JP2013123413A - ペット用キャリー付きカート、カート - Google Patents

ペット用キャリー付きカート、カート Download PDF

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Abstract

【課題】ペット用キャリーの取り出しを容易に行うことができるカートを提供する。
【解決手段】ペット用キャリー70を支持可能なカート10は、ハンドル40を有する折り畳み可能なカート本体20と、カート本体に取り付けられペット用キャリーの枠体75を下方から支持する支持体50と、を有する。支持体は、一対の側フレーム部材51と、一対の側フレーム部材を連結する連結フレーム部材54と、を有する。支持体は、カート本体に対して回動可能に接続され、カート本体の折り畳み動作時に回動する。連結フレーム部材は、一対の側フレーム部材間で下方に突出するように曲がっている。ペット用キャリーが支持体によって下方から支持された状態で、連結フレーム部材は、一対の側フレーム部材間において、ペット用キャリーの枠体から離間する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット用キャリーを支持可能なカート、並びに、ペット用キャリーおよびカートを有したペット用キャリー付きカートに関する。
ペットを収容して運ぶためのペット用キャリーが広く知られている。このようなペット用キャリーは、例えば犬や猫等のペットとともに公共スペースを移動するために、用いられる。また、ペット用キャリーを支持するカートも知られている。このようなカートを用いれば、ペットの重さの負担を強いられることなく、ペットと共に楽に移動することができる。
特許文献1に示されたカートでは、ペット用キャリーがカートから取り外し可能となっている。また、このカートは折り畳み可能に構成されており、カートは、ペット用キャリーを支持していない状態において、保管等に適した大きさに折り畳み可能に構成されている。この例では、カートに設けられたペット用キャリーを支持するための構造は、カートの折り畳みを阻害しないように、折り畳み可能に構成される必要がある。
特開2009−247278号公報
ところで、特許文献1に開示されたカートでは、ペット用キャリーをカートから取り外す際に、ペット用キャリーをカートから上方に持ち上げる必要がある。しかしながら、特許文献1に開示されたカートおよびペット用キャリーには、この作業を容易に実施するための工夫がなされておらず、むしろ、カートに支持されたペット用キャリーを把持しにくくなっている。このため、とりわけペット用キャリーにペットが収容されてペット用キャリーが重くなっている場合には、当該ペット用キャリーをカートから非常に取り出しにくくなる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであって、ペット用キャリーの取り出しを容易に行うことができるカート、ペット用キャリー付きカートを提供することを目的とする。
本発明によるカートは、
ペット用キャリーを支持可能なカートであって、
ハンドルを有する折り畳み可能なカート本体と、
前記カート本体に取り付けられ、前記ペット用キャリーの枠体を下方から支持するようになる支持体と、を備え、
前記支持体は、一対の側フレーム部材と、前記一対の側フレーム部材を連結する連結フレーム部材と、を有し、
前記支持体は、前記カート本体に対して回動可能に接続され、カート本体の折り畳み動作時に前記カート本体に対して回動し、
前記連結フレーム部材は、前記カート本体が展開された状態において前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間で下方に突出するように曲がっており、これにより、前記ペット用キャリーが前記支持体によって下方から支持された状態で、前記連結フレーム部材は、前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間において、前記ペット用キャリーの前記枠体から離間するようになる。
本発明によるカートにおいて、前記支持体が、前記カート本体の折り畳み動作時に、前記連結フレーム部材が前記ハンドルに接近するように前記カート本体に対して回動するようにし、前記連結フレーム部材が、前記カート本体が折り畳まれた状態において、前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間で前記ハンドルから離間する側へ突出するようにしてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記連結フレーム部材は、前記側フレーム部材に対して回動可能に接続されており、これにより、前記カート本体が幅方向に小型化するように折り畳まれる際に側フレーム部材に対して回動するようにしてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記カート本体は、前記前脚の上方部分および前記後脚の上方部分を回動可能に接続された第1リンク材と、前記第1リンク材の後方部分に回動可能に連結された第2リンク材と、前記前脚の中間部分および前記第2リンク材の下方部分にそれぞれ回動可能に連結された第3リンク材と、前記後脚の中間部分および前記第2リンク材の下方部分にそれぞれ回動可能に連結された第4リンク材と、をさらに有するようにしてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記ハンドルは、前記第2リンク材から上方に延び出た部分によって構成され、前記支持体の前記側フレーム部材は、その後方部分を前記ハンドルに回動可能に接続され、前記側フレーム部材および前記第1リンク材の間に、前記側フレーム部材および前記第1リンク材のそれぞれに対して回動可能に接続された連結リンク材が、設けられていてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記ハンドルは、前記第2リンク材に対して揺動可能に設けられていてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記ハンドルは、U字状に形成されていてもよい。
本発明によるカートにおいて、前記連結フレーム部材は、各側フレーム部材の前方側の端部に接続されていてもよい。
本発明によるペット用キャリー付きカートは、
上述した本発明によるカートのいずれかと、
前記カートに支持されるペット用キャリーと、を備える。
本発明によるペット用キャリー付きカートにおいて、前記キャリーは、枠体と、枠体に保持されたかご体と、を有し、かご体は、前記枠体から垂下する側壁部と、側壁部に接続された底部と、を有するようにしてもよい。
本発明によれば、ペット用キャリーがカートの支持体によって下方から支持された状態において、支持体の連結フレーム部材が、一対の側フレーム部材への接続箇所の間で、ペット用キャリーの枠体から離間するようになる。したがって、支持体の連結フレーム部材とペット用キャリーの枠体との間に隙間が形成され、この隙間からペット用キャリーの枠体を安定して把持することができ、これにより、ペット用キャリーの取り出しを容易に行うことが可能となる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、ペット用キャリー付きカートを示す斜視図である。 図2は、図1に示されたカートを展開した状態で示す斜視図である。 図3は、図2のカートを側方から示す側面図である。 図4は、前後方向に折り畳んだ状態のカートを示す側面図である。 図5は、図4のカートを示す正面図である。 図6は、図4のカートの一部分を示す斜視図である。 図7は、図4の状態からさらに幅方向に折り畳んだ状態のカートを示す正面図である。 図8は、図1に示されたペット用キャリーを示す斜視図である。 図9は、図8のペット用キャリーを折り畳んだ状態で示す斜視図である。 図10は、幌を開いた状態でペット用キャリーを示す側面図である。
図1〜図10は本発明によるペット用キャリー付きカートおよびカートの一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1には、ペット用キャリー付きカートが示されており、図2〜7には、カートが示されており、図8〜図10には、ペット用キャリーが示されている。図示されたペット用キャリー付きカート1は、車輪22,24を有するカート20と、カート20に取り外し可能に支持されるペット用キャリー70と、を有している。
ペット用キャリー70は、犬や猫等のペットを収容可能に構成された収容部材(容器)である。ペット用キャリー70は、例えば、公共スペースをペットとともに移動する際に用いられる。図8〜図10に示すように、ペット用キャリー70は、枠体75と、枠体75に保持されたかご体80と、を有している。図1に示すように、枠体75がカート20上に載置されることによって、ペット用キャリー70がカート20によって支持されるようになる。また、ペットは、かご体80内に置かれる。
一方、カート20は、ペット用キャリー70を支持した状態で用いられることを意図された台車であって、ペット用キャリー70の重さに煩わされることなくペット用キャリー70を運ぶことを可能とする。図2〜図7に示すように、カート20は、折り畳み可能に構成されたカート本体20と、カート本体20に取り付けられペット用キャリー70の枠体75を下方から支持するようになる支持体50と、を有する。支持体50は、カート本体20に対して回動可能に接続され、カート本体20の折り畳み動作時にカート本体20に対して回動する。これにより、カート10は、図1および図2に示された展開状態から図3に示された折り畳み状態へ折り畳むことができ、また、折り畳み状態から展開状態へと展開することができる。カート本体20は、ハンドル25、前脚21および後脚23を有している。前脚21の下端には前輪22が回転可能に保持され、後脚23の下端には後輪24が回転可能に保持されている。
ここで、本明細書中において、カート10およびペット用キャリー付きカート1に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある、とりわけ折り畳むことが可能な展開状態にあるカート10およびペット用キャリー付きカート1を、ハンドル40を把持しながら、操作する操作者を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、カート10およびペット用キャリー付きカート1の「前後方向」とは、図1および図2における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であって、図3における紙面の左右の方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、ハンドルを押す操作者が向く側であり、図1および図2における紙面の左下側並びに図3における紙面の左側がカート10およびペット用キャリー付きカート1の前側となる。一方、カート10およびペット用キャリー付きカート1の「上下方向」とは前後方向に直交するとともに接地面に直交する方向である。したがって、接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「幅方向」とは横方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。
まず、図1並びに図8〜図10を参照して、ペット用キャリー70について説明する。図8に良く示されているように、ペット用キャリー70は、枠体75と、枠体75に保持されたかご体80と、を有している。
図8および図9に示すように、枠体70は、金属等の高剛性材料によって環状に形成されている。図1に示すように、枠体75は、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際に、カート10の支持体50上に配置されるようになる。図示された例では、枠体75は、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際の幅方向における中心を通る前後方向に沿った対称軸を中心として対称であり、且つ、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際の前後方向における中心を通る幅方向に沿った対称軸を中心として対称となっている。
枠体75には、支持体50に設けられた後述の固定具53と係合する固定具受け77が、支持体50の固定具53に対応して四つ設けられている。また、枠体75は、ペット用キャリー70がカート10の支持体50によって支持された際に、支持体50に被さるように形成された固定片76を有している。そして固定片76には溝76aが形成されており、支持体50に設けられた後述の支持ピン52がこの溝76aに嵌り込むようになる。
かご体80は、枠体75から垂下する筒状の側壁部85と、側壁部85に接続されて筒状の側壁部85を閉鎖する底部81と、を有している。側壁部85と底部81とによって、犬や猫等のペットを収容するスペースが形成されている。このかご体80は、枠体75に取り外し可能に取り付けられている。すなわち、側壁部85が、枠体75に対して取り外し可能に取り付けられている。
ここで説明する例において、側壁部85は、布地等の柔軟性を有した材料によって形成され、底部81は、或る程度の剛性を有した材料から構成されている。とりわけ、図8および図9に示すように、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際に前後方向に延びるリブ82と、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際に幅方向に延びるリブ83が、底部81に形成されており、底部81の剛性を高めている。この結果、枠体75がカート10の支持体50によって下方から支持されてペット用キャリー70がカート10に装着された状態において、枠体75から垂下したかご体80内に、ペット用を収容するためのスペースが維持される。
加えて、枠体75には、略U字状に形成された二つの揺動片97が、取り付けられている。図8および図9に示すように、揺動片97は、U字の両端部に相当する部分を枠体75に取り付けられ、ペット用キャリー70がカート10によって支持された際に幅方向と平行となる揺動軸線を中心として、枠体75に対して揺動可能となっている。図8に示すように、揺動片97は、枠体75からかご体80内に垂下した状態において、底部81に形成されたリブ82,83と係合して、その位置に保持されるようになる。したがって、ペット用キャリー70をカート10から取り外して使用する際にも、側壁部85が延びた状態に維持される。これにより、ペット用キャリー70をカート10から取り外して使用する際にも、底部81が枠体75から離間した位置に保持され、枠体75から垂下したかご体80内に、ペットを収容するためのスペースが確保される。
なお、図1に示すように、枠体75には、一対のキャリーベルト71が、取り外し可能に取り付けられている。したがって、ペット用キャリー70をカート10から取り外して使用する際には、このキャリーベルト71を利用することにより、例えば、キャリーベルト71を肩に掛けることにより、ペット用キャリー70を手軽に持ち運べることが可能となる。
一方、かご体80を変形させて、揺動片97とリブ82,83との係合を解除すると、揺動片97が揺動可能となる。揺動片97が枠体75に対して揺動すると、図9に示すように、側壁部85が変形して、底部81が枠体75に接近することが可能となる。これにより、カート10から取り外したペット用キャリー70を、不使用時に、保管等に適した小さな寸法へと折り畳むことができる。
なお、図9によく示されているように、二つの揺動片97は、ベルト状の連結片98によって、連結されている。連結片98は、揺動片97の底部81に接触するようになる部分に、接続されている。揺動片97がリブ82,83と係合している状態において、この連結片98を引き上げると、揺動片97がリブ82,83との係合を解除する方向に揺動する。これにより、ペット用キャリー70を折り畳む際に、揺動片97とリブ82,83との係合を容易に解除することができる。
図10によく示されているように、ペット用キャリー70には、幌90がさらに設けられている。幌90は、幌骨92と、幌骨92に支持された幌布91と、を有している。幌骨92は、互いに接近した状態と、互いから離間した状態と、の間を互いに対して揺動可能に構成されている。幌布91は、幌骨92が互いから離間した状態において張った状態となるように、幌骨92に張設されている。
図示された例において、幌骨92は、枠体75に取り外し可能に固定された第1幌骨92aと、第1幌骨92aに対して揺動可能に連結された第2幌骨92bおよび第3幌骨92bと、を有している。第1幌骨92a〜第3幌骨92bは、それぞれ、U字状に形成され、U字の両端部領域において互いに接続されている。そして、幌布91のうちの第3幌骨92bの近傍に、固定具96が設けられている。この固定具96は、枠体75と係合可能となっている。固定具96を枠体75に留めることによって、幌90は、図10に示すように、ペット用キャリー70の枠体75の全域を覆うように広がる。このとき、幌70とかご体80との間のスペースに、ペットを外部から遮断して収容することが可能となる。
また、図10に示すように、第1幌骨92aと第2幌骨92bとの間、並びに、第2幌骨92bと第3幌骨92bとの間には、第1幌骨92a〜第3幌骨92bとは直接接続されていない、略U字状の補助幌骨94が設けられている。補助幌骨94は、幌布91に縫いつけられることによって、保持されている。補助幌骨を設けることによって、幌布91を張った状態に維持して、幌70とかご体80との間に、ペットを収容するスペースを安定して確保することができる。
ところで、図10に示された例において、幌布91は、第1幌骨92aと第2幌骨92bとの間に位置する布地からなる布部91aと、第2幌骨92bと第3幌骨92bとの間に位置するメッシュ地からなる網部91bと、を有している。また、図10に示すように、かご体80の側壁部85の一部分が、メッシュ地からなる網状部87として形成されている。側壁部85の網状部87と重なる部分には、開閉可能なフラップ86が設けられている。このフラップ86をめくると、網状部87が現れるようになる。このような構成により、たとえかご体80の上方を幌90で覆ったとしても、幌70とかご体80との間に形成されたペットを収納するためのスペースの換気を行うことができる。
次に、主として図1〜図7を参照しながら、カート10について説明する。図示されたカート10は、車輪21,23を有した折り畳み可能なカート本体20と、カート本体20に装着された支持体50と、カート本体20と支持体50とを連結する連結リンク材59と、を有している。また、図1に示すように、カート本体20には、小物等を収容するためのかご18が装着されている。図1〜図7に示すように、カート10は、全体的に、前後方向に沿った幅方向中心面を中心として概ね対称な構成となっている。
このうち、まず、カート本体20について説明する。図1〜図7に示すように、カート本体20は、それぞれ左右に配置された一対の前脚21と、それぞれ左右に配置された一対の後脚23と、それぞれ左右に配置された一対の第1〜4リンク材31,32,33,34と、を有している。前脚21の下端には、前輪22が設けられ、後脚23の下端には、後輪24が設けられている。
前脚21の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンク材31の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。同様に、後脚23の上端部分が、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンク材31の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。第1リンク材31は、前後方向に延びる上面と、上面から垂下する一対の側面と、を有した下方に開口した中空状の部材として、例えば樹脂によって、構成されている。
また、第2リンク材32が、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンク材31の後方部分、とりわけ図示する例では後方部分のうちの後端部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。なお、ここで説明する形態において、第2リンク材32は、ハンドル40の下端に接続されている。ハンドル40は、第2リンク材32から延び出た部分によって構成されている。より具体的には、ハンドル40は、各第2リンク材32の上端部分から延び出た一対の延出部41と、一対の延出部41の間を連結する連結部42と、を有しており、U字状の外形状を持っている。第2リンク材32は、ハンドル40の延出部41と一体的に、例えば金属製のパイプから形成され得る。
左側の第3リンク材33は、左側の前脚21と左側の第2リンク材32とを連結し、右側の第3リンク材33は、右側の前脚21と右側の第2リンク材32とを連結している。各第3リンク材33は、その前方部分を前脚21の中間部分に回動可能に接続され、その後方部分を第2リンク材32の下方部分、とりわけ図示する例では下方部分のうちの下端部分に回動可能に接続されている。なお、ここで説明する第3リンク材33は、図3に示すように、金属製の本体部33aと、本体部33aの後端に設けられた後端カバー部33bと、本体部33aの前端に設けられた前端カバー部33cと、を有している。この第3リンク材33は、後端カバー部33cにおいて第2リンク材32と回動可能に連結され、前端カバー部33cにおいて前脚21と回動可能に連結されている。
なお、図2、図5および図7によく示されているように、第3リンク材33の前端カバー部33cには、フック48およびフック受け49がそれぞれ設けられている。フック48およびフック受け49は、後述するようにカート10を折り畳んだ際に互い係合して、カート10を折り畳んだ状態に維持する。
次に、左側の第4リンク材34は、左側の後脚23と左側の第2リンク材32とを連結し、右側の第4リンク材34は、右側の後脚23と右側の第2リンク材32とを連結している。各第4リンク材34は、その一部分において後脚23の中間部分に回動可能(揺動可能)に接続され、他の部分において第2リンク材32の下方部分、とりわけ図示する例では下方部分のうちの下端部分に回動可能に接続されている。第4リンク材34は、樹脂によって形成された板状材として構成され得る。
なお、図示された例では、第2リンク材32の両側方に、第3リンク材33および第4リンク材34が、第2リンク材32に対して回動可能に接続されている。結果として、第3リンク材33と第4リンク材34も、互いに対して回動可能に接続されている。また、図示された例において、前脚21,後脚23,および、第1〜第4リンク材31,32,33,34の互いに対する回動軸線は、互いに平行となっている。また、第2リンク材32と第4リンク材34との回動軸線と、第3リンク材33と第4リンク材34との回動軸線は、一直線上に揃っている。
さらに、本実施の形態におけるカート本体20は、幅方向に延びる構成要素として、一対の前脚21間を連結する第1幅方向連結材36と、一対の第3リンク材33を連結する第2幅方向連結材37と、一対の後脚23間を連結する第3幅方向連結材38と、を有している。図2および図5によく示されているように、第1幅方向連結材36、第2幅方向連結材37および第3幅方向連結材38は、屈曲可能に構成され、それぞれ、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ36a,36b,37a,37b,38a,38b有している(図2および図5参照)。同様に、上述したハンドル40の幅方向に延びる連結部42も、屈曲可能に構成され、幅方向に沿って離間して位置する一対のヒンジ42a,42bを有している。
図3によく示されているように、第2リンク材32には、第4リンク材34と係合可能なロック部材28が設けられている。ロック部材28は、第2リンク材32に対して摺動可能となっており、第2リンク材32上において、第2リンク材32と第4リンク材34との回動軸線の側に向けて付勢されている。また、ハンドル40の連結部42には、ロック部材28を遠隔操作可能なロック操作機構27が設けられている。図3に示すように、ロック部材28は、第2リンク材32上において、第4リンク材34の側へ向けて付勢され、第4リンク材34と係合するようになる。ロック部材28が第4リンク材34と係合すると、第2リンク材32と第4リンク材34との相対回動が規制され、カート本体20が展開された状態に維持されるようになる。一方、ロック操作機構27を用いてロック部材28を第4リンク材34から引き離すことにより、第2リンク材32と第4リンク材34との相対回動が可能となる。
次に、以上のようなカート本体20に取り付けられた支持体50および連結リンク材59について、説明する。なお、支持体50は、上述したように、ペット用キャリー70を支持するために用いられる。また、連結リンク材59は、支持体50をカート本体20に連結するために用いられている。そして、支持体50及び連結リンク材59は、カート本体20の折り畳み動作および展開動作にともなって、カート本体20とともに折り畳まれる又は展開されるように、構成されている。
図1〜図7に示すように、支持体50は、ペット用キャリー70の枠体75を下方から支持する部材であり、平面視において、枠体75の輪郭に沿った輪郭を有している。ただし、図示された形態では、図5によく示されているように、支持体50は環状に構成されておらず、枠体75の一部分の輪郭に沿った輪郭を有している。
図2および図3に示すように、具体的な構成として、支持体50は、一対の側フレーム部材51と、一対の側フレーム部材51を連結する連結フレーム部材54と、を有している。各側フレーム部材51は、その後方部分において、ハンドル40に回動可能に接続されている。図3に示すように、左側の側フレーム部材51は、ハンドル40の左側の延出部41に接続されており、右側の側フレーム部材51は、ハンドル40の右側の延出部41に接続されている。各側フレーム部材51の延出部41への接続箇所(回動軸線)は、各第1リンク材31の第2リンク材32への接続箇所(回動軸線)よりも上方に位置している。
一対の側フレーム部材51に対応して、一対の連結リンク材59が設けられている。左側の連結リンク材59は、左側の側フレーム部材51および左側の第1リンク材31のそれぞれに対して回動可能に接続されており、右側の連結リンク材59は、右側の側フレーム部材51および右側の第1リンク材31のそれぞれに対して回動可能に接続されている。カート本体20が展開されている状態において、連結リンク材59は、第1リンク材31から上方に延び出ている。そして、カート本体20が展開されている状態において、カート10の側面視において、側フレーム部材51は、概ね、前後方向に延びるようになっている。
一方、図2によく示されているように、連結フレーム部材54は、各側フレーム部材51の前方側の端部に接続されている。図2によく示されているように、連結フレーム部材54は、カート本体20が展開された状態において一対の側フレーム部材51への接続箇所の間で下方に突出するように、言い換えると、当該接続箇所よりも下方に位置するように、曲がっている(湾曲している、または、屈曲している)。したがって、図1に示すように、ペット用キャリー70が支持体50によって下方から支持された状態で、連結フレーム部材54は、一対の側フレーム部材51への接続箇所の間において、ペット用キャリー70の枠体75から離間するようになる。すなわち、ペット用キャリー70が支持体50によって下方から支持された状態で、一対の側フレーム部材51の間において、連結フレーム部材54と枠体75との間に隙間S(図1参照)が形成される。
連結フレーム部材54は、側フレーム部材51に対して回動可能に接続されている。すなわち、連結フレーム部材54と左側の側フレーム部材51との接続箇所にヒンジ54aが形成され、同様に、連結フレーム部材54と右側の側フレーム部材51との接続箇所にヒンジ54bが形成されている。
なお、図示された例において、側フレーム部材51のカート本体20に対する回動軸線、並びに、連結リンク材59のカート本体20に対する回動軸線および連結リンク材59の側フレーム部材51に対する回動軸線は、互いに平行となっており、且つ、カート本体20の前脚21,後脚23,および、第1〜第4リンク材31,32,33,34の互いに対する回動軸線とも平行となっている。さらに、図示された例において、連結リンク材59と第1リンク材31との回動軸線は、前脚21と第1リンク材31との回動軸線と一直線上に揃っている。
図1および図5によく示されているように、支持体50の側フレーム部材51には、支持体50によって支持されたペット用キャリー70の固定片76の溝76aに入り込むようになる、支持ピン52が設けられている。支持ピン52と溝76aとが係合することにより、ペット用キャリー70が支持体50によって安定して所定の位置に保持されるようになる。また、支持体50の側フレーム部材51には合計四つの固定具53が設けられている。各固定具53は、ペット用キャリー70に設けられた四つの固定具受け77のうちの一つと嵌合して、ペット用キャリー70をカート10に対して固定することができる。
以上のような構成からなるカート10は、以下のようにして、各構成部材を互いに回動させることにより、折り畳むことができる。
まず、ハンドル40に設けられたロック操作機構27を介して、第2リンク材32上のロック部材28を引き上げる。これにより、ロック部材28と第4リンク材34との係合が解除され、第2リンク材32と第4リンク材34が、相対回動可能となる。この状態で、第2リンク材32とともにハンドル40をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げる。これにより、第4リンク材34が、後脚23に対し図3において時計回り方向に回動する。この操作にともなって、第1リンク材31および第3リンク材33は、第2リンク材32に対し図2において時計回り方向に回動する。
このような操作により、図4に示すように、側面視において(側方から観察した場合において)、ハンドル40が前脚21との略平行な関係を保ちながら前脚22に接近するように移動し、前後方向におけるカート本体20の寸法が小型化される。また図4および図5に示すように、カート本体20を前後方向へ折り畳むと、ハンドル40と前脚22とが略平行に保たれたまま、ハンドル40の配置位置が下げられるようになる。この結果、カート本体20の前後方向における寸法だけでなく、カート本体20の上下方向における寸法も小型化することができる。
なお、図4および図5から理解され得るように、このようなカート本体20の折り畳み動作にともなって、支持体50がカート本体20に対して回動する。具体的には、支持体50の側フレーム部材51が、ハンドル40の延出部41に対して、図3において時計回り方向に回動する。すなわち、支持体50は、カート本体20の折り畳み動作時に、支持体50の前方部分がハンドル40に接近するように、カート本体20に対して回動する。言い換えると、支持体50は、カート本体20の折り畳み動作時に、連結フレーム部材54がハンドル40の連結部42に接近するように、カート本体20に対して回動する。このようなカート本体20の折り畳み動作にともなった、支持体50のカート本体20に対する回動によって、カート10(カート本体20)を前後方向へ折り畳んだ際に、前後方向および上下方向におけるカート10の寸法を小型化することができる。
ところで、上述したように、連結フレーム部材54は、カート本体20が展開された状態において一対の側フレーム部材51への接続箇所の間で下方に曲がり出ている。したがって、カート本体20の折り畳み動作にともなって、支持体50が、側フレーム部材51と延出部41との回動軸線を中心として回動し、支持体50の連結フレーム部材54が、持ち上がって、ハンドル40の連結部42に向けて接近したとしても、図6に示すように、連結フレーム部材54は、一対の側フレーム部材51への接続箇所の間でハンドルから離間する側へ曲がり出ることになる。
すなわち、展開時における支持体50の前方部分が、ロック操作機構27が設けられたハンドル40の連結部42に接近したとしても、ロック操作機構27に対面する連結フレーム部材54は、当該連結フレーム部材54の一対の側フレーム部材51への接続箇所よりも、連結部42から離間する側に位置している。このため、図6に示すように、ハンドル40の連結部42と連結部42に対向して配置された連結フレーム部材54との間に、連結部42を把持する作業者の手が入り得る作業スペースが形成される。これにより、本実施の形態によるカート10によれば、特段の注意を払うことなく折り畳み動作を安定して且つ容易に行うことができる。
さらに、本実施の形態によるカート10では、第1幅方向連結材36、第2幅方向連結材37および第3幅方向連結材38は、それぞれ、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ36a,36b,37a,37b,38a,38bを有している(図2および図5参照)。同様に、ハンドル40の連結部42も、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ42a,42bを有している。さらに、支持体50も、連結フレーム部材54と側フレーム部材51との接続箇所として、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ54a,54bを有している。そして、図5に示すように、前後方向にカート10を折り畳むことにより、これらの部材36,37,38,42,50の一方のヒンジ36a,37a,38a,42a,54aが概ね第1の軸La上に位置し、他方のヒンジ36b,37b,38b,42b,54bが概ね第2の軸Lb上に位置するようになる。この結果、図7に示すように、第1の軸Laおよび第2の軸Lbをそれぞれ中心として、カート10(カート本体20)を折り畳むことができ、これにより、幅方向の寸法も小型化することができる。
また、図7から理解され得るように、前後方向、上下方向および幅方向の寸法が小型化されたカート10は、双輪タイプの後輪24を用いて自立可能となっている。したがって、上述した特許文献1に開示されたカートと比較して、寸法の小型化が可能となるといった利点だけでなく、自立可能であることから、保管や折り畳んだ状態での持ち運び等の取り扱い性に優れるといった利点を有する。なお、図7に示すように、カート10は、フック48及びフック受け49を互いに係合させることにより、幅方向にも折り畳まれた状態に維持されるようになる。
なお、カート10(カート本体20)を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の操作を行えばよい。
次に、以上のようなペット用キャリー付きカート1を使用する際の作用について説明する。
ペット用キャリー70をカート10に装着する場合、まず、ペット用キャリー70のかご体80をカート10の支持体50内に挿入する。これにより、ペット用キャリー70の枠体75が支持体50に接触して、ペット用キャリー70が支持体50によって下方から支持されるようになる。このとき、ペット用キャリー70の固定片76が枠体75に係合するとともに、固定片76の溝76aが枠体75の支持ピン52によって誘導され、ペット用キャリー70が枠体75上の所定の位置へ配置される。その後、支持体50の固定具53をペット用キャリー70の固定具受け77に留める。以上のようにして、ペット用キャリー70をカート10に対して極めて簡単に取り付け固定することができる。
なお、図2に示すように、支持体50の各側フレーム部材51は、前後方向の両端部において、幅方向内方に曲がっている。そして、各側フレーム部材51は、ペット用キャリー70の枠体75を下方から支持した状態で、枠体75から垂下するかご体80を、幅方向の外方から、前後方向の前方から及び前後方向の後方から取りか囲むようになる。すなわち、一対の側フレーム部材51によって、枠体75を下方から支持するととともに、幅方向および前後方向の両方へのかご体80のずれを規制し、ペット用キャリー70を安定して保持することができる。
加えて、一対の側フレーム部材51の前端が、連結フレーム部材54によって連結され、支持体50の剛性が高められている。これにより、カート10に外力が加えられたとしても、支持体50の変形が抑制されて、ペット用キャリー70を安定して保持することが可能となる。その一方で、一対の側フレーム部材51の後端が連結されていないので、上述した支持体50へのペット用キャリー70の装着および後述する支持体50からのペット用キャリー70の取り出しを、スムースに実施することができる。
次に、ペット用キャリー70をカート10から取り外す場合には、上述した手順と逆の手順を行う。すなわち、支持体50の固定具53をペット用キャリー70の固定具受け77から外す。その後、ペット用キャリー70を上方に持ち上げ、ペット用キャリー70を支持体50内から取り出す。これにより、ペット用キャリー70をカート10から極めて簡単に取り外すことができる。
ところで、上述したように、ペット用キャリー70がカート10の支持体50によって下方から支持された状態において、支持体50の連結フレーム部材54が、一対の側フレーム部材51への接続箇所の間において、ペット用キャリー70の枠体75から離間するようになる。すなわち、支持体50の連結フレーム部材54とペット用キャリー70の枠体75との間に隙間Sが形成される。一方、一対の側フレーム部材51の後端は互いから離間している。そして、一対の側フレーム部材51の前端部分に形成された連結フレーム部材54と枠体75との間の隙間Sと、一対の側フレーム部材51の後端部分の間のスペースと、を利用することにより、ペット用キャリー70の枠体75を安定して把持することができ、これにより、ペット用キャリーの取り出しを安定して容易に行うことが可能となる。
なお、ペット用キャリー70の幌90は、ペット用キャリー70がカート10に支持された状態においても、開閉可能である。したがって、ペット用キャリー70をカート10に装着する作業を、ペット用キャリー70にペットが収容された状態で行ってよいし、或いは、ペット用キャリー70をカート10に装着した後に、ペット用キャリー70にペットを収容してもよい。
また、幌90の第1幌骨92aは枠体75に対して固定されていることから、幌90は第3幌骨92bの側からしか開かないようになっている。一方、上述したように、枠体75は、前後方向および幅方向の両方向に対称的に構成されていることから、ペット用キャリー70の前後方向における向きを逆にして、ペット用キャリー70をカート10に取り付けることができる。すなわち、図1に示された幌90が前後方向における後方に位置する態様とは逆に、幌90が前後方向における前方に位置するように、ペット用キャリー70をカート10に取り付けることも可能である。
以上のような本実施の形態によれば、連結フレーム部材54は、カート本体10が展開された状態において一対の側フレーム部材51への接続箇所の間で下方に突出するように曲がっており、これにより、ペット用キャリー70が支持体50によって下方から支持された状態で、連結フレーム部材54は、一対の側フレーム部材51への接続箇所の間において、ペット用キャリー70の枠体75から離間して枠体75との間に隙間Sを形成するようになる。この隙間Sを利用することにより、支持体50上のペット用キャリー70の枠体75を安定して把持することができ、これにより、ペット用キャリー70のカート10への取り付け並びにペット用キャリー70のカート10からの取り外しを安定して容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、支持体50は、折り畳み動作時に、連結フレーム部材54がハンドル40に接近するようにカート本体20に対して回動するが、連結フレーム部材54は、折り畳まれた状態において、一対の側フレーム部材51への接続箇所の間でハンドル40から離間する側へ突出する。したがって、連結フレーム部材54とハンドル40との間に手が入り得るスペースが確保され、ハンドル40に接近する連結フレーム部材54によって、カート10の折り畳み操作が阻害されることを効果的に防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、連結フレーム部材54は、側フレーム部材51に対して回動可能に接続されており、これにより、カート本体20が幅方向に小型化するように折り畳まれる際に側フレーム部材51に対して回動するようになる。これにより、折り畳み状態におけるカート10の寸法を飛躍的に小型化することができる。
なお、上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下、変更の一例について説明する。
例えば、上述した実施の形態において説明したカート10の全体構成は、単なる例に過ぎない。例えば、カート10が、図4および図5に示すように前後方向に折り畳むことができるが、図7に示すように幅方向に折り畳むことができないように構成されていてもよい。この変形例では、幅方向に延びる第1幅方向連結材36、第2幅方向連結材37、第3幅方向連結材38、ハンドル40の連結部42が屈曲可能でなくてもよく、連結フレーム部材54が側フレーム部材51に対して回動可能でなくともよい。
また、上述した実施の形態において、ハンドル40が第2リンク材32から延び出るように構成された例を示したが、これに限られない。ハンドル40が、カート本体20のいずれかの部分、例えば、第4リンク材34に接続されていてもよい。また、ハンドル40が、カート本体20のいずれかの部分、例えば、第4リンク材34や第2リンク材32に対して揺動可能に設けられていてもよい。
1 ペット用キャリー付きカート
10 カート
20 カート本体
31 第1リンク材
32 第2リンク材
33 第3リンク材
34 第4リンク材、ブラケット
40 ハンドル
50 支持体
51 側フレーム部材
54 連結フレーム部材
59 連結リンク材
70 ペット用キャリー
71 キャリーベルト
75 枠体
80 かご体
81 底部
85 側壁部

Claims (8)

  1. ペット用キャリーを支持可能なカートであって、
    ハンドルを有する折り畳み可能なカート本体と、
    前記カート本体に取り付けられ、前記ペット用キャリーの枠体を下方から支持するようになる支持体と、を備え、
    前記支持体は、一対の側フレーム部材と、前記一対の側フレーム部材を連結する連結フレーム部材と、を有し、
    前記支持体は、前記カート本体に対して回動可能に接続され、カート本体の折り畳み動作時に前記カート本体に対して回動し、
    前記連結フレーム部材は、前記カート本体が展開された状態において前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間で下方に突出するように曲がっており、これにより、前記ペット用キャリーが前記支持体によって下方から支持された状態で、前記連結フレーム部材は、前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間において、前記ペット用キャリーの前記枠体から離間するようになる、カート。
  2. 前記支持体は、前記カート本体の折り畳み動作時に、前記連結フレーム部材が前記ハンドルに接近するように前記カート本体に対して回動し、
    前記連結フレーム部材は、前記カート本体が折り畳まれた状態において、前記一対の側フレーム部材への接続箇所の間で前記ハンドルから離間する側へ突出する、請求項1に記載のカート。
  3. 前記連結フレーム部材は、前記側フレーム部材に対して回動可能に接続されており、これにより、前記カート本体が幅方向に小型化するように折り畳まれる際に側フレーム部材に対して回動する、請求項1または2に記載のカート。
  4. 前記カート本体は、
    前記前脚の上方部分および前記後脚の上方部分を回動可能に接続された第1リンク材と、
    前記第1リンク材の後方部分に回動可能に連結された第2リンク材と、
    前記前脚の中間部分および前記第2リンク材の下方部分にそれぞれ回動可能に連結された第3リンク材と、
    前記後脚の中間部分および前記第2リンク材の下方部分にそれぞれ回動可能に連結された第4リンク材と、をさらに有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカート。
  5. 前記ハンドルは、前記第2リンク材から上方に延び出た部分によって構成され、
    前記支持体の前記側フレーム部材は、その後方部分を前記ハンドルに回動可能に接続され、
    前記側フレーム部材および前記第1リンク材の間に、前記側フレーム部材および前記第1リンク材のそれぞれに対して回動可能に接続された連結リンク材が、設けられている、請求項4に記載のカート。
  6. 前記連結フレーム部材は、各側フレーム部材の前方側の端部に接続されている、請求項5に記載のカート。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のカートと、
    前記カートに支持されるペット用キャリーと、を備える、ペット用キャリー付きカート。
  8. 前記キャリーは、枠体と、枠体に保持されたかご体と、を有し、
    かご体は、前記枠体から垂下する側壁部と、側壁部に接続された底部と、を有する、請求項7に記載のペット用キャリー付きカート。
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