JP2013075472A - パンク修理用のキャップユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】第1、第2の流路の開閉を確実化しながら、キャップユニットの嵌め合い精度を緩和できる。
【解決手段】コンプレッサからの圧縮空気をボトル容器内に送り込む第1の流路、及びボトル容器からパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す第2の流路を有するキャップ本体、並びに第1、第2の流路を閉じる互いに独立した第1、第2の閉止栓を具える。キャップ本体は、口部取付け凹部の底面から立上がりかつ第1の閉止栓が嵌着される第1の閉止栓取付部分を設けたボス部を有し、該第1の閉止栓取付部分よりも内側、外側に、第1の流路の上開口部、及び第2の流路の上開口部が開口する。第2の閉止栓は、手動によって移動できかつ該移動によって第2の流路を開く。
【選択図】図2

Description

本発明は、パンク修理液を収容したボトル容器の口部に取り付けられ、コンプレッサからの圧縮空気により、パンクしたタイヤにパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するパンク修理用のキャップユニットに関する。
例えば下記の特許文献1には、図6に示すように、ボトル容器aの口部a1に取り付けられ、コンプレッサdからの圧縮空気により、パンクしたタイヤtにパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するパンク修理用のキャップユニットbが記載されている。
このキャップユニットbは、コンプレッサdからの圧縮空気をボトル容器a内に送り込む第1の流路eと、この圧縮空気の送り込みにより前記ボトル容器aからパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す第2の流路fとを具えるキャップ本体g、及び前記第1、第2の流路e、fを同時に閉じる一つの蓋状の閉止栓hから構成される。
具体的には、前記キャップ本体gは、ボトル容器aの口部a1を螺着する取付け凹部g1の底面から立ち上がるボス部g2を具える。このボス部g2は、その外周面によって、前記閉止栓hが弾性的に嵌着される閉止栓取付部分jを形成するとともに、閉止栓取付部分jよりも内側に、前記第1、第2の流路e、fの上開口部e1、f1を開口させている。又前記閉止栓hは、前記ボス部g2の外周面(閉止栓取付部分j)に嵌着され第1の流路eを閉じる閉止栓本体haと、前記上開口部f1に嵌着されて第2の流路fを閉じる栓軸部hbとが一体に形成されている。
そしてキャップユニットbはボトル容器aを装着した装着状態にて車載保管される。そしてパンク修理の際には、この装着状態のキャップユニットbに配管を施してコンプレッサdを作動させる。これにより、圧縮空気が第1の流路eをへて閉止栓本体ha内に流れ込み、その内圧上昇によって、前記閉止栓hを自動的に取り外し第1、第2の流路e、fを開放させるのである。
従って前記閉止栓hでは、保管時には外れず、逆にパンク修理時には圧縮空気によって容易に外れることが必要である。そのために、前記閉止栓hとキャップ本体gとの間の嵌め合い寸法の精度を高め、閉止栓hとキャップ本体gとの間の嵌合力を高精度で管理することが要求される。
しかし従来構造では、前記閉止栓本体haと栓軸部hbとの双方に嵌合バラツキが発生する。そのため嵌め合い寸法によりいっそう高い精度が要求され、歩留まり率の低下、及び製品検査工程での行程コストの上昇を招いている。
しかも従来構造では、前記閉止栓本体haの嵌合、及び栓軸部hbの嵌合が同時に外れることが必要であり、例えば栓軸部hbが先に外れかかって隙間が生じた場合、閉止栓本体ha内の圧縮空気がその隙間から第2の流路fに流出するため、閉止栓本体haの内圧が上昇しなくなる。逆に、閉止栓本体haが先に外れかかって隙間が生じた場合には、その隙間から圧縮空気がボトル容器a内に漏れ出してボトル容器a内の圧力が上昇するため、閉止栓本体haの内外の圧力差が減少する。その結果、何れの場合も閉止栓hがボス部g2から外れなくなる。このように、閉止栓本体haと栓軸部hbとが同時に外れることが必要であり、このことも高精度が必要な要因となっている。
特開2009−23123号公報
そこで本発明は、前記閉止栓取付部分よりも外側に第2の流路の上開口部を開口させ、前記第1の流路を閉じる閉止栓とは独立した別の閉止栓によって前記第2の流路を閉止するとともに、前記別の閉止栓の手動による移動によって前記第2の流路を開くことを基本として、第1、第2の流路の開閉を確実化しながら、キャップユニットの嵌め合い精度を緩和でき、キャップユニットの歩留まり率の低下、及び製品検査工程の行程コストの上昇などを抑えうるパンク修理用のキャップユニットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、パンク修理液を収容したボトル容器の口部に取り付くとともに、コンプレッサからの圧縮空気を前記ボトル容器内に第1の流路をへて取り込む取入れ口部、及びこの圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器からパンク修理液と圧縮空気とを第2の流路をへて順次取り出す取出し口部を有するキャップ本体、
並びに前記第1、第2の流路を閉じる閉止手段を具えたキャップユニットであって、
前記閉止手段は、前記第1の流路を閉じる第1の閉止栓と、この第1の閉止栓とは独立して形成されかつ前記第2の流路を閉じる第2の閉止栓とからなるとともに、
前記キャップ本体は、前記ボトル容器の口部を挿入して固定する口部取付け凹部と、この口部取付け凹部の底面から立上がりかつ前記第1の閉止栓が弾性的に嵌着される第1の閉止栓取付部分を設けたボス部とを有し、
しかも前記ボス部の前記第1の閉止栓取付部分よりも内側に、前記第1の流路の上開口部を開口させ、かつ前記第1の閉止栓取付部分よりも外側に、前記第2の流路の上開口部を開口させるとともに、
前記第1の閉止栓は、コンプレッサからの圧縮空気により第1の流路が圧力上昇することによって前記第1の閉止栓取付部分から外れて第1の流路を開き、かつ前記第2の閉止栓は、手動によって移動できかつ該移動によって前記第2の流路を開くことを特徴としている。
また請求項2では、前記第2の流路は、前記上開口部から下方にのびる第2の縦流路部と、この第2の縦流路部に交わり部P2で連なりかつ該交わり部P2から前記取出し口部の先端開口部までのびる第2の横流路部とを具え、
前記第2の閉止栓は、前記第2の横流路部内に介在して該第2の横流路部を閉じるとともに、手動によって第2の横流路部に沿って移動し該第2の横流路部を開くことを特徴としている。
また請求項3では、前記取出し口部には、内端側が前記第2の横流路部内に摺動可能に内挿されかつ外端側にホース連結部が形成されたホース連結筒が配されるとともに、
前記ホース連結部にホースを差し込む際の押し込みによって、前記第2の閉止栓は、ホース連結筒とともに内側に移動し、前記第2の横流路部を開くことを特徴としている。
また請求項4では、前記第1の流路の上開口部は、キャップユニットに前記ボトル容器が装着された装着状態において、ボトル容器内に収容されたパンク修理液の液面よりも上方に位置することを特徴としている。
また請求項5では、前記第2の流路の上開口部は、前記口部取付け凹部の底面で開口することを特徴としている。
本発明は叙上の如く、ボス部に設けた第1の閉止栓取付部分よりも内側に、第1の流路の上開口部を開口させ、前記第1の閉止栓取付部分に第1の閉止栓を嵌着することで、第1の流路を閉止している。又第1の閉止栓取付部分よりも外側に、第2の流路の上開口部を開口させ、この第2の流路を前記第1の閉止栓とは独立した別の第2の閉止栓によって閉止している。
従って、圧縮空気による第1の流路の圧力上昇によって、第1の閉止栓のみを取り外すことができる。即ち、第2の閉止栓による嵌め合いの影響を受けることがなく、しかも第2の閉止栓と同時に取り外す必要もなくなるため、第1の閉止栓の嵌め合い精度を緩和しうる。又第2の閉止栓は、手動によって移動可能であり、かつこの移動によって第2の流路を開放させる。従って、第2の閉止栓においても高い嵌め合い精度が不要となる。
その結果、キャップユニットの形成時の歩留まり率の低下、及び製品検査工程の行程コストの上昇などを抑えながら、保管時に閉止栓が外れて液漏れが生じというトラブル、及び使用時に閉止栓が外れなくなってパンク修理作業が行えなくなるというトラブルを防止することが可能となる。
本発明のキャップユニットの一実施例を示す断面図である。 前記キャップユニットの拡大断面図である。 第2の閉止栓を示す斜視図である。 (A)、(B)は第2の閉止栓による第1の流路の開閉を示す断面図である。 (A)は第1の閉止栓の他の例を示す断面図、(B)はそれが外れる様子を示す断面図である。 従来のキャップユニットを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明のキャップユニット1に、ボトル容器4が装着された装着状態Yを示す断面図であって、前記キャップユニット1は、コンプレッサ3からの圧縮空気を前記ボトル容器4内に第1の流路5をへて取り込む取入れ口部13、及びこの圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器4からパンク修理液Tと圧縮空気とを第2の流路6をへて順次取り出す取出し口部14を有するキャップ本体7、並びに前記第1、第2の流路5、6を閉じる閉止手段8を具える。
そして前記閉止手段8は、前記第1の流路5を閉じる第1の閉止栓8Aと、この第1の閉止栓8Aとは独立して形成されかつ前記第2の流路6を閉じる第2の閉止栓8Bとから形成される。
なお前記ボトル容器4は、パンク修理液Tを収容する容器部4Bの下端に、パンク修理液Tを取り出す小径円筒状の口部4Aを突出させた周知構造をなす。
又前記キャップ本体7は、その上端部に、図2に拡大して示すように、前記ボトル容器4の口部4Aを挿入して固定する口部取付け凹部10と、この口部取付け凹部10の底面10Sから立上がるボス部11とを具える。前記口部取付け凹部10は、その内周面に設ける内ネジ部によって前記口部4Aを螺着する。
前記ボス部11は、本例では、前記口部取付け凹部10と同心状に立ち上がり、その上端は、前記装着状態Yにおいてボトル容器4内に収容されたパンク修理液Tの液面TS(図1に示す。)を上方に超えた高さ位置で終端している。
前記キャップ本体7の側部には、コンプレッサ接続用の前記取入れ口部13、及びタイヤ接続用の前記取出し口部14が、それぞれ外方に突出している。本例の取入れ口部13は、ホース連結部30として形成され、このホース連結部30に前記コンプレッサ3からのびるホース31が接続される。又前記取出し口部14には、後述するホース連結筒32が配され、このホース連結筒32に、前記タイヤtからのびるホース33が接続される。
又前記キャップ本体7の内部には、前記第1、第2の流路5、6が形成される。このうち、前記第1の流路5は、前記ボス部11の上端で開口する上開口部5a(図1に示す。)から、ボス部11内を通って下方にのびる第1の縦流路部5Aと、この第1の縦流路部5Aに交わり部P1で連なりかつ該交わり部P1から前記取入れ口部13先端の先端開口部5bまでのびる第1の横流路部5Bとを具える。
又前記第2の流路6は、本例では、前記口部取付け凹部10の底面10Sで開口しかつ前記ボス部11をその半径方向外側で囲む環状の上開口部6aから、下方に延びかつ前記ボス部11と同心な周溝状の第2の縦流路部6Aと、この第2の縦流路部6Aに交わり部P2で連なりかつ該交わり部P2から前記取出し口部14先端の先端開口部6bまでのびる第2の横流路部6Bとを具える。
そして前記ボス部11の上端部に、前記第1の閉止栓8Aが弾性的に嵌着される。前記第1の閉止栓8Aは、本例では、前記ボス部11の上端部の外周面に嵌着される嵌合筒部20aと、この嵌合筒部20aの上端を閉じる天板部20bとを具えるキャップ状をなす。従って、本例では、前記ボス部11の上端部の外周面によって、前記第1の閉止栓8Aを弾性的に嵌着する第1の閉止栓取付部分11Aを形成している。又該第1の閉止栓取付部分11Aの内側で、第1の流路5の前記上開口部5aが開口し、かつ第1の閉止栓取付部分11Aの外側で、第2の流路6の前記上開口部6aが開口している。前記第1の閉止栓8Aは、コンプレッサ3からの圧縮空気により第1の流路5が圧力上昇することによって前記第1の閉止栓取付部分11Aから外れて第1の流路5を開放させる。
次に、前記第2の閉止栓8Bは、手動によって移動でき、かつ該移動によって前記第2の流路6を開放させる。
具体的には、前記第2の閉止栓8Bは、図4(A)に示すように、前記第2の横流路部6B内に介在して該第2の横流路部6Bを閉じる。又第2の閉止栓8Bは、図4(B)に示すように、手動によって第2の横流路部6Bに沿って内側に移動し、該第2の横流路部6Bを開放させる。
前記第2の閉止栓8Bは、図3に示すように、第2の横流路部6B内に摺動可能に内挿される円柱状の基体21を具え、この基体21は、その中央側に小径な括れ部21mを設けることにより、該括れ部21mの軸心方向内外に、内の頭部21i及び外の頭部21oを形成している。前記内の頭部21iは、その外周に装着される例えばOリングなどのシールリング26を介して、前記第2の横流路部6Bの内周面とは気密に接触しうる。なお符号27は、シールリング26取り付け用の周溝である。又前記外の頭部21oでは、前記第2の横流路部6Bの内周面との接触面積を減じて円滑な摺動を行うために、軸心方向断面を円弧状にしている。
又前記第2の閉止栓8Bには、前記外の頭部21oを貫通して軸心方向内外にのび、これによって前記括れ部21mと前記第2の閉止栓8Bの軸心方向外側とを連通する少なくとも1本(本例では3本)の連通溝28が形成される。本例では、前記外の頭部21oの外周から連通溝28の溝底までの深さh1を、括れ部21mの深さh2よりも大として流過抵抗を減じた好ましい場合が例示されているが、h1=h2、或いはh1<h2であっても良い。
この第2の閉止栓8Bは、前記図4(A)の如く、前記内の頭部21iが前記交わり部P2よりも軸心方向外側に位置することにより、前記第2の横流路部6Bを閉じる。又前記図4(B)の如く、第2の閉止栓8Bが軸心方向内側に移動し、前記括れ部21mが前記交わり部P2と重複することにより第2の横流路部6Bを開くことができる。
又前記第2の閉止栓8Bの移動は、本例では、前記ホース連結筒32にホース33を差し込む際の押し込みによって行われる。前記ホース連結筒32は、前記図2の如く、前記第2の横流路部6B内に摺動可能に内挿される内挿部32aを軸心方向内端側に有し、かつ外端側に前記ホース33を連結するホース連結部32bを具える。前記内挿部32aには、前記第2の横流路部6Bの内周面と気密接触するOリングなどのシールリング34が装着される。
そして前記ホース連結部32bにホース33を差し込む際の押し込みによって、前記第2の閉止栓8Bは、ホース連結筒32とともに軸心方向内側に移動し、前記第2の横流路部6Bを開放することができる。本例では、前記ホース連結部30、32bとして、直接ホース33を差し込むタケノコ状のものが例示されているが、これに限定されるものでなく、所謂ワンタッチ継ぎ手を構成する一方の継ぎ手部として形成することができる。
然して、前記キャップユニット1は、保管状態においては、第1、第2の閉止栓8A、8Bにより第1、第2の流路5、6が閉止され、パンク修理液Tの第1、第2の流路5、6への流出が防止される。そしてパンク修理作業において、まずキャップユニット1への配管が行われる。このとき前記ホース33のホース連結部32bへの差し込みによって、ホース連結筒32を介して第2の閉止栓8Bが移動し、第2の流路6が開放する。なお第2の流路6が開放しても、ボトル容器4内が気密に保持されるため、パンク修理液Tは流出しない。
次に、コンプレッサ3を作動しパンク修理が行われる。このときコンプレッサ3からの圧縮空気によって第1の流路5が圧力上昇し、前記第1の閉止栓8Aが外れて第1の流路5を開放する。これにより、ボトル容器4内のパンク修理液Tをタイヤtに充填することができる。
このように本実施形態のキャップユニット1は、第2の閉止栓8Bによる嵌め合いの影響を受けることなく、第1の閉止栓8Aのみを圧縮空気によって取り外すことができるため、第1の閉止栓8Aの嵌め合い精度を緩和しうる。又第2の閉止栓8Bでは、手動によって第2の流路6を開放させるため、第2の閉止栓8Bにおいても高い嵌め合い精度が不要となる。従って、キャップユニットの形成時の歩留まり率の低下、及び製品検査工程の行程コストの上昇などを抑えながら、保管時に閉止栓が外れて液漏れが生じというトラブル、及び使用時に閉止栓が外れなくなってパンク修理作業が行えなくなるというトラブルを防止することが可能となる。
なお前記第1の流路5の上開口部5aは、図1に示すように、前記装着状態Yにおけるパンク修理液Tの液面TSよりも上方に位置させることが好ましい。その理由としては、もし第2の流路6側が塞がれた状態でコンプレッサ3を作動してしまった場合、ボトル容器4内の圧力が異常に高まり、コンプレッサ3に脈動がある場合には、ボトル容器4のパンク修理液Tがコンプレッサ3側に逆流する恐れが生じる。従って、前記上開口部5aを液面TSよりも上方に位置されることで、前記トラブルを防止できる。なお第2の流路6側が塞がれた状態とは、第2の閉止栓8Bの動作不良によって第2の流路6が開放しない場合、前記ホース連結部32bに接続されるホース33が折れて塞がった場合、或いは、前記ホース33先端がキャップで塞がっている場合などがあり得る。
又第2の流路6の上開口部6aは、前記口部取付け凹部10の底面10Sで開口することが好ましく、これによりパンク修理後にボトル容器4内にパンク修理液Tが残留するのを防止しうる。
図5(A)、(B)に、ボス部11の他の実施例を示す。本例では、前記ボス部11の上端部には、段差部分22aを介して大径部分22bが連設される。又本例の第1の閉止栓8Aは、前記大径部分22bの内周面22bSに弾性的に嵌着される嵌合筒部24aと、その上端を閉じる天板部24bとからなる。即ち本例では、前記大径部分22bの内周面22bSが、前記第1の閉止栓取付部分11Aを形成し、第1の閉止栓8Aは、この大径部分22bの内孔内に嵌め込まれている。なお前記天板部24bには、前記嵌合筒部24aの外周面よりも半径方向外側に突出し、かつ前記大径部分22b上端と当接することにより位置決めされるストッパ部24b1が形成される。
このような大径部分22bを設けることにより、第1の閉止栓8Aにおいて、第1の流路5の内圧を受ける面積を増やすことができ、第1の閉止栓8Aに大きな上向きの力を作用させることが可能となる。又第1の閉止栓8Aを、大径部分22bの内孔内に嵌め込ませることにより、図5(B)に誇張して示すように、内圧作用時には天板部24bが凸状に湾曲変形し、嵌合筒部24aと大径部分22bとの嵌合力が弱まる。その結果、保管時における第1の閉止栓8Aの取り付き力を同じとしながら、より小さな圧力にて第1の閉止栓8Aを取り外すことが可能となる。
又本例では、前記キャップユニット1がホース31を介してコンプレッサ3と接続される場合が例示されるが、ホース31を介することなく、前記キャップユニット1とコンプレッサ3とを直接接続可能に構成することもできる。この場合、設置の安定性が増し、パンク修理作業中のボトル容器4の転倒を防止できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1キャップユニット
3コンプレッサ
4ボトル容器
4A口部
5第1の流路
5a上開口部
6第2の流路
6A第2の縦流路部
6B第2の横流路部
6a上開口部
6b先端開口部
7キャップ本体
8閉止手段
8A第1の閉止栓
8B第2の閉止栓
10口部取付け凹部
10S底面
11ボス部
11A第1の閉止栓取付部分
13取入れ口部
14取出し口部
32ホース連結筒
32bホース連結部
33ホース
Tパンク修理液
TS液面

Claims (5)

  1. パンク修理液を収容したボトル容器の口部に取り付くとともに、コンプレッサからの圧縮空気を前記ボトル容器内に第1の流路をへて取り込む取入れ口部、及びこの圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器からパンク修理液と圧縮空気とを第2の流路をへて順次取り出す取出し口部を有するキャップ本体、
    並びに前記第1、第2の流路を閉じる閉止手段を具えたキャップユニットであって、
    前記閉止手段は、前記第1の流路を閉じる第1の閉止栓と、この第1の閉止栓とは独立して形成されかつ前記第2の流路を閉じる第2の閉止栓とからなるとともに、
    前記キャップ本体は、前記ボトル容器の口部を挿入して固定する口部取付け凹部と、この口部取付け凹部の底面から立上がりかつ前記第1の閉止栓が弾性的に嵌着される第1の閉止栓取付部分を設けたボス部とを有し、
    しかも前記ボス部の前記第1の閉止栓取付部分よりも内側に、前記第1の流路の上開口部を開口させ、かつ前記第1の閉止栓取付部分よりも外側に、前記第2の流路の上開口部を開口させるとともに、
    前記第1の閉止栓は、コンプレッサからの圧縮空気により第1の流路が圧力上昇することによって前記第1の閉止栓取付部分から外れて第1の流路を開き、かつ前記第2の閉止栓は、手動によって移動できかつ該移動によって前記第2の流路を開くことを特徴とするパンク修理用のキャップユニット。
  2. 前記第2の流路は、前記上開口部から下方にのびる第2の縦流路部と、この第2の縦流路部に交わり部P2で連なりかつ該交わり部P2から前記取出し口部の先端開口部までのびる第2の横流路部とを具え、
    前記第2の閉止栓は、前記第2の横流路部内に介在して該第2の横流路部を閉じるとともに、手動によって第2の横流路部に沿って移動し該第2の横流路部を開くことを特徴とする請求項1記載のパンク修理用のキャップユニット。
  3. 前記取出し口部には、内端側が前記第2の横流路部内に摺動可能に内挿されかつ外端側にホース連結部が形成されたホース連結筒が配されるとともに、
    前記ホース連結部にホースを差し込む際の押し込みによって、前記第2の閉止栓は、ホース連結筒とともに内側に移動し、前記第2の横流路部を開くことを特徴とする請求項2記載のパンク修理用のキャップユニット。
  4. 前記第1の流路の上開口部は、キャップユニットに前記ボトル容器が装着された装着状態において、ボトル容器内に収容されたパンク修理液の液面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパンク修理用のキャップユニット。
  5. 前記第2の流路の上開口部は、前記口部取付け凹部の底面で開口することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパンク修理用のキャップユニット。
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