JP2013036257A - 仮設用手摺り - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺りに上方向の荷重がかかっても容易に掛止金具から手摺りの先側にある取付け金具(即ち、掛止爪)が抜けない仮設用手摺りを提供する。
【解決手段】所定間隔で配置され、平面視してコ字状の曲板材からなる掛止金具17が設けられた仮設支柱16に取付けられる仮設用手摺り10であって、所定長のパイプ11と、パイプ11の両端に固着された取付け金具12、13とを有し、各取付け金具12、13は、掛止金具17に上から嵌入して下から露出する鉤爪部18を先側に備える取付け板部14と、取付け板部14の基側に設けられ、水平ピン25を介して水平状態から一方向に回動可能なロック金具26とを有し、しかも、ロック金具26は、鉤爪部18が掛止金具17から抜けるのを防止するロック状態に常時保持され、ロック金具26のロック状態の解除は、ロック金具26を水平状態から一方向に回動することによって行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築現場等での仮設足場に立設された仮設支柱に設けられた掛止金具に連結する手摺りに係り、例えば、先行手摺りが設けられていない部分をカバーするためにも使用可能な仮設用手摺りに関する。
従来、建築現場での仮設足場を構築するために、特許文献1の図1、図2に示すように、支柱の周囲に、取付け高さを変えて、平面視してコ字状の曲板材からなる掛止金具が設けられ、この掛止金具に、特許文献1の図7に記載のような掛止爪(鉤爪部)を有する踏板や、手摺り等を取付けていた。
また、特許文献1の図4に示すように、楔を掛止金具に嵌入させて、手摺りや踏板等を固定することも行われている。
特開2002−38711号公報
ところが、箱状の掛止金具に単に上から掛止爪や楔を嵌入させて仮設足場を組み立てる場合は、これらの掛止爪や楔は上方向には掛止金具から抜けるので、偏心荷重がかかった場合や、作業者が何らかの原因で手摺りを持ち上げた場合に、掛止金具から掛止爪や楔が外れて極めて危険な場合が生じる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、手摺りに上方向の荷重がかかっても容易に掛止金具から手摺りの先側にある取付け金具(即ち、掛止爪)が抜けない仮設用手摺りを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る仮設用手摺りは、所定間隔で配置され、同一高さ位置又は異なる高さ位置に平面視してコ字状の曲板材からなる掛止金具が設けられた仮設支柱に取付けられる仮設用手摺りであって、
所定長のパイプと、該パイプの両端に固着された取付け金具とを有し、前記各取付け金具は、前記掛止金具に上から嵌入して該掛止金具の下から露出する鉤爪部を先側に備える取付け板部と、該取付け板部の基側に設けられ、水平ピンを介して水平状態から一方向に回動可能なロック金具とを有し、しかも、前記ロック金具は、前記鉤爪部が前記掛止金具から抜けるのを防止するロック状態に常時保持され、前記ロック金具のロック状態の解除は、前記ロック金具の先部を水平状態から一方向に回動することによって行われる。
本発明に係る仮設用手摺りにおいて、前記ロック金具は、その重心が前記取付け板部に対して前記水平ピンより先側にあると共に、前記ロック金具の前記水平ピンより基側には、前記ロック金具の先部が自重によって他方向に回動するのを防止するストッパーが設けられているのが好ましい。
また、本発明に係る仮設用手摺りにおいて、前記ロック金具は、断面U字状となって、該断面U字状の溝に前記取付け板部が嵌入しているのが好ましい。なお、この仮設用手摺りのパイプは使用にあっては水平配置されるものが好ましいが、斜めに配置されるものであってもよい(この場合は、単に手摺りとして使用される他、仮設足場の補強に用いられるものであってもよい)。
本発明に係る仮設用手摺りにおいては、各取付け金具が、仮設支柱に設けられた掛止金具に上から嵌入して掛止金具の下から露出する鉤爪部を先側に備える取付け板部と、取付け板部の基側に設けられ、水平ピンを介して一方向に回動可能なロック金具とを有し、しかも、ロック金具は、鉤爪部が掛止から抜けるのを防止するロック状態に常時保持され、ロック金具の先部を一方向に(即ち、上方向に)回動して、ロック金具のロック状態が解除される。従って、ロック金具を自由状態にして、鉤爪部を上方に引っ張っても、ロック金具で鉤爪部の抜けが防止されているので、容易に鉤爪部が外れない。これによって、安全な仮設用手摺りを提供できる。
特に、ロック金具の重心が取付け板部に対して水平ピンより先側にあって、ロック金具の水平ピンより基側には、ロック金具の先部が自重によって他方向(即ち下方)に下がるのを防止するストッパーを設けた場合には、ロック金具周りの構造が簡略化される。
本発明の一実施の形態に係る仮設用手摺りの正面図である。 (A)は同仮設用手摺りの平面図、(B)は同仮設用手摺りの正面図、(C)は同仮設用手摺りの底面図であり、(A)、(B)、(C)において図面上省略した長さは719mmである。 (A)は同仮設用手摺りの側面図、(B)は図2(B)における矢視Q−Q’断面図、(C)は図2(A)における矢視P−P’断面図である。 (A)は同仮設用手摺りに使用する取付け板部の側面図、(B)はこの取付け板部の正面図である。 (A)は同仮設用手摺りに使用するロック金具の平面図、(B)はこのロック金具の正面図である。
続いて、添付した図面を参照しながら、本発明を具体化した実施の形態について説明する。
図1、図2(A)〜(C)、図3(A)〜(C)に示すように、本発明の一実施の形態に係る仮設用手摺り10は、鋼、ステンレス、又はアルミニウム合金等の比較的強度を有する材料からなって、所定長のパイプ(外径21.7mm)11と、パイプ11の両端に固着された取付け金具12、13とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
図4(A)、(B)に示すように、取付け金具12(13も同じ)は、パイプ11の両端部がそれぞれ嵌入する切欠き15を基側に備える取付け板部14を有し、取付け板部14の先側には、所定間隔で配置された仮設支柱16の途中位置の周囲に設けられた掛止金具17に上から嵌入する鉤爪部18を備えている。この掛止金具17は曲板材からなって平面視してコ字状に形成されている。鉤爪部18の長さは長く、掛止金具17の下端から、鉤爪部18の全長の0.1〜0.3倍の長さだけ突出するように、掛止金具17が嵌入する溝部20が形成されている。これによって、鉤爪部18が完全に掛止金具17に嵌入していることを視認できる。
パイプ11の両端部は、取付け板部14の切欠き15に嵌入させた状態で、溶接されている。21、22は溶接部を示す(図1、図2参照)。
左右の取付け板部14の基側(即ち、パイプ中心側)下部には、貫通孔24が設けられ、水平ピン25を介して、ロック金具26が設けられている。
図5(A)、(B)に示すように、このロック金具26は、平面視して(断面も同じ)U字状となって、貫通孔24と同一内径の貫通孔27を有している。U字状となった溝28内に取付け板部14が嵌入する状態で、水平ピン(かしめピンからなる)25によってロック金具26と取付け板部14が連結されている。
ロック金具26は、貫通孔27より先側に全体の重心がある。また、取付け板部14の基側には、ロック金具26の溝底部29が嵌入する切欠き30が設けられ、この切欠き30がロック金具26のストッパーとなる。このストッパーとなる切欠き30は貫通孔24より基側に位置している。図1に示すように、ロック金具26が水平状態から一方向X(即ち、ロック金具26の先部が上がる方向)に回動可能ではあるが、水平状態から他方向Y(即ち、ロック金具26の先部が自重によって下がる方向)に回動しないようになっている。
これによって、鉤爪部18を掛止金具17内に入れ込んだ状態では、ロック金具26が取付け板部14の溝20を跨がって水平状態となっており、取付け金具12、13を上に引き上げると、ロック金具26の上端が掛止金具17の下端に当たってロック状態(即ち、ロック状態が常時保持される)となる。
次に鉤爪部18を掛止金具17に入れた状態で、ロック金具26の先部を上げて、ロック金具26を一方向に回動すると、ロック金具26が溝20を跨ぐ状態が解除され、取付け金具12、13を引き上げて、掛止金具17から外すことができる。
なお、図1に示すように、左右の仮設支柱16の間隔は、1800mm、1500mm、1200mm、900mm、600mmと種々の場合があるので、これによって、パイプ11の長さを決めて、所定長の仮設用手摺りを形成できる。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。
例えば、前記実施の形態においては、取付け板部14は厚みが例えば6mmの鋼板、ロック金具26は例えば3.2mmの鋼板によって構成したが、本発明の要旨を変更しない範囲でその板厚を変更できる。
また、ロック金具の動作を確実にするために、スプリングによって所定方向に付勢することもできる。
更には、前記実施の形態においては、パイプ11は水平状態に配置したが、階段の手摺り等のように斜めに配置される場合も本発明は適用される。
10:仮設用手摺り、11:パイプ、12、13:取付け金具、14:取付け板部、15:切欠き、16:仮設支柱、17:掛止金具、18:鉤爪部、20:溝部、21、22:溶接部、24:貫通孔、25:水平ピン、26:ロック金具、27:貫通孔、28:溝、29:溝底部、30:切欠き

Claims (4)

  1. 所定間隔で配置され、平面視してコ字状の曲板材からなる掛止金具が設けられた仮設支柱に取付けられる仮設用手摺りであって、
    所定長のパイプと、該パイプの両端に固着された取付け金具とを有し、前記各取付け金具は、前記掛止金具に上から嵌入して該掛止金具の下から露出する鉤爪部を先側に備える取付け板部と、該取付け板部の基側に設けられ、水平ピンを介して水平状態から一方向に回動可能なロック金具とを有し、しかも、前記ロック金具は、前記鉤爪部が前記掛止金具から抜けるのを防止するロック状態に常時保持され、前記ロック金具のロック状態の解除は、前記ロック金具の先部を水平状態から一方向に回動することによって行われることを特徴とする仮設用手摺り。
  2. 請求項1記載の仮設用手摺りにおいて、前記ロック金具は、その重心が前記取付け板部に対して前記水平ピンより先側にあると共に、前記ロック金具の前記水平ピンより基側には、前記ロック金具の先部が自重によって他方向に回動するのを防止するストッパーが設けられていることを特徴とする仮設用手摺り。
  3. 請求項1又は2記載の仮設用手摺りにおいて、前記ロック金具は、断面U字状となって、該断面U字状の溝に前記取付け板部が嵌入していることを特徴とする仮設用手摺り。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の仮設用手摺りにおいて、前記パイプは水平配置されて使用されることを特徴とする仮設用手摺り。
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