JP2013057802A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013057802A5 JP2013057802A5 JP2011195997A JP2011195997A JP2013057802A5 JP 2013057802 A5 JP2013057802 A5 JP 2013057802A5 JP 2011195997 A JP2011195997 A JP 2011195997A JP 2011195997 A JP2011195997 A JP 2011195997A JP 2013057802 A5 JP2013057802 A5 JP 2013057802A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- optical system
- faj
- conditional expression
- laj
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明の光学系は、最も物体側に配置される1以上の負レンズより成る負レンズ群と、該負レンズ群の像側に配置される複数のレンズより成る正の屈折力の正レンズ群と、を有し、
該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部を物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、
ΔθgFAj>0.0025
なる条件式を満足し、
前記1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とし、前記負レンズLNiの焦点距離及び材料の屈折率を各々fni及びNni、前記レンズLAjの焦点距離をfAj、前記レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、及び部分分散比を各々NAj、νdAj、及びθgFAj、全系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFno、とし、
kj=0.07 (fAj>0)
kj=−0.05 (fAj<0)
ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fAj<0)
とするとき、
Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
−0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部を物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、
ΔθgFAj>0.0025
なる条件式を満足し、
前記1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とし、前記負レンズLNiの焦点距離及び材料の屈折率を各々fni及びNni、前記レンズLAjの焦点距離をfAj、前記レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、及び部分分散比を各々NAj、νdAj、及びθgFAj、全系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFno、とし、
kj=0.07 (fAj>0)
kj=−0.05 (fAj<0)
ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fAj<0)
とするとき、
Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
−0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の光学系によって形成された像を光電変換する固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する感光面が置かれる。縦収差図の球面収差図(SPH)、歪曲収差図(DIST)、倍率色収差図(CHRO)において、dはd線、gはg線、CはC線、FはF線である。非点収差図(AS)においてMはd線のメリディオナル像面、Sはd線のサジタル像面である。横収差図においてdはd線、gはg線、CはC線、FはF線、Sはサジタル光線である。
本発明において更に好ましくは、次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。負レンズLNiの材料のアッベ数をνdniとする。正レンズ群LPを構成する複数のレンズのうち、レンズLAjを除く1つの正レンズLPpの材料の屈折率及びアッベ数を各々NLPp及びνdLPpとする。
レンズLAj及び負レンズLNiを除く負レンズLMiのうち、1つの負レンズLMnの材料の屈折率及びアッベ数を各々NLMn及びνdLMnとする。最も像側のレンズ面から像側の焦点(像点)までの光軸上の距離をBfとする。本発明の光学系を固体撮像素子を有する撮像装置に用いたとき、光学系の撮影画角を2ω(度)とする。このとき、以下の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
各実施例の光学系はレンズ間に開口絞りSPを有している。そして開口絞りSPよりも物体側及び像側のレンズ系は正の屈折力を有し、開口絞りSPに対向する物体側及び像側のレンズ面は凹形状である。
[実施例4]
図7に示す実施例4は焦点距離51.7mm、開口比1.25、撮影画角45.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、数式(1)を満足する2つの光学素子、LA1、LA2を有している。図8は実施例4の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例4のフォーカシングは全系繰り出しタイプであり、全系がコンパクトで高い光学性能を有している。
図7に示す実施例4は焦点距離51.7mm、開口比1.25、撮影画角45.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、数式(1)を満足する2つの光学素子、LA1、LA2を有している。図8は実施例4の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例4のフォーカシングは全系繰り出しタイプであり、全系がコンパクトで高い光学性能を有している。
Claims (9)
- 最も物体側に配置される1以上の負レンズより成る負レンズ群と、該負レンズ群の像側に配置される複数のレンズより成る正の屈折力の正レンズ群と、を有し、
該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部を物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、
ΔθgFAj>0.0025
なる条件式を満足し、
前記1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とし、前記負レンズLNiの焦点距離及び材料の屈折率を各々fni及びNni、前記レンズLAjの焦点距離をfAj、前記レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、及び部分分散比を各々NAj、νdAj、及びθgFAj、全系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFno、とし、
kj=0.07 (fAj>0)
kj=−0.05 (fAj<0)
ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fAj<0)
とするとき、
Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
−0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。 - 前記負レンズLNiの材料のアッベ数をνdniとするとき、
Nni<1.65
νdni>50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 前記正レンズ群を構成する複数のレンズのうち、レンズLAjを除く1つの正レンズLPpの材料の屈折率及びアッベ数を各々NLPp及びνdLPpとするとき、
NLPp>1.70
νdLPp>30
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。 - 前記レンズLAj及び負レンズLNiを除く負レンズLMiのうち、1つの負レンズLMnの材料の屈折率及びアッベ数を各々NLMn及びνdLMnとするとき、
NLMn<1.75
νdLMn<40
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。 - 開口絞りを有し、該開口絞りよりも物体側及び像側のレンズ系は正の屈折力を有し、前記開口絞りに対向する物体側及び像側のレンズ面は凹形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
- 0.9<Fno<2
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。 - 最も像側のレンズ面から像点までの光軸上の距離をBfとするとき、
Bf/f<1
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。 - 請求項1乃至7のいずれか1項の光学系と、該光学系によって形成された像を光電変換する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
- 前記光学系の撮影画角を2ω(度)とするとき、
30(度)<2ω<56(度)
なる条件式を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011195997A JP5864969B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 光学系及びそれを用いた撮像装置 |
US13/596,247 US8670193B2 (en) | 2011-09-08 | 2012-08-28 | Optical system and optical apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011195997A JP5864969B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 光学系及びそれを用いた撮像装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013057802A JP2013057802A (ja) | 2013-03-28 |
JP2013057802A5 true JP2013057802A5 (ja) | 2014-10-16 |
JP5864969B2 JP5864969B2 (ja) | 2016-02-17 |
Family
ID=47829553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011195997A Expired - Fee Related JP5864969B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 光学系及びそれを用いた撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8670193B2 (ja) |
JP (1) | JP5864969B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012006244A1 (de) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | Jenoptik Optical Systems Gmbh | Farbkorrigiertes F-Theta-Objektiv für die Lasermaterialbearbeitung |
DE102013112212B4 (de) * | 2013-11-06 | 2022-03-10 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Optische Zoomeinrichtung, optische Abbildungseinrichtung, optisches Zoomverfahren und Abbildungsverfahren für die Mikroskopie |
JP6383214B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2018-08-29 | オリンパス株式会社 | 結像光学系及びそれを備えた光学装置 |
JP6561478B2 (ja) * | 2015-01-23 | 2019-08-21 | 株式会社ニコン | 光学系、この光学系を有する撮像装置、及び、光学系の製造方法 |
JP6828252B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2021-02-10 | 株式会社ニコン | 光学系および光学機器 |
JP6918731B2 (ja) | 2018-02-28 | 2021-08-11 | キヤノン株式会社 | 光学系及び撮像装置 |
JP7140571B2 (ja) * | 2018-07-04 | 2022-09-21 | キヤノン株式会社 | 光学系および撮像装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3103166B2 (ja) | 1991-11-26 | 2000-10-23 | 富士写真光機株式会社 | 射出瞳の遠いマクロレンズ |
JP3588283B2 (ja) * | 1999-09-24 | 2004-11-10 | 松下電器産業株式会社 | 投写レンズとそれを用いたプロジェクター |
JP4845502B2 (ja) * | 2005-12-15 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
JP4921045B2 (ja) | 2006-06-12 | 2012-04-18 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
JP5207761B2 (ja) * | 2008-02-12 | 2013-06-12 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
EP2149808B1 (en) * | 2008-08-02 | 2015-11-25 | Ricoh Company, Ltd. | Retrofocus type of imaging lens |
JP5339190B2 (ja) * | 2009-03-10 | 2013-11-13 | 株式会社リコー | 結像レンズ、カメラおよび携帯情報端末装置 |
JP5441377B2 (ja) * | 2008-08-07 | 2014-03-12 | キヤノン株式会社 | 単焦点光学系及びそれを有する撮像装置 |
-
2011
- 2011-09-08 JP JP2011195997A patent/JP5864969B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-08-28 US US13/596,247 patent/US8670193B2/en not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4403672B2 (ja) | 撮影レンズ | |
JP6537331B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP6204896B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
JP6309478B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
JP6219176B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
JP6219189B2 (ja) | テレコンバーターレンズおよび撮像装置 | |
JP2014092728A5 (ja) | ||
JP2013057802A5 (ja) | ||
JP6177747B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
US9615008B2 (en) | Imaging lens and imaging apparatus equipped with the same | |
JP6042768B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
US9678317B2 (en) | Zoom lens and image pickup apparatus including the same | |
KR20120047597A (ko) | 어안 렌즈계 및 이를 구비한 촬영 장치 | |
JP2015072369A5 (ja) | ||
JP2008116794A (ja) | 撮像レンズ | |
JP5974101B2 (ja) | 広角レンズおよび撮像装置 | |
JP2014197129A (ja) | レンズ装置及びそれを有する撮像装置 | |
JP5749866B2 (ja) | 広角レンズおよび撮像装置 | |
JP2019053189A (ja) | リアコンバータレンズおよび撮像装置 | |
JP6313173B2 (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
JP6304962B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP2013210538A (ja) | 撮像装置 | |
JP2012098365A (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
JP2014052412A5 (ja) | ||
JP2022171857A (ja) | 光学系およびそれを有する撮像装置 |