JP2013095894A - ポリイミド前駆体又はポリイミド及び感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るポリイミド前駆体又はポリイミドは、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応させることにより得られる。このポリイミド前駆体又はポリイミドは、下記一般式(1)で表される構造を有するテトラカルボン酸二無水物を含む少なくとも1種のテトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応させることにより得られる。
本発明において、(B)感光剤とは、光照射により樹脂組成物の溶媒に対する溶解性を変化させる性質を有する化合物である。感光剤としては、ポジ型、ネガ型のいずれも用いることができる。ネガ型の感光剤としては、(B1)光重合開始剤及び(B2)不飽和二重結合を有する光重合性化合物を含む感光剤が挙げられる。
光重合開始剤としては、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オンのようなベンジルジメチルケタール類、ベンジルジプロピルケタール類、ベンジルジフェニルケタール類、ベンゾインメチルエーテル類、ベンゾインエチルエーテル、チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、2,4−イソプロピルチオキサントン、2−フルオロチオキサントン、4−フルオロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、4−クロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン[ミヒラーズケトン]、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンなどの芳香族ケトン化合物、ロフィン二量体などのトリアリールイミダゾール二量体、9−フェニルアクリジンなどのアクリジン化合物、α、α―ジメトキシ−α−モルホリノ−メチルチオフェニルアセトフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、N−アリール−α―アミノ酸などのオキシムエステル化合物、p−ジメチルアミノ安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸、p−ジエチルアミノ安息香酸、p−ジイソプロピルアミノ安息香酸、p−安息香酸エステル、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−1−{4−[(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オンなどのα―ヒドロキシアルキルフェノン類、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホニル)フェニル]−1−ブタノンなどのα―アミノアルキルフェノン類、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−ホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイドなどのアシルホスフィンオキサイド類、1,2−オクタンジオン1−[4−(フェニルチオ)−2−(O−ベンゾイルオキシム)]、エタノン1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−1−(O−アセチルオキシム)などのオキシムエステル類などが挙げられる。これらの中で、感度の観点から、オキシムエステル類が好ましい。
不飽和二重結合を有する光重合性化合物としては、分子内に少なくとも2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有するものが好ましい。分子内に2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物としては、トリシクロデカンジメチロールジアクリレート、エチレンオキシド(EO)変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンEO変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、β―ヒドロキシプロピル−β’−(アクリロイルキシ)−プロピルフタレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ/テトラ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらの中でも、焼成後の反り及び耐薬品性の観点から、EO変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレートなどが好ましい。
本発明に係る感光性樹脂組成物においては、難燃性を向上する観点から、リン化合物を含有することが好ましい。リン化合物としては、構造中にリン原子を含む化合物であれば限定されない。このようなリン化合物としては、リン酸エステル化合物、ホスファゼン化合物などが挙げられる。
本発明に係る感光性樹脂組成物においては、焼成後のフィルムの靭性や耐溶剤性、耐熱性(熱安定性)を向上させる観点から、ポリイミド前駆体又はポリイミドと反応性を有する反応性化合物及び/又は熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。
感光性樹脂組成物には、その性能に悪影響を及ぼさない範囲でその他化合物を含むことができる。その他化合物としては、例えば、密着性向上のための複素環化合物やフィルムの着色を目的とした顔料や染料などが挙げられる。
本発明に係る感光性樹脂組成物は、感光性フィルムとして好適に用いることができる。本発明に係る感光性フィルムは、基材と、当該基材上に設けられた上記感光性樹脂組成物とを備える。この感光性フィルムにおいては、感光性樹脂組成物上に設けられたカバーフィルムを備えることが好ましい。
本発明に係る感光性フィルムは、フレキシブルプリント配線板に好適に用いることが可能である。本発明に係るフレキシブルプリント配線板は、配線を有する基材と、この基材上の配線を覆うように設けられた上記感光性フィルムとを具備する。このフレキシブル配線板は、配線を有する基材上に感光性フィルムを圧着し、アルカリ現像した後、焼成を行うことにより得ることができる。
実施例及び比較例において、用いた試薬は以下のとおりである。
重量平均分子量の測定法であるゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)は、下記の条件により測定を行った。溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド(和光純薬工業社製、高速液体クロマトグラフ用)を用い、測定前に24.8mmol/Lの臭化リチウム一水和物(和光純薬工業社製、純度99.5%)及び63.2mmol/Lのリン酸(和光純薬工業社製、高速液体クロマトグラフ用)を加えたものを使用した。
カラム:Shodex KD−806M(昭和電工社製)
流速:1.0mL/分
カラム温度:40℃
ポンプ:PU−2080Plus(JASCO社製)
検出器:RI−2031Plus(RI:示差屈折計、JASCO社製)
UV―2075Plus(UV−VIS:紫外可視吸光計、JASCO社製)
また、重量平均分子量を算出するための検量線は、スタンダードポリスチレン(東ソー社製)を用いて作成した。
実施例及び比較例で得られたポリマーの反応溶液2.00gをジエチレングリコールジメチルエーテル(和光純薬工業社製)27.2gとエタノール(和光純薬工業社製)22.8gの混合溶媒に溶解した。これに0.1mol/Lエタノール性水酸化カリウム液(和光純薬社製)を自動滴定し、中和した。この中和滴定を1つのサンプルにつき3回行い、滴定液のファクター、中和に要した滴下量平均値とポリマー反応溶液の固形分濃度に基づき、酸価を算出した。なお、エタノール性水酸化カリウムのファクターは0.1mol/L塩酸(酸アルカリ滴定用;和光純薬工業社製)を用いて、あらかじめ算出した値を使用した。
自動滴定装置:GT−100型(三菱化学社製)
感光性樹脂組成物のコートは、FILMCOATER(TESTER SANGYO社製、PI1210)を用いるドクターブレード法により実施した。PETフィルム(帝人デユポンフィルム社製、G2)に上記感光性樹脂組成物を滴下し、クリアランス125μmでコートを行った。感光性樹脂組成物をコートした上記PETフィルムを、乾燥器(ESPEC社製、SPHH−10l)を用いて95℃で12分間乾燥することにより、感光性フィルムを得た。
ラミネートは、真空プレス機(名機製作所社製)を用いて実施した。プレス温度70℃、プレス圧0.5MPa、プレス時間60秒間にて行った。
現像性評価は、以下のようにして実施した。銅張積層板上に感光性フィルムを上記ラミネート条件でラミネートした後に、30−200mJ/cm2にて露光した。続いて30℃の1質量%炭酸ナトリウム水溶液によるアルカリ現像処理及びイオン交換水によるリンスを行い、乾燥後にパターンを光学顕微鏡にて観察した。マスクには50μm〜100μmのラインアンドスペース(L/S)パターンを用い、アルカリ溶解性、解像性の2点に関して評価した。
得られた感光性フィルムを、ポリイミドフィルム(商品名:カプトン(登録商標))に上記ラミネート条件にてラミネートした後に、180℃で2時間焼成を行った。該フィルムを5cm角に切り出し、端部の浮き高さが5mm以内のものを◎とし、10mm以内のものを○とし、それ以上に浮き高さがあるものを×とした。
絶縁信頼性評価は、以下のように実施した。ラインアンドスペースが20μm/20μmのくし型基板上に、感光性フィルムを上記ラミネート条件にてラミネートした後、上記条件にて露光・現像を行い、180℃で2時間焼成を行った。感光性フィルムにマイグレーションテスタのケーブルを半田付けし、下記条件にて絶縁信頼性試験を行った。
絶縁劣化評価システム:SIR−12(楠本化成社製)
恒温恒湿チャンバー:SH−641(エスペック社製) 温度:85℃
湿度:85%
印加電圧:20V
印加時間:1000時間
感光性フィルムをそのまま30−200mJ/cm2にて全面露光し、30℃の1質量%炭酸ナトリウム水溶液によるアルカリ現像処理及びイオン交換水によるリンスを行った後、感光性樹脂組成物の膜をPETから剥離した。剥離した膜を、表面処理したPETフィルム(帝人デュポンフィルム社製、N152Q)に高耐熱粘着テープで貼り付け、乾燥器(ESPEC社製、SPHH−10l)を用いて180℃で2時間焼成を行った。焼成によって得られた膜を剥離し、示差熱熱重量同時測定装置(エスアイアイ・ナノテクノロジー社製、TG/DTA6200)を用いて、260℃で10分間保持したときの熱重量減少を測定した。重量減少が5%未満の場合を○とし、5%以上の場合を×とした。
攪拌装置、温度計、塩化カルシウム付冷却管を備えた1Lの4つ口フラスコに無水トリメリット酸クロリド42.1g(0.2mol)、テトラヒドロフラン(略称THF)400mLを加え、完全に溶解した後5℃以下に冷却した。この溶液にポリカーボネートジオールとしてのデュラノール:T5650Jを80.0g(0.1mol)とピリジン20.0gをTHF200mLに溶解した溶液を反応溶液の温度が5℃を超えないように滴下した。滴下完了後、室温で1時間、40℃で1時間反応した後、放冷した。析出したピリジン塩酸塩を濾過によって取り除いた後、THFを留去し、酸二無水物(1)を得た。酸二無水物(1)を以下TCA−D800と略称する。
1H−NMR測定条件
測定装置(日本電子社製、JEOL RESONANCE ECS400)
溶媒(重水素化DMSO:0.03%TMS含有)
試料濃度(5wt/vol%)
測定温度:室温
1H−NMR(DMSO−d6);1.311(brs,16H),1.447(brs,4H),1.601(brs,16H),1.766(brs,4H),4.042(brs,22H),4.363(brs,4H),8.211(d,2H),8.408(s,2H),8.480(d,2H)
デュラノール:T5650Jの代わりにデュラノール:T5651 100.0g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(2)を得た。酸二無水物(2)を以下TCA−D1000と略称する。
デュラノール:T5650Jの代わりにデュラノール:T5652 200.0g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(3)を得た。酸二無水物(3)を以下TCA−D2000と略称する。
デュラノール:T5650Jの代わりにデュラノール:T5650E 50.0g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(4)を得た。酸二無水物(4)を以下TCA−D500と略称する。
デュラノール:T5650Jの代わりにクラレポリオール:C−2090 200.0g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(5)を得た。酸二無水物(5)を以下TCA−C2000と略称する。
デュラノール:T5650Jの代わりにクラレポリオール:C−3090 300.0g(0.1mol)を用い、合成例1に準じて酸二無水物(6)を得た。酸二無水物(6)を以下TCA−C3000と略称する。合成例1から合成例6で使用したポリカーボネートジオールを下記表1に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D800(23.00g:20mmol)とODPA−M(9.31g:30mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(68.63g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(1)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(1)の重量平均分子量及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D800(17.25g:15mmol)とODPA−M(10.86g:35mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(62.33g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(2)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(2)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D800(28.75g:25mmol)とODPA−M(7.76g:25mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(74.93g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(3)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(3)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D1000(23.63g:17.5mmol)とODPA−M(10.08g:32.5mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(70.73g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(4)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(4)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D2000(25.85g:11mmol)とODPA−M(12.10g:39mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(77.09g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(5)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(5)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D2000(58.76g:25mmol)とODPA−M(7.76g:25mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(119.96g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(6)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(6)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−D500(34.00g:40mmol)とODPA−M(3.10g:10mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(75.83g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(7)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(7)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−C2000(25.85g:11mmol)とODPA−M(12.10g:39mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(77.09g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(8)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(8)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
窒素雰囲気下、セパラブルフラスコにTCA−C3000(16.75g:5mmol)とODPA−M(13.96g:45mmol)を入れ、γ−ブチロラクトン(66.24g)を加えて攪拌した。窒素気流下、室温で攪拌しながらAPB−N(13.45g:46mmol)を加え、40℃のオイルバスで5時間加熱攪拌し、ポリイミド前駆体(9)溶液を得た。得られたポリイミド前駆体(9)の重量平均分子量、酸価及びポリカーボネートジオール含有質量%を下記表2に示す。
比較の為、ポリカーボネートジオールの代わりに、柔軟性を有するメチレン鎖を含むリイミド前駆体(10)を合成した。
[比較例1]
特許文献1(特開2009−51949号公報)を参考にポリウレタンアミック酸(1)を合成した。
特許文献2(特開2008−120954号公報)を参考にポリウレタンアミック酸(2)を合成した。
特許文献2を参考にポリウレタンアミック酸(3)を合成した。
特許文献3(特開2009−69664号公報)を参考にポリウレタンアミック酸(4)を合成した。
ポリイミド前駆体(1)100質量部に対して、光重合開始剤としてのOXE−02(1質量部)、光重合性化合物としてのBPE−500(40質量部)、M−310(20質量部)、リン化合物としてのFP−300(25質量部)、ブロックイソシアネートとしてのSBN−70D(10質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物を上述のドライフィルム製造方法にてドライフィルム化して感光性フィルムを得た。この感光性フィルムを上述のラミネート条件にて、銅張積層板上、くし型基板上、及びポリイミドフィルム上にそれぞれラミネートを行った。得られた積層フィルムの現像性(アルカリ溶解性及び解像性)、反り、絶縁信頼性について評価した。結果を下記表3に示す。実施例1において、アルカリ溶解性は◎であり、解像性は◎であり、柔軟性は◎であり、絶縁信頼性は◎であり、耐熱性は○であった。
ポリイミド前駆体(1)100質量部に対して、OXE−02(1質量部)、BPE−500(40質量部)、M−310(20質量部)、FP−100(25質量部)、SBN−70D(10質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物から実施例1と同様の方法にて積層フィルムを作製し、評価した。結果を下記表3に示す。実施例2において、アルカリ溶解性は◎であり、解像性は◎であり、柔軟性は◎であり、絶縁信頼性は◎であり、耐熱性は○であった。
ポリイミド前駆体(1)100質量部に対して、OXE−02(1質量部)、BPE−500(40質量部)、M−310(20質量部)、FP−300(25質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物から実施例1と同様の方法にて積層フィルムを作製し、評価した。結果を下記表3に示す。実施例3において、アルカリ溶解性は◎であり、解像性は◎であり、柔軟性は◎であり、絶縁信頼性は◎であり、耐熱性は○であった。
ポリイミド前駆体(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)それぞれ100質量部に対して、OXE−02(1質量部)、BPE−500(40質量部)、M−310(20質量部)、FP−300(25質量部)、SBN−70D(10質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物を上述のドライフィルム製造方法にてドライフィルム化して感光性フィルムを得た。得られた感光性樹脂組成物から実施例1と同様の方法にて積層フィルムを作製し、評価した。結果を下記表3に示す。
ポリイミド前駆体(10)、ポリウレタンアミック酸(1)、(2)、(3)、(4)それぞれ100質量部に対して、OXE−02(1質量部)、BPE−500(40質量部)、M−310(20質量部)、FP−300(25質量部)、SBN−70D(10質量部)を混合し、感光性樹脂組成物を調製した。得られた感光性樹脂組成物を上述のドライフィルム製造方法にてドライフィルム化して感光性フィルムを得た。得られた感光性樹脂組成物から実施例1と同様の方法にて積層フィルムを作製し、評価した。結果を下記表4に示す。
Claims (12)
- (A)請求項1記載のポリイミド前駆体又はポリイミドと、(B)感光剤と、を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
- 前記感光剤として、(B1)光重合開始剤と、(B2)分子内に少なくとも2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物と、を含むことを特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
- 前記分子内に少なくとも2個以上の光重合可能な不飽和二重結合を有する光重合性化合物として、二重結合を2個有する化合物と二重結合を3個以上有する化合物を共に含むことを特徴とする請求項3記載の感光性樹脂組成物。
- (C)リン化合物を含むことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 前記リン化合物として、リン酸エステル化合物及び/又はホスファゼン化合物を含むことを特徴とする請求項5記載の感光性樹脂組成物。
- (D)ポリイミド前駆体又はポリイミドとの反応性を有する反応性化合物及び/又は熱硬化性樹脂を含むことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
- 基材と、前記基材上に設けられた請求項2から請求項7のいずれかに記載の感光性樹脂組成物と、を備えたことを特徴とする感光性フィルム。
- 前記感光性樹脂組成物上に設けられたカバーフィルムを具備することを特徴とする請求項8記載の感光性フィルム。
- 請求項2から請求項7のいずれかに記載の感光性樹脂組成物をイミド化して得られたことを特徴とするカバーレイ。
- 銅張積層板と、前記銅張積層板上に設けられた請求項10記載のカバーレイとを備えたことを特徴とする積層体。
- 配線を有する基材と、前記基材上においてイミド化された請求項2から請求項7のいずれかに記載の感光性樹脂組成物とを具備することを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
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