JP2013050756A - 携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法 - Google Patents

携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法 Download PDF

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尚史 小澤
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Abstract

【課題】警報音のみでもユーザにガス濃度を報知することが可能な携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法を提供する。
【解決手段】携行用ガス濃度検出器1は、一酸化炭素の濃度に応じた信号を出力するガスセンサ10と、ガスセンサ10により出力された信号に基づいて、警報音の出力を制御する制御部20と、を備えている。制御部20は、ガスセンサ10により出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法に関する。
従来、工事現場や坑道などにおいて一酸化炭素のガス濃度を測定する携行用ガス濃度検出器が提案されている。この検出器では、電気化学式センサを用い、一酸化炭素濃度がある一定値以上であるとLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)による報知を行う構成となっている(特許文献1参照)。
また、ブザーがほぼ最大の音圧出力を発生する主周波数と、その周波数における音圧出力よりも10dB以上低い音圧出力を与える副周波数とを選択可能なブザー警報器が提案されている。この警報器によれば、警報時における音量を変更することができる(特許文献2参照)。
特開2007−248210号公報 特開2003−58165号公報
ここで、特許文献1に記載の携行用ガス濃度検出器は、ある一定以上の一酸化炭素濃度が検出されるとブザー音を発する構成となっているが、その濃度についてはLCD表示するのみであるため、表示内容を参照しなければ濃度確認を行うことができない。
そこで、特許文献2に記載のブザー警報器の技術を適用することで、濃度を音にて知らせることが可能となるかのように思えるが、この技術では警報音量を変更可能となっているのみであり、音のみで濃度を直感的にユーザに伝えることは困難である。なお、上記問題は、被検出対象ガスが一酸化炭素に限らず、他の種類のガスであっても共通する問題である。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、警報音のみでもユーザにガス濃度を報知することが可能な携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法を提供することにある。
本発明の携行用ガス濃度検出器は、ガス濃度に応じた信号を出力するガスセンサと、ガスセンサにより出力された信号に基づいて、警報音の出力を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させることを特徴とする。
この携行用ガス濃度検出器によれば、ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる。このため、ガス濃度に応じた多種多様な警報音を実現することができ、広範囲に亘る濃度についても警報音で表現することができる。従って、警報音のみでもユーザにガス濃度を報知することができる。
また、本発明の携行用ガス濃度検出器において、制御手段は、検出濃度が高くなるに従って、警報間隔を短くすると共に警報周波数を高くしていくことが好ましい。
この携行用ガス濃度検出器によれば、検出濃度が高くなるに従って、警報間隔を短くすると共に警報周波数を高くしていくため、ガス濃度の高まりに応じて緊急性を表現することができ、ユーザに対してガス濃度を的確に表現することができる。
また、本発明の携行用ガス濃度検出器において、制御手段は、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、検出濃度が最小の閾値よりも高く設定される他の閾値以上となる毎に、警報間隔を順次短くしていくことが好ましい。
この携行用ガス濃度検出器によれば、制御手段は、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、多段階に設定される他の閾値以上となる毎に、警報間隔を短くしていく。このため、検出濃度が次第に高まっていき新たな閾値以上となる場合には、警報間隔が切り替わることとなり、徐々に警報間隔を変更する場合と比較して、ガス濃度の高まりを明確に表現することができる。従って、ユーザに対してガス濃度を的確に表現することができる。
また、本発明の携行用ガス濃度検出器において、制御手段は、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、検出濃度が最小の閾値よりも高く設定される他の閾値以上となる毎に、警報周波数を順次高くしていくことが好ましい。
この携行用ガス濃度検出器によれば、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、多段階に設定される他の閾値以上となる毎に、警報周波数を短くしていく。このため、検出濃度が次第に高まっていき新たな閾値以上となる場合には、警報周波数が順次高くなることとなり、ガス濃度の高まりに応じて緊急性を表現することができる。従って、ユーザに対してガス濃度を的確に表現することができる。
また、本発明の携行用ガス濃度検出器において、制御手段は、検出濃度が最小の閾値以上となった場合に、複数の半導体発光素子を発光させると共に、検出濃度が他の閾値以上となる毎に発光間隔を順次短くしていくことが好ましい。
この携行用ガス濃度検出器によれば、検出濃度が最小の閾値以上となった場合に、複数の半導体発光素子を発光させると共に、検出濃度が他の閾値以上となる毎に発光間隔を順次短くしていく。このため、ガス濃度が高まるに従って半導体発光素子が頻繁に発光することとなり迅速な確認が必要なガス濃度を直感的にユーザに報知することができる。さらには、LCDを用いないため、LCD及びそのドライバを必要とせず、消費電力の低減、部品点数の削減及び小型化等によるコスト減にも寄与することができる。
また、本発明の携行用ガス濃度検出器のガス濃度報知方法は、ガス濃度に応じた信号を出力するガスセンサにより出力された信号に基づいて、警報音の出力を制御する制御工程を備え、制御工程では、ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させることを特徴とする。
この携行用ガス濃度検出器のガス濃度報知方法によれば、ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる。このため、ガス濃度に応じた多種多様な警報音を実現することができ、広範囲に亘る濃度についても警報音で表現することができる。従って、警報音のみでもユーザにガス濃度を報知することができる。
本発明の携行用ガス濃度検出器及びそのガス濃度報知方法によれば、警報音のみでもユーザにガス濃度を報知することができる。
本実施形態に係る携行用ガス濃度検出器の構成の概略を示すブロック図である。 図1に示した第1及び第2の半導体発光素子を示す概略構成図である。 本実施形態に係る携行用一酸化炭素濃度検出器のガス濃度報知方法を示すフローチャートである。 図3に示したステップS3における警報音等の決定内容の詳細を示す図である。 図1に示したブザーの周波数特性を示すグラフである。
以下、本発明に係る携行用ガス濃度検出器の実施形態について説明する。なお、以下では被検出対象ガスとして一酸化炭素を例に説明するが、被検出対象ガスは一酸化炭素に限られるものではない。
図1は、本実施形態に係る携行用ガス濃度検出器の構成の概略を示すブロック図である。図1に示す携行用ガス濃度検出器1は、ユーザにより携帯可能な大きさで形成されたものであって、ケーシング内にガスセンサ10、制御部(制御手段)20、ブザー30、第1及び第2の半導体発光素子41,42を備えている。
ガスセンサ10は、周囲の一酸化炭素濃度を検出するものであり、一酸化炭素の濃度に応じた信号を出力するものである。このガスセンサ10は、電気化学式COセンサであって、例えばアノード電極、カソード電極、及び固体電解質膜を有しており、アノード電極に曝された一酸化炭素の濃度に応じてアノード電極及びカソード電極間に流れる電流を出力とするものである。
なお、ガスセンサ10は、電気化学式のものに限られないが、電気化学式のCOセンサを用いることにより、安定した出力特性を得ることができ、広範囲における一酸化炭素濃度を取得する点で有利である。
制御部20は、ガスセンサ10により出力された信号に基づいて、ブザー30からの警報音の出力を制御すると共に、2つの半導体発光素子41,42の発光制御を行うものである。なお、制御部20は、例えば上記制御内容を実行するプログラムを組み込んだCPU(Central Processing Unit)等によって構成されている。
ブザー30は、制御部20による制御によって発音するものである。このブザー30は、例えば圧電ブザーにより構成されている。第1及び第2の半導体発光素子41,42は、制御部20による制御によって発光するものである。なお、本実施形態に係る携行用ガス濃度検出器1は、LCDを備えておらず、小型化が可能となっている。
図2は、図1に示した第1及び第2の半導体発光素子41,42を示す概略構成図である。図2に示すように、第1及び第2の半導体発光素子41,42は、ケーシングの角部にそれぞれ1つずつ設けられている。具体的に、第1及び第2の半導体発光素子41,42は、赤色に発光するようになっている。なお、これらの色、大きさ及び配置については適宜変更可能である。
また、図2から明らかなように、ケーシングは音声出力部50及びガス導入部60を有しており、ブザー30からの警報音は音声出力部50を介して出力され、濃度の検出対象となる一酸化炭素はガス導入部60を介してガスセンサ10に至るようになっている。
再度、図1を参照する。本実施形態において制御部20は、ガスセンサ10により出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる構成となっている。ここで決定される警報音の内容とは、例えば「ポ・ポ」「ピ・ピ」など聴覚として違いを認識できる音の種類である。また、決定される警報間隔とは、例えば1秒から10秒程度の時間である。さらに、決定される警報周波数は、ブザー30の種類によって異なるが、例えば0.8kHzから4kHz程度の周波数である。
以上のように、本実施形態に係る携行用一酸化炭素濃度検知器1は、一酸化炭素濃度に応じて、警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を複合的に組み合わせて多種多様の状況をユーザに報知することを可能とし、警報音のみでもユーザに一酸化炭素濃度を報知することができる構成となっている。
また、制御部20は多段階に閾値を記憶しており、本実施形態では第1閾値(最小の閾値)、第1閾値よりも高い第2閾値(他の閾値)、第2閾値よりも高い第3閾値(他の閾値)、及び第3閾値よりも高い第4閾値(他の閾値)を記憶している。制御部20は、ガスセンサ10により検出された検出濃度が第1閾値以上である場合に、第1及び第2の半導体発光素子41,42を発光させる。このとき、制御部20は、第1の半導体発光素子41を125msだけ点灯させた後に、第2の半導体発光素子42を125msだけ点灯させる。また、制御部20は、上記125ms毎の点灯を10秒周期で行う。
さらに、制御部20は、検出濃度が第2〜4閾値以上となると、点灯周期を順次短くしていく。例えば、制御部20は、検出濃度が第2閾値以上となると、点灯周期を5秒とし、検出濃度が第3閾値以上となると、点灯周期を3秒とする。さらに、制御部20は、検出濃度が第4閾値以上となると、点灯周期を1秒とするか、又は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を常時点灯させる。
なお、制御部20は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を発光させるにあたり、ダイナミック点灯を行って、携行用一酸化炭素濃度検知器1の消費電力の低減を図っている。具体的に制御部20は、125msの点灯にあたり、5msの通電を行った後に、約10msだけ非通電とし、これを繰り返すことにより、ダイナミック点灯を行う。
次に、制御部20の制御内容の詳細、すなわち本実施形態に係る携行用一酸化炭素濃度検出器1のガス濃度報知方法について説明する。図3は、本実施形態に係る携行用一酸化炭素濃度検出器1のガス濃度報知方法を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず制御部20は、ガスセンサ10からの信号に基づいて一酸化炭素濃度を検出する(S1)。次に、制御部20は、ステップS1にて検出された一酸化炭素の検出濃度が第1閾値以上であるか否かを判断する(S2)。検出濃度が第1閾値以上でないと判断した場合(S2:NO)、処理はステップS1に移行する。
一方、検出濃度が第1閾値以上であると判断した場合(S2:YES)、制御部20は、ステップS1にて検出した検出濃度に基づいて、警報音の内容、警報間隔(ブザー間隔)及び警報周波数(鳴動周波数)を決定する(S2)。この際、制御部20は、検出濃度に応じて「ポ・ポ」や「ピ・ピ」などの警報音の内容を決定すると共に、1秒から10秒までの警報間隔を決定し、且つ、0.8kHzから4kHzまでの警報周波数を決定する。さらに、制御部20は、検出濃度が第1〜第4閾値以上となるかに基づいて、第1及び第2の半導体発光素子41,42の点灯周期等を決定する。
次いで、制御部20は、ステップS3にて決定された警報音の内容等に基づく信号をブザー30及び第1及び第2の半導体発光素子41,42に出力する(S4)。これにより、ブザー30は警報音を出力すると共に、第1及び第2の半導体発光素子41,42が発光することとなる。
その後、制御部20は、携行用一酸化炭素濃度検出器1の電源がオフされたか否かを判断する(S5)。電源がオフされていないと判断した場合(S5:NO)、処理はステップS1に移行する。一方、電源がオフされたと判断した場合(S5:YES)、図3に示す処理は終了する。
図4は、図3に示したステップS3における警報音等の決定内容の詳細を示す図である。図4に示すように、時刻0〜時刻t1において検出濃度は第1閾値(例えば150ppm)に達していない。このため、ブザー30は発音せず半導体発光素子41,42についても発光していない。
次いで、時刻t1において検出濃度が第1閾値に達したとする。この場合、制御部20は、警報音の内容を「ポ・ポ」に決定し、ブザー間隔を10秒に決定し、鳴動周波数を0.8kHzに決定する。さらに、制御部20は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を10秒周期で発光させると決定する。
また、時刻t2に示すように、検出濃度が第2閾値(例えば500ppm)に達したとする。この場合、制御部20は、警報音の内容を「ポ・ポ」に決定し、ブザー間隔を5秒に決定し、鳴動周波数を1.3kHzに決定する。さらに、制御部20は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を5秒周期で発光させると決定する。
その後、時刻t3において検出濃度が第3閾値(例えば1000ppm)に達したとする。この場合、制御部20は、警報音の内容を「ピ・ピ」に決定し、ブザー間隔を3秒に決定し、鳴動周波数を3kHzに決定する。さらに、制御部20は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を3秒周期で発光させると決定する。
また、時刻t4に示すように、検出濃度が第4閾値(例えば2000ppm)に達したとする。この場合、制御部20は、警報音の内容を「ピ・ピ」に決定し、ブザー間隔を1秒に決定し、鳴動周波数を4kHzに決定する。さらに、制御部20は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を1秒周期で発光させるか、又は、第1及び第2の半導体発光素子41,42を常時発光させると決定する。
このように、制御部20は、検出濃度が高くなるに従って、ブザー間隔を短くすると共に鳴動周波数を高くしていく。このため、一酸化炭素濃度の高まりに応じて緊急性を表現することができ、ユーザに対して一酸化炭素濃度を的確に表現することができる。
なお、制御部20が決定する警報音の内容等は図4に示すものに限られず、種々の変更が可能である。
図5は、図1に示したブザー30の周波数特性を示すグラフである。図5に示すように、ブザー30は、印加電圧が3Vであるか6Vであるかによって音圧が異なり、印加電圧が6Vである方が音圧が高くなる傾向にある。ここで、図4を参照して説明したように、ブザー30の鳴動周波数は、0.8kHz、1.3kHz、3kHz、及び4kHzとなっている。このため、図5から明らかなように、携行用一酸化炭素濃度検出器1は、80dB/5cmを下回ることなく、ブザー30から警報音を出力することとなる。
このようにして、本実施形態に係る携行用ガス濃度検出器1及びそのガス濃度報知方法によれば、ガスセンサ10により出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる。このため、一酸化炭素濃度に応じた多種多様な警報音を実現することができ、広範囲に亘る濃度についても警報音で表現することができる。従って、警報音のみでもユーザに一酸化炭素濃度を報知することができる。
また、検出濃度が高くなるに従って、警報間隔を短くすると共に警報周波数を高くしていくため、一酸化炭素濃度の高まりに応じて緊急性を表現することができ、ユーザに対して一酸化炭素濃度を的確に表現することができる。
また、制御部20は、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の第1閾値以上となると警報音を出力させ、多段階に設定される他の第2〜第4閾値以上となる毎に、警報間隔を短くしていく。このため、検出濃度が次第に高まっていき新たな閾値以上となる場合には、警報間隔が切り替わることとなり、徐々に警報間隔を変更する場合と比較して、一酸化炭素濃度の高まりを明確に表現することができる。従って、ユーザに対して一酸化炭素濃度を的確に表現することができる。
また、制御部20は、検出濃度が多段階に設定される閾値のうち最小の第1閾値以上となると警報音を出力させ、多段階に設定される他の第2〜第4閾値以上となる毎に、警報周波数を短くしていく。このため、検出濃度が次第に高まっていき新たな閾値以上となる場合には、警報周波数が順次高くなることとなり、ガス濃度の高まりに応じて緊急性を表現することができる。従って、ユーザに対して一酸化炭素濃度を的確に表現することができる。
また、制御部20は、検出濃度が最小の第1閾値以上となった場合に、第1及び第2の半導体発光素子41,42を発光させると共に、検出濃度が他の第2〜第4閾値以上となる毎に発光間隔を順次短くしていく。このため、ガス濃度が高まるに従って第1及び第2の半導体発光素子41,42が頻繁に発光することとなり迅速な確認が必要な一酸化炭素濃度を直感的にユーザに報知することができる。さらには、LCDを用いないため、LCD及びそのドライバを必要とせず、消費電力の低減、部品点数の削減及び小型化等によるコスト減にも寄与することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において携行用ガス濃度検出器1及びそのガス濃度報知方法では、例として図4に示すような報知例を挙げたが、報知の方法は、図4に示す例に限らず、適宜変更可能である。
また、本実施形態では第1〜第4閾値を有し、これら閾値を基準に報知方法を変更しているが、これに限らず、閾値が2つ、3つ、又は5つ以上あり、これらの閾値に応じて報知方法を変更してもよい。さらに、本実施形態では第1〜第4閾値を基準にLEDの発光を変化させているが、これに限らず、特にLEDを有しなくとも、ユーザに濃度を報知可能である。
1 携行用ガス濃度検出器
10 ガスセンサ
20 制御部(制御手段)
30 ブザー
41,42 半導体発光素子

Claims (6)

  1. ガス濃度に応じた信号を出力するガスセンサと、
    前記ガスセンサにより出力された信号に基づいて、警報音の出力を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる
    ことを特徴とする携行用ガス濃度検出器。
  2. 前記制御手段は、前記検出濃度が高くなるに従って、警報間隔を短くすると共に警報周波数を高くしていく
    ことを特徴とする請求項1に記載の携行用ガス濃度検出器。
  3. 前記制御手段は、前記検出濃度が前記多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、前記検出濃度が前記最小の閾値よりも高く設定される他の閾値以上となる毎に、前記警報間隔を順次短くしていく
    ことを特徴とする請求項2に記載の携行用ガス濃度検出器。
  4. 前記制御手段は、前記検出濃度が前記多段階に設定される閾値のうち最小の閾値以上となると警報音を出力させ、前記検出濃度が前記最小の閾値よりも高く設定される他の閾値以上となる毎に、前記警報周波数を順次高くしていく
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の携行用ガス濃度検出器。
  5. 前記制御手段は、前記検出濃度が前記最小の閾値以上となった場合に、複数の半導体発光素子を発光させると共に、前記検出濃度が前記他の閾値以上となる毎に発光間隔を順次短くしていく
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載の携行用ガス濃度検出器。
  6. ガス濃度に応じた信号を出力するガスセンサにより出力された信号に基づいて、警報音の出力を制御する制御工程を備え、
    前記制御工程では、前記ガスセンサにより出力された信号が示す検出濃度に応じた警報音の内容、警報間隔及び警報周波数を決定し、決定された警報音の内容、警報間隔及び警報周波数にて警報音を出力させる
    ことを特徴とする携行用ガス濃度検出器のガス濃度報知方法。
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