JP2013005390A - オーディオ信号処理回路およびそれを用いたオーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーディオ装置のS/N比を改善する。
【解決手段】セレクタ50は、複数の入力ポートPi〜Piに入力されたアナログオーディオ信号S1〜S1のうち、ユーザにより指定されたひとつの入力ポートPiに入力されたアナログオーディオ信号を選択する。アナログゲインコントロール回路52は、セレクタ50からのアナログオーディオ信号S2を、入力ポートPi〜Piそれぞれに対して設定される利得g〜gで増幅する。アナログゲインコントロール回路52は、その利得の切りかえ時に、利得を緩やかに変化させるように構成される。A/Dコンバータ54は、アナログゲインコントロール回路52の出力信号S3をデジタルオーディオ信号S4に変換する。第1オーディオ信号処理回路200は、ひとつの半導体基板に一体集積化される。
【選択図】図2

Description

本発明は、オーディオ信号処理技術に関する。
オーディオ装置において、アナログのオーディオ信号をA/Dコンバータによって一旦デジタルのオーディオ信号に変換し、デジタル信号処理によって音量を調節したり、周波数特性を変化させたり(イコライズ)し、その後、D/Aコンバータによりアナログのオーディオ信号に再変換する場合がある。
図1は、本発明者が検討したオーディオ装置の構成を示すブロック図である。オーディオ装置1rは、音源2、スピーカもしくはヘッドホンなどの電気音響変換素子(以下、単にスピーカと総称する)4および第1オーディオ信号処理回路200r、第2オーディオ信号処理回路100、を備える。
音源2からは、アナログのオーディオ信号S1が出力される。音源2は、たとえばアナログ出力を有するCDプレイヤ、DVDプレイヤ、シリコンオーディオプレイヤである。第1オーディオ信号処理回路200rは、複数の入力ポートPi〜Piを有し、それぞれに音源2からのオーディオ信号S1を受ける。
セレクタ50は、ユーザが選択した入力ポートPiのオーディオ信号を選択する。A/Dコンバータ54は、セレクタ50からのアナログオーディオ信号S2をデジタルのオーディオ信号S3に変換する。
各入力ポートに入力されるアナログオーディオ信号の振幅、すなわち音量は、音源によってばらつく。そこでデジタルゲインコントロール回路70は、音源ごとの音量を均一化するために、各入力ポートについて、それに対して入力されるデジタルのオーディオ信号S3に、その入力ポートに設定された利得(係数)を乗算する。後段の第2オーディオ信号処理回路100は、デジタルオーディオ信号S4に対して、さまざまなデジタル信号処理を施した後、アナログオーディオ信号S5に変換する。アナログオーディオ信号S5は、図示しないアンプやフィルタを経て、第2オーディオ信号処理回路100の後段のスピーカ4に入力される。
特開2000−151309号公報 特開平9−205482号公報 特開2007−325057号公報
上述のように、音源2ごとにアナログオーディオ信号S1のレベルはばらつく。オーディオ信号S1のレベルが小さい場合、A/Dコンバータ54の入力電圧範囲のごく一部を利用して、デジタルオーディオ信号に変換されるため、S/N比が悪化するという問題がある。
本発明はこうした課題に鑑み似てなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、オーディオ装置のS/N比の改善にある。
本発明のある態様は、オーディオ信号処理回路に関する。このオーディオ信号処理回路は、複数の入力ポートに入力されたアナログオーディオ信号のうち、ユーザにより指定されたひとつの入力ポートに入力されたアナログオーディオ信号を選択するセレクタと、セレクタからのアナログオーディオ信号を、入力ポートそれぞれに対して設定される利得で増幅するアナログゲインコントロール回路であって、利得の切りかえ時に、利得を緩やかに変化させるように構成されたアナログゲインコントロール回路と、アナログゲインコントロール回路の出力信号をデジタルオーディオ信号に変換するA/Dコンバータと、を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。アナログゲインコントロール回路とA/Dコンバータはそれぞれ、共通のマスタークロック信号を起源とする互いに整数倍の関係にあるクロック信号にもとづいて動作するように構成される。
近年、各入力ポートに接続される音源の低消費電力化にともない、入力ポートに入力されるアナログオーディオ信号の振幅は小さくなる傾向にある。この態様によると、A/Dコンバータの前段に、いわゆるソフト遷移切りかえ機能を有するアナログゲインコントロール回路を設け、それらを集積化することにより、A/Dコンバータに対して、その入力レンジに対して最適な信号レベルのアナログオーディオ信号を供給することができ、A/Dコンバータの性能を最大限に発揮することができ、S/N比を改善することができる。
また、アナログゲインコントロール回路とA/Dコンバータを、共通のIC(Integrated Circuit)に内蔵し、共通のマスタークロック信号を起源としたクロック信号と同期して動作させることにより、アナログゲインコントロール回路とA/Dコンバータが非同期の状態において生ずるビートノイズを低減することができる。
なお「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。また、「増幅」は利得が1より大きい場合のみでなく、1より小さい場合、すなわち「減衰」も含む。
デジタルオーディオ信号のレベルが所定のしきい値より小さいとき、アナログゲインコントロール回路の利得を、最小値に設定してもよい。
これにより、無入力あるいは無信号時のS/N比を大幅に改善することができる。
セレクタの切りかえに先立ち、アナログゲインコントロール回路の利得を最小値に設定し、セレクタの切りかえ完了後に、アナログゲインコントロール回路の利得を、選択後の入力ポートに対応した値に設定してもよい。
これにより、セレクタの切りかえ時にノイズが発生するのを抑制できる。
デジタルオーディオ信号のレベルがクリップしたとき、アナログゲインコントロール回路の利得を低下させてもよい。
この機能を実装することにより、各入力ポートごとの利得を予め高めに設定しておくことが可能になり、小振幅のアナログオーディオ信号が入力された場合に、より大きな振幅のオーディオ信号を、後段のA/Dコンバータに入力することができる。その結果、オーディオ信号を再生する際のS/N比を改善できる。
デジタルオーディオ信号に含まれる周波数成分を検出し、含まれる周波数が高いほどアナログゲインコントロール回路の利得の遷移時間を短くしてもよい。
低周波成分が支配的なオーディオ信号に対して、短時間で利得を変化させると、可聴ノイズが発生してしまう。反対に高周波成分が支配的なオーディオ信号では、短時間で利得を変化させても可聴ノイズは発生しにくい。この態様によれば、オーディオ信号の周波数成分に応じて、利得の遷移時間を最適化できる。
デジタルオーディオ信号の振幅が小さいほど、アナログゲインコントロール回路の利得の遷移時間を短くしてもよい。
振幅が大きなオーディオ信号に対して、短時間で利得を変化させると、可聴ノイズが発生してしまう。反対に振幅が小さなオーディオ信号では、短時間で利得を変化させても可聴ノイズは発生しにくい。この態様によれば、オーディオ信号の振幅に応じて、利得の遷移時間を最適化できる。
本発明の別の態様は、オーディオ装置に関する。オーディオ装置は、上述のいずれかの態様のオーディオ信号処理回路を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、オーディオ装置のS/N比を改善できる。
本発明者が検討したオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係るオーディオ装置1の構成を示すブロック図である。
オーディオ装置1は主として、音源2、第1オーディオ信号処理回路200、第2オーディオ信号処理回路100、スピーカ4、マイコン6を備える。
音源2からは、デジタルのオーディオ信号S1が出力される。音源2は、たとえばアナログ出力を有するCDプレイヤ、DVDプレイヤ、シリコンオーディオプレイヤであり、あるいはデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するDSPである。
マイコン6は、オーディオ装置1全体を統括的に制御するユニットである。マイコン6は、ユーザにより設定されたボリウムを示すボリウムデータVOLを、第1オーディオ信号処理回路200へと出力する。
第1オーディオ信号処理回路200は、3つの入力ポートPi〜Piを備える。入力ポートの個数は任意である。各入力ポートPi〜Piには、それぞれに接続される音源2からのアナログオーディオ信号S1〜S1が入力される。
第1オーディオ信号処理回路200は、セレクタ50、アナログゲインコントロール回路52、A/Dコンバータ54、オシレータ56、制御部58、デジタルボリウム回路60を備え、ひとつの半導体基板に集積化された機能ICである。
セレクタ50には、複数の入力ポートPi〜Piに入力されたアナログオーディオ信号S1〜S1が入力される。また、マイコン6は、ユーザが指定する入力ポートPi(k=1,2,3)を示す選択データSELが入力される。セレクタ50は、制御部58により制御され、ユーザが指定したひとつの入力ポートPiに入力されたアナログオーディオ信号S1を選択する。
アナログゲインコントロール回路52は、セレクタ50により選択されたアナログオーディオ信号S2を受ける。アナログゲインコントロール回路52は、アナログオーディオ信号S2を、制御部58により設定された利得gで増幅する。利得gは、各入力ポートPi〜Piそれぞれに対して定められている。たとえば制御部58は、各入力ポートPi〜Piと、それに対して設定すべき利得g〜gの関係を示すテーブルを有する。制御部58は、選択データSELがk番目の入力ポートPiを示すとき、アナログゲインコントロール回路52に利得gを設定する。
アナログゲインコントロール回路52は、ソフト切りかえ機能を有し、利得gの切りかえ時に、利得gを緩やかに変化させるように構成される。アナログゲインコントロール回路52の構成は特に限定されず、公知の技術を利用すればよい。
A/Dコンバータ54は、アナログゲインコントロール回路52の出力信号S3をデジタルオーディオ信号S4に変換する。
デジタルボリウム回路60は、ユーザが指定したボリウム値に応じた係数を、デジタルオーディオ信号S4に乗算する乗算器を含む。なおデジタルボリウム回路60は省略されてもよい。
デジタルボリウム回路60によりボリウム制御されたデジタルオーディオ信号S5は、出力ポートPoから、後段の第2オーディオ信号処理回路100へと出力される。第2オーディオ信号処理回路100は、デジタルオーディオ信号S5に対して、さまざまなデジタル信号処理を施した後、アナログオーディオ信号S6に変換する。アナログオーディオ信号S6は、図示しないアンプやフィルタを経て、第2オーディオ信号処理回路100の後段のスピーカ4に入力される。スピーカ4は、ヘッドホンなど別の電気音響変換素子であってもよい。
オシレータ56は、所定の周波数を有するマスタークロック信号MCLKを生成する。アナログゲインコントロール回路52はマスタークロック信号MCLKを第1の分周比で分周して遷移用クロック信号を生成する。アナログゲインコントロール回路52は、その利得gの変更時に、遷移用クロック信号と同期して、その利得gを初期値から目標値へと段階的に遷移させる。
A/Dコンバータ54は、マスタークロック信号MCLKを第2の分周比で分周して、所定のサンプリング周波数を有する変換用クロック信号を生成する。A/Dコンバータ54は、変換用クロック信号を用いて、アナログオーディオ信号S3をデジタルオーディオ信号S4に変換する。
つまりアナログゲインコントロール回路52およびA/Dコンバータ54はそれぞれ、共通のマスタークロック信号MCLKを起源とする互いに整数倍の関係にあるクロック信号にもとづいて動作するように構成される。
以上が第1オーディオ信号処理回路200の基本構成である。
近年、各入力ポートPi〜Piに接続される音源2、特にポータブルオーディオプレイヤの低消費電力化にともない、入力ポートPi〜Piに入力されるアナログオーディオ信号S1〜S1の振幅は小さくなる傾向にある。
図2の第1オーディオ信号処理回路200によれば、A/Dコンバータ54に対して、その入力レンジに対して最適な信号レベルのアナログオーディオ信号Sを供給することができ、A/Dコンバータ54の性能を最大限に発揮することができる。これにより、S/N比を改善することができる。
また、アナログゲインコントロール回路52とA/Dコンバータ54を、共通のICに内蔵し、共通のマスタークロック信号MCLKを起源としたクロック信号と同期して動作させることにより、アナログゲインコントロール回路52とA/Dコンバータ54が非同期の状態において生ずるビートノイズを低減することができる。
続いて、第1オーディオ信号処理回路200のさらなる特徴を説明する。
アナログゲインコントロール回路52の利得gは、デジタルオーディオ信号S2のレベルが所定のしきい値THより小さいとき、実質的にゼロである最小値に設定される。これをミュート状態と称する。
このように、デジタルオーディオ信号S4のレベルがしきい値THより低い無信号あるいは無入力状態において、アナログゲインコントロール回路52の利得gを実質的にゼロとすることにより、無入力あるいは無信号時のS/N比を大幅に改善することができる。
また制御部58は、セレクタ50のポートの切りかえに先立ち、アナログゲインコントロール回路52の利得gを最小値に設定し、セレクタ50の切りかえ完了後に、アナログゲインコントロール回路52の利得gを、選択後の入力ポートに対応した値に設定してもよい。これにより、セレクタ50の切りかえ時にノイズが発生するのを抑制できる。
また、非ミュート状態(通常状態)において、デジタルオーディオ信号S4のレベルがクリップしたとき、アナログゲインコントロール回路52の利得gを低下させ、クリップを回避する。具体的には制御部58は、デジタルオーディオ信号S4のレベルを監視し、デジタルオーディオ信号S4のレベルが、所定時間最大値を継続すると、クリップ状態と判定し、アナログゲインコントロール回路52の利得gを所定量低下させる。これをクリップ回避機能という。
クリップ回避機能を実装することにより、実装しない場合に比べて各入力ポートPi〜Piごとの利得g〜gを高めに設定することが可能となる。そして小振幅のアナログオーディオ信号S1が入力された場合に、クリップ回避機能が無い場合よりも大きな振幅のオーディオ信号S2を、後段のA/Dコンバータ54に入力することができる。その結果、オーディオ信号を再生する際のS/N比を改善できる。ある程度大きな振幅のアナログオーディオ信号S1が入力された場合には、クリップ回避機能により信号の歪みを抑制できる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を示す。
利得gの遷移時間τは短ければ短いほど好ましいが、低周波成分が支配的なオーディオ信号S1に対して、短時間で利得gを変化させると、可聴ノイズが発生してしまう。反対に高周波成分が支配的なオーディオ信号S1の場合、短時間で利得gを変化させても可聴ノイズは発生しにくい。
そこで制御部58は、デジタルオーディオ信号S4に含まれる周波数成分を検出し、含まれる周波数が高いほど、アナログゲインコントロール回路52の利得gの遷移時間τを短くしてもよい。これにより、オーディオ信号S1の周波数成分に応じて、利得gの遷移時間τを最適化できる。
また、振幅が大きなオーディオ信号に対して、短時間で利得gを変化させると、可聴ノイズが発生してしまう。反対に振幅が小さなオーディオ信号では、短時間で利得gを変化させても可聴ノイズは発生しにくい。
そこで制御部58は、デジタルオーディオ信号S4の振幅が小さいほど、利得gの遷移時間τを短くしてもよい。これによりオーディオ信号S1の振幅に応じて、利得gの遷移時間τを最適化できる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…オーディオ装置、S1,S2,S3,S4…オーディオ信号、Pi…入力ポート、Po…出力ポート、2…音源、4…スピーカ、6…マイコン、50…セレクタ、52…アナログゲインコントロール回路、54…A/Dコンバータ、56…オシレータ、58…制御部、60…デジタルボリウム回路、200…第1オーディオ信号処理回路、100…第2オーディオ信号処理回路。

Claims (7)

  1. 複数の入力ポートに入力されたアナログオーディオ信号のうち、ユーザにより指定されたひとつの入力ポートに入力されたアナログオーディオ信号を選択するセレクタと、
    前記セレクタからの前記アナログオーディオ信号を、前記入力ポートそれぞれに対して設定される利得で増幅するアナログゲインコントロール回路であって、前記利得の切りかえ時に、前記利得を緩やかに変化させるように構成されたアナログゲインコントロール回路と、
    前記アナログゲインコントロール回路の出力信号をデジタルオーディオ信号に変換するA/Dコンバータと、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化され、
    前記アナログゲインコントロール回路と前記A/Dコンバータはそれぞれ、共通のマスタークロック信号を起源とする互いに整数倍の関係にあるクロック信号にもとづいて動作するように構成されることを特徴とするオーディオ信号処理回路。
  2. 前記デジタルオーディオ信号のレベルが所定のしきい値より小さいとき、前記アナログゲインコントロール回路の利得を、最小値に設定することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理回路。
  3. 前記セレクタの切りかえに先立ち、前記アナログゲインコントロール回路の利得を最小値に設定し、
    前記セレクタの切りかえ完了後に、前記アナログゲインコントロール回路の利得を、選択後の入力ポートに対応した値に設定することを特徴とする請求項1または2に記載のオーディオ信号処理回路。
  4. 前記デジタルオーディオ信号のレベルがクリップしたとき、前記アナログゲインコントロール回路の利得を低下させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  5. 前記デジタルオーディオ信号に含まれる周波数成分を検出し、含まれる周波数が高いほど前記アナログゲインコントロール回路の利得の遷移時間を短くすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  6. 前記デジタルオーディオ信号の振幅が小さいほど、前記アナログゲインコントロール回路の利得の遷移時間を短くすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路を備えることを特徴とするオーディオ装置。
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