JP2013082610A - カーボンナノチューブ水分散液及びそれを用いて得られる複合シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定のアニオン性界面活性剤と特定の多糖類とからなる分散剤を含む水溶液にCNTを添加して分散させることによって達成される。又、この分散液を使用した塗工液をシート基材に塗工することにより、優れた電磁波抑制能、発熱能があるシートが得られる。
【選択図】なし
Description
又、無線LANの使用を想定した場合、隣戸間での干渉による通信スピードの低下や情報漏洩等の問題が発生するため、室内全体を電磁波シールドする必要も出てくる。
(1)メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、アルキレンマレイン酸共重合体塩からなるアニオン性界面活性剤のA群と、水溶性キシラン、キサンタンガム類、グアーガム類、ジェランガム類、カルボキシメチルセルロースからなる多糖類のB群とからそれぞれ一種以上を分散剤として用いたカーボンナノチューブ水分散液。
(2)カーボンナノチューブを下記の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)を満足する条件で分散させて得られるカーボンナノチューブ濃度が5.5質量%以上で且つブルックフィールド粘度計を用いて23℃、60rpmで測定した粘度が100〜5000mPa・sのカーボンナノチューブ水分散液。
(イ)メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、アルキレンマレイン酸共重合体塩からなるアニオン性界面活性剤のA群と、水溶性キシラン、キサンタンガム類、グアーガム類、ジェランガム類、カルボキシメチルセルロースからなる多糖類のB群とからそれぞれ一種以上を分散剤として用い、
(ロ)A群とB群の固形分比率をA:B=1:0.25〜4の範囲とし、
(ハ)A群とB群の固形分総量をカーボンナノチューブ100質量部に対して20〜90質量部とし、
(ニ)分散剤を含む水溶液にカーボンナノチューブを分散させる。
(3)(2)のカーボンナノチューブ水分散液にバインダーとして水分散樹脂をカーボンナノチューブ100質量部に対して固形分で20〜70質量部混合して得られる塗工液をシート基材に塗工することを特徴とするカーボンナノチューブ塗膜の形成方法。
(4)シート基材の少なくとも片面に(3)の塗膜の形成方法で塗膜が形成されてなる複合シート。
(5)シート基材の少なくとも片面に(3)の塗膜の形成方法で5g/m2以上の塗膜が形成されてなる、KEC法で測定したときの0.5〜1000MHzでの電界シールド性が15dB以上であり、且つ、マイクロストリップライン法に基づいた2〜18GHzでの伝送減衰率(Rtp)が15dB以上であることを特徴とする電磁波抑制シート。
(6)シート基材の少なくとも片面に(3)の塗膜の形成方法で5g/m2以上の塗膜が形成されてなる、発熱性試験として電極間が100mmでDC12Vを印加した際の5分後の温度上昇が25℃以上であることを特徴とする面状発熱シート。
(7)シート基材が難燃フィルムまたは難燃紙である(4)〜(6)のいずれかに記載のシート。
(8)難燃紙が、無機填料が15〜60質量%内添されセルロース繊維を主体繊維とする湿潤引張強さが0.40kN/m以上の原紙に、水分散樹脂、難燃剤及びサイズ剤が配合され、難燃剤配合量が固形分で70〜90質量%、サイズ剤の配合量が固形分で0.05〜1質量%、残余が水分散樹脂の固形分配合量である含浸液を含浸率20〜50質量%含浸されてなる含浸紙であることを特徴とする(7)記載のシート。
ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩としては例えばβ−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩が挙げられる。β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩としては例えば花王の商品名デモールNが挙げられる。
アルキレンマレイン酸共重合体塩としては例えばジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩が挙げられる。ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩としては例えば花王の商品名デモールEPが挙げられる。
水溶性キシランとしては例えば江崎グリコのものが挙げられる。
キサンタンガム類としては例えばキサンタンガムは三菱商事フードテックの商品名XGTが挙げられる。
グアーガム類としては例えばカルボキシメチル化グアーガムは三晶の商品名メイプロイド870、840Dが挙げられる。
ジェランガム類としては例えば、ジェランガムは三菱商事フードテックの商品名LG−10が挙げられる。
カルボキシメチルセルロースとしては例えばシーピー・ケルコ社(CP Kelco社)の商品名FINNFIX10000Pが挙げられる。
例えば無機繊維紙であるKJ特殊紙の商品名コーセランに樹脂含浸加工を施して含浸紙としてもよい。
湿潤紙力剤としては、メラミンホルムアルデヒド系、尿素ホルムアルデヒド系、ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン系湿潤紙力剤(以下、PAEと記載する)を内添すればよい。しかし、近年、メラミンホルムアルデヒド系、尿素ホルムアルデヒド系湿潤紙力剤については、遊離ホルムアルデヒドが発生し、作業環境の悪化を招くことから、PAEへの切り替えが進んでいる。又、PAEは、広範囲なpH領域で効果を発現できる等、機能的な面でも優れており、中性紙の生産が主である現状では、PAEが好ましい。中でも、低有機ハロゲンタイプが更に好ましい。ハロゲン量規制が厳しい場合は、ポリビニルアミン系の薬品を使用しても良い。添加量としては、必要な湿潤強度が発現する量をスラリーに添加すれば良いが、あまり添加量を多くすると無機填料が分散して無機填料歩留が低下する等、安定抄造に支障をきたす場合がある。又、地合を崩さない程度にアニオン性、ノニオン性の紙力剤を併用しても良い。本願の十分な湿潤強度とは、後処理工程において、樹脂含浸等に支障のない湿潤強度をいう。実施例に記載した方法により測定した場合、0.40kN/m以上である。湿潤強度が0.40kN/mより小さいと、水系の樹脂や難燃剤等を含浸する工程にて、断紙する確率が高くなってしまう。
尚、本発明の実施例における物性は以下の方法で評価した。
JIS P8135の一般法に準じて、測定を行った。
含浸紙に用いる原紙の湿潤引張強さは0.40kN/m以上が好ましい。
JIS P8113の一般法に準じて、測定を行った。
JIS P8124の一般法に準じて、測定を行った。
塗工液塗工後のシートの米坪としては、200g/m2以下が好ましい。
JIS P8118の一般法に準じて、測定を行った。
塗工液塗工後のシートの厚さとしては、0.300mm以下が好ましい。
JIS P8128の一般法に準じて、測定を行った。含浸紙に用いる原紙の灰分率(無機填料配合率)は15〜60%が好ましい。
難燃性試験については、UL94規格の垂直燃焼試験法にて実施した。紙はUL94V燃焼試験を、フィルムはUL94VTM燃焼試験を実施した。
以下に示す基準で評価した。
○…V−0、VTM−0相当レベル ×…V−0、VTM−0相当よりも劣るレベル
ブルックフィールド粘度計を用い、23℃、60rpmで測定した。測定は恒温恒湿室(23℃、50RH%)で行った。5000mPa・s以下が塗工用途に適した粘度として好ましい。
レーザー回折/散乱式粒子径測定装置(MT−3300EX;日機装製またはLA−920;堀場製作所製)で測定した。測定は恒温恒湿室(23℃、50RH%)で行った。メジアン径で0.1〜80μmが好ましく、0.2〜1.0μmが更に好ましい。
CNT塗工量(g/m2)は以下の式により算出する。
(数1)
CNT塗工量(g/m2)=塗工液塗工量(g/m2)÷(CNT質量部+分散剤質量部+バインダー質量部)×CNT質量部
(10)伝送減衰率
ノイズ抑制能の評価には、マイクロストリップライン法に基づいた伝送減衰率(Rtp)の測定を実施した(IEC62333−2 4.3)。測定は恒温恒湿室(23℃、50%RH)で行った。ネットワークアナライザー:ベクトルネットワークアナライザー37169A(アンリツ製)、測定器:TF−3B(0.1〜3GHz;キーコム製)、TF−18C(3〜18GHz;キーコム製)。結果はdBで表示し、dBの高い方が性能が良い。本発明ではマイクロストリップライン法に基づいた2〜18GHzでの伝送減衰率(Rtp)が15dB以上のものを可とした。
電磁波(電界)シールド性の評価には、KEC法を用いた。KEC法とは、一般社団法人関西電子工業振興センターによる電磁波シールド性の測定方法であり、上下又は左右対称に分割したシールドボックスに試験片を挟み込んで、スペクトルラムアナライザーにて電磁波の減衰度として電磁波シールド性を測定するものである。ネットワークアナライザー;ベクトルネットワークアナライザー37269B(アンリツ製)、測定評価冶具;電界シールド測定用。測定は恒温恒湿室(23℃、50RH%)で行った。結果はdBで表示し、dBの高い方が性能が良い。本発明ではKEC法で測定したときの0.5〜1000MHzでの電界シールド性が15dB以上のものを可とした。
測定サンプルを長さ120mm、幅100mmの大きさにした。このサンプルに長さ方向の間隔が100mmとなるように、導電性ペースト(ペルトロンK-3110;ペルノックス製)を幅2mm、厚さ0.1mmでCNT塗膜面に塗布し、120℃で10分間硬化させて電極を設けた。この電極に直流安定化電源(521C;Metronix社製)を接続し、DC12Vの電圧を印加し、5分後の表面温度を放射温度計(IR−308:カスタム社製)で測定した。尚、測定サンプルは、発泡スチロール上に置き、恒温恒湿室(23℃,50%RH)で測定を行った。
結果は、電圧を印加する前の測定サンプルの表面温度から印加5分後での表面温度がどの程度上昇したかで評価した。評価基準を以下に示す。
30℃以上上昇…◎
25℃以上30℃未満上昇…○
25℃未満…×
(含浸液の調整)
固形分でリン酸グアジニン系難燃剤(商品名フランPTW;大和化学工業製)100質量部に対して、アクリル樹脂(商品名ボンコートSFC−571;DIC製)20質量部、アルキルケテンダイマー系サイズ剤(商品名AS−263;星光PMC製)0.4質量部を加えて、固形分濃度が42%となるように水希釈して含浸液を調整した。
LBKPを単独配合したパルプに、二酸化チタン、PAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪60.9g/m2、無機填料率(以下、灰分)20%、湿潤強度0.46kN/mの原紙を得た。この原紙に、調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙は難燃性がV−0基準相当の難燃紙であった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKPを80質量%、NBKPを20質量%配合したパルプに二酸化チタン、PAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪79.8g/m2、灰分35%、湿潤強度0.49kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙は難燃性がV−0基準相当の難燃紙であった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKPを単独配合したパルプに酸化鉄、ケイ酸マグネシウム、PAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪79.8g/m2、灰分15%、湿潤強度0.53kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙は難燃性がV−0基準相当の難燃紙であった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKPを80質量%、NBKPを20質量%配合したパルプに二酸化チタン、PAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪120.8g/m2、灰分57%、湿潤強度0.58kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙は難燃性がV−0基準相当の難燃紙であった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKPを単独配合したパルプにPAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪30.7g/m2、湿潤強度0.40kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙の難燃性はV−0基準には至らなかった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKP10質量%、NBKP90質量%に配合したパルプにPAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪38.7g/m2、湿潤強度0.49kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙の難燃性はV−0基準には至らなかった。
得られたシート物性を表1に示す。
LBKPを80質量%、NBKPを20質量%配合したパルプに二酸化チタン、PAE系湿潤紙力剤、カチオン性凝結剤、アルミン酸ナトリウムを加えてスラリーを調整した。このスラリーを長網抄造して、米坪78.9g/m2、灰分33%、湿潤強度0.46kN/mの原紙を得た。この原紙に調整した含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥し、含浸紙を得た。この含浸紙は難燃性がV−0基準相当の難燃紙であった。
得られたシート物性を表1に示す。
(CNT分散液及び塗工液の調整)
水にCNT100質量部に対して、固形分で20〜90質量部の分散剤を添加して、攪拌機で1〜2分撹拌した。この水溶液にCNTを添加し、超音波ホモジナイザー(US−600fcat;日本精機製、振幅40μm)で分散処理した。分散処理の目安は、CNTの粒径がレーザー回折/散乱式粒粒子径測定装置(MT―3300EX;日機装製またはLA−920;堀場製作所製)を使用して測定した際、メジアン径で0.10〜80μmとなり、且つ、ブルックフィールド粘度計を用いて、23℃,60rpmで測定した場合の粘度が塗工適性粘度の5000mPa・s以下までとした。このCNT水分散液に水分散樹脂としてアクリル樹脂(商品名ボンロンS416−BF;三井化学製)をCNT100質量部に対し固形分で30質量部加えて、マグネティックスターラーで攪拌したものを塗工液とした。
(実施例1)
作製例1で得られる難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.2g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−1に、シート物性を表3−1に示した。
作製例2で得られる難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.2g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−1に、シート物性を表3−1に示した。
作製例3で得られる難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.4g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−1に、シート物性を表3−1に示した。
作製例4で得られる難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.7g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−1に、シート物性を表3−1に示した。
実施例2と同様に作製例2で得られる難燃紙を用いた。調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が5.5g/m2であるシートを得た。
CNT分散液組成を表2−1に、シート物性を表3−1に示した。
(実施例6)
作製例7で得られる難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が8.3g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が5.8g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.5g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.5g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.9g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.8g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.7g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.6g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.2g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.2g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−2、シート物性を表3−2に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.0g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.1g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.5g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.8g/m2のシートを得た。
分散剤としてFINNFIX-10000P(カルボキシメチルセルロース)を単独使用してCNT分散液の調整を行っていたが、CNT濃度が5%になった際のCNT分散液の粘度上昇が認められたため、ここまでで中止した。
CNT分散液組成を表2−3に示した。
実施例1と同じく作製例1で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が3.2g/m2のシートを得た。
分散剤は水溶性キシラン(江崎グリコ製)単独であるが、CNT濃度を3.5%よりも高くすると、液粘度が適性粘度より上がってしまった。CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。2GHzでの伝送減衰率が不十分であった。
CNTの分散剤として、カルボキシメチル化グアーガム(メイプロイド870;三晶製)を使用した以外は、比較例2と同様な方法でCNT塗工量が3.0g/m2のシートを得た。
CNT水分散液のCNT濃度を3.0%よりも高くすると、液粘度が適性粘度より上がってしまった。CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。2GHzでの伝送減衰率が不十分であった。
CNTの分散剤として、メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(デモールMS;花王製)を使用した以外は、比較例2と同様な方法でCNT塗工量が3.0g/m2のシートを得た。
CNT水分散液の調整を行ったが、CNT濃度を3.0%よりも高くすると、ブロッキング(未分散CNTによる機器の詰まり)が多発し、これ以上の分散が困難であった。CNT分散液組成を表2−3、シート物性を表3−3に示した。2GHzでの伝送減衰率が不十分であった。
(実施例20)
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が5.6g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−4シ−ト物性を表3−4に示した。
実施例6と同じく作製例7で得られる難燃紙を用いた。この難燃紙に、調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が6.3g/m2のシートを得た。更にこのシートの上に、アクリル樹脂エマルジョン(商品名アルテマックスE−218;三井化学製)をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させて、トップコートした。トップコートの塗工量は1.5g/m2であった。
CNT分散液組成を表2−4、シ−ト物性を表3−4に示した。
実施例21で得られたシートにカレンダー処理を行った。熱カレンダー処理は表面の平滑性を出すだけでなく、厚さを抑える効果や、脱落異物を更に軽減させる効果が期待できる。
CNT分散液組成を表2−4、シ−ト物性を表3−4に示した。
シート基材として、難燃フィルム(商品名ルミラーZV10#40;東レ製)を使用した。ルミラーZV10#40は難燃性がUL規格においてUL94VTM−0の45μmの難燃フィルムである。この難燃フィルムに調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が5.7g/m2のシートを得た。
CNT分散液組成を表2−4、シ−ト物性を表3−4に示した。
シート基材として、無機繊維紙(商品名コーセラン;KJ特殊紙製)に作製例の含浸液を含浸したものを使用した。米坪120g/m2のコーセランに含浸液を含浸機で手含浸にて含浸し、140℃のシリンダードライヤーで5分間乾燥させた。更にこのシート基材に調整した塗工液をワイヤーバーにて塗工し、乾燥機(120℃,5分間)で乾燥させ、CNT塗工量が7.3g/m2のシートを得た。ここで、コーセランに含浸液を含浸させたのは、塗工のためにサイズ性を持たせることと、コーセランに漉き込まれているセラミック粉の脱落を抑えることが主である。
CNT分散液組成を表2−4、シ−ト物性を表3−4に示した。
(CNT水分散液の安定性評価方法)
調整済のCNT水分散液300gを500mlポリ容器に入れて、蓋をし、恒温恒湿条件(23℃、50RH%)にて、72時間静置後、下に示す基準で評価した。
流動性を保っているもの…○
攪拌すると流動性を取り戻すもの…△
ゲル化してしまい流動性のないもの…×
本発明の分散剤の組み合わせでは、実施例19ではCNT水分散液濃度7.0質量%で粘度が120mPa・sのものも得られている。
本発明のCNT濃度5.5質量%以上のCNT水分散液にバインダーとして水分散樹脂を混合してなる塗工液をシート基材に塗工すると、1回の塗工でCNTとして5.0g/m2以上塗工されていることも明らかである。
比較例2〜4では5000mPa・s以下の適性粘度ではCNT濃度が5.5質量%未満のCNT水分散液しか得られないため、水分散樹脂と混合して塗工液としても、1回の塗工でCNTとして5.0g/m2までは塗工できていない。
Claims (8)
- メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、アルキレンマレイン酸共重合体塩からなるアニオン性界面活性剤のA群と、水溶性キシラン、キサンタンガム類、グアーガム類、ジェランガム類、カルボキシメチルセルロースからなる多糖類のB群とからそれぞれ一種以上を分散剤として用いたカーボンナノチューブ水分散液。
- カーボンナノチューブを下記の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)を満足する条件で分散させて得られるカーボンナノチューブ濃度が5.5質量%以上で且つブルックフィールド粘度計を用いて23℃、60rpmで測定した粘度が100〜5000mPa・sのカーボンナノチューブ水分散液。
(イ)メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、アルキレンマレイン酸共重合体塩からなるアニオン性界面活性剤のA群と、水溶性キシラン、キサンタンガム類、グアーガム類、ジェランガム類、カルボキシメチルセルロースからなる多糖類のB群とからそれぞれ一種以上を分散剤として用い、
(ロ)A群とB群の固形分比率をA:B=1:0.25〜4の範囲とし、
(ハ)A群とB群の固形分総量をカーボンナノチューブ100質量部に対して20〜90質量部とし、
(ニ)分散剤を含む水溶液にカーボンナノチューブを分散させる。 - 請求項2のカーボンナノチューブ水分散液にバインダーとして水分散樹脂をカーボンナノチューブ100質量部に対して固形分で20〜70質量部混合して得られる塗工液をシート基材に塗工することを特徴とするカーボンナノチューブ塗膜の形成方法。
- シート基材の少なくとも片面に請求項3の塗膜の形成方法で塗膜が形成されてなる複合シート。
- シート基材の少なくとも片面に請求項3の塗膜の形成方法で5g/m2以上の塗膜が形成されてなる、KEC法で測定したときの0.5〜1000MHzでの電界シールド性が15dB以上であり、且つ、マイクロストリップライン法に基づいた2〜18GHzでの伝送減衰率(Rtp)が15dB以上であることを特徴とする電磁波抑制シート。
- シート基材の少なくとも片面に請求項3の塗膜の形成方法で5g/m2以上の塗膜が形成されてなる、発熱性試験として電極間が100mmでDC12Vを印加した際の5分後の温度上昇が25℃以上であることを特徴とする面状発熱シート。
- シート基材が難燃フィルムまたは難燃紙である請求項4〜6のいずれかに記載のシート。
- 難燃紙が、無機填料が15〜60質量%内添されたセルロース繊維を主体繊維とする湿潤引張強さが0.40kN/m以上の原紙に、水分散樹脂、難燃剤及びサイズ剤が配合され、難燃剤配合量が固形分で70〜90質量%、サイズ剤の配合量が固形分で0.05〜1質量%、残余が水分散樹脂の固形分配合量である含浸液を含浸率20〜50質量%含浸されてなる含浸紙であることを特徴とする請求項7記載のシート。
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