JPS63286431A - ポリアミドイミドエラストマー - Google Patents

ポリアミドイミドエラストマー

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JPS63286431A
JPS63286431A JP62123394A JP12339487A JPS63286431A JP S63286431 A JPS63286431 A JP S63286431A JP 62123394 A JP62123394 A JP 62123394A JP 12339487 A JP12339487 A JP 12339487A JP S63286431 A JPS63286431 A JP S63286431A
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Masao Ishida
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広治 平井
Takuji Okaya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優ルた耐熱性、力学的性質を有すると共に低
温特性、耐油性においても優ルた性能を有するポリアミ
ドイミドエラストマー及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
有機ジイソシアナートとジカルボン酸の反応によるポリ
エステルポリアミド共重合体及びその製造法は、例えば
米国特許第4,087,481号、第4.129,71
5 Ji+及び第4.156.065号等に記載されて
いるように公知であり、該共重合体においては耐熱性、
耐油性、低温特性が良好である事はよく知ら几ている。
〔発明が解決しようどする問題点〕
上記のポリエステルポリアミド共重合体は以上のような
優れた性能を有する反面、ポリウレタンエラストマーに
比べ力学的性能に劣る。本発明の目的は従来のポリエス
テルポリアミド共重合体の本来有する耐熱性、耐油性、
低温特性等の優れた性質を損うことなくポリウレタンエ
ラストマーに匹敵する力学的性能を有するポリアミドイ
ミドエラストマーを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明音らは上記の目的を達成するために鋭意検討した
結果、ポリエステルポリアミド共重合体における高融点
ハードセグメントを形成する炭素9!i4〜1Bのジカ
ルボン酸の一部又は全部を、無水トリメット酸で代替す
ることにより、驚くべきことにポリウレタンエラストマ
ーと同程度あるいはそれ以上の力学的性能を有するポリ
アミドイミドエラストマーが得られることを見出し本発
明を完成するに至った。
即ち本発明の第1の態様は、 (1)実質的に下記の構造単位m〜四からなるポリアミ
ドイミドエラストマーであり、 (ムは1種以上の分子tsoo〜10,000の藁分子
ジカルボン酸からカルボキシル基を除いた2価の基を示
し、bは1種以上の芳香族炭化水素残基を示し、Xおよ
びX′は水素又は結合を示し結合の場合は圃の構造単位
と結合しイミド環を形成1B′は1種以上の炭素敬4乃
至18のジカルボン酸からカルボキシル基を除いた2価
の基を示す。) (I)、(2)、■は必ず(mの構造単位を介して各々
結合しており、(2)は+IOと結合しイミド環を形成
し、該ポリ7ミドイミドエラストマー中tI)+(2)
+■の総モル数は実質的に(Inのモル数に等しく 、
 (I)乃至四の合計を100モル%とした場合、CI
+は3乃至49モル%、(2)+■は1乃至、47モル
%であり、(2)と■のモル比(m)/鰭か10010
乃至10/90である数平均分子量s、o o o以上
のポリアミドイミドエラストマー であり、第2の態様は (14)  (&)  一種以上の分子量500〜10
,000の高分子ジカルボン酸、 (bl  一種以上の芳香族系有機ジイソシアナート、 Tel  無水トリメリット酸および (d)  炭素数4乃至18のジカルボン酸を(0)と
[d)のモル比(C1/(diを10/90乃至100
 / 0として反応させることを特徴とするポリアミド
イミドエラストマーのink方法 である。
本発明において(I)で表わされる構造単位は高分子ジ
カルボン酸に由来する単位であり、本発明のポリアミド
イミドエラスートマーのソフトセグメントを構成するも
のである。(I)において、Aは1種以上の分子量so
o〜10,000の高分子ジカルボン酸からカルボキシ
ル基を除いた2価の基を示すものであり、本発明でいう
「高分子ジカルボン酸」とは両末端にカルボキシル基を
有する重合体を意味するものである。
高分子ジカルボン酸としては、例えば両末端にカルボキ
シル基を有するポリエステル、ボリカーホネート、ポリ
エーテル、ポリエーテルボリエステル、ポリエステルポ
リカーボネート等種々の重合体を単独又は混合して使用
することが可能である。
これらの高分子ジカルボン酸はジカルボン酸の過剰ji
(その量は所望の最終分子量によって決まる。)を低分
子ジオールまたは重合体状ジオールと反応させることに
より得らするものである。
高分子ジカルボン酸を得る際、上記の低分子ジオールや
重合体状ジオールと反応させるために過剰に使用ざ几る
ジカルボン酸としては、例えばコハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、
1.10−デカンジカルボン酸等の炭素数4〜18の脂
肪族ジカルボン酸や、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸等の炭素数8〜18の
芳香族ジカルボン酸が挙げられる。、こrしらのジカル
ボン酸は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用
いてもよい。
低分子ジオールとしては、例えばエチレングリコール、
フロピレンゲリコール、1.4−7’タンジオール、1
.3−ブチレングリコール、2−メチル−1,3−7’
ロバンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル
−1,5−ベンタンジオール、l。
6−ヘキサンジオール、2.2−ジエチル−1,3−プ
ロパンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオー
ル、3.3−ジメチロールへブタン、1,9−ノナンジ
オール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、1,
10−デカンジオール等炭素数2〜20の脂肪族ジオー
ルが挙げられ、こ几らは2種以上を混合して使用するこ
とかでざる。
重合体状ジオールとしては、例えは分子量が300〜s
、o o oのポリエーテルジオール、ポリエステルジ
オール、ポリカーボネートジオール等が挙げられるが、
こtしらに制限されるものではない。
ポリエーテルジオールはエチレンオキシド、プpビレン
オ牛シト、テトラヒドロフランのような1種またはそれ
以上の環状エーテルを重合させることによって得らrし
るポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキシドで
キャップされたポリプロピレングリコール等のポリアル
キレングリコール類である。ポリエステルジオールとし
ては、コハク酸、メチルコハク酸、2,3−ジメチルコ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スペリン酸、2−メ
チル−1,8−スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸
、1,10−デカンジカルボン酸等炭素ぎ4〜18の脂
肪族ジカルボン酸の一種または二種以上を、エチレング
リコール、プロピレングリコール等の重犯の低分子ジオ
ールの一種または二種以上と重縮合させることにより得
らrしるポリエステルジオールや、ε−カプロラクトン
、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクト
ン等のラクトンを開環重合することにより得られるもの
かある。
ポリカーボネートジオールは、ジフェニルカーボネート
、ジエチルカーボネート、エチレンカーボネート、プロ
ピレンカーボネート等のカーボネート化合物と、1.4
−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、3−メ
チル−1,5−ベンタンジオール、1.9−ノナンジオ
ール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、ジエチ
レングリコール等の前記した低分子ジオールの一種また
は二種以上を重縮合させることによって得られるもので
ある。
なお、末端をカルボキシル基とする方法ニ・いては前記
のような方法に制限されるものでなく、公知のあらゆる
方法が適用可能である。たとえば重合体状ジオールを無
水コハク酸等の酸無水物と加熱反応させることにより末
端カルボキシル基に変えることもできる。
本発明で使用される高分子ジカルボン酸の分子量は50
0〜10,000であり、500より小ざくなると耐熱
性、ゴム弾性、低温特性が低下する。一方10,000
より大さくなると力学的性質が低下する。本発明におい
て特に力学的性質、耐熱性、耐油性を重視する場合、高
分子ジカルボン酸が分子量800〜5,000の両末端
カルボキシル基のポリエステルあるいはポリカーボネー
トであるのが好ましい。ポリエーテル系の高分子ジカル
ボン酸はポリエステル系及びポリカーボネート系の高分
子ジカルボン酸に比べ、本発明のような耐熱性を要求さ
れるエラストマーとしては問題になる用途も多く、用途
に応じた適切な選択が重要となる。
本発明においては、高分子ジカルボン酸として、その分
子内に側鎖を有する重合体を使用した場合、力学的性能
を十分に保持したままで、特に、弾性回復性を向上させ
ることが可能である。側鎖を有する高分子ジカルボン酸
は、前記の低分子ジオールやジカルボン酸又はラクトン
として側鎖を有するものを選択することにより製造が可
能である。
優れた弾性回復性を得るために必要な側鎖を有する低分
子ジオールやジカルボン酸の量は、使用する低分子ジオ
ールやジカルボン酸の種類や組み合せによって広く変化
する。
例えば、高分子ジカルボン酸として側鎖を有するポリエ
ステルを製造する場合、側鎖を有する低分子ジオール(
Aモルノ及び側鎖を有するジカルボン酸(3モル)と直
鎖の低分子ジオール(Cモル)及び直鎖のジカルボン酸
(Dモル)の使用割合((A+B)/(A+B+C+D
)] X10clは5%以上10096以下の範囲が好
ましく、特に好ましくは15%以上100%以下である
。また、ラクトンの開環重合で得ら几るポリエステルの
場合は、側鎖を有するラクトン(Eモル〕と側鎖ヲ有し
ないラクトン(Fモル)の使用割合(E/(E+F))
X100(4は5%以上100%以下の範囲が好ましく
、特に好ましくは15%以上10095以下である。
また、高分子ジカルボン酸として、側鎖を有するポリカ
ーボネートを製造・する場合、側鎖を有する低分子ジオ
ール(0モル)と直鎖の低分子ジオール(8モル)の使
用割合(G/IG+n))xto。
圀は5%以上10096以下の範囲が好ましく、特に好
ましくは15%以上100%以下である。
更に、高分子ジカルボン酸として、側鎖を有するポリエ
ーテルを製造する場合、側鎖を有する環状エーテル(I
モル)と側鎖を有しない環状エーテル(Jモル〕の使用
割合(I/(I+J月×100圀は5%以上100%以
下の範囲が好ましく、特に好ましくは15%以上100
%以下である。
本発明においては、高分子ジカルボン酸とじては前述の
通りポリエステルを使用することが好ましいか、側鎖を
有するポリエステルを製造する際には、その低分子ジオ
ール成分として下記の構造を有するジオールが好ましく
使用される。
l/ (3Ha HO−CHr−Cfi(Cfi2)60H(式中、n、
n’は炭素数1〜4のアルキル基)特に低温特性・耐加
水分解性・可撓性が要求されるとぎは3−メチル−1,
5−ペンタンジオ−/I/あるいは2−メチル−1,8
−オクタンジオールが好ましく使用され、耐熱性が要求
されるとぎはネオペンチルグリコール、2.2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオール等のジオールが好ましく
使用される。
本発明において、(n)で表される構造単位は、例えば
、ジインシアナートに由来する単位である。
(n)においてBは一種以上の芳香族炭化水素残基を示
し、XおよびX′は水素又は結合を示し、結合の場合は
(2)の構造単位と結合しイミド環を形成するものであ
る。(mの構造単位を与えることのでさる化合物として
は例えば、芳香族有機ジイソシアナートが挙げられ、 
4.4’−ジフェニルメタンジイソシアナート、p−フ
ェニレンジインシアナート、トリレンジイソシアナート
、1,5−ナフタレンジイソシアナート等炭素数8〜2
4の芳香族有機ジイソシアナート等を例示することかで
さる。中でも4.4−ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、トリレンジインシアナートがより好ましい。
本発明において(2)で汲ざ几る構造単位は、無水トリ
メリット酸に由来する単位である。唾は必ず(IOの単
位と結合し、実質的に総ての画はイミド結合を構成する
ものであり、該イミド結合の存在により、本発明の優れ
た力学的性能が得られる。
本発明において四で表される構造単位は、炭素数4乃至
18のジカルボン酸に由来する単位である。■において
B′は該ジカルボン酸からカルボキシル基を除いた2価
の基を示すものである。■の構造単位を与える、炭素数
4乃至18のジカルボン酸としては特に制限はなく、脂
肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸、芳香族ジカル
ボン酸が例示ざする。脂肪族ジカルボン酸としては例え
ばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、1.10−デカンジカルボン酸が挙げられ
る。
また芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、インフ
タル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の炭素数
8〜18のジカルボン酸が挙げられる。
本発明においては、脂肪族ジカルボン酸、特に炭素数6
〜16の脂肪族ジカルボン酸が好適な例として挙げられ
、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、1.10−
デカンジカルボン酸がより好ましく用いられ、これらの
ジカルボン酸は単独でも混合しても用いることが出来る
本発明のポリアミドイミドエラストマーにおいて、構造
単位(I)、唾及び■は必ず(II)単位を介して各々
結合して、おり、該ポリアミドイミドエラストff −
中(Il+(2)+α■の総1モル数は実質的に(ID
のモル数に等しく 、(I)乃至■の合計を100モル
%とした場合、(I)は3乃至49モル%、圓+■はl
乃至47モル%であり、(2)と四のモル比(([)/
■〕は10010乃至10/90である。(I)の含有
量は、使用する高分子ジカルボン酸の分子量により、巾
広く変化し得るが、更に好ましい(Ilの含有量は7乃
至35モル%である。(I)の含有量が少な過ぎるとエ
ラストマーとしての性質を示しにく(なり、一方、多す
ぎると耐熱性か発現しにくくなる。
また、(I)、(至)および側の合計モル数に対してf
I)のモル数は10乃至90モル%であることが好まし
い。
更に、本発明において(2)と■のモル比は(IID 
/ IMで10/90未満では力学的性能及び耐熱性に
劣るので好ましくない。更に好ましいモル比は30/7
0乃至10010、特に好ましくは50150乃至10
010である。特に優几た力学的性能及び耐熱性を要求
される場合には圓の構造単独、つまり、モル比1001
0が最も好ましい。
本発明のポリアミドイミドエラストマーは(a)一種以
上の分子fi 500〜1.0000の高分子ジカルボ
ン酸、(bl一種以上の芳香族系有機ジインシアナート
、(C)無水トリメリット酸およびfd)炭素数4乃至
18のジカルボン酸を、(a)〜Td)の合計を100
モル%とした時t8)を3乃至49モル%の割合で、(
0)と(d)のモル比(fc)/fa))を10010
乃至10/90とし、且つ(a)、(C)及び(dlの
合計モル数と(b)のモル数の比αb)/Ia)+[e
)+(d)]を00.97以上1.10以として反応さ
せることによって製造されるものである。
((b)/(a)+(c)+(d))に関しては、0.
97未満であると重合度が上らず良好な機械的物性が得
られず、また遊離のカルボキシル基が残存する等で加水
分解性が低下し好ましくない。一方、1.10を越える
とゲル化が生じ重合そのものが困難となる。
本発明のポリアミドイミドエラストマーの製造は触媒の
存在下において行なう事が出来る。製造に際り、では、
インシアナート基とカルボン酸基及び酸無水物基の間の
反応用の当業界に既知の任意の触媒を使用できるが好ま
しい触媒としては1−フェニル−2−ホスホシン−l−
オキシド、1−メチル−2−ホスホシン−1−オキシド
、1−フェニル−2−ホスホシン−l−スルフィ)−1
1−エチル−2−ホスホシン−1−オキシド、1−エチ
ル−2−ホスホシン−1−オキシド、1−フェニル−2
−ホスホシン−3−メチル−1−オキシド等が挙げられ
るがこれに限られるものではない。
本発明においては芳香族系有機ジインシアナート、高分
子ジカルボン酸、無水トリメリット酸および炭素数4〜
18のジカルボン酸の反応を行なうとアミド結合及びイ
ミド結合が生成する。これらの生成反応は不活性有機溶
剤の存在で実質的な無水条件下で必要な反応体と触媒を
混合して行なうことも可能であるし、また、不活性有機
溶媒の不存在下に加熱混合する溶融重合法を適用するこ
とも可能である。ここで不活性有機溶媒とは、反応条件
下で不活性な、すなわち、反応体または触媒のいずれと
も反応せず所望の反応進行を著しい程度には妨害しない
有機溶剤を意味する。この様な不活性有機溶媒の例とし
てはトルエン、中フラン、テトラリン、ヘキサン、テト
ラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、N、N−ジメ
チルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、テ
トラメチレンスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメチ
ルホスホルアミド、ジオキサン等が挙げられる。
また反応温度は20〜320℃の広い範囲にわたって実
施可能であるか反応速度及び分解温度の点より100〜
290℃の範囲内が有利である。
本発明のポリアミドイミドエラストマーの数平均分子量
は5,000〜250,000であり好ましくは20.
000〜200,000である。分子量か5,000未
満では強度特性、1屈曲性、耐摩耗性が劣り、250.
000を越えると成形加工性が低下する。
また、本発明のポリアミドイミドエラストマーは耐熱性
、力学的性能、低温特性、耐油性等の優几た性能を生か
して通常用いられる射出成形機、で゛ 押出成形機、ブロー成形機など・容易に成形されシート
、フィルム、チューブ、ホース、ロールギア、バッキン
グ材、防音材、防振材、ブーツ、ブツシュ、ガスケット
、ベルトラミネート製品、被覆材、その他の各種自動車
部品、工業機械部品、スポーツ用品等に使用さする。そ
の他各種極性溶剤に溶解して接着剤、コーティング剤、
バインダー、塗料等としても使用できる。
以下実施例により、本発明を具体的に説明する。
なお実施例中、「部」は「重量部」を表わし、引張強度
はDMF溶液でキャストした厚さ100μmのフィルム
をダンベルで打抜いて測定した。耐熱老化性は厚さ10
0μmのフィルムをギヤオーブン中180℃で7日間保
持した後の引張り強度を測定し、保持率で評価した。動
的粘弾性測定は厚さ200μ扉の本発明の共重合体のフ
ィルムより試験片・造り、東洋測温■製直読式動的粘弾
性測定器バイブロ7 Model DDV−II (1
10Hz )によりおこなった。弾性回復性は、厚さ1
00μmのフィルムを用い100%伸長で10分間保持
したのち、10分間リリースしてその時の永久伸びを測
定した。
〔実 施 例〕
合成例1 反応器に1.6−ヘキサンジオール1180部(10,
0モル)、アジピン酸1640部(11,23モル)を
仕込み撹拌下150℃でエステル化反応を開始した。約
3時間を要して200℃まで徐々に昇温しエステル化反
応を終了した。この段階で水が留出した。ついで系内を
徐々に減圧しながら反応を追い込み末端水酸基がほぼな
くなったところで反゛応を終了し、両末端カルボキシル
基のポリエステルΔを得た。その結果、酸価が56 K
Okk@/gであり酸価より求めた平均分子量は2.0
00であった。
合成例2 合成例1と同様にして表1に記載の両末端カルボキシル
基のポリエステル(B−J)を得た。
合成例3 反応器にポリカプロラクトンジオール(水酸基価56 
KORIKg/g) 1000部を仕込みso’cに加
熱しついで無水フハク酸Zoo部を加え6時間反応させ
両末端カルボキシル基のポリエステル(3)ヲ得た。分
子量は、2,200であった。
合成例4 合成例3と同様にして表1に記載の両末端カルホキシル
愚のポリエステルfL)を得た。
注)(J、J:L、lで併用した低分子ジオールのモル
比は11である。
合成例5 反応器に1.9−7ナンジオール1.740部(to、
ssモル)およびジフェニルカーホネート2.140部
(10,0モル)よりなる混合物を仕込み撹拌上加熱し
190℃で反応系より7エノールを留去した。
温度を徐々に210〜220℃に上げ、フェノールをほ
とんど留去させたあと、6〜lOmHgの真空下で残り
のフェノールを完全に留去し、白色固体の両末端水酸基
のポリカーボネートが得られた。
この両末端水酸基のポリカーボネート1,000部を8
0℃に加熱し、ついで無水コハク酸90部を加え6時間
反応させ両末端カルボキシル基のポリカーボネート(財
)を得た。その結果、酸価は56 KOfLiであり、
酸化より求めた平均分子量は2,000であった。
合成例6 1.9−ノナンジオールの代りに1.6−ヘキサンジオ
ールを用いること以外は合成例5と同様にして両末端カ
ルボキシル基のボリカーボネー) +N)を得た。平均
分子量は2,600であった。
合成例7 1.9−ノナンジオール1,219部(7,62モル)
及び2−メチル−1,8−オクタンジオール522部(
3,26モル)を用い合成例5と同様にして両末端カル
ボキシル基のポリカーボネート(0)を得た。
その結果酸価は56 EJJHng/gであり酸価より
求めた平均分子量は2,000であった。
合成例8 1.9−ノナンジオールの代りに3−メチル−1,5−
ベンタンジオールを用いること以外は合成例5と同様に
して両末端カルボキシル基のポリカーボネー) (Pl
を得た。その結果平均分子量は2A00であった。
合成例9 反応器にポリテトラメチレングリコール(水酸基価62
 K、Of(叫/9 )1,000部を仕込み80℃に
加熱し、ついで無水コハク酸90部を加え6時間反応さ
せ両末端カルボキシル基のポリテトラメチレングリコー
ル(Qを得た。その結果酸価は56 KOHTILg/
gであり酸価より求めた平均分子量は2,000であっ
た。酸化防止剤としてI rganox 109 gを
10部添加した。
実施例1 窒素雰囲気下、11の反応器に合成例1で得られた両末
端カルボキシル基のポリエステルA80部(0,04モ
ル)、無水トリメリット酸15,36部(0,08モル
〕、テトラメチレンスルホン376部及びl−メチル−
2−ホスホシン−1−オキシド0.09部の混合物を仕
込み撹拌しながら200℃に加熱した。ざらに、 4.
4’−ジフェニルメタンジイソシアナート30部(0,
12モル−)を加え、3時間反応させた。この時該イン
シアナートの残存率は096カルポン酸及び酸無水物の
残存率は0.196であった。該反応溶液を106のメ
タノールに投入し、再沈させ、減圧下で乾燥させて淡黄
色のゴム状物質を得た。該ゴム状物質の固有粘度は30
℃、N−メチル−2−ピロリドン中で0.82di/y
であった。またスチレン換算の分子量は約65,000
であった。このものの赤外線吸収スペクトルは1780
cm 、  1720G11  、 1380cm  
にイミド環に由来する吸収、t6so(、’、1530
cm’にアミド基に由来する吸収、1720cm”−”
、1410crn−’、1170c7I!−’にエステ
ルに由来する吸収を示し、得ら几たゴム状物質は、ポリ
アミドイミドエラストマーであることがわかった。この
ポリアミドイミドエラストマーの力学物性は第1図及び
表2に示すが、破断強度610 kri/al、破断伸
度380%であり強靭であった。また動的粘弾性は第2
図に示すが、T(1(E at 110 Hz )も低
く、両温においてもエラストマーとしての性質を保持し
た。このフィルムを180℃で7日間保つ耐熱性試験に
おいてももとの力学的性質を保持した。、(表2)比較
例1 窒素雰囲気下11の反応器に合成例1で得ら几た両末端
カルボキシル基のポリエステルA80部(0,04モル
)、アゼライン酸15,04部(O,OSモル)、テト
ラメチレンスルホン375部及び1−メチル−2−ホス
ホシン−l−オキシド0.09部の混合物を仕込み撹拌
下200℃に加熱した。
サラに4.4−ジフェニルメタンジインシアナート30
部(0,12モル)を加え3時間反応させた。
この時インシアナートの残存率は0%、カルボン酸の残
存率は0.3%であった。本反応溶液を104のメタノ
ールに投入し再沈させて、固有粘度(30℃、N−メチ
ル−2−ピロリドン中、0.64の日仏のポリアミドエ
ラストマーを得た。このものの力学的物性は、第1図及
び表2に示すが破断強度180 kyA4、破断伸度4
20%であった。また動的粘弾性は第2図に示すか、高
m(200℃)においてエラストマーとしての性質は保
持しえなかった。
実施例2〜7 表2に示した組成で実施例1と同様にして各種ミ ボリア・トイミドエラストマーを得た。得らまたポリア
ミドイミドエラストマーの固有粘度(30℃、N−メチ
ル−2−ピロリドン中ンは0.68〜1、1 dll/
gであった。各種性能評価を行なった結果を表2に示す
実施例2〜7で得られたポリアミドイミドエラストマー
については設2に見られるように力学物性・耐熱性共に
良好な結果が得られた。
実施例8 窒素雰囲気下、11の反応器に合成例1で得られた両末
端カルボキシル基のポリエステルに88部(0,04モ
ル)、無水トリメリット酸7.68部(0,04モル〕
、アゼライン酸5,64部(0,03モル)、セバチン
酸2.02部(0,01モル)、テトラメチレンスルホ
ン375部及び1−フェニル−2−ホスホシン−3−メ
チル−1−オキシド0.15部の混合物を仕込み撹拌し
ながら200℃に加熱した。ざらに、4.4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアナー)30部(0,12モル)を
加え、3時間反応させた。この時、インシアナートの残
存率は096カルポン酸及び醸無水物の残存率は0.2
%であった。本反応溶液を1(Mlのメタノールに投入
し再沈させ、減圧下で乾燥させて、ポリアミドイミドエ
ラストマーを得た。固有粘度(30℃、ヘーメチルー2
−ピロリドン中)は0.65 dll/Qであった。各
種性能評価をおこなった結果、・表2に示すように力学
物性・耐熱性共に良好な結果が得ら几た。
実施例9〜11 表2に示した組成で実施例8と同様にして各種ポリアミ
ドイミドエラストマーを得た。各種性能評価をおこなっ
た結果を表2に示す。
実施例9〜11で得られたポリアミドイミドエラストマ
ーについては表2に見られるように力学物性・耐熱性共
に良好な結果が得られた。
以下余白 実施例12 窒素雰囲気下1gの反応器に合成例2で得られた両末端
カルボキシル基のポリエステルF120部(0,04モ
ル)、無水トリメリット酸15,36部(0,08モル
〕、テトラメチレンスルホン496部及び1−メチル−
2−ホスホシン−1−オキ910.09部の混合物を仕
込み撹拌しながら200℃に加熱した。ざらに4.47
−ジフェニルメタンジイソシアナート30部(0,12
モル)を加え3時間反応させた。本反応溶液を71のメ
タノールに投入し、再沈させ減圧下で乾燥させて淡黄色
のゴム状物質を得た。このゴム状物質の固有粘度は30
℃N−メチル−2−ピロリドン溶媒で0.93dlr/
QまたGFC31定によるスチレン換算の分子量は約9
0,000であった。このものの赤外線吸収スペクトル
は1780CII−’ 1720CI!−” 1380
C11−’にイミド環に由来する吸収、1650G+1
−’  1530備−1にアミド基に由来する吸収17
20a1−” 1410G+1−’ 1170C11g
 ’にエステル愚に由来する吸収を示し、本性で得られ
たゴム状物はポリアミドイミドエラストマーであること
がわかった。各種性能評価を行なった結果を表3に示す
。本発明のエラストマーは、力学物性、弾性回復性、耐
熱性共に良好な結果を与えた。
実施例13〜18 表3に示した組成で実施例12と同様にして各種ポリア
ミドイミドエラストマーを得た。各種性能評価を行なっ
た結果を表3に示す。力学物性、耐熱性、弾性回復性共
に良好な結果が得られた。
実施例19 窒素雰囲気下、14!の反応器に合成例2で得られた両
末端カルボキシル基のポリエステルF80部(0,04
モル)、無水トリメリット酸7.68部(0,04モル
)、アゼライン酸5,64部(0,03モル)、アジピ
ン酸1646部(0,01モル)、テトラメチレンスル
ホン375部及び1−フェニル−2−ホスホシン−3−
メチル−1−オキシド0.15部の混合物を仕込み撹拌
しながら200℃に加熱した。ざらに4.4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアナー) 30 oB(0,12モ
ル)を加え3時間反応させた。本反応溶液を101のメ
タノールに投入し再沈させ、減圧下で乾燥させてポリア
ミドイミドエラストマーを得た。各種性能評価をおこな
った結果、・設3に示すように力学物性・耐熱性・弾性
回復性共に良好な結果が得られた。
実施例20,21 表3に示した組成で実施例19と同様にして各種ポリア
ミドイミドエラストマーを得た。各種性能評価をおこな
った結果を表3に示すように力学物性・耐熱性・弾性回
復性共に良好な結果か得らn“°          
         以下余白〔発明の効果〕 本発明のポリアミドイミドエラストマーは耐熱性に優れ
、ポリウレタンエラストマーに匹敵するメt ・の優几た力学的性能を有し、特に該ポリアミドイミド
エラストマー中に側鎖構造を導入した場合には、優れた
弾性回復性をも達成でさるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得らルたポリアミドイミドエラスト
マーの応カー伸び曲線を比較例1のポリアミドエラスト
マーと共に示したグ?フであり、第2図は、実施例1で
得られたポリアミドイミドエラストマーと比較例1めポ
リアミドエラストマーの動的粘弾性を示すグラフである

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に下記の構造単位( I )〜(IV)からな
    るポリアミドイミドエラストマーであり、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (IV) (Aは1種以上の分子量500〜10,000の高分子
    ジカルボン酸からカルボキシル基を除いた2価の基を示
    し、Rは1種以上の芳香族炭化水素残基を示し、Xおよ
    びX′は水素又は結合を示し、結合の場合は(III)の
    構造単位と結合しイミド環を形成し、R′は1種以上の
    炭素数4乃至18のジカルボン酸からカルボキシル基を
    除いた2価の基を示す。) ( I )、(III)、(IV)は必ず(II)の構造単位を介
    して各々結合しており、(III)は(II)と結合してイ
    ミド環を形成し、該ポリアミドイミドエラストマー中(
    I )+(III)+(IV)の総モル数は実質的に(II)の
    モル数に等しく、( I )乃至(IV)の合計を100モ
    ル%とした場合、( I )は3乃至49モル%、(III)
    +(IV)は1乃至47モル%であり、(III)と(IV)
    のモル比(III)/(IV)が10/90乃至100/0
    である数平均分子量5,000以上のポリアミドイミド
    エラストマー。
  2. (2)Aが分子量800〜5,000の両末端カルボキ
    シル基のポリエステルからカルボキシル基を除いた2価
    の基である特許請求の範囲第1項記載のポリアミドイミ
    ドエラストマー。
  3. (3)ポリエステルが脂肪族ポリエステルである特許請
    求の範囲第2項記載のポリアミドイミドエラストマー。
  4. (4)ポリエステルが炭素数4乃至18の脂肪族ジカル
    ボン酸と炭素数2乃至20の脂肪族ジオールとから製造
    される脂肪族ポリエステルである特許請求の範囲第3項
    記載のポリアミドイミドエラストマー。
  5. (5)ポリエステルがラクトンを開環重合して得られる
    脂肪族ポリエステルである特許請求の範囲第3項記載の
    ポリアミドイミドエラストマー。
  6. (6)Aが分子量800〜5,000の両末端カルボキ
    シル基のポリカーボネートからカルボキシル基を除いた
    2価の基である特許請求の範囲第1項記載のポリアミド
    イミドエラストマー。
  7. (7)ポリカーボネートが脂肪族ポリカーボネートであ
    る特許請求の範囲第6項記載のポリアミドイミドエラス
    トマー。
  8. (8)R′がテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸
    、アゼライン酸、セバチン酸、1,10−デカンジカル
    ボン酸からなる群より選ばれた一種以上のジカルボン酸
    からカルボキシル基を除いた2価の基である特許請求の
    範囲第1項記載のポリアミドイミドエラストマー。
  9. (9)( I )が7乃至35モル%である特許請求の範
    囲第1項記載のポリアミドイミドエラストマー。
  10. (10)[100×( I )]/[( I )+(III)+
    (IV)]が10乃至90モル%である特許請求の範囲第
    1項記載のポリアミドイミドエラストマー。
  11. (11)(III)/(IV)で示されるモル比が30/7
    0乃至100/0である特許請求の範囲第1項記載のポ
    リアミドイミドエラストマー。
  12. (12)(III)/(IV)で示されるモル比が50/5
    0乃至100/0である特許請求の範囲第1項記載のポ
    リアミドイミドエラストマー。
  13. (13)Rが▲数式、化学式、表等があります▼および
    /または▲数式、化学式、表等があります▼である特許
    請求の範囲第1項記載のポリアミドイミドエラストマー
  14. (14)(a)一種以上の分子量500〜10,000
    の高分子ジカルボン酸、 (b)一種以上の芳香族系有機ジイソシアナート、 (c)無水トリメリット酸および (d)炭素数4乃至180ジカルボン酸を (c)と(d)のモル比(c)/(d)を10/90乃
    至100/0として反応させることを特徴とするポリア
    ミドイミドエラストマーの製造方法。
  15. (15)高分子ジカルボン酸が分子量800〜5,00
    0の両末端カルボキシル基のポリエステルである特許請
    求の範囲第14項記載のエラストマーの製造方法。
  16. (16)ポリエステルが脂肪族ポリエステルである特許
    請求の範囲第15項記載のエラストマーの製造方法。
  17. (17)ポリエステルが炭素数4乃至18の脂肪族ジカ
    ルボン酸と炭素数2乃至20の脂肪族ジオールとから製
    造される脂肪族ポリエステルである特許請求の範囲第1
    6項記載のエラストマーの製造方法。
  18. (18)ポリエステルがラクトンを開環重合して得られ
    る脂肪族ポリエステルである特許請求の範囲第16項記
    載のエラストマーの製造方法。
  19. (19)高分子ジカルボン酸が分子量800〜5,00
    0の両末端カルボキシル基のポリカーボネートである特
    許請求の範囲第14項記載のエラストマーの製造方法。
  20. (20)ポリカーボネートが脂肪族ポリカーボネートで
    ある特許請求の範囲第19項記載のエラストマーの製造
    方法。
  21. (21)炭素数4乃至18のジカルボン酸がテレフタル
    酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチ
    ン酸、1,10−デカンジカルボン酸からなる群より選
    ばれた1種以上のジカルボン酸である特許請求の範囲第
    14項記載のエラストマーの製造方法。
  22. (22)(a)〜(d)の合計100モル%に対し(a
    )を3乃至49モル%の割合とする特許請求の範囲第1
    4項記載のエラストマーの製造方法。
  23. (23)(b)のモル数と(a)、(c)及び(d)の
    合計モル数の比、〔(b)/(a)+(c)+(d)〕
    が0.97乃至1.10である特許請求の範囲第14項
    記載のエラストマーの製造方法。
  24. (24)[100×(a)]/[(a)+(c)+(d
    )]が10乃至90モル%である特許請求の範囲第14
    項記載のエラストマーの製造方法。
  25. (25)(c)/(d)のモル比が30/70乃至10
    0/0である特許請求の範囲第14項記載のエラストマ
    ーの製造方法。
  26. (26)(c)/(d)のモル比が50/50乃至10
    0/0である特許請求の範囲第14項記載のエラストマ
    ーの製造方法。
  27. (27)芳香族系有機ジイソシアナートが4,4−ジフ
    ェニルメタンジイソシアナートおよび/またはトリレン
    ジイソシアナートである特許請求の範囲第14項記載の
    エラストマーの製造方法。
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