JP2013075956A - 感温性相変化型水性組成物、紙用塗工剤、塗工紙および塗工紙の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】PVA系樹脂(A)、2以上のヒンダードアミノ基を有する化合物(B)および水を含み、樹脂(A)が酸基を有する構造単位を5〜40モル%有し、樹脂(A)の酸基と化合物(B)のヒンダードアミノ基との間に働く相互作用によって樹脂(A)および化合物(B)間に架橋構造が形成され、当該架橋構造によるネットワーク中に水が取り込まれた含水ゲルが形成されるゲル相と;前記架橋構造の形成が阻害され、樹脂(A)および化合物(B)がそれぞれ水中に溶解又は分散した水性液状体が形成されるゾル相と;を示し、両相の相変化が熱可逆的な感温性相変化型水性組成物とする。
【選択図】なし
Description
本発明の水性組成物は、酸基を有する構造単位Xを全構造単位の5〜40モル%有するPVA系樹脂(A)を含む。樹脂(A)は、構造単位Xの含有率に関する上記限定が満たされる限り特に限定されない。樹脂(A)として、公知のPVA系樹脂の使用が可能である。
本発明の水性組成物は、2以上のヒンダードアミノ基を有する化合物(B)を含む。化合物(B)は、ゾル相およびゲル相においてアミド結合の形成を抑制し、ゲル相においてイオン性相互作用による架橋構造の形成を確実とするために、1分子中に2以上のヒンダードアミノ基を有する。酸とヒンダードアミノ基は1対で相互作用するため、2以上のヒンダードアミノ基を有することで、分子間架橋を形成することができる。化合物(B)が繰り返し単位を有する場合、例えば高分子量の化合物である場合は、化合物(B)が、2以上のヒンダードアミノ基を有する繰り返し単位を有すればよい。好ましくは、化合物(B)が2以上のヒンダードアミノ基を有する繰り返し単位を主たる繰り返し単位(含有率にして50モル%以上)として有し、より好ましくは、化合物(B)が2以上のヒンダードアミノ基を有する繰り返し単位(繰り返し単位は1種であっても2種以上であってもよい)からなる。
本発明の水性組成物は、PVA系樹脂(A)と2以上のヒンダードアミノ基を有する化合物(B)と水とを含む。本発明の水性組成物における化合物(B)の含有量は、樹脂(A)100質量部に対して0.1〜20質量部が好ましく、0.5〜20質量部がより好ましく、0.5〜10質量部がさらに好ましい。当該含有量が0.1質量部未満になると、樹脂(A)と化合物(B)との間の架橋構造の形成が不十分となり、本発明の効果が得られないことがある。当該含有量が20質量部を超えると、樹脂(A)と化合物(B)との相溶性の確保が難しくなることがある。樹脂(A)と化合物(B)との相溶性が確保できないと、低分子量の化合物(B)では形成した塗工層から化合物(B)がブリードアウトしたり、高分子量の化合物(B)では塗工層の造膜性が低下したりする。当該含有量の下限は、1質量部以上が好ましく、1.5質量部以上がより好ましく、2質量部以上がさらに好ましい。
本発明の紙用塗工剤は本発明の水性組成物からなる。本発明の紙用塗工剤の紙面への塗工によって、樹脂(A)を含む耐水性に優れる塗工層が紙面に形成される。
実施例1〜5および比較例1〜4で作製した水性組成物について、温度変化による粘度の変化をブルックフィールド製粘度計「LVDVII+Pro」を用いて評価した。作製した水性組成物の粘度を、(I)25℃で1時間保持した時点、(II)その後、加熱して80℃で1時間保持した時点、(III)さらに冷却して25℃で1時間保持した時点、の3つの時点で測定した。そして、昇温時((I)→(II))および降温時((II)→(III))のそれぞれの温度変化に対する水性組成物の粘度の変化を評価し、温度変化の前後における水性組成物の粘度について、低い方の値に対する高い方の値の比が10以上となった場合をA、それ以外の場合をBとした。昇温時および降温時ともに粘度の変化がAであれば、評価した水性組成物における温度変化に伴う粘度の変化が大きく、かつ当該変化が温度変化に対して可逆的である(熱可逆性あり)といえる。昇温時の変化がA、降温時の変化がBであれば、昇温時に大きく粘度が変化するものの、評価した水性組成物における粘度の変化が温度変化に対して不可逆的である(熱可逆性なし)といえる。昇温時および降温時の双方の変化がBであれば、評価した水性組成物における粘度の変化が小さい、例えばゲル相およびゾル相を示さない組成物である、といえる。本明細書においては、昇温時および降温時ともに粘度の変化がAであるものを「熱可逆性あり」と、それ以外のものを「熱可逆性なし」として評価した。
実施例および比較例で作製した塗工フィルムを10cm×5cmのサイズに切り出し、その重量(浸水前重量)を測定した。次に、重量測定後の塗工フィルムを25℃の水に浸漬し、24時間静置した。静置後の塗工フィルムを取り出し十分に乾燥させた後、その重量(浸水後重量)を測定した。浸水前重量と浸水後重量との差(溶出量)を求め、浸水前重量に対する溶出量の比(溶出率)を求めた。溶出率が小さいほど、塗工フィルムの耐水性が高いといえる。
ポリビニルアルコール−b−ポリアクリル酸共重合体(P−1)の合成
還流冷却管および撹拌翼を備える内容積3Lの四つ口セパラブルフラスコに、イオン交換水737gおよび分子末端にメルカプト基を有するポリビニルアルコール(PVA、重合度1500、けん化度98.5モル%)100gを仕込み、これを撹拌しながら90℃まで加熱して、PVAをイオン交換水に溶解させた。次に、得られたPVA水溶液を室温まで冷却し、これにアクリル酸モノマー44.4gを攪拌しながら添加した後、フラスコ内の水溶液を70℃まで加温するとともに、当該水溶液に窒素を30分間バブリングすることで系内を窒素置換した。その後、過硫酸カリウムの2.5質量%水溶液37.6mLを90分かけて逐次的にフラスコ内に投入して、PVAとアクリル酸とのブロック共重合反応を開始、進行させた。重合反応は、過硫酸カリウムの添加後も系内温度を75℃にして60分間、さらに進行させた。その後、フラスコ内を冷却し、固形分換算で13質量%の濃度を有するPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−1)の水溶液を得た。得られた水溶液の一部を取り出し、それを乾燥して得たポリマー片に対してプロトン核磁気共鳴(1H−NMR、270MHz)による組成評価を行ったところ、共重合体(P−1)におけるアクリル酸単位の含有率は20モル%であった。なお、NMR測定にあたり、重溶媒には重水を用いた。
ポリビニルアルコール−b−ポリアクリル酸共重合体(P−2)の合成
還流冷却管および撹拌翼を備える内容積3Lの四つ口セパラブルフラスコに、イオン交換水737gおよび分子末端にメルカプト基を有するPVA(重合度1500、けん化度98.5モル%)100gを仕込み、これを撹拌しながら90℃まで加熱して、PVAをイオン交換水に溶解させた。次に、得られたPVA水溶液を室温まで冷却し、これにアクリル酸モノマー19.8gを攪拌しながら添加した後、フラスコ内の水溶液を70℃まで加温するとともに、当該水溶液に窒素を30分間バブリングすることで系内を窒素置換した。その後、過硫酸カリウムの2.5質量%水溶液37.6mLを90分かけて逐次的にフラスコ内に投入して、PVAとアクリル酸とのブロック共重合反応を開始、進行させた。その後、フラスコ内を冷却し、固形分換算で13質量%の濃度を有するPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−2)の水溶液を得た。得られた水溶液の一部を取り出し、それを乾燥して得たポリマー片に対してプロトン核磁気共鳴(1H−NMR、270MHz)による組成評価を行ったところ、共重合体(P−2)におけるアクリル酸単位の含有率は10モル%であった。なお、NMR測定にあたり、重溶媒には重水を用いた。
ポリビニルアルコール−無水マレイン酸共重合体(P−3)の合成
撹拌機、還流冷却管、アルゴン導入管、ディレー溶液の滴下口および重合開始剤の添加口を備える内容積3Lの反応器に、酢酸ビニルモノマー640g、メタノール199g、コモノマーとして無水マレイン酸モノマー0.84gを仕込み、アルゴンを30分間バブリングすることで系内をアルゴン置換した。これとは別に、無水マレイン酸をメタノールに溶解させて濃度5質量%とした溶液(ディレー溶液)を調製した。なお、ディレー溶液についても、アルゴンガスのバブリングによるアルゴン置換を実施した。
樹脂(A)として合成例1で得たPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−1)の水溶液(固形分換算で濃度13質量%)11.5gに、以下の式(1)に示す、1分子あたり4つのヒンダードアミノ基を有する化合物(B)(ADEKA製、LA−57)0.075g、水9.23gおよびメタノール9.23gを加えて攪拌し、共重合体(P−1)を5質量%の濃度で含む水性組成物を作製した。化合物(B)の添加量は、樹脂(A)100質量部に対して5質量部であった。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果を以下の表2に、それぞれ示す。実施例1で作製した水性組成物は、25℃では含水ゲルが形成されたゲル相、80℃では水性液状体が形成されたゾル相の状態をとった。ゲル相とゾル相との相変化は可逆的であり、25℃における水性組成物の粘度は、一度80℃とした後もほぼ同一であった。実施例2〜5で作製した水性組成物もこれと同様の形態の変化を示すが、これらの水性組成物の粘度評価では、ゲル相とゾル相との間の相変化の前後における粘度の変化を評価したことになる。
樹脂(A)として、合成例1で得たPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−1)の代わりに、合成例2で得たPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−2)を用いた以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。実施例2で作製した水性組成物は、25℃では含水ゲルが形成されたゲル相、80℃では水性液状体が形成されたゾル相の状態をとった。ゲル相とゾル相との相変化は可逆的であり、25℃における水性組成物の粘度は、一度80℃とした後もほぼ一定であった。
化合物(B)の添加量を2倍の0.15gとした以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。化合物(B)の添加量は、樹脂(A)100質量部に対して10質量部であった。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。実施例3で作製した水性組成物は、25℃では含水ゲルが形成されたゲル相、80℃では水性液状体が形成されたゾル相の状態をとった。ゲル相とゾル相との相変化は可逆的であり、25℃における水性組成物の粘度は、一度80℃とした後もほぼ一定であった。
化合物(B)としてADEKA製、LA−57の代わりに、以下の式(2)に示す1つの繰り返し単位あたり2個のヒンダードアミノ基を有する化合物(BASFジャパン製、CHIMASSORB944FDL)0.038gを用いた以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。化合物(B)の添加量は、樹脂(A)100質量部に対して2.5質量部であった。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。実施例4で作製した水性組成物は、25℃では含水ゲルが形成されたゲル相、80℃では水性液状体が形成されたゾル相の状態をとった。ゲル相とゾル相との相変化は可逆的であり、25℃における水性組成物の粘度は、一度80℃とした後もほぼ一定であった。
化合物(B)の添加量を2倍の0.075gとした以外は実施例4と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。化合物(B)の添加量は、樹脂(A)100質量部に対して5質量部であった。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。実施例5で作製した水性組成物は、25℃では含水ゲルが形成されたゲル相、80℃では水性液状体が形成されたゾル相の状態をとった。ゲル相とゾル相との相変化は可逆的であり、25℃における水性組成物の粘度は、一度80℃とした後もほぼ一定であった。
化合物(B)を添加しなかった以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。比較例1で作製した水性組成物では含水ゲルが全く形成されず、当該水性組成物は、25℃、80℃いずれの場合も樹脂(A)が水に溶解又は分散した液状体であった。
化合物(B)の代わりに、ヒンダードアミン基を有さないポリエチレンイミン(日本触媒製、エポミン)を架橋剤として用いた以外は実施例1と同様にして、水性組成物を作製した。ポリエチレンイミンの添加量は、樹脂(A)100質量部に対して5質量部であった。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。比較例2で作製した水性組成物は、架橋剤を添加した後、直ちにゲル化し含水ゲルとなった。ゲル化した当該水性組成物は、80℃に昇温しても流動性を示さず、塗工フィルムの作製が不可能であった。
合成例1で得たPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−1)の代わりに、合成例3で得たPVA−ポリ無水マレイン酸ブロック共重合体(P−3)を用いた以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。比較例3で作製した水性組成物は、架橋剤を添加した後に若干の増粘が認められたものの、粘度評価において設定したいずれの温度においても含水ゲルは形成されず、また、温度変化による10倍以上の粘度変化も認められなかった。
合成例1で得たPVA−ポリアクリル酸ブロック共重合体(P−1)の代わりに、市販のポリビニルアルコール樹脂(クラレ製、PVA−117)0.75gと、市販のポリアクリル酸樹脂(日本触媒製、アクアリックAS58)0.75gとの混合物を使用した以外は実施例1と同様にして、水性組成物および塗工フィルムを作製した。作製した水性組成物の組成を以下の表1に、作製した水性組成物に対する粘度評価結果および塗工フィルムに対する耐水性評価結果を以下の表2にそれぞれ示す。比較例4で作製した水性組成物は、粘度評価において設定したいずれの温度においても含水ゲルは形成されず、増粘もほとんど認められなかった。
Claims (7)
- ポリビニルアルコール系樹脂(A)、2以上のヒンダードアミノ基を有する化合物(B)および水を含み、
前記樹脂(A)が、酸基を有する構造単位を全構造単位の5〜40モル%有し、
前記樹脂(A)の酸基と前記化合物(B)のヒンダードアミノ基との間に働く相互作用によって前記樹脂(A)および前記化合物(B)間に架橋構造が形成され、当該架橋構造によるネットワーク中に前記水が取り込まれた含水ゲルが形成されるゲル相と、
前記相互作用による前記架橋構造の形成が阻害され、前記樹脂(A)および前記化合物(B)がそれぞれ前記水中に溶解又は分散した水性液状体が形成されるゾル相とを示し、
前記ゲル相と前記ゾル相との間の相変化が熱可逆的である、感温性相変化型水性組成物。 - 前記樹脂(A)100質量部に対して前記化合物(B)を0.1〜20質量部含む、請求項1に記載の感温性相変化型水性組成物。
- 前記酸基を有する構造単位が(メタ)アクリル酸単位である請求項1又は2に記載の感温性相変化型水性組成物。
- 前記樹脂(A)が前記酸基を有する構造単位からなる重合体ブロックを有するブロック共重合体である、請求項1〜3のいずれかに記載の感温性相変化型水性組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の感温性相変化型水性組成物からなる紙用塗工剤。
- 請求項5に記載の塗工剤を紙面に塗工して得た塗工層を有する塗工紙であって、
前記塗工層が前記水性組成物に含まれる前記樹脂(A)の酸基と前記化合物(B)のヒンダードアミノ基とが反応して形成されるアミド結合により架橋された樹脂(A)と化合物(B)との架橋体を含む、塗工紙。 - 塗工により前記水性組成物に含まれる水を揮発させることで、当該組成物に含まれる前記樹脂(A)の酸基と前記化合物(B)のヒンダードアミノ基との間に脱水縮合反応を進行させてアミド結合を形成し、該アミド結合により架橋された樹脂(A)と化合物(B)の架橋体を含む塗工層を形成する工程を含む、請求項6に記載の塗工紙の製造方法。
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