JP2013049109A - シート部材の端部切断装置および端部切断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート部材の幅の如何を問わず、余分な耳ゴムを切除できるとともに、コストが安く、また設備もコンパクトになるシート部材の端部切断装置および端部切断方法を提供する。
【解決手段】ゴム被覆シート10の耳ゴム6を切断するカッター12と、耳ゴム6の切断位置を予め検出するセンサ14と、カッター12とセンサ14を保持する保持装置20を備えている。保持装置20の中央部には、ボールネジからなる送りネジ22が挿通されている。送りネジ22は、サーボモータ26によって時計方向、反時計方向に回転駆動される。保持装置20の内部には、送りネジ22に螺合するボールナットが収納されており、保持装置20は、送りネジ22とこのボールナットとによって、送りネジ22の回転量に応じてカッター12とセンサ14を一体として耳ゴム6の位置に移動する。
【選択図】図1
【解決手段】ゴム被覆シート10の耳ゴム6を切断するカッター12と、耳ゴム6の切断位置を予め検出するセンサ14と、カッター12とセンサ14を保持する保持装置20を備えている。保持装置20の中央部には、ボールネジからなる送りネジ22が挿通されている。送りネジ22は、サーボモータ26によって時計方向、反時計方向に回転駆動される。保持装置20の内部には、送りネジ22に螺合するボールナットが収納されており、保持装置20は、送りネジ22とこのボールナットとによって、送りネジ22の回転量に応じてカッター12とセンサ14を一体として耳ゴム6の位置に移動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、長手方向に延びる複数のコードが埋設されたゴムシート部材の両側端部の余分な耳ゴムを切断する端部切断装置および端部切断方法に関する。
カーカスプライやベルト等の製造には、長手方向に延びる複数のコードが埋設されたゴムシート部材が使用される。このシート部材は、複数本のコードを平行に引き揃えて搬送するとともに、それらのコードの両面にカレンダーロールなどでゴムを被覆して製造している。通常、カレンダーロールなどから押し出されるゴムシート部材の左右の側端部には薄い耳ゴムが形成される。この耳ゴムは、左右の最も外側のコードの両側にはみ出したものであるが、そのはみ出し量(耳ゴムの幅)は一定しない。そこで、従来は、カッターにより余分な耳ゴムを切除して、幅を一定にしている(特許文献1、2参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の端部切断装置では、シート部材の幅を検知するセンサの位置を固定にしているため、幅の異なるシート部材に対応できず、幅の異なるシート部材の余分な耳ゴムを切除する場合には、センサの位置を調整し直さなければならないという問題があった。
また、特許文献2に記載の端部切断装置では、センサをシート部材の幅方向に往復移動できるので、シート部材の幅の如何を問わず、余分な耳ゴムを切除できるが、センサを移動制御する制御系と、余分な耳ゴムを切除するカッターを移動制御する制御系との2つの制御系が必要になるため、コストが高くなり、また設備も大きくなるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シート部材の幅の如何を問わず、余分な耳ゴムを切除できるとともに、コストが安く、また設備もコンパクトになるシート部材の端部切断装置および端部切断方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のシート部材の端部切断装置は、複数のコードが埋設されたコード入りゴムシート部材の耳ゴムの所定位置を予め検出するセンサと、前記コード入りゴムシートの耳ゴムを切断する切断装置と、前記センサと前記切断装置を前記耳ゴムの所定位置に移動制御する駆動機構とを備え、前記駆動機構は、前記センサと前記切断装置を一体として前記耳ゴムの所定位置に移動制御することを特徴とする。
前記センサと前記切断装置とを保持する保持装置を備え、前記駆動機構は、前記保持装置を移動制御することにより、前記センサと前記切断装置を一体として前記耳ゴムの所定位置に移動制御することが好ましい。
また、本発明のシート部材の端部切断方法は、複数のコードが埋設されたコード入りゴムシート部材の耳ゴムの所定位置を予め検出するセンサと、前記コード入りゴムシートの耳ゴムを切断する切断装置とを一体として移動させるステップと、前記センサと前記切断装置とを一体として移動させた後に、前記センサが検出した前記耳ゴムの所定位置にて、前記切断装置により、前記コード入りゴムシートを切断するステップとを有することを特徴とする。
本発明は、センサと切断装置をシート部材の耳ゴムの位置に移動制御することができるので、シート部材の幅の如何を問わず、余分な耳ゴムを切除できる。
また、本発明は、センサと切断装置を一体として耳ゴムの位置に1つの制御系により移動制御することができるので、コストを安く、また設備もコンパクトにすることができる。
また、本発明は、センサと切断装置を一体として耳ゴムの位置に1つの制御系により移動制御することができるので、コストを安く、また設備もコンパクトにすることができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るシート部材の端部切断装置の実施形態を示す図である。図1には、補強コード入りゴム被覆シート10(シート部材)がカレンダーロール(図示せず)の回転により長手方向に沿って搬送されている状態が示されている。この補強コード入りゴム被覆シート10は、略等間隔で且つ平行に配列された複数本のコード41,42,・・・,4nがコード部分が盛り上がるようにゴムにより一体に被覆されている。この補強コード入りゴム被覆シート10の最外側のコード41 部分から外側に向けて幅の不均一な耳ゴム6が存在する。この耳ゴム6は、図示を省略する反対側の端部にも存在する。
図1に示す端部切断装置は、カレンダーロールによって搬送されるゴム被覆シート10の耳ゴム6を切断するカッター12(切断装置)と、耳ゴム6の切断位置を予め検出するセンサ14と、カッター12とセンサ14を保持する保持装置20を備えている。カッター12とセンサ14は、ゴム被覆シート10の幅方向(長手方向に対して直交する方向)において、カッター12の位置と、センサ14の位置とが一致するようにして保持装置20に保持されている。保持装置20の中央部には、ボールネジからなる送りネジ22が挿通されている。この送りネジ22の両端は、図示しない軸受けによって支持されており、送りネジ22は、送りネジ22の一端側(耳ゴム6側)に設けられたサーボモータ26によって時計方向、反時計方向に回転駆動されるようになっている。保持装置20の内部には、送りネジ22に螺合する図示しないボールナットが収納されており、送りネジ22とこのボールナットとによっていわゆるボールネジ機構が構成され、送りネジ22の回転量に応じて保持装置20が、保持装置20上に設けられたカッター12とセンサ14と一体的に図1の矢印B、C方向に移動するように構成されている。
カッター12は、円板状のもので、カッター支持部28の先端に回転可能に支持されている。また、カッター12は、カッターの切断方向がゴム被覆シート10のシート面に対して垂直となるようにしてカッター支持部28に支持されている。センサ14は、カッター12の上流側に配置され、ゴム被覆シート10に対向した状態で保持装置20に固定されている。センサ14にはレーザ光による2次元変位センサが用いられる。
図2は、上述した端部切断装置の制御系の構成を概略的に示す図である。この制御系は、カレンダーロール34間を通って両面にゴムが被覆されているゴム被覆シート10の切断位置を検出するセンサ14と、センサ14からの検出信号を増幅するアンプ31と、演算手段を構成するPC(パーソナルコンピュータ)32と、制御手段を構成するPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)33と、PLC33からの制御信号により保持装置20を移動するように送りネジ22を回転駆動するサーボモータ26により構成される。
次に、上述した端部切断装置の制御系の動作を説明する。図3は、端部切断装置の制御系の動作を説明するフローチャートであり、図4は、補強コード入りゴム被覆シートの最外側部分を拡大して模式的に示す断面図である。PC32は、アンプ31で増幅された2次元変位センサ14の検出信号から波形データを求め(S101)、求めた波形データから、補強コード入りゴム被覆シート10の最外側のコード部分の盛り上がりを検出して最外側のコード41 の中心位置aを決定する(S102)。そして、PC32は、最外側のコード41 の中心位置aに、既知のコード半径rと接合する長さdとを加算して切断位置b(所定位置)を演算する(S103)。PC32は、演算して得られた切断位置情報の信号をPLC33に出力する(S104)。PLC33は、切断位置情報の信号に基づいて制御信号をサーボモータ26に出力する(S105)。サーボモータ26は、PLC33からの制御信号に基づいて、送りネジ22を回転駆動し、保持装置20を移動させてカッター12を切断位置bに移動させる(S106)。カッター12は、切断位置bでゴム被覆シート10を切断する(S107)。
上述したように、本発明の端部切断装置は、2次元変位センサとカッター12をゴム被覆シート10の耳ゴムの位置に移動制御することができるので、ゴム被覆シート10の幅の如何を問わず、余分な耳ゴムを切除できる。
また、本発明の端部切断装置は、2次元変位センサ14とカッター12を一体として耳ゴムの位置に1つの制御系により移動制御することができるので、コストを安く、また設備もコンパクトにすることができる。
また、本発明の端部切断装置は、2次元変位センサ14とカッター12を一体として耳ゴムの位置に1つの制御系により移動制御することができるので、コストを安く、また設備もコンパクトにすることができる。
4 コード
6 耳ゴム
10 ゴム被覆シート
12 カッター
14 センサ
20 保持装置
22 送りネジ
26 サーボモータ
28 カッター支持部
31 アンプ
32 PC
33 PLC
34 カレンダーロール
6 耳ゴム
10 ゴム被覆シート
12 カッター
14 センサ
20 保持装置
22 送りネジ
26 サーボモータ
28 カッター支持部
31 アンプ
32 PC
33 PLC
34 カレンダーロール
Claims (3)
- 複数のコードが埋設されたコード入りゴムシート部材の耳ゴムの所定位置を予め検出するセンサと、
前記コード入りゴムシートの耳ゴムを切断する切断装置と、
前記センサと前記切断装置を前記耳ゴムの所定位置に移動制御する駆動機構とを備え、
前記駆動機構は、前記センサと前記切断装置を一体として前記耳ゴムの所定位置に移動制御することを特徴とするシート部材の端部切断装置。 - 前記センサと前記切断装置とを保持する保持装置を備え、前記駆動機構は、前記保持装置を移動制御することにより、前記センサと前記切断装置を一体として前記耳ゴムの所定位置に移動制御することを特徴とする請求項1に記載のシート部材の端部切断装置。
- 複数のコードが埋設されたコード入りゴムシート部材の耳ゴムの所定位置を予め検出するセンサと、前記コード入りゴムシートの耳ゴムを切断する切断装置とを一体として移動させるステップと、
前記センサと前記切断装置とを一体として移動させた後に、前記センサが検出した前記耳ゴムの所定位置にて、前記切断装置により、前記コード入りゴムシートを切断するステップと、
を有することを特徴とするシート部材の端部切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011187718A JP2013049109A (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | シート部材の端部切断装置および端部切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011187718A JP2013049109A (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | シート部材の端部切断装置および端部切断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013049109A true JP2013049109A (ja) | 2013-03-14 |
Family
ID=48011619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011187718A Withdrawn JP2013049109A (ja) | 2011-08-30 | 2011-08-30 | シート部材の端部切断装置および端部切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013049109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014175175A1 (ja) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | 株式会社ブリヂストン | 耳片の突出量測定方法及び耳片の突出量測定装置 |
US20180306576A1 (en) * | 2015-11-11 | 2018-10-25 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for counting cords in rubber sheet |
-
2011
- 2011-08-30 JP JP2011187718A patent/JP2013049109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014175175A1 (ja) * | 2013-04-25 | 2014-10-30 | 株式会社ブリヂストン | 耳片の突出量測定方法及び耳片の突出量測定装置 |
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CN105189059A (zh) * | 2013-04-25 | 2015-12-23 | 株式会社普利司通 | 用于测量突出部的突出长度的方法和设备 |
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US20180306576A1 (en) * | 2015-11-11 | 2018-10-25 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for counting cords in rubber sheet |
US10458786B2 (en) * | 2015-11-11 | 2019-10-29 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for counting cords in rubber sheet |
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Legal Events
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