JP2013117190A - 触媒付きパティキュレートフィルタ - Google Patents

触媒付きパティキュレートフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013117190A
JP2013117190A JP2011264670A JP2011264670A JP2013117190A JP 2013117190 A JP2013117190 A JP 2013117190A JP 2011264670 A JP2011264670 A JP 2011264670A JP 2011264670 A JP2011264670 A JP 2011264670A JP 2013117190 A JP2013117190 A JP 2013117190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle material
supported
doped
based oxide
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011264670A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Harada
浩一郎 原田
Yoshi Baba
誉士 馬場
Keiji Yamada
啓司 山田
Masahiko Shigetsu
雅彦 重津
明秀 ▲高▼見
Akihide Takami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2011264670A priority Critical patent/JP2013117190A/ja
Publication of JP2013117190A publication Critical patent/JP2013117190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】フィルタに堆積したPMの燃焼が効率良く進むようにする。
【解決手段】フィルタの排ガス通路壁5に担持されている触媒8は、触媒金属としてのPtを担持する酸化物として、RhドープCe系酸化物、Ceを含有しないZr系酸化物、及び活性アルミナの3種を備え、この3種の酸化物のうちの2種は互いに混ざり合って凝集してなる複合粒子材9を形成し、この複合粒子材9と残り1種の酸化物粒子材10の各々にPtが担持されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、エンジンより排出されるパティキュレートを捕集するとともに、捕集したパティキュレートを燃焼除去する触媒を備えた触媒付パティキュレートフィルタに関する。
希薄燃焼エンジン車の排ガス通路には、排ガス中のパティキュレート(炭素質微粒子等のPM:Particulate matter)を捕集するフィルタが設けられている。このフィルタのPM堆積量が多くなると、フィルタの目詰まりを招く。そのため、フィルタの前後に設けられた圧力センサの圧力差等に基いてPM堆積量を推定し、その堆積量が所定値になった時点で、エンジンの燃料噴射制御(燃料増量や後噴射等)によってフィルタに到達する排ガスの温度を高め、PMを燃焼除去するようにされている。そして、このPMの燃焼を促進するために、フィルタの排ガス通路壁に触媒を担持することが一般に行なわれている。
例えば、特許文献1には、フィルタの排ガス通路壁に、Pt担持アルミナと、Pt担持CeZr系複合酸化物と、Pt担持ZrNd系複合酸化物との混合物を含有する触媒層を設けることが記載されている。また、特許文献2には、フィルタの排ガス通路壁に、Pt担持アルミナを含有する下層と、Pt担持CeZr系複合酸化物及びPt担持ZrNd系複合酸化物を含有する上層とを設けることが記載されている。このように、フィルタの排ガス通路壁に、Pt担持アルミナ、Pt担持Ce系酸化物及びPt担持Zr系酸化物を有する触媒層を設けると、PMの燃焼を促進することができるだけでなく、排ガス中のHCやCOを浄化することができる。
特開2009−039632号公報 特開2009−039633号公報
ところで、従来の触媒付きパティキュレートフィルタでは、触媒層表面のPM堆積量が少ないときは、そのPMが比較的効率良く燃焼除去されるが、PM堆積量が多くなると、PMの燃焼除去に時間がかかる傾向がみられる。その理由は、本発明者の実験・研究に基づく知見によれば、次のとおりである。
すなわち、図1のグラフは触媒層に堆積したPMが燃焼していくときのPM残存割合の経時変化を模式的に示す。当初はPMの燃焼が急速に進むが、その急速燃焼域(例えば、PM残存割合が100%から50%なるまでの燃焼前期)を経た後、PMの燃焼が緩慢になる緩慢燃焼域(PM残存割合が50%から0%なるまでの燃焼後期)に移る。この点を以下詳述する。
図2の写真に示すように、燃焼当初はPMがフィルタの表面に担持された触媒層に接触している。このため、例えば触媒層がCe系酸化物粒子やZr系酸化物粒子を含んでいる場合、図3に模式的に示すように、それら酸化物粒子から放出される活性な内部酸素が触媒層に接触しているPMに高活性状態で供給される。その結果、触媒層表面のPMが急速に燃焼していく。
しかし、上述の如く、触媒層表面のPMが燃焼除去される結果、図4の写真に示すように、触媒層とPM堆積層との間に隙間を生ずる。そのため、図5に模式的に示すように、酸化物粒子内部から放出される活性酸素は、ごく短時間であれば活性を維持するが、隙間を通る間に活性が低下し、例えば、気相中の酸素と同じ通常の酸素となる。その結果、PMの燃焼が緩慢になる。もちろん、図5左上及び左下に示すように排ガス中の酸素もPMの燃焼に寄与するが、上述の活性酸素による燃焼に比べると、その燃焼は緩慢である。
そこで、本発明は、フィルタに堆積したPMの急速燃焼域及び緩慢燃焼域双方において、その燃焼が効率良く進むようにする。
本発明は、上記課題を解決するために、Ptを担持する酸化物として、アルミナ、Ce系酸化物及びZr系酸化物の3種を採用するとともに、Ce系酸化物としてはRhドープCe系酸化物を採用した。さらに、上記3種の酸化物のうちの2種については、互いに混ざり合って凝集してなる複合粒子材とした。
すなわち、ここに開示する触媒付きパティキュレートフィルタは、エンジンの排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタの排ガス通路壁に、捕集したパティキュレートを燃焼除去する触媒が担持されているものであって、
上記触媒は、触媒金属としてのPtを備えているとともに、該Ptを担持する酸化物として、Ce系酸化物にRhがドープされてなるRhドープCe系酸化物、Ceを含有しないZr系酸化物、及び活性アルミナの3種を備え、
上記3種の酸化物のうちの2種は互いに混ざり合って凝集してなる複合粒子材を形成し、上記3種の酸化物のうちの残り1種の酸化物粒子材と上記複合粒子材の各々に上記Ptが担持されていることを特徴とする。
ここに、上記RhドープCe系酸化物は、酸素過剰雰囲気では酸素を吸蔵し、雰囲気の酸素濃度が下がったときに吸蔵していた酸素を放出する酸素吸蔵放出能を有するとともに、周囲の酸素を粒子内に取り込んで内部から活性な酸素を放出する酸素交換反応を起こす。特にCe系酸化物粒子にRhがドープされていることにより、酸素の吸蔵放出及び酸素交換反応が促進される。また、上記Zr系酸化物は、酸素イオン伝導性を有し、上述の酸素交換反応を起こすものである。
具体的なメカニズムは定かでないが、PMが触媒に接触している条件下(急速燃焼域)では、主として、Ptを担持したZr系酸化物から放出される活性酸素がPMの燃焼を促進し、触媒とPMとの間に隙間ができた後の非接触条件(緩慢燃焼域)では、Ptを担持したRhドープCe含有複合酸化物から放出される活性酸素がPMの燃焼を促進すると考えられる。また、Ptを担持した活性アルミナは、PMの不完全燃焼により生じるCOのCOへの酸化や、排ガス中のHCやCOの酸化に有効に働く。
上記2種の酸化物の複合粒子材は、上記RhドープCe系酸化物と上記活性アルミナとよりなるRhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材、上記Zr系酸化物と上記活性アルミナとよりなるZr系酸化物・活性アルミナ複合粒子材、並びに上記RhドープCe系酸化物と上記Zr系酸化物とよりなるRhドープCe系酸化物・Zr系酸化物複合粒子材のいずれであってもよい。
そうして、本発明によれば、RhドープCe系酸化物及びZr系酸化物の少なくとも一方が、他の酸化物と混ざり合って複合粒子材を形成し、該複合粒子表面において、酸化物粒子材を広く分散した状態になる。そのため、PMの急速燃焼域或いは緩慢燃焼域において、Ptを担持したZr系酸化物又はRhドープCe系酸化物から放出される活性酸素がPMの燃焼に効率良く利用される。従って、フィルタの速やかな再生に有利になるとともに、フィルタ再生のためのエンジンの燃料噴射制御を短時間で終了させることができ、燃費向上に有利になる。
好ましい実施形態では、上記2種の酸化物の複合粒子材の平均粒子径(「個数平均粒子径」のこと。以下、同じ。)が200nm以上600nm以下であり、上記残り1種の酸化物粒子材の平均粒子径が20nm以上150nm以下である。
好ましい実施形態では、上記2種の酸化物の複合粒子材にPtを担持してなるPt担持複合粒子材が上記排ガス通路壁に担持され、上記残り1種の酸化物粒子材にPtが担持されてなるPt担持酸化物粒子材が、上記排ガス通路に露出した状態で上記Pt担持複合粒子材の上に分散して担持されている。
まず、Ptを担持したRhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材の上にPt担持Zr系酸化物粒子材が担持されている第1ケースについて説明する。
この第1ケースでは、PMがPt担持Zr系酸化物粒子材に接触した状態で堆積し易くなる。このため、上記急速燃焼域において、Pt担持Zr系酸化物粒子材がPMの燃焼に効率良く働き、該急速燃焼域のPM燃焼速度が大きくなる。また、複合粒子材においては、RhドープCe系酸化物が当該複合粒子の表面に広く分散している。このため、上記緩慢燃焼域において、RhドープCe系酸化物から放出される活性酸素がPMの燃焼に有効に使われ、該緩慢燃焼域のPM燃焼速度が大きくなる。
次に、Ptを担持したZr系酸化物・活性アルミナ複合粒子材の上にPt担持RhドープCe系酸化物粒子材が担持されている第2ケースについて説明する。
この第2ケースでは、複合粒子材のZr系酸化物の一部がRhドープCe系酸化物粒子材で覆われた状態になるため、上記第1ケースに比べて、Zr系酸化物による急速燃焼域のPM燃焼促進効果はやや小さくなる。しかし、この第2ケースでは、Zr系酸化物が複合粒子の表面に広く分散し、多くのRhドープCe系酸化物粒子材が複合粒子材のZr系酸化物に接触した状態になっている。このため、複合粒子材のZr系酸化物がRhドープCe系酸化物粒子材への良好な酸素供給源となる。
その結果、RhドープCe系酸化物粒子材からの活性酸素の放出量が多くなり、急速燃焼域においては、このRhドープCe系酸化物粒子材に接触しているPMの燃焼が効率良く進み、PM燃焼速度が大きくなる。また、緩慢燃焼域においても、Zr系酸化物が酸素供給源となってRhドープCe系酸化物粒子材からの活性酸素の放出が盛んになるため、PMの燃焼が促進され、PM燃焼速度が大きくなる。
次に、Ptを担持したRhドープCe系酸化物・Zr系酸化物複合粒子材の上にPt担持活性アルミナ粒子材が担持されている第3ケースについて説明する。
この第3ケースでは、第2ケースと同じく、複合粒子材のZr系酸化物の一部が活性アルミナ粒子材で覆われた状態になるため、Zr系酸化物による急速燃焼域のPM燃焼促進効果はやや小さくなる。しかし、この第3ケースでは、RhドープCe系酸化物とZr系酸化物と混じり合って複合粒子材を形成しているため、Zr系酸化物は上記第2ケースよりもさらに良好な酸素供給源となり、RhドープCe系酸化物粒子材の活性酸素放出量が多くなる。その結果、急速燃焼域及び緩慢燃焼域の双方において、特に緩慢燃焼域において、PMの燃焼が進み易くなり、PMの燃焼速度が大きくなる。
本発明によれば、パティキュレートフィルタの触媒が、触媒金属としてのPtと、Ptを担持する酸化物としてのRhドープCe系酸化物、Zr系酸化物及び活性アルミナを備え、この3種の酸化物のうちの2種が互いに混ざり合って複合粒子材を形成しているから、PMの急速燃焼域或いは緩慢燃焼域において、Ptを担持したZr系酸化物又はRhドープCe系酸化物から放出される活性酸素がPMの燃焼に効率良く利用され、フィルタの速やかな再生に有利になるとともに、燃費向上にも有利になる。
触媒層に堆積したPMが燃焼していくときのPM残存割合の経時変化を模式的に示すグラフ図である。 触媒層にPM堆積層が接触している状態(図1の急速燃焼域における状態)を示す顕微鏡写真である。 急速燃焼域におけるPMの燃焼メカニズムを示す模式図である。 触媒層と煤の堆積層との間に隙間ができた状態(図1の緩慢燃焼域における状態)を示す顕微鏡写真である。 緩慢燃焼域におけるPMの燃焼メカニズムを示す模式図である。 パティキュレートフィルタをエンジンの排ガス通路に配置した状態を示す図である。 同フィルタを模式的に示す正面図である。 同フィルタを模式的に示す縦断面図である。 同フィルタの排ガス通路壁を模式的に示す拡大断面図である。 実施例Aの複合粒子材と酸化物粒子材とを模式的に示す図である。 実施例Bの複合粒子材と酸化物粒子材とを模式的に示す図である。 実施例Cの複合粒子材と酸化物粒子材とを模式的に示す図である。 実施例及び比較例のPM燃焼速度を示すグラフ図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<パティキュレートフィルタの構造>
図6はディーゼルエンジンの排ガス通路11に配置されたパティキュレートフィルタ(以下、単に「フィルタ」という。)1を示す。フィルタ1よりも排ガス流の上流側の排ガス通路11には、活性アルミナ等のサポート材にPt、Pd等に代表される触媒金属を担持した酸化触媒(図示省略)を配置することができる。このような酸化触媒をフィルタ1の上流側に配置するときは、該酸化触媒によって排ガス中のHC、COを酸化させ、その酸化燃焼熱でフィルタ1に流入する排ガス温度を高めてフィルタ1を加熱することができ、PMの燃焼除去に有利になる。また、NOが酸化触媒でNOに酸化され、該NOがフィルタ1にPMを燃焼させる酸化剤として供給されることになる。
図7及び図8に模式的に示すように、フィルタ1は、ハニカム構造をなしており、互いに平行に延びる多数の排ガス通路2,3を備えている。すなわち、フィルタ1は、下流端が栓4により閉塞された排ガス流入路2と、上流端が栓4により閉塞された排ガス流出路3とが交互に設けられ、排ガス流入路2と排ガス流出路3とは薄肉の隔壁5を介して隔てられている。なお、図7においてハッチングを付した部分は排ガス流出路3の上流端の栓4を示している。
フィルタ1は、上記隔壁5を含むフィルタ本体がコージェライト、SiC、Si、サイアロンのような無機多孔質材料から形成されている。排ガス流入路2内に流入した排ガスは図8において矢印で示したように周囲の隔壁5を通って隣接する排ガス流出路3内に流出する。
すなわち、図9に示すように、隔壁5は、多数の無機多孔質粒子6が結合されて形成されており、上記排ガス流入路2と排ガス流出路3とを連通する微小な細孔7を有する。そうして、この排ガス通路(排ガス流入路2及び細孔7)を構成する壁に触媒8が担持されている。この触媒8が担持された排ガス流入路2及び細孔7の壁にPMが捕捉されて堆積する。
<触媒について>
触媒8は、Ptを担持した複合粒子材9と、Ptを担持した酸化物粒子材10とを備えている。図9に示すように、酸化物粒子材10は、排ガス通路(排ガス流入路2及び細孔7)に露出した状態で、複合粒子材9の上に担持されている。複合粒子材9は、Ce系酸化物にRhがドープされてなるRhドープCe系酸化物、Ceを含有しないZr系酸化物、及び活性アルミナとよりなる3種の酸化物のうちの2種が互いに混ざり合って凝集してなるものである。酸化物粒子材10は上記3種の酸化物のうちの残り1種の酸化物よりなる。
この場合、複合粒子材9は、RhドープCe系酸化物と活性アルミナとよりなるRhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材、Zr系酸化物と活性アルミナとよりなるZr系酸化物・活性アルミナ複合粒子材、並びにRhドープCe系酸化物とZr系酸化物とよりなるRhドープCe系酸化物・Zr系酸化物複合粒子材のいずれであってもよい。
[3種の酸化物について]
上記RhドープCe系酸化物として好ましいのは、Ceと、Zrと、Ce以外の希土類金属(例えば、Nd、Pr等)との複合酸化物にRhがドープされてなるRhドープCeZr系複合酸化物である。このRhドープCeZrNd複合酸化物を以下では適宜「RhドープCZN」の記号で表す。
上記Zr系酸化物は、酸素イオン伝導性を有し、上述の酸素交換反応を起こすものである。このZr系酸化物として好ましいのは、Zrと、Ce以外の希土類金属(例えば、La,Nd,Y,Prから選ばれる少なくとも一種)との複合酸化物であり、例えば、ZrNdPr複合酸化物である。このZrNdPr複合酸化物を以下では適宜「ZNP」の記号で表す。
上記活性アルミナとして好ましいのは、例えば、Laを4質量%含有するLa含有活性アルミナである。この活性アルミナを以下では適宜「Al」の記号で表す。
−RhドープCZNの調製法−
上記RhドープCZNは例えば共沈法によって調製することができる。すなわち、硝酸セリウム6水和物とオキシ硝酸ジルコニル溶液と硝酸ネオジム6水和物と硝酸ロジウム溶液とをイオン交換水に溶かす。この硝酸塩溶液に塩基性溶液として28質量%アンモニア水の8倍希釈液を混合して中和させることにより、共沈物(RhドープCZN複合酸化物前駆体)を得る。この共沈物を含む溶液を遠心分離器にかけて上澄み液を除去する(脱水)、そこにさらにイオン交換水を加えて撹拌する(水洗)、という脱水・水洗の操作を必要回数繰り返すことで、余剰な塩基性溶液を除去する。最終的に脱水を行なった後の共沈物について、大気中において150℃の温度で一昼夜乾燥させ、粉砕した後、大気中において500℃の温度に2時間保持する焼成を行なう。これにより、RhドープCZN粒子材を得ることができる。
−ZNPの調製法−
上記ZNPも共沈法によって調製することができる。すなわち、オキシ硝酸ジルコニル溶液と硝酸ネオジム6水和物と硝酸プラセオジウムをイオン交換水に溶かした溶液から共沈法によってZNP前駆体を沈殿させる。この共沈物に対して、上記RhドープCZNの場合と同様の脱水・水洗の操作、乾燥、粉砕、焼成を行なうことにより、ZNPを得ることができる。
−Alの調製法−
上記Alも共沈法によって調製することができる。すなわち、硝酸アルミニウム及び硝酸ランタンをイオン交換水に溶かした溶液から共沈法によってAl前駆体を沈殿させ、上記RhドープCZNの場合と同様の脱水・水洗の操作、乾燥、粉砕、焼成を行なうことにより、Alを得ることができる。
−3種の酸化物の粒子径−
上述した調製法により、CeO:ZrO:Nd=24:72:4(モル比)、Rhドープ量0.2質量%のRhドープCZN、並びにZrO:Nd:Pr=70:12:18(モル比)のZNPを調製した。透過電子顕微鏡を用いたTEM像観察によれば、そのRhドープCZN、ZNP及びAl各々の平均粒子径は、約110nm、約30nm、及び約90nmであった。
[複合粒子材の調製]
上記複合粒子材の調製法を、RhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材を例にとって説明する。なお、Zr系酸化物・活性アルミナ複合粒子材及びRhドープCe系酸化物・Zr系酸化物複合粒子材も、RhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材と同様の方法で調製することができる。
−方法1−
上述の共沈法によって得られるRhドープCe系酸化物前駆体及び活性アルミナ前駆体を充分に混合し、大気中において150℃で乾燥させ、粉砕した後、大気中において500℃の温度に2時間保持する焼成を行なう。これにより、RhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材を得ることができる。
−方法2−
上述の共沈法によって得られるRhドープCe系酸化物前駆体及び活性アルミナ前駆体各々を水洗し、大気中において150℃で乾燥させた後、ボールミルによって平均粒子径100nm程度まで粉砕する。しかる後に両者を混合して大気中において500℃の温度に2時間保持する焼成を行なう。これにより、RhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材を得ることができる。
−方法3−
上述の共沈法によって得られるRhドープCe系酸化物前駆体を水洗し、大気中において150℃で乾燥させ、さらに500℃の温度に2時間保持する焼成を行ない、次いでボールミルによって平均粒子径100nm程度まで粉砕する。そうして、上述の共沈法によって得られる活性アルミナ前駆体を水洗し、上記粉砕物と混合した後、大気中において150℃で乾燥させ、さらに500℃の温度に2時間保持する焼成を行なう。これにより、RhドープCe系酸化物・活性アルミナ複合粒子材を得ることができる。
−複合粒子材の粒子径−
上述の方法1によって、RhドープCZN・Al複合粒子材、ZNP・Al複合粒子材、並びにRhドープCZN・ZNP複合粒子材を調製した。
ここに、RhドープCZN・Al複合粒子材は、CeO:ZrO:Nd=24:72:4(モル比)、Rhドープ量0.2質量%のRhドープCZNとAlとよりなり、RhドープCZN:Al=1:1(質量比)である。
ZNP・Al複合粒子材は、ZrO:Nd:Pr=70:12:18(モル比)のZNPとAlとよりなり、ZNP:Al=1:1(質量比)である。
RhドープCZN・ZNP複合粒子材は、CeO:ZrO:Nd=24:72:4(モル比)、Rhドープ量0.2質量%のRhドープCZNと、ZrO:Nd:Pr=70:12:18(モル比)のZNPとよりなり、RhドープCZN:ZNP=1:1(質量比)である。
RhドープCZN・Al複合粒子材、ZNP・Al複合粒子材及びRhドープCZN・ZNP複合粒子材各々の平均粒子径は、透過電子顕微鏡を用いたTEM像観察によれば、約490nm、約520nm及び、約260nmであった。
<実施例及び比較例>
実施例A〜C及び比較例の触媒付きパティキュレートフィルタを得るべく、Pt担持RhドープCZN・Al複合粒子材、Pt担持ZNP・Al複合粒子材、及びPt担持RhドープCZN・ZNP複合粒子材、並びにPt担持RhドープCZN粒子材、Pt担持ZNP粒子材及びPt担持Al粒子材を調製した。
上記粒子材は、上記RhドープCZN・Al、ZNP・Al及びRhドープCZN・ZNPの各複合粒子材、並びに上記RhドープCZN、ZNP及びAlの各酸化物粒子材にPtを担持してなるものであり、それらのPtの担持は、ジニトロジアミン白金硝酸溶液を用い、蒸発乾固法によって行なった。Pt担持量はいずれの粒子材も3.1質量%である。
−実施例A−
上記Pt担持RhドープCZN・Al複合粒子材とZrOバインダーとイオン交換水とを混合し、スラリーを調製した。このスラリーにフィルタの一端を浸漬し、他端からアスピレータにてスラリーを吸引する方法によって、Pt担持RhドープCZN・Al複合粒子材をフィルタに担持した。これを大気中150℃で乾燥した後、同じく大気中で加熱焼成(500℃の温度に2時間保持)した。
次に、酸化物粒子材としての上記Pt担持ZNP粒子材とZrOバインダーとイオン交換水とを混合してなるスラリーを用い、上記Pt担持ZNP粒子材を、上記Pt担持RhドープCZN・Al複合粒子材を担持したフィルタに対して、先と同様の方法で担持し、乾燥及び焼成を行なった。
従って、図10に示すように、Pt担持ZNP粒子材(ZNP)はPt担持RhドープCZN・Al複合粒子材(CZN・Al)の上に担持されて排ガス通路に露出した状態になる。
Pt担持RhドープCZN・Al複合粒子材とPt担持ZNP粒子材とを合わせた担持量はフィルタ1L当たり20g/Lである。Ptを除く両粒子材の担持比率は、RhドープCZN・Al複合粒子材:ZNP粒子材=3:2(質量比)である。この場合、RhドープCZN:Al:ZNP=1:2:2(質量比)となる。フィルタとしては、セル壁厚さ16mil(4.064×10−1mm)、1平方インチ(645.16mm)当たりのセル数178のSiC製ハニカム状フィルタ(容量2.5L)を採用した。
−実施例B−
複合粒子材としてPt担持ZNP・Al複合粒子材を採用し、酸化物粒子材としてPt担持RhドープCZNを採用する他は、実施例Aと同じ方法で実施例Bに係る触媒付きパティキュレートフィルタを作製した。実施例Bでは、図11に示すように、Pt担持RhドープCZN粒子材(CZN)はPt担持ZNP・Al複合粒子材(ZNP・Al)の上に担持されて排ガス通路に露出した状態になる。
Pt担持ZNP・Al複合粒子材とPt担持RhドープCZNとを合わせた担持量はフィルタ1L当たり20g/Lである。Ptを除く両粒子材の担持比率は、ZNP・Al複合粒子材:RhドープCZN=4:1(質量比)であり、ZNP:Al:RhドープCZN=2:2:1(質量比)である。
−実施例C−
複合粒子材としてPt担持RhドープCZN・ZNP複合粒子材を採用し、酸化物粒子材としてPt担持Alを採用する他は、実施例Aと同じ方法で実施例Cに係る触媒付きパティキュレートフィルタを作製した。実施例Cでは、図12に示すように、Pt担持Al粒子材(Al)はPt担持RhドープCZN・ZNP複合粒子材(CZN・ZNP)の上に担持されて排ガス通路に露出した状態になる。
Pt担持RhドープCZN・ZNP複合粒子材とPt担持Alとを合わせた担持量はフィルタ1L当たり20g/Lである。Ptを除く両粒子材の担持比率は、RhドープCZN・ZNP複合粒子材:Al=3:2(質量比)であり、RhドープCZN:ZNP:Al=1:2:2(質量比)である。
−比較例−
Ptを担持していないRhドープCZN、ZNP及びAlの酸化物粒子材を物理混合し、該混合物にPtを上述の蒸発乾固法で担持することにより、Pt担持RhドープCZN・ZNP・Al物理混合粒子材を得た。この物理混合粒子材をZrOバインダー及びイオン交換水と混合してなるスラリーを調製し、実施例Aと同様の方法で、その物理混合粒子材をフィルタに担持し、乾燥及び焼成を行なうことにより、比較例に係る触媒付きパティキュレートフィルタを作製した。
Pt担持RhドープCZN・ZNP・Al物理混合粒子材の担持量はフィルタ1L当たり20g/Lであり、Ptを除く各酸化物粒子材の担持比率は、RhドープCZN:ZNP:Al=1:2:2(質量比)である。
<PM燃焼性能の評価>
実施例A〜C及び比較例の各触媒付きパティキュレートフィルタをエンジンの排気管に装着し、該エンジンを運転することによって実排ガス中のPMをフィルタに堆積させた。PM堆積量はフィルタ1L当たり7g/Lである。このフィルタから11.3cc(直径17mm、長さ50mm)のサンプルフィルタを切り取り、図7及び図8に示すように排ガス通路の目封じを施した。
得られた各サンプルフィルタを模擬ガス流通反応装置に取り付け、Nガスを流通させながらそのガス温度を上昇させた。フィルタ入口温度が580℃で安定した後、Nガスから模擬排ガス(O;7.5%,残N)に切り換え、該模擬排ガスを空間速度40000/hで流した。そして、PMが燃焼することにより生じるCO及びCOのガス中濃度をフィルタ出口においてリアルタイムで測定し、それらの濃度から、下記の計算式を用いて、所定時間ごとに、PM燃焼速度(単位時間当たりのPM燃焼量)を計算した。
PM燃焼速度(g/h)
={ガス流速(L/h)×[(CO+CO)濃度(ppm)/(1×10)]}×12(g/mol)/22.4(L/mol)
上記所定時間毎のPM燃焼速度に基いてPM燃焼量積算値の経時変化を求め、PM燃焼率が50%に達するまでに要した時間とその間のPM燃焼量の積算値とから急速燃焼域のPM燃焼速度(フィルタ1Lでの1分間当たりのPM燃焼量(g/min-L))を求め、PM燃焼率から50%から90%に達するまでに要した時間とその間のPM燃焼量の積算値とから緩慢燃焼域のPM燃焼速度を求めた。
結果を図13に示す。急速燃焼域(PM燃焼率;0〜50%)に関しては、実施例AのPM燃焼速度が最も大きく、そして、実施例B、実施例C及び比較例の順でPM燃焼速度が小さくなっている。
急速燃焼域では、ZNPから放出される活性酸素がPMの燃焼に効率良く働くと考えられるところ、実施例Aでは、複合粒子材の上にZNP粒子材が担持されているため、PMがZNP粒子材に接触した状態で堆積し易い。このため、実施例AのPM燃焼速度が最も大きくなっていると考えられる。これに対して、実施例B及び実施例Cでは、ZNPが複合粒子材を構成しており、そのZNPの一部がRhドープCZN粒子材又はAl粒子材で覆われた状態になる。そのため、実施例B及び実施例Cは、実施例Aに比べて、ZNPによるPM燃焼促進効果が十分に得られず、急速燃焼域のPM燃焼速度が小さくなっていると考えられる。
また、実施例B及び実施例Cでは、ZNPに接触していないPMはRhドープCZNから放出される活性酸素によって燃焼が進むことになるが、実施例Bでは、複合粒子材の上にRhドープCZN粒子材が担持されているため、PMがRhドープCZNに接触し易く、その結果、実施例Cに比べて、急速燃焼域のPM燃焼速度が大きくなっていると考えられる。
一方、緩慢燃焼域(PM燃焼率;50〜90%)に関しては、実施例CのPM燃焼速度が最も大きく、そして、実施例B、実施例A及び比較例の順でPM燃焼速度が小さくなっている。
緩慢燃焼域では、RhドープCZNから放出される活性酸素がPMの燃焼に効率良く働くと考えられ、ZNPはRhドープCZNに対する酸素供給源となる。そうして、実施例Cでは、実施例A及び実施例Bとは違って、RhドープCZNとZNPとが混じり合っているから、ZNPがRhドープCZNへの酸素供給源になり易く、RhドープCZNからの活性酸素放出量が多くなる。その結果、実施例CのPM燃焼速度が最も大きくなっていると考えられる。また、実施例Bは、RhドープCZN粒子材が複合粒子材の上に担持されているため、RhドープCZNとAlとが混じり合っている実施例Aよりも、RhドープCZNから放出される活性酸素がPMの燃焼に使われやすく、PM燃焼速度が最も大きくなっていると考えられる。
なお、上記実施形態では、フィルタの排ガス通路壁に対して先にPt担持複合粒子材を担持し、そのPt担持複合粒子材の上にPt担持酸化物粒子材を担持したが、Pt担持複合粒子材とPt担持酸化物粒子材とを混合して担持してもよい。この場合でも、少なくとも一部の粒子径が小さなPt担持酸化物粒子材は、粒子径が大きなPt担持複合粒子材の上に担持されて排ガス通路に露出した状態になり、PMを効率良く燃焼除去することができる。
1 フィルタ
2 排ガス流入路(排ガス通路)
3 排ガス流出路(排ガス通路)
5 隔壁
6 無機多孔質粒子
7 細孔(排ガス通路)
8 触媒
9 複合粒子材
10 酸化物粒子材

Claims (6)

  1. エンジンの排ガス中のパティキュレートを捕集するフィルタの排ガス通路壁に、捕集したパティキュレートを燃焼除去する触媒が担持されている触媒付きパティキュレートフィルタであって、
    上記触媒は、触媒金属としてのPtを備えているとともに、該Ptを担持する酸化物として、Ce系酸化物にRhがドープされてなるRhドープCe系酸化物、Ceを含有しないZr系酸化物、及び活性アルミナの3種を備え、
    上記3種の酸化物のうちの2種は互いに混ざり合って凝集してなる複合粒子材を形成し、上記3種の酸化物のうちの残り1種の酸化物粒子材と上記複合粒子材の各々に上記Ptが担持されていることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
  2. 請求項1において、
    上記複合粒子材の平均粒子径は200nm以上600nm以下であり、上記酸化物粒子材の平均粒子径は20nm以上150nm以下であることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
  3. 請求項2において、
    上記複合粒子材にPtを担持してなるPt担持複合粒子材は、上記排ガス通路壁に担持され、
    上記酸化物粒子材にPtが担持されてなるPt担持酸化物粒子材は、上記排ガス通路に露出した状態で上記Pt担持複合粒子材の上に分散して担持されていることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記複合粒子材は、上記RhドープCe系酸化物と上記活性アルミナとよりなることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記複合粒子材は、上記Zr系酸化物と上記活性アルミナとよりなることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記複合粒子材は、上記RhドープCe系酸化物と上記Zr系酸化物とよりなることを特徴とする触媒付きパティキュレートフィルタ。
JP2011264670A 2011-12-02 2011-12-02 触媒付きパティキュレートフィルタ Pending JP2013117190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264670A JP2013117190A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 触媒付きパティキュレートフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011264670A JP2013117190A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 触媒付きパティキュレートフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013117190A true JP2013117190A (ja) 2013-06-13

Family

ID=48711918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011264670A Pending JP2013117190A (ja) 2011-12-02 2011-12-02 触媒付きパティキュレートフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013117190A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157235A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 マツダ株式会社 エンジン排ガス浄化用触媒材及びパティキュレートフィルタ
WO2017073527A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社キャタラー 排ガス浄化用触媒及びその製造方法並びにそれを用いた排ガス浄化装置
JP2017177095A (ja) * 2016-03-25 2017-10-05 株式会社キャタラー 排ガス浄化用触媒及びその製造方法並びにそれを用いた排ガス浄化装置
JP6360606B1 (ja) * 2017-09-22 2018-07-18 エヌ・イーケムキャット株式会社 NOx吸着材料及びその製造方法、並びにこれらを用いたNOx吸着部材及び自動車排ガス用触媒
CN108883397A (zh) * 2016-03-25 2018-11-23 株式会社科特拉 排气净化用催化剂及其制造方法以及使用了该排气净化用催化剂的排气净化装置
CN112469490A (zh) * 2018-08-02 2021-03-09 日本碍子株式会社 多孔质复合体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090237A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2009090236A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2009106855A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2011101843A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mazda Motor Corp 排気ガス浄化用触媒

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090237A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2009090236A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2009106855A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Mazda Motor Corp 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP2011101843A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mazda Motor Corp 排気ガス浄化用触媒

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157235A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 マツダ株式会社 エンジン排ガス浄化用触媒材及びパティキュレートフィルタ
US20180311616A1 (en) * 2015-10-27 2018-11-01 Cataler Corporation Exhaust gas purifying catalyst and method for producing same, and exhaust gas purification device using same
CN108136374A (zh) * 2015-10-27 2018-06-08 株式会社科特拉 废气净化用催化剂及其制造方法、以及使用它的废气净化装置
JPWO2017073527A1 (ja) * 2015-10-27 2018-08-16 株式会社キャタラー 排ガス浄化用触媒及びその製造方法並びにそれを用いた排ガス浄化装置
WO2017073527A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社キャタラー 排ガス浄化用触媒及びその製造方法並びにそれを用いた排ガス浄化装置
US10828602B2 (en) 2015-10-27 2020-11-10 Cataler Corporation Exhaust gas purifying catalyst and method for producing same, and exhaust gas purification device using same
CN108136374B (zh) * 2015-10-27 2021-06-22 株式会社科特拉 废气净化用催化剂及其制造方法、以及使用它的废气净化装置
JP2017177095A (ja) * 2016-03-25 2017-10-05 株式会社キャタラー 排ガス浄化用触媒及びその製造方法並びにそれを用いた排ガス浄化装置
CN108883397A (zh) * 2016-03-25 2018-11-23 株式会社科特拉 排气净化用催化剂及其制造方法以及使用了该排气净化用催化剂的排气净化装置
CN108883397B (zh) * 2016-03-25 2021-08-31 株式会社科特拉 排气净化用催化剂及其制造方法以及使用了该排气净化用催化剂的排气净化装置
US11179701B2 (en) 2016-03-25 2021-11-23 Cataler Corporation Exhaust gas purifying catalyst and production method therefor, and exhaust gas purification device using same
JP6360606B1 (ja) * 2017-09-22 2018-07-18 エヌ・イーケムキャット株式会社 NOx吸着材料及びその製造方法、並びにこれらを用いたNOx吸着部材及び自動車排ガス用触媒
JP2019055380A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 エヌ・イーケムキャット株式会社 NOx吸着材料及びその製造方法、並びにこれらを用いたNOx吸着部材及び自動車排ガス用触媒
CN112469490A (zh) * 2018-08-02 2021-03-09 日本碍子株式会社 多孔质复合体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013117190A (ja) 触媒付きパティキュレートフィルタ
JP5488214B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP5023969B2 (ja) 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP5991162B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5954159B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5861475B2 (ja) 排ガス成分浄化触媒材及びそれを備えた触媒材付きパティキュレートフィルタ
JP5023968B2 (ja) 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP5974850B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5834925B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5023950B2 (ja) 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP6627813B2 (ja) 触媒付きパティキュレートフィルタの製造方法
JP5742625B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5954031B2 (ja) 粒子状物質燃焼触媒
JP5939140B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP6194699B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタの製造方法
JP2013092090A (ja) 触媒付きパティキュレートフィルタ
JP5942812B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5029273B2 (ja) パティキュレートフィルタ
JP5949520B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5034871B2 (ja) 排ガス成分浄化用触媒材及び同触媒材付パティキュレートフィルタ
JP5834924B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP6651344B2 (ja) パティキュレートフィルタ
JP5880160B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5954134B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP6044605B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141021

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151020