、呼称される。なお、8個の選択ボタン61を備えた8連の商品選択ボタン装置も製作可能であるが、現時点では、6連の商品選択ボタン装置が最大である。
本実施の形態である自動販売機のように、一つのステージ32において10個の商品見本Dを展示する場合には、商品見本Dの数に合わせて左右方向に10個の選択ボタン61を配置する必要がある。この場合には、図1に示すように、5連の商品選択ボタン装置6を横並びに二つ設置してもよいし、6連の商品選択ボタン装置と4連の選択ボタン装置とを横並びに設置してもよい。
同様に、一つのステージ32において12個の商品見本Dを展示する場合には、商品見本の数に合わせて12個の選択ボタン61を配置する必要があるが、この場合には、6連の商品選択ボタン装置を横並びに二つ設置する。
同様に、一つのステージ32において8個の商品見本Dを展示する場合には、商品見本の数に合わせて8個の選択ボタン61を配置するする必要があるが、この場合には、4連の商品選択ボタン装置を横並びに二つ設置する。
このように、6連の商品選択ボタン装置、5連の商品選択ボタン装置6、4連の商品選択ボタン装置を組み合わせれば、一つのステージ32に対して任意の数の選択ボタン61を設置することができる。
図4に示すように、選択ボタン61は、それぞれスイッチ611、販売LED612、売切LED613、準備中LED614を備えている。スイッチ611は、選択ボタン61が押下された場合に、オフからオンに移行するものである。販売LED612は、商品の選択が可能な場合に点灯するLEDであり、たとえば、商品の値段以上の貨幣が投入された場合に点灯する。売切LED613は、商品が売り切れた場合に点灯するLEDであり、商品が売り切れた場合に点灯し、商品の販売ができないことを利用者に知らせるものである。準備中LED614は、販売の準備が整わない場合に点灯するLEDであり、たとえば、温めた状態で販売する商品が十分に温められていない場合に点灯する。
また、商品選択ボタン装置6は、それぞれボタン制御部(ボタンIC)62を有している。ボタン制御部62は、CPU(演算部、制御部)621、メモリ(記憶部)622を備えている。
また、ボタン制御部62のメモリ622には、選択ボタン61に関連づけてシリアルナンバー(識別番号)が記憶してある。そして、ボタン制御部62のCPU621は、シリアルナンバー登録モードにおいて、選択ボタン61が押下されると、メモリ622を参照し、押下された選択ボタン61のシリアルナンバーを特定し、後述する主制御部8(図3参照)に押下された選択ボタン61のシリアルナンバーを送信する。
本実施の形態において、選択ボタン61のシリアルナンバーは、30ビットのデータであり、所定の取り決めにしたがって定められる。本実施の形態では、左側に配置した選択ボタン61から右側に配置した選択ボタン61に向けて0から順番に大きくなる連続番号となるように定めてあり、選択ボタン61のシリアルナンバーの末尾3桁は、000〜111(二進数)の連続番号となる。具体的には、配置位置が左側となる選択ボタン61から右側に順番に、000,001,010,011,100,101とし、110,111を欠番としている。110,111を欠番とするのは、商品選択ボタン装置6は6個の選択ボタン61を備えた6連のものが最大であり、7個目、8個目の選択ボタンを特定する必要がないからである。なお、8個の選択ボタン61を備えた8連の商品選択ボタン装置が製作された場合には、110,111を用いる。
また、メモリ622には、選択ボタン61が割り付けられた主制御部8の記憶領域に設けたアドレスを示すアドレスナンバーが記憶される。主制御部8の記憶領域に設けたアドレスは、データの格納場所であり、シリアルナンバー登録モードにおいて、商品選択ボタン装置6の選択ボタン61のシリアルナンバーと関連づけて割り付けられる。
そして、主制御部8から商品選択ボタン装置6にコマンド(制御命令)と制御対象となる選択ボタン61のデータが格納されたアドレスのアドレスナンバーを送信すると、ボタン制御部62のCPU621は、メモリ622を参照し、選択ボタン61を特定し、コマンドを実行する。
また、本実施の形態では、商品選択ボタン装置6のボタン制御部62のメモリ622に、選択ボタン61の構成(数および配置)が記憶してある。選択ボタン61の構成は、8ビットに関連付けて記憶してある。具体的には、8ビットの上位ビット(上位桁)から下位ビット(下位桁)に向けて、配置位置が左側となる選択ボタン61から右側に順番に割り付けて記憶してある。なお、このように配置位置が左側となる選択ボタン61から右側に順番に割り付けて記憶したが、配置位置が右側となる選択ボタン61から左側に割り付けて記憶してもよい。
たとえば、6連の商品選択ボタン装置の選択ボタン61の構成は、8ビットの上位ビットから下位ビットに向けて、6つのビットを立てることにより記憶してある。これにより、選択ボタン61の構成は、「1111 1100」(二進数)と記憶することになるが、これは「FC」(十六進数)と記憶することも可能である。
同様に、4連の商品選択ボタン装置の選択ボタン61の構成は、8ビットの上位ビットから下位ビットに向けて、4つのビットを立てることにより記憶してある。これにより、選択ボタンの構成は、「1111 0000」(二進数)と記憶することになるが、これは「F0」(十六進数)と記憶することも可能である。
また、たとえば、6連の商品選択ボタン装置において左から4番目に無効の選択ボタン61がある場合の選択ボタン61の構成は、上位ビットから下位ビットに向けて4番目のビットをのぞき5つのビットを立てることにより記憶してある。これにより、選択ボタンの構成は、「1110 1100」(二進数)と記憶することになるが、これは、「EC」(十六進数)と記憶することも可能である。
なお、8個の選択ボタン61を備えた8連の商品選択ボタン装置が製作された場合には、8ビットの上位から下位ビットに向けてすべてのビットを用いて記憶する。
また、展示室3の下方となる外扉2の中程には、硬貨投入口23、紙幣挿入口24、一体型表示器25、返却レバー26が設けてある。
硬貨投入口23は、硬貨を受け付けるための開口であって、硬貨投入口23から投入された硬貨は、外扉2の内側に搭載したコインメカニズム(硬貨処理装置)71(図2参照)に収容される。コインメカニズム71は、各種硬貨の投入枚数を整理し、主制御部8に送信する一方、主制御部8からの指令に従い、各種硬貨を払い出すものである。
紙幣挿入口24は、紙幣を受け付けるための開口であって、紙幣挿入口24から挿入された紙幣は、外扉2の内側に搭載したビルバリデータ(紙幣処理装置)72(図2参照)に収容される。ビルバリデータ72は、紙幣の投入枚数を整理し、主制御部8に送信する一方、主制御部8からの指令に従い、紙幣を払い出すものである。
一体型表示器25は、販売中、釣り銭切れ、準備中、お札中止のほか、投入金額、各種設定時の情報等の各種情報を表示するためのもので、主制御部8からの指令に従い、各種情報をデジタルにて表示する。
返却レバー26は、取引の中断を指示するためのもので、返却レバー26が操作されると、取引が中断され、コインメカニズム71から返却口27に釣り銭等が放出され、ビルバリデータ72から紙幣挿入口24に紙幣が返却される。
また、外扉2の下方となる位置には、取出口28が設けてある。取出口28は、商品収納ラックから搬出された商品を取り出すための開口である。
また、外扉2の内側には、リモコン9が配設してある。リモコン9は、各種設定操作、各種売上データの確認操作をおこなうためのもので、図3に示すように、書込みキー91や終了キー92などの操作キーのほか、各種設定データや確認データが表示される液晶表示器93を備えている。そして、リモコン9から設定入力された設定データは主制御部8に送信され、主制御部8から送信された確認データを受信する。
図3に示すように、上述した商品選択ボタン装置6、一体型表示器25、リモコン9は、ライン81を介して主制御部8に接続してあり、コインメカニズム71、ビルバリデータ72は、ライン82を介して主制御部8に接続してある。
主制御部8は、商品選択ボタン装置6、一体型表示器25、リモコン9、コインメカニズム71、ビルバリデータ72等の各スレーブの制御を集中管理するもので、各種設定データに基づいて各スレーブを制御するようになっている。
つぎに、図5〜図8に基づいて、本発明の実施の形態である自動販売機における選択ボタンのアドレス設定方法を説明する。なお、図5は、選択ボタンを主制御部のアドレスに割り付けるとともに、割り付けた主制御部のアドレスをボタン制御部に登録する方法を示した説明書であり、図6は、選択ボタンを主制御部のアドレスに割り付けるとともに、割り付けた主制御部のアドレスをボタン制御部に登録する方法を示したフローチャートである。また、図7は、自動販売機における通信フレーム・フォーマットを示す図であり、図8は、図5に示した選択ボタンの構成を表すビット列を説明する図である。また、図9は、シリアルナンバー登録請求とアドレスナンバー配布の具体例を示した図である。
図5に示すように、本発明の実施の形態である自動販売機において、選択ボタン61のアドレスを設定する場合には、まず、リモコン9の書込みキー91を2秒以上押し続ける。すると、主制御部8からの指令にて一体型表示器25の表示が「1」で点滅するとともに、リモコン9の液晶表示器93の表示が「1」で点滅する。この状態からさらに書込みキー91を2秒以上押し続けると、主制御部8からの指令にて一体型表示器25の表示が「1」で確定し、リモコン9の液晶表示器93の表示が「1」で確定する。
すると、図6に示すように、主制御部8において、シリアルナンバー登録起動スイッチがオンとなり(ステップS1:Yes)、主制御部8がシリアルナンバー登録モードに設定される(ステップS2)。主制御部8がシリアルナンバー登録モードに設定されると、主制御部8から商品選択ボタン装置6に「シリアルナンバー登録モード設定」を送信する。商品選択ボタン装置6のボタン制御部62が主制御部8から「シリアルナンバー登録モード設定」を受信すると(ステップS101:Yes)、ボタン制御部62がシリアルナンバー登録モードに設定される(ステップS102)。
この状態で、選択ボタンの割り付けを希望する商品選択ボタン装置6において最も左側の選択ボタン61が押下されると、選択ボタン61のスイッチ611がオンになり(ステップS103:Yes)、ボタン制御部62がシリアルナンバー登録要求処理に移行する(ステップS104)。
ボタン制御部62がシリアルナンバー登録要求処理に移行すると、ボタン制御部62から主制御部8に「シリアルナンバー登録要求」を送信する。
ここで、シリアルナンバー登録要求に用いられる通信フレームは、図7に示すように、ヘッダ、マスタ・アドレス・フィールド、スレーブ・アドレス・フィールド、コントロール・フィールド、電文長フィールド、データ・フィールドから構成してあり、ヘッダ、マスタ・アドレス、スレーブ・アドレス、コントロール、電文長、データが送信される。
本実施の形態において、マスタ・アドレスは、ボタン制御部62の通信アドレスであり、商品選択ボタン装置6を特定するコード(二進数)が格納され、どの商品選択ボタン装置6あるかを特定するアドレスナンバーが格納される。
本実施の形態において、スレーブ・アドレスは、制御部の通信アドレスであり、制御部を特定するコード(二進数)が格納される。
本実施の形態において、データ・フィールドには、商品選択ボタン装置6の最も左側の選択ボタン61のシリアルナンバーが格納され、商品選択ボタン装置に6の最も左側の選択ボタン61のシリアルナンバーは、図8に示すように、末尾3桁が「000」の30ビットのデータで特定される。以下同様に、左から右側に向けて、末尾三桁が「001」〜「101」の30ビットのデータで特定される。
また、データ・フィールドの後には、商品選択ボタン装置6の選択ボタン61の構成が格納される。商品選択ボタン装置6の選択ボタン61の構成は、最大6連であるため、ビット5〜0で特定されるが、8連の商品選択ボタン装置を製作した場合には、ビット6,7を用いる。
したがって、たとえば、図9に示すように、5連の商品選択ボタン装置6の最も左側の選択ボタン61が押下された場合には、最も左側の選択ボタンであることを示す「〜000」のシリアルナンバーと5連の商品選択ボタン装置であることを示す「1111 1000」が送信される。
主制御部8が商品選択ボタン装置6から「シリアルナンバー登録要求」を受信すると(ステップS3:Yes)、主制御部8は、シリアルナンバー登録要求に含まれる、最も左側の選択ボタン61のシリアルナンバーと商品選択ボタン装置6の選択ボタン61の構成とから、全ての選択ボタンのシリアルナンバーを取得することになる。
したがって、図9に示す例では、「〜000」「〜001」「〜010」「〜011」「〜100」のシリアルナンバーを取得することになる。
すると、主制御部8は、シリアルナンバー記憶処理に移行する(ステップS4)。主制御部8がシリアルナンバー記憶処理に移行すると、主制御部8は、シリアルナンバー登録要求が要求された商品選択ボタン装置6のすべての選択ボタン61のシリアルナンバーを記憶し、アドレスナンバー割付処理に移行する(ステップS5)。
主制御部8がアドレスナンバー割付処理に移行すると、選択ボタン61のシリアルナンバーごとに主制御部8の記憶領域に設けたアドレスが割り付けられる。
したがって、図9に示す例では、シリアルナンバーが「〜000」の選択ボタン61にアドレス「B〜000」が割り付けられ、以下同様に、シリアルナンバーが「〜001」の選択ボタン61にアドレス「B〜001」、「〜010」の選択ボタン61にアドレス「B〜010」、「〜011」の選択ボタン61にアドレス「B〜011」、「100」の選択ボタン61にアドレス「B〜100」が割り付けられる。
そして、主制御部8は、主制御部8において割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置6に配布(送信)する。このとき、配布するアドレスナンバーの数は、選択ボタン61の数と同数であり、選択ボタン61ごとに配布する。
商品選択ボタン装置6のボタン制御部62がアドレスナンバーを受信すると(ステップS105:Yes)、商品選択ボタン装置6のボタン制御部62は、シリアルナンバー登録設定処理に移行する(ステップS106)。商品選択ボタン装置6のボタン制御部62がシリアルナンバー登録設定処理に移行すると、商品選択ボタン装置6のボタン制御部62は、シリアルナンバーにアドレスナンバーを関連づけて記憶する。
したがって、図9に示す例では、シリアルナンバー「〜000」にアドレス「B〜000」、「〜001」に「B〜001」、「〜010」に「B〜010」、「〜011」に「B〜011」、「〜100」に「B〜100」を関連づけて記憶する。
一方、主制御部8は、アドレスナンバーを商品選択ボタン装置6に配布した後に、LED点灯・消灯指示処理に移行する(ステップS6)。主制御部8がLED点灯・消灯指示処理に移行すると、主制御部8は商品選択ボタン装置6にLED一斉点灯・消灯指示を送信する。
商品選択ボタン装置6のボタン制御部62がLED一斉点灯・消灯指示を受信すると(ステップS107:Yes)、ボタン制御部62はLED点灯・消灯処理に移行する(ステップS108)。ボタン制御部62がLED点灯・消灯処理に移行すると、ボタン制御部62は、すべてのLED(販売LED612,売切LED613,準備中LED614)を一旦点灯した後に、すべてのLEDを消灯する。
そして、上述した一連の処理を繰り返し、すべての商品選択ボタン装置6について制御部の記憶領域に設けたアドレスを割り付けるとともに、商品選択ボタン装置6のボタン制御部62にアドレスナンバーを登録した後、リモコン9の終了キー92を押すと(ステップS7:Yes)、主制御部8から商品選択ボタン装置6にシリアルナンバー登録モード解除を送信する。
商品選択ボタン装置6のボタン制御部62が主制御部8からシリアルナンバー登録モード解除を受信すると、ボタン制御部62はシリアルナンバー登録モードを解除する(ステップS8)。
上述した本発明の実施の形態である自動販売機は、選択ボタン61の構成(数および配置)と所定の取り決めとにしたがい、複数の選択ボタン61のそれぞれにシリアルナンバーを付す一方、選択ボタン61に主制御部8の記憶領域に設けたアドレスを割り付けるに際して、選択ボタン61の構成と所定の取り決めとにしたがい、押下された選択ボタン61のシリアルナンバーから商品選択ボタン装置6のすべての選択ボタン61のシリアルナンバーを特定し、選択ボタン61のシリアルナンバーに関連付けて選択ボタン61にアドレスを割り付けるので、すべての選択ボタン61を押さなくても、すべての選択ボタン61にアドレスに割り付けることができ、すべての選択ボタン61に割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを商品選択ボタン装置6に配布できる。
1 本体キャビネット
2 外扉
25 一体型表示器
3 展示室
31 電照板
32 ステージ
4 中扉
6 商品選択ボタン装置
61 選択ボタン
611 スイッチ
612 販売LED
613 売切LED
614 準備中LED
62 ボタン制御部
621 CPU
622 メモリ
71 コインメカニズム
72 ビルバリデータ
8 主制御部
9 リモコン
91 書込みキー
92 終了キー
93 液晶表示器
D 商品見本

Claims (5)

  1. 商品選択ボタン装置に設けた複数の選択ボタンのそれぞれに主制御部の記憶領域に設けたデータの格納場所であるアドレスを割り付ける一方、前記複数の選択ボタンに割り付けたアドレスを示すアドレスナンバーを前記商品選択ボタン装置に配布し、前記アドレスに格納されたデータにより選択ボタンの入出力を管理する自動販売機において、
    選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、前記複数の選択ボタンのそれぞれにシリアルナンバーを付す一方、
    選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンの数および配置と所定の取り決めとにしたがい、押下された選択ボタンのシリアルナンバーから商品選択ボタン装置のすべての選択ボタンのシリアルナンバーを特定し、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて選択ボタンにアドレスを割り付けることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記商品選択ボタン装置に設けたボタン制御部の記憶領域に複数の選択ボタンのそれぞれに付したシリアルナンバーが記憶してあり、
    選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンが押下された場合に前記商品選択ボタン装置のボタン制御部が押下された選択ボタンのシリアルナンバーを前記主制御部に送信することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記商品選択ボタン装置に設けたボタン制御部の記憶領域に選択ボタンの数および配置が記憶してあり、
    選択ボタンにアドレスを割り付けるに際して、選択ボタンが押下された場合に前記商品選択ボタン装置のボタン制御部が選択ボタンの数および配置を前記主制御部に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記アドレスナンバーは、選択ボタンのシリアルナンバーに関連付けて配布することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 前記所定の取り決めは、左側あるいは右側のいずれか一方に配置した選択ボタンから反対側に配置した選択ボタンに向けて0から順番に大きくなる連続番号とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動販売機。
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