JP2013055539A - 撮像装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ保持枠部材に保持された撮像レンズ系に対して撮像素子を保持した基板を精度よく位置決め調整することができる撮像装置の製造方法を提供する。
【解決手段】位置決め調整装置は、基板5の対向する両側の端面部(切欠き部5a,5b)をそれぞれ挟み込むようにして保持するための、平面部15a,16aとテーパ面部15b,16bとで形成された一対のチャッキング部15,16を有し、基板5は、チャッキング部15,16で挟まれる少なくとも一方の切欠き部5aに厚み方向に対して該端面部の先端部が鋭角となるように斜めにカットされた斜面5cを有し、位置決め調整工程時において、一対のチャッキング部15,16を移動させて基板5の両側の端面部(切欠き部5a,5b)を挟み込んだ際に、テーパ面部15bに斜面5cを面接触させ、かつ平面部15aに基板5の端面部近傍の平面を面接触させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、デジタルカメラや車載カメラ(例えば、バックモニタカメラなど)等の撮像装置の製造方法に関する。
デジタルカメラや車載カメラ(例えば、バックモニタカメラなど)等の撮像装置は、撮像光学系と、撮像レンズ系を通して被写体像が結像するCCDセンサ等の固体撮像素子を備えている。
デジタルカメラや車載カメラ等の撮像装置では、撮像レンズ系を通して入射される被写体像をCCDセンサ等の撮像素子の受光面上に精度よく結像させることが高品質な画像を得る上で重要となる。このため、組付け工程時において、撮像レンズ系を保持したレンズ保持枠部材に対して撮像素子が実装された基板を精度よく所定位置に位置決めして固定する必要がある。
例えば、特許文献1には、組付け工程時において、位置決め治具16に設けた2つのピン17、18を配線基板12に形成された各挿入穴13にそれぞれ貫挿して、各挿入穴13から突出した各ピン17、18を固体撮像装置1の側面に形成した切り欠き凹部(パイロット部、ガイド部)6、7にそれぞれ挿通させる。そして、撮像レンズ系を保持したレンズブロック19(レンズ保持枠部材)に設けた2つのピン20、21を固体撮像装置1の前記切り欠き凹部6、7にそれぞれ挿通させることで、固体撮像装置1と配線基板12とを位置決めして固定し、更に、固体撮像装置1とレンズブロック19とを位置決めして固定する技術が開示されている。
ところで、前記特許文献1の技術では、レンズブロック(レンズ保持枠部材)側に固体撮像装置の各切り欠き凹部に対して位置決めするための2つのピンが設けられているので、レンズブロックと固体撮像装置とを精度よく位置決めして固定するには、この2つのピンと各切り欠き凹部にそれぞれ高い位置精度が要求される。更に、位置決め治具側に配線基板の各挿入穴に貫挿させて位置決めするための2つのピンが設けられているので、位置決め治具と配線基板とを精度よく位置決めして固定するには、この2つのピンと各挿入穴に対してもそれぞれ高い位置精度が要求される。
このため、例えば、レンズブロックと位置決め治具の各ピンの位置、固体撮像装置の各切り欠き凹部の位置、配線基板の各挿入穴の位置に対してそれぞれ公差内で最大量の位置ずれあった場合には、レンズブロックのピン位置によって固体撮像装置の位置が制限されるため、固体撮像装置(撮像素子を保持した基板)をレンズブロックに保持された撮像レンズ系に対して精度よく位置決め調整できないことがある。
そこで、本発明は、レンズ保持枠部材に保持された撮像レンズ系に対して撮像素子を保持した基板を精度よく位置決め調整することができる撮像装置の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る撮像装置の製造方法は、撮像レンズ系が内側に保持されたレンズ保持枠部材に対して、前記撮像レンズ系により結像される被写体像を光電変換する撮像素子を保持した基板を、位置決め調整装置を用いて所定位置に位置決め調整して固定する位置決め調整工程を有する撮像装置の製造方法において、前記位置決め調整装置は、前記基板の対向する両側の端面部をそれぞれ挟み込むようにして保持するための、平面部とテーパ面部とで形成された一対の基板チャッキング部を有し、前記基板は、前記基板チャッキング部で挟まれる少なくとも一方の端面部に厚み方向に対して該端面部の先端部が鋭角となるように斜めにカットされた斜面を有し、前記位置決め調整工程時において、前記一対の基板チャッキング部を移動させて前記基板の両側の端面部を挟み込んだ際に、前記テーパ面部に前記斜面を面接触させ、かつ前記平面部に前記基板の端面部近傍の平面を面接触させることを特徴としている。
本発明に係る撮像装置の製造方法によれば、一対の基板チャッキング部を移動させて基板の両側の端面部を挟み込んだ際に、テーパ面部に斜面を面接触させ、かつ平面部に基板の端面部近傍の平面を面接触させることにより、接触面積を大きくすることができるので、基板をより確実に保持することが可能となる。
これにより、例えば、基板チャッキング部に振動等の外力が入力された場合でも、これらの外力に影響されることなく、安定して精度よく位置決め調整を行うことができる。
本発明の実施形態における撮像装置の前面側外観を示す斜視図。 この撮像装置の概略縦断面図。 この撮像装置の背面側の要部を示す図。 位置決め調整装置の要部を示す概略図。 位置決め調整装置のチャッキング部を示す概略図。 (a)は、本発明の実施形態1における基板を示す斜視図、(b)は、この基板のA−A線断面図。 位置決め調整装置で基板を位置決め調整する状態を示した斜視図。 本発明の実施形態1における基板をチャッキング部で挟んだ状態を示す図。 基板固定用部材に中間部材を介して接着剤で基板が固定された状態を示す図。 比較例における基板をチャッキング部で挟んだ状態を示す図。 本発明の実施形態2における基板の端面部を示した断面図。 本発明の実施形態3における基板をチャッキング部で挟んだ状態を示す図。 本発明の実施形態4における基板をチャッキング部で挟んだ状態を示す図。 本発明の実施形態5における基板をチャッキング部で挟んだ状態を示す図。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態における撮像装置の前面側外観を示す斜視図、図2は、この撮像装置の概略縦断面図である。なお、本実施形態の撮像装置は、車載カメラとして用いられるバックモニタカメラに適用した例である。バックモニタカメラは、例えば、車両(自動車)の車体後部のナンバープレート周辺等に設置され、車体後方側の下方領域を撮像して、撮像した画像(動画)が車室内に設置したモニタ装置に表示されるように構成されている。
これらの図に示すように、本実施形態に係る撮像装置(バックモニタカメラ)1は、複数のレンズを有する撮像レンズ系2と、内周面側で撮像レンズ系2を保持したレンズセル3と、CCDセンサ等の撮像素子4が保持されたプリント配線基板(以下、「基板」という)5等を収納したカバー6と、接続コード7を備えている。
レンズセル3内には、撮像レンズ系2を構成する第1〜第6レンズ2a〜2fが配置されている。撮像素子4は、撮像レンズ系2によって結像される被写体像を光電変換し、生成された画像信号が接続コード7を介して車室内のナビゲーション装置等のモニタ装置(不図示)に出力され、画像が表示される。
図3は、カバー6及び接続コード7を取り外した状態の撮像装置1の背面側を示す図である。図3に示すように、撮像素子4を保持した基板5は、レンズセル3の背面側に突出するように設けた4つの基板固定用部材8a,8b,8c,8dの端面に位置決めされて接着剤で固定されている。
基板5は略矩形に形成されており、その対角に位置する2箇所の角部に、凹状に湾曲した略円弧状の切欠き部5a、5bが形成されている。なお、基板5の背面側(撮像素子4と反対側)には、コンデンサや抵抗等の電子部品が実装されている。
図4は、基板を位置決め調整するための位置決め調整装置10の要部を示す概略図である。この位置決め調整装置10は、2つの円柱状のチャックピン12,13と、各チャックピン12,13を例えばエア圧によって駆動させるアクチュエータ14を備えている。
各チャックピン12,13の先端側には、基板5の対角方向の両側(前記切欠き部5a、5b)を挟んで固定する鋭角状に切り欠かれたチャッキング部15,16を有している。チャッキング部15,16は、図5に示すように、上部の平面部15a,16aと下部の曲面状のテーパ面部15b,16bを有している。このテーパ面部15b,16bは、円錐の部分的側面を形成するような形状である。
一方、本実施形態の基板5は、図6(a),(b)に示すように、対角線上の2つの切欠き部5a、5bのうちの一方の切欠き部5aの端面を、厚み方向に対して内側(撮像素子4が保持された面側)へ向けて斜めにカットしている(以下、この斜めにカットした端面を「斜面5c」という)。この斜面5cの傾斜角は、前記チャッキング部12aの傾斜角に対応している。また、斜面4bの表面は、チャッキング部15のテーパ面部15bの曲面形状に対応して凹状に湾曲している。
次に、前記撮像装置1の製造工程において、基板5をレンズセル3の基板固定用部材8a〜8dに位置決め調整して固定する位置決め調整工程時の作業手順について説明する。
先ず、撮像装置1のレンズセル3をレンズセル受け治具(不図示)に固定する。そして、図7、図8に示すように、位置決め調整装置10のアクチュエータ14を駆動して各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の角部の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持し、基板5を基板固定用部材8a,8b,8c,8dの上方に移動させる。
なお、図9に示すように、基板固定用部材8a,8b,8c,8dの端面には、塗布された接着剤(例えば、紫外線硬化型接着剤)Aを介して中間部材17の一方の面が配置されており、この中間部材17の他方の面側に基板5が接着剤(例えば、紫外線硬化型接着剤)を介して位置している。この中間部材17を基板固定用部材8a,8b,8c,8dと基板5との間に接着剤Aを介して配置することにより、接着剤Aを硬化させる前では基板5を撮像レンズ系2の光軸方向及び基板5の平面方向に移動させることができる。
そして、レンズセル3内に保持されている撮像レンズ系2に対して、基板5に保持されている撮像素子4が最適位置に位置決めされるように各チャックピン12,13を移動させ、測定装置(不図示)を用いて基板5の位置を微調整する。この微調整により、撮像レンズ系2の焦点位置に撮像素子4を精度よく位置決めすることができる。
基板5が位置決めされると、接着剤Aに紫外線を照射して硬化させる。接着剤Aの硬化により、基板5を撮像レンズ系2に対して最適位置に位置決めして固定することができる。
ところで、本実施形態では、上記したように基板5の対角線上の2つの切欠き部5a、5bのうちの一方の切欠き部5aに表面が凹状に湾曲した斜面5cを設けている(図6(a),(b)参照)。斜面5cの先端側は鋭角状である。よって、図8に示したように、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、切欠き部5aの斜面5cがチャッキング部15のテーパ面部15bの表面に摺接するようにして奥側まで入る。この際、切欠き部5aの平面状の上面は、チャッキング部15の平面部15aの表面に摺接するようにして奥側まで入る。これにより、斜面5cを設けた切欠き部5aは、チャッキング部15の平面部15aとテーパ面部15bに面接触した状態となる。
一方、基板5の他方の切欠き部5bの表面は、撮像素子4が保持された面に対して垂直な面である(切欠き部5a側のように斜面状にカットされていない)。よって、図8に示したように、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、切欠き部5bの下側の角部はチャッキング部16のテーパ面部16bの中間部に点接触で当接する。この際、切欠き部5bの平面状の上面は、チャッキング部16の平面部15bの表面に摺接するようにして中間部まで入る。
このように、本実施形態では、基板5の一方の切欠き部5aに斜面5cを設けたことにより、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、斜面5cを設けた切欠き部5aは、チャッキング部15の平面部15aとテーパ面部15bに面接触した状態となり、接触面積を大きくできる。このため、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、斜面5cを設けた切欠き部5aの広い範囲に保持力が作用するので、基板5をチャッキング部15,16により確実に保持することが可能となる。
これにより、上記した基板5をレンズセル3の基板固定用部材8a〜8dに位置決めして固定する際において、アクチュエータ14の駆動による振動が基板2に入力された場合や、基板2に接続された配線コード(不図示)を介して基板2に外力が入力された場合でも、これらの外力に影響されることなく、安定して精度よく位置決め調整を行うことができる。
また、位置決め調整した後において、接着剤が硬化するまでの間に外力が基板2に作用した場合でも、基板5の位置決め状態を安定して保持することができる。
なお、図10に示す比較例のように、チャッキング部15,16に挟まれる基板5の各切欠き部5a,5bが垂直な端面の場合は、各切欠き部5a,5bはテーパ面部15b,16bに対して点接触、平面部15a,15bに対しては面接触となる。この場合には、各切欠き部5a,5bはテーパ面部15b,16bに対して点接触で保持されるので、接触面積が小さく外力の影響を受け易くなり、安定して保持できない場合がある。
〈実施形態2〉
実施形態1では基板5の一方の切欠き部5aに形成された斜面5cは先端部が鋭角であったが、本実施形態では、図11に示すように、基板5の切欠き部5aに形成された斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットした構成である。他の構成は実施形態1と同様である。
このように、基板5の切欠き部5aに形成された斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットして、鋭角部分をなくすことにより、斜面5cの先端部に他の部品等が接触した場合などに折れたり破損することを防止することができる。
〈実施形態3〉
実施形態1では基板5の一方の切欠き部5aに斜面5cを形成したが、本実施形態では、図12に示すように、基板5の両方の切欠き部5a,5bに斜面5cをそれぞれ形成し、かつ各斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットした構成である。他の構成は実施形態1と同様である。
これにより、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、基板5はチャッキング部15,16の平面部15a,16aとテーパ面部15b,16bに対して面接触した状態となり、接触面積を大きくできる。
よって、基板5をより安定してチャッキング部15,16に保持することができる。更に、基板5の切欠き部5a,5bに形成された各斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットして、鋭角部分をなくすことにより、斜面5cの先端部に他の部品等が接触した場合などに折れたり破損することを防止することができる。
〈実施形態4〉
図13に示すように、本実施形態では、基板5の両方の切欠き部5a,5bの端面に、撮像素子4が保持された面と反対側の面に向けて先端部が鋭角な斜面5cをそれぞれ形成した構成である。また、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16も斜面5cの方向に合わせて、斜面5c側にテーパ面部15b,16bを形成し、撮像素子4が保持された面側に平面部15a,15bが形成されている。
本実施形態においても、図13に示したように、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟むようにして基板5を保持した際に、基板5はチャッキング部15,16の平面部15a,16aとテーパ面部15b,16bに対して面接触した状態となり、接触面積を大きくできる。これにより、基板5をチャッキング部15,16により確実に保持することができる。
更に、本実施形態では、基板5の撮像素子4が保持された面側は斜面5cが形成されないので、基板5の撮像素子4側の面での接着面積を大きくとることができる。よって、基板5をレンズセル3の基板固定用部材8a〜8d(図7参照)に接着剤で固定する際における接着面積を増やすことができるので、より強固に接着固定することができる。
〈実施形態5〉
本実施形態では、図14に示すように、前記実施形態4における基板5の各切欠き部5a,5bにそれぞれ形成された斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットした構成である。他の構成は実施形態4と同様である。
このように、基板5の切欠き部5a,5bにそれぞれ形成された斜面5cの鋭角な先端部を垂直にカットして、鋭角部分をなくすことにより、斜面5cの先端に他の部品等が接触した場合などに折れたり破損することを防止することができる。
〈実施形態6〉
本実施形態では、実施形態1、2における基板5の切欠き部5aに形成された斜面5c(実施形態3、4、5では基板5の各切欠き部5a,5bにそれぞれ形成された斜面5c)に、絶縁性物質からなる薄膜をコーティングした構成である。
このように、基板5の切欠き部5a(または各切欠き部5a,5b)に形成された斜面5cを絶縁性物質からなる薄膜をコーティングすることにより、各チャックピン12,13のチャッキング部15,16で、基板5の各切欠き部5a、5bを挟んで保持する際に、斜面5cが擦られても該斜面5cの表面から微細な削り粉が飛散して撮像素子4に付着することを防止できる。
また、基板5の端部付近まで電子部品等が実装されている場合に、基板5の切欠き部5a(または各切欠き部5a,5b)に形成された斜面5cに配線が剥き出しの状態になる可能性がある。そのような場合でもこの斜面5cを絶縁性物質からなる薄膜でコーティングしておくことにより、この斜面5cに外部の金属部材が誤って接触してもショートして破損することを未然に防止することができる。
なお、前記した各実施形態では、矩形状の基板であったが、これ以外にも4つの以上の角部を有する多角形状の基板においても同様に本発明を適用することができる。
1 撮像装置
2 撮像レンズ系
3 レンズセル
4 撮像素子
5 基板
5a,5b 切欠き部
5c 斜面
8a〜8d 基板固定用部材
10 位置決め調整装置
12,13 チャックピン
15,16 チャッキング部
15a,16a 平面部
15b,16b テーパ面部
特開2000−307092号公報

Claims (6)

  1. 撮像レンズ系が内側に保持されたレンズ保持枠部材に対して、前記撮像レンズ系により結像される被写体像を光電変換する撮像素子を保持した基板を、位置決め調整装置を用いて所定位置に位置決め調整して固定する位置決め調整工程を有する撮像装置の製造方法において、
    前記位置決め調整装置は、前記基板の対向する両側の端面部をそれぞれ挟み込むようにして保持するための、平面部とテーパ面部とで形成された一対の基板チャッキング部を有し、
    前記基板は、前記基板チャッキング部で挟まれる少なくとも一方の端面部に厚み方向に対して該端面部の先端部が鋭角となるように斜めにカットされた斜面を有し、
    前記位置決め調整工程時において、前記一対の基板チャッキング部を移動させて前記基板の両側の端面部を挟み込んだ際に、前記テーパ面部に前記斜面を面接触させ、かつ前記平面部に前記基板の端面部近傍の平面を面接触させることを特徴とする撮像装置の製造方法。
  2. 前記基板の前記斜面を設けた端面部の先端側を垂直にカットすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の製造方法。
  3. 前記基板の両側の端面部に前記斜面をそれぞれ設け、かつ前記基板の前記斜面を設けた両側の端面部の先端側を垂直にカットすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の製造方法。
  4. 前記斜面は、前記基板の前記撮像素子が保持されている面側に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置の製造方法。
  5. 前記斜面は、前記基板の前記撮像素子が保持されている面と反対側の面に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置の製造方法。
  6. 前記斜面に絶縁性物質からなる薄膜をコーティングすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置の製造方法。
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