JP2013043313A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙の幅、搬送位置に合わせて吸引孔を開閉することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、液滴吐出ヘッド3と、液滴吐出ヘッド3に対峙し、記録紙15aの搬送方向と幅方向とに略マトリックス状に配置された吸引孔を有するプラテン21と、プラテン21の表面に記録紙15aを吸引孔から吸引する吸引機構部5と、プラテン21と吸引機構部5との間に配設され、記録紙15aと覆っている領域の吸引孔を開放し、覆っていない領域の吸引孔を閉鎖する開閉機構20と、を備えている。開閉機構20は、縦列のA1列〜A6列の吸引孔の開閉によって、幅方向の開閉制御を行うPWシャッタープレート群100と、横列のB1列〜B5列及びC1列〜C4列の吸引孔を記録紙15aの搬送位置に合わせて開閉制御を行うPFシャッタープレート群70,80を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置に関する。
インク吐出ヘッドからインク液滴を吐出して記録紙に印刷するプリンターでは、記録紙に対する印刷位置を規定するプラテン面に記録紙を密着させてプラテンギャップを高精度に確保することが、印刷品質確保の観点から重要であった。このような場合、プラテン面に記録紙を密着させて搬送するために、記録紙をプラテン面に空気吸引しながら搬送する吸引プラテンが用いられる。このような場合、吸引圧が低ければ記録紙が浮いてしまい印刷品質が劣化することや、インク吐出ヘッドに記録紙が擦れてしまいインク汚れが発生するという問題があった。
そこで、プラテンの記録紙搬送方向と直交する幅方向のほぼ中央に、格子状に区画された第1吸引領域を設け、この第1吸引領域における格子状区画室の底部が第1吸引孔となっており、第1吸引領域の両側には、第1吸引領域における第1吸引孔とは異なる配置あるいは形状の第2吸引孔が形成された第2吸引領域を設け、第1吸引領域では主として幅が狭い記録紙の吸引、第1吸引領域と第2吸引領域の両方で幅が広い記録紙の吸引を行うプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、プラテンに、複数の吸引孔を記録紙の搬送方向と幅方向に整列配置し、これら吸引孔を臨む気室と、気室内の空気を吸引する吸引手段とを備え、気室は記録紙の搬送方向と交差する方向とに2つ以上配置され、少なくとも一つの気室には一つの吸引手段が接続され、他の気室にも少なくとも一つの吸引手段が接続されており、記録紙が吸引孔と交差する領域の吸引手段のデューティと、交差しない領域の吸引手段のデューティとを切り換えるプリンターが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−201683号公報 特開2011−56694号公報
上述した特許文献1や特許文献2では、例えば、幅が狭い記録紙を用いる場合においても記録紙の外側にある吸引孔を開放し空気吸引をしているため、吸引圧を損失するので十分な吸引圧が得られない。特に、こしが強い記録紙を用いる場合記録紙が浮いてしまい印刷品質が劣化することや、インク吐出ヘッドに記録紙が擦れてしまいインク汚れが発生するという課題がある。
また、特許文献2では、吸引対象の気室に吸引手段を設けると共に、他の気室にも吸引手段を設けており構造面で複雑になってしまうことや、複数の吸引手段のデューティを切り換えていることによって制御面でも複雑になってしまうという課題を有している。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る印刷装置は、液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドに対峙し、記録紙の搬送方向と幅方向とに略マトリックス状に配置された吸引孔を有するプラテンと、前記プラテンの表面に前記記録紙を前記吸引孔から吸引する吸引機構部と、前記プラテンと前記吸引機構部との間に配設され、前記記録紙によって全て覆われる領域の前記吸引孔を開放し、前記記録紙によって覆われない領域の前記吸引孔を閉鎖するように前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔と前記記録紙の幅方向に配列される前記吸引孔を開閉する複数の開閉機構と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、記録紙によって吸引孔が全て覆われる領域において、吸引孔を開閉機構によって開放してプラテン表面に記録紙を吸引し、記録紙によって覆われない領域(つまり、吸引孔の一部または全部が開口している領域)では、開閉機構によって吸引孔を閉鎖し記録紙に対し、吸引圧を発生させない。
このようにすることで、例えば、幅が狭い記録紙またはこしが強い記録紙を用いる場合にも、記録紙によって覆われた吸引孔のみから記録紙を吸引することにより吸引圧の損失を抑制し、十分な吸引圧が得られる。従って、記録紙がプラテンから浮くことに起因する印刷品質の劣化や、液滴吐出ヘッドに記録紙が擦れることによって発生するインク汚れを防止することができる。
また、吸引孔の開閉は、開閉機構によって行い、記録紙の吸引は一つの吸引機構部で行うことができることから、特許文献2のように複数の吸引手段や、吸引手段毎に、デューティを切り換えることも必要なく、構造面および制御面でも簡素化することができる。
さらに、印字領域は記録紙が吸引されている範囲にあって、印字領域の直近の記録紙によって覆われていない吸引孔からは吸引しないため、液滴の飛行曲がりを低減し、印刷品質を確保することができるという効果がある。このことは、記録紙の幅方向の余白余裕を小さくすることができるという効果もある。
[適用例2]上記適用例に係る印刷装置において、前記開閉機構は、前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔を、前記記録紙の幅の範囲内で開放する第1の開閉機構と、前記記録紙の幅方向に配列される前記吸引孔を、前記記録紙の搬送方向に順次開放または閉鎖する第2の開閉機構と、を有することが好ましい。
このようにすれば、第1の開閉機構では、記録紙の幅寸法に対応して開閉する吸引孔を選択することにより、例えば、幅が狭い記録紙を用いる場合には記録紙の幅中央領域を吸引し、幅が広い記録紙を用いる場合には、さらに幅方向外側の記録紙範囲内の吸引孔を吸引することで、記録紙の幅に応じて吸引することができる。
また、第2の開閉機構では、記録紙の搬送(正送りと逆送りを含む)位置に応じて、記録紙によって覆われた吸引孔を開放して記録紙を吸引することができる。
[適用例3]上記適用例に係る印刷装置において、前記第1の開閉機構は、前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔の列毎に設けられる気室と前記吸引機構部に設けられる吸引室とを連通する通路を開閉させる弁を有している、ことが好ましい。
ここで、上記の「搬送方向に配列される前記吸引孔の列毎に設けられる気室」とは、複数の吸引孔が搬送方向に配列されたものを吸引孔の縦列とすれば、この縦列が幅方向に複数列設けられ、この縦列毎に気室が設けられていることを意味する。
よって、第1の開閉機構では、記録紙の幅に合わせて吸引領域の制御を行うことができる。
[適用例4]上記適用例に係る印刷装置において、前記第2の開閉機構は、前記吸引孔の前記記録紙の幅方向に配列される列毎に、前記吸引孔に対向する貫通孔が開口されたPFシャッタープレート群を有し、前記記録紙の搬送位置に合わせて、前記PFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートを駆動し、前記吸引孔と前記気室とを連通する通路を開閉させること、ことが好ましい。
ここで、上記の「記録紙の幅方向に配列される列毎にPFシャッタープレート群を有し」とは、複数の吸引孔が記録紙の幅方向に配列されたものを吸引孔の横列とすれば、この横列が搬送方向に複数列設けられ、この横列毎にPFシャッタープレートが設けられていることを意味する。
そして、PFシャッタープレートを駆動することで、貫通孔の位置と吸引孔の位置とを一致させて吸引孔を開放し、貫通孔の位置と吸引孔の位置とをずらすことで吸引孔を閉鎖する。よって、第2の開閉機構では、記録紙の搬送に合わせて横列毎の吸引領域を決定することができる。
[適用例5]上記適用例に係る印刷装置において、前記PFシャッタープレート群は、前記プラテンの裏面側に配置される第1層のPFシャッタープレート群と、前記気室側に配置される第2層のPFシャッタープレート群と、から構成され、前記第1層のPFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートと、前記第2層のPFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートとが、平面視して交互に配置されている、ことが好ましい。
このような構成にすれば、第1層のPFシャッタープレート群と第2層のPFシャッタープレート群とを断面方向に異なる位置の2層とし、第1層のPFシャッタープレート群と第2層のPFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートを交互に配置するため、搬送方向の吸引孔間のピッチが小さい場合であっても、作動性を確保しつつ、吸引に必要な吸引孔径とPFシャッタープレートの剛性を確保することができる。
[適用例6]上記適用例に係る印刷装置において、前記第1の開閉機構による前記吸引孔の開閉領域は、前記液滴吐出ヘッドと連動するセンサーによって検出された前記記録紙の幅寸法に基づき決定されること、が好ましい。
このように、記録紙をプラテン上部に搬送したときに記録紙の幅寸法を検出(測定)し、この幅寸法に合わせて吸引孔の開閉を決定するため、記録紙の幅に合わせて容易に幅方向の吸引領域を決定できる。
[適用例7]上記適用例に係る印刷装置において、前記第2の開閉機構による前記吸引孔の開閉領域は、前記記録紙の搬送速度と、前記吸引孔の前記記録紙の搬送方向のピッチと、を用いて算出し、前記記録紙が前記吸引孔を覆う位置で開放し、前記記録紙が前記吸引孔を通過し始める位置で閉鎖すること、が好ましい。
このようにすれば、記録紙の吸引孔に対する位置を正確に決定することができ、吸引孔の開閉を適切なタイミングで行うことができる。また、記録紙の搬送位置と開閉タイミングを合わせるために、記録紙の搬送途中の先端位置を検出するセンサー等の検出手段を備えることを必要としないという利点がある。
[適用例8]上記適用例に係る印刷装置において、前記第2の開閉機構は、前記PFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートが、前記記録紙の搬送速度と前記吸引孔の開閉タイミングとに同期した位相を有するカムによって駆動されること、が好ましい。
記録紙の搬送速度とカムの駆動とは、それぞれの駆動源としてモーターを用いた場合に速度制御が容易に行える。カムの位相は構造的に固定できるため、吸引孔の開閉タイミングを高精度に制御することができるという効果がある。
印刷装置の内部構造を示す構成説明図。 プラテンユニットの分解斜視図。 プラテンに開口される吸引孔の配置図。 プラテン機構部の分解斜視図。 吸引孔の開閉作用の一部を模式的に表す断面図。 記録紙の幅寸法に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャートであり、(a)はフロントフィード(正送り)の場合、(b)はバックフィード(逆送り)の場合。 印字における正送り方向の記録紙搬送位置に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャート。 バックフィードにおける記録紙搬送位置に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明で参照する図は、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
(全体構成)
本実施形態において説明する印刷装置は、プラテンに記録紙を吸引するための吸引機構を有するロール紙プリンターを例示して説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷装置の内部を示す構成説明図である。印刷装置1は、主たる構成として印刷装置本体部と記録紙搬送部とを備えている。
印刷装置本体部には、液滴吐出ヘッド3と、この液滴吐出ヘッド3と対峙し、記録紙15aを挟んで配置されたプラテン21と開閉機構部20とを有するプラテンユニット2と、プラテン21に開口された吸引孔から記録紙15aをプラテン表面に吸引するための吸引機構部5と、が備えられている。また、液滴吐出ヘッド3と連動し、記録紙15aの幅寸法を測定するPW検出センサー14を有している。液滴吐出ヘッド3は、本実施例ではインクジェットヘッドであって、周知のものを採用可能なため説明を省略する。
また、プラテンユニット2の各構成要素の詳細については、図2〜図5を参照して後述する。
次に、記録紙搬送部の構成について記録紙の搬送経路に沿って説明する。ロール紙15は、ロール紙駆動軸13にセットされる。ロール紙15は、繰出しローラー7、ガイドローラー8、PF駆動機構部6を介して搬送され、記録紙排出口11から排出される。
なお以降、ロール紙15のプラテン21上の印字領域を特に記録紙15aと表し説明する。
ロール紙駆動軸13には、ロール紙軸駆動モーター(図示せず)が連結されており、ロール紙15を巻き戻す(バックフィード:逆送り)際に駆動される。
PF駆動機構部6は、紙送りローラー9と、記録紙15aを紙送りローラー9に圧接させる紙押えローラー10と、紙送りローラー9を回転駆動するためのPFモーター(図示せず)と、を備えている。なお、ロール紙15を巻き戻す際には、紙押えローラー10は紙送りローラー9から切り離される。
PF駆動機構部6とロール紙駆動軸13(または、両者の駆動用モーター)には、エンコーダー(図示せず)が配設されている。エンコーダーの検出値を用いて記録紙15aの搬送速度と搬送距離とを検出する。PF駆動機構部6側のエンコーダーでは正送り方向、ロール紙駆動軸13側では逆送り方向の搬送速度と搬送距離を検出する。
ガイドローラー8と紙送りローラー9の間には、ロール紙ガイド12が備えられている。ロール紙ガイド12は、ロール紙15の幅方向位置を規制するもので、ロール紙15の幅寸法の大小に限らず、記録紙15aがプラテン21の幅方向の略中央に配置されるように規制する機能を有する。
(プラテンユニットの構成)
続いて、プラテンユニット2の構成について説明する。
図2は、プラテンユニットの分解斜視図である。プラテンユニット2は、プラテン21と開閉機構部20を含むプラテン機構部4と、吸引機構部5と、開閉機構駆動部60と、から構成されている。
プラテン機構部4は、図示最上面にプラテン21が配置されている。そして、記録紙搬送方向(正送り)の元側(搬送開始側)には記録紙15aの印刷開始基準位置を検出する記録紙位置検出センサー17がプラテン表面から露出するように配置されている。また、記録紙搬送方向の先端側には、記録紙先端位置を検出する記録紙先端位置検出部18がプラテン表面から露出するように配置されている。
プラテン21の裏面側には、記録紙搬送方向にPFシャッタープレート(図4、参照)をスライド駆動する第1カム群30と、第1カム群30に直交し、後述するPWシャッタープレート(図4、参照)を揺動駆動する第2カム群40と、が配置されている。そして、PFシャッタープレート及び第1カム群30と、PWシャッタープレート及び第2カム群40とは、吸引機構部5の空間内(吸引室51)に収納される。
吸引機構部5は、ケース50の内部に吸引室51と、吸引室51内の空気を外部に排出する吸引ファン52とが備えられている。ケース50の上部周縁部には、記録紙位置検出センサー17を収容するセンサー収容部53と、記録紙先端位置検出部18を収容するセンサー収容部54と、が形成されている。そして、吸引機構部5の吸引室51内には、開閉機構駆動部60が配置されている。
開閉機構駆動部60は、第1カム群30を回転駆動するモーター61と、第2カム群40を回転駆動するモーター62とを有する。
プラテン21には、記録紙15aの搬送方向と搬送方向に直交する幅方向とに略マトリックス状に配置された複数の吸引孔が開口されている。これら吸引孔の配置について図3を参照して説明する。
図3は、プラテンに開口される吸引孔の配置図である。なお、図3はプラテンユニット2の全体を表している。プラテン21は、プラテンベース21aとプラテン上板21bとを積み重ねて固定しており、複数の吸引孔は、この両者を貫通して開口しているため、以降、両者を合わせてプラテン21と表し説明する。
吸引孔は、記録紙搬送方向(正送り)に対して元側の吸引領域22と、先端側の吸引領域23とを有する。吸引領域22は開閉動作をしない領域であって、記録紙15aが記録紙位置検出センサー17による検出可能な上部位置に達するまでの吸引を行うために設けられている。また、吸引領域23は、印字の際に吸引孔の開閉を制御する領域である。
吸引孔は、記録紙搬送方向に沿って、記録紙15aの中央部側に開口される第1吸引領域24と、第1吸引領域の図示左側に開口される第2吸引領域25と、図示右側に開口される第3吸引領域26と、から構成される。なお、記録紙搬送方向に沿って配列される吸引孔の列を縦列とする。よって、図3に示すように、吸引孔の縦列は記録紙15aの幅方向に9列設けられている。
第1吸引領域24には、吸引孔24a〜24nが開口されている。本実施例では、第1吸引領域24は記録紙15aの最小幅の範囲を想定して配置されている。
第2吸引領域25には、図示左端側から中央方向に向かってA1列、A2列、A3列の吸引孔を有し、A1列には吸引孔25a〜25eが配置され、A2列には吸引孔25f〜25iが配置され、A3列には吸引孔25j〜25pが配置されている。
また、第3吸引領域26には、図示右端側から中央方向に向かってA4列、A5列、A6列の吸引孔を有し、A4列には吸引孔26j〜26pが配置され、A5列には吸引孔26f〜26i、A6列には吸引孔26a〜26eが配置されている。
次に、横列の吸引孔の配置について説明する。吸引孔は、前述したように縦列で配列されると共に、横列にも配列されている。ここで、複数の吸引孔が記録紙15aの幅方向に配列されている集合を吸引孔の横列とすれば、本実施例では、横列が搬送方向にB1列〜B5列と、C1列〜C4列とが交互に9列で配置されている。
横列の吸引孔の配置は、B1列には吸引孔25a,25j,24a,26a,26jが配列され、B2列には吸引孔25b,25k,24d,26b,26kが配列され、B3列には吸引孔25c,25m,24g,26c,26mが配列され、B4列には吸引孔25d,25n,24j,26d,26nが配列され、B5列には吸引孔25e,25p,24n,26e,26pが配列されている。
一方、C1列には吸引孔25f,24b,24c,26fが配列され、C2列には吸引孔25g,24e,24f,26gが配列され、C3列には吸引孔25h,24h,24i,26hが配列され、C4列には吸引孔25i,24k,24m,26iが配列されている。
従って、吸引孔は図3に示すように、縦列と横列とでマトリックス状に配設されている。縦列の第2吸引領域25(A1列、A2列、A3列)及び第3吸引領域26(A4列、A5列、A6列)は、後述するPWシャッタープレート101〜106(図4、参照)によって気室(図5、参照)と連通または閉鎖される。
また、横列のB1列、B2列、B3列、B4列、B5列は、後述する第1層のPFシャッタープレート群70によって開閉され、横列のC1列、C2列、C3列、C4列は第2層のPFシャッタープレート群80によって開閉される。
なお、記録紙15aの搬送方向のプラテン21の元部には、ブラックマークセンサー16が配置されている。ブラックマークセンサー16は、例えば、帯状の台紙と、この台紙にラベル等が貼着されているロール紙の場合に、ラベルの印刷位置を示すブラックマークを検出する。このブラックマークセンサー16は、吸引機構部5とプラテンユニット2とを装着する際、センサー収容部55内に収容される(図2、参照)。
続いて、開閉機構部20について図4を参照して説明する。
図4は、開閉機構部の分解斜視図である。開閉機構部20は、プラテン21の下層側に第1層のPFシャッタープレート群70と、PFシャッタープレート群70の下層側に第2層のPFシャッタープレート群80と、さらにその下層側にPWシャッタープレート群100が配設されている。
プラテン21は、プラテンベース21aと、プラテンベース21aの上面に固定されるプラテン上板21bとから構成され、図3に図示した複数の吸引孔が両者を貫通するよう開口されている。
第1層のPFシャッタープレート群70は、5個のPFシャッタープレートから構成され、記録紙搬送方向に対して直交するように、搬送方向元側からPFシャッタープレート71,72,73,74,75が各々一定の間隔を有して平行に配置されている。そして、PFシャッタープレート71,72,73,74,75は、各々独立して記録紙搬送方向に対して直交する方向に進退可能である。
第2層のPFシャッタープレート群80は、4個のPFシャッタープレートから構成され、記録紙搬送方向に対して直交するように、搬送方向元側からPFシャッタープレート81,82,83,84が各々一定の間隔を有して平行に配置されている。PFシャッタープレート81,82,83,84は各々、第1層のPFシャッタープレート71,72,73,74,75の間に挿入され、記録紙搬送方向に対して直交する方向に進退可能である。
第1層のPFシャッタープレート群70と、第2層のPFシャッタープレート群80の吸引孔の開閉の役割について図3も参照して説明する。
本実施例では、PFシャッタープレート71はB1列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート72はB2列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート73はB3列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート74はB4列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート75はB5列の吸引孔の開閉を、行う。
また、本実施例では、PFシャッタープレート81はC1列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート82はC2列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート83はC3列の吸引孔の開閉を、PFシャッタープレート84はC4列の吸引孔の開閉を、行う。
第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80とは、9本の作動レバーからなる作動レバー群90と第1カム群30とによって駆動される。第1カム群30は、開閉機構駆動部60のモーター62(図2、参照)に連結されるカム軸31によって回転される。
第1カム群30は、図示は省略するが9個のカムから構成され、ここではカム軸31のモーター側端部からのカム各々をカム30a〜30iとする。例えば、カム30aは作動レバー91aによってPFシャッタープレート71を、カム30bは作動レバー91bによってPFシャッタープレート81を、カム30cは作動レバー91cによってPFシャッタープレート72を、カム30dは作動レバー91dによってPFシャッタープレート82を、カム30eは作動レバー91eによってPFシャッタープレート73を、カム30fは作動レバー91fによってPFシャッタープレート83を、カム30gは作動レバー91gによってPFシャッタープレート74を、カム30hは作動レバー91hによってPFシャッタープレート84を、カム30iは作動レバー91iによってPFシャッタープレート75を、記録紙15aの幅方向にスライド駆動し、記録紙搬送方向に順々に吸引孔を開閉する。
つまり、記録紙を正送りする場合には、交互に配置される第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80とによって、B1列からC1列、B2列、C2列……B5列というように横列の吸引孔を順番に開放し、記録紙を逆送りする場合には、B5列からC4列、B4列、C3列、B3列……B1列というように横列の吸引孔を順番に閉鎖する。
なお、カム30a〜30iは、上記の順番に横列の吸引孔を開放または閉鎖するために、記録紙搬送速度及び搬送距離に対応するように位相差が決定されている。
続いて、PWシャッタープレート群100の構成について図4を参照して説明する。なお、図3も参照する。PWシャッタープレート群100は、6個のPWシャッタープレートから構成され、PWシャッタープレート101,102,103,104,105,106が各々平行に記録紙15aの幅方向に配置されている。そして、PWシャッタープレート101,102,103,104,105,106は、各々独立してプラテン21の表面に向かって揺動可能である。
PWシャッタープレート101〜106の各々には、気室(図5、参照)を開閉する弁が挿着されている。PWシャッタープレート101には弁101a、PWシャッタープレート102には弁102a、PWシャッタープレート103には弁103a、PWシャッタープレート104には弁104a、PWシャッタープレート105には弁105a、PWシャッタープレート106には弁106a、が取付けられている。気室の開閉については、図5を参照して後述する。
PWシャッタープレート群100は、第2カム群40によって駆動される。第2カム群40は、開閉機構駆動部60のモーター61(図2、参照)に連結されるカム軸41によって回転される。
第2カム群40の一つ一つについては説明を省略するが、6個のカムから構成され、モーター61側端部からカム40a,40b,40c,40d,40e,40d,40fとすると、カム40aはPWシャッタープレート101を、カム40bはPWシャッタープレート102を、カム40cはPWシャッタープレート103を、カム40dはPWシャッタープレート104を、カム40eはPWシャッタープレート105を、カム40fはPWシャッタープレート106を、プラテン21の方向に揺動する。
ここで、PWシャッタープレート群100の配置を整理する。PWシャッタープレート101とPWシャッタープレート106とは、記録紙15aの幅方向の両端側に配置されており、これらの幅方向内側にPWシャッタープレート102とPWシャッタープレート105とが配置され、さらに幅方向内側にPWシャッタープレート103とPWシャッタープレート104とが配置されている。
PWシャッタープレート群100は、第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80と協働して、吸引孔と気室と吸引室との通路の開閉を行い、PWシャッタープレート群100は、気室と吸引室の開閉を担当する。
続いて、図3を参照して、PWシャッタープレート群100による吸引孔の開閉領域について説明する。PWシャッタープレート101はA4列の吸引孔の開閉を、PWシャッタープレート106はA1列の吸引孔の開閉を行い、A4列とA1列の開閉タイミングは同じである。
また、PWシャッタープレート102はA5列の吸引孔の開閉を、PWシャッタープレート105はA2列の吸引孔の開閉を行い、A5列とA2列の開閉タイミングは同じである。
さらに、PWシャッタープレート103はA6列の吸引孔の開閉を、PWシャッタープレート104はA3列の吸引孔の開閉を行い、A6列とA3列の開閉のタイミングは同じである。
従って、気室は、吸引孔のA1列、A2列、A3列、A4列、A5列、A6列単位毎に設けられる。
次に、第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80及びPWシャッタープレート群100による吸引孔の開閉について図面を参照して説明する。
図5は、吸引孔の開閉作用の一部を模式的に表す断面図である。なお、図5は、図3に示すX−X切断面(吸引孔のB1列)の模式図である。
図5において、記録紙15aを吸引する吸引孔を有するプラテン21の下層部には、第1層のPFシャッタープレート71と、PFシャッタープレート71の厚さ方向位置を支える第1遮蔽板部111と、第1遮蔽板部111の下層側に、第2層のPFシャッタープレート群80と、PFシャッタープレート群80の厚さ方向位置を第1遮蔽板部111とで支える第2遮蔽板部112と、が配設されている。さらに、第2遮蔽板部112の下層側に第3遮蔽板部113が設けられている。第1遮蔽板部111、第2遮蔽板部112及び第3遮蔽板部113は、シャッターホルダー110に固定されるか、一体で成形されている。
第2遮蔽板部112と第3遮蔽板部113との間には、7つに区画された気室121,122,123,124,125,126,127が設けられている。また、第1遮蔽板部111と第2遮蔽板部112には共に、プラテン21に開口される吸引孔毎に連通する通路(貫通孔)が開口されている。
気室126はA1列の全吸引孔に、気室125はA2列の全吸引孔に、気室124はA3列の全吸引孔に、気室127は第1吸引領域24の全吸引孔に連通する。さらに、気室123はA6列の全吸引孔に、気室122はA5列の全吸引孔に、気室121はA4列の全吸引孔に連通する。
気室121〜126と吸引室51とを連通する貫通孔には、弁101a〜106aが挿着されている。具体的には、気室121には弁101a、気室122には弁102a、気室123には弁103a、気室124には弁104a、気室125には弁105a、気室126には弁106aが配置されている。
前述したように、各弁はPWシャッタープレートの揺動によって上下され、各気室と吸引室の間の通路の開閉を行う。
なお、気室127には弁は配置されていない。よって、気室127と第1吸引領域24に配置される各吸引孔の開閉は、第1層のPFシャッタープレート群70及び第2層のPFシャッタープレート群80によって制御される。
図5に示す状態では、横列のB1列と、縦列のA3列及びA6列を開放している状態を表していることから、吸引孔26a,24a,25jが吸引室51と連通し、記録紙15aを吸引可能な状態としている。PFシャッタープレート71を矢印a方向にスライドすれば、B1列の吸引孔は閉鎖される。
このように、第1層のPFシャッタープレート群70及び第2層のPFシャッタープレート群80では、記録紙15aの搬送方向先端位置に対応して横列の吸引孔の開閉を行い、PWシャッタープレート群100では、記録紙15aの幅に対応して縦列の吸引孔の開閉を行う。
(記録紙の吸引制御)
続いて、記録紙の吸引制御についてフローチャートを参照して説明する。なお、図1〜図4も参照する。
はじめに、記録紙15aへの印字開始前の吸引制御について説明する。
図6は、記録紙の幅寸法に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャートであり、図6(a)はフロントフィード(正送り)の場合、図6(b)はバックフィード(逆送り)の場合を表している。
まず、フロントフィードの場合について説明する。はじめに、準備作業としてロール紙15をロール紙駆動軸13にセットする(ステップS1)。続いて、オートフィードにより記録紙15aをプラテン21上面に達するまで搬送する(ステップS2)。
続いて、PW検出センサー14によって、記録紙15aの幅を検出する(ステップS3)。ここでは、PW検出センサー14を幅方向に移動させて記録紙15aの幅位置を検出し、幅寸法を算出する。
そして、幅寸法に対応して開放すべきPWシャッタープレートを選択する(ステップS4)。
例えば、記録紙15aの幅寸法が、第1吸引領域24の範囲内にある場合には、第2吸引領域25及び第3吸引領域26の範囲のPWシャッタープレート101〜106の全て閉鎖することを選択する。なお、第1吸引領域24の吸引孔の開閉は、PFシャッタープレート群70とPFシャッタープレート群80とで制御する。
記録紙15aの幅寸法が、吸引孔の縦列のA2列とA3列の間、A5列とA6列の間にある場合には、記録紙15aがA3列及びA6列を覆う状態にあるため、A3列及びA6列の吸引孔を開放すべきPWシャッタープレートを選択する。本実施例では、PWシャッタープレート103,104を選択する。
記録紙15aの幅寸法が、吸引孔の縦列のA1列とA2列の間、A4列とA5列の間にある場合には、記録紙15aがA2列及びA3列、A5列及びA6列を覆う状態にあるため、A2列及びA3列と、A5列及びA6列の吸引孔を開放すべきPWシャッタープレートとして選択する。本実施例では、PWシャッタープレート102,103,104,105を選択する。
また、記録紙15aの幅寸法が、吸引孔の縦列のA1列及びA4列よりも外側にある場合(幅広の場合)には、記録紙15aが第1吸引領域24、第2吸引領域25及び第3吸引領域26の全ての吸引孔を覆う状態にあるため、縦列のA1列〜A6列の吸引孔を開放すべきPWシャッタープレートを選択する。本実施例では、PWシャッタープレート101,102,103,104,105,106を選択する。
開放すべきPWシャッタープレートを選択した後、PWシャッタープレート駆動用のモーター61を作動する(ステップS5)。
そして、PWシャッタープレート駆動用のモーター61が規定量駆動したかを検出する(ステップS6)。つまり、選択されたPWシャッタープレートが、開放対象の吸引孔を開放する位置まで駆動したかを検出する。なお、駆動量の検出は、モーター61に設けられているエンコーダー等によって行う。
規定量に達しない場合(NO)には、規定量に達するまでモーター61を駆動し、規定量に達した場合(YES)には、PWシャッタープレート駆動用のモーター61を停止し(ステップS7)、一連の動作を終了する。
続いて、PWシャッタープレートが所定の吸引孔の縦列を開放した後、印字開始位置までバックフィードする際の制御について図6(b)を参照して説明する。
まず、図6(a)において説明したPWシャッタープレート駆動用のモーター61を停止させた状態(ステップS7)におけるPWシャッタープレートの状態を確認する(ステップS10)。つまり、印字する際のPWシャッタープレートの吸引孔開放状態を確認する。
ここで、PWシャッタープレートの全てが吸引孔を閉鎖(全閉)の場合は、そのまま記録紙15aをバックフィードすればよい。このことは、第2吸引領域25と第3吸引領域26の吸引孔を全閉していることをさし、第1吸引領域24の吸引孔を開放している状態である。よって、バックフィードの場合は、記録紙15aの幅の大小に関わらず、第1吸引領域24の吸引孔を開放している。
PWシャッタープレートの一部が開放状態にある場合には、PWシャッタープレート駆動用のモーター61を規定量駆動する(ステップS11)。つまり、第2吸引領域25と第3吸引領域26の吸引孔を全閉にする状態にする。そして、モーター61が規定量に達したことを確認した後、PWシャッタープレート駆動用のモーター61の駆動を停止する(ステップS12)。
続いて、印字する場合の吸引制御についてフローチャートを参照して説明する。なお、図1〜図5も参照する。
図7は、印字における正送り方向の記録紙搬送位置に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャートである。まず、ロール紙15をロール紙駆動軸13にセットする(ステップS20)。この際、ロール紙15の幅寸法に応じてPWシャッタープレートの吸引孔開放領域は予め決定してあるものとする。ロール紙15をセットした後、オートフィードをかけ、記録紙15aの先端位置を記録紙位置検出センサー17によって検出する(ステップS21)。
記録紙先端位置を検出した後、印字指令を出力して印字を開始する(ステップS22)。印字指令に基づき、液滴吐出ヘッド3によって印字しつつ、紙送りローラー9駆動用のPFモーターを作動して記録紙15aを正送り方向に搬送する(ステップS23)。
そして、記録紙15aの先端が横列の吸引孔を通過したことを検出する(ステップS24)。記録紙15aが、横列の吸引孔を通過したことの検出は、吸引孔の開口位置及び開口径と、搬送距離を用いて算出する。吸引孔の開口位置は、記録紙位置検出センサー17によって検出する記録紙先端位置と、開口位置の設計値(ピッチ等)と、から算出できる。記録紙15aの搬送距離は、紙送りローラー9またはPFモーターに配設されるエンコーダーによって決定される。
記録紙15aの先端が横列のある一列の吸引孔を通過したことを検出し、(YES)吸引孔が記録紙15aに全て覆われると、その横列の開閉を行うPFシャッタープレートを作動し、通過した吸引孔の列を開放する(ステップS25)。
例えば、記録紙15aがB1列の吸引孔を通過したとすると、PFシャッタープレート71を作動して、吸引孔25a,25j,24a,26a,26jを開放する。なお、この際、PWシャッタープレートによって開放されていない縦列の吸引孔は、開放対象ではない。そして、B1列以外の横列の吸引孔は閉鎖されたままである。記録紙15aをさらに搬送して、C1列を通過したことを検出すると、PFシャッタープレート81を作動してC1列の吸引孔25f,24b,24c,26fを開放する。
同様に、記録紙15aが横列の吸引孔を通過するたびに、対象のPFシャッタープレートを作動して、その列の吸引孔を開放していく。
なお、ステップS24の工程で、記録紙15aの先端が吸引孔を通過していないと判定したときには、横列の吸引孔を通過するまで記録紙15aの搬送を継続する。
そして、記録紙15aの先端が、横列のB2列、C2列、……B5列の吸引孔を通過したことを検出したことを検出する(ステップS26)。つまり、PFシャッタープレートの全てが、横列の吸引孔を開放したと判定したとき(YES)、PFシャッタープレートの作動(モーター62の作動)を停止する(ステップS27)。なお、PFシャッタープレートの一部がまだ横列の吸引孔を開放していない場合には(NO)、ステップS24からステップS27の状態になるまで繰り返す。
続いて、前述した最終ステップ(S27)の状態から記録紙15aにバックフィード(逆送り)をかける場合の吸引制御についてフローチャートを参照して説明する。
図8は、バックフィードにおける記録紙搬送位置に対応して吸引孔の開閉領域を決定するフローチャートである。バックフィードの場合、まず、ロール紙軸駆動モーターを作動する(ステップS30)。
この際、記録紙15aの排出検出を行う(ステップS31)。ここで、記録紙15aの排出が無いと判定した場合(YES)には、ロール紙軸駆動モーターの作動を継続しロール紙15を逆送りさせる。そして、記録紙先端が横列の吸引孔を通過し始めたときに(ステップS32)、対象のPFシャッタープレートを作動し、吸引孔を閉める(ステップS33)。例えば、記録紙先端がB5列の吸引孔を通過し始めた場合、PFシャッタープレート84を作動して、B5列の吸引孔を閉鎖する。同様に、記録紙先端を逆送りするに従い、C4列、B4列……というようにPFシャッタープレートを作動して横列の吸引孔を順次閉鎖していく。
そして、全PFシャッタープレートにより横列の全吸引孔を閉めたかどうかを検出する(ステップS34)。まだ締め切れない場合(NO)の場合には、ステップS32〜ステップS34を繰り返す。
全PFシャッタープレートにより横列の吸引孔を閉めたことを検出した場合(YES)には、次回印字開始位置を検出する(ステップS35)まで記録紙15aを搬送し、ロール紙軸駆動モーターの作動を停止する(ステップS36)。
なお、ステップS31において、記録紙排出検出で記録紙が有りの場合(NO)には、その記録紙搬送位置において、次回印字開始位置を検出する(ステップS40)。検出位置が次回印字開始位置にある場合(YES)には、ロール紙軸駆動モーターの作動を停止する(ステップS41)。
ステップS40において、検出位置が次回印字開始位置に無い場合(NO)には、記録紙15aの逆送りを継続し、記録紙15aが次回印字開始位置に達するまで繰り返す。
以上説明した印刷装置1によれば、記録紙15aが吸引孔を覆っている領域において、吸引孔をPFシャッタープレート群70、PFシャッタープレート群80及びPWシャッタープレート群100によって開放してプラテン21の表面に記録紙15aを吸引する。そして、記録紙15aが吸引孔を覆っていない領域(つまり、吸引孔が開口している領域)では、PFシャッタープレート群70、PFシャッタープレート群80及びPWシャッタープレート群100によって吸引孔を閉鎖することで記録紙15aに対し、吸引圧を発生させない。
このようにすることで、吸引圧の損失を抑制し、十分な吸引圧が得られることから、例えば、幅が狭い記録紙または、こしが強い記録紙を用いる場合にも、記録紙が浮くことでプラテンギャップが変動することに起因する印刷品質の劣化や、液滴吐出ヘッドに記録紙が擦れて発生するインク汚れを防止することができる。
また、吸引孔の開閉は、PFシャッタープレート群70、PFシャッタープレート群80及びPWシャッタープレート群100によって行い、吸引孔からの記録紙15aの吸引は一つの吸引機構部5で行うことができることから、特許文献2のように複数の吸引手段や、吸引手段毎にデューティを切り換えることも必要なく、構造面および制御面でも簡素化することが可能となる。
さらに、印字領域は記録紙15aが吸引されている範囲内にあって、印字領域の直近の記録紙が覆っていない吸引孔からは吸引圧を発生させない、液滴の飛行曲がりを低減し、印刷品質を確保することができるという効果がある。このことは、記録紙15aの幅方向の余白余裕を小さくすることができるという効果もある。
また、PWシャッタープレート群100では、記録紙15aの幅寸法に対応して開閉する縦列の吸引孔を選択することにより、例えば、幅が狭い記録紙を用いる場合には第1吸引領域24またはその両側のA3列及びA6列の吸引孔を解放をし、幅が広い記録紙を用いる場合には、全部の縦列の吸引孔を吸引することで、記録紙15aの幅に応じて吸引することができる。
また、PFシャッタープレート群70及びPFシャッタープレート群80では、記録紙15aの搬送(正送りと逆送りを含む)位置に応じて、記録紙15aによって覆われた横列の吸引孔を開放して記録紙15aを吸引することができる。
また、PWシャッタープレート群100は各々、縦列の吸引孔毎に設けられる気室121〜126と吸引室51とを区画する第3遮蔽板部の開閉を行う弁101a〜106aを有している。このようにすることによって、記録紙の幅方向で縦列の吸引領域の制御を効率的に行うことができる。
また、第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80とを断面方向に異なる位置の2層とし、第1層のPFシャッタープレート群70と第2層のPFシャッタープレート群80の一つ一つのPFシャッタープレートを交互に配置することにより、吸引孔の横列間のピッチが小さい場合であっても、作動性を確保しつつ、吸引に必要な孔径とPFシャッタープレートの剛性を確保することができる。
また、記録紙15aをプラテン21の上面に搬送したときに記録紙15aの幅寸法をPW検出センサー14によって測定し、この幅寸法に合わせて縦列の吸引孔の開閉を決定するため、記録紙の幅が変更になっても、容易に幅方向(縦列)の吸引領域を決定できる。
また、PFシャッタープレートによる横列の吸引孔の開閉領域は、記録紙15aの搬送速度及び搬送距離と、吸引孔の搬送方向のピッチと、を用いて算出し、記録紙15aの先端が吸引孔を覆う位置で開放し、記録紙15aの先端が吸引孔を通過した位置で閉鎖する。よって、記録紙15aの先端の吸引孔に対する位置を正確に決定することができ、吸引孔の開閉を適切なタイミングで行うことができる。また、記録紙15aの搬送途中の先端位置を検出するセンサー等の検出手段も必要ない。
また、PFシャッタープレート群70,80による横列の吸引孔の開閉領域は、前記記録紙の搬送速度、搬送距離と、吸引孔の搬送方向のピッチと、を用いて算出し、記録紙15a先端が吸引孔を覆う位置で開放し、記録紙15a先端が吸引孔を通過し始める位置で閉鎖する。このようにすれば、記録紙15aの吸引孔に対する位置を正確に決定することができ、吸引孔の開閉を適切なタイミングで行うことができる。また、記録紙15aの搬送途中の先端位置を検出するセンサー等の検出手段も必要ない。
さらに、PFシャッタープレート群70,80のPFシャッタープレートの一つ一つを、記録紙15aの搬送速度と横列の吸引孔の開閉タイミングとに同期した位相を有する第1カム群30によって駆動する。搬送速度とカム群の駆動とは、それぞれの駆動用モーターを用いた場合に速度制御が容易に行える。よって、第1カム群30の位相も構造的に固定できるため、吸引孔の開閉タイミングを高精度に制御することができるという効果がある。
1…印刷装置、2…プラテンユニット、3…液滴吐出ヘッド、5…吸引機構部、15a…記録紙、20…開閉機構部、21…プラテン、24a〜24n…吸引孔、25a〜25p…吸引孔、26a〜26p…吸引孔、70…第1層のPFシャッタープレート、80…第2層のPFシャッタープレート、100…PWシャッタープレート。

Claims (8)

  1. 液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドに対峙し、記録紙の搬送方向と幅方向とに略マトリックス状に配置された吸引孔を有するプラテンと、
    前記プラテンの表面に前記記録紙を前記吸引孔から吸引する吸引機構部と、
    前記プラテンと前記吸引機構部との間に配設され、前記記録紙によって全て覆われる領域の前記吸引孔を開放し、前記記録紙によって覆われない領域の前記吸引孔を閉鎖するように前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔と前記記録紙の幅方向に配列される前記吸引孔を開閉する複数の開閉機構と、
    を備えていることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記開閉機構は、
    前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔を、前記記録紙の幅の範囲内で開放する第1の開閉機構と、
    前記記録紙の幅方向に配列される前記吸引孔を、前記記録紙の搬送方向に順次開放または閉鎖する第2の開閉機構と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1の開閉機構は、
    前記記録紙の搬送方向に配列される前記吸引孔の列毎に設けられる気室と前記吸引機構部に設けられる吸引室とを連通する通路を開閉させる弁を有していること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記第2の開閉機構は、
    前記吸引孔の前記記録紙の幅方向に配列される列毎に、前記吸引孔に対向する貫通孔が開口されたPFシャッタープレート群を有し、
    前記記録紙の搬送位置に合わせて、前記PFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートを駆動し、前記吸引孔と前記気室とを連通する通路を開閉させること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記PFシャッタープレート群は、
    前記プラテンの裏面側に配置される第1層のPFシャッタープレート群と、前記気室側に配置される第2層のPFシャッタープレート群と、から構成され、
    前記第1層のPFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートと、前記第2層のPFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートとが、平面視して交互に配置されていること、
    を特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記第1の開閉機構による前記吸引孔の開閉領域は、
    前記液滴吐出ヘッドと連動するセンサーによって検出された前記記録紙の幅寸法に基づき決定されること、
    を特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  7. 前記第2の開閉機構による前記吸引孔の開閉領域は、
    前記記録紙の搬送速度と、前記吸引孔の前記記録紙の搬送方向のピッチと、を用いて算出し、前記記録紙が前記吸引孔を覆う位置で開放し、前記記録紙が前記吸引孔を通過し始める位置で閉鎖すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  8. 前記第2の開閉機構は、前記PFシャッタープレート群の一つ一つのPFシャッタープレートが、前記記録紙の搬送速度と前記吸引孔の開閉タイミングとに同期した位相を有するカムによって駆動されること、
    を特徴とする請求項6または請求項7に記載の印刷装置。
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