JP2013038713A - 音声信号処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声信号に対するノイズを除去しつつ、音質の良い音声信号を出力することが可能な音声信号処理回路を提供する。
【解決手段】音声信号処理回路は、放送信号を受信するチューナからの出力に基づいて生成される音声信号に対するノイズの有無を検出するノイズ検出部と、所定の位相特性を有し、所定周波数より低い帯域の音声信号を通過させる低域通過フィルタと、所定の位相特性を有し、所定周波数より高い帯域の音声信号を通過させる高域通過フィルタと、低域通過フィルタから出力される信号を第1の係数倍して出力する第1出力部と、高域通過フィルタから出力される信号を第2の係数倍して出力する第2出力部と、第1及び第2出力部のそれぞれから出力される信号を加算する加算部と、ノイズが有ることをノイズ検出部が検出すると、第2の係数が第1の係数より小さくなるよう第2の係数を減少させる係数制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声信号処理回路に関する。
一般的なラジオ受信機では、音声信号に対するノイズ(例えば、マルチパスノイズや隣接チャネルのノイズ)の有無によって、音声信号に対する処理が異なる(例えば、特許文献1参照)。
図10は、FMラジオ受信機300の一例を示す図である。アンテナ310で受信された放送信号は、チューナ320で中間周波数信号(IF信号)に変換される。システムLSI330のIF処理部400は、IF信号に対して復調処理を施して音声信号を生成する。ローパスフィルタ(LPF)410は、音声信号に対するノイズを除去すべく音声信号の低域成分を通過させる。ノイズ検出部450は、IF信号に基づいて、音声信号に対するノイズの有無を検出する。制御部460は、ノイズ検出部450の検出結果に基づいて、スイッチ420を切り替える制御を行う。具体的には、ノイズが無いことをノイズ検出部450が検出すると、制御部460は、IF処理部400から直接出力された音声信号がスピーカ(不図示)で再生されるようにスイッチ420を制御する。一方、ノイズが有ることをノイズ検出部450が検出すると、制御部460は、ノイズが抑制された音声信号がスピーカで再生されるようにスイッチ420を制御する。この結果、ラジオ受信機300では、音声信号に対するノイズの影響が抑制される。
特開2007−184990号公報
ところで、LPF410では、入力される音声信号が、音声信号の周波数に応じた時間だけ遅延して出力される。したがって、例えば、図11に示すように、ノイズが検出されてスイッチ420がLPF410側に切り替えられると、スイッチ420から出力される音声信号の位相が急激に変化することがある。このように、ラジオ受信機300では、マルチパスノイズ等による影響は抑制されるものの、スイッチ420が切り替えられる際に音質が悪化してしまうことがある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、音声信号に対するノイズを除去しつつ、音質の良い音声信号を出力することが可能な音声信号処理回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る音声信号処理回路は、放送信号を受信するチューナからの出力に基づいて生成される音声信号に対するノイズの有無を検出するノイズ検出部と、所定の位相特性を有し、所定周波数より低い帯域の前記音声信号を通過させる低域通過フィルタと、前記所定の位相特性を有し、前記所定周波数より高い帯域の前記音声信号を通過させる高域通過フィルタと、前記低域通過フィルタから出力される信号を第1の係数倍して出力する第1出力部と、前記高域通過フィルタから出力される信号を第2の係数倍して出力する第2出力部と、前記第1及び第2出力部のそれぞれから出力される信号を加算する加算部と、前記ノイズが有ることを前記ノイズ検出部が検出すると、前記第2の係数が前記第1の係数より小さくなるよう前記第2の係数を減少させる係数制御部と、を備える。
音声信号に対するノイズを除去しつつ、音質の良い音声信号を出力することが可能な音声信号処理回路を提供することができる。
本発明の一実施形態であるラジオ受信機10の構成を示す図である。 ローパスフィルタ51及びハイパスフィルタ52の一例を示す図である。 バターワースフィルタ70,71の位相特性の一例を示す図である。 ローパスフィルタ51の位相特性の一例を示す図である。 バターワースフィルタ75,76の位相特性の一例を示す図である。 ハイパスフィルタ52の位相特性の一例を示す図である。 ローパスフィルタ51を通過する周波数fcの音声信号の位相の遅れを説明するための図である。 ハイパスフィルタ52を通過する周波数fcの音声信号の位相の進みを説明するための図である。 ラジオ受信機10の動作を説明するための図である。 一般的なラジオ受信機300の構成を示す図である。 ラジオ受信機300から出力される音声信号の波形の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態であるラジオ受信機10の構成を示す図である。ラジオ受信機10は、例えばカーステレオ(不図示)に設けられ、アンテナ20、チューナ21、システムLSI(Large Scale Integration)22を含んで構成されている。
チューナ21は、例えば、アンテナ20を介して受信されるFM(Frequency Modulation)多重放送信号から、指定される受信局の放送信号を抽出し、IF信号に変換して出力する。
システムLSI22は、ADコンバータ(ADC)40、デジタル信号処理回路(DSP)41、及びDAコンバータ(DAC)42を含んで構成される。
ADC40は、チューナ21から出力されるIF信号をデジタル信号に変換し、DSP41に出力する。DSP41(音声信号処理回路)では、音声信号が生成されるとともに、生成された音声信号のノイズが抑制される。例えば、DSP41は、IF処理部50、ローパスフィルタ(LPF)51、ハイパスフィルタ(HPF)52、アンプ53,54、加算部55、ノイズ検出部60、及び係数制御部61を含んで構成される。なお、DSP41に含まれる各ブロックは、例えば、DSP41のコア(不図示)がメモリ(不図示)に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能ブロックである。
IF処理部50は、IF信号に対して復調処理を施して音声信号S0を生成する。ローパスフィルタ51は、所定周波数fc(例えば、3kHz)より低い帯域の音声信号S0を通過させるフィルタであり、ハイパスフィルタ52は、所定周波数fcより高い帯域の音声信号S0を通過させるフィルタである。なお、本実施形態では、ローパスフィルタ51から出力される音声信号を、音声信号S1とし、ハイパスフィルタ52から出力される音声信号を、音声信号S2とする。
ローパスフィルタ51は、図2に示すように、所定周波数fcより低い帯域の音声信号S0を通過させる2次のバターワースフィルタ70,71を含んで構成される。バターワースフィルタ70,71は直列に接続されているため、バターワースフィルタ70,71は、いわゆるリンクウィッツ・ライリー(Linkwitz-Riley)フィルタを構成する。
図3は、バターワースフィルタ70,71のそれぞれにおける位相特性(位相応答)を示す図である。バターワースフィルタ70,71は2次のローパスフィルタであるため、バターワースフィルタ70,71に入力される信号の周波数が十分低い場合、出力される信号の位相の遅れはほぼ0度である。一方、バターワースフィルタ70,71に入力される信号の周波数が十分高い場合、出力される信号の位相の遅れはほぼ180度となる。また、バターワースフィルタ70,71に入力される信号の周波数が所定周波数fcである場合、出力される信号の位相の遅れは90度となる。したがって、このようなバターワースフィルタ70,71が縦続接続されたローパスフィルタ51の位相特性は図4の様になる。
ハイパスフィルタ52も、ローパスフィルタ51と同様に、所定周波数fcより高い帯域の音声信号S0を通過させる2次のバターワース75,76を含んで構成される。このため、バターワースフィルタ75,76も、リンクウィッツ・ライリーフィルタを構成する。なお、ここでは、バターワースフィルタ70,71,75,76のQ値は等しくなるよう各フィルタは設計されている。
図5は、バターワースフィルタ75,76のそれぞれにおける位相特性を示す図である。バターワースフィルタ75,76は2次のハイパスフィルタであるため、バターワースフィルタ75,76に入力される信号の周波数が十分低い場合、出力される信号の位相の進みはほぼ180度である。一方、バターワースフィルタ75,76に入力される信号の周波数が十分高い場合、出力される信号の位相の進みはほぼ0度となる。また、バターワースフィルタ75,76に入力される信号の周波数が所定周波数fcである場合、出力される信号の位相の進みは90度となる。したがって、このようなバターワースフィルタ75,76が縦続接続されたハイパスフィルタ52の位相特性は図6の様になる。ところで、図6に示す位相特性と、図4に示す位相特性とでは、位相が360度ずれている。このため、入力される音声信号S0の周波数に関わらず、ローパスフィルタ51から出力される音声信号S1の位相とハイパスフィルタ52から出力される音声信号S2の位相とは一致することになる。
具体的には、例えば図7に示すように、周波数fcの音声信号S0がローパスフィルタ51に入力されると、音声信号S1の位相は音声信号S0に位相に対して180度遅れる。一方、図8に示すように、周波数fcの音声信号S0がハイパスフィルタ52に入力されると、音声信号S2の位相は音声信号S0に位相に対して180度進む。このように、ローパスフィルタ51では位相が遅れ、ハイパスフィルタ52では位相が進むものの、音声信号S1,S2の位相はともに180度になり一致する。
アンプ53(第1出力部)は、ローパスフィルタ51から出力される音声信号S1に対して係数A1(第1の係数)を乗算して出力する。つまり、アンプ53は、音声信号S1を係数A1倍し、音声信号S3として出力する。
アンプ54(第2出力部)は、アンプ53と同様に、ハイパスフィルタ52から出力される音声信号S2を係数A2(第2の係数)倍し、音声信号S4として出力する。なお、係数A1,A2のそれぞれは、初期値として例えば“1”が設定されていることとする。また、アンプ53,54での音声信号S1,S2の位相の遅れは等しくなるようにアンプ53,54は設計されているため、音声信号S3,S4の位相は等しい。
加算部55は、音声信号S3,S4を加算し、DAコンバータ42に出力する。DAコンバータ42は、加算部55で加算された信号をスピーカ(不図示)で再生すべく、アナログ信号に変換する。
ノイズ検出部60は、デジタル化されたIF信号に基づいて、音声信号S0の音質を悪化させるノイズが発生しているか否かを検出する。具体的には、ノイズ検出部60は、例えば、マルチパスノイズ、若しくは隣接チャネルのノイズ等のノイズの有無を検出する。そして、ノイズ検出部60は、ノイズが有ることを検出すると、ハイレベル(以下、“H”レベル)の検出信号Sdを出力し、ノイズが無いことを検出すると、ローレベル(以下、“L”レベル)の検出信号Sdを出力する。
係数制御部61は、“H”レベルの検出信号Sdが出力されると、係数A1を初期値である“1”から、例えば“2”へと増加させ、係数A2を初期値である“1”から、例えば“0”へと減少させる。このため、ノイズ検出後においては、音声信号S3の振幅は2倍となるが、音声信号S4はゼロとなる。また、係数制御部61は、“L”レベルの検出信号Sdが出力されると、係数A1を“2”から初期値である“1”へ減少させ、係数A2を“0”から初期値である“1”へと増加させる。
==ノイズが発生した場合のラジオ受信機10の動作の一例==
図9は、ノイズが発生した場合のラジオ受信機10の動作を説明するための図である。なお、図9では、可聴域の音声信号のうち、便宜上所定周波数fcの信号のみを描いている。また、ローパスフィルタ51、ハイパスフィルタ52の遮断周波数はともに周波数fcであり、位相特性も同じであるため、音声信号S1,S2の振幅、位相は等しくなる。
例えばマルチパスノイズが発生する時刻t0より前の期間においては、検出信号Sdは“L”レベルであるため、係数A1,A2はともに“1”である。したがって、音声信号S1,S2と等しい音声信号S3,S4が出力される。そして、音声信号S3,S4は加算されるため、音声信号S3,S4の振幅の2倍の振幅を有する音声信号S5が出力される。
時刻t0にマルチパスノイズが発生すると、検出信号Sdは“H”レベルとなる。このため、係数A1は“1”から“2”へと増加し、係数A2は“1”から“0”へと減少する。したがって、音声信号S3の振幅は音声信号S1の振幅の2倍となり、音声信号S4の振幅はゼロとなる。なお、係数A2が“0”となると、マルチパスノイズの影響をより受ける信号を多く含むハイパスフィルタ52から出力はゼロとなる。したがって、音声信号S5においては、マルチパスノイズの影響は抑制される。また、音声信号S3が音声信号S5として出力されるため、時刻t0においても音声信号S5の振幅は変化しない。
そして、時刻t1にマルチパスノイズが無くなると、検出信号Sdは“L”レベルとなる。このため、係数A1は“2”から“1”へと減少し、係数A2は“0”から“1”へと増加する。したがって、時刻t0以前の状態の音声信号S3〜S5が出力されることになる。
以上、本実施形態のラジオ受信機10について説明した。DSP41では、ノイズが有ることが検出されると、ノイズの影響を受け易い高域の音声信号S2が減衰される。このため、DSP41から出力される音声信号S5において、ノイズの影響を抑制できる。さらに、ローパスフィルタ51、及びハイパスフィルタ52の位相特性は等しく、位相ずれの無い音声信号S3,S4が加算される。したがって、音声信号S5の位相が急激に変化することは無いため、音質の良い音声信号S5が再生される。このように、DSP41は、音声信号S0に対するノイズを除去しつつ、音質の良い音声信号S5を出力することが可能である。
また、ノイズが無いことが検出されると、係数A2は初期値である“1”まで増加する。したがって、スピーカで再生される音声信号S5には、再び低域成分の音声信号S3と高域成分の音声信号S4が含まれることになり、音質の良い音声が再生される。
また、ノイズが有ることが検出された際には、係数A1を変化させず、例えば係数A2のみを減少させればノイズの影響は抑制できる。ただし、このような場合、音声信号S5の振幅が小さくなるため、スピーカで再生される音声の音量も低下する。本実施形態では、ノイズが検出されると係数A1が増加されるため、ノイズの影響を抑制しつつ、スピーカで再生される音声の音量の低下を防ぐことができる。
また、ノイズが無いことが検出されると、係数A1は初期値である“1”まで減少する。このため、DSP41は、入力される音声信号S0を正確に再生することが可能となる。
また、位相ずれの無い音声信号S3,S4を生成するためには、ローパスフィルタ51の位相特性と、ハイパスフィルタ52の位相特性とが同じであれば良い。
このため、例えば、1次のローパスフィルタ(遮断周波数fc)を4つ縦続接続したフィルタをローパスフィルタ51として用い、1次のハイパスフィルタ(遮断周波数fc)を4つ縦続接続したフィルタをハイパスフィルタ52として用いても良い。また、2次のローパス・チェビシェフフィルタ(遮断周波数fc)を2つ縦続接続したフィルタをローパスフィルタ51として用い、2次のハイパス・チェビシェフフィルタ(遮断周波数fc)を2つ縦続接続したフィルタをハイパスフィルタ52として用いても良い。なお、ここでは、ローパスフィルタ51の位相特性と、ハイパスフィルタ52の位相特性とが360度ずれている例を説明したが、例えば720度ずれていても良い。ただし、例えばチェビシェフフィルタ等を用いた場合、チェビシェフフィルタから出力される信号にリップル等が発生することがある。このため、本実施形態のように、例えばバターワースフィルタ70,71で構成されるリンクウィッツ・ライリーフィルタ(ローパスフィルタ51)を用いる方が、音質の低下を防ぐことができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
アンプ53,54の係数A1,A2はともに“1”であり、アンプ53,54は音声信号S1,S2の振幅を変化させずに出力しているがこれに限られない。例えば、アンプ53,54の係数A1,A2に“1”より大きな値(例えば、“2”)を用い、音声信号S1,S2を増幅させても良い。また、DSP41の各ブロックは、ハードウエアで構成されていても良い。
10 ラジオ受信機
20 アンテナ
21 チューナ
22 システムLSI
40 ADコンバータ(ADC)
41 デジタル信号処理回路(DSP)
42 DAコンバータ(DAC)
50 IF処理部
51 ローパスフィルタ(LPF)
52 ハイパスフィルタ(HPF)
53,54 アンプ
55 加算部
60 ノイズ検出部
61 係数制御部
70,71,75,76 バターワースフィルタ

Claims (5)

  1. 放送信号を受信するチューナからの出力に基づいて生成される音声信号に対するノイズの有無を検出するノイズ検出部と、
    所定の位相特性を有し、所定周波数より低い帯域の前記音声信号を通過させる低域通過フィルタと、
    前記所定の位相特性を有し、前記所定周波数より高い帯域の前記音声信号を通過させる高域通過フィルタと、
    前記低域通過フィルタから出力される信号を第1の係数倍して出力する第1出力部と、
    前記高域通過フィルタから出力される信号を第2の係数倍して出力する第2出力部と、
    前記第1及び第2出力部のそれぞれから出力される信号を加算する加算部と、
    前記ノイズが有ることを前記ノイズ検出部が検出すると、前記第2の係数が前記第1の係数より小さくなるよう前記第2の係数を減少させる係数制御部と、
    を備えることを特徴とする音声信号処理回路。
  2. 請求項1に記載の音声信号処理回路であって、
    前記係数制御部は、
    前記ノイズ検出部が、前記ノイズが有ることを検出した後に前記ノイズが無いことを検出すると、前記第2の係数の値を前記ノイズが有ることが検出される前の値とすべく前記第2の係数を増加させること、
    を特徴とする音声信号処理回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載の音声信号処理回路であって、
    前記係数制御部は、
    前記ノイズが有ることを前記ノイズ検出部が検出すると、前記第2の係数が前記第1の係数より小さくなるよう前記第2の係数を減少させるとともに、前記第1の係数を増加させること、
    を特徴とする音声信号処理回路。
  4. 請求項3に記載の音声信号処理回路であって、
    前記係数制御部は、
    前記ノイズ検出部が、前記ノイズが有ることを検出した後に前記ノイズが無いことを検出すると、前記第1の係数の値を前記ノイズが有ることが検出される前の値とすべく前記第1の係数を減少させること、
    を特徴とする音声信号処理回路。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の音声信号処理回路であって、
    前記低域通過フィルタ及び前記高域通過フィルタは、リンクウィッツ・ライリーフィルタであること、
    を特徴とする音声信号処理回路。
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