JP2013035122A - ラベル材料の加工方法およびその加工装置、ならびにラベル連続体の製造方法およびその製造機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラベル材料1ないしラベル片11の切断予定線21に合わせて押し刃19により事前に形成した凹状の切断用溝22においてラベル基材3および粘着剤層4を切断刃23により切断することに着目し、ラベル材料1における切断予定線21に合わせて押し刃19を押し付けることにより、ラベル基材3および粘着剤層4を台紙5の方向に変形させて、ラベル基材3の表面側に切断予定線21に合わせて凹状の切断用溝22を形成し、凹状の切断用溝22の部位におけるラベル基材3および粘着剤層4を切断刃23により切断することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図4は、ラベル材料1およびラベル材料1を加工するための打抜き刃2(切断刃)を示す断面図であって、ラベル材料1は、ラベル基材3と、粘着剤層4と、台紙5と、を有し、その総厚が一般的には、100〜240μm程度である。
また、切断した当初は粘着剤4Aの浸出し現象がない場合にも、時間の経過とともに粘着剤4Aが浸み出してくるという問題もある。
したがって、ラベル材料1の製造時に、その製造装置内の、たとえばローラーなどにラベル材料1の一部が貼り付いて運転を停止せざるを得ないという問題がある。
とくに、ラベル基材3が、その厚さが数十μm(たとえば20〜80μm程度)のごく薄いフィルム状である場合(とくに厚さが薄いネーマ紙などのフィルム系のラベル基材3の場合)、逆に粘着剤層4の厚さが厚い場合、さらには粘着剤層4における粘着剤4Aがたとえば冷凍糊など比較的弱粘タイプである場合に、こうした問題が発生しやすいという問題がある。
図1は、ラベル連続体の製造機10の概略側面図であって、この製造機10は、前記ラベル材料1(図4)のラベル基材3および粘着剤層4を切断して台紙5上に複数枚のラベル片11を形成し、ラベル連続体12として製造するものであって、ラベル材料1の供給部13と、押し刃ユニット14と、切断刃ユニット15と、カス取りユニット16と、巻取り部17と、を有する。
なお、必要であれば、切断刃ユニット15とカス取りユニット16との間に、熱転写方式あるいは熱発色方式その他任意の方式による印刷部18(図1中、仮想線)を設けることもできる。
なお、図1において、供給部13と押し刃ユニット14との間におけるラベル材料1の拡大断面図を示し、押し刃ユニット14と切断刃ユニット15との間におけるラベル材料1の拡大断面図を示し、切断刃ユニット15と印刷部18との間におけるラベル材料1の拡大断面図を示し、カス取りユニット16と巻取り部17との間におけるラベル材料1(ラベル連続体12)の平面図をそれぞれ示している。
押し刃19は、加工すべきラベルないしラベル片11の外周形状と同じ形状およびサイズを有するもので、供給部13から供給されたラベル材料1のラベル基材3および粘着剤層4をラベル片11の切断予定線21に合わせて厚さ方向すなわち、台紙5の方向に押し付け可能である。
なお、押し刃19の直径は、たとえば1〜2mm程度とすることができる。
かくして、押し刃19は、ラベル基材3および粘着剤層4を台紙5の方向に変形させて、切断予定線21(凹状の切断用溝22)の部位におけるラベル基材3と台紙5との間の粘着剤層4の厚さを薄くすることができるようにしている。
なお、図2に仮想線で示すように、押し刃19は、ラベル基材3に向かって断面台形状の先端部19Bを有するように構成することもできる。
この場合の、押し刃19の直径は、たとえば1〜2mm程度とするとともに、その台形の上底の長さは1mm以下とすることが望ましい。
切断刃23は、上記押し刃ユニット14における押し刃19と同様に、加工すべきラベルないしラベル片11の外周形状と同じ形状およびサイズを有するもので、その鋭利な切断用先端部23Aが切断予定線21においてラベル基材3および粘着剤層4を切断することにより、ラベル基材3の切断端部3Aがラベル基材3と台紙5との間に粘着剤層4を閉じ込めることができるようにしている。
なお、切断刃23の直径は、たとえば0.5〜1mm程度とし、従来の前記打抜き刃2(図4)と同様のものを用いることができる。
ついで、図3に示すように、切断刃ユニット15において、この凹状の切断用溝22の部位におけるラベル基材3および粘着剤層4を切断刃23により切断する。
1A ロール状ラベル(図7)
2 打抜き刃(切断刃、図4)
2A 打抜き刃2の刃先
3 ラベル基材
3A ラベル基材3の切断端部(図1〜3、図6)
4 粘着剤層
4A 粘着剤層4の粘着剤
5 台紙
6 打抜き台
10 ラベル連続体の製造機(実施例、図1)
11 ラベル片
12 ラベル連続体
13 供給部
14 押し刃ユニット
15 切断刃ユニット
16 カス取りユニット
17 巻取り部
18 印刷部
19 押し刃ユニット14の押し刃
19A 押し刃19の断面円弧状の先端部(図2)
19B 押し刃19の断面台形状の先端部(図2、仮想線)
20 押し刃ユニット14の打抜き台
21 切断予定線
22 凹状の切断用溝
23 切断刃ユニット15の切断刃
23A 切断刃23の切断用先端部
24 切断刃ユニット15の打抜き台
25 カス取りローラー
26 ラベルカス部分
27 カス巻取り部
28 ラベル材料の加工装置(実施例、図1)
Claims (10)
- ラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、
この粘着剤層に仮着する台紙と、を有するラベル材料に対して、前記ラベル基材の上方から前記台紙に向かって切断刃を打ち込むことにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断するラベル材料の加工方法であって、
前記ラベル基材および前記粘着剤層に対して、前記ラベル材料における切断予定線に合わせて押し刃を押し付けることにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記台紙の方向に変形させて、前記ラベル基材の表面側に前記切断予定線に合わせて凹状の切断用溝を形成し、
ついで、この凹状の切断用溝の部位における前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断刃により切断することを特徴とするラベル材料の加工方法。 - ラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、
この粘着剤層に仮着する台紙と、を有するラベル材料に対して、前記ラベル基材の上方から前記台紙に向かって切断刃を打ち込むことにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断するラベル材料の加工装置であって、
前記ラベル材料における切断予定線に合わせて前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記台紙の方向に押し付け可能な押し刃を有する押し刃ユニットと、
前記切断予定線の部位における前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断可能な切断刃を有する切断刃ユニットと、
を有することを特徴とするラベル材料の加工装置。 - 前記押し刃は、前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記台紙の方向に変形させて、前記ラベル基材の表面側に前記切断予定線に合わせて凹状の切断用溝を形成可能とすることを特徴とする請求項2記載のラベル材料の加工装置。
- 前記押し刃は、前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記台紙の方向に変形させて、前記切断予定線の部位における前記ラベル基材と前記台紙との間の前記粘着剤層の厚さを薄くすることができるようにしたことを特徴とする請求項2または3記載のラベル材料の加工装置。
- 前記押し刃は、その先端部が前記ラベル基材に向かって凸状であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のラベル材料の加工装置。
- 前記押し刃は、その先端部が前記ラベル基材に向かって断面台形状であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のラベル材料の加工装置。
- 前記切断刃は、前記切断予定線において前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断することにより、前記ラベル基材の切断端部が前記ラベル基材と前記台紙との間に前記粘着剤層を閉じ込めることができるようにしたことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のラベル材料の加工装置。
- ラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、
この粘着剤層に仮着する台紙と、を有するラベル材料に対して、前記ラベル基材の上方から前記台紙に向かって切断刃を打ち込むことにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断して前記台紙上に複数枚のラベル片を形成し、ラベル連続体として製造するラベル連続体の製造方法であって、
前記ラベル材料の前記ラベル基材および前記粘着剤層に対して、前記ラベル片の切断予定線に合わせて押し刃を押し付けることにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記台紙の方向に変形させて、前記ラベル基材の表面側に前記切断予定線に合わせて凹状の切断用溝を形成し、
ついで、この凹状の切断用溝の部位における前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断刃により切断することを特徴とするラベル連続体の製造方法。 - ラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成した粘着剤層と、
この粘着剤層に仮着する台紙と、を有するラベル材料に対して、前記ラベル基材の上方から前記台紙に向かって切断刃を打ち込むことにより、前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断して前記台紙上に複数枚のラベル片を形成し、ラベル連続体として製造するラベル連続体の製造機であって、
前記ラベル材料の供給部と、
この供給部から供給された前記ラベル材料の前記ラベル基材および前記粘着剤層を前記ラベル片の切断予定線に合わせて前記台紙の方向に押し付け可能な押し刃を有する押し刃ユニットと、
前記切断予定線の部位における前記ラベル基材および前記粘着剤層を切断可能な切断刃を有する切断刃ユニットと、
を有することを特徴とするラベル連続体の製造機。 - 前記切断刃ユニットの下流側に位置するとともに、前記ラベル材料からラベルカス部分をカス取りするカス取りユニットを有することを特徴とする請求項9記載のラベル連続体の製造機。
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- 2011-08-03 JP JP2011170114A patent/JP2013035122A/ja active Pending
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