JP2013057802A - 光学系及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正し、色フレアの発生を低減し、軸上から画面周辺まで高い光学性能が得られる光学系を得ること。
【解決手段】 最も物体側に1以上の負レンズよりなる負レンズ群と、該負レンズ群の像側に複数のレンズよりなる正の屈折力の正レンズ群を有し、該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部のレンズを物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、ΔθgFAj>0.0025なる条件式を満足し、1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)、負レンズLNiの焦点距離と材料の屈折率fni、Nni、レンズLAjの焦点距離fAj、レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比NAj、νdAj、θgFAj、全系の焦点距離fを各々適切に設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は光学系に関し、例えば銀塩フィルム用カメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置として、この他、望遠鏡、双眼鏡、プロジェクタ、複写機等の光学機器に好適な光学系に関するものである。
従来より一眼レフカメラ用で、撮影画角45度程度の標準型の撮影レンズとして、ガウス型の撮影レンズ(光学系)が知られている(特許文献1)。ガウス型の光学系は、比較的バックフォーカスが長く、広画角、大口径比化で、しかも高い光学性能を得るのが容易であるという特徴がある。ガウス型の撮影レンズにおいて各レンズ群の相対的な関係を変化させてフォーカスを行い、物体距離の変動に対する収差変動を軽減した撮影レンズが知られている(特許文献2)。
特開2007−333790号公報 特開平05−142474号公報
大口径比のガウス型の光学系では、軸上から画面周辺まで高い光学性能を達成するために、正レンズの材料にランタンを含むランタン系フリントガラス、負レンズの材料にチタンを含むチタン系フリントガラスが多く用いられている。しかしながら、これらの材料を用いると、軸上色収差の2次スペクトルが増加し、軸上色収差の2次スペクトルの補正が難しくなってくる。このため、大口径比のガウス型の光学系ではこの軸上色収差の2次スペクトルに起因する色フレアを軽減するのが重要になっている。
このためガウス型レンズやそれを変形した変形ガウス型の光学系において、軸上色収差の2次スペクトルを軽減し、高い光学性能を得るには、各レンズの材料を適切に設定することが重要になってくる。例えば材料の屈折率、アッベ数、部分分散比等を適切に選択したレンズを用いることが重要になってくる。
本発明は、軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正し、色フレアの発生を低減し、軸上から画面周辺まで高い光学性能が得られる光学系の提供を目的とする。
本発明の光学系は、最も物体側に1以上の負レンズよりなる負レンズ群と、該負レンズ群の像側に複数のレンズよりなる正の屈折力の正レンズ群を有し、該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部のレンズを物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、
ΔθgFAj>0.0025
なる条件式を満足し、
前記1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とし、
前記負レンズLNiの焦点距離と材料の屈折率を各々fni、Nni、
前記レンズLAjの焦点距離をfAj、
前記レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NAj、νdAj、θgFAj、
全系の焦点距離をf、
無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFnoとし、
kj=0.07 (fAj>0)
kj=−0.05 (fAj<0)
ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fj<0)
とするとき、
Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
−0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正し、色フレアの発生を低減し、軸上から画面周辺まで高い光学性能を有した光学系が得られる。
実施例1の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例1の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 実施例2の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例2の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 実施例3の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例3の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 実施例4の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例4の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 実施例5の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例5の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 実施例6の無限遠物体の合焦状態における光学系の断面図である。 実施例6の無限遠物体の合焦状態における収差図である。 本発明の撮像装置の要部概略図である。 (a)(b) 一般硝材のnd−νd特性の分布を表した説明図である。 (a)(b) 一般硝材のθgF−νd特性の分布を表した説明図である。 本発明の条件式(1)を満足する樹脂材料の光学特性を表した説明図である。
本発明の光学系及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。本発明の光学系LEは最も物体側に1つ以上の負レンズよりなる負レンズ群LNと、負レンズ群LNの像側に複数のレンズよりなる正の屈折力の正レンズ群LPを有している。正レンズ群LPを構成する複数のレンズの一部のレンズを物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とする。そしてレンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとする。
このとき、
ΔθgFAj>0.0025 ・・・(1)
なる条件式を満足している。ここでレンズLAjは正又は負の屈折力のレンズである。
図1は本発明の実施例1の光学系のレンズ断面図である。図2は本発明の実施例1の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。図3は本発明の実施例2の光学系のレンズ断面図である。図4は本発明の実施例2の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。図5は本発明の実施例3の光学系のレンズ断面図である。図6は本発明の実施例3の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。
図7は本発明の実施例4の光学系のレンズ断面図である。図8は本発明の実施例4の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。図9は本発明の実施例5の光学系のレンズ断面図である。図10は本発明の実施例5の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。図11は本発明の実施例6の光学系のレンズ断面図である。図12は本発明の実施例6の光学系の物体距離が無限遠物体での収差図である。図13は本発明の光学系を有する撮像装置の要部概略図である。
本発明の光学系は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置や、望遠鏡、双眼鏡の観察装置、複写機、プロジェクタ等の光学機器に用いられるものである。レンズ断面図において、左方が前方(物体側、拡大側)で、右方が後方(像側、縮小側)である。プロジェクタ等の画像投射装置に用いるときは、左方がスクリーン側、右方が被投射画像側となる。LEは光学系である。LNは負レンズ群、LPは正レンズ群である。SPは光量調節用の開口絞り(絞り)であり、正レンズ群LP中に配置されている。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の光学系によって形成された像を光電変換する固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する感光面が置かれる。各縦収差図において、実線はd線のメリジオナル光線、破線はd線のサジタル光線、長破線はg線、一点鎖線はC線、二点鎖線はF線を表している。また、各横収差図において、実線はd線、長破線はg線、一点鎖線はC線、二点鎖線はF線を表している。
各実施例の光学系LEにおいて負レンズ群LNは1以上の負レンズを有する。ここで負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とする。負レンズLNiの焦点距離と材料の屈折率を各々fni、Nniとする。レンズLAjの焦点距離をfAjとする。レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NAj、νdAj、θgFAjとする。全系の焦点距離をf、無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFnoとする。
そして、
kj=0.07 (fAj>0) ・・・(4a)
kj=−0.05 (fAj<0) ・・・(4b)
とおく。
また、
ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
・・・(5a)
ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fAj<0)
・・・(5b)
とする。このとき、
Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
・・・(2)
−0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
・・・(3)
なる条件式を満足する。
各実施例の光学系は、軸上色収差の2次スペクトルを補正するために、条件式(1)を満足する複数のレンズ(光学素子)LAj(j=1,2・・・n)を有している。更にレンズLAjは条件式(2)を満足している。さらに、条件式(1)、(2)を満足するレンズLAjを使用したときに増大するペッツバール和を減少するために、最も物体側に1つ以上の負レンズLNi(i=1,2・・・)から構成される負レンズ群LNを配置している。この負レンズLNiは条件式(3)を満足している。
レンズLAjの材料の異常部分分散比(異常部分分散性)ΔθgFAjは、g線とF線に関する部分分散比をθgFAjとしたとき、数式(5a)又は数式(5b)のように定義される。
条件式(1)は物体側から像側へ数えたとき第j番目のレンズLAjの材料の異常部分分散比ΔθgFAjを規定した式である。その値はレンズLAjが正の屈折力を持つ場合(fAj>0)は数式(5a)、レンズLAjが負の屈折力を持つ場合(fAj<0)は数式(5b)で与えられる。
数式(5a)の右辺括弧内の数式は、図15(a)に示すランタン系フリントガラスの部分分散比θgFとアッベ数νdの関係を直線近似した式となっている。従って、数式(5a)の左辺の値は、レンズLAjと同じアッベ数νdAjを持つランタン系フリントガラスの部分分散比θgFAjとレンズLAjの部分分散比θgFAjの差分を表している。
ここで、アッベ数νd、部分分散比θgFは、d線、g線、C線、F線の屈折率をnd、ng、nC、nFとすると、次式で定義される。
νd=(nd−1)/(nF−nC) ・・・(15)
θgF=(ng−nF)/(nF−nC) ・・・(16)
一方、数式(5b)の右辺括弧内の数式は、図15(b)に示すチタン系フリントガラスの部分分散比θgFとアッベ数νdの関係を直線近似した式となっている。従って、数式(5b)の左辺の値は、レンズLAjと同じアッベ数νdAjを持つチタン系フリントガラスの部分分散比θgFAjとレンズLAjの部分分散比θgFAjの差分を表している。
一般的に、大口径比のガウス型の光学系では、軸上から画面周辺まで高い光学性能を達成するために、正レンズにランタン系フリントガラス、負レンズにチタン系フリントガラスが用いられている。しかしながら、図15(a)に示すように、ランタン系フリントガラスは同じアッベ数を持つ他のガラスより部分分散比が小さいため、ランタン系フリントガラスを正レンズに用いると軸上色収差の2次スペクトルが増大してしまう。
また、図15(b)に示すように、チタン系フリントガラスは同じアッベ数を持つ他のガラスより部分分散比が大きいため、チタン系フリントガラスを負レンズに用いると軸上色収差の2次スペクトルが増大してしまう。そのため、条件式(1)を満足するようなレンズLAjを少なくとも1つ以上有することが、軸上色収差の2次スペクトルの増大を防ぐ必要条件となる。
条件式(1)を満足するレンズLAjとしては、正レンズに用いる場合、図15(a)に示すフッ素を含むフッ素系クラウンガラス、リンを含むリン系クラウンガラスが挙げられる。負レンズに用いる場合は、図15(b)に示すニオブを含むニオブ系フリントガラスが挙げられる。さらに、条件式(2)を満足するようにレンズLAjの屈折力を与えることで、軸上色収差の2次スペクトルを十分に補正することができ、軸上色収差の2次スペクトルに起因する色フレアを良好に抑えることができる。
以下に、条件式(2)について説明する。レンズLAjを用いることによるg線とF線の軸上色収差係数の補正量をΔLgFjとすると、次式の関係が成り立つ。
ΔLgFj=ΔθgFj/(νdj・fj)・hj ・・・(17)
ここで、hjは近軸軸上光線のレンズ面への入射高さである。また、レンズLAjを用いることによるg線とF線の軸上色収差の補正量をΔxjとすると、次式の関係が成り立つ。
Δxj=−f・ΔLgFj ・・・(18)
さらに、レンズLAjを用いることによるg線とF線の軸上横収差幅の補正量をΔyjとすると、球面収差が十分に補正されているという条件の下では、次式の関係が成り立つ。
Δyj=Δxj/(2・Fno) ・・・(19)
従って、数式(17)、(18)、(19)より、次式が求められる。
(ΔθgFj/νdj)・(f/fj)/Fno=―2Δyj/hj・・・(20)
条件式(2)は、数式(20)をレンズLAjが複数ある場合に拡張し、色フレアを良好に補正できるように右辺の値を適切に規定した式である。従って、条件式(1)、(2)を満足することにより、軸上色収差の2次スペクトルに起因する色フレアを良好に補正することができる。しかしながら、条件式(1)、(2)を満足するように光学材料を選択すると、特に像面が物体側に倒れていき、軸上から画面周辺までの光学性能が低下する傾向となっている。
その理由について、以下に説明する。一般的な大口径のガウス型の光学系の正レンズに使用されているランタン系フリントガラスは、図14(a)に示すように屈折率が高く、条件式(1)を満足するフッ素系クラウンガラス、リン系クラウンガラスはそれよりも屈折率が低い。そのため、条件式(1)を満足する正の屈折力を持つレンズLAjを用いるとペッツバール和が大きくなり、像面が物体側に倒れてくる。
また、一般的な大口径ガウス型光学系の負レンズに使用されているチタン系フリントガラスは、図14(b)に示すように屈折率が低く、条件式(1)を満足するニオブ系フリントガラスはそれよりも屈折率が高い。そのため、条件式(1)を満足する負の屈折力を持つレンズLAjを用いるとペッツバール和が大きくなり、像面が物体側に倒れてくる。つまり、正レンズ、負レンズに関わらず、条件式(1)を満足するようにレンズLAjの光学材料を選択すると、像面が物体側に倒れてしまい、軸上から画面周辺まで高い光学性能を達成することが困難になる。
そこで、本発明では、最も物体側から数えて少なくとも1つ以上の負レンズのみから構成される負レンズ群LNを設けている。そして、負レンズ群LNを構成する負レンズLNiが条件式(3)、(4a)、(4b)を満足するようにしている。
以下に、条件式(3)について説明する。一般的な大口径のガウス型の光学系において正レンズの光学材料をランタン系クラウンガラスから、条件式(1)を満足するフッ素系クラウンガラス、リン系クラウンガラスに変更したとする。もしくは、負レンズの光学材料をチタン系フリントガラスから、条件式(1)を満足するニオブ系フリントガラスに変更したとする。この場合のペッツバール和の変化量を考える。
光学材料を変更する際、アッベ数は同じものを選択し、一次の軸上色収差は変わらないようにするという条件を加えると、光学材料を変更してもレンズLAjの屈折力は変わらない。従って、光学材料を変更したことによるペッツバール和の変化量ΔPsumjは次式で表される。
ΔPsumj=1/(nj・fj)―1/(n・f)=kj/(nj・fj)
・・・(21)
kj=(n−nj)/n ・・・(22)
ここで、f、nは変更前の光学材料の焦点距離、屈折率であり、kjは光学材料を変更したことによる屈折率の変化の割合を表す値である。数式(4a)はレンズLAjの屈折力が正の場合、つまり、ランタン系クラウンガラスをフッ素系クラウンガラス、リン系クラウンガラスに変更する場合のkjの値である。
次に、数式(4a)の値の根拠について説明する。まず、図14(a)に示すように、ランタン系クラウンガラスのアッベ数と屈折率の関係を直線近似した式と、フッ素系クラウンガラス及びリン系クラウンガラスのアッベ数と屈折率の関係を直線近似した式を求める。数式(4a)の右辺の値は、前記直線近似式を用いてアッベ数が30から95までの範囲における数式(22)の値を算出し、平均化した値である。つまり、ランタン系クラウンガラスからフッ素系クラウンガラス、リン系クラウンガラスに変更した場合の平均的な屈折率の変化の割合を表している。
数式(4b)はレンズLAjの屈折力が負の場合、つまり、チタン系フリントガラスをニオブ系フリントガラスに変更する場合のkjの値である。数式(4b)の右辺の値は数式(4a)の場合と同様にして求められた値であり、チタン系フリントガラスからニオブ系フリントガラスに変更した場合の平均的な屈折率の変化の割合を表している。
従って、数式(21)、(22)により、条件式(1)を満足するレンズLAjを用いることによる、ペッツバール和の変化の割合を見積もることができる。その値は、fAj>0の場合はkj>0となるためΔPsumj>0となり、fAj<0の場合はkj<0となるためΔPsumj>0となる。従って、ペッツバール和はいずれの場合も増加することになる。
本発明では、このように変化するペッツバール和を補正するために、最も物体側に1つ以上の負レンズから構成される負レンズ群LNを有することを特徴としている。前記負レンズ群LNを構成する負レンズを物体側から数えて負レンズLNiとすると、負レンズLNiによるペッツバール和の補正量ΔPsumiは次式で表すことができる。
ΔPsumi=1/(Nni・fni) ・・・(23)
ただし、fni、Nniは負レンズLNiの焦点距離、材料の屈折率である。
従って、一般的な大口径のガウス型光学系と本発明の光学系のペッツバール和の差分量は数式(21)、(23)を用いて次式で表すことができる。
ΔPsumj+ΔPsumi=kj/(nAj・fAj)+1/(Nni・fni)
・・・(24)
条件式(3)は、数式(24)をレンズLAj、負レンズLNiが複数の場合に拡張、そして、光学系の焦点距離fで規格化し、上限値、下限値を適切に規定した式である。上限値を超えると、負レンズLNiによるペッツバール和が補正不足になり、軸上から画面周辺まで高い光学性能を達成することが困難になる。
一方、下限値を超えると、負レンズ群LNiの屈折力が大きくなりすぎてペッツバール和が補正過剰になるため好ましくない。加えて、負レンズLNiの屈折力が大きくなると負レンズ群LNiにより軸上光線が大きく発散するので、負レンズ群LNiに続く正レンズの口径が増大するため好ましくない。負レンズ群LNiに続く正レンズの口径の増大は軸上光線の収差補正を困難にするため、光学性能の観点からも好ましくない。従って、条件式(1)、(2)、(3)を満足することで、色フレアを低減し、かつ、軸上から画面周辺まで高い光学性能を達成することができる。
なお、条件式(1)、(2)、(3)の説明では、レンズLAjの光学材料として、フッ素系クラウンガラス、リン系クラウンガラス、ニオブ系フリントガラスを挙げたが、条件式(1)、(2)、(3)を満足すればこれに限ったものではない。また、条件式(1)の数値範囲を以下に示す範囲にすると、本発明の効果をより効果的に得ることができる。
ΔθgFAj>0.005 ・・・(1a)
さらに望ましくは、条件式(1a)の数値範囲を以下に示す範囲にするとよい。
ΔθgFAj>0.010 ・・・(1b)
条件式(1b)を満足する材料としては、図16に示す光学特性をもつ有機複合物が挙げられる。
以上のように、各実施例によれば、軸上色収差の2次スペクトルが十分に補正され色フレアが低減され、かつ、軸上から画面周辺まで高い光学性能を有する光学系が得られる。
本発明において更に好ましくは、次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。負レンズ群LNを構成する負レンズLNiの材料のアッベ数をνdniとする。正レンズ群LPを構成する正レンズLPiのうち、レンズLAjを除く1つの正レンズLPpの材料の屈折率とアッベ数を各々NLPp、νdLPpとする。
正レンズ群LPを構成するレンズLAj及び負レンズ群LNを構成する負レンズLNiを除く負レンズLMiのうち1つの負レンズLMnの材料の屈折率とアッベ数を各々NLMn、νdLMnとする。最も像側のレンズ面から像側の焦点(像点)までの光軸上の距離をBfとする。本発明の光学系を固体撮像素子を有する撮像装置に用いたとき、光学系の撮影画角を2ω(度)とする。このとき、以下の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
Nni<1.65 ・・・(6)
νdni>50 ・・・(7)
NLPp>1.70 ・・・(8)
νdLPp>30 ・・・(9)
NLMn<1.75 ・・・(10)
νdLMn<40 ・・・(11)
0.9<Fno<2 ・・・(12)
Bf/f<1 ・・・(13)
30(度)<2ω<56(度)・・・(14)
条件式(6)、(7)の如く負レンズ群LNを構成する負レンズLNiの材料を適切に設定すれば像面の物体側への倒れを良好に補正することができる。
条件式(8)、(9)の如くレンズLAjを除く1つの正レンズLPpの材料を適切に設定すれば軸上から画面周辺まで高い光学性能を得ることができる。条件式(10)、(11)の如く、レンズLAj及び負レンズLNiを除く負レンズLMiのうち1つの負レンズLMnの材料を設定すれば軸上から画面周辺まで高い光学性能を得ることができる。条件式(12)の如く光学系の無限遠物体に合焦時のFナンバーを設定すれば高い光学性能を最も効果的に得ることができる。
条件式(13)の如く、最も像側のレンズ面から像側焦点までの光軸上の距離を設定すれば、高い光学性能を最も効果的に得ることができる。条件式(14)の如く、本発明の光学系を撮像装置に用いたときの撮影画角2ωを設定すれば、高い光学性能を最も効果的に得ることができる。
各実施例の光学系はレンズ間に開口絞りSPを有している。そして開口絞りSPより物体側と像側のレンズ系は正の屈折力であり、開口絞りSPに対向する物体側と像側のレンズ面は凹形状である。
これによってコマ収差及びサジタルフレアーを良好に補正している。また各実施例の光学系は1以上の非球面を有するのが良い。これによれば球面収差、コマ収差の補正を良好に行うのが容易になる。
次に各実施例の具体的な構成について説明する。実施例1乃至6の光学系は焦点距離が45mmから60mm、開口比が1.25から1.85の大口径の標準レンズである。各実施例は光学系の最も物体側に負レンズLNiと、光学系に条件式(1)を満足する材料よりなるレンズ(光学素子)LAjを有している。各実施例の光学系は、前述の如く構成条件を満足することにより、色フレアを十分に低減し、かつ、軸上から画面周辺まで高い光学性能を得ている。以下、各実施例の特徴について説明する。
[実施例1]
図1に示す実施例1は焦点距離51.7mm、開口比1.45、撮影画角45.4度の大口径比の標準型の撮影光学系である。撮影光学系は最も物体側に負レンズLN1と、条件式(1)を満足する4つの光学素子、LA1、LA2、LA3、LA4を有している。
図2は実施例1の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例1の撮影光学系はフローティング機構を有している。フォーカシングに際して図に示した如くレンズ群を分けたとき第1レンズ群L1が固定であり、物体距離が無限遠から至近になるにつれて第2レンズ群L2、第3レンズ群L3が異なる繰り出し量で像側から物体側に繰り出す構成となっている。これにより、フォーカシングによる球面収差、コマ収差の変動を抑制している。
[実施例2]
図3に示す実施例2は焦点距離51.7mm、開口比1.45、撮影画角45.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、数式(1)を満足する3つの光学素子、LA1、LA2、LA3を有している。
図4は実施例2の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例2の撮影光学系は、フォーカシングに際してフレアカット絞りFCを残して第1レンズ群L1が繰り出す全系繰り出しタイプである。物体距離が無限遠から至近になるにつれて第1レンズ群L1が像側から物体側に繰り出している。フォーカシングによる色収差の変動が少なく、実施例1の撮影光学系と比較して全体がコンパクトである。
[実施例3]
図5に示す実施例3は焦点距離51.7mm、開口比1.25、撮影画角が45.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、数式(1)を満足する4つの光学素子、LA1、LA2、LA3、LA4を有している。図6は実施例3の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例3は実施例1と同様のフローティング機構を採用しており、フォーカシングによる球面収差、コマ収差の変動を抑制している。
[実施例4]
図7に示す実施例4は焦点距離51.7mm、開口比1.25、撮影画角45.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、数式(1)を満足する2つの光学素子、LA1、LA2を有している。図8は実施例4の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例4のフォーカシング全系繰り出しタイプであり、全系がコンパクトで高い光学性能を有している。
[実施例5]
図9に示す実施例5は焦点距離45mm、開口比1.60、撮影画角54.4度の大口径比標準型の撮影光学系である。負レンズ群LNは2つの負レンズLN1、LN2から構成されている。条件式(1)を満足する5つの光学素子、LA1、LA2、LA3、LA4、LA5を有している。図10は実施例5の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例5のフォーカシングは全系繰り出しタイプである。
[実施例6]
図11に示す実施例6は焦点距離60mm、開口比1.85、撮影画角39.7度の大口径比標準型の撮影光学系である。撮影光学系の最も物体側に負レンズLN1と、条件式(1)を満足する4つの光学素子、LA1、LA2、LA3、LA4を有している。図12は実施例6の無限遠物体に合焦したときにおける収差図である。実施例6のフォーカシングは全系繰り出しタイプである。
次に、本発明の撮影光学系を用いた一眼レフカメラシステム(撮像装置)の実施形態を、図13を用いて説明する。図13において、10は一眼レフカメラ本体、11は本発明による撮影光学系を搭載した交換レンズである。12は交換レンズ11を通して得られる被写体像を記録するフィルムや撮像素子などの記録手段である。
13は交換レンズ11からの被写体像を観察するファインダー光学系、14は交換レンズ11からの被写体像を記録手段12とファインダー光学系13に切り換えて伝送するための回動するクイックリターンミラーである。ファインダーで被写体像を観察する場合は、クイックリターンミラー14を介してピント板15に結像した被写体像をペンタプリズム16で正立像としたのち、接眼光学系17で拡大して観察する。
撮影時にはクイックリターンミラー14が矢印方向に回動して被写体像は記録手段12に結像して記録される。18はサブミラー、19は焦点検出装置である。
このように本発明の光学系を一眼レフカメラ交換レンズなどの光学機器に適用することにより、高い光学性能を有した光学機器が実現できる。
なお、本発明はクイックリターンミラーのない(ミラーレンズの)一眼レフカメラにも同様に適用することができ、上記に限ったものではない。
次に、各実施例の数値データを示す。各実施例の数値データにおいて、jは物体側から数えた面番号を表し、Ajは第j番目の面の光線有効径である。Rjは第j番目の面番号の曲率半径、Djは第j番目と第(j+1)番目の面との光軸上の面間隔、Nj、νjは第j番目の光学材料のd線に対する屈折率、アッベ数を表している。fは光学系の焦点距離、Fnoは開口比、ωは半画角(度)である。また、物体距離はレンズ第1面から物体までの距離である。
また、非球面形状は、Xを光軸方向の面頂点からの変異量、rを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、Rを近軸曲率半径、kを円錐定数、C、C、C、・・・を各次数の非球面形状としたとき、次式によって表される。
なお、各係数における「E±YY」は「×10±YY」を意味している。また、各実施例における前記条件式(1)乃至(3)、(6)乃至(14)の値を表1に示す。表1には条件式(1)に関するレンズLAj、条件式(6)、(7)に関する負レンズLNi、条件式(8)、(9)に関する正レンズLPi、条件式(10)、(11)に関する負レンズLMiを示している。
(数値実施例1)
仕様
f 51.7
Fno 1.45
2ω(度) 45.4

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 49.30 223.8486 2.32 1.56883 56.36 LN1
2 45.02 44.7577 21.39
3 44.21 88.1828 3.51 1.81600 46.62 LP1
4 44.21 1228.5981 2.40 1.59270 35.31 LM1
5 44.19 236.3357 9.85
6 45.40 90.1801 5.00 1.77250 49.60 LP2
7 45.08 -1662.6736 0.15
8 42.73 36.0925 10.30 1.81600 46.62 LP3
9 40.30 -813.5864 0.51
10 39.45 -607.1973 2.20 1.72047 34.70 LA1
11 32.48 25.8091 6.77
12 32.11 ∞ 3.88 SP
13 31.70 -46.7115 1.90 1.73800 32.26 LA2
14 32.61 34.4670 1.59 1.62898 19.35 LA3
15 32.64 51.2951 10.80 1.81600 46.62 LP4
16 33.01 -33.8333 0.20
17 32.86 -33.3060 1.80 1.72047 34.70 LA4
18 33.31 45.5544 7.00 1.81600 46.62 LP5
19 33.32 -84.2793 0.15
20 32.52 191.2213 3.80 1.81600 46.62 LP6 非球面
21 32.05 -106.1784 42.30

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -450
D5 9.85 0.16
D19 0.15 4.31
D21 42.30 47.83

非球面データ
Rj 係数 値
R 20 C4 -1.680935E-06
C6 1.974577E-09
C8 -4.462444E-12
C10 -1.904203E-15
C12 1.377903E-17

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA2 1.73800 1.76768 1.73131 1.75418
LA3 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
LA4 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
(数値実施例2)
仕様
f 51.7
Fno 1.45
2ω(度) 45.4

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 35.88 76.5654 2.60 1.51633 64.14 LN1
2 34.81 31.8169 7.58
3 37.27 62.5469 3.58 1.81600 46.62 LP1
4 37.23 1033.9215 0.15
5 37.01 32.1454 8.65 1.88300 40.76 LP2
6 35.32 -865.8256 0.15
7 34.77 3749.8540 1.59 1.67270 32.10 LM1
8 29.64 24.0118 6.57
9 29.19 ∞ 4.81 SP
10 28.71 -33.4053 1.70 1.73800 32.26 LA1
11 30.55 39.9354 0.25
12 30.86 41.0657 10.93 1.83481 42.71 LP3
13 31.49 -29.7291 1.46 1.62898 19.35 LA2
14 31.49 -24.0188 1.51 1.64769 33.79 LM2
15 32.15 65.5474 0.51
16 32.15 87.7880 6.44 1.59282 68.63 LA3
17 32.36 -39.6204 0.15
18 30.77 79.0888 2.80 1.81600 46.62 LP4 非球面
19 30.61 -338.5736 -0.18 FC
20 30.65 ∞ 41.19

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -450
D19 -0.18 5.93

非球面データ
Rj 係数 値
R 18 C4 -4.916962E-07
C6 -1.249529E-09
C8 1.347173E-11
C10 -4.271882E-14
C12 2.635938E-17

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.73800 1.76768 1.73131 1.75418
LA2 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
LA3 1.59282 1.60354 1.59021 1.59884
(数値実施例3)
仕様
f 51.7
Fno 1.25
2ω(度) 45.4

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 49.66 604.2548 2.28 1.56883 56.36 LN1
2 45.60 49.2538 15.83
3 49.34 87.0765 6.21 1.81600 46.62 LP1
4 49.35 -200.5937 2.40 1.59270 35.31 LM1
5 49.22 231.3259 12.33
6 50.55 81.9066 5.00 1.77250 49.60 LP2
7 50.29 3693.1191 0.15
8 46.95 37.5791 10.30 1.81600 46.62 LP3
9 45.23 -1744.5992 0.95
10 43.74 -537.9031 2.20 1.72047 34.70 LA1
11 35.07 25.9413 7.71
12 34.74 ∞ 4.40 SP
13 34.38 -44.8389 1.90 1.73800 32.26 LA2
14 35.85 37.0905 1.62 1.62898 19.35 LA3
15 35.89 52.5070 10.80 1.81600 46.62 LP4
16 36.22 -34.1211 0.26
17 35.98 -33.5301 1.80 1.72047 34.70 LA4
18 36.86 49.4912 7.00 1.81600 46.62 LP5
19 36.91 -87.0318 0.15
20 35.95 130.4749 3.80 1.81600 46.62 LP6 非球面
21 35.68 -97.5057 39.07

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -354
D5 12.33 0.15
D19 0.15 5.05
D21 39.07 46.35

非球面データ
Rj 係数 値
R 20 C4 -1.679931E-06
C6 3.056131E-09
C8 -1.031510E-11
C10 1.776238E-14
C12 -1.091756E-17

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA2 1.73800 1.76768 1.73131 1.75418
LA3 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
LA4 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
(数値実施例4)
仕様
f 51.7
Fno 1.25
2ω(度) 45.4

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 42.16 103.0480 2.00 1.48749 70.23 LN1
2 40.78 38.8351 7.88
3 43.56 57.7814 11.12 1.81600 46.62 LP1
4 43.03 -76.9194 1.90 1.59270 35.31 LM1
5 41.50 167.6488 0.15
6 40.23 34.8830 7.30 1.83481 42.71 LP2
7 37.66 70.6585 1.78 1.64769 33.79 LM2
8 33.80 27.2413 7.36
9 33.35 ∞ 5.62 SP
10 32.88 -35.4470 1.70 1.73800 32.26 LA1
11 35.75 35.7846 2.18 1.62898 19.35 LA2
12 35.82 59.2698 11.40 1.81600 46.62 LP3
13 36.44 -29.4829 0.27
14 36.18 -28.9947 1.80 1.63980 34.46 LM3
15 38.28 33.7654 11.10 1.81600 46.62 LP4
16 38.28 -61.0741 0.15
17 35.69 113.9186 2.50 1.81600 46.62 LP5 非球面
18 35.82 -433.7771 39.95

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -450
D18 39.95 45.92

非球面データ
Rj 係数 値
R 17 C4 -2.209763E-06
C6 1.439675E-09
C8 -7.530991E-12
C10 5.877211E-15
C12 -2.197704E-18

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.73800 1.76768 1.73131 1.75418
LA2 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
(数値実施例5)
仕様
f 45.0
Fno 1.60
2ω(度) 51.4

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 37.43 45.6784 1.79 1.48749 70.23 LN1
2 33.89 27.1993 7.54
3 31.40 62.3353 3.56 1.48749 70.23 LN2
4 28.98 30.5580 3.17
5 30.12 50.4044 5.34 1.77250 49.60 LP1
6 30.27 6023.8644 0.13
7 30.72 26.2974 8.08 1.81600 46.62 LP2
8 29.01 -1087.2754 0.13
9 28.21 221.0155 1.50 1.72047 34.70 LA1
10 24.69 20.5307 5.57
11 24.46 ∞ 5.97 SP
12 23.85 -34.6503 1.39 1.73800 32.26 LA2
13 25.13 34.6415 0.54 1.62898 19.35 LA3
14 25.18 40.9831 9.63 1.81600 46.62 LP3
15 25.91 -24.0282 0.32
16 25.76 -23.0131 1.57 1.72047 34.70 LA4
17 27.07 36.9308 0.66 1.62898 19.35 LA5
18 27.10 45.4608 6.07 1.81600 46.62 LP4
19 27.31 -40.0614 0.13
20 29.04 118.7366 2.07 1.81600 46.62 LP5 非球面
21 29.23 -232.1772 39.80

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -400
D21 39.80 45.80

非球面データ
Rj 係数 値
R 20 C4 -1.172296E-06
C6 3.742292E-10
C8 -8.588073E-12
C10 4.254168E-14
C12 -6.020091E-17

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA2 1.73800 1.76768 1.73131 1.75418
LA3 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
LA4 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA5 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275
(数値実施例6)
仕様
f 60.0
Fno 1.85
2ω(度) 39.7

RDNデータ
j Aj Rj Dj Nj νj
1 33.03 63.6218 2.53 1.51633 64.14 LN1
2 31.50 28.0413 7.48
3 34.20 49.2638 6.07 1.77250 49.60 LP1
4 33.94 287.7197 0.19
5 33.75 29.7419 7.76 1.80400 46.57 LP2
6 32.21 3312.7845 0.19
7 31.40 237.8351 3.43 1.72047 34.70 LA1
8 26.22 21.3539 5.93
9 25.99 ∞ 4.42 SP
10 25.72 -31.7872 2.15 1.72047 34.70 LA2
11 27.36 84.3224 7.50 1.77250 49.60 LP3
12 28.07 -28.8602 1.45
13 27.32 -29.5960 2.23 1.72047 34.70 LA3
14 28.72 74.0406 0.68 1.62898 19.35 LA4
15 28.76 117.2682 4.44 1.77250 49.60 LP4
16 29.01 -47.1016 0.19
17 28.61 448.2550 2.56 1.78800 47.37 LP5 非球面
18 28.51 -68.8189 50.56

可変面間隔データ
obj1 obj2
物体距離 -1E+30 -540
D18 50.56 58.19

非球面データ
Rj 係数 値
R 17 C4 -9.282999E-07
C6 3.970627E-09
C8 -9.833721E-12
C10 -1.296806E-14
C12 6.746891E-17

4波長屈折率データ
d g C F
LA1 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA2 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA3 1.72047 1.74723 1.71437 1.73512
LA4 1.62898 1.67590 1.62026 1.65275

(表1)
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6
(1)
LA1 0.0075 0.0071 0.0075 0.0071 0.0075 0.0075
LA2 0.0071 0.0926 0.0071 0.0926 0.0071 0.0075
LA3 0.0926 0.0383 0.0926 − 0.0926 0.0075
LA4 0.0075 − 0.0075 − 0.0075 0.0926
LA5 − − − − 0.0926 −
(2)
0.0019 0.0017 0.0020 0.0018 0.0016 0.0012
(3)
-0.163 -0.195 -0.184 -0.191 -0.273 -0.222
(6)
LN1 1.56883 1.51633 1.56883 1.48749 1.48749 1.51633
LN2 − − − − 1.48749 −
(7)
LN1 56.36 64.14 56.36 70.23 70.23 64.14
LN2 − − − − 70.23 −
(8)
LP1 1.81600 1.81600 1.81600 1.81600 1.77250 1.77250
LP2 1.77250 1.88300 1.77250 1.83481 1.81600 1.80400
LP3 1.81600 1.83481 1.81600 1.81600 1.81600 1.77250
LP4 1.81600 1.81600 1.81600 1.81600 1.81600 1.77250
LP5 1.81600 − 1.81600 1.81600 1.81600 1.78800
LP6 1.81600 − 1.81600 − − −
(9)
LP1 46.20 46.62 46.62 46.62 49.60 49.60
LP2 49.60 40.76 49.60 42.71 46.62 46.57
LP3 46.62 42.71 46.62 46.62 46.62 49.60
LP4 46.62 46.62 46.62 46.62 46.62 49.60
LP5 46.62 − 46.62 46.62 46.62 47.37
LP6 46.62 − 46.62 − − −
(10)
LM1 1.59270 1.67270 1.59270 1.59270 − −
LM2 − 1.64769 − 1.64769 − −
LM3 − − − 1.63980 − −
(11)
LM1 35.31 32.10 35.31 35.31 − −
LM2 − 33.79 − 33.79 − −
LM3 − − − 34.46 − −
(12)
Fno. 1.45 1.45 1.25 1.25 1.6 1.85
(13)
Bf/f 0.82 0.80 0.76 0.77 0.86 0.82
(14)
2ω 45.4 45.4 45.4 45.40 51.4 39.7
LN 負レンズ群 LP 正レンズ群
LNi 最も物体側に位置する負レンズ群を構成する負レンズ
LAj 条件式(1)を満足するレンズ
SP 開口絞り FC フレアカット絞り IP 像面

Claims (9)

  1. 最も物体側に1以上の負レンズよりなる負レンズ群と、該負レンズ群の像側に複数のレンズよりなる正の屈折力の正レンズ群を有し、該正レンズ群を構成する複数のレンズの一部のレンズを物体側より順にレンズLAj(j=1,2・・・)とし、該レンズLAjの材料の異常部分分散比をΔθgFAjとするとき、
    ΔθgFAj>0.0025
    なる条件式を満足し、
    前記1以上の負レンズを物体側より順に負レンズLNi(i=1,2・・・)とし、
    前記負レンズLNiの焦点距離と材料の屈折率を各々fni、Nni、
    前記レンズLAjの焦点距離をfAj、
    前記レンズLAjの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NAj、νdAj、θgFAj、
    全系の焦点距離をf、
    無限遠物体に合焦しているときの開放FナンバーをFnoとし、
    kj=0.07 (fAj>0)
    kj=−0.05 (fAj<0)
    ΔθgFAj=θgFAj−(−0.0023・νdAj+0.6641)(fAj>0)
    ΔθgFAj=(−0.0025・νdAj+0.6777)−θgFAj(fAj<0)
    とするとき、
    Σ|(ΔθgFAj/νdAj)・(f/fAj)/Fno|>0.001
    −0.3<f・{Σkj/(NAj・fAj)+Σ1/(Nni・fni)}<0.2
    なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
  2. 前記負レンズ群を構成する負レンズLNiの材料のアッベ数をνdniとするとき、
    Nni<1.65
    νdni>50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記正レンズ群を構成するレンズのうち、レンズLAjを除く1つの正レンズLPpの材料の屈折率とアッベ数を各々NLPp、νdLPpとするとき、
    NLPp>1.70
    νdLPp>30
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。
  4. 前記正レンズ群を構成するレンズLAj及び負レンズ群を構成する負レンズLNiを除く負レンズLMiのうち1つの負レンズLMnの材料の屈折率とアッベ数を各々NLMn、νdLMnとするとき、
    NLMn<1.75
    νdLMn<40
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記光学系はレンズ間に開口絞りを有し、前記開口絞りより物体側と像側のレンズ系は正の屈折力であり、前記開口絞りに対向する物体側と像側のレンズ面は凹形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 0.9<Fno<2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 最も像側のレンズ面から像点までの光軸上の距離をBfとするとき、
    Bf/f<1
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項の光学系と、該光学系によって形成された像を光電変換する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記光学系の撮影画角を2ω(度)とするとき、
    30(度)<2ω<56(度)
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項8の撮像装置。
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