JP2013121971A - 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの光塩素化 - Google Patents

1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの光塩素化 Download PDF

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Abstract

【課題】副生成物をわずかしか又は全く生成しない制御された方法を用い、HFC−235faという有用な工業化学品を製造する方法を提供する。
【解決手段】塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンCFCHCHF(HFC−245faとも呼ばれる)を含む反応体を、反応ゾーン中で実質的に酸素の存在しない条件で接触させ;該反応体に化学線(例えば、約2,000から4,000Åの紫外光)を照射する;工程を含み、(1)不活性ガスが、該反応体の総重量について約5wt%以下の濃度で存在し、(2)塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.2:1から約1.5:1であり、(3)分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約10wt%以下である、1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパンCFCHCFClの製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、フッ素含有オレフィンの生成に有用なヒドロクロロフルオロカーボン(つまり、水素、フッ素、塩素、及び炭素のみを含有する化合物、HCFCs)を生成する方法に関し、ヒドロクロロフルオロカーボンは、それ自体、ポリマーを含む工業化学品の製造中間体として有用である。クロロフルオロカーボン(つまり、炭素、塩素、及びフッ素のみを含有する化合物、CFCs)は成層圏オゾンの枯渇と関連があり、HCFCは該枯渇にあまり寄与しないと考えられているため、HCFCはCFCに代えて用いることができる。より具体的には、本発明は、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、又はCFCHCHF(“HFC−245fa”とも呼ばれる)を光塩素化することにより、1−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、又はCFCHCFCl(“HCFC−235fa”とも呼ばれる)の製造を生成する方法に関する。
米国特許第6,187,976号B1には、液相又は気相においてフッ素化触媒の存在
下でCClCHCClをフッ化水素と反応させることによる1−クロロ−1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造が記載されている。
本明細書に引用して援用する米国特許第5,728,904号に記載されている通り、
CFCHCFClの生成は、CFCHCHFの生成中に中間体として生じる
。この方法は、TiCl、SnCl、又はそれらの混合物から選択されるフッ素化触
媒の存在下でHFと反応させることにより、CClCHCClをCFCHCF
Clに転換することを含む。
J. ChenらのJ. Phys. Chem. A, 1997, 101, 2648-2653, 2649には、CFCHCH
及び塩素のUVに触媒される反応によるCFCHCFClの生成が記載されて
いる。該反応は、酸素の存在下で、濃度範囲が0.4-0.7 TorrのCFCHCHF及び
濃度範囲が3-4 TorrのClの混合物を用いて行われた;系全体は700 Torrのヘリウムで
希釈された。この系における塩素:CFCHCHFの対応するモル比は、4.3か
ら10:1の範囲にあった。この非常に希釈された不活性な環境(最大でも、反応体は全
組成物のわずか0.7%に相当するに過ぎない)では、主要な反応生成物はCFCH
CFCl及びHClであったといえる。記載された条件及び方法はアカデミックな研究
には適しているが、スケールアップ及び工業的な使用にそぐわない。
フッ素含有炭化水素の光塩素化は特許文献(米国特許第6,077,982号及び5,951,830号)に記載されているが、それはオレフィン不純物を塩素化することによる1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン HFC−245fa の精製;1より多くの塩素原子を含有するHCFC(及びHFC)の製造;に関するものである。特に、米国特許第6,077,982号は、存在する不飽和不純物に対する塩素の添加量が、不飽和不純物の濃度の約1−1.5倍の範囲にありうること(3欄4−6行)、不飽和種の濃度が約300−20,000wt ppmであること(2欄55−56行)を開示する。これらの値に基づくと、この特許に開示された塩素:HFC−245faの最大比は約0.1である。この特許では、不純物に対する塩素の量が増加すると塩素化が促進され、最終的に不純物が除去されることを開示するが、その増加は開示された範囲内にあり、さらに塩素量を増加させると主要な生成物であるHFC−245faの塩素化及び過剰な塩素化の危険を冒すという認識はない。実際、HFC−245faの塩素化はこの特許の目的とは逆である。
望ましくない副生成物をわずかしか又は全く生成しない制御された方法を用い、HFC
−235faという有用な工業化学品を製造することが、依然として求められている。
発明の要旨
塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCHF)を含む反応体を、反応ゾーン中で実質的に酸素の存在しない条件で接触させ;該反応体に化学線を照射する;工程を含み、(A)不活性ガスが、該反応体の総重量について約10wt%未満の濃度で存在し、(B)分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約10wt%以下であり、(C)塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.2:1から約1.5:1である、1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCFCl)の製造方法。
詳細な説明
本明細書で使用される通り、「化学線(actinic radiation)」とは、十分な強度であ
り適切な波長の光照射を意味し、紫外光及び可視光が含まれるが、照射によって光化学効
果(特に塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの化学反応が含まれる)
が起きるよう、好ましくは可視光よりも短い波長である。
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン又はHFC−245faを生成する様々
な方法が、米国特許第5,710,352号;第5,969,198号;及び6.023
,004号に記載されている。米国特許第5,728,904号に記載された別の方法は
、経済的であり、大規模な適用に適しているといわれ、容易に入手可能な原料を用いる。
この特許の方法は、以下の通り3つの工程を用いる:1)CClと塩化ビニリデンとの
反応によるCClCHCClの形成;2)TiCl、SnCl、又はそれらの
混合物から選択されるフッ素化触媒の存在下でのHFとの反応による、CClCH
ClからCFCHCFClへの転換;及び、3)CFCHCFClからC
CHCFHへの還元。これら4つの特許各々の開示を、許される限度で本明細書
に援用する。商業的な量のCFCHHCF、つまりHFC−245faは、本方法
の反応体として使用するため、ハネウェル インターナショナル インク、モーリスタウ
ン NJから入手することもできる。
化学線の存在下でHFC−245fa及び塩素の間の本方法の好ましい反応は、以下の
式:
CFCHCHF + Cl → CFCHCFCl+ HCl
で表される通り、基質分子中の共有結合水素の塩素による置換を起こす。
望ましくない多塩素化(multichlorinated)副生成物には、例えば1,1,1,3,3−ペンタフルオロ−2,2,3−トリクロロプロパン(CFCClCFCl)、CFCHClCFClが含まれる。
光塩素化に用いられる装置は、光塩素化反応の間の温度及び圧力で反応体を含有し;適
切な化学線源を含有するか、又は目的の波長範囲の化学線に十分に透過性である;適切な
装置の何れであってもよい。例えば、反応器は十分に耐腐食性である金属、ガラス又はプ
ラスチックでライニングされた金属、言い換えると塩素の腐食作用に十分に耐性がある材
料で構成することができ、光源が設置されたウェル、例えばクォーツウェルが含まれる。
あるいはまた、反応器はガラスで構成してもよく、光源は反応ゾーンの外部にあってもよ
いが、反応ゾーンを照射し又はそこにフォーカスされる。反応体及び反応生成物を制御す
るため、反応器は液相及び/又は気相で反応体を混合又は撹拌する手段と、少なくとも一
つの凝縮器又はコールドトラップとを含むことが好ましい。好ましくは、装置は、反応体
のための少なくとも一つの入口と、反応副生成物のための少なくとも一つの出口とを含む
。例えば、複数の入口が準備され、一つはHFC−245faのためであり、一つは塩素
のためである。適切な反応器は、目的の生成物の量を生成するのに見合うサイズのガラス
反応器からなり、凝縮器又はコールドトラップ、マグネティックスターラーを備え、45
0ワットの中圧石英水銀灯(例えば、約200−400nmの照射を供給する)を設置す
るための水冷された石英浸漬セル(quartz immersion cell)が取り付けられ、塩素の導
入のための入口とガス生成物のための出口を有する。1リットルの容量を有するその様な
装置は、Ace Glass Co. Vineland, NJから購入可能である。それに加え、Kirk-Othmer En
cyclopedia of Chemical Technology, Vol. 17, pages 545-555 (3d ed. 1982)は、使用
できる光源及び反応器の種類の一般的な記載を含有する;この参考文献のこの箇所は、許
される限度で本明細書に援用する。
望ましくは、反応ゾーンは約−5℃から約+10℃の温度に保持される;好ましくは、約−3℃から+5℃に保持される;より好ましくは、−0℃から約+2℃である。典型的には、反応ゾーンは、反応の過程の間にHFC−245faが液相及び気相の両方に存在するよう、保持される。好ましくは、請求項1に規定する方法において、反応体はそれぞれ実質的に液相又は気相中にある。より好ましくは、かかる反応において、CFCHCHFは、実質的に液相中に存在し、塩素がその液相に溶解し、そして気相にも存在する。更に好ましい別の態様においては、かかる反応において、反応体に化学線を照射する前に、CFCHCHFは塩素で実質的に飽和される。
別々の供給ストリームとして導入される場合、塩素は典型的にはガスとして反応器に導入される。塩素ガスの流速は、反応ゾーン中における塩素のHFC−245faに対するモル比が約1.5:1を超えないよう;好ましくは1.3:1を超えないよう;より好ましくは1.2:1を超えないよう;最も好ましくは1.1:1を超えないよう、注意深く調節され制御されるべきである。反応に必要な塩素の最小量については、塩素:HFC−245fa比が約0.2:1であり;好ましくは約0.3:1であり;より好ましくは0.5:1であり、最も好ましくは約0.75:1であり、例えば約0.9:1である。前述の低い濃度及び高い濃度の各々は、塩素:HFC−245fa比について適切な範囲を構成するように組み合わせることができる;例えば、約0.2から約1.5;約0.2から約1.1;約0.5から約1.1;約0.5から約1.1;等である。最も好ましい比は、約1.0:1から約1.2:1である。HFC−245fa量に対する塩素の供給速度、又は塩素量が低すぎると、この方法が経済的な面で魅力的ではないことがあり、例えば塩素化生成物の量が許容できないほど低いことがある。逆に、塩素:HFC−245faが高すぎると、ヒドロクロロフルオロカーボンに1より多くの塩素を含有する副生成物(“多塩素化”生成物)が過剰量で得られる。便宜上、特にバッチ又は滴定型反応が行われる場合(後者の記載について以下を参照)、塩素:HFC−245faのモル比は、反応過程の間に使用される各々の反応体の総量について計算することができる;この様な場合、本発明の利益を達成するため、上記の比は保持されるべきである。
本方法の生成物は約10wt%未満の多塩素化生成物、好ましくは約6wt%未満の多塩素化生成物、より好ましくは約4wt%未満の多塩素化生成物を含有する。その様な多塩素化生成物が生成されないことが特に好ましいが、痕跡レベルの多塩素化生成物、例えば約0wt%より多く約1wt%未満まで;好ましくは約0.5wt%未満まで;より好ましくは約0.1wt%未満まで;さらにより好ましくは0.05wt%未満まで;例えば、0wt%より多く約0.025wt%未満までの多塩素化生成物が期待される。
塩素は幾つかの方法で反応器に供給できる。フィードラインによって反応器に導入する
ことができ、好ましくは、既に反応器に存在する液体HFC−245faの下に沈められ
た焼結ガラススパージャーによって反応器に入れることができ;反応器の気相に添加する
ことができる;混合物を反応器に入れる前に部分的に又は完全にHFC−245faを飽
和するため、例えば、反応器の上流側のある位置でHFC−245faが連続的に供給さ
れる場合、塩素をHFC−245faとプレミックスすることができる。前述の通り、H
FC−245faとプレミックスすることができ、プレミックスストリーム中に過剰に存
在してもよい。好ましくは、液相として反応器中に存在するHFC−245faの下で、
塩素はスパージャーを通じてガスとして反応器に供給される;ここで、塩素及び/又はH
FC−245faは、反応器の温度及び圧力条件で気相中に存在してもよい。この方式で
は、化学線を供給することによって光塩素化反応を開始する前に、塩素を一定期間にわた
り導入し、部分的に又は完全にHFC−245faを飽和することができる。
本発明の方法は、バッチ反応として、準連続(semi-continuous)反応として、又は連
続反応として行うことができる。準連続反応とは、全てのHFC−245faが反応ゾー
ンに効果的に供給され、その後に塩素ガスが反応器に供給され、好ましくは制御された速
度でHFC−245faに塩素ガスが噴霧されることを意味する。反応過程の間、塩素ガ
スは制御された方式で導入され、大半のHFC−245faが消費されるまで、塩素:H
FC−245faの比は適切なレベルに保持される。反応体の比を上記の目的レベルに保
持するため、追加のHFC−245faが供給される。目的の終点に達するまで、例えば
、HFC−245faが十分に消費されて反応が終了するまで、滴定剤である塩素が実質
的に連続的な方式で添加されるため、この様な方法は滴定型法(titiration-type proces
s)と考えることもできる。HFC−245fa及び/又はHCFC−235faの濃度
を確認して塩素:HFC−245fa比が過剰に高くなることを防ぐため、適切な分析モ
ニタリング手段、例えばガスクロマトグラフィーを使用することができる。
反応は実質的に酸素のない環境で行われる。これは、反応を行う前に不活性ガス(例えば窒素、ヘリウム、アルゴン等)で反応器をフラッシュすることにより実現することができ、不活性ガスとしては例えば窒素が好ましい。この様な不活性ガスは、それ自体実質的に酸素を含まないことが期待される。約100ppmから約2wt%まで、そして0.1,0.2,0.5、及び1wt%の酸素を含むその間のレベルの酸素を含有する適切な市販窒素が入手可能である。優れた経済性と釣り合いの取れた最低レベルの酸素を含有する窒素を、本方法に使用すべきである。窒素がこの系のフラッシュに用いられる場合、好ましくは、反応体が導入されて化学線が作動される前に、塩素及び/又はHFC−245faにより窒素は反応器からフラッシュされる。あるいはまた、窒素又はその他の不活性ガスの使用を避けることができ、反応を行う前に塩素及び/又はHFC−245faにより反応器がフラッシュされる。何れの場合にも、反応の開始時点で、反応器が不活性ガスを実質的に含まないことが好ましい。この文脈において、実質的に含まない(substantially free)とは、反応器が約10wt%未満;好ましくは約5%未満;さらに好ましくは約3%未満;例えば約1%未満から約2%;の不活性ガスを含有することをいう。好ましい態様においては、本方法は、不活性ガスが3wt%未満の濃度で存在し、酸素が約2wt%未満のレベルで反応ゾーン中に存在するように実施する。本発明の方法を行う別の好ましい方式では、反応は、窒素又はヘリウム等の不活性ガスが実質的に存在しない条件で行われる;言い換えると、痕跡レベルの不活性ガス希釈剤、例えば約1wt%未満の該材料が存在しうることを除くと、反応の反応体及び生成物のみが反応ゾーンに存在する。
反応ゾーンの圧力は、本発明の方法は決定的な変数ではない。例えば、圧力は、1気圧
(約101kPa)の周囲圧力をやや下回る圧力から1気圧をいくらか上回る圧力の間で
変動しうる;一般に、本方法は約1気圧から約3.5気圧(約354kPa)までの圧力
下で行うことができる。反応体、好ましい生成物CFCHCFCl、つまりHCF
C−235fa、及び副生成物HClが有意な蒸気圧を有するという事実を適切に考慮に
入れるべきである。特に、本方法をバッチ法として閉鎖系で行う場合、過剰な圧力の増加
を避けるため、反応体及び反応生成物の量の変化を考慮に入れるべきである。
光塩素化のための照射源は決定的ではなく、太陽灯、水銀灯(高圧、中圧、定圧型)、
白熱灯及び蛍光灯等の何れの慣用的な光源により提供してもよい。何れの種類の光(可視
光及び紫外光が含まれる)も適切であるが、紫外光が好ましい。光の波長は約2000か
ら約14500Åでありうる;例えば、約2500から約14000Åである。光源は、
約2700Åから約5000Å、好ましくは約2000Åから約5000Å、最も好まし
くは約3000Åから約4000Åで照射する。約5000Åを超える波長の照射を用い
ても効果は増大しない。
前述の通り、光塩素化反応は目的生成物に加えてHClを生成する。一つの態様では、化学線の存在下での反応体の反応又は接触に続き、反応体及び反応生成物(HCl、HCFC−235fa、及び可能性のある多塩素化生成物が含まれる)を、金属の亜硫酸水素塩、炭酸塩、及び水酸化物からなる群より選択される水溶液と接触させる。ここで、金属は新表示法の元素周期律表による1族及び2族からなる群より選択される。特に、HClは、水性若しくは苛性スクラバーによる吸収又は蒸留等の慣用の手段を用い、生成物ストリームから除去しうる。この特定の方法において、水溶液は好ましくは亜硫酸水素ナトリウムである。更によりこのましくは、亜硫酸水素ナトリウムを反応体及び反応生成物と接触させる前に、約−0℃〜約+2℃の温度に冷却する。目的の反応生成物 HCFC−235faは、反応生成物ストリーム又は組成物全体(多塩素化生成物を含みうる)から慣用の手段、例えば分留、蒸留、又は液液抽出によって分離することができる。未反応のHFC−245faは、分離プロセスの結果として存在しうる望ましくない不純物、例えば水を避けるために処理される場合には、光塩素化反応にリサイクルしてもよい。反応器からの流出物には未反応の塩素ガスも含まれ、この塩素ガスは慣用の方法によって最初に分離、精製され、リサイクルされる。
本明細書において、ある族に属する元素又は金属に言及する場合、Hawley's Condensed
Chemical Dictionary,13th Editionに見られる元素周期律表に言及している。族(単数
又は複数)への言及は何れも、族の番号付けのための「新表示(new notation)」を用い
てこの元素周期律表に反映された族(単数又は複数)への言及である。
以下の実施例は本発明の具体的な説明として与えられる。しかし、本発明は実施例で述
べる具体的な詳細に限定されないということが理解されるべきである。実施例及び明細書
の残りの部分における全ての部及び百分率は、特に断らない限り重量で表記される。
さらに、本発明の様々な側面を記載し請求する本明細書又は以下のパラグラフで述べる
任意の数値範囲(例えば、特性の特定のセット、測定単位、条件、物理状態、又は百分率
を表す数値範囲)、それ以外には、その様な範囲内にある任意の数値(任意の範囲内に含
まれる数値又は範囲の任意のサブセットが含まれる)は、明確に本明細書に引用して文字
通り援用されることが意図される。「約」という語が変数の修飾語として又は変数に関し
て使用される場合、本明細書で開示された数値及び範囲に柔軟性があること;当業者は、
範囲の外側にあり又は単一の値とは異なる温度、濃度、量、含有量、炭素数、及び特性を
用いて本発明を実施し、目的の結果、つまり、塩素化されたHFC−245fa、又はH
CFC−235faの製造のための光塩素化方法を実現すること;を伝えることが意図さ
れる。
以下の実施例における光塩素化に用いられる装置は、凝縮器又はコールドトラップ(約
−78℃で作動する);反応ゾーンのためのマグネティックスターラー;450ワットの
石英中圧水銀灯(約200−400nmの照射を提供する)を設置するための水冷式の石
英浸漬ウェル;並びに、塩素を導入するための入口及びガス生成物のための出口;を備え

1リットルのガラス反応器からなる。
ガスクロマトグラフィー(GC)条件は、以下の通りである:初期温度 35℃;初期
時間 2分;上昇速度 15℃/分;最終温度 250℃;最終時間 5℃;カラムブラ
ンド Supelco SPB-1, 30 m, 0.32 mm口径、0.25mm フィルム。生成物は、NMR及びマスス
ペクトル分析によりさらにキャラクタライズした。
実施例1:CFCHCFCl(HCFC−235fa)の製造
光塩素化反応の間、上記の反応器を冷却して約0℃に保持した。まず、反応器の空気を、窒素を用いてパージした。次に、塩素ガスを導入し、窒素を置換した。その後、335g(2.5mol)のCFCHCHF(HFC−245fa)を反応器に充填した。塩素ガスの総量208g(2.9mol)を約24時間にわたりCFCHCHFにバブリングし、反応体に照射した。24時間の期間の最後に、GC分析はHFC−245fa(保持時間 1.9分)の96%が目的生成物HCFC−235fa(保持時間 2.1分)に転化したことを示した。反応混合物を100mLの冷却された(約2℃)亜硫酸水素ナトリウム水溶液(10wt%)で洗浄し、蒸留して(沸点=26−28℃)、383gのCFCHCFCl(収率 91%)が得られた。洗浄液の冷却を行わなかった場合、洗浄工程においてやや発熱するために、気化による生成物の損失が観察された。多塩素化生成物は検出されなかった。
実施例2 HFC−245faの過剰塩素との反応
この実験は、HFC−245fa:Clのモル比が1:1.62となるよう過剰な塩
素が用いられたことを除き、実施例1に記載した通り行われた。生成物のGC分析から、
7%のHFC−245faが多塩素化生成物1,1,1,3,3−ペンタフルオロ−2,
2,3−トリクロロプロパン(CFCClCFCl)(保持時間 3.2分)に転
化されたことが明らかになり、CFCClCFClはマススペクトル分析で同定さ
れた。
実施例3 HFC−245faの過剰塩素との反応
この実験は、HFC−245fa:Clのモル比を1:1.3に調節したことを除き
、実施例1に記載した通り行われた。生成混合物のGC分析から、多塩素化生成物である
1,1,1,3,3−ペンタフルオロ−2,2,3−トリクロロプロパン(CFCCl
CFCl)が2%の濃度レベルで存在することが明らかになった。実施例2及び3は
、望ましくない多塩素化副生成物の形成を避けるため、HFC245fa/Cl比を綿
密に制御すべきであることを示す。
本発明の原理、好ましい態様、作動様式は、前述の明細書に記載される。しかし、開示された特定の形式は制限的なものではなく説明のためとみなすべきであるため、本明細書で保護されることが意図される発明は、これらに限定されると解すべきではない。当業者は、本発明の趣旨から逸脱することなく、変更や変化をなすことができる。
本発明には、以下の方法が含まれる。
[請求項1]
塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCHF)を含む反応体を、反応ゾーン中で実質的に酸素の存在しない条件で接触させ;
該反応体に化学線を照射する;
工程を含み、
(A) 不活性ガスが、該反応体の総重量について約5wt%以下の濃度で存在し、
(B) 分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約10wt%以下である、
1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCFCl)の製造方法。
[請求項2]
該不活性ガスが約3wt%未満の濃度で存在する、請求項1の方法。
[請求項3]
該反応ゾーン中に存在する該酸素濃度が約2wt%未満である、請求項2の方法。
[請求項4]
該反応体がそれぞれ実質的に液相又は気相中にある、請求項1の方法。
[請求項5]
該CFCHCHFが実質的に液相中に存在し、該塩素が該液相に溶解し、そして気相にも存在する、請求項4の方法。
[請求項6]
該反応体に化学線を照射する前に、該CFCHCHFが該塩素で実質的に飽和される、請求項4の方法。
[請求項7]
該化学線が、白色光及び紫外光からなる群より選択される光源によって供給される、請求項6の方法。
[請求項8]
分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約6wt%未満である、請求項1の方法。
[請求項9]
分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約4wt%未満である、請求項8の方法。
[請求項10]
該光源の波長が約2000Åから約14500Åである、請求項7の方法。
[請求項11]
該光源の最大照射が約2700Åから約5000Åである、請求項10の方法。
[請求項12]
該最大照射が約約2000Åから約5000Åである、請求項10の方法。
[請求項13]
約−5℃から約+10℃の温度で行われる請求項1の方法。
[請求項14]
該温度が約0℃から約+2℃である請求項13の方法。
[請求項15]
該接触に続いて、該反応物及び任意の反応生成物を、金属の亜硫酸水素塩、炭酸塩、水酸化物からなる群より選択される水溶液と接触させ、
該金属が、新表示法の元素周期律表による1族及び2族からなる群より選択される、
請求項1の方法。
[請求項16]
該水溶液が亜硫酸水素ナトリウムである請求項15の方法。
[請求項17]
該亜硫酸水素ナトリウムを該反応体及び反応生成物と接触させる前に、約−0℃から約+2℃の温度に冷却する、請求項16の方法。
[請求項18]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.2:1から約1.5:1である、請求項1の方法。
[請求項19]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.5:1から約1.3:1である、請求項18の方法。
[請求項20]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.75:1から約1.25:1である、請求項19の方法。
[請求項21]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約0.9:1から約1.2:1である、請求項20の方法。
[請求項22]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約1.0:1から約1.3:1である、請求項18の方法。
[請求項23]
塩素のCFCHCHFに対するモル比が約1.0:1から約1.2:1である、請求項22の方法。
[請求項24]
連続的な方式で行われる請求項1の方法。
[請求項25]
滴定法として行われる請求項1の方法。
[請求項26]
バッチ法として行われる請求項1の方法。
[請求項27]
実質的に純粋なCFCHCFClを生成するため、該亜硫酸水素溶液との接触に続き、該反応体及び該反応生成物について少なくとも一つの分離工程をさらに行う、請求項17の方法。
[請求項28]
該分離が分留を含む、請求項27の方法。
[請求項29]
該分離が蒸留を含む、請求項27の方法。
[請求項30]
(1) 塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCHF)を含む反応体を、反応ゾーン中で実質的に酸素の存在しない条件で、約−5℃から約+10℃の温度において接触させ、
ここで該CFCHCHFは実質的に液相中に存在し、該塩素は該液相に溶解し、そして気相にも存在し、
(2) 該反応体に化学線を照射し、該化学線源は約2000から約5000Åの照射スペクトルを有し、ここで
(A) 塩素のCFCHCHFに対するモル比が0.2:1から約1.2:1であり、
(B) 不活性ガスが、該反応体の総重量について約5wt%以下の濃度で該反応ゾーン中に存在し、
(C) 工程(1)の反応体及び反応生成物を、約−5℃から約+10℃の温度で亜硫酸水素ナトリウム水溶液とさらに接触させ、
(D) 工程(B)の反応体及び反応生成物について、分留、蒸留、及び液液抽出からなる群より選択される少なくとも一つの分離工程をさらに行う、
実質的に純粋な1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(CFCHCFCl)の製造方法。

Claims (1)

  1. 塩素及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(CF3CH2CHF2)を含む反応体を、反応ゾーン中で実質的に酸素の存在しない条件で接触させ;
    該反応体に化学線を照射する;
    工程を含み、
    (A) 不活性ガスが、該反応体の総重量について約5wt%以下の濃度で存在し、
    (B) 分子中に1より多くの塩素を有する塩素化生成物の濃度が約10wt%以下である、
    1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(CF3CH2CF2Cl)の製造方法。
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