JP2013067516A - アウトリガ監視装置及び監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレーン用アウトリガの状態を監視して該アウトリガの状態をクレーンが安全な状態へ補正する装置の提供。
【解決手段】 グラフィカルユーザーインターフェースを備えているアウトリガ監視装置及び監視方法。センサーがアウトリガの長さを測定し、前記アウトリガ監視装置が、該測定された長さに基づいてクレーンの支点のデータを決定する。該装置は、前記アウトリガが有効動作位置にない場合にユーザーが作業を続行するのを阻止する。ユーザーが該アウトリガ監視装置をオーバーライドする場合には、次いで、前記クレーンの支点のデータが記録され、オペレータは作業を続行することが許容される。幾つかの実施形態においては、該アウトリガ監視装置は、アウトリガを校正するためのグラフィカルユーザーインターフェースを備えている。
【選択図】 図2

Description

本願は、移動式クレーンのアウトリガの分野に関し、更に特定すると、クレーン用アウトリガの状態を監視して該アウトリガの状態をクレーンの安全状態と関連付ける装置及び方法に関する。
移動式クレーンのような重建設機械は、典型的には、搬送車体の形態のキャリアユニットと、伸長可能なブームを備えている上部構造とを備えている。該上部構造ユニットは、典型的にはキャリアユニット上で回転可能である。運搬時には、クレーンはその車軸及びタイヤ上のキャリアユニットによって支持される。
クレーンは、吊り上げ作業のために使用されるときには、通常、タイヤ及び運搬車体の車軸上に載置されている間に起こり得る状態よりも安定化されなければならない。吊り上げ作業中のクレーンの安定性と支持とを提供するために、キャリアユニットにアウトリガ装置を設けることが良く知られている。アウトリガ装置は、通常は、少なくとも2つの(4つ以上であることが多い)伸縮式アウトリガビームを備えており、該アウトリガビームは、クレーンが吊り上げ作業を行う状態にあるときにクレーンを支持する逆さジャッキを備えている。
ジャッキは、伸長可能なビームを使用して、クレーンに安定化ベースを提供できる位置に配置される。逆さジャッキは地面と接するように降ろされて、キャリアユニット及び上部構造を支持して安定化させるようにする。ジャッキは、所望ならばタイヤが地面から持ち上げられた状態でクレーンを支持するように、十分に降ろされてもよい。
クレーンが倒れるのを防止するために、クレーンが受ける負荷を監視するための荷重モーメントインジケータ(LMI)装置が開発されて来た。LMI装置は、インジケータと同じ程度に簡素なもの、すなわち閾値に達すると警告音を発することができる。近年における監視装置は、所定のクレーンモデル及び構造に応じた荷重曲線を維持している。例えば、クレーンは、カウンタウエイトの状態及びアウトリガの位置のような形態に基づく多数の荷重曲線を有している。アウトリガはクレーンの周囲での位置が変わるので、閾値モーメントはブームの角度に応じて変化する。
歴史的には、クレーンのオペレータが、クレーンを適正に安定化させるためにアウトリガビームが伸ばされるべき度合いを判断し、視覚的に点検してアウトリガがクレーンを支持して安定化させる程度まで降ろされたか否かを判断する。しかしながら、アウトリガ部材の位置及び状態を自動的に監視することができ且つクレーンを作動させる前にオペレータにアウトリガの配置の表示を提供できるようにすることは有用である。更に、ユーザーが情報を入力する必要なく、アウトリガの位置を追跡し、適当な荷重曲線を決定して、この情報をクレーン監視制御装置に提供できるようにすることも有益である。
歴史的には、センサーの校正は、典型的には、クレーンの現場へ持って来られる試験器具を使用して行われ、校正はメンテナンス技術者によって行われる。センサーが通常の動作中に校正状態から外れると、そのときは、センサーは、工具が現場へ持って来られ且つメンテナンス技術者がクレーンを校正することができるまで作動不能状態となる。
該監視制御装置が外部機器を使用することなくセンサーを校正することができることは有益である。このような装置によって、クレーンが迅速に作動状態に戻ることが可能となり、且つ該装置でない場合に可能であったよりも高い頻度でクレーンを校正することが可能となる。
本発明の実施形態は、移動式クレーンシステム用のアウトリガ監視装置についてのものである。該アウトリガ監視装置は、処理ユニット、該処理ユニットに作動可能な形態で接続されているグラフィックディスプレイ、及び前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されているセンサーを備えている。該センサーは、アウトリガの伸長長さを判定して該伸長長さを表す信号を該処理ユニットに出力する。該アウトリガ監視装置は更に、処理ユニットに作動可能な形態で接続されており且つ前記処理ユニットによって実行されたときに該処理ユニットに一連の機能を果たさせるコンピュータが実行可能な命令を記憶するデータ記憶装置を備えている。前記の機能としては、信号に基づくクレーンの支点のデータを決定すること、該クレーンの支点のデータを許容可能なクレーンの動作の計算において使用するために記憶すること、前記信号に基づいてアウトリガの状態を判定すること、及び該アウトリガの状態の画像表示をグラフィックディスプレイに表示させること、がある。
本発明のもう一つ別の実施形態は、クレーン荷重モーメント安全装置と相互に作用し合うグラフィカルユーザーインターフェース装置についてのものである。該グラフィカルユーザーインターフェース装置は、処理ユニットと、該処理ユニットに作動可能な形態で接続されているディスプレイと、前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されているデータ記憶装置とを備えている。該データ記憶装置は、前記の処理ユニットによって実行されたときにディスプレイにグラフィカルユーザーインターフェース要素を表示させるコンピュータが実行可能な命令を記憶する。該グラフィカルユーザーインターフェース要素には、アウトリガの実位置とクレーン荷重モーメント安全装置の状態を示すオブジェクトとの画像表示が含まれる。
本発明の更に別の実施形態はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体についてのものであり、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、処理ユニットによって実行されたときにある方法を実行する命令が記憶されている。その方法は、設定セレクタオブジェクトを表示するステップと、設定された選択を命令する第一のユーザー入力を受け取るステップと、アウトリガの実際の伸長長さを判定するステップと、該実際の伸長長さが有効動作位置の所定の許容範囲内にあるか否かを判定するステップと、該実際の伸長長さが前記の有効動作位置の許容範囲内にあるか否かを示す第一のインジケータを提供するステップとを含んでいる。
もう一つ別の実施形態においては、処理ユニットによって実行されたときにアウトリガ監視装置の長さセンサーを校正するための方法を実行する命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が開示されている。その方法は、ユーザーを促してアウトリガを第一の位置へ動かすステップと、アウトリガが第一の位置にあることを示す第一のユーザー入力を受け取るステップと、前記第一の位置を表す第一の信号を受け取るステップと、前記第一の信号に対応する第一の値を記憶するステップと、ユーザーを促してアウトリガを第二の位置へ動かすステップと、アウトリガが第二の位置にあることを示す第二のユーザー入力を受け取るステップと、前記第二の位置を表す第二の信号を受け取るステップと、前記第二の信号に対応する第二の値を記憶するステップと、を含んでいる。次いで、アウトリガの第三の位置が、第三の信号並びに記憶されている第一及び第二の値に基づいて計算される。
上記一以上の本発明の上記した利点及びその他の利点並びに特徴を更に明確化するために、本発明の特定の実施形態についての参照が添付図面に図示されている。これらの図面は、典型的な実施形態のみを図示しており、従って限定的なものであると考えられるべきではない。添付図面を使用することによって、1以上の実施形態を更に限定して且つ詳細に記載し且つ説明する。
図1は、本発明の実施形態と共に使用するための移動式クレーンの斜視図である。
図2は、アウトリガ監視装置の系統図である。
図3は、図2のアウトリガ監視装置のためのユーザーインターフェースを示している正面図である。
図4は、アウトリガ位置を手動によって選択するためのユーザーインターフェースを示している図3のアウトリガ状態オブジェクトの詳細図である。
図5は、アウトリガ監視装置のための図3のユーザーインターフェースを更に図示している図2のディスプレイの前面図である。
図6は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの詳細図である。
図7は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図8は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図9は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図10は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図11は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図12は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図13は、図3のアウトリガ位置監視オブジェクト及びアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図14は、校正過程中の図3のアウトリガ状態オブジェクトの詳細図である。
図15は、校正過程中の図3のアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図16は、校正過程中の図3のアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図17は、校正過程中の図3のアウトリガ状態オブジェクトの別の詳細図である。
図面は必ずしも等縮尺ではない。
以下、本発明を更に説明する。以下の記載においては、本発明の種々の特徴が更に詳細に規定されている。このように規定された各特徴は、明確にそうではないと示されていない限り、他の如何なる特徴とも組み合わせることができる。特に、好ましいか又は有利であるとして示されている特徴は、好ましいか又は有利であるとして何の如何なる特徴とも組み合わせることができる。
本発明の各実施形態は、クレーン用のアウトリガの状態を監視する装置及び方法を含んでいる。これらの装置及び方法は、単一のアウトリガ又はアウトリガシステムに適用可能である。該装置及び方法は、安全なクレーン作動環境を提供してオペレータの誤操作の発生率を低くする。
本願を通じて、“作動可能な形態で結合されている”という用語は、1以上の構成部品を一緒に機能させるような該1以上の構成部品同士の結合として規定されている。例えば、ネットワーク化されたコンピュータは、これらのコンピュータのネットワークアダプタを介して互いに作動可能な形態で接続されている。ディスプレイは、プロセッサが該ディスプレイに像を表示させることができるときに該プロセッサに作動可能な形態で接続される。構成部品同士がワイヤレス接続によって互いに連絡されているときには、これらの構成部品は作動可能な形態で結合されていると考えられる。
本願を通じて荷重曲線が言及されている。この荷重曲線は、少なくとも1つのクレーンについての変数の関数としてクレーンの安全な作動機能を記述している一組のデータとして規定されている。例えば、荷重曲線は、ブームの角度、ブームの伸長長さ、受風面積、カウンタウエイト構造、及び/又はこれらの組み合わせの関数としての機能である。クレーンを説明するために多数の荷重曲線が使用され、特定のクレーン構造に対応して一つの荷重曲線が選択される。例えば、アウトリガについて3つの有効動作位置を有するクレーンには、3つの異なる荷重曲線が存在する。次いで、同じクレーンが3つの異なるカウンタウエイト構造を有する場合には、該クレーンについてトータルで9つの異なる荷重曲線が存在し得る。該荷重曲線は、別々のデータの組とするか又は組み合わせて単一のデータの組とすることができる。
所定のクレーンについての荷重曲線が決定され次いでこれらの荷重曲線がクレーンのオペレータに提供されるのが現在のところ一般的であるけれども、全ての関連する情報がプロセッサに提供される場合には、荷重曲線をリアルタイムで計算することも可能である。“荷重曲線を計算する”という語句は、荷重曲線をリアルタイムで計算するか又は予め存在している荷重曲線を選択することを意味している。
本願を通してクレーンの支点のデータについて言及されている。クレーンの支点のデータは、クレーンの支点を記載している情報である。クレーンの支点は、クレーンの能力を超えた場合にクレーンが枢動する中心点である。伸長されるアウトリガを備えている移動式クレーンにおいては、支点は荷重に面しているアウトリガの端部となる。
本願を通してアウトリガの状態について言及されている。アウトリガの状態は、アウトリガの位置に関連したアウトリガの状態として規定されている。例えば、アウトリガの状態は、有効動作位置にない状態、有効動作位置にある状態、及び特定有効動作位置にある状態からなる。有効動作位置は、典型的には、クレーンを動作させようとする位置としてクレーン製造者によって予め規定された位置である。“実位置”及び“実伸長長さ”という用語は、アウトリガと関連付けられ且つ実際のアウトリガの位置又は実際のアウトリガの伸長長さを表す信号を提供するように設計されているセンサーによって測定されたアウトリガの位置及びアウトリガの伸長長さを指している。
本願を通してオブジェクトについて言及されている。オブジェクトは、本願の目的のために、情報を表示し且つ/又はユーザーによる入力を受け取るユーザーインターフェース要素として規定されている。例えば、アイコン、選択ボックス、ボタン、情報図形、メニュー、及びインジケータは、全てオブジェクトであると考えられる。
図1を参照すると、例示的な移動式クレーン10は、搬送車体又はキャリアユニット38上に回転可能な形態で設けられている上部構造20を備えている。該上部構造ユニットは、種々のタイプの伸長可能なブーム(例えば、伸縮式ブーム22)並びにオペレータ室28、吊り上げウインチ26,30、カウンタウエイトアセンブリ34、及びその他の一般的な移動式クレーンの構成部品を備えている。キャリアユニット38にはタイヤ14が設けられており、該タイヤは、移動式クレーンが吊り上げ作業のため所望の位置まで地面上を移動するのを可能にしている。
しかしながら、ひとたびクレーン10が吊り上げ作業を行う位置に配置されると、タイヤは荷を吊り上げるための十分な支持を提供しないことが多いので、吊り上げ作業中にクレーン10を安定させるためのアウトリガ装置が設けられている。該アウトリガ装置は、キャリアユニット38の一部として設けられることが最も多い。図1に図示されている例においては、クレーン10は、アウトリガ16の前方の組と後方の組とを備えている。幾つかの例においては、アウトリガビームは、キャリアユニットとは別に運ばれて作業現場でクレーンに取り付けられる。アウトリガのための適当な制御装置は、通常は、クレーンの近くに立っている人による操作のためにキャリアユニット上に設けられるか、オペレータ室28内、又はその両方に設けられている。
移動式のクレーン10は、2組の伸長可能なアウトリガ16を備えているが、左側のアウトリガの組16だけが図1に見ることができる。右側のアウトリガの組は移動式クレーンによって視野から遮られている。伸長可能なアウトリガ16は、アウトリガが移動式クレーン10から伸長していない図1に示されている収縮した位置、図1に図示されていない一杯まで伸長した位置、又は該一杯まで伸長した位置と収縮した位置との間の位置となることができる。伸長可能なアウトリガ16が前記の一杯まで伸長した位置と一杯まで収縮した位置との間の位置にある際は、オペレータがアウトリガ16を動かす概ね離散的な位置がある。例えば、アウトリガ16は、一杯まで伸長した位置と一杯まで収縮した位置との間の第三の位置まで伸長させることができる。アウトリガは限られた数の動作位置を有することが望ましい。アウトリガの各位置は少なくとも1つの関連付けられた荷重曲線を有しているので、動作位置を限られた数にすることによって、必要とされる荷重曲線の数が減る。
各アウトリガ位置は、該アウトリガがその位置で有効であると考えられる所定の許容範囲を有している。アウトリガがひとたびこの位置から外れると、非有効動作位置にあると考えられる。該所定の許容範囲は、典型的には工場で設定されるが、調整可能であっても良い。幾つかの実施形態においては、該所定の許容範囲は2インチ(50.8ミリメートル)のような固定の値であり、一方、他の実施形態においては、該所定の許容範囲は、アウトリガの伸長長さに比例しており、例えば伸長長さの3パーセントである。
各アウトリガは、該アウトリガから垂直方向へ延びているジャッキを備えている。これらのジャッキは、クレーンが作業する地形の変化を補償してクレーンを水平にすることができる。幾つかの実施形態においては、移動式クレーンは、ジャッキが配備されているか否かを監視するセンサーと、クレーンが水平であることを確保する水準器とを備えている。ジャッキを監視するセンサーの一つの例は、ジャッキ上の重量を判定する圧力センサーである。作動中は、該移動式クレーンはその全体がジャッキ上に支持される場合が多い。
図2は、アウトリガ監視装置200の一実施形態を図示している。アウトリガ監視装置200は、処理ユニット202と、該処理ユニット202に作動可能な形態で接続されているグラフィックディスプレイ204とを備えている。図2の実施形態においては、処理ユニット202とグラフィックディスプレイ204とは別個の物理的なユニットとして示されているが、幾つかの実施形態においては、これらは単一の物理的ユニットである。処理ユニット202は、例えば、ビデオグラフィックアレイ(VGA)コネクタ、シリアル接続、デジタルビデオインターフェース(DVI)、無線データ接続、又は処理ユニット202からグラフィックディスプレイ204へディスプレイ情報を送信することができるその他の何らかのコネクタを介して、グラフィックディスプレイ204に作動可能な形態で接続されている。画像情報は、直接送信されるか、又は幾つかの実施形態においては処理ユニット202とグラフィックディスプレイ204との間に少なくとも一つの他の機器を備えている。図2のグラフィックディスプレイは液晶ディスプレイ(LCD)であるが、他のタイプのディスプレイ、例えば、有機発光ダイオード(OLED)、投影器、陰極線管(CRT)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、プラズマ、電子インク、及びその他のディスプレイが可能である。
アウトリガ監視装置202は更に、処理ユニット202に作動可能な形態で接続されている長さセンサー208を備えている。図2の実施形態においては、長さセンサー208はバス210を介して処理ユニット202に作動可能に接続されている。長さセンサー208は、アウトリガ16の伸長長さを測定するようになされている。一般的には、各アウトリガ16について少なくとも1つの長さセンサー208が存在するが、図2においては、明確化のために単一の長さセンサー208が示されている。当業者は、アウトリガ16の伸長長さを判定するための種々のタイプのセンサーが存在することがわかるであろう。現在の実施形態において使用するための長さセンサー208の一つの例はストリングポテンショメータである。伸長長さを表す信号を処理ユニット202へ送信できるのであれば、アウトリガ16の伸長長さを測定することができる如何なるタイプのセンサーも使用できる。本願において請求されている実施形態に適合するセンサーの一つの例は米国特許出願第13/100,758号に開示されている。長さセンサー208は、アナログセンサーであり且つアナログ信号を送信することができる。該アナログ信号は送信前にデジタル記号に変換されるか、デジタル信号であるか、又は該信号は送信前にアナログ信号に変換されるデジタル信号とすることができる。他のセンサー211が処理ユニット202に作動可能な形態で接続され、該センサーは例えばブームの監視のような他の機能を果たすことができる。他のセンサー211は、処理ユニット202に、例えばブーム長さ又はカウンタウエイトの配置のような他の情報を表す他の信号を提供する。
処理ユニット202は、図2に示されているように長さセンサー208に直に作動可能な形態で接続することができ、又は幾つかの実施形態においては、処理ユニット202と長さセンサー208との間に種々の構成要素が存在していても良い。長さセンサー208と処理ユニット202とは、長さセンサー208が処理ユニット202にアウトリガ16の伸長長さを表す信号を提供することができるのであれば、作動可能な形態で互いに接続されていると考えられる。
データ記憶装置214は、処理ユニット202に作動可能な形態で接続されており且つ処理ユニット202によって実行されるコンピュータが実行可能な命令を記憶する。該コンピュータ命令は後程更に詳しく説明する一連の機能を処理ユニット202に実行させる。簡単に言うと、コンピュータが実行可能な命令は、処理ユニット202に長さセンサー208からの信号に基づくクレーンの支点データを判定させ、長さセンサーからの信号に基づくアウトリガの状態を判定させ、グラフィックディスプレイ204にアウトリガの状態の画像を表示させる。
幾つかの実施形態においては、処理ユニット202はクレーンの支点データに基づいて荷重曲線を計算する。他の実施形態においては、複数の移動式クレーンの荷重曲線がデータ記憶装置214に記憶され、処理ユニット202は前記のクレーンの支点のデータに基づいて適切な荷重曲線を選択する。例えば、データ記憶装置214が3つの異なるアウトリガ位置に基づく3つの荷重曲線を記憶している場合には、処理ユニット202は現在のアウトリガ位置に対して有効な荷重曲線を選択する。
幾つかの実施形態においては、荷重曲線の計算は付加的な情報に基づいている。該付加的な情報は、ユーザーによる入力であるか又は少なくとも1つのセンサーからの情報である。例えば、ユーザーが該カウンタウエイトについて異なる値を入力した場合又はセンサーが異なるブーム長さを判定した場合には、荷重曲線が変わる。
2つ以上のアウトリガ16が監視されている実施形態においては、アウトリガ監視装置200は、複数のアウトリガ位置に基づくクレーンの支点データを判定する。一つの実施形態においては慎重な方法が用いられ、この方法においては、上部構造に最も近いアウトリガ用のジャッキがクレーンの支点データを判定するために使用される。他の実施形態においては、アウトリガ監視装置200は、アウトリガ用ジャッキの平均位置又はクレーンの作業をしている側に最も近いアウトリガ用ジャッキの位置又は適当な負荷クレーン支点データを判定するための他の方法を使用している。
幾つかの実施形態においては、コンピュータが実行可能な命令によって、処理ユニット202に長さセンサー208からの信号を表すデータを記憶させる。該データは、コンピュータが実行可能な命令を記憶している同じデータ記憶装置214に記憶されるか、又は幾つかの実施形態においては異なるデータ記憶装置(図示せず)に記憶される。図2の実施形態においては、データ記憶装置214は処理ユニット202の外部にあるが、他の実施形態においては、データ記憶装置214は、処理ユニット202内に一体化されるか又は移動式クレーンから物理的に離れている遠隔データ記憶装置とされている。
アウトリガ監視装置200は、移動式クレーンの荷重モーメント安全装置と相互作用するユーザーインターフェース装置300を備えている。ユーザーインターフェース装置300は図3〜6に関連させて説明されている。ユーザーインターフェース装置300は、既に記載したアウトリガ監視装置200上に装備されており、処理ユニット202、グラフィックディスプレイ204、及データ記憶装置214を備えている。
図3を参照すると、データ記憶装置214はコンピュータが実行可能な命令を記憶しており、この命令は、処理ユニット202によって実行されたときに、グラフィックディスプレイ204にアウトリガ16の伸長長さの画像表示302及びアウトリガの状態についての表示を表示させる。例えば、図3においては、アウトリガ位置監視オブジェクト318が4つの別個のアウトリガ16の伸長長さの画像表示302を提供しており、アウトリガ状態オブジェクト320は、画像304によって移動式クレーンの荷重モーメント安全装置の状態を示している。
図3のユーザーインターフェース装置300は例示目的のためのみで使用されており、当業者は、他のユーザーインターフェース装置の構造及びタイプが可能であることがわかるであろう。ユーザーインターフェース装置300は、情報を示すグラフィックディスプレイ204及び入力機器306を備えている。入力機器306は、タッチスクリーン又は当該技術において知られているその他の入力機器とすることができるが、本実施形態においては、入力機器306は操作スティック308及び付属のボタン310となっている。
操作スティック308は、グラフィックディスプレイ204を操作するために使用され、またオブジェクトを選択するための押しボタン312を備えている。例えば、操作スティック308は、下方への動きを使用してOKオブジェクト314の選択をDELオブジェクト316へ動かすことができる。次いで、押しボタン312を使用して選択されたオブジェクトを起動させる。
ユーザーインターフェース装置300は、アウトリガ16の伸長又は収縮を制御する構造とされるか、又は他の実施形態においては、アウトリガ16の位置決めの制御は、ユーザーインターフェース装置300外の装置によって行われる。
図3に示されているユーザーインターフェース装置300は、アウトリガ位置監視オブジェクト318、アウトリガ状態オブジェクト320、OKオブジェクト314、及びDELオブジェクト316を備えている。アウトリガ位置監視オブジェクト318は、アウトリガ16の各々の位置を示している。図3においては、アウトリガ16の全てが一杯まで伸長した位置にあり、アウトリガ位置監視オブジェクト318は一杯まで伸長しているアウトリガ16を示している。アウトリガ状態オブジェクト320は、アウトリガ16のうちの全てが有効位置にあることを示している。オペレータは、操作スティック及び押しボタン312を使用してOKオブジェクト314を選択して続行するか又はDELオブジェクト316を選択してキャンセルすることができる。ユーザーインターフェース装置300は設定セレクタオブジェクトを備えている。設定セレクタオブジェクトは、ユーザーがクレーンを設定することを望んでいることを示すユーザー入力を受け取る。幾つかの実施形態においては、OKオブジェクト314の選択はユーザーを設定プロセスへと進ませるので、OKオブジェクト314は設定選択オブジェクトであると考えられる。OKオブジェクト314はまた、OKオブジェクトの選択がプロセスを続行させる場合の続行セレクタでもある。
オペレータがDELオブジェクト316を選択している場合には、オペレータが、アウトリガ監視装置200がオーバーライドされることを指示している。この状態では、アウトリガ状態オブジェクト320は図4の画像を表示する。図4はアウトリガ位置の手動セレクタである。実際のアウトリガ位置に対応するアウトリガ位置を選択することは、この段階でのオペレータの義務である。幾つかの実施形態においては、次いで、処理ユニットに含まれているイベントレコーダーが、オペレータのオーバーライド及び/又は測定されたアウトリガの伸長長さをデータ記憶装置214に記録する。オペレータは、操作スティック308及び押しボタン312を使用して、アウトリガ位置を選択し次いでOKオブジェクト314を選択する。イベントレコーダーはまた、オペレータによって選択された位置を、オーバーライドがなされたという事実及びセンサーによって検知された伸長長さを表わしているセンサーからの信号と共に記憶するのが好ましい。
図5は、オペレータが手動オーバーライドを選択した後のグラフィックディスプレイ204を図示している。アイコン402は、アウトリガ監視装置200がオーバーライドされたことを示している。
図6〜13は、アウトリガ位置監視オブジェクト318及びアウトリガ状態オブジェクト320の種々の状態を図示している。図6〜13の実施形態においては、4つのアウトリガ16が、アウトリガ位置監視オブジェクト318上に示されている。各アウトリガは3つの可能な有効動作位置を有している。アウトリガ16が有効動作位置にあるときには、斜線が付された六角形602が動作位置が有効であることを示している。アウトリガ16が有効動作位置にない場合には、より明るい六角形604が最終的な既知の有効動作位置に表示される。従って、各アウトリガ16の位置は、アウトリガ位置監視オブジェクト318を見ることによって判定できる。有効動作位置を示す他の手段、例えば、ディスプレイ上の色、インジケータのライト、又はその他の手段を使用することができる。
幾つかの実施形態においては、アウトリガ位置オブジェクト318は、予め記載した個々の位置ではなくアウトリガの長さの直線による画像を表示する。例えば、比較的明るい六角形604が有効動作位置以外の位置へ動いて有効動作位置間の位置を示す。
アウトリガ状態オブジェクト320は、概ね、クレーンの支点のデータを判定するために使用されるアウトリガ位置を示している。アウトリガ状態オブジェクト320は、クレーンの支点のデータを判定する際に使用される多数の有効動作位置を表示する。以下において更に詳細に記載するように、アウトリガ状態オブジェクト320は、監視されているアウトリガ16の全てに基づく一つの動作位置を表示する。更に、アウトリガ状態オブジェクト320は、有効動作位置が使用されており且つオペレータが操作を続けている場合、又は、有効動作位置が使用されていない場合の表示を表示する。
図6は、アウトリガ620,630が部分的に収縮した状態にあるときのアウトリガ位置監視オブジェクト318及びアウトリガ状態オブジェクト320を示している。前方のアウトリガ620は第一の有効動作位置606に位置決めされており、これらの前方アウトリガは有効動作位置606を示す対応した斜線の六角形602を有している。後方のアウトリガ630は、比較的明るい六角形604によって示されている有効動作位置606の近くにあるが規定されている所定の許容範囲内にはない。アウトリガ位置監視オブジェクト318は、他の手段例えば異なる色又は点滅によって後方のアウトリガ位置の非有効性を表示しても良い。
アウトリガ状態オブジェクト320は、アウトリガ16が第一の位置606の近くにあるが有効状態にはないことを示している。アウトリガ状態オブジェクト320は、状態アウトリガ608を第一の位置606まで斜線を付けることによって第一の有効動作位置606を示している。しかしながら、アウトリガ620,630の全てが有効動作位置にあるわけではなく、従って更なる指示は提供されない。更に、アウトリガ位置のうちの少なくとも1つが有効でないので、ユーザーインターフェース装置300はユーザーが続行することを許容しない。ユーザーインターフェース装置300は、OKオブジェクト314を飛ばし、従ってOKオブジェクト314は選択することができず、OKオブジェクト314を消すか又はOKオブジェクト314をグレー表示する。いずれの場合にも、結果として、ユーザーは続行できない。ユーザーはDELオブジェクト316を選択することができ、DELオブジェクト316はユーザーを図4の手動オーバーライドモードに戻らせる。
図7は、前方アウトリガ620が第一の動作位置で収縮状態にあり且つ後方アウトリガ630が第二の動作位置において部分的に伸長状態にあるときのアウトリガ位置監視オブジェクト318とアウトリガ状態オブジェクト320とを図示している。この例においては、アウトリガ620,630の全てが、斜線が付けられた六角形602によって示されている有効動作状態にある。しかしながら、アウトリガ状態オブジェクト320は、第一の動作位置606をアウトリガ620,630の状態であるものとして示している。ユーザーは続行することを許容されているが、移動式クレーンは、アウトリガ620,630の全てがあたかも第一の動作位置にあったように取り扱われている。アウトリガ状態オブジェクト320上の最も内側のジャッキ612に付されている斜線は、少なくとも1つのアウトリガ16がその位置にあることを示している。一般的に、アウトリガ状態オブジェクト320は、クレーンに最も近いアウトリガ16を示す。アウトリガ620,630のうちの全てが有効位置にある場合には、アウトリガ状態オブジェクト320は、アウトリガ状態監視装置200がクレーンの荷重支点データを判定する際に使用する動作位置を示すマーク614を表示する。
図8は、4つのアウトリガ620,630の全てが第二の位置610にある状態のアウトリガ位置監視オブジェクト318を図示している。マーク614は、アウトリガ状態オブジェクト320内の第二の位置610の上に表われていて、アウトリガ620,630の各々が有効動作位置にあること及び第二の位置610がクレーンの支点のデータを判定するために使用されていることを示している。
図9は、前方のアウトリガ16が図8の位置から第三の位置616へ動かされた状態の図である。この例においては、前方左側のアウトリガ904は第三の位置616へ移動できなかった。アウトリガ位置監視オブジェクト318は、斜線が付けられた六角形602によって示されているように、前方アウトリガ902が第三の位置616まで伸長され且つ所定の許容範囲内にあることを示している。前方左側のアウトリガ904は、比較的明るい六角形604によって示されていて、有効動作位置にない。少なくとも1つのアウトリガ16が有効動作位置にないので、ユーザーは続行することができない。ユーザーは、前方左側のアウトリガ904を有効動作位置へ動かすか又はアウトリガ監視装置200の手動によるオーバーライドを行う必要がある。作動状態オブジェクト320は、アウトリガ16が状態アウトリガ308上の斜線を変えることによって有効形態にないことを示している。
図10は、前方左側アウトリガ904が第三の位置616へ動いた状態であること以外は図9と同様である。アウトリガ位置監視オブジェクト318は、前方の2つのアウトリガ902,904が一杯まで伸長されて有効位置にあることを示している。後方のアウトリガ630は、第二の位置610にとどまって、有効位置にある。アウトリガ状態オブジェクト320は、前方アウトリガ902,904が第二の位置610を通りすぎて伸長しているにもかかわらず第二の位置610にとどまったままである。更に、全てのアウトリガ16が有効位置にあるので、マーク614は第二の位置610に表示されており、これは第二の位置610がクレーン支点のデータを判定するために使用されること示している。OKオブジェクト314はアクティブであり、ユーザーは設定を進めることができる。
図11は、全てが第三の位置616にあるアウトリガ16を図示している。アウトリガ16の各々は、アウトリガ位置監視オブジェクト318の斜線が付けられている六角形602によって示されているように、有効位置にある。アウトリガ位置の各々が第三の位置616にあるので、アウトリガ状態オブジェクト320は、第三の位置616まで斜線が付され且つどの位置がクレーンの支点データを判定するために使用されるかを示すマーカー614を含んでいる。
図12は、第一の位置606へ戻されている後方のアウトリガ1202と、第三の位置616において一杯まで伸長している前方アウトリガ902,904とを図示している。この形態において、アウトリガ状態監視装置320は、第一の位置606がクレーンの支点データ判定のために使用されることを示しており、マーク614はアウトリガ16の全てが有効位置にあることを示している。
図13は、アウトリガ16のうちの全てが第二の位置610へと動かされたことを示している。アウトリガ位置監視オブジェクト318によって示されているように、全てのアウトリガ16が第二の位置610にあり且つ有効であるので、アウトリガ状態監視装置320は、状態アウトリガを第二の位置610まで斜線を付けることによって、アウトリガ16が少なくとも第二の位置610にあることを示している。マーク614は、アウトリガ16のうちの全てが有効位置にあり且つ第二の位置610が全ての荷重曲線判定のために使用されることを示している。
長さセンサー208は、アウトリガ監視装置200を使用して校正することが出来る。幾つかの実施形態においては、校正メニューは、通常のユーザーに対してはロックされていて、校正するためにはロック解除を必要とする。例えば、長さセンサー208を校正するためには、サービスコードが入力される必要がある。図14の実施形態においては、アウトリガ状態オブジェクト320は、ユーザーがアウトリガ16を校正していることを示している。ユーザーがOKオブジェクト314を選択すると校正が始まる。
該校正は各アウトリガに対して個々に行うことができ、又は幾つかの実施形態においては、アウトリガはグループとして校正することが出来る。アウトリガが個々に校正される場合には、単一のアウトリガが動かされる。
図15に示されているように、ユーザーは、最初にアウトリガ16を第一の公知の位置へと一杯まで格納させる。校正スクリーンが、ユーザーがアウトリガ16を格納させるように促しても良く、又は処理ユニットが機構を起動させてアウトリガ16を動かしても良い。アウトリガ16がひとたびアウトリガ位置監視オブジェクト318上に示されている公知の第一の位置606へと一杯まで格納されると、ユーザーは長さセンサー208を“ゼロ”に設定し、これはアウトリガ16が一杯まで格納されていることを示す。処理ユニット202は、長さセンサー208によって送られた第一の信号の第一の値を記録する。
センサーがグループとして構成されている場合には、ユーザーはアウトリガの全てを一杯まで格納させる。校正スクリーンは、ユーザーがアウトリガの全てを格納させるように促す。幾つかの実施形態においては、校正スクリーンは、ユーザーにスクリーンの全てをグループとして又は個々に校正する選択肢を付与する。該校正を単一のセンサーに関連して記載し続けるが、本発明の実施形態はこのように限定されず、ここに記載した過程はグループで行うことができることはわかるであろう。
図16に示されているように、ユーザーは、アウトリガ16を、例えば第二の有効動作位置610のような公知の中間位置、典型的には最大伸長長さの50%まで伸長させている。ユーザーは、次いで、アウトリガ16が公知の第二の位置にあり且つ処理ユニット202が長さセンサー208によって送られた信号の第二の値を記録することを指示する。
大まかな校正のみが必要とされる実施形態においては、2つの記憶されている値が使用されて、リニアセンサー出力を仮定して、アウトリガの伸長長さの次の位置を計算する。このような計算は、当該技術において良く知られており且つ典型的には該処理ユニット202によって自動的になされる。
更に正確な校正を行うために更に多数の校正位置を使用することができる。図17に示されているように、ユーザーは、アウトリガ16を既知の第三の位置616まで伸長させることができる。ユーザーは、アウトリガ16が該第三の位置となるように指示し、長さセンサー208によって送信される信号の第三の値を記録する。この状態で、処理ユニット202は、アウトリガ16の既知の位置に対応する3つの異なる値へのアクセスを有しており且つ次の位置における長さセンサー208からの信号に基づいてアウトリガ16の次の位置を補間することができる。再度述べると、当業者は、該3つの記憶された値及び長さセンサーからの引き続いて送られる信号に基づいてアウトリガの位置を容易に判定することが出来る。
上記した値及び位置には参照番号が付けられているけれども、これらの値及び測定は符号の順序で行う必要はない。従って、アウトリガは、最初に既知の第一の位置606にある必要はなく、また既知の第三の位置616で終わる必要もない。
上記の校正方法はアウトリガの長さセンサーに関連させて説明したが、該校正方法は、ブーム角度、回転度、及びブーム長さセンサーのような他のクレーン安全監視センサーに適用することができる。一般的に、構成要素は、クレーン監視装置によって各位置で記録された値によって3つの異なる既知の位置へ動かされる。次いで、構成要素の位置がセンサーから信号を付与されて計算される。
幾つかの実施形態においては、この時点で所定の許容範囲が調整可能であるのが望ましい。典型的には、ユーザーは、所定の許容範囲を調整し且つ値を入力する選択肢を有している。このステップは、完全に任意であり且つ校正処理コードと異なるサービスコードによってロックしても良い。
本明細書に記載されている現在のところ好ましい実施形態に対する種々の変更及び改造が当業者にとって明らかであることは理解できるはずである。このような変更及び改造は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく且つその意図した利点を減じることなく行うことができる。従って、このような変更及び改造も添付の特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。
10 移動式クレーン、 14 タイヤ、
16 アウトリガ、 20 上部構造、
22 伸縮式ブーム、 26 吊り上げウインチ、
28 オペレータ室、 30 吊り上げウインチ、
34 カウンタウエイト、 38 キャリアユニット、
200 アウトリガ監視装置、 202 処理ユニット、
204 グラフィックディスプレイ、 208 長さセンサー、
210 バス、 211 他のセンサー、
214 データ記憶装置、
300 ユーザーインターフェース装置、
302 アウトリガの伸長長さの画像表示、
304 画像、 306 入力機器、
308 操作スティック、 308 状態アウトリガ、
310 付属のボタン、 312 押しボタン、
314 OKオブジェクト、 316 DELオブジェクト、
318 アウトリガ位置監視オブジェクト、
320 アウトリガ状態オブジェクト、
602 斜線が付けられた六角形、
604 明るい六角形、 606 第一の位置、
608 状態アウトリガ、 610 第二の位置、
612 最も内側のジャッキ、 614 マーク、
616 第三の位置、 630 後方のアウトリガ、
902 前方のアウトリガ、 904 前方のアウトリガ、
1202 後方のアウトリガ

Claims (31)

  1. a)処理ユニットと、
    b)該処理ユニットに作動可能な形態で接続されているグラフィックディスプレイと、
    c)前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されているセンサーであって、
    i)アウトリガの伸長長さを判定し、
    ii)該伸長長さを示す信号を前記処理ユニットに出力する、
    ようになされているセンサーと、
    d)前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されており且つコンピュータが実行可能な命令を記憶するデータ記憶装置であって、前記コンピュータが実行可能な命令が、前記処理ユニットによって実行されたときに、該処理ユニットに、
    i)前記信号に基づくクレーンの支点のデータを判定させ、
    ii)該クレーンの支点のデータを、許容可能なクレーン動作の計算において使用するために記憶させ、
    iii)前記信号に基づくアウトリガの状態を判定させ、
    iv)前記アウトリガが有効動作位置にあるか否かを示す該アウトリガの状態の画像表示をグラフィックディスプレイに表示させるようにされた、データ記憶装置と、
    を備えている、ことを特徴とするアウトリガ監視装置。
  2. 前記コンピュータが実行可能な命令が更に、前記処理ユニットに、前記信号を表すデータを記憶させることを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のアウトリガ監視装置。
  3. 前記コンピュータが実行可能な命令が更に、前記処理ユニットに、前記グラフィックディスプレイが前記伸長長さを示す画像を表示させるように命令する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアウトリガ監視装置。
  4. a)前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されている少なくとも1つの他のセンサーを更に備えており、該少なくとも1つの他のセンサーは、
    i)少なくとも1つの他のアウトリガの少なくとも1つの他の伸長長さを判定し、且つ
    ii)該少なくとも1つの他の伸長長さを表す少なくとも1つの他の信号を前記処理ユニットに出力する、ようになされており、
    b)前記処理ユニットによる前記クレーンの支点のデータの判定が更に、前記少なくとも1つの他の信号にも基づいている、ことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一の項に記載のアウトリガ監視装置。
  5. 前記コンピュータが実行可能な命令が更に、前記処理ユニットに、前記クレーンの支点のデータに基づく荷重曲線を選択させる、ことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のアウトリガ監視装置。
  6. 前記コンピュータが実行可能な命令が更に、前記処理ユニットに、前記クレーンの支点のデータに基づく荷重曲線を計算させる、ことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のアウトリガ監視装置。
  7. 前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されている第二のセンサーを更に備えており、該第二のセンサーは、伸長したブームの長さを判定して該判定したブームの長さを表す第二の信号を前記処理ユニットに出力するようになされており、前記処理ユニットによる前記荷重曲線の計算が更に該第二の信号にも基づいてなされる、ことを特徴とする請求項6に記載のアウトリガ監視装置。
  8. 前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されている追加のセンサーを更に備えており、該追加のセンサーは、カウンタウエイトの状態を判定して該カウンタウエイトの状態を表す付加的な信号を出力するようになされており、前記処理ユニットによる前記荷重曲線の計算が更に前記第二の信号にも基づいてなされる、ことを特徴とする請求項6に記載のアウトリガ監視装置。
  9. クレーンの荷重モーメント安全装置と相互作用するためのグラフィカルユーザーインターフェース装置であって、
    a)処理ユニットと、
    b)該処理ユニットに作動可能な形態で接続されているディスプレイと、
    c)前記処理ユニットに作動可能な形態で接続されており且つコンピュータが実行可能な命令を記憶するデータ記憶装置であって、該コンピュータが実行可能な命令は、前記処理ユニットによって実行されたときに、該ディスプレイに、
    i)アウトリガの実位置を示す画像表示と、
    ii)前記クレーンの荷重モーメント安全装置の状態を示す状態オブジェクトと、
    iii)該状態オブジェクトが有効動作状態を示している場合の続行オブジェクトセレクタと、
    を表示させるものである、データ記憶装置と、
    を備えている、ことを特徴とするグラフィカルユーザーインターフェース装置。
  10. 前記コンピュータが実行可能な命令が更に、前記処理ユニットに、該クレーンの荷重モーメント安全装置の前記状態に基づくクレーンの荷重曲線を決定して、ディスプレイに、該クレーンの荷重曲線を示すオブジェクトを表示させる、ことを特徴とする請求項9に記載のグラフィカルユーザーインターフェース装置。
  11. 前記アウトリガが有効動作位置にあるときに、前記オブジェクトが有効なアウトリガの状態を示す、ことを特徴とする請求項9又は10に記載のグラフィカルユーザーインターフェース装置。
  12. 前記アウトリガが有効動作位置にないときに、前記オブジェクトが有効でないアウトリガの状態を示す、ことを特徴とする請求項9〜11のうちのいずれか一項に記載のグラフィカルユーザーインターフェース装置。
  13. 実際のアウトリガ位置の前記画像表示が、実際のアウトリガ伸長長さに比例した伸長を有するアウトリガの画像表示である、ことを特徴とする請求項9〜12のうちのいずれか一項に記載のグラフィカルユーザーインターフェース装置。
  14. 処理ユニットによって実行されたときに以下の方法を行わせる命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、該方法が、
    a)設定セレクタオブジェクトを表示させるステップと、
    b)設定の選択を命令する第一のユーザー入力を受け取るステップと、
    c)アウトリガの実際の伸長長さを判定するステップと、
    d)前記実際の伸長長さが有効動作位置の所定の許容範囲内にあるか否かを判定するステップと、
    e)前記実際の伸長長さが前記有効動作範囲の前記所定の許容範囲内にあるか否かを示す第一のインジケータを提供するステップと、を含んでいる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 前記方法が、前記実際の伸長長さが前記有効動作位置の前記所定の許容範囲内にあるときに、前記実際の伸長長さに応じたクレーンの支点のデータを決定するステップを更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  16. 前記方法が更に、前記実際の伸長長さに対応するデータをデータ記憶装置に記憶するステップを更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14又は15のいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 前記方法が更に、
    i)ユーザーによるオーバーライドに対応する第二のユーザー入力を受け取るステップと、
    ii)該第二のユーザー入力の受け取りに応答して作動モードセレクタを表示するステップと、
    iii)選択された手動作動モードに対応する第三のユーザー入力を受け取るステップと、
    iv)前記選択された手動作動モード及び前記センサーによって検知された伸長長さに対応するデータを前記データ記憶装置に記憶するステップと、
    を更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14〜16のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 前記方法が更に、
    i)前記実際の伸長長さが前記所定の許容範囲内から該所定の許容範囲外へと逸脱したことを判定するステップと、
    ii)前記実際の伸長長さが前記所定の範囲外にあることを表示する第二のインジケータを提供するステップと、
    iii)前記第二のインジケータと前記実際の伸長長さとを表すデータを記憶するステップと、
    を更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14〜17のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 前記所定の許容範囲が該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている、ことを特徴とする請求項14〜18のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 前記所定の許容範囲がプラスマイナス50.8ミリメートルである、ことを特徴とする請求項14〜19のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  21. 前記所定の許容範囲が選択された長さのプラスマイナス3パーセントである、ことを特徴とする請求項14〜20のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  22. 前記第一のインジケータが、前記実際の伸長長さが前記所定の許容範囲内にあることを示し、前記方法が更に続行セレクタを提供することを含んでいる、ことを特徴とする請求項14〜21のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  23. 前記第一のインジケータが、前記実際の伸長長さが前記所定の許容範囲外にあることを示し、前記方法が更に続行セレクタを抑止するステップを更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14〜22のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  24. 前記方法が更に、
    i)少なくとも1つの他のアウトリガの少なくとも1つの他の実際の伸長長さを判定するステップと、
    ii)前記少なくとも1つの他の実際の伸長長さが第二の有効動作位置の前記所定の許容範囲内にあるか否かを判定するステップと、
    iii)前記少なくとも1つの他の実際の伸長長さの各々が前記第二の有効動作位置の前記所定の許容範囲内にあるか否かを示す第二のインジケータを提供するステップと、
    を更に含んでいる、ことを特徴とする請求項14〜23のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  25. 前記方法が、前記少なくとも1つの有効動作位置の前記所定の許容範囲内にある前記実際の伸長長さと少なくとも1つの他の実際の伸長長さとの各々に応答して、前記実際の伸長長さと少なくとも1つの他の実際の伸長長さとのうちから、最小の実際の伸長長さに応じてクレーンの支点のデータを決定するステップを更に含んでいる、ことを特徴とする請求項24に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  26. 処理ユニットによって実行されると、クレーン監視装置のグラフィカルユーザーインターフェースを使用してクレーン監視装置のセンサーを校正する方法を実行させる命令が記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    a)構成要素を既知の第一の位置へ移動させるステップと、
    b)前記構成要素が前記既知の第一の位置にあることを示す前記グラフィカルユーザーインターフェースを介して、第一のユーザー入力を受け取るステップと、
    c)前記第一の位置を表す第一の信号をセンサーから受け取るステップと、
    d)前記第一の信号に対応する第一の値を記憶するステップと、
    e)前記構成要素を既知の第二の位置へ移動させるステップと、
    f)前記構成要素が前記既知の第二の位置にあることを示す前記グラフィカルユーザーインターフェースを介して、第二のユーザー入力を受け取るステップと、
    g)前記第二の位置を表す第二の信号をセンサーから受け取るステップと、
    h)前記第二の信号に対応する第二の値を記憶して、校正されたセンサーを形成するステップと、
    を含んでいる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  27. 前記方法が更に、
    i)前記構成要素を第三の位置へ移動させるステップと、
    ii)前記構成要素が前記第三の位置にあることを示す前記ユーザーインターフェースを介して、第三のユーザー入力を受け取るステップと、
    iii)前記第三の位置を表す第三の信号を受け取るステップと、
    iv)前記第三の信号に対応する第三の値を記憶するステップと、を更に含んでおり、
    v)前記校正された位置の計算が更に前記第三の記憶された値にも基づいている、
    ことを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  28. 前記構成要素を移動させるステップが、ユーザーに前記構成要素を手動で移動させるように促すことを含む、ことを特徴とする請求項26〜27のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  29. 前記構成要素を移動させるステップが、前記処理ユニットが前記構成要素を移動させる機構を作動させることを含んでいる、ことを特徴とする請求項26〜27のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  30. 前記構成要素がクレーン用のアウトリガである、ことを特徴とする請求項26〜29のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  31. 前記校正されたセンサーが、前記構成要素のその後の位置を表示するために続いて使用され、
    前記実行される命令によって、
    a)前記構成要素のその後の位置をその後の信号に基づいて計算させ、
    b)前記その後の位置を表すオブジェクトを、前記グラフィカルユーザーインターフェースに表示させる、
    ことを特徴とする請求項26〜30のうちのいずれか一項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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